●阪神は近本光司外野手(25)の「初回先頭打者弾」で先制。 2点リードの 2回はジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)の適時打などで 3点を追加。巨人は 3回まで 1安打無得点。阪神は 6回に近本の 2発目となる「7号ソロ」で追加点。先発西勇輝投手(29)は 6回まで 3安打無失点。巨人先発エンジェル・サンチェス投手(30=SKワイバーンズ)は 5回 5失点で降板。阪神が終盤にも得点を重ね、11得点で大勝。西勇は自身初の 2戦連続の完封で「7勝」目。サンチェスは「3敗」目。巨人は連勝が「9」で止まった。 阪神は前日16日の巨人戦に敗れ、88年の同球場開場後最長の12年[8連敗( 2分け挟む)」のワースト記録に並んでいたが、不名誉記録の更新を目前で止めた。 9回にも 4得点を加え、「14安打11得点」。今季苦しんだ東京ドームでのうっぷんを晴らすように打ちまくった。首位巨人との差は「10.5ゲーム」差となった。
●西勇輝投手が11日広島戦(甲子園)に続き、 2試合連続で「無四死球完封勝利」。阪神投手の「2試合連続完封」は14年ランディ・メッセンジャー元投手(39)以来だが、日本人では92年湯舟敏郎元投手(53)が 9月10、16日の広島戦で記録して以来。 2試合連続の「無四死球完封」はダルビッシュ有(北海道日本ハム=34=現シカゴ・カブス)が11年 6月1日阪神戦、同 8日中日戦と続けて以来になり、阪神では69年 5月 7日広島戦、同11日巨人戦の若生智男元投手(83)以来、「球団51年ぶり」。マウンドで時折首をかしげるそぶりとは裏腹に、巨人打線を次々手玉に取っていった。初回を 3者凡退でスタートすると散発 4安打。 5回からは先頭打者をきっちり抑え、反撃ムードさえ起こさせなかった。 7点差の 9回一死 2、 3塁で打席に立つと、外低めのスライダーを強振。相手の悪送球を誘って8点目をもぎ取った。勝利が決まるその瞬間まで、全力プレーだった。首位巨人の連勝を「9」で止め、 8月15日広島戦(京セラドーム)から「5連勝」。今季登板14試合で 102回と、両リーグトップで 100回を突破した。矢野監督は称賛。熱い右腕がこれからもチームをけん引する。
●阪神がいきなり先制した。「1番・近本」がサンチェスの初球、高めの 150キロの直球を右翼スタンドに運ぶ「6号ソロ」。自身、今季「3本目」の先頭打者弾となった。 6月21日の巨人戦(東京ドーム)以来の「先頭打者ホームラン」で、スコアボードに「1」を刻んだ。阪神は今季、開幕からここまで東京ドームで「8連敗」中。この日敗れると巨人戦の「9年連続負け越し」が決まるところで、勢いづける一発。先発の西勇を援護した。近本光司外野手がこの試合 2本目のアーチをかけた。 5点リードの 6回先頭の第 4打席。「2番手」桜井俊貴投手(26)のチェンジアップを捉え、右中間へ「7号ソロ」。初回、先発サンチェスから放った先頭打者初球本塁打に次ぐアーチでリードを広げた。 3連戦の初戦となる15日にも菅野智之投手(30)から「2本塁打」を放っており、リードオフマンが「3戦4発」となった。
●梅野隆太郎捕手(29)が、 2回の守備から途中交代した。何らかのアクシデントがあったとみられる。この日は「2番捕手」で先発。初回に左翼へ 2塁打を放ち「2点」目のホームを踏み、 2回は四球で出塁し、 3点目のホームを踏んだ。しかし、 2回の守備から捕手は坂本誠志郎捕手(26)に交代。ベンチでは監督ら首脳陣が梅野を取り囲み、状態を聞くような姿があった。今後の出場は様子を見ながら判断する。梅野は71試合に出場し、うち67試合でスタメンマスクをかぶった。打っては「打率2割8分3厘」で23打点。11日広島戦(甲子園)から初の「2番」を任され、攻守に欠かせない存在になっている。負傷の程度は不明。ただ、慎重を期さないといけない箇所でもある。離脱となれば大きな痛手となるだけに、軽傷であることを祈るしかない。
●阪神のキャプテン糸原健斗内野手(27)が好走塁で流れを呼び込んだ。 2点リードの 2回二死 1塁から左前打で出塁。続くサンズがセンター前に落ちるタイムリーを放つと、 1塁から激走。巨人の中継がもたつく間に本塁を陥れた。矢野監督は絶賛。目を細めた。
●阪神新外国人ジェリー・サンズ外野手が 3点目をたたき出した。 2回二死 1、 2塁から巨人サンチェスの直球をセンター前に運んだ。今季初対戦となったサンチェスとは、韓国・キウム時代に対戦経験があり、「通算9打数5安打、打率5割5分5厘、2本塁打」と得意としていた。この試合が始まるまで「得点圏打率4割2分6厘」は両リーグトップ。得点圏の鬼がまた勝負強さを見せた。
●ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)が19試合ぶりとなる 1発を放った。 6点リードの 7回一死無走者。「2番手」桜井の高め 148キロ直球を振り抜き、右中間席へ運ぶ「13号ソロ」。 8月26日中日戦(甲子園)以来となる、アーチで追加点をもたらした。試合前まで敵地東京ドームは「27打数1安打、打率0割3分7厘」と封じられていたが、この日は 5回にも 2塁打を放つなどここまで「2打数2安打2四球」。苦手としていた球場で、B砲のバットが久しぶりに火を噴いた。ボーア内野手が福留孝介外野手(43)の助言を生かし、東京ドームの呪縛から解き放たれた。 6点リードの 7回一死、桜井の高め 148キロを振り抜き、右翼席に「13号ソロ」を届かせた。 2発を放った 8月26日中日戦以来、19試合ぶりのアーチ。この日の 1発が東京ドーム初アーチだった。 5回にも右中間 2塁打を放ち、 3四球も含めて全 5打席出塁を記録。ようやく負のイメージを完全に吹き飛ばした。
記事をまとめてみました。
<巨人 0-11阪神>◇16回戦◇阪神 4勝12敗 0分◇17日◇東京ドーム
阪神は近本の「初回先頭打者弾」で先制。 2点リードの 2回はサンズの適時打などで 3点を追加。巨人は 3回まで 1安打無得点。
阪神は 6回に近本の 2発目となる「7号ソロ」で追加点。先発西勇は 6回まで 3安打無失点。巨人先発サンチェスは 5回 5失点で降板。
阪神が終盤にも得点を重ね、11得点で大勝。西勇は自身初の 2戦連続の完封で「7勝」目。サンチェスは「3敗」目。巨人は連勝が「9」で止まった。
9回裏巨人二死 1塁、丸佳浩外野手を 1ゴロに仕留め、「完封勝利」の西勇輝投手はガッツポーズ=東京ドーム
阪神が開幕から続く東京ドームの連敗を「8」でストップした。初回から「1番」近本光司外野手が、「先頭打者初球本塁打」を放つと、 6回の 4打席でも「右越えソロ」。今カード「3戦4発」の活躍でチームを勝利に導いた。中 5日で登板したエース西勇輝投手も自身初の「2試合連続完封勝ち」で「7勝目」を挙げた。
巨人戦に先発したエース西勇輝投手=東京ドーム
阪神は前日16日の巨人戦に敗れ、88年の同球場開場後最長の12年[8連敗( 2分け挟む)」のワースト記録に並んでいたが、不名誉記録の更新を目前で止めた。 9回にも 4得点を加え、「14安打11得点」。今季苦しんだ東京ドームでのうっぷんを晴らすように打ちまくった。首位巨人との差は「10.5ゲーム」差となった。
1回表阪神無死、「先制の右越え本塁打」を放ちナインとエアタッチする近本光司外野手=東京ドーム
開幕から続く東京ドームの連敗を「8」でストップした。
初回から「1番」近本光司外野手が、「先頭打者初球本塁打」を放つと、 6回の 4打席でも「右越えソロ」。今カード 3戦 4発の活躍でチームを勝利に導いた。中 5日で登板したエース西勇輝投手も自身初の「2試合連続完封勝ち」で「7勝」目を挙げた。 阪神は前日16日の巨人戦に敗れ、88年の同球場開場後最長の12年「8連敗(2分け挟む)」のワースト記録に並んでいたが、不名誉記録の更新を目前で止めた。 9回にも 4得点を加え、「14安打11得点」。今季苦しんだ東京ドームでのうっぷんを晴らすように打ちまくった。首位巨人との差は「10.5ゲーム」差となった。
◇ ◇ ◇
矢野監督の一問一答
-見事な試合
先制できましたし、西(勇)もいい形で投げてくれたので、いい試合になりました。
-西は「2試合連続完封」
状態はそんなに良くなかったと思うんですけど、その中でも丁寧に投げていく、状態にあまり左右されずに投げる、西の引き出しの多さというか、技術が出たかなと思います。
2回表阪神二死 2塁、大山悠輔内野手に右前適時打を浴びたサンチェス投手=東京ドーム
-打線は活発だった
追う立場の僕たちはどんどん点を取るということが大事なんですけど、 1戦 2戦と悔しい思いをしたので、今日はしっかりやってくれました。
-近本がすごい
ホームランもね、東京ドームで良く出ていますし、相性良くというか、そういうのはあるかもしれませんね。
-15、16日の悔しさがあった
もちろんね、ここで勝ってないというのはもちろん分かっていましたし、悔しい思いをずっとしてるので。十分に思いを込めた中でやられたのですごく悔しかったです。
-東京ドームで一矢報いた
まだ一矢報いただけなので、またジャイアンツと戦う時までに挑戦できる形をつくっていきたい。
6回表阪神無死、近本光司外野手は右中間越え本塁打を放った=東京ドーム
-梅野は
試合に出るには難しいかなという判断をしました。
-先発の西は中 5日でもさすが
序盤にポンポンと点が入ると、ある意味逆に難しいというか。球数少なくいきたいし、簡単にアウト取りたい気持ちも出てしまうと思うけど。でも、しっかり結果で出す、という。やっぱりさすがかなと。
-スライダーをいつもより使っていたり、投球術の幅広さを感じさせた
捕手も変われば多少変化も出てくる部分があったと思うし、点差があったからもしかしていろいろ試した部分もあると思うし。いろんな要素があると思う。
-「2試合連続完封」は自身初と
嫌な流れの中できて、投げ切ってくれるのは助かるし、さすがっていう姿を見せてくれている。やっぱりそれに続くピッチャーがね。昨日の青柳もなんかおとなしいというか、向かっていくというか…そういうのが俺はちょっと少ないかなと思ったんだけど。もう1回、そういうのを大事にしていきたいと再確認できたかなと思うけど。
選手交代を告げる矢野燿大監督=東京ドーム
-近本が見事な 2発だった
東京ドームは相性もいいし。先制できたのも大きいし、(初回は) 1点だけじゃなく、もう 1点いけたというのも価値があった。先制できて、次入らないパターンも多かったけど、 2回もいけたから。勢い、流れをこっちにもって来られたかな。
- 2回の攻撃ではサンズも持ち味、糸原の好走塁もあった
うちらしい野球ができたし、サンズもしぶといというか。こういう野球をやっぱり野球をやりたい。つなぎ役があるからこそ、そういう試合になる。もちろん決めるとことが一番大事ではあるかもしれないけど。ホームランもたくさん打ってほしいけど、こういうような野球がタイガースの野球だと思う。そういうところでは、それぞれが持ち場で持ち味を出してくれた。
-ボーアが久々に本塁打
ボーアのところで試合を決めるというか、今日もいい1発だったと思うし。今日は流れの中で打った1本だと思うんだけど。ボーア自身が試合を決めるような、そういう場面での打点、ホームランをどんどん増やしてくれるとチームはもっと上にいくと思う。試合の中の流れで大きな1本というのをこれからまた期待していきたい。
巨人に勝利しインタビューを受ける矢野燿大監督=東京ドーム
-嫌な流れの中、勝利という結果に結びついた
気持ちはありますけど「負けました」では、なんの言い訳もできない。プロとしてやっぱり結果で示す、という思いで戦っている。次は10月にジャイアンツ戦があるんで。そこまでの戦いの中でもう1度、ちゃんと挑戦権を持ってこれるような戦いをすることが大事だと思うんで。また10月に甲子園でしっかり戦える状態に持っていけるように頑張ります。
-梅野の交代は
俺が今言えることはない。試合にあのまま出させるのは、俺の中ではやめた方がいいという判断で代わったので。俺の中で言えることはない。
力投する阪神先発の西勇輝投手=東京ドーム
西勇輝投手が11日広島戦(甲子園)に続き、 2試合連続で「無四死球完封勝利」。
阪神投手の「2試合連続完封」は14年メッセンジャー以来だが、日本人では92年湯舟が 9月10、16日の広島戦で記録して以来。 2試合連続の「無四死球完封」はダルビッシュ(日本ハム)が11年 6月1日阪神戦、同 8日中日戦と続けて以来になり、阪神では69年 5月 7日広島戦、同11日巨人戦の若生以来、「球団51年ぶり」。
9回裏を前に集中する西勇輝投手=東京ドーム
西勇輝投手が、プロ初の「2戦連続完封勝ち」でチームを救った。「本当にずっと連敗が続いてましたんで、ドームで勝つことの大変さもそうなんですけど、無事に完封できてよかったと思います」。阪神では14年のメッセンジャー以来、日本人に限れば92年の湯舟以来28年ぶりの快挙。中 5日でチームトップの「7勝」目を挙げた。
マウンドで時折首をかしげるそぶりとは裏腹に、巨人打線を次々手玉に取っていった。初回を 3者凡退でスタートすると散発 4安打。 5回からは先頭打者をきっちり抑え、反撃ムードさえ起こさせなかった。 7点差の 9回一死 2、 3塁で打席に立つと、外低めのスライダーを強振。相手の悪送球を誘って8点目をもぎ取った。「本当に三振してもいい場面なんですけど、野球っていうのは何が起こるか分からない」。勝利が決まるその瞬間まで、全力プレーだった。
「2試合連続完封勝ち」の西勇輝投手(中央)は坂本誠志郎捕手(右)に向かってガッツポーズを見せる=東京ドーム
リベンジを期した場所だった。19年10月13日のCSファイナルステージ第 4戦。同点の 6回二死 3塁、丸に 3塁線へ意表を突くセーフティーバントを決められた。素早く 1塁へ送球するも、わずかにそれて決勝点を献上。西勇はグラウンドに膝をついたまま動けなくなった。「ギリギリのアウトを取れるようになりたいし、なるべきだと思う」。チームも終戦となった悔しさを胸に、成長を誓った 1年前。この日は 9回二死 1塁で因縁の丸を 1ゴロに打ち取り、会心の笑顔でゲームを締めた。
「巨人相手にチーム一丸となって、いい戦いができたと思います」。首位巨人の連勝を「9」で止め、 8月15日広島戦(京セラドーム)から「5連勝」。今季登板14試合で 102回と、両リーグトップで 100回を突破した。矢野監督は「いやな流れの中で来て、投げ切ってくれるのは助かるし、さすがっていう姿を見せてくれてる」と称賛。熱い右腕がこれからもチームをけん引する。
1回表阪神無死、先制の「右越えソロ本塁打」をを放った近本光司外野手。投手:エンジェル・サンチェス投手=東京ドーム
阪神がいきなり先制した。「1番・近本」がサンチェスの初球、高めの 150キロの直球を右翼スタンドに運ぶ「6号ソロ」。「コンパクトにスイングすることを強く意識して打席に入りました」。 6月21日の巨人戦(東京ドーム)以来の「先頭打者ホームラン」で、スコアボードに「1」を刻んだ。
阪神は今季、開幕からここまで東京ドームで「8連敗」中。この日敗れると巨人戦の「9年連続負け越し」が決まるところで、勢いづける一発。先発の西勇を援護した。
1回表阪神無死、近本光司外野手は「右越え本塁打」を放った=東京ドーム
阪神の「1番」近本光司外野手が、「先頭打者初球本塁打」を放った。 プレーボール直後の初球、先発サンチェスの高め 150キロ直球を強振。「6号ソロ」を右翼席に運んだ。自身、今季「3本目」の先頭打者弾となった。
「コンパクトにスイングすることを強く意識して打席に入りました。結果的にホームランになってくれて、先制することができて良かったです」
サンチェスからは開幕3戦目の 6月21日(東京ドーム(でも先頭打者弾を放っており、相性の良さを見せつけた。
6回表阪神無死、右越えソロ本塁打を放った近本光司外野手。投手=桜井俊貴投手=東京ドーム
近本光司外野手がこの試合 2本目のアーチをかけた。
5点リードの 6回先頭の第 4打席。「2番手」桜井のチェンジアップを捉え、右中間へ「7号ソロ」。「( 2回以降)追加点が取れていなかったですし、投手が代わったタイミングだったので塁に出ることを意識していました。相手より先に点を取ることができて良かったです」
初回、先発サンチェスから放った先頭打者初球本塁打に次ぐアーチでリードを広げた。
3連戦の初戦となる15日にも菅野から「2本塁打」を放っており、リードオフマンが「3戦4発」となった。
1回表阪神無死、梅野隆太郎捕手は「左越え2塁打」を放った=東京ドーム
梅野隆太郎捕手が、 2回の守備から途中交代した。何らかのアクシデントがあったとみられる。
この日は「2番捕手」で先発。初回に左翼へ 2塁打を放ち「2点」目のホームを踏み、 2回は四球で出塁し、 3点目のホームを踏んだ。しかし、 2回の守備から捕手は坂本に交代。ベンチでは監督ら首脳陣が梅野を取り囲み、状態を聞くような姿があった。
2回表を終えベンチの梅野隆太郎捕手に声を掛ける矢野燿大監督ら=東京ドーム
梅野隆太郎捕手が右脇腹の張りで途中交代した。
「2番捕手」で出場。初回に左翼へ 2塁打を放って 2点目のホームを踏み、 2回は四球出塁後に 3点目のホームを踏んだ。だがその裏の守備からベンチに下がり、捕手は坂本に交代した。試合中に都内の病院に向かったとみられる。
矢野監督は「ちょっと試合に出るには難しいなという判断」と説明。今後の出場は様子を見ながら判断する。梅野は71試合に出場し、うち67試合でスタメンマスクをかぶった。打っては「打率2割8分3厘」で23打点。11日広島戦(甲子園)から初の「2番」を任され、攻守に欠かせない存在になっている。
2回表を終え、交代となった梅野隆太郎捕手(左後方)は矢野燿大監督(右)と言葉を交わす=東京ドーム
梅野隆太郎捕手が、17日巨人16回戦(東京ドーム)で右脇腹の張りを訴え、途中交代した。
「2番捕手」で出場。初回に左翼へ 2塁打を放って 2点目のホームを踏み、 2回は四球出塁後に 3点目のホームを踏んだ。だが、その裏の守備からベンチに下がり、捕手は坂本に交代した。試合中に都内の病院に向かったとみられる。矢野監督は「ちょっと試合に出るには難しいなという判断」と説明。今後については、様子を見ながら判断される。
梅野はここまで71試合に出場し、うち67試合でスタメンマスク。打っては「打率2割8分3厘」で23打点。11日広島戦(甲子園)から初の「2番」を任され、攻守に欠かせない存在になっている。矢野監督は「今言えることはない」と話すにとどめた。負傷の程度は不明。ただ、慎重を期さないといけない箇所でもある。離脱となれば大きな痛手となるだけに、軽傷であることを祈るしかない。
2回表阪神二死 1塁、糸原健斗内野手は左前打を放った=東京ドーム
阪神のキャプテン糸原健斗内野手が好走塁で流れを呼び込んだ。
2点リードの 2回二死 1塁から左前打で出塁。続くサンズがセンター前に落ちるタイムリーを放つと、 1塁から激走。巨人の中継がもたつく間に本塁を陥れた。矢野監督は「うちらしい野球ができた」と絶賛。「ホームランもたくさん打ってほしいけど、こういう野球がタイガースの野球だと思う」と目を細めた。
2回表阪神二死 1、 2塁、 1走糸原健斗内野手もサンズ外野手の中前適時打で本塁生還する=東京ドーム
阪神新外国人ジェリー・サンズ外野手が 3点目をたたき出した。
2回二死 1、 2塁から巨人サンチェスの直球をセンター前に運んだ。今季初対戦となったサンチェスとは、韓国・キウム時代に対戦経験があり、「通算9打数5安打、打率5割5分5厘、2本塁打」と得意としていた。この試合が始まるまで「得点圏打率4割2分6厘」は両リーグトップ。得点圏の鬼がまた勝負強さを見せた。
2回表阪神二死 1、 2塁、中前適時打を放ったジェリー・サンズ外野手。投手:サンチェス投手=東京ドーム
ジェリー・サンズ外野手がお得意サンチェス打ちだ。 2回二死 1、 2塁から先発右腕の直球を中前へ適時打。
今季初対戦となったサンチェスとは、昨季までプレーした韓国球界で対戦経験があり、「通算9数5安打、打率5割5分5厘、2本塁打」の好相性だった。リーグトップの「得点圏打率4割2分1厘」を誇る「4番」は「みんなが良い形でつないでくれたから、何とかかえしたいと思っていた」と振り返った。
7回表阪神一死、ジャスティン・ボーア内野手は「右越え本塁打」を放った=東京ドーム
ジャスティン・ボーア内野手が19試合ぶりとなる 1発を放った。
6点リードの 7回一死無走者。「2番手」桜井の高め 148キロ直球を振り抜き、右中間席へ運ぶ「13号ソロ」。 8月26日中日戦(甲子園)以来となる、アーチで追加点をもたらした。
試合前まで敵地東京ドームは「27打数1安打、打率0割3分7厘」と封じられていたが、この日は 5回にも 2塁打を放つなどここまで「2打数2安打2四球」。苦手としていた球場で、B砲のバットが久しぶりに火を噴いた。
7回、本塁打を放ったジャスティン・ボーア内野手=東京ドーム
阪神は 7回にジャスティン・ボーア内野手が「13号ソロ」を放ち、 7- 0とリードを広げた。 6回から登板した「2番手・桜井」の高めに浮いた 148キロの直球をフルスイングで捉え、右中間スタンドへ豪快なアーチをかけた。
今季入団の新助っ人は開幕カードも行われた東京ドームで、今カード前までの 6試合で「22打数無安打」。15日の 3打席目に中前打を放ってようやく初安打していたが、この試合前まで「打率・0.34」だった。
この日は 1、 3回に四球を選び、 5回の 3打席目は右中間 2塁打。そしてこのホームランと、これまでの鬱憤を晴らす大暴れとなった。
7回表阪神一死、ジャスティン・ボーア内野手は右越え本塁打を放ちベンチの福留孝介外野手(右)に笑顔で声を掛ける=東京ドーム
ボーア内野手が福留の助言を生かし、東京ドームの呪縛から解き放たれた。 6点リードの 7回一死、桜井の高め 148キロを振り抜き、右翼席に「13号ソロ」を届かせた。 2発を放った 8月26日中日戦以来、19試合ぶりのアーチ。「やっと、という感じはあるね。前にホームランを打ってから、結構長い期間がたっていたので」と安堵(あんど)した。
試合前練習中、福留と打撃論を話し合う場面があった。「チームメートから何か意見を得たいなと思っていて。選手の動向を一番見ている福留さんに聞いてみたいと思ったんだ」。春季キャンプのころと現在との違いを比較してもらい、「すごく助けになったよ」と感謝した。
東京ドームはチーム同様、鬼門だった。試合前時点で「29打数1安打」の「打率0割3分4厘、0打点」。この日の 1発が東京ドーム初アーチだった。 5回にも右中間 2塁打を放ち、 3四球も含めて全 5打席出塁を記録。ようやく負のイメージを完全に吹き飛ばした。
※ 9月18日の予告先発は、中日・柳裕也投手(26)ー阪神・オネルキ・ガルシア投手(31)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
2020年 公式戦日程と 結果 (10月)
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