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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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新たな感染者について信本総務本部長が説明、感染経路は不明!糸井2ラン!梅野30日中日戦で1軍復帰

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阪神は29日、 1軍チームスタッフが「新型コロナウイルス」に感染したことを発表した。チームは25日までに主将糸原ら 5選手、 1軍チームスタッフ 2人の計 7人が「コロナウイルス陽性判定」を受けていた。 1軍チームスタッフでは 3人目、チーム全体では 8人目の「陽性判定」となった。発表によると、新たに「陽性判定」を受けたスタッフは29日朝に発熱などの症状があり、西宮市内の病院で検査を受けた。現在は自宅隔離とし、保健所の指示を待っているという。同スタッフは25日からのヤクルト 3連戦(神宮)に帯同。28日は甲子園で投手練習に参加していた。チームの今後については管轄の保健所に行動履歴や接触状況を報告し、濃厚接触者に該当する関係者はいないと判定されたため、日本野球機構(NPB)および専門家チーム、対戦球団と相談し、予定通りチーム活動を続けるという。信本総務本部長(50)は複雑な表情を浮かべた。同スタッフは当日中に入院する予定で、経路は不明だという。

両チームのスタメンが発表され、先発は阪神が高橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)、中日が勝野昌慶投手(23)。高橋は今季 8試合目の先発マウンド。「防御率は2.35」で、甲子園での 5試合に限ると防御率は「1.59」まで数字は良くなる。中日戦は 8月25日(甲子園)に 8回 1失点で今季「2勝」目を挙げて以来、 2度目。自身はこの試合を最後に勝ち星が付いておらず、約 1カ月ぶりの「3勝」目を目指す。中日はこの日に 1軍初昇格したモイゼス・シエラ外野手(32=オアハカ・ウォーリアーズ)が「6番右翼」で即スタメンとなった。

阪神が13連戦の初戦を「白星」で飾った。阪神は初回に「1番」近本光司外野手(25)が「右越え2塁打」で出塁し、相手の暴投で先制。 2回、中日が二死満塁から「1番」大島洋平外野手(34)の「2点適時打」で逆転。同点の 5回、阪神が糸井嘉男外野手(39)の「2ラン」で勝ち越し。中日先発の勝野は 5回 6安打 5失点で降板。阪神は 6回にも大山悠輔内野手(25)のソロで加点。阪神先発の高橋は、 6回 8安打 3失点で「3勝」目。藤浪晋太郎投手(26)が「初ホールド」。中日は 6回以降、毎回走者を出しながらも無得点に終わった。中日勝野は「4敗」目。「新型コロナウイルスの集団感染」の影響で選手を複数人入れ替える非常事態を、総力戦で乗り切った。

阪神は近本光司外野手の足で、先制点を生み出した。“速攻” 2塁打から相手のバッテリーミスで先制のホームを踏んだ。初回、先頭の近本が先発勝野の初球 147キロ直球を捉えて振り抜き右越え 2塁打とし、北條史也内野手(26)のバントで 3塁に進塁した。二死からジェリー・サンズ外野手(33=キウム・ヒーローズ)への 3球目がワンバウンドして捕手木下拓哉捕手(27)がはじいたのを見逃さず、本塁へ快足を飛ばして一気に生還。先発高橋に先制点をプレゼントした。矢野燿大監督(51)も称賛した。

原口文仁捕手(28)が、逆転となる「2点適時打」を放った。 1点を追う 4回二死満塁。先発勝野の直球に食らいつき、 3遊間を破った。 2塁走者大山まで 2者をかえす一打で、試合をひっくり返した。 3試合連続スタメンに抜てきされ、27日ヤクルト戦(神宮)の 3打点から「2戦連続打点」で起用に応えた。

糸井嘉男外野手が、 204打席ぶりの 1発となる「2号勝ち越し2ラン」を放った。同点の 5回二死 1塁。中日先発勝野の初球、 144キロ直球を捉えた打球はバックスクリーンに吸い込まれた。 6月27日DeNA戦(横浜)以来、 204打席ぶりのアーチで 2点のリードをもたらした。また、この本塁打は「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」として、賞金 100万円もゲットした。 4年契約最終年の今季は、右膝痛など満身創痍(そうい)のプレーが続く。一時は出場機会も減り、10年ぶりの「7番」も経験したが「やっぱり野球が好き。勝ちたい」というモチベーションが39歳を支えている。「コロナ禍」で計20選手の入れ替えが行われる中、21日DeNA戦から 7試合連続で「3番」で先発し、この間、「26打数11安打7打点」。 9月の月間打率は「3割5分2厘」と、本来の姿を取り戻しつつある。調子が戻った超人糸井が、そのバットで打線をけん引していく。

大山悠輔内野手が「22号ソロ」を放ち、23本で「本塁打ランキング1位」の巨人岡本和真内野手(24)に 1本差と迫った。 2点リードの 6回先頭、「2番手」藤嶋健人投手(22)の 145キロ直球を完璧に捉えた。低い弾道の打球はそのままバックスクリーン左まで届いた。 9月18日中日戦(ナゴヤドーム)以来、 9試合ぶりの 1発で点差を広げた。 4回には左前打、 8回には右翼線への 2塁打で今季 6度目の「猛打賞」。シーズンは終盤に差し掛かっても、大山は元気だ。

阪神の先発高橋遥人投手は 6回 8安打 3失点で「3勝」目を挙げた。甘い球を痛打され、 4回以外は毎回得点圏に走者を背負って「プロに入ってから一番悪かった」。 2回は暴投も絡んで逆転を許したがその後は 1失点で踏ん張った。中盤に打線に 5点を援護を受けて、初めてバッテリーを組んだ原口文仁捕手からイニング間に声を掛けられたことも大きかった。 8月25日の中日戦以来の「白星」に控えめに喜んだ。矢野燿大監督は奮起を求めた。 6回に代打を送られ、降板。打線の援護に助けられながら勝負どころをしのぎ、 8月25日以来の「3勝」目の権利を手にして救援陣にあとを託した。

30日中日戦(甲子園)で先発予定の青柳晃洋投手(26)は、約 1カ月ぶりの「白星」を狙う。29日の練習では、キャッチボールや短距離ダッシュなどで軽めの調整。今季はここまで14試合に登板して「6勝」。中日相手には 4試合で「3勝」を挙げており、好相性の相手と言える。勝てば 8月27日の中日戦以来( 7回 2失点)。29日から13連戦が開始。チームは「新型コロナウイルス」の影響で投手陣も入れ替わりが発生する非常事態だが、自分の仕事に専念する。

藤浪晋太郎投手が救援で 1回を無失点に抑え、プロ 8年目で「初ホールド」の権利を手にした。 3点リードの 8回に「3番手」で登板。 1四球を出したが、後続を打ち取って無失点に抑えた。先頭の「7番」阿部への 4球目には今季最速で、自己最速に 1キロと迫る 159キロも計測した。球場は藤浪の登場にどよめき、 1球 1球に大きなリアクションで右腕を後押しした。 7年ぶりの救援登板から 3戦目で早くも勝ちパターンに組み込まれた。チームは13連戦に突入したばかり。フル回転は臨むところだ。藤浪が、リリーバーとして再生の道を走り始めた。矢野燿大監督は「プロ初ホールド」の藤浪に新たな感覚を期待した。

ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)は 4点差の最終回に登板し、 1回無失点で試合を締めた。「2番」京田陽太内野手(25)には全 3球を 150キロ超えの直球で攻めて 3直。「3番」ソイロ・アルモンテ外野手(31)に四球を与えたが、「4番」ダヤン・ビシエド外野手(30)を遊撃併殺打に打ち取った。セーブ機会ではなかったが、上位打線に仕事をさせなかった。

右腹斜筋の筋挫傷で 2軍リハビリ中の梅野隆太郎捕手(29)が、30日に 1軍復帰することが決まった。中日戦後に矢野監督が明言した。

記事をまとめてみました。

 

 阪神は29日、 1軍チームスタッフが「新型コロナウイルス」に感染したことを発表した。チームは25日までに主将糸原ら 5選手、 1軍チームスタッフ 2人の計 7人が「コロナウイルス陽性判定」を受けていた。 1軍チームスタッフでは 3人目、チーム全体では 8人目の「陽性判定」となった。

 発表によると、新たに「陽性判定」を受けたスタッフは29日朝に発熱などの症状があり、西宮市内の病院で検査を受けた。現在は自宅隔離とし、保健所の指示を待っているという。同スタッフは25日からのヤクルト 3連戦(神宮)に帯同。28日は甲子園で投手練習に参加していた。

 チームの今後については管轄の保健所に行動履歴や接触状況を報告し、濃厚接触者に該当する関係者はいないと判定されたため、日本野球機構(NPB)および専門家チーム、対戦球団と相談し、予定通りチーム活動を続けるという。29日中日戦(甲子園)は、予定通り開催される。

 阪神甲子園球場

 阪神は29日、 1軍スタッフが「新型コロナウイルス」に感染したことを発表し、信本秀夫総務本部長が報道陣の代表取材に応じた。25日に感染が発覚した 5選手、 2人のチームスタッフとの濃厚接触はなく、現状で感染経路は不明だという。

 信本総務本部長は「感染の経路につきましては、保健所に行動履歴などをお知らせしていまして、そちらで特定していただくということになろうかと思いますが、今のところわれわれが分かっているものではございませんし、保健所には引き続き協力させていただくというところです」と説明。この日発覚したスタッフは25日に感染者が出た際に受けた「PCR検査」で陰性と判定されていたこともあり、複雑な表情を浮かべた。

 マスクを着けてウオーミングアップを行う阪神ナイン=阪神甲子園球場

 この日の中日戦(甲子園、午後 6時)は予定通り開催予定。試合前の練習では選手がグラウンドでもマスクをつけてウォームアップするなど、改めて感染対策を徹底した。

 阪神は29日、チーム内で 8人目となる 1軍スタッフの「コロナウイルス陽性判定」に関し、信本秀夫総務本部長が取材に応じた。 感染経路に関しては「保健所に(同スタッフの)行動履歴等をお知らせしまして、そちらで特定していただくことになろうかと思いますが、今のところ我々が分かっているものではございません。保健所には引き続き、協力させていただくというところです」。同スタッフは当日中に入院する予定で、経路は不明だという。

 マスクを着けてウオーミングアップを行う阪神ナイン=阪神甲子園球場

 チームは24日に浜地投手の陽性判定が確認され、選手や首脳陣、スタッフを含む計 147人への「PCR検査」を実施。25日に主将糸原ら 5選手、 1軍スタッフ 2人の計 7人が陽性判定を受けた。29日に陽性となったスタッフは「PCR検査」で 1度、「陰性判定」を受けていたが新たに「陽性」となった。再度のスクリーニング検査に関しては「今回につきましては濃厚接触者がいませんでしたので、再検査自体は行いませんが念のため、この方に近い方はやっておこうかなと思います」と説明。選手らの再検査は行わないが、スタッフ数名の再検査は行うという。また、球団独自の濃厚接触者に該当する関係者もいない。

 マスクをつけて練習する阪神投手陣=阪神甲子園球場

 チーム活動は継続し、29日中日戦(甲子園)も予定通り実施される。試合前練習では、投手陣らがマスクを着用してキャッチボールやランニングを行った。「グラウンドでは可能な限り、マスクはしてください」と呼びかけも行ったといい、今後については「引き続き、ガイドライン等に沿った対策はもちろん続けていく」と話した。

 

 

 <阪神 7- 3中日>◇16回戦◇阪神10勝 6敗 0分◇29日◇阪神甲子園球場  両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が高橋遥人投手、中日が勝野昌慶投手。

 高橋は今季 8試合目の先発マウンド。「防御率は2.35」で、甲子園での 5試合に限ると防御率は「1.59」まで数字は良くなる。中日戦は 8月25日(甲子園)に 8回 1失点で今季「2勝」目を挙げて以来、 2度目。自身はこの試合を最後に勝ち星が付いておらず、約 1カ月ぶりの「3勝」目を目指す。

 中日はこの日に 1軍初昇格したシエラが「6番右翼」で即スタメンとなった。

 

 阪神は初回に「1番」近本が「右越え2塁打」で出塁し、相手の暴投で先制。 2回、中日が二死満塁から「1番」大島の「2点適時打」で逆転。

 同点の 5回、阪神が糸井の「2ラン」で勝ち越し。中日先発の勝野は 5回 6安打 5失点で降板。阪神は 6回にも大山のソロで加点。

 阪神先発の高橋は、 6回 8安打 3失点で「3勝」目。藤浪が「初ホールド」。中日は 6回以降、毎回走者を出しながらも無得点に終わった。中日勝野は「4敗」目。

 阪神先発の高橋遥人投手=阪神甲子園球場

 阪神が13連戦の初戦を「白星」で飾った。

  3- 3の 5五回、二死 1塁で糸井がバックスクリーンへの「勝ち越しの2ラン」を放つと、 6回にも大山のソロでリードを広げた。 8回は途中出場の坂本に適時打が飛び出し、打線は「11安打7得点」と奮起した。

 先発の高橋は「6回8安打3失点(自責点1)」粘投。その後は、エドワーズ、藤浪とつなぎ、最後は守護神のスアレスが試合を締めた。高橋は今季「3勝」目。 8月25日の中日戦(甲子園)以来、登板5試合ぶりに「白星」を挙げた。

  5回、「2点本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 阪神は13連戦初戦を「白星」で飾った。

 打線が11安打を放ち、取って取られての展開を制した。初回、先頭の近本が「右越え2塁打」で出塁し、相手の暴投で先制。 2回に逆転されたが、 4回二死満塁から「7番」原口の左前2点適時打で逆転。 5回に再び同点とされたが、打線の勢いは衰えず、「3番」糸井がバックスクリーンへ「決勝2ラン」。中日先発の勝野を 5回 6安打 5失点で引きずり下ろした。

  6回裏阪神無死、「中越え本塁打」を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 6回には「5番」大山もバックスクリーンへソロ。この回登板した中日「2番手」の藤嶋の出はなをくじく 1発で、本塁打数は「22本」。リーグトップの巨人岡本とは「1本差」となった。

 先発の高橋は 6回 8安打 3失点と粘投し、今季「3勝」目。この日でチームは、甲子園での中日戦を「7戦全勝」。「新型コロナウイルスの集団感染」の影響で選手を複数人入れ替える非常事態を、総力戦で乗り切った。

 

  1回裏阪神無死、近本光司外野手は「右越え2塁打」を放った=阪神甲子園球場

 阪神は近本光司外野手の足で、先制点を生み出した。

 初回に初球を振り抜き右越え 2塁打とし、北條史也内野手のバントで 3進。二死からジェリー・サンズ外野手への 3球目がワンバウンドして捕手がはじいたのを見逃さず、本塁へ生還した。矢野燿大監督も「チカ(近本)が 1人で取ってくれましたし。本当にチカらしいチカならではの足で点を取ってくれました」と称賛した。

  1回裏阪神二死 3塁、打者サンズ外野手のとき勝野昌慶投手(左)のワイルドピッチで 3走近本光司外野手が生還=阪神甲子園球場

 近本光司外野手が“速攻” 2塁打から相手のバッテリーミスで先制のホームを踏んだ。

 初回、先頭の近本が先発勝野の初球 147キロ直球を捉えて右越え 2塁打。続く北條の犠打で 3塁に進塁した。二死となって「4番」サンズへの 3球目がワンバウンドで、捕手木下拓が右前方に弾いたのを見逃さず、快足を飛ばして一気に生還。先発高橋に先制点をプレゼントした。

 

  4回裏阪神二死満塁、逆転となる「左前2点適時打」を放った原口文仁捕手=阪神甲子園球場

 原口文仁捕手が、逆転となる「2点適時打」を放った。 1点を追う 4回二死満塁。先発勝野の直球に食らいつき、 3遊間を破った。 2塁走者大山まで 2者をかえす一打で、試合をひっくり返した。

  4回裏阪神二死満塁、逆転となる「左前2点適時打」を放ちガッツポーズする原口文仁捕手=阪神甲子園球場

 「前の打者がみんないい形でつないでくれたので、絶対に打ってやろうという気持ちで打席に入りました。ランナーをかえすことができて良かったです」

  3試合連続スタメンに抜てきされ、27日ヤクルト戦(神宮)の 3打点から「2戦連続打点」で起用に応えた。

 

 糸井嘉男外野手が、 204打席ぶりの 1発となる「2号勝ち越し2ラン」を放った。

 同点の 5回二死 1塁。中日先発勝野の初球、 144キロ直球を捉えた打球はバックスクリーンに吸い込まれた。 6月27日DeNA戦(横浜)以来、 204打席ぶりのアーチで 2点のリードをもたらした。

 「初球から思い切って打つだけでした。それだけです!」

 また、この本塁打は「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」として、賞金 100万円もゲットした。

  5回裏阪神二死 1塁、中越えに「勝ち越し2点本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 お待たせ!糸井嘉男外野手が実に 3カ月ぶりとなる決勝の「2号2ラン」を放った。同点とされた直後の 5回二死 1塁で中日勝野からバックスクリーンへ。 6月27日DeNA戦以来で、甲子園では今季初アーチとなった。チームはこの日も「新型コロナウイルス感染者」が判明して窮地にあえぐ。膝痛を抱えながら戦う男が意地をみせ、13連戦の「白星発進」に導いた。

◇     ◇     ◇

 糸井が久々にゆっくりとダイヤモンドを 1周した。 3- 3とされた直後の 5回二死 1塁。勝野の初球 144キロ直球を捉えた。会心の感触を「10年ぶりです」と糸井節で表現。放物線は浜風も関係なく一直線に伸び、バックスクリーンに吸い込まれた。 1週間ぶりに上がったお立ち台では、ファンの盛り上がりに「やっぱり最高です!」と超人スマイルをはじけさせた。

  5回裏阪神二死 1塁、中越えに「勝ち越し2点本塁打」を放ち笑顔で生還した糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

  4年契約最終年の今季は、右膝痛など満身創痍(そうい)のプレーが続く。一時は出場機会も減り、10年ぶりの「7番」も経験したが「やっぱり野球が好き。勝ちたい」というモチベーションが39歳を支えている。「コロナ禍」で計20選手の入れ替えが行われる中、21日DeNA戦から 7試合連続で「3番」で先発し、この間、「26打数11安打7打点」。 9月の月間打率は「3割5分2厘」と、本来の姿を取り戻しつつある。

 「体のことがあり(試合に)出ながら治すというのは難しいところがありますが、徐々には良くなってきている。全力で結果を出せるように毎日、準備はしています」

 ヒーローの糸井嘉男外野手はファンの声援に応える=阪神甲子園球場

 試合前練習では若手が打撃練習を始める中、自らのペースで外野を 1人黙々とランニング。長時間のウオーミングアップで体をほぐし、毎試合に備えている。本塁打は 6月27日DeNA戦以来で、 204打席ぶりは移籍後最長ブランクだった。おまけに聖地では18年 9月12日中日戦以来、約 2年ぶり。「甲子園で打てて、本当に良かったです」という言葉に実感がこもった。矢野監督も糸井の久々の一撃を「ベースを 1周してる嘉男がまた本当にいい顔で見えた。場面も最高の場面でしたし、最高のホームランでした」と評価した。

 ヒーローインタビューを終え笑顔でガッツポーズする糸井嘉男外野手(左)と大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 この 1発で「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」の賞金 100万円もゲット。使い道はこれから考えるという。チームは中日に甲子園で今季「7戦7勝」とし、連勝で13連戦の白星スタートを決めた。首位巨人の背中を追いかけて、スピードを緩めるわけにはいかない。背番号「7」はお立ち台で「明日も勝つ!」と、ファンに力強く誓った。調子が戻った超人糸井が、そのバットで打線をけん引していく。

▼阪神は 9月の成績を「13勝11敗1分け」とし、 1試合を残して月間勝ち越しを決めた。 7月「14勝8敗2分け」、 8月「13勝12敗1分け」に続き 3カ月連続。

 

 

  6回裏阪神無死、大山悠輔内野手は中越え本塁打を放った=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が「22号ソロ」を放ち、23本で「本塁打ランキング1位」の巨人岡本に 1本差と迫った。

  2点リードの 6回先頭、「2番手」藤嶋の 145キロ直球を完璧に捉えた。低い弾道の打球はそのままバックスクリーン左まで届いた。

 「追加点が欲しかったので、打つことができて良かったです。いいスイングをすることができました」

  9月18日中日戦(ナゴヤドーム)以来、 9試合ぶりの 1発で点差を広げた。

  6回裏阪神無死、「中越え本塁打」を放った大山悠輔内野手はガッツポーズ=阪神甲子園球場

 キングに王手や! 大山悠輔内野手が、「22号ソロ」を放ち、リーグ最多「23本塁打」の巨人岡本に「1本」差に迫った。

 矢のような鋭い当たりだった。 5- 3の 6回先頭で、中日藤嶋の外角直球を捉えた。「最高の感触でした」。打球は弾丸ライナーでバックスクリーン左に到達。「打った後にボールがついてくる感覚というか、今までにない感覚があった。練習でやってるスイング、バッティングっていうのが、まだまだですけど少しずつできてきている」。 3点差とする一撃に納得できた。矢野監督も「入ると思わなかった。それぐらい真芯のあのライナーというのはすごい打球やった。一発で仕留めたというのも価値がある」と驚きの表情を見せた。熾烈(しれつ)な「ホームラン王争い」を繰り広げている。大山は18日中日戦で 2発を放ち、一時は岡本に「21本塁打」で並んだ。その後再び岡本が突き放し2本差とされたが、大山も猛追。「まずはしっかり頑張ります」とタイトルよりチームの勝利を追うが、86年バース以来のキングは現実味を帯びている。 9月の「月間9本塁打」は「セ界トップ」。打率も「3割5厘」と上向きで、「月間MVP」すら射程圏内だ。

  4回には左前打、 8回には右翼線への 2塁打で今季 6度目の「猛打賞」。「終わったあとに反省して、また明日、一からしっかり準備ができてる。そういった積み重ねができてる。もっとレベルは上がると思います」。シーズンは終盤に差し掛かっても、大山は元気だ。

 

 阪神の先発高橋遥人投手は 6回 8安打 3失点で「3勝」目を挙げた。

 甘い球を痛打され、 4回以外は毎回得点圏に走者を背負って「プロに入ってから一番悪かった」。 2回は暴投も絡んで逆転を許したが「打たれてから厳しく頑張れたというのがあった」とその後は 1失点で踏ん張った。中盤に打線に 5点を援護を受けて、初めてバッテリーを組んだ原口文仁捕手からイニング間に「先頭頑張るぞ」など声を掛けられたことも大きかった。 8月25日の中日戦以来の「白星」に「こういう日に勝てて不思議な気持ち。野手の方に感謝です」と控えめに喜んだ。矢野燿大監督は「遥人(高橋)にはもうちょっと高いところを期待しています」と奮起を求めた。

 阪神先発の高橋遥人投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の高橋遥人投手が 6回 3失点(自責 1)の粘投を見せた。打線の援護で「3勝」目の権利を得た。

 初回に先制点をもらったが、直後の 2回、「1番」大島に 2点適時打を浴びて逆転を許した。打線が 4回に逆転するも、またもや直後の 5回。「5番」高橋の犠飛で再び追いつかれた。

 力投する高橋遥人投手=阪神甲子園球場

  5回の攻撃で打線が再び 2点を勝ち越したが、直後の 6回はまたもや二死 1、 3塁のピンチ。 3度、失点すれば嫌な流れだったが、「2番」京田を空振り三振。マウンド上では珍しくガッツポーズも飛び出し、「三度目の正直」で反撃を許さなかった。

  6回表中日二死 1、 3塁、京田陽太内野手を空振り三振に仕留め、グラブをたたいて雄たけびをあげる高橋遥人投手=阪神甲子園球場

 「(捕手の)原口さんのリードのおかげで何とか粘ることができましたし、今日の自分の調子以上の力を出すことができました。野手の方々にも援護していただき、原口さんと野手の方々に感謝したいです」

  6回に代打を送られ、降板。打線の援護に助けられながら勝負どころをしのぎ、 8月25日以来の「3勝」目の権利を手にして救援陣にあとを託した。

 

 30日中日戦(甲子園)で先発予定の青柳晃洋投手(26)は、約 1カ月ぶりの「白星」を狙う。

 29日の練習では、キャッチボールや短距離ダッシュなどで軽めの調整。今季はここまで14試合に登板して「6勝」。中日相手には 4試合で「3勝」を挙げており、好相性の相手と言える。勝てば 8月27日の中日戦以来( 7回 2失点)。「ずっと勝てていないですが、自分のピッチングが出来れば勝つチャンスはあると思うので、自分のピッチングを心がけてチームが勝てるように頑張ります」と意気込んだ。

 練習でキャッチボールする青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 29日から13連戦が開始。チームは「新型コロナウイルス」の影響で投手陣も入れ替わりが発生する非常事態だが、「連戦や中継ぎ陣が急造などは関係なく、自分自身長いイニングを投げることができていないので、長いイニングを投げて、自分のピッチングをして抑えられるように準備したいです」と自分の仕事に専念する。

 

  8回、阪神「3番手」で登板した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が救援で 1回を無失点に抑え、プロ 8年目で「初ホールド」の権利を手にした。

  3点リードの 8回に「3番手」で登板。 1四球を出したが、後続を打ち取って無失点に抑えた。先頭の「7番」阿部への 4球目には今季最速で、自己最速に 1キロと迫る 159キロも計測した。

 球場は藤浪の登場にどよめき、 1球 1球に大きなリアクションで右腕を後押しした。降板した藤浪は「死ぬほど緊張しました。先発の時とは違って人の勝ちがかかった場面で投げることがこんなに緊張するとは思っていませんでした。何とか無失点で抑えることができて良かったです」と胸をなで下ろした。

  8回表、阪神「3番手」で登板した藤浪晋太郎投手は 4球目に球速 159キロを記録=阪神甲子園球場

 右翼ポール際の通路に突然、観客がへばりつき始める。登場曲が流れる前に、名前がコールされる前に、誰が現れるか確信できた。藤浪晋太郎投手はマウンドにたどり着いた直後、内野陣から声をかけられると、心を見透かされたからか照れ笑いした。

 「死ぬほど緊張しました。先発の時とは違って、人の勝ちがかかった場面で投げることがこんなに緊張するとは思っていませんでした」

  3点リードの 8回表、レギュラーシーズンでは初めて甲子園で救援登板した。チーム休日の前日28日を挟んで 3連投。力みはあっても、疲れは感じさせなかった。先頭「7番」阿部への 4球目、外角に今季最速 159キロを決める。16年に計測した自身最速 160キロに肉薄する 1球だ。

  8回表中日二死 1塁、阪神「3番手」で登板の藤浪晋太郎投手は大島洋平外野手を 2ゴロに仕留める=阪神甲子園球場

 阿部をフルカウントから歩かせ、「8番」木下拓にも 2ボール。捕手坂本がマウンドで間を取ると、落ち着いた。木下拓は外角 154キロで 2ゴロ。代打溝脇はスライダーで 2ゴロ。「1番」大島も内角 153キロで 2ゴロ。 1球 1球にどよめきが発生する中、 1回を無安打無失点。高橋「3勝」目の権利をつなぎ、今度は安堵(あんど)の笑みが見られた。

 「だって、晋太郎は球界の宝だから」

 なぜ、そこまで藤浪を気に懸けるのか。そう問われた時、虎の看板を長年背負い続けた鳥谷は簡潔にそう説明した。「特別な能力があるんだから。誰だって、そんな選手がこのまま終わってほしくないでしょ」。

 8回表の中日打線を抑えた藤浪晋太郎投手(右)は坂本誠志郎捕手に迎えられ笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 制球難に苦しんでいたころ、投手と野手の垣根を越えて何度も言葉をくれた。ロッテ移籍後も対戦したい投手を問われれば、事あるごとに名前を出し続けてくれた。「ありがたいです」。先輩の言葉に泥を塗るわけにはいかない。配置転換に動揺している暇はない。

  7年ぶりの救援登板から 3戦目で早くも勝ちパターンに組み込まれた。チームは13連戦に突入したばかり。フル回転は臨むところだ。「何とか無失点で抑えることができて良かったです」。「プロ初ホールド」でひと山越えた。藤浪が、リリーバーとして再生の道を走り始めた。

  8回表に「3番手」で登板した藤浪晋太郎投手は無失点に抑えベンチで笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 矢野燿大監督は「プロ初ホールド」の藤浪に新たな感覚を期待した。

 「人の勝ちとかチームの勝ちを背負う。自分でここを抑えないと、というのは誰でもよぎる。(先発時に)みんなこうやって俺のことを勝たしてくれていたんだなとか、この 1イニングを抑えるのってこんなに緊張したりプレッシャーかかるんだと学べる」。

 当面は中継ぎ起用だが「先発に戻った時にはこの経験が生きる場所になると思う」と願った。

 

  9回表から登板し、試合を締めたロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 ロベルト・スアレス投手は 4点差の最終回に登板し、 1回無失点で試合を締めた。

 「2番」京田には全 3球を 150キロ超えの直球で攻めて 3直。「3番」アルモンテに四球を与えたが、「4番」ビシエドを遊撃併殺打に打ち取った。セーブ機会ではなかったが、上位打線に仕事をさせなかった。

 今季はここまで37試合に救援登板し、「防御率1.40」と安定感を保っている。

 

 梅野隆太郎捕手=阪神鳴尾浜球場

 右腹斜筋の筋挫傷で 2軍リハビリ中の梅野隆太郎捕手が、30日に 1軍復帰することが決まった。

 中日戦後に矢野監督が「明日(30日)上げようと思ってる」と明言した。

 梅野はこの日ウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)に「3番捕手」で実戦復帰し、 3打数 3安打 1打点と完全復調。結果を伝え聞いた指揮官は「フミ(原口)も頑張っているし、誠志郎(坂本)も途中からいっても頑張っている。隆(梅野)も刺激を持って 1軍に上がってくると、そういう相乗効果もあると思う。隆自身の活躍も期待しているし、そういう相乗効果も期待している」と話した。

 

※ 9月30日の予告先発は、阪神・青柳晃洋投手(26)ー中日・大野雄大投手(31)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (09月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (10月)

 

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