●阪神先発ジョー・ガンケル投手(28=ウェストチェスター大学)と巨人先発畠世周投手(26)の投げ合いで始まった。ともに序盤から走者を出したが決め手を欠き、 3回まで両軍無得点。巨人は 4回、丸佳浩外野手(30)の適時 2塁打で先制。 5回は吉川尚輝内野手(25)が「7号ソロ本塁打」を放って追加点。 6回には大城卓三捕手(27)の「9号3ラン」で突き放した。巨人は継投で逃げ切り、先発畠が「2勝」目を挙げた。阪神は 9回に追い上げたが及ばず。巨人戦の「9年連続負け越し」が決まった。阪神ガンケル「3敗」目。阪神が完敗し、今季の巨人戦負け越しが決まった。12年から「9年連続のカード負け越し」。首位巨人と再び今季ワーストタイの「12.5ゲーム」差に広がった。先発ガンケルが踏ん張れず、中盤に失点を重ねた。 4回、丸に先制打を浴びると、 5回は吉川尚に「ソロ本塁打」を被弾。 6回には大城に 3ランを浴びて、流れは決まった。打線も突破口を開けず、 9回に「完封負け」を逃れるのがやっとだった。今季最多 2万64人の観衆を集めた甲子園で、虎党の願いはかなわなかった。 9回に 4点を返す反撃も大量点差が響いての黒星。今季巨人戦「13敗」目で、このカード「9年連続の負け越し」が決まった。最後の勝ち越しは07年で今年も「伝統の一戦」で宿敵を上回れず、指揮官は現実を受け止めた。
●来日 3度目の先発だった阪神ジョー・ガンケル投手は 6回 6安打 5失点で「3敗」目を喫した。 3回まで無失点も 5回は吉川尚にソロ、 6回は大城に「3ラン」。中継ぎでは 3度対戦して無失点だったが、強力打線につかまった。初回はコントロール良くボールをちりばめ 3者凡退。 2、 3回は走者を出しながらも要所を抑え、テンポのいい立ち上がりを見せた。しかし 4回先頭の坂本勇人内野手(30)に右翼へ 2塁打を浴びると、一死 3塁から丸に適時 2塁打を許し先制点を献上。 5回は1死から吉川尚にソロ本塁打、 6回一死 1、 2塁から大城に痛恨の 3ランを浴びた。初先発だった 6月24日ヤクルト戦(神宮)では 4回 7安打 3失点で「黒星」。その後 2軍調整を経て、中継ぎとして21試合に登板。この日は、 4回 4安打 1失点だった前回 9月26日ヤクルト戦(神宮)に続く先発マウンドだった。
●代打で出場した高山俊外野手(27)が意地の一打を放った。高山俊外野手が 9回に執念を見せた。 0- 7の 9回一死 1、 2塁で、小幡竜平内野手(20)の代打で登場。カウント 3- 1から巨人堀岡の直球を右中間へ運んだ。
●近本光司外野手(25)が、土壇場で意地の「9号3ラン」を放った。 1- 7の 9回二死 2、 3塁。巨人宮国に、追い込まれてから4球ファウルで粘り、10球目の高め直球を振りぬいた。打球は大きな弧を描いて右翼席に着弾。一気に 3点差に詰め寄った。近本はこのアーチが今季「100安打」目。ルーキーイヤーから 2年連続で大台に乗せた。近本光司外野手が、「2年連続規定打席」に到達した。昨季はルーキーながら 159安打を放ち、「セ・リーグ新人安打記録」を樹立した。昨季 159安打で「セ・リーグ新人安打記録」を樹立したヒットマンは 5回の左前打で王手をかけ、 2年連続で大台に到達した。新人から「2年連続規定打席」に到達するのは、 2リーグ分立後阪神のルーキーでは98、99年の坪井智哉元外野手(46)以来で、 1リーグ制も含めて 6人目の快挙となった。前日 2日の巨人戦で左肘付近に死球を受けたが、「1番中堅」でフル出場した。 1回の第 1打席で今季の規定打席数の「372」に到達。新人から 2年連続クリアは 2リーグ分立後、阪神では 6人目。シーズンを通して戦っている証しでもある。虎のリードオフマンに「2年目のジンクス」は存在しない。
●大山悠輔内野手(25)が 0- 7の 9回先頭で右中間フェンスを直撃する 2塁打。岡本和真内野手(23=巨人)に並ぶ「24号アーチ」かと思わせる一撃を放って、スタンドを沸かせた。 2人の本塁打王を目指しての争いは、シーズン最後まで繰り広げられそうだ。
●北條史也内野手が 1度はセーフ判定を受けるも、巨人田中俊太内野手(27)の「脇キャッチ」によって判定がアウトに覆り試合終了となった。ボールは田中俊太内野手(27)の肩、頭などに当たり、最後は地面に転んだ田中俊の右脇に挟まっていた。審判団が協議した結果、判定はアウ トになった。
●秋山拓巳投手(29)が、約2年ぶりの巨人戦( 4日=甲子園)に挑む。昨年も対戦はなく、巨人戦は18年 8月24日(東京ドーム)以来となる。巨人相手に白星を挙げたのは18年 5月 8日(東京ドーム)に「完封勝ち」したのが最後。久しぶりの「G倒」を目指す。
記事をまとめてみました。
<阪神 4- 7巨人>◇18回戦◇阪神 5勝13敗 0分◇ 3日◇阪神甲子園球場
阪神先発ガンケルと巨人先発畠の投げ合いで始まった。ともに序盤から走者を出したが決め手を欠き、 3回まで両軍無得点。
巨人は 4回、丸の適時 2塁打で先制。 5回は吉川尚が「7号ソロ本塁打」を放って追加点。 6回には大城の「9号3ラン」で突き放した。
巨人は継投で逃げ切り、先発畠が「2勝」目を挙げた。阪神は 9回に追い上げたが及ばず。巨人戦の「9年連続負け越し」が決まった。阪神ガンケル「3敗」目。
4回表巨人一死 3塁、丸佳浩外野手は左に先制の「適時2塁打」を放った=阪神甲子園球場
阪神が完敗し、今季の巨人戦負け越しが決まった。12年から「9年連続のカード負け越し」。首位巨人と再び今季ワーストタイの「12.5ゲーム」差に広がった。先発ガンケルが踏ん張れず、中盤に失点を重ねた。 4回、丸に先制打を浴びると、 5回は吉川尚に「ソロ本塁打」を被弾。 6回には大城に 3ランを浴びて、流れは決まった。打線も突破口を開けず、 9回に「完封負け」を逃れるのがやっとだった。
7回裏阪神無死、遊撃へのゴロでヘッドスライディングをみせるもアウトとなる小幡竜平内野手=阪神甲子園球場
6月の開幕直前、矢野燿大監督は「強い相手ですし、ここまで先輩方が作ってもらえた阪神巨人戦という『伝統の戦い』といってもらえるもの。僕たちとしてはジャイアンツは意識してやっていく相手になると思っています」とライバル心を隠さなかった。だが、いきなり「開幕3連戦3連敗」とつまずいた。今年は巨人に「5勝13敗」。他の 4球団には優位に戦っているだけに、「優勝」を目指すチームにとって、最大の難敵になった。巨人にシーズンで勝ち越したのは07年が最後で「13年連続で勝ち越しなし」の惨状だ。今季最多の 2万 64人が見守る前で、実力差を突きつけられた。
8回表巨人一死 1、 2塁、吉川尚輝内野手の左前打で満塁とされ厳しい表情の望月惇志投手=阪神甲子園球場
今季初の観衆 2万人超えゲームで、虎が宿敵に敗れた。最終回に追い上げをみせたが、勝利に届かず。「打倒巨人」に闘志を燃やして臨んだ今季だったが、G戦は「5勝13敗」で「9年連続の負け越し」が決定した。首位を独走する相手とは 6試合を残している。悔しさを胸に刻み、最後まで死力を尽くす。
◇ ◇ ◇
今季最多 2万64人の観衆を集めた甲子園で、虎党の願いはかなわなかった。 9回に 4点を返す反撃も大量点差が響いての黒星。今季巨人戦「13敗」目で、このカード「9年連続の負け越し」が決まった。最後の勝ち越しは07年で今年も「伝統の一戦」で宿敵を上回れず、指揮官は現実を受け止めた。
矢野監督 結果は受け入れるしかないんで。明日取るしかない。何も変えるところはないんでね、悔しさを持って戦っていきます。
中盤まで得点のチャンスはあったが、巨人のディフェンス力に阻止された。 2点を追う 5回二死 1塁。北條の 2塁打で 1走の近本は一気生還を狙ったが、丸-坂本の完璧な中継プレーの前に本塁アウト。 5点ビハインドの 6回二死 1、 3塁では梅野のライトへの飛球を、右翼松原がスライディングしながら好捕。 6回まで 3者凡退は 1度だけだったが、ホームを踏めなかった。
外国人選手のベンチ入りは 4人までの規定で、この日は先発がガンケルだったため、救援陣ではエドワーズを外さざるを得なかった。ガンケルは来日後最長の 6イニング目も投げ、 3失点していた。
7回表、選手交代を告げる矢野耀大監督=阪神甲子園球場
矢野監督 全部総合的に(判断)して。13連戦もあるし、中継ぎも数が今日は少ないし、総合的に。
もちろん、序盤から打線の援護があれば展開も違っただろうが、サンズが「17打数ノーヒット」で、ボーアも「9打数無安打」。それぞれ 5戦、 7戦続けて打点がない。ともに四球を選んではいるものの、何とも苦しい状況だ。
昨秋の球団納会で矢野監督は「強いジャイアンツを倒せるようなチームに全員でなっていきましょう」と大号令をかけるなど、G倒に執念をみせていた。今季18試合目の対決で「カード負け越し」の屈辱を突きつけられたが、虎がこのまま終わるはずがない。
▽井上一樹打撃コーチ
「(今季初対戦の巨人畠に)四球もあったし、いい当たりが全くなかったわけではないので、少し不運な部分もあった。畠投手を波に乗せてしまったことは反省点。(サンズ、ボーアの状態は)確かに当たりは止まっているけれど、 2人とも良く練習もするし、ずっとゲームに出てくれている。疲れもたまってきているし、調子の波もあると思う。もう 1度しっかりとした調整をして、 2人がきっかけをつかむように一緒にやっていきたいと思います」
試合に敗れファンにあいさつする矢野耀大監督=阪神甲子園球場
阪神が完敗し、今季の「巨人戦負け越し」が決まった。12年から「9年連続のカード負け越し」。首位巨人と再び今季ワーストタイの「12.5ゲーム」差に広がった。矢野燿大監督の談話は以下の通り。
-ガンケルが 6回まで踏ん張った
矢野監督 ボール自体はしっかり投げている部分が多かったんじゃないかなと思うけど。
-援護もなく見えない疲れもあったか
矢野監督 そりゃ疲れはあるし、打線が援護していかないとあかんと思うし。でも、もっとやれることバッテリーであったんじゃないかなと。
-ガンケルは自己最長の6イニング。13連戦も考慮
矢野監督 それは全部総合的に(判断)して。13連戦もあるし、中継ぎも数が今日は少ないし、総合的に。
- 9回はデラロサまで引っ張り出した
矢野監督 もっと早くいかなあかんし、どうしても投手陣が苦しい状況なので、そういうところで打者が頑張ってもらわないと。
試合に敗れ厳しい顔で引き揚げる阪神の選手たち=阪神甲子園球場
-(前日死球の)近本は本人の意思もあっての出場
矢野監督 もちろん。最後のね、あっさり終わらないのは大事なこと。今日だけじゃなくて、ずっとそういうふうにやってくれていると思う。そこでしっかり結果を出せるというのは良かったかな。
- 2年連続の「100安打」
矢野監督 まあそれは、まだまだこれからやと思っている。もっと高いところ目指しているわけだし。逆に言うと、開幕から苦しんだ中でここまで持ってきたというのも、自信だったり実力になってくると思う。もっともっと上を目指してほしいなと思います。
-巨人戦の負け越しが決まった
矢野監督 結果は受け入れるしかないんで。明日取るしかないんで。何も変えるところはないんでね、悔しさを持って戦っていきます。
6回表巨人一死 1、 2塁、ガンケル投手は大城卓三捕手に「右中間越え3点本塁打」を被弾する=阪神甲子園球場
来日 3度目の先発だった阪神ジョー・ガンケル投手は 6回 6安打 5失点で「3敗」目を喫した。
3回まで無失点も 5回は吉川尚にソロ、 6回は大城に「3ラン」。「ジャイアンツはやっぱりいい打線だったし、簡単にアウトになってくれないなと感じた」。中継ぎでは 3度対戦して無失点だったが、強力打線につかまった。
矢野監督は「ボール自体はしっかり投げている部分が多かった」としつつ「もっとやれること、バッテリーであったんじゃないかな」と指摘した。
大城卓三捕手に右中間へ3点本塁打を浴びがっくりするジョー・ガンケル投手=阪神甲子園球場
来日 3度目の先発となったジョー・ガンケル投手は 2本塁打を浴びるなど、 6回 6安打 5失点で降板となった。
初回はコントロール良くボールをちりばめ 3者凡退。 2、 3回は走者を出しながらも要所を抑え、テンポのいい立ち上がりを見せた。しかし 4回先頭の坂本に右翼へ 2塁打を浴びると、一死 3塁から丸に適時 2塁打を許し先制点を献上。 5回は1死から吉川尚にソロ本塁打、 6回一死 1、 2塁から大城に痛恨の 3ランを浴びた。
3回裏阪神一死、左中間をやぶる 2塁打で来日初安打を記録したジョー・ガンケル投手=阪神甲子園球場
3回の打席では左中間への 2塁打を放ち来日初安打を記録。見せ場もつくったが、先発での「初白星」とはならなかった。
初先発だった 6月24日ヤクルト戦(神宮)では 4回 7安打 3失点で「黒星」。その後 2軍調整を経て、中継ぎとして21試合に登板。この日は、 4回 4安打 1失点だった前回 9月26日ヤクルト戦(神宮)に続く先発マウンドだった。
試合後、ファンにあいさつする敗戦投手のジョー・ガンケル投手(右)=阪神甲子園球場
ジョー・ガンケル投手が、来日 4打席目で初安打を放った。
0- 0の 3回一死走者なし。カウント 1- 1から巨人畠の直球を左中間へ運ぶ 2塁打にした。チーム初安打が、先発の助っ人右腕から生まれた。
しかしその後は二死 1、 2塁となり、期待された「3番」糸井は 2ゴロで無得点。下位打線からつくったチャンスをものにできなかった。
9回裏阪神一死 1、 2塁、代打高山俊外野手は右に適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場
高山俊外野手が 9回に執念を見せた。
0- 7の 9回一死 1、 2塁で、小幡の代打で登場。カウント 3- 1から巨人堀岡の直球を右中間へ運んだ。
宿敵の投手陣にここまで無得点に抑えられており、意地の一打。代打で 2塁打を放った前日 2日に続き存在感を出した。
9回裏阪神一死 1、 2塁、右中間へ適時二塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場
代打で出場した阪神・高山が意地の一打を放った。 9回一死 1、 2塁で打席に立つと、堀岡の真ん中に入った直球を右中間へはじき返した。これで前日 2日に続き、「2試合連続2塁打」。打点を記録したのは、 8月15日の広島戦(京セラ)以来、49日ぶりで、今季初の適時打となった。 9月25日に昇格後、代打での起用が続くなか、連日の活躍で存在感を示している。
5回裏阪神二死、左前打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場
近本光司外野手が、土壇場で意地の「9号3ラン」を放った。
1- 7の 9回二死 2、 3塁。巨人宮国に、追い込まれてから4球ファウルで粘り、10球目の高め直球を振りぬいた。打球は大きな弧を描いて右翼席に着弾。一気に 3点差に詰め寄った。
近本はこのアーチが今季「100安打」目。ルーキーイヤーから 2年連続で大台に乗せた。
5回裏阪神二死 1塁、北條史也内野手の中越え 2塁打で 1走近本光司外野手(右)は本塁に突入するも憤死する=阪神甲子園球場
近本光司外野手が、「2年連続規定打席」に到達した。
「1番中堅」でスタメン出場し、第1打席で今季の規定 「372」をクリア。見逃し三振に終わったが、 5回の第 3打席では左前打で出塁し、「3試合連続安打」を決めた。
昨季はルーキーながら 159安打を放ち、「セ・リーグ新人安打記録」を樹立した。新人から「2年連続規定打席」に到達するのは、 2リーグ分立後では99年の坪井智哉以来、球団 6人目となった。
9回裏阪神二死 2、 3塁、近本光司外野手は今季「100安打」目となる「右越え3点本塁打」を放った=阪神甲子園球場
近本光司外野手が 1年目から 2年連続で「100安打」に到達した。 5回に左前打、 9回は「9号3ラン」を放ち、今世紀入団した阪神の選手では初めて新人から 2年連続で大台に乗った。第 1打席では規定打席に届き、こちらも 2年連続となった。試合に敗れたものの、昨季「リーグ新人最多安打記録」を樹立したリードオフマンは今季もフル回転している。
◇ ◇ ◇
粘り勝った。 9回二死 2、 3塁。近本は追い込まれてから 4球、宮国の内角変化球をカットした。スコアボードに映るボール、ストライク、アウトカウントはすべて点灯。そして10球目、甘く入った直球を振り抜き、高々と右翼席へかっ飛ばした。今季の「100安打」目は意地の詰まったアーチ。スコアが 1- 7の「あとひとり」から「9号3ラン」で 3点差とし、最後まで宿敵に追いすがる姿勢を示した。
9回裏阪神二死 2、 3塁、右越えの3点本塁打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場
昨季 159安打で「セ・リーグ新人安打記録」を樹立したヒットマンは 5回の左前打で王手をかけ、 2年連続で大台に到達した。「特に数字を意識していることはないですが、チームのためになる1本を積み重ねていきたいと思っている。もっともっと打てるように頑張ります」。阪神のルーキーでは98、99年の坪井智哉以来で、 1リーグ制も含めて 6人目の快挙となった。
開幕から約 1カ月は打率「1割」台。スタメン落ちも経験した。矢野監督はもがいてきた姿を知っているからこそ「開幕から苦しんだ中でここまで持ってきたというのも、それは自信だったり実力になってくると思う」と評価。続けて「もっともっと上を目指してほしいなと思います」と注文も忘れなかった。プロ 2年目で主力として認めているからこその期待だった。
近本光司外野手(中央)は今季「100安打」目となる「右越え3点本塁打」を放ち、ボーア内野手(左)らに迎えられる=阪神甲子園球場
前日 2日の巨人戦で左肘付近に死球を受けたが、「問題ありません」とキッパリと答えた通り「1番中堅」でフル出場した。 1回の第 1打席で今季の規定打席数の 「372」に到達。新人から 2年連続クリアは 2リーグ分立後、阪神では 6人目。シーズンを通して戦っている証しでもある。虎のリードオフマンに「2年目のジンクス」は存在しない。
▼阪神近本がこの日の巨人戦で 5打席に立ち、今季 376打席とし、規定打席(372打席)をクリアした。近本は新人だった昨季から 2年連続で規定打席をクリア。 2リーグ分立後、阪神の新人から「2年連続規定クリア」は98、99年の坪井以来、 6人目となる。
▼近本は最終打席で本塁打を放ち、今季通算「100安打」に到達。昨季は「159安打」を放っており、阪神の新人で「2年連続100安打」以上を記録したのは、 1リーグ時代を含め、前記坪井以来、 6人目だ。
9回、 2塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
阪神・大山が 0- 7の 9回先頭で右中間フェンスを直撃する 2塁打。岡本(巨人)に並ぶ「24号アーチ」かと思わせる一撃を放って、スタンドを沸かせた。前日 2日は、岡本の前で「1本」差に迫った。この日、ライバルは 8回、左手付近に死球を受けてベンチに退いたが、 2人の本塁打王を目指しての争いは、シーズン最後まで繰り広げられそうだ。
9回裏阪神二死、北條史也内野手の飛球を 1塁手ウレーニャ内野手(左)とぶつかった 3塁手田中俊太(右)が倒れながらも脇でなんとか捕球する=阪神甲子園球場
北條史也内野手が 1度はセーフ判定を受けるも、巨人田中俊太内野手(27)の「脇キャッチ」によって判定がアウトに覆り試合終了となった。
9回二死走者なし、北條はデラロサに 2球で追い込まれ、 3球目の高めに入ったスライダーを内野に高々と打ち上げた。捕球を試みた 3塁手田中俊と駆け寄った 1塁手ウレーニャが交錯。ボールが地面に着いたとして、 1度はセーフと判定された。しかし、ボールは田中俊の肩、頭などに当たり、最後は地面に転んだ田中俊の右脇に挟まっていた。審判団が協議した結果、判定はアウトになった。
秋山拓巳投手が、約2年ぶりの巨人戦( 4日=甲子園)に挑む。昨年も対戦はなく、巨人戦は18年 8月24日(東京ドーム)以来となる。「前回投げた時からメンバーもかわっていますが、迷いなくゲームに入ることができるようにしっかり準備したいと思います」。巨人相手に白星を挙げたのは18年 5月 8日(東京ドーム)に「完封勝ち」したのが最後。久しぶりの「G倒」を目指す。
今季はここまで12試合に登板し「6勝2敗」。「 1個でも多くアウトを取れるようにしたいですし、そのためには失点を少なくしなければ長いイニングを投げることができないと思うので、自分のピッチングに集中して長いイニングを投げられるように頑張ります」と話した。
※10月 4日の予告先発は、秋山拓巳投手(29)ー巨人・戸郷翔征投手(20)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
2020年 公式戦日程と 結果 (10月)
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