巨人がダメなら米国へ！！ 昨年のドラフト会議で日本ハムの 1位指名を拒否した東海大・菅野智之投手(23＝東海大相模＝巨人・原監督の甥)が16日、母校・東海大グラウンドで練習を公開し、ドラフト会議(25日)へ向け昨年と変わらぬ“巨人愛”を吐露した。
北海道日本ハムは16日、札幌市内の球団事務所でスカウト会議を開き、昨年 1位指名して入団拒否された東海大・菅野智之投手を今ドラフトで指名しないことを公表した。
もし今年も｢意中の球団｣以外が交渉権を獲得した場合、横井人輝監督(50)は｢巨人以外ならアメリカに行くであろうと思う。野球留学も含めて、本人もいろいろ興味があるみたい。野球留学も含めて。いろんな選択肢があると思う｣と説明。157キロ右腕に渡米する覚悟があることを明言。菅野が再び入団を拒否し、米国でプレーする意向であることを明かした。
菅野を 1位指名する可能性のあるＤｅＮＡは反発。菅野の会見を受け、高田繁ゼネラルマネジャー(ＧＭ、67)、中畑清監督(58)が激怒し、強行指名も辞さない構えを見せた。記事をまとめてみました。
巨人がダメなら米国へ！！ 昨年のドラフト会議で日本ハムの 1位指名を拒否した東海大・菅野智之投手が16日、母校・東海大グラウンドで練習を公開し、ドラフト会議(25日)へ向け昨年と変わらぬ“巨人愛”を吐露した。
北海道日本ハムは16日、札幌市内の球団事務所でスカウト会議を開き、昨年 1位指名して入団拒否された東海大・菅野智之投手を今ドラフトで指名しないことを公表した。山田正雄ゼネラルマネジャーは｢菅野君は指名しません｣と断言し、理由を説明。｢うちとしては( 1位は)その年の一番力がある選手。 1年間のブランクがあることを考えたら(菅野が)一番力のある投手じゃないと思います｣と話した。最終候補には高校、大学、社会人で各20人程度、約60人をリストアップした。
“ドラフト浪人”中の東海大・菅野智之投手が16日、神奈川・平塚市内の同大グラウンドで会見を開き、｢自分には待つことしかできない。やることをしっかりやって、充実した気持ちで来週の木曜日を迎えたい｣と25日に迫るドラフト会議への胸中を語った。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-会見する東海大・菅野]()
ドラフトを目前に控え会見する東海大・菅野
東海大に在籍する菅野は、学生野球憲章により、特定の希望球団を表明できない。
昨年のドラフトでは、伯父の原監督が指揮する巨人の一本釣りかと思われたが、交渉権を獲得したのは強行指名した北海道日本ハム。菅野は、対外試合に出場できないリスクを承知で浪人生活を決めた。今年も競合する可能性について｢そうならないことを祈るだけです｣と本音をこぼした。
もし今年も｢意中の球団｣以外が交渉権を獲得した場合、横井人輝監督は｢巨人以外ならアメリカに行くであろうと思う。野球留学も含めて、本人もいろいろ興味があるみたい。野球留学も含めて。いろんな選択肢があると思う｣と説明。157キロ右腕に渡米する覚悟があることを明言。菅野が再び入団を拒否し、米国でプレーする意向であることを明かした。
一方、菅野を 1位指名する可能性のあるＤｅＮＡは反発。菅野の会見を受け、高田繁ゼネラルマネジャー、中畑清監督が激怒し、強行指名も辞さない構えを見せた。
薄暮のグラウンドにドラフト会議を控えた菅野の言葉が響いた。
｢自分ができることは、ただ、やることをやって、来週の木曜日(25日＝ドラフト会議)を待つだけ。意中でない球団の指名？ そうならないことを祈るだけです。(思いは)かわっていない｣
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-報道陣の取材を受ける菅野]()
ドラフト会議を控え報道陣の取材を受ける菅野
菅野の巨人への思いは強く、深い。原監督の妹・詠美さんの長男として誕生。｢この家系に生まれたことが運命｣と自然とＧ党になった。浪人した今年は｢(周囲に)迷惑をかけたくない｣と一度も東京Ｄに観戦には訪れなかったが、その代わり、テレビで巨人戦をほぼ欠かさず観戦。｢自分ならどう投げるか｣。同学年の高木京や田原に自分の雄姿をダブらせ、活力に変えてきた。
意中球団とは、言わずもがなの伯父・原辰徳監督(54)率いる巨人だ。昨年は指名された北海道日本ハムの誘いを断固拒否。この 1年は東海大の｢卒業延期制度｣を利用した浪人生活を送った。合宿所玄関には巨人の背番号｢88｣とワールド・ベースボール・クラシックでの｢83｣の原監督のユニホームが掲げられている。“その背”を見て、後輩とトレーニングを続けてきた。春先の米大リーグキャンプ参加に始まり、高校野球、大学野球、日本のプロ野球、メジャーまで外から野球を見てきた。人生勉強は 1年では短すぎるほどだった。
｢10月25日(ドラフト会議)が決して僕の中でゴールではないし、その先やるべきことはたくさんある。今まで以上に練習しなければならない｣
最近は、週に 2度、首都大学野球秋季リーグに出場中のレギュラーに対するシート打撃に登板した。懸念された実戦感覚の欠如への対策も万全。直球も常時 150キロを計測し、浪人のレッテルを懸命にはがしてきた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-今秋ドラフト会議の目玉となる菅野]()
2浪はしない！ 今秋ドラフト会議の目玉となる東海大・菅野は今年も巨人愛を宣言。ダメなら米国行きをちらつかせた
周囲への気遣いからか、はっきりと巨人の｢ 2文字｣を口にしない菅野の胸中を代弁したのが横井監督だ。
｢僕の立場でいえるのは、そう(巨人指名)でなければ、アメリカにいくであろう、日本にはいないであろうということ。野球留学に興味を持ってるし、いろんな選択肢がある。こういうこと(浪人生活)を(あと) 1年やるのは、本人も私も考えたくない｣
実戦を積めない国内での 2浪は回避し、“特例措置”の残る米国へ。江川、元木らと同様に米国のアマ球界を経て、巨人へという選択肢も捨ててはいない。
ただ、 1年を経過しても強硬姿勢に変化がない上、今回の米国発言は獲得を目指すＤｅＮＡ、楽天など他球団への“けん制”と受け取られても仕方がない。それでもなお、菅野は巨人にこだわる。逆風覚悟の野球人生。道は決して平坦(へいたん)ではない。
現在、調査書が届いている球団は巨人のみ。｢自分にできることはやることをやって、来週の木曜日(25日)を待つしかできない。充実した気持ちで迎えたい｣と菅野はうなずいた。伯父と一緒に同じユニホームに袖を通す｢夢｣の実現を信じて待つ。
◆菅野 智之(すがの・ともゆき)：1989年10月11日、神奈川・相模原市生まれ。23歳。東海大相模では 3年夏の神奈川大会準優勝が最高成績で、甲子園出場なし。東海大では 1年秋からエースで、 4年春に首都大学リーグ新記録の53回連続無失点を樹立するなど、リーグ史上最多の14完封を記録。リーグ通算53試合で37勝 4敗、防御率0.57。 185センチ、86キロ。右投右打。家族は両親と姉。
★菅野がドラフト指名を拒否して海外挑戦する場合：米大リーグや独立リーグなど、海外のプロ球団に入団した場合には、12球団の申し合わせにより、海外での契約終了後 2年間、ドラフト指名が凍結される。しかし、アマチュアチームに所属した場合などについては明確な規定がない。
もうすぐドラフト会議が行われるのですね。毎回そうだが、実力が有り人気が有る選手は必ずと言って良いくらいドラフトに名前が上がってくる。それが何番目でも昔と違い、現在は何位だったから使える選手なのかな？という心配も少なくなってきている。但し、育成選手は別だが…
菅野選手の様に、伯父が巨人の監督にいるからと言って｢そこにしか行きません｣とは情けない話しでは無いだろうか？伯父さんをやっつける！そう言う気持ちで他の球団に入り、自分の大きくなった姿を見て貰うのも一つではないのだろうか…。そう思うのだが。
現在楽天の監督をしている星野氏を見てみろ！巨人から｢必ず指名するから｣と言われていたのに、実際には指名されなかった。そんな巨人を倒すんだ！と頑張って現役時代を過ごしてきたという。
そう言う選手で無ければ成長できないだろう。ドラフト会議で自分の入りたい球団に指名されなかったから、アメリカへ行くなんて言うのはあまりにも甘すぎる考えだと思う。
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北海道日本ハムは16日、札幌市内の球団事務所でスカウト会議を開き、昨年 1位指名して入団拒否された東海大・菅野智之投手を今ドラフトで指名しないことを公表した。
もし今年も｢意中の球団｣以外が交渉権を獲得した場合、横井人輝監督(50)は｢巨人以外ならアメリカに行くであろうと思う。野球留学も含めて、本人もいろいろ興味があるみたい。野球留学も含めて。いろんな選択肢があると思う｣と説明。157キロ右腕に渡米する覚悟があることを明言。菅野が再び入団を拒否し、米国でプレーする意向であることを明かした。
菅野を 1位指名する可能性のあるＤｅＮＡは反発。菅野の会見を受け、高田繁ゼネラルマネジャー(ＧＭ、67)、中畑清監督(58)が激怒し、強行指名も辞さない構えを見せた。記事をまとめてみました。
巨人がダメなら米国へ！！ 昨年のドラフト会議で日本ハムの 1位指名を拒否した東海大・菅野智之投手が16日、母校・東海大グラウンドで練習を公開し、ドラフト会議(25日)へ向け昨年と変わらぬ“巨人愛”を吐露した。
北海道日本ハムは16日、札幌市内の球団事務所でスカウト会議を開き、昨年 1位指名して入団拒否された東海大・菅野智之投手を今ドラフトで指名しないことを公表した。山田正雄ゼネラルマネジャーは｢菅野君は指名しません｣と断言し、理由を説明。｢うちとしては( 1位は)その年の一番力がある選手。 1年間のブランクがあることを考えたら(菅野が)一番力のある投手じゃないと思います｣と話した。最終候補には高校、大学、社会人で各20人程度、約60人をリストアップした。
“ドラフト浪人”中の東海大・菅野智之投手が16日、神奈川・平塚市内の同大グラウンドで会見を開き、｢自分には待つことしかできない。やることをしっかりやって、充実した気持ちで来週の木曜日を迎えたい｣と25日に迫るドラフト会議への胸中を語った。
ドラフトを目前に控え会見する東海大・菅野
東海大に在籍する菅野は、学生野球憲章により、特定の希望球団を表明できない。
昨年のドラフトでは、伯父の原監督が指揮する巨人の一本釣りかと思われたが、交渉権を獲得したのは強行指名した北海道日本ハム。菅野は、対外試合に出場できないリスクを承知で浪人生活を決めた。今年も競合する可能性について｢そうならないことを祈るだけです｣と本音をこぼした。
もし今年も｢意中の球団｣以外が交渉権を獲得した場合、横井人輝監督は｢巨人以外ならアメリカに行くであろうと思う。野球留学も含めて、本人もいろいろ興味があるみたい。野球留学も含めて。いろんな選択肢があると思う｣と説明。157キロ右腕に渡米する覚悟があることを明言。菅野が再び入団を拒否し、米国でプレーする意向であることを明かした。
一方、菅野を 1位指名する可能性のあるＤｅＮＡは反発。菅野の会見を受け、高田繁ゼネラルマネジャー、中畑清監督が激怒し、強行指名も辞さない構えを見せた。
薄暮のグラウンドにドラフト会議を控えた菅野の言葉が響いた。
｢自分ができることは、ただ、やることをやって、来週の木曜日(25日＝ドラフト会議)を待つだけ。意中でない球団の指名？ そうならないことを祈るだけです。(思いは)かわっていない｣
ドラフト会議を控え報道陣の取材を受ける菅野
菅野の巨人への思いは強く、深い。原監督の妹・詠美さんの長男として誕生。｢この家系に生まれたことが運命｣と自然とＧ党になった。浪人した今年は｢(周囲に)迷惑をかけたくない｣と一度も東京Ｄに観戦には訪れなかったが、その代わり、テレビで巨人戦をほぼ欠かさず観戦。｢自分ならどう投げるか｣。同学年の高木京や田原に自分の雄姿をダブらせ、活力に変えてきた。
意中球団とは、言わずもがなの伯父・原辰徳監督(54)率いる巨人だ。昨年は指名された北海道日本ハムの誘いを断固拒否。この 1年は東海大の｢卒業延期制度｣を利用した浪人生活を送った。合宿所玄関には巨人の背番号｢88｣とワールド・ベースボール・クラシックでの｢83｣の原監督のユニホームが掲げられている。“その背”を見て、後輩とトレーニングを続けてきた。春先の米大リーグキャンプ参加に始まり、高校野球、大学野球、日本のプロ野球、メジャーまで外から野球を見てきた。人生勉強は 1年では短すぎるほどだった。
｢10月25日(ドラフト会議)が決して僕の中でゴールではないし、その先やるべきことはたくさんある。今まで以上に練習しなければならない｣
最近は、週に 2度、首都大学野球秋季リーグに出場中のレギュラーに対するシート打撃に登板した。懸念された実戦感覚の欠如への対策も万全。直球も常時 150キロを計測し、浪人のレッテルを懸命にはがしてきた。
2浪はしない！ 今秋ドラフト会議の目玉となる東海大・菅野は今年も巨人愛を宣言。ダメなら米国行きをちらつかせた
周囲への気遣いからか、はっきりと巨人の｢ 2文字｣を口にしない菅野の胸中を代弁したのが横井監督だ。
｢僕の立場でいえるのは、そう(巨人指名)でなければ、アメリカにいくであろう、日本にはいないであろうということ。野球留学に興味を持ってるし、いろんな選択肢がある。こういうこと(浪人生活)を(あと) 1年やるのは、本人も私も考えたくない｣
実戦を積めない国内での 2浪は回避し、“特例措置”の残る米国へ。江川、元木らと同様に米国のアマ球界を経て、巨人へという選択肢も捨ててはいない。
ただ、 1年を経過しても強硬姿勢に変化がない上、今回の米国発言は獲得を目指すＤｅＮＡ、楽天など他球団への“けん制”と受け取られても仕方がない。それでもなお、菅野は巨人にこだわる。逆風覚悟の野球人生。道は決して平坦(へいたん)ではない。
現在、調査書が届いている球団は巨人のみ。｢自分にできることはやることをやって、来週の木曜日(25日)を待つしかできない。充実した気持ちで迎えたい｣と菅野はうなずいた。伯父と一緒に同じユニホームに袖を通す｢夢｣の実現を信じて待つ。
◆菅野 智之(すがの・ともゆき)：1989年10月11日、神奈川・相模原市生まれ。23歳。東海大相模では 3年夏の神奈川大会準優勝が最高成績で、甲子園出場なし。東海大では 1年秋からエースで、 4年春に首都大学リーグ新記録の53回連続無失点を樹立するなど、リーグ史上最多の14完封を記録。リーグ通算53試合で37勝 4敗、防御率0.57。 185センチ、86キロ。右投右打。家族は両親と姉。
★菅野がドラフト指名を拒否して海外挑戦する場合：米大リーグや独立リーグなど、海外のプロ球団に入団した場合には、12球団の申し合わせにより、海外での契約終了後 2年間、ドラフト指名が凍結される。しかし、アマチュアチームに所属した場合などについては明確な規定がない。
もうすぐドラフト会議が行われるのですね。毎回そうだが、実力が有り人気が有る選手は必ずと言って良いくらいドラフトに名前が上がってくる。それが何番目でも昔と違い、現在は何位だったから使える選手なのかな？という心配も少なくなってきている。但し、育成選手は別だが…
菅野選手の様に、伯父が巨人の監督にいるからと言って｢そこにしか行きません｣とは情けない話しでは無いだろうか？伯父さんをやっつける！そう言う気持ちで他の球団に入り、自分の大きくなった姿を見て貰うのも一つではないのだろうか…。そう思うのだが。
現在楽天の監督をしている星野氏を見てみろ！巨人から｢必ず指名するから｣と言われていたのに、実際には指名されなかった。そんな巨人を倒すんだ！と頑張って現役時代を過ごしてきたという。
そう言う選手で無ければ成長できないだろう。ドラフト会議で自分の入りたい球団に指名されなかったから、アメリカへ行くなんて言うのはあまりにも甘すぎる考えだと思う。
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