●阪神が大拙攻で「2連敗」を喫した。序盤から再三のチャンスも生かすことができず終盤に引き離された。首位巨人とは、今季最大の「13.5ゲーム」差まで広がり、巨人の「優勝マジック17」となった。巨人が 2回に丸佳浩外野手(30)の「18号ソロ」で先制した。 2回には松原聖弥外野手(25)の適時打で 2点目。阪神は 3回に大山悠輔内野手(25)が四球を選び押し出しで 1点を挙げた。阪神秋山は 5回 2失点で降板し、「2番手」藤浪晋太郎投手(26)がマウンドへ。巨人も先発戸郷翔征投手(20)が 3回途中で降板し、中継ぎをつぎ込む展開になった。巨人が 7回に 3点を追加。 9回には若林晃弘内野手(27)の「2号2ラン」で突き放した。阪神に「13.5ゲーム」差とし、「優勝マジック17」とした。巨人大江竜聖投手(21)が「3勝」目、阪神秋山拓巳投手(29)「3敗」。阪神が大拙攻で宿敵に連敗した。 3イニングで満塁機があったが、奪った得点は大山の押し出し四球による 1点だけ。再三のチャンスを生かせず、首位巨人に今季最大の「13.5ゲーム」差をつけられた。ジェリー・サンズ外野手(33=キウム・ヒーローズ)とジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)の不調も気がかりだが、高橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)を中 5日で立てる 5日こそ、「意地の勝利」を見たい。
●近本光司外野手(25)が勝負を懸けた結果、失策を喫した。 1点ビハインドの 3回表二死 2塁、「2番」松原の 2遊間を抜いた中前打に前進守備から猛チャージ。グラブに当てながら捕球できず打者走者に 2塁進塁を許した。 2塁走者は俊足の吉川尚輝内野手(25)。捕球してもホームインされていた可能性が高く、松原に打点がついた。
●阪神が 3度目の満塁機をつくるも、無得点に終わった。 5回先頭の糸井嘉男外野手(39)が、この回に登板した巨人鍵谷陽平投手(29)から左中間への 2塁打。その後、大山、ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)の連続四球で一死満塁の好機をつくった。しかし原口文仁捕手(28)が 1邪飛、小幡竜平内野手(20)が投ゴロに倒れ無得点に終わった。原口は二度のチャンスをものにできず 6回の守備から途中交代。代わって梅野隆太郎捕手(29)がマスクをかぶった。
●阪神「2番」北條史也内野手(26)が今季初の「猛打賞」で気を吐いた。初回に戸郷から中前打を放つと、先頭の 3回は低めのスライダーを左中間に運び、好走塁で 2塁打とした。 5日に向けて力を込めた。
●秋山拓巳投手は粘投報われず、 2年ぶりの「巨人戦勝利」を逃した。18年 8月24日(東京ドーム)以来の巨イン戦先発。 2回一死から「5番」丸の中越えソロで先制点を献上した。 3回は二死から中前打、 2盗で二死 2塁とされ、「2番」松原に痛恨の中前適時打を浴びた。 4、 5回は無失点で切り抜け、 5回 6奪三振 4安打で 2失点。 1点ビハインドの場面で降板し、18年 5月8日(東京ドーム)以来の「巨人戦白星」は手にできなかった。
● 9月30日に支配下登録された横山雄哉投手(26)が、約 3年半ぶりの 1軍マウンドに上がったが、 1回 2安打 2失点とほろ苦いものになった。この日合流し、 1- 5の 9回に登板。先発した17年 4月23日巨人戦(東京ドーム)以来の 1軍戦だった。先頭の増田大輝内野手(27)に四球を与えると、カウント 3- 1から若林に直球を捉えられ、左翼スタンドギリギリの 2ランを浴びた。その後一死から石川に左前打を許したが、小林誠司捕手(31)を中飛、最後は「4番」岡本和真内野手(23)も内角高め直球で中飛。後続を抑えただけに悔しい 1球となった。試合前、矢野燿大監督(51)にあいさつに行くと熱い言葉をもらったという。14年「ドラフト1位」で入団も、18年に左肩の手術を受けて19年に育成契約。苦しい時期を支えてくれた人たちに、再起した姿を届けたい。背番号は入団当初の「15」から「91」1へ。感謝を胸に、再スタートを切った。
●藤浪晋太郎投手が最速 159キロを計測しながら、 1回 1/3を 6安打 3失点と打ち込まれた。 1点ビハインドの 6回表に流れを変えるべく登板。先頭の「2番」松原を 157キロ直球で左飛に仕留める。「3番」坂本勇人内野手(30)に 156キロを中前にはじかれ、「4番」岡本には 156キロを右前に運ばれ、一死 1、 3塁。ここから粘った。「5番」丸から内角低め 145キロスプリットで空振り三振を奪うと勢いづく。「6番」ウィーラーの初球にこの日最速となる 159キロを外角に決めると、 2盗を許した後、最後は外角低め 147キロスプリットで空振り三振を奪った。全35球のうち 159キロを 2度計測しながら 3失点。リードを 4点に広げられ、悔しいマウンドとなった。 159キロを 2度計測しながら 3失点。プロ 8年目で初の巨人戦リリーフ登板は悔しい結果になった。指揮官は今後に期待。次回、雪辱を期す。
●高橋遥人投手が中 5日で 5日の巨人戦に先発する。必勝を期した。快投で連敗をストップさせたい。
記事をまとめてみました。
<阪神 1- 5巨人>◇19回戦◇阪神 5勝14敗 0分◇ 4日◇阪神甲子園球場
巨人が 2回に丸の「18号ソロ」で先制した。 2回には松原の適時打で 2点目。阪神は 3回に大山が四球を選び押し出しで 1点を挙げた。
阪神秋山は 5回 2失点で降板し、「2番手」藤浪がマウンドへ。巨人も先発戸郷が 3回途中で降板し、中継ぎをつぎ込む展開になった。
巨人が 7回に 3点を追加。 9回には若林の「2号2ラン」で突き放した。阪神に「13.5ゲーム」差とし、「優勝マジック17」とした。巨人大江が「3勝」目、阪神秋山「3敗」。
3回裏阪神一死満塁、原口文仁捕手は 1邪飛に倒れる=阪神甲子園球場
阪神が大拙攻で「2連敗」を喫した。序盤から再三のチャンスも生かすことができず終盤に引き離された。首位巨人とは、今季最大の「13.5ゲーム」差まで広がり、巨人の「優勝マジック17」となった。
もどかしい攻撃が続いた。初回。北條、糸井の連打で一死 2、 3塁としたが、「4番」サンズが捕邪飛。続く大山が四球を選んで満塁としたが、ボーアがフォークを引っかけて 1ゴロに倒れた。
2点を追う 3回には、先頭北條の左中間 2塁打から糸井、サンズが連続四球を選び無死満塁。さらに大山も 2ストライクから四球となり、押し出しで 1点を挙げた。
3回裏阪神二死満塁、小幡竜平内野手(左)が三振に倒れベンチでさえない表情で首をかしげる矢野燿大監督(右端)=阪神甲子園球場
だが、ここから続かない。投手が戸郷から大江にスイッチし、なおも無死満塁からボーアが外低めスライダーに空振り三振。原口は初球で 1邪飛を打ち上げ、最後は小幡もスライダーに空振り三振。 1得点にとどまった。
5回にも不安定な「3番手」鍵谷を攻め立てて一死満塁としたが、原口が内角直球を 1邪飛、小幡が初球のフォークを 1ゴロ。 2万人超の甲子園がため息に包まれるシーンが繰り返された。
5回裏阪神一死満塁、原口文仁捕手は 1邪飛に倒れる=阪神甲子園球場
阪神が大拙攻で宿敵に連敗した。 3イニングで満塁機があったが、奪った得点は大山の押し出し四球による 1点だけ。再三のチャンスを生かせず、首位巨人に今季最大の「13.5ゲーム」差をつけられた。サンズとボーアの不調も気がかりだが、高橋を中 5日で立てる 5日こそ、「意地の勝利」を見たい。
◇ ◇ ◇
今季最多 2万 904人が集客された甲子園で、虎党のため息が充満した。矢野監督の言葉も沈むのも無理はない。「(チャンスで) 1本でも 2本でも。一気にいかないと、当たり前だけど流れが来ない。それに尽きると思います」。打線が 3度の満塁を含む 1、 3、 5回の得点機で大拙攻を演じた。
◆ 1回 0点 一死 2、 3塁でサンズが捕邪飛。二死満塁ではボーアが 1ゴロに倒れた。
7回裏阪神二死 1塁、空振り三振に倒れるジャスティン・ボーア内野手=阪神甲子園球場
◆ 3回 1点 無死 2塁から 3者連続四球( 3人目の大山は押し出し四球)で 1点。だが、戸郷→大江にスイッチされ、ボーア三振、原口 1邪飛、小幡三振で同点にも追いつけなかった。
◆ 5回 0点 無死 2塁からサンズ三振後、一死満塁に。原口 1邪飛、小幡投ゴロで無得点。
巨人投手陣の 9四死球の乱調も生かせず、奪った得点は押し出しによる 3回の 1点だけでタイムリーなし。残塁は13を数えた。
気がかりはサンズとボーア、 2人の無安打が止まらないことだ。サンズはこれで「24打席連続無安打」、ボーアは「17打席連続ノーヒット」となった。サンズは 7回に左手に死球を受けたため、 9回の打席は代打が送られた。 8、 9回の守備に就いたが、負傷の程度も気になるところ。矢野監督は、 2人の不振について「もちろんランナーを置いて、かえしてくれというところの打順。かえせないわけやから。苦しいね」。もちろん、「7番捕手」で先発オーダーに組み込んだ原口の好機での凡退も痛かった。
9回裏阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手が見逃し三振で試合終了となる=阪神甲子園球場
連敗で宿敵巨人とは今季最大の「13.5ゲーム」差が開いた。「明日、頑張るしかない。目の前の試合を全力でいきます」と矢野監督。このまま引き離されてばかりでは、悲しすぎる。
◆「最大差逆転V」 阪神が巨人に敗れ、首位とのゲーム差が今季最大の「13.5差」に開いた。セ・リーグの「最大ゲーム差逆転優勝」は、08年巨人の「13」差。プロ野球の過去「最大差逆転V」は63年西鉄の「14.5」差。
巨人に連敗しさえない表情であいさつする北條史也内野手(右から 4人目)ら阪神の選手たち=阪神甲子園球場
阪神が大拙攻で「2連敗」を喫した。序盤から再三のチャンスも生かすことができず終盤に引き離された。首位巨人とは、今季最大の「13.5ゲーム」差まで広がり、巨人の「優勝マジック17」となった。
矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
-打線が
矢野監督 うん
-あと1本出れば流れは変わっていた
矢野監督 1本も 2本でもね。一気にいかないと、当たり前だけど流れ来ないので。それに尽きると思います。
-サンズとボーア
矢野監督 まあもちろんランナーを置いてね、返してくれというところの打順で。返せないわけやから。苦しいね。
-サンズに代打
矢野監督 いやいや、死球当たってたやん。
巨人に敗れ肩を落としあいさつに向かう矢野燿大監督(中央)=阪神甲子園球場
- 6回から藤浪登板。流れが変わればというところ
矢野監督 もちろん、もちろん。先に嫌な流れを何とかしたいというところでいったんだけど。
-投球自体はどうだったか
矢野監督 まあまあ、そら細かいことがまだまだ晋太郎自身ができるっていうより、思い切って腕を振って投げていくというところなんで。悪くなっちゃうとこういうことになるし。
-秋山は
矢野監督 全然悪くない。粘って秋山らしく投げてくれていたんで。打線だと思います。
-横山が 3年ぶり登板
矢野監督 思いきってはいったと思うけどね。これもプロなんで。仕方がないんじゃないんですか。
-明日に向けて
矢野監督 何か言えることはないけどね、あした頑張るしかないんで。目の前の試合を全力でいきます。
3回表巨人二死 2塁、松原聖弥外野手の中前適時打で中堅手近本光司外野手が後逸する=阪神甲子園球場
近本光司外野手が勝負を懸けた結果、失策を喫した。
1点ビハインドの 3回表二死 2塁、「2番」松原の 2遊間を抜いた中前打に前進守備から猛チャージ。グラブに当てながら捕球できず打者走者に 2塁進塁を許し、12球団ワーストのチーム失策数は「64」に増えた。
2塁走者は俊足の吉川尚。捕球してもホームインされていた可能性が高く、松原に打点がついた。
3回裏阪神一死満塁、 1飛に倒れた原口文仁捕手=阪神甲子園球場
阪神が 3度目の満塁機をつくるも、無得点に終わった。
5回先頭の糸井が、この回に登板した巨人鍵谷から左中間への 2塁打。その後、大山、ボーアの連続四球で一死満塁の好機をつくった。しかし原口が 1邪飛、小幡が投ゴロに倒れ無得点に終わった。
阪神は初回に二死満塁の好機をつくるも、ボーアが 1ゴロに倒れ無得点。 3回も無死満塁の絶好機をつくったが、押し出し四球による 1点のみ。5回まで毎回走者を出しながらも、適時打が出ていない。
3回裏阪神二死満塁、三振に倒れた小幡竜平内野手=阪神甲子園球場
三度目の正直とはならなかった。阪神は 1- 2で迎えた 5回、一死満塁と一打逆転のチャンスも原口が 1邪飛、小幡が投ゴロに倒れ無得点に終わった。 1回は二死満塁でボーアが 1ゴロ。 0- 2の 3回は無死満塁から大山が押し出し四球を選び 1点を返したもののボーアが空振り三振。原口が 1邪飛、小幡が空振り三振に終わっていた。
原口は二度のチャンスをものにできず 6回の守備から途中交代。代わって梅野がマスクをかぶった。
1回裏阪神一死、北條史也内野手は中前打を放った=阪神甲子園球場
阪神「2番」北條史也内野手が今季初の「猛打賞」で気を吐いた。初回に戸郷から中前打を放つと、先頭の 3回は低めのスライダーを左中間に運び、好走塁で 2塁打とした。
9回にも左前打を放った背番号「2」は「ジャイアンツ戦は負け越していますし、勝ちたい気持ちが強いので、そういった気持ちで臨んだ結果が今日の結果につながったと思います」と気合勝ち。 5日に向けても「何としても勝つという気持ちで臨みたい」と力を込めた。
9回裏阪神無死 1塁、左前安打を放った北條史也内野手=阪神甲子園球場
秋山拓巳投手は粘投報われず、 2年ぶりの「巨人戦勝利」を逃した。
18年 8月24日(東京ドーム)以来の巨イン戦先発。 2回一死から「5番」丸の中越えソロで先制点を献上した。 3回は二死から中前打、 2盗で二死 2塁とされ、「2番」松原に痛恨の中前適時打を浴びた。
4、 5回は無失点で切り抜け、 5回 6奪三振 4安打で 2失点。 1点ビハインドの場面で降板し、18年 5月8日(東京ドーム)以来の「巨人戦白星」は手にできなかった。
力投する阪神先発の秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
先発の阪神秋山拓巳投手が 5回 4安打 2失点で「3敗」目を喫した。
「巨人打線に対して少し慎重になってしまい、テンポも悪くなってしまいました」。 2回は丸に先制ソロを浴びたが、粘りの投球を継続。打席でも 2回に 6球ファウルで粘り中前打を放ち、 4回は四球を選んだ。矢野監督も「全然悪くない。粘って秋山らしく投げてくれていたんで。打線だと思います」と話した。
9回、マウンドへ向かう横山雄哉投手=阪神甲子園球場
9月30日に支配下登録された横山雄哉投手が、約 3年半ぶりの 1軍マウンドに上がったが、 1回 2安打 2失点とほろ苦いものになった。
この日合流し、 1- 5の 9回に登板。先発した17年 4月23日巨人戦(東京ドーム)以来の 1軍戦だった。先頭の増田大に四球を与えると、カウント 3- 1から若林に直球を捉えられ、左翼スタンドギリギリの 2ランを浴びた。その後一死から石川に左前打を許したが、小林を中飛、最後は「4番」岡本も内角高め直球で中飛。後続を抑えただけに悔しい 1球となった。
9回、支配下登録後、初の 1軍マウンドに上がった横山雄哉投手=阪神甲子園球場
横山は14年に「ドラフト1位」で入団。通算「3勝」を挙げるも、18年に左肩の手術を受け、19年に育成契約に。今季はウエスタン・リーグで主に先発として13試合に登板して「防御率3.26」の成績を残し、支配下登録を勝ち取った。この日は久しぶりの 1軍に「懐かしさがありましたし、緊張感もありますが、やってやろうという気持ちです」と決意を新たにしていた。
9回表、阪神「5番手」で登板しファンの前で力投する横山雄哉投手=阪神甲子園球場
横山雄哉投手が、約 3年半ぶりの 1軍マウンドに帰ってきた。
9月30日に支配下復帰した左腕は、 4点ビハインドの 9回に登板。先頭の増田大に四球を与えると、若林に直球を捉えられ、左翼スタンドギリギリに運ばれる 2ランを浴びた。その後は吉川尚を左飛に斬り、石川に左前打されたが、小林と岡本を真っすぐで連続の中飛に抑えた。最速 140キロ。 1回 2安打 2失点のホロ苦い結果になったが、しっかり復活の1歩を記した。
横山雄哉投手は若林晃弘内野手(手前)に「左越え2点本塁打」を被弾する=阪神甲子園球場
「懐かしさがありましたし、緊張感もありますが、やってやろうという気持ちです」。甲子園に足を踏み入れ、決意を新たにしていた。 1軍戦は17年 4月23日巨人戦(東京ドーム)以来。甲子園に限れば16年 5月18日中日戦以来だった。
試合前、矢野監督にあいさつに行くと熱い言葉をもらったという。「まずはここまでお世話になった方々に感謝の気持ちというもの込めて投げるように。結果はあとからついてくるものだから、まずはそういった気持ちを持ってやりなさい」。14年「ドラフト1位」で入団も、18年に左肩の手術を受けて19年に育成契約。苦しい時期を支えてくれた人たちに、再起した姿を届けたい。「そういった気持ちを、マウンドで表現できればと思います」。背番号は入団当初の「15」から「91」1へ。感謝を胸に、再スタートを切った。
6回表巨人一死、坂本勇人内野手の打球にグラブを出すも捕れず中前安打を許す藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
藤浪晋太郎投手が最速 159キロを計測しながら、 1回 1/3を 6安打 3失点と打ち込まれた。
1点ビハインドの 6回表に流れを変えるべく登板。先頭の「2番」松原を 157キロ直球で左飛に仕留める。「3番」坂本に 156キロを中前にはじかれ、「4番」岡本には 156キロを右前に運ばれ、一死 1、 3塁。ここから粘った。
「5番」丸から内角低め 145キロスプリットで空振り三振を奪うと勢いづく。「6番」ウィーラーの初球にこの日最速となる 159キロを外角に決めると、 2盗を許した後、最後は外角低め 147キロスプリットで空振り三振を奪った。
6回表巨人二死 2、 3塁、ゼラス・ウィーラー外野手から三振を奪い雄たけびをあげる藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
だが 2イニング目の 7回表は耐えられなかった。1死から8番炭谷にカットボールで右前を運ばれ、9番若林にも三遊間を破られて一死 1、 3塁。「1番」吉川尚に甘く入ったスプリットをミートされ、「右中間適時2塁打」を浴びた。なおも一死 2、 3塁から2番松原には前進守備の 2遊間を破られ、 2点タイムリーを献上。ここで降板を告げられた。
全35球のうち 159キロを 2度計測しながら 3失点。リードを 4点に広げられ、悔しいマウンドとなった。
7回表巨人一死 1、 3塁、藤浪晋太郎投手(手前右)は吉川尚輝内野手に右に適時 2塁打を打たれる=阪神甲子園球場
藤浪晋太郎投手が重苦しいムードにのみ込まれ、 1回 1/3を 6安打 3失点と打ち込まれた。
出番は 1点ビハインドの 6回表だった。打線がなかなか好機で 1本を出せない展開。「3戦連続無失点」の右腕に白羽の矢が立った。「嫌な流れを先になんとかしたいというところで」。矢野監督が託した役割を 1イニング目は全うした。
先頭の「2番」松原を 157キロ直球で左飛に仕留めた。「3番」坂本、「4番」岡本に連打を浴びたが、「5番」丸、「6番」ウィーラーをともにスプリットで空振り三振に仕留めてガッツポーズだ。ウィーラーへの初球にはこの日最速 159キロを外角に決め、雰囲気を一変させた。
7回表巨人一死 1、 3塁、吉川尚輝内野手に適時二塁打を打たれた藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
だが、 2イニング目の 7回は耐えきれなかった。一死から下位打線に連打を許して一死 1、 3塁。「1番」吉川尚に甘く入ったスプリットをミートされ、右中間適時 2塁打を浴びた。なおも一死 2、 3塁。「2番」松原には前進守備の 2遊間をしぶとく破られ、痛恨の 2点を追加された。ここで無念の降板を告げられた。
159キロを 2度計測しながら 3失点。プロ 8年目で初の巨人戦リリーフ登板は悔しい結果になった。指揮官は「まだまだ細かいところができるというより、思い切って腕を振って投げていくというところなんで」と今後に期待。次回、雪辱を期す。
▽阪神福原忍投手コーチ(藤浪晋太郎投手の 6回投入に)
「雰囲気を変えられる投手。今日は打たれてしまいましたが、ボール自体は悪くないと思うので、また切り替えて頑張ってくれればいいかなと思います。(秋山は)本当に粘り強く投げてくれた。失点した回も最少失点に抑えてくれたので、丁寧な投球をしてくれたと思います」
試合前の練習でキャッチボールする高橋遥人投手、右は福原忍投手コーチ=阪神甲子園球場
高橋遥人投手が中 5日で 5日の巨人戦に先発する。「任せていただいているので、気持ちの面でも高ぶりますし、期待に応えられるように頑張ります」と必勝を期した。
前回 9月29日の中日戦では、 6回 8安打 3失点で約 1カ月ぶりの「3勝」目を挙げた。巨人とは今季 4度対戦し、「防御率2.52」ながら「1勝3敗」。快投で連敗をストップさせたい。
※10月 5日の予告先発は、阪神・高橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)ー巨人・桜井俊貴投手(26)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
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