● 3月に南米ペルーの「世界遺産マチュピチュ観光」に訪れた邦人男性が、「新型コロナウイルス感染防止対策」による「遺跡閉鎖」と「移動制限」に遭い、麓の村で足止めされたまま 200日以上を過ごした。男性は10日、ペルー政府に遺跡訪問を特別に認められ、唯一の観光客として「世界遺産」を“独占”した。男性は奈良市のボクシングトレーナー片山慈英士さん(26)。「世界一周旅行」の最後の地として、 3月16日に遺跡に入るチケットを買い14日に麓のマチュピチュ村に入った。ところがペルー政府が15日に「国家緊急事態令」を発表し、国境を封鎖して国内の移動も厳しく制限。遺跡も閉鎖された。11月に資格試験を受けるため日本に帰る必要があり、遺跡訪問はあきらめかけていたところ、地元紙が「マチュピチュ最後の観光客」と片山さんの境遇を報道。片山さんに多くのペルー人からメッセージや応援が殺到、政府の許可につながった。ペルー政府は 5日から国際線を再就航したが、「マチュピチュ遺跡」再開の日は決まっていない。
●スウェーデンの「王立科学アカデミー」は12日、2020年の「ノーベル経済学賞」を米スタンフォード大のポール・ミルグロム教授(72)ら 2氏に授与すると発表した。「オークション理論の改善と新たな形式の発明」が理由としている。「経済学賞」は「ノーベル賞」で唯一、日本人に授与されておらず、今回も実現しなかった。日本人は 3年ぶりに全ての「ノーベル賞」を逃した。もう 1人の受賞者は同大のロバート・ウィルソン名誉教授(83)。授賞式は「新型コロナウイルスの流行」を考慮し、オンラインで12月10日に開かれる。王族らとの晩さん会も来年に先送りとなり、今年の受賞者は居住国でメダルと賞状を受け取る。賞金は1000万クローナ(約 1億2000万円)を 2氏で分ける。
●政府の観光支援事業「GoToトラベル」に関して、一部の大手旅行予約サイトで割引上限額を引き下げたり、予約回数を 1回にするなど、制限する動きが相次いでいる。「Yahoo!トラベル」「じゃらん」「一休.com」では12日までに、割引上限額を 1泊 1人あたり 1万4000円から3500円に引き下げた。「楽天トラベル」は 1会員につき予約 1回とした。事業予算は約 1兆3500億円だが、宿泊旅行の割引は 9月15日時点で、 735億円の予算消化にとどまる。観光庁の担当者は取材に「対処法を検討しています。給付時期や金額について、柔軟に対応していきたい」と話した。
●東京都は12日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに78人報告されたと明らかにした。累計は 2万7793人となった。都は感染状況に関する「4段階の警戒度」を最高レベルから 2番目の「再拡大に警戒が必要」としている。
●群馬県長野原町の川原湯温泉で毎年 1月20日に地域の繁栄と無病息災を祈願する「湯かけ祭り」が来年は中止になることが12日、分かった。「新型コロナウイルス感染拡大防止」が理由。地元地区の評議委員会が 9日、中止を決めた。
●写真館の「スタジオアリス」は12日、2021年 2月期通期の連結業績予想を発表し、純利益が前期比50.4%減の 6億円になるとの見通しを示した。写真館「スタジオアリス」の売上高(速報値)は 3月から 6月まで 4カ月連続で前年割れとなったが、 7、 8月は前年の水準を上回った。 9月は前年同月比 1.9%減にとどまった。記念写真の需要は緩やかに回復し、来年 1月以降は「新型コロナの感染拡大」前の水準に戻るとした。
●マクドナルドの「プレミアムローストコーヒー(ホット)」のMサイズが、10月14日から27日までの 2週間限定で、 100円の特別価格になると、SNSで話題になっています。通常価格は 150円。今回の特別価格は、店頭での通常販売だけでなく、事前に注文・決済できるモバイルオーダーでの購入も対象。
記事をまとめてみました。
3月に南米ペルーの「世界遺産マチュピチュ観光」に訪れた邦人男性が、「新型コロナウイルス感染防止対策」による「遺跡閉鎖」と「移動制限」に遭い、麓の村で足止めされたまま 200日以上を過ごした。男性は10日、ペルー政府に遺跡訪問を特別に認められ、唯一の観光客として「世界遺産」を“独占”した。
男性は奈良市のボクシングトレーナー片山慈英士さん(26)。共同通信に「まさか行けると思わなかった。遺跡ももちろんすごかったが、いろんな人が協力してくれたことに、とても感動した」と話した。
「世界一周旅行」の最後の地として、 3月16日に遺跡に入るチケットを買い14日に麓のマチュピチュ村に入った。ところがペルー政府が15日に「国家緊急事態令」を発表し、国境を封鎖して国内の移動も厳しく制限。遺跡も閉鎖された。
足止めされた邦人のためのチャーター便も手配されたが、料金が高く、空港までの移動も難しかったため断念。村で子どもにボクシングを教えたり、宿泊先のオーナーからヨガを教わったりして日々を送った。
11月に資格試験を受けるため日本に帰る必要があり、遺跡訪問はあきらめかけていたところ、地元紙が「マチュピチュ最後の観光客」と片山さんの境遇を報道。片山さんに多くのペルー人から「入れるよう村長に頼んであげる」などのメッセージや応援が殺到、政府の許可につながった。
ペルー政府は 5日から国際線を再就航したが、「マチュピチュ遺跡」再開の日は決まっていない。片山さんは村で過ごした時間を「皆に良くしてもらい、観光客ではなく住民のように生活できた。応援してくれた方にお礼が言いたい」と振り返った。
スウェーデンの「王立科学アカデミー」は12日、2020年の「ノーベル経済学賞」を米スタンフォード大のポール・ミルグロム教授(72)ら 2氏に授与すると発表した。「オークション理論の改善と新たな形式の発明」が理由としている。「経済学賞」は「ノーベル賞」で唯一、日本人に授与されておらず、今回も実現しなかった。日本人は 3年ぶりに全ての「ノーベル賞」を逃した。
もう 1人の受賞者は同大のロバート・ウィルソン名誉教授(83)。
「王立科学アカデミー」の声明によると、 2氏はさまざまなルールに基づくオークションの理論の確立に貢献。新たな手法も開発し、1994年に米当局が無線周波数の入札で活用して以降、多くの国で用いられているという。
ノーベル経済学賞に決まったポール・ミルグロム氏(左)とロバート・ウィルソン氏 (AP通信)
「王立科学アカデミー」は「経済学賞」の発表に際し、オークションの落札を宣言する際に使われる木づちをたたくユーモアで栄誉をたたえた。
ミルグロム教授には「オークション 理論とデザイン」や「組織の経済学」などの著書がある。
授賞式は「新型コロナウイルスの流行」を考慮し、オンラインで12月10日に開かれる。王族らとの晩さん会も来年に先送りとなり、今年の受賞者は居住国でメダルと賞状を受け取る。賞金は1000万クローナ(約 1億2000万円)を 2氏で分ける。
政府の観光支援事業「GoToトラベル」に関して、一部の大手旅行予約サイトで割引上限額を引き下げたり、予約回数を 1回にするなど、制限する動きが相次いでいる。
「Yahoo!トラベル」「じゃらん」「一休.com」では12日までに、割引上限額を 1泊 1人あたり 1万4000円から3500円に引き下げた。「楽天トラベル」は 1会員につき予約 1回とした。「Yahoo!トラベル」「一休.com」の担当者は、いずれも「より多くの方にご利用いただくため、このような対応を取らせていただいた」と説明した。
10日から「GoToトラベル」の割り引き額が変更になったことを知らせる旅行会社のサイト=Yahoo!トラベル
「Relux」や「dトラベル」は一時、販売を終了。「Relux」は公式HPで「ご好評につき、給付金額の予算上限に達しましたので、販売終了となりました」と説明している。
10月 1日から東京発着の旅行が追加されたばかり。主な旅行予約サイトによる制限は、予約が急増し政府からの給付金が早期に上限に達する可能性が出てきたためとみられる。利用者からは「ようやくお得にたくさん旅行ができると思ったのに」「サイトによって上限が決められるとは知らなかった」など、戸惑いの声も上がっている。
事業予算は約 1兆3500億円だが、宿泊旅行の割引は 9月15日時点で、 735億円の予算消化にとどまる。観光庁の担当者は取材に「対処法を検討しています。給付時期や金額について、柔軟に対応していきたい」と話した。
東京都は12日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに78人報告されたと明らかにした。累計は 2万7793人となった。
都内は直近 7日間の平均による 1日当たりの感染者数が 100人台の半ばから後半の間でほぼ横ばいの状況。都は感染状況に関する「4段階の警戒度」を最高レベルから 2番目の「再拡大に警戒が必要」としている。
群馬県長野原町の川原湯温泉で毎年 1月20日に地域の繁栄と無病息災を祈願する「湯かけ祭り」が来年は中止になることが12日、分かった。「新型コロナウイルス感染拡大防止」が理由。
真冬の早朝にふんどし姿の参加者たちが「お祝いだ」と叫びながら、紅白に分かれたチーム同士でお湯をかけ合う祭り。地元地区の評議委員会が 9日、中止を決めた。
写真館の「スタジオアリス」は12日、2021年 2月期通期の連結業績予想を発表し、純利益が前期比50.4%減の 6億円になるとの見通しを示した。
売上高は10.7%減の 347億円を見込む。「新型コロナウイルス」の影響による店舗の臨時休業で上期の売上高は大きく落ち込んだが、下期は前年をやや下回る水準に戻ると予想した。
写真館「スタジオアリス」の売上高(速報値)は 3月から 6月まで 4カ月連続で前年割れとなったが、 7、 8月は前年の水準を上回った。 9月は前年同月比 1.9%減にとどまった。
記念写真の需要は緩やかに回復し、来年 1月以降は「新型コロナの感染拡大」前の水準に戻るとした。
同時に発表した20年 8月中間連結決算は、売上高が前年同期比22.8%減の 136億円、純損益が 9億円の赤字だった。
マクドナルドの「プレミアムローストコーヒー(ホット)」のMサイズが、10月14日から27日までの 2週間限定で、 100円の特別価格になると、SNSで話題になっています。通常価格は 150円だそうです。徐々に肌寒さが感じられ、温かい飲み物がほしくなるこの季節…「楽しみ!」「お得ね!」といった声が寄せられています。
マクドの「プレミアムローストコーヒー(ホット)」が特別価格になると話題です
2019年に豆の産地や焙煎度合いから見直してリニューアルされたプレミアムローストコーヒー。これまでも Sサイズが期間限定で無料提供されるなど、話題を集めてきました。
今回の特別価格は、店頭での通常販売だけでなく、事前に注文・決済できるモバイルオーダーでの購入も対象。10月14日にはマックカードが当たるTwitterキャンペーンも予定されています。