●阪急阪神ホールディングス(ＨＤ)の角和夫代表取締役会長グループＣＥＯ(71)が12日、兵庫県内で取材に応じ、｢新型コロナウイルス感染対策｣を施す中、 5人以上で会食したと一部で報道された阪神・矢野燿大監督(51)を不問とする考えを示した。一方でオフに向けて規律を定めることを指示。たがが緩んでいる球団を引き締める。またしても浮上しかけた醜聞をグループ総帥がピシャリと締めた。引責はここまでにしたい。ただし、規律を作れ－。阪急阪神ＨＤの角ＣＥＯはオフに向けて球団側に指示をしたことを明らかにした。今夏、矢野監督が広島で 5人以上による会食を行っていたことが一部で報じられた。これを受けて球団はチームマネジメント上必要で事前に許可し、不問とすることを発表。角ＣＥＯも同じだった。 3月、 9月に｢新型コロナウイルス感染者｣を12人出したことについては｢けじめが必要｣と球団内の対応を糾弾していたが、指揮官の行動を理解し、矛先を向けないと語った。すでにシーズン中の外食は禁止としている。しかし、オフになれば選手は球団の管轄を外れ、すべての行動は自己判断に任される。球界屈指の人気球団。周りからは歓迎される。そこで脇が甘くなれば努力も水の泡となる。選手たちの自覚をどれだけ促し、再発防止に努めることができるか。自分に勝て－。｢常勝軍団｣再建へ、角ＣＥＯが初めて指針を示したわけだ。阪急阪神ＨＤとして監視の目を光らせる。球史に暗い影を落とすことになった｢球団創設８５周年｣。これまで、どんなトラブルにも球団内で収めてきたが、ここからは阪神だけに任せない。ノーモア、2020年－。歴史的な決断が下された。角ＣＥＯが主導し、虎に掟を作らせる。
●阪神は12日、矢野燿大監督が夏場にチーム内で決めたルールの上限を超える｢５人以上での会食｣を行ったとの一部報道を受け、球団責任者から容認を受けたもので、違反には当たらないと発表した。｢新型コロナウイルス感染拡大防止策｣として、遠征先での外食は球団が容認した日に限り許可され、人数も｢４人以内｣と決められていた。矢野監督は指定された日に、比較的感染者数が少ない広島で会食を行ったという。球団では｢コロナ感染者｣が 9月下旬に続出。遠征先での一切の外食を禁止している。｢新型コロナウイルス感染拡大予防｣に取り組む中、チームは名古屋、広島遠征中で球団独自の内規の下、会食を許可していた。球団は指揮官からその時点で報告を受けていたため、指導の一環だと判断した。報道では矢野監督は夏場の遠征先で内規に定められた「４人以内｣を上回る人数の選手、関係者らと会食。球団側は黙認し、この問題を隠ぺいしているとしている。阪神は 9月25日、 5選手の｢コロナ感染｣と同19日に名古屋市内で球団内規を破った外食があったことを発表。内規違反に対し、10選手とスタッフ 1人に制裁金を課している。
●13日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発予定の高橋遥人投手(24＝亜細亜大學ＯＢ)が12日、甲子園での投手指名練習に参加。今季は｢２戦２勝｣と相性のいい中日戦に向け、キャッチボールやショートダッシュなどで調整した。中 5日での先発となった前回 5日の巨人戦(甲子園)では自己最多の｢１４三振｣を奪うなど、｢５安打１失点｣の好投で初｢の完投勝利｣を挙げた。そこから中 7日でのマウンド。勢いに乗り自身｢３連勝｣を目指す。
●岩貞祐太投手(29)、岩崎優投手(29)が12日、｢出場選手登録｣された。 9月24日に浜地の｢新型コロナウイルス感染｣を確認し、チーム全員に｢ＰＣＲ検査｣を実施。19日の名古屋遠征中に岩貞は計 8人で、岩崎は同ポジション 4人での会食が発覚した。岩貞は｢陽性｣、岩崎は｢濃厚接触者｣に指定され、25日に登録抹消された。｢新型コロナウイルス感染｣から回復した岩貞、｢濃厚接触者｣として離脱していた岩崎が近日中にも 1軍に合流する見通しとなった。救援の軸だった 2人は 9月25日に出場選手登録を外れ、離脱中は本来は先発の藤浪晋太郎投手(26)らが穴を埋めた。金村曉投手コーチ(44)は 2人の復帰後も藤浪を中継ぎで起用する方針を示し期待した。｢コロナ禍｣で計10人が離脱。そこからチームは｢７勝７敗１分け｣だが、中継ぎ陣の蓄積疲労は否めない状況でともに 2軍戦を経ずに、 1軍昇格した。因縁の名古屋から再出発する。代わって中田賢一投手(38)と長坂拳弥捕手(26)が出場選手登録を抹消された。 2軍戦での登板はなく、 1軍のマウンドがぶっつけ本番。ともに 9月22日の以来、 3週間ぶりの実戦になる。離脱した時間を取り戻すためにも、シーズン終盤戦でフル回転する。救援で好投を続ける藤浪を交え、どんな方程式になるのか、注目だ。
●藤川球児投手(40) 1軍昇格。今季限りでの｢現役引退｣を表明している藤川は、現在右上肢のコンディション不良で 2軍調整中。再合流はベテラン自身の状態と意思に一任任される。
●金村暁投手コーチが12日、藤浪晋太郎投手の中継ぎ起用を続ける方針を示した。同コーチは12日の投手指名練習に参加。チーム内の｢新型コロナウイルス感染｣の影響で離脱していた岩貞、岩崎はすでにブルペン入りしており、 1軍復帰も間近。 2人が合流し中継ぎ再編となっても、藤浪はブルペンの一員として待機する方向だ。藤浪は11日ＤｅＮＡ戦(甲子園)で 8回に登板し、 3者凡退に抑え今季｢４ホールド｣目を記録。10日からの連投となったが、自己最速タイの 160キロも計測していた。 9月25日に緊急昇格してから、中継ぎとしてここまで 8試合に登板しフル回転している。離脱していた岩貞、岩崎も13日から 1軍に再合流。中継ぎ再編となっても、藤浪はリリーフの一員として待機する。今季は残り24試合で、現在は西勇輝投手(29)、高橋ら先発投手 6人がそろう状態。藤浪の中継ぎ継続に両左腕も加わり、ブルペンが厚みを増す形になる。勝利のリレーをつなぐ一瞬が、完全復活の新たな1歩になる。
記事をまとめてみました。
虎に厳命！ 阪急阪神ホールディングス(ＨＤ)の角和夫代表取締役会長グループＣＥＯ(71)が12日、兵庫県内で取材に応じ、｢新型コロナウイルス感染対策｣を施す中、 5人以上で会食したと一部で報道された阪神・矢野燿大監督を不問とする考えを示した。一方でオフに向けて規律を定めることを指示。たがが緩んでいる球団を引き締める。
またしても浮上しかけた醜聞をグループ総帥がピシャリと締めた。引責はここまでにしたい。ただし、規律を作れ－。阪急阪神ＨＤの角ＣＥＯはオフに向けて球団側に指示をしたことを明らかにした。
｢今まで起きたことは今更どういったって、(揚塩)球団社長が『辞任表明』してるわけですから。これ以上責任の、けじめのつけ方ってないわけですからね。オフの過ごし方あるいは来シーズンに向けてどういう風にルールを決めていくのか、ということの方が大事ですよね｣
オフに向け、角和夫ＣＥＯは球団内の引き締めを厳命した＝兵庫県内
今夏、矢野監督が広島で 5人以上による会食を行っていたことが一部で報じられた。これを受けて球団はチームマネジメント上必要で事前に許可し、不問とすることを発表。角ＣＥＯも同じだった。 3月、 9月に｢新型コロナウイルス感染者｣を12人出したことについては｢けじめが必要｣と球団内の対応を糾弾していたが、指揮官の行動を理解し、矛先を向けないと語った。
｢球団が許可してますので、もしそれがだめ、甘いということであるならば、球団が責められるべきであって、監督が責められる話ではない｣
揚塩球団社長は 9日、12月 1日付で引責辞任することを発表した。今回の矢野監督の会食の詳細について、角ＣＥＯは阪急の杉山健博社長らに調査を指示。この日の夕方、阪神電鉄の秦雅夫社長から報告を受けた。
矢野監督の会食については不問とした
｢シーズン終了まで会食することは『１００％あり得ない』話ですから、そこは心配していない。シーズンオフに、当然、タイガースの選手は人気があるから、いろんなところからお呼びがかかったりするじゃないですか｣
すでにシーズン中の外食は禁止としている。しかし、オフになれば選手は球団の管轄を外れ、すべての行動は自己判断に任される。球界屈指の人気球団。周りからは歓迎される。そこで脇が甘くなれば努力も水の泡となる。選手たちの自覚をどれだけ促し、再発防止に努めることができるか。自分に勝て－。｢常勝軍団｣再建へ、角ＣＥＯが初めて指針を示したわけだ。
｢どういう規律を定めていくかということをタイガースの方には(私から)言わせてもらって、われわれもそれを聞かせてもらって、ということになると思います｣
阪急阪神ＨＤとして監視の目を光らせる。球史に暗い影を落とすことになった｢球団創設８５周年｣。これまで、どんなトラブルにも球団内で収めてきたが、ここからは阪神だけに任せない。ノーモア、2020年－。歴史的な決断が下された。角ＣＥＯが主導し、虎に掟を作らせる。
阪神は12日、矢野燿大監督が夏場にチーム内で決めたルールの上限を超える｢５人以上での会食｣を行ったとの一部報道を受け、球団責任者から容認を受けたもので、違反には当たらないと発表した。｢事前に相談を受け、監督のチームマネジメント、強化に資する内容と判断したため、球団として許可を出しました｣とした。
｢新型コロナウイルス感染拡大防止策｣として、遠征先での外食は球団が容認した日に限り許可され、人数も ｢４人以内｣と決められていた。矢野監督は指定された日に、比較的感染者数が少ない広島で会食を行ったという。
球団では｢コロナ感染者｣が 9月下旬に続出。遠征先での一切の外食を禁止している。
阪神矢野燿大監督＝阪神甲子園球場
阪神は12日、矢野監督が｢会食は４人以下｣という球団内規を超える人数で会食していたという一部報道を受け、不問とする見解を広報を通じて発表した。
｢事前に球団本部の責任者が相談を受け、チームの外食許可日かつ比較的感染者数の少ない広島での開催であり、監督のチームマネジメント、チーム力強化に資する内容と判断したため、球団として許可を出しました｣
｢新型コロナウイルス感染拡大予防｣に取り組む中、チームは名古屋、広島遠征中で球団独自の内規の下、会食を許可していた。球団は指揮官からその時点で報告を受けていたため、指導の一環だと判断した。
阪神矢野燿大監督＝東京ドーム (2020年 6月21日撮影)
阪神は12日、矢野燿大監督が内規違反の会食を行っていたと報じた一部夕刊紙報道について以下のコメントを発表した。
｢一部報道にあった矢野監督の会食については、事前に球団本部の責任者が相談を受け、チームの外食許可日かつ比較的感染者数の少ない広島での開催であり、監督のチームマネジメント、チーム力強化に資する内容と判断したため、球団として許可を出しました。今後は遠征先での外食は一切禁止とし、引き続き感染拡大防止に努めてまいります｣
報道では矢野監督は夏場の遠征先で内規に定められた「４人以内｣を上回る人数の選手、関係者らと会食。球団側は黙認し、この問題を隠ぺいしているとしている。阪神は 9月25日、 5選手の｢コロナ感染｣と同19日に名古屋市内で球団内規を破った外食があったことを発表。内規違反に対し、10選手とスタッフ 1人に制裁金を課している。
キャッチボールを行う高橋遥人投手＝阪神甲子園球場
13日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発予定の高橋遥人投手が12日、甲子園での投手指名練習に参加。今季は｢２戦２勝｣と相性のいい中日戦に向け、キャッチボールやショートダッシュなどで調整した。
｢一番はチームが勝てるような投球をすることですし、少しでも長いイニングを投げられるように頑張りたい｣
中 5日での先発となった前回 5日の巨人戦(甲子園)では自己最多の｢１４三振｣を奪うなど、｢５安打１失点｣の好投で初｢の完投勝利｣を挙げた。そこから中 7日でのマウンド。｢自分らしいボールを投げれるように調整してきました｣とうなずいた。
阪神高橋遥人投手＝阪神甲子園球場 (20年10月 5日)
高橋遥人投手がお得意様の中日から｢５勝｣目を狙う。13日中日戦(ナゴヤドーム)に先発予定。12日は甲子園での投手練習に参加し、キャッチボールやショートダッシュで調整した。中日戦には今季｢２戦２勝、防御率１．２９｣と好相性。｢いつも先頭バッターを出さないように、ランナーを出しても粘っていけるような投球をしたいと思います｣と平常心で臨む。
中 5日で挑んだ前回 5日巨人戦(甲子園)は、自己最多｢１４三振｣を奪う快投で｢５安打１失点｣に抑え、プロ 3年目で初の｢完投勝利｣を挙げた。｢次の登板でも自分らしいボールを投げられるように調整してきました｣。勢いに乗り自身｢３連勝｣を目指す。
｢新型コロナウイルス感染｣から回復した阪神の岩貞、｢濃厚接触者｣として離脱していた岩崎が近日中にも 1軍に合流する見通しとなった。12日、矢野監督は｢無理をさせるつもりはないけど、本人の感覚でいけるものがあれば上げる対象になる｣と話した。
救援の軸だった 2人は 9月25日に出場選手登録を外れ、離脱中は本来は先発の藤浪らが穴を埋めた。金村投手コーチは 2人の復帰後も藤浪を中継ぎで起用する方針を示し｢あまり登板間隔を空けない中で、いい状態を保ってくれている｣と期待した。
岩貞祐太投手が｢コロナ感染｣から 1軍復帰。再出発を図る＝阪神甲子園球場
岩貞祐太投手、岩崎優投手が12日、｢出場選手登録｣された。
9月24日に浜地の｢新型コロナウイルス感染｣を確認し、チーム全員に｢ＰＣＲ検査｣を実施。19日の名古屋遠征中に岩貞は計 8人で、岩崎は同ポジション 4人での会食が発覚した。岩貞は｢陽性｣、岩崎は｢濃厚接触者｣に指定され、25日に登録抹消された。
｢コロナ禍｣で計10人が離脱。そこからチームは｢７勝７敗１分け｣だが、中継ぎ陣の蓄積疲労は否めない状況でともに 2軍戦を経ずに、 1軍昇格した。
｢当然、いい場面で投げてもらうこともあると思う｣と金村投手コーチ。因縁の名古屋から再出発する。
阪神岩貞祐太投手＝阪神甲子園球場 (2020年 9月22日撮影)
岩貞祐太投手と岩崎優投手が12日、｢出場選手登録｣された。13日中日戦(ナゴヤドーム)から 1軍に合流予定。
今季はともに中継ぎの一員として貢献してきたが、 9月25日にチーム内の｢新型コロナウイルス感染｣が判明し、岩貞も｢陽性判定｣を受けた。岩崎は｢濃厚接触者｣に指定され、ともに同日に登録を抹消。帰阪まで遠征先の都内で隔離されていた。岩崎は今月 5日に｢核酸増幅法検査｣で｢陰性判定｣を受けて自主練習を開始し、 8日に 2軍の全体練習に合流。岩貞は同 8日までに 2日続けて検査で｢陰性判定｣を受け、 9日に 2軍の練習に合流していた。
代わって中田賢一投手と長坂拳弥捕手が出場選手登録を抹消された。
阪神岩崎優投手＝阪神甲子園球場 (2020年 9月22日撮影)
中継ぎ左腕 2人が、ぶっつけで 1軍に再合流する。
岩貞祐太投手と岩崎優投手が12日、出場選手登録された。13日の中日戦(ナゴヤドーム)から 1軍に合流予定。金村投手コーチは｢もうブルペンに入ってると聞いています。当然いい場面で投げてもらうこともあると思います｣と｢勝ちパターン｣での働きに期待した。
今季の岩崎は｢１２ホールド｣を挙げ、岩貞も中継ぎで｢３勝｣を挙げるなど、ともにブルペンの一員として貢献してきた。だが 9月25日にチーム内の｢新型コロナウイルス感染｣が判明し、岩貞が陽性判定を受けた。岩崎は｢濃厚接触者｣に指定され、ともに同日に登録を抹消。遠征先の都内での隔離期間を経て、岩崎は今月 8日、岩貞は同 9日に 2軍の練習に合流していた。
2軍戦での登板はなく、 1軍のマウンドがぶっつけ本番。ともに 9月22日の以来、 3週間ぶりの実戦になる。 2人が抜けた穴を埋めるべく、チームは投手総動員でここまで難局を乗り越えてきた。離脱した時間を取り戻すためにも、シーズン終盤戦でフル回転する。救援で好投を続ける藤浪を交え、どんな方程式になるのか、注目だ。
3日、鳴尾浜球場でキャッチボールを行う藤川球児投手＝阪神鳴尾浜球場
藤川球児投手の 1軍昇格について、金村曉投手コーチは｢本人のＧＯサイン 1つだと思っています｣と話した。
今季限りでの｢現役引退｣を表明している藤川は、現在右上肢のコンディション不良で 2軍調整中。 1日に約 2カ月ぶりに実戦復帰し、 1回を無失点に抑えた。再合流はベテラン自身の状態と意思に一任任される。
金村暁投手コーチが12日、藤浪晋太郎投手の中継ぎ起用を続ける方針を示した。
同コーチは12日の投手指名練習に参加。藤浪の今後の起用について問われ｢とりあえず日程的にも 6連戦が続く形になりますし、(先発)ローテのメンバーはそろっている。今現在は中継ぎとして、あまり間隔を空けないで登板出来ている中でいい状態を保ってくれているので、現状は中継ぎとしてやってもらおうと考えています｣と話した。
チーム内の｢新型コロナウイルス感染｣の影響で離脱していた岩貞、岩崎はすでにブルペン入りしており、 1軍復帰も間近。 2人が合流し中継ぎ再編となっても、藤浪はブルペンの一員として待機する方向だ。
藤浪は11日ＤｅＮＡ戦(甲子園)で 8回に登板し、 3者凡退に抑え今季｢４ホールド｣目を記録。10日からの連投となったが、自己最速タイの 160キロも計測していた。 9月25日に緊急昇格してから、中継ぎとしてここまで 8試合に登板しフル回転している。
阪神藤浪晋太郎投手＝明治神宮野球場 (2020年 7月30日撮影)
藤浪晋太郎投手が残り24試合も中継ぎ起用されることが12日、濃厚になった。金村暁投手コーチが明かしたもの。チーム内の｢新型コロナウイルス感染拡大｣により、 9月25日の緊急昇格後、中継ぎで 8試合に登板。自己最速タイの 160キロを連発するなど剛腕ぶりを発揮し、｢４ホールド｣を挙げている。矢野燿大監督は｢先発に戻った時、この経験が生きる場所になる｣と復活をサポートする。
◇ ◇ ◇
短いイニングに全力を注ぐ。今季は｢リリーフ藤浪｣として、最後まで腕を振ることになりそうだ。12日、甲子園での投手指名練習に参加した金村投手コーチが、藤浪の今後の起用法について言及した。｢今現在は中継ぎとして、あまり間隔を空けないで登板できている中で、いい状態を保ってくれているので、現状は中継ぎとしてやってもらおうと考えています｣。
離脱していた岩貞、岩崎も13日から 1軍に再合流。中継ぎ再編となっても、藤浪はリリーフの一員として待機する。金村投手コーチは｢とりあえず日程的にも6連戦が続く形になりますし、(先発)ローテのメンバーはそろっているので｣とも説明。今季は残り24試合で、現在は西勇、高橋ら先発投手 6人がそろう状態。藤浪の中継ぎ継続に両左腕も加わり、ブルペンが厚みを増す形になる。
阪神藤浪晋太郎投手＝阪神甲子園球場 (2020年10月11日撮影)
今季の藤浪は、先発として8試合に登板するも｢１勝｣止まり。 9月中旬から 2軍再調整となっていたが、事態は一変した。 9月25日にチーム内の｢新型コロナウイルス感染｣が発覚し、大量19人が一斉入れ替え。藤浪もその 1人として昇格し、翌26日ヤクルト戦で約 7年ぶりのリリーフ登板を果たした。中継ぎではここまで 8試合に登板し｢４ホールド｣。自己最速タイの 160キロも 2試合でたたき出し、直近 3試合では｢無安打無失点｣と好調だ。
プロ初ホールドを挙げた29日中日戦。藤浪は｢死ぬほど緊張しました。先発の時とは違って人の勝ちがかかった場面で投げることが、こんなに緊張するとは思っていませんでした｣とコメントした。見える景色が変われば、新たな発見もある。矢野監督も｢先発に戻った時には、この経験が生きる場所になると思う。スタミナもあるし、チームにとっても、晋太郎にとってもいいのかなというところで選択している｣と話し、今後の糧となることを願った。勝利のリレーをつなぐ一瞬が、完全復活の新たな1歩になる。
※10月13日の予告先発は、中日・勝野昌慶投手(23)ー阪神・高橋遥人投手(24＝亜細亜大學ＯＢ)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time！オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
2020年 公式戦日程と 結果 (10月)
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