●ヤクルトは 1回、村上宗隆内野手(20)の適時 2塁打で先制。阪神は直後に 4点を奪って逆転。大山悠輔内野手(25)が 2点適時打、ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)が「17号2ラン」を放った。阪神は 4回、ヤクルト今野龍太投手(25)の暴投と糸井嘉男外野手(39)の適時打で 2点を追加。ヤクルトは 5回、村上が「23号3ラン」を放った。阪神は 9回に 1点差まで迫られたが、逃げ切って連勝。秋山拓巳投手(29)が「8勝」目、ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)が「リーグトップ」に並ぶ「21セーブ」目をマークした。ヤクルト小川泰弘投手(27)が「6敗」目。
●阪神26歳板山祐太郎内野手(亜細亜大學OB)が 2年ぶりの 1軍出場に「マルチ安打」で応えた。「2番2塁」で18年10月13日中日戦以来の出場。 1回一死で今季初安打となる中前打を放ち、「4点先制」の口火を切った。 2回二死 1塁でも詰まりながら中前に落とした。18年オフに結婚を発表。第 1子も誕生している。愛妻も駆けつけた結婚後 1軍初試合で躍動した。昨年他界した祖母幸子さんにも思いをはせ力を込めた。
●大山悠輔内野手が逆転の「2点適時打」を放った。 1点を追う 1回裏の攻撃。一死 2、 3塁で先発小川の直球を右翼前に運び、 2走者をかえした。16日の同カード第 1打席から「5打席連続安打」。「74打点」は現時点で中日ビシエドと並び「リーグ2位」。トップの巨人岡本和真内野手(24=78打点)に「4」差とした。本塁打、打点の 2部門は激しいタイトル争いが繰り広げられており、虎の「4番」が球団では86年バース元内野手(66)以来の「2冠」へ 1歩も引かない。頼もしい「4番」の姿は、ベンチで見守る後輩の良き手本にもなっている。16日にプロ初安打を放った新人井上広大外野手(19=履正社高校)には、ベンチで即席の打撃アドバイスを送る姿もある。シーズン前には使用するバットについて質問を受けると、自らのバットを譲るなどサポートしてきた。矢野燿大監督(51)も井上に、同じ右の大砲として大山を教材に勧めるなど、その存在はチームにも好影響を与えている。活躍するほど相手投手のマークは厳しくなる。チームの勝利、そしてタイトル奪取へ。そのバットは勢いを止めない。
●ジャスティン・ボーア内野手が出場 6試合ぶりとなる「17号2ラン」を放った。 1点リードの 1回二死 1塁。先発小川の 132キロチェンジアップを捉えると、打球は右中間席最前列に吸い込まれた。 8日広島戦(マツダスタジアム)以来の 1発で、リードを 3点に広げた。16日ヤクルト戦から登場曲をDaveMatthewsBandの「Warehouse(Live)」に変更し、出場 6試合ぶりの 1発。納得顔だった。
●阪神の「高卒ドラフト2位」、井上広大外野手が本拠地2打席目で履正社の先輩寺島成輝投手(22)と対戦した。 2点リードの 7回二死 1塁に代打で登場。履正社の 3学年先輩にあたる左腕と初対戦した。初球を見逃し、カウント 1- 0からの 2球目。真ん中高め 138キロを捉えた当たりは左翼へ飛んだ。角度の付いた打球にスタンドは沸いたが左飛青木宣親外野手(38)のグラブに収まり、履正社対決は先輩寺島に軍配が上がった。それでも聖地での名門校OB対決に、大きな歓声が送られた。井上は16日の同カード、甲子園での初打席で「プロ初安打&初打点」を記録。同試合に続く代打登場だった。
●秋山拓巳投手が今季「8勝」目の権利を手にして降板した。 1回表に「4番」村上の「適時2塁打」で先制点を献上。 2回以降の 3イニングは毎回ピンチを招きながらも耐えた。 5点リードをもらった 5回に味方失策から一死 1、 3塁とされ、村上に「左越え3ラン」を浴びる。それでも 2点リードの状況でマウンドを下りた。
●藤浪晋太郎投手(26)は最速 158キロを計測し、連続無失点を「6試合」に延ばした。 2点リードの 6回に登板。先頭の「7番」山崎に四球を与えたが、「8番」西浦は外角低めカットボールで空振り三振に仕留める。続く代打中山翔太外野手(24)の初球に外角低めストライクで 158キロを計測した後、外角低めスライダーで左飛に打ち取る。最後は「1番」アルシデス・エスコバー内野手(33=ロイヤルズ)を外角 155キロ直球で右飛に抑えた。
●守護神の阪神ロベルト・スアレス投手はヒヤヒヤさせながらも中日R・マルティネス投手(23)に並ぶ「リーグトップ21セーブ」目を記録した。 2点リードの 9回に登板。先頭から 2者連続三振の後、 3連打の間に 1点差とされる。最後は二死 1、 3塁から「6番」宮本丈内野手(25)をなんとか左飛に打ち取った。この日は最速 159キロを計測した。
●オネルキ・ガルシア投手(31)が18日、 1軍に合流した。20日広島戦(甲子園)に先発する見込み。先発した 9月18日中日戦(ナゴヤドーム) 4回途中 6安打 3失点で降板後、翌19日に登録抹消。その後はウエスタン・リーグで 2試合に先発して調整していた。
●阪神「ドラフト1位」の西純矢投手(19=創志学園高校)が自己最長となる 6回 2/3を 1失点と好投し、チーム単独トップの「4勝」目を挙げた。ウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)に先発。従来の直球中心の投球から、変化球で緩急をつけた投球に切り替えた。失点は 6回に林にソロを浴びたのみ。 3回以外は毎回走者を出しながらも要所を締めた。「ドラフト2位」の井上はすでに 1軍デビューを果たした。西純も 1軍昇格の可能性について平田勝男 2軍監督(61)は話したが、 2軍の試合開始は午後 0時半。 1軍の首脳陣がチェックしている可能性は十分にある。未来のエース候補が 1軍マウンドでベールを脱ぐ日は近い。
記事をまとめてみました。
<阪神 6- 5東京ヤクルト>◇20回戦◇阪神11勝 9敗 0分◇18日◇阪神甲子園球場
ヤクルトは 1回、村上の適時 2塁打で先制。阪神は直後に 4点を奪って逆転。大山が 2点適時打、ボーアが「17号2ラン」を放った。
阪神は 4回、ヤクルト今野の暴投と糸井の適時打で 2点を追加。ヤクルトは 5回、村上が「23号3ラン」を放った。
阪神は 9回に 1点差まで迫られたが、逃げ切って連勝。秋山が「8勝」目、スアレスが「リーグトップ」に並ぶ「21セーブ」目をマークした。ヤクルト小川が「6敗」目。
1回裏阪神二死 1塁、右中間へ「2点本塁打」を放ったジャスティン・ボーア内野手=阪神甲子園球場
阪神は 9回に 1点差まで迫られたが、逃げ切って連勝。秋山が「8勝」目、スアレスがリーグトップに並ぶ「21セーブ」目をマークした。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
-最後まで分からない展開
矢野監督 いや、どきどきしました。
-1回にすぐに大山が逆転打
矢野監督 本当に追い込まれてからも、しぶといバッティングができていますし、いろんな方向にね、ヒットも長打も打てるのは打率も上がってきますし、ホームランも(増える)。そして、ああいうバッティングも。成長してきてくれているなと。
-ボーアも貴重な本塁打
矢野監督 ボーアが打ってくれると盛り上がりますし、また、やっぱりホームランっていうのは勢いをグッとこちらに寄せるものになるので。いいホームランでした。
-今季初スタメンの板山も活躍
矢野監督 2軍のときから一緒にやってきたメンバーで(今季)初めての 1軍で、スタメンで、気持ちが前面に出てね。なんか気持ちいい、はい。結果も出てよかったですね。
7回裏阪神二死 1塁、代打井上広大外野手(左)を告げる矢野燿大監督=阪神甲子園球場
-糸原は
矢野監督 ちょっと無理してる部分もあるんでね。きょうは休ませて、板山でいくことになりました。
-秋山の投球は
矢野監督 ボールの走り自体は立ち上がりはいいかなと思ったんですけど。きょうはコントロールがちょっと甘くなっていたかなといところが、ああいうヒット数や点になったかなと思います。
-その後のリリーフ陣が好投
矢野監督 そうですね。晋太郎(藤浪)からね、みんなつないで、最後はスアちゃん(スアレス)、ドキドキしましたけど、これでまた落ち着いてやってくれるかと思いますし。ウチの強みでもあるんと思うので。みんなよくやってくれたと思います。
-井上の打球
矢野監督 いい角度で上がってね、ガッツポーズしかけたんですけど、思いのほか飛んでなかったなっていう感じで。でもやっぱりこう魅力があるっていうかね、いい角度でボールもいってましたし。今日の練習でもすごくいい形で打っていたんで。打席を見てみたいなっていう選手ですね。
7回裏阪神二死 1塁、矢野燿大監督(左)は井上広大外野手を代打に送る、手前は寺島成輝投手=阪神甲子園球場
-ファンへ向けて
矢野監督 ほんとにうまくいかないこともありますけど、だからこそぼくらは前を向いて頑張っていきます。明日もよろしくお願いします。
-大山が大事なところでの 1本が増えている
矢野監督 中身がしっかりしてるよね。たまたま打ったというのでなくて、自分で引き込んで。カウントだったり、いろんなものを含めて、そういう形で打っている。たまたま打っているんじゃないのは成長だと思うし。ヒットのポイントもいろいろと去年までとは違う部分が、ポイントも増えているのでね。そういう打撃を悠輔(大山)自身が目指しているし、こちらも期待しているところ。このまま成長してくれたら。
-打点もタイトルに手の届くところまできている
矢野監督 本当にそういうのは大いにモチベーションにしてくれて、取れるものは全部取ってくれたらいいし、その勢いで、その気持ちで毎打席いってくれたらいいので、どん欲に狙っていってくれたらいいかな、と。
ヤクルトに勝利し整列してあいさつする矢野燿大監督(右から 2人目)ら=阪神甲子園球場
-板山はいきなり結果出すのは難しいと思うが、準備や気持ちが出ていた
矢野監督 今年の前半、2軍でも全然うまくいかなくて、俺も見に行ってたし数字や映像も見ているんだけど、俺が 2軍のときから、がむしゃらさ、なんとかしたいというのがアイツの中にはすごくある選手なので、そういうところではアイツの姿を見てチームみんなも何か思い出すものがあったり感じるものがあるような姿だったので、あのヒットはアイツ自身にもすごく良かったし、チームにとってもこれから意味のある、ヒットも姿もそういうふうに見えたけどね。
-岩崎、岩貞が戻って中継ぎに厚みが増した
矢野監督 そうやね、だからアキもちょっと不安定だったけど、晋太郎からね、きょうもサダ(岩貞)は何回もつくってるんだけど、結局ね、登板なかったけど、いてくれるのは心強い。1点でも少なくいけるような中継ぎ陣になっている手応えはある。
-井上は高校の先輩と対戦。ああいう角度の打球が打てるのは
矢野監督 俺も先輩後輩でおもろいなと思った。得点圏やったら、あと 1点ほしいところやったんで健斗(糸原)でいこうと思っていたけど、それもね打席に立てるのはあいつの中で持っている部分かもしれんし、みんな本塁打を期待しているんでね。でも、そういう期待を持てるというのはプロの中では大事なこと。どんどん楽しみにしてもらって、成長していってくれたら。
中前打を放った板山祐太郎内野手=阪神甲子園球場
阪神26歳板山祐太郎内野手が 2年ぶりの 1軍出場に「マルチ安打」で応えた。「2番2塁」で18年10月13日中日戦以来の出場。
1回一死で今季初安打となる中前打を放ち、「4点先制」の口火を切った。 2回二死 1塁でも詰まりながら中前に落とした。「自分を信じて、もうやるしかないという気持ちでした」。18年オフに結婚を発表。第 1子も誕生している。愛妻も駆けつけた結婚後 1軍初試合で躍動し、「まだまだもっと 1軍で活躍している姿を見せたい」。昨年他界した祖母幸子さんにも思いをはせ「今日も見てくれていたかなと思います」と力を込めた。
1回裏阪神一死 2、 3塁、大山悠輔内野手は右前「2点適時打」を放った=阪神甲子園球場
大山悠輔内野手が逆転の「2点適時打」を放った。
1点を追う 1回裏の攻撃。一死 2、 3塁で先発小川の直球を右翼前に運び、 2走者をかえした。
「先制された直後に勝ち越すことができて良かったです。追い込まれていた中で、うまく打つことができました」
16日の同カード第 1打席から「5打席連続安打」。「74打点」は現時点で中日ビシエドと並び「リーグ2位」。トップの巨人岡本(78打点)に「4」差とした。
1回裏阪神一死 2、 3塁、大山悠輔内野手は右前逆転「2点適時打」を放った=阪神甲子園球場
大山悠輔内野手が「「2冠」を射程圏内に入れた。初回に逆転の「2点適時打」を放ち、チームを「5カードぶりの勝ち越し」に導いた。打点は「74」となり、「リーグ3位タイ」で、トップの巨人岡本に「4点差」に迫った。本塁打、打点の 2部門は激しいタイトル争いが繰り広げられており、虎の「4番」が球団では86年バース以来の「2冠」へ 1歩も引かない。
◇ ◇ ◇
頼もしい「4番」の仕事だ。先制を許し、直後に巡ってきた逆転のチャンス。虎党の期待に、大山がしっかり応えた。「ランナーをかえすことだけを考えて打席に入っていました。逆転できて、自分の仕事ができたかなと思います」。フルカウントからヤクルト小川の内角低め直球を、逆方向にはじき返した。16日の同カードから続く「3打席連続適時打」は、「決勝打」となった。
試合後、ファンにあいさつする大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
「打撃2冠」へ負けられない。26本で「リーグ単独トップ」の「本塁打王争い」は、20本以上に 7人が並ぶ大混戦。この日の 2打点で「74打点」。「リーグ3位タイ」でトップの巨人岡本に「4差」とした。大山にとって、チームの勝利に貢献する打点はこだわる数字だ。「 1点でも多くというのが仕事だと思っているので。もっともっと増やしていけるように」。12度目の「勝利打点」は「リーグ1位」の巨人岡本、丸に並んだ。勝負強さは、数字にも表れている。
頼もしい「4番」の姿は、ベンチで見守る後輩の良き手本にもなっている。16日にプロ初安打を放った新人井上には、ベンチで即席の打撃アドバイスを送る姿もある。シーズン前には使用するバットについて質問を受けると、自らのバットを譲るなどサポートしてきた。矢野監督も井上に、同じ右の大砲として大山を教材に勧めるなど、その存在はチームにも好影響を与えている。
お立ち台でガッツポーズするジャスティン・ボーア内野手(右)と大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
指揮官は大山の一打を「中身がしっかりしている。たまたま打っているんじゃないというのは成長だと思う」と評価した。射程に入れている「打点王」のタイトルには「そういうのは大いにモチベーションにして、取れるものは全部取ってくれたらいい。貪欲に狙っていってくれたら」と、期待は膨らむばかりだ。
活躍するほど相手投手のマークは厳しくなる。「必死にやっている結果。 1球に対する必死さ、食らい付きというのは技術ではどうにもならないところもある。残り試合も少ないですし、そういった気持ちはまだまだ足りないと思う。もっともっと上げていけるように、準備したいと思ってます」。大山の言葉にはチームを背負う覚悟がにじむ。チームの勝利、そしてタイトル奪取へ。そのバットは勢いを止めない。
1回裏阪神二死 1塁、右中間へ「2点本塁打」を放ったジャスティン・ボーア内野手=阪神甲子園球場
ジャスティン・ボーア内野手が出場 6試合ぶりとなる「17号2ラン」を放った。
1点リードの 1回二死 1塁。先発小川の 132キロチェンジアップを捉えると、打球は右中間席最前列に吸い込まれた。
「前の打者たちがいい流れを作ってくれたから、その勢いに乗って打つことができたね。ホームランになってよかったよ」
8日広島戦(マツダスタジアム)以来の 1発で、リードを 3点に広げた。
ヒーローのジャスティン・ボーア内野手はファンの大歓声に深々とお辞儀する=阪神甲子園球場
ジャスティン・ボーア内野手が「17号2ラン」で流れを引き寄せた。 1点リードの 1回二死 1塁、小川のチェンジアップを右中間最深部席まで運んだ。
日本語も上達しており、お立ち台では「サイコーデス! ホームランを打つのに十分なパワーでした」とニッコリ。「前の打者たちがいい流れを作ってくれた。その勢いに乗って打つことができた」。16日ヤクルト戦から登場曲をDaveMatthewsBandの「Warehouse(Live)」に変更し、出場 6試合ぶりの 1発。「変化をつけたかった。イントロから盛り上がれる曲を探したんだ」と納得顔だった。
阪神の「高卒ドラフト2位」、井上広大外野手が本拠地2打席目で履正社の先輩寺島と対戦した。
2点リードの 7回二死 1塁に代打で登場。履正社の 3学年先輩にあたる左腕と初対戦した。初球を見逃し、カウント 1- 0からの 2球目。真ん中高め 138キロを捉えた当たりは左翼へ飛んだ。角度の付いた打球にスタンドは沸いたが左飛青木のグラブに収まり、履正社対決は先輩寺島に軍配が上がった。それでも聖地での名門校OB対決に、大きな歓声が送られた。
井上は16日の同カード、甲子園での初打席で「プロ初安打&初打点」を記録。同試合に続く代打登場だった。
7回裏阪神二死 1塁、代打で出場する井上広大外野手(右)、中央は矢野耀大監督=阪神甲子園球場
阪神「ドラフト2位」ルーキー井上広大外野手が、本拠地 2戦目でもファンを沸かせる打球を放った。出番は 7回二死 1塁。代打で登場し、履正社の3学年先輩にあたる左腕寺島と対戦。カウント 1- 0からの 2球目。真ん中高め 138キロを捉えた当たりは左翼へ。角度の付いた打球にスタンドは沸いたが、左翼青木のグラブに収まり、“履正社対決”は先輩寺島に軍配が上がった。
それでも大きな拍手が送られた打席。矢野監督も「いい角度で上がってね、ガッツポーズしかけたんですけど」と笑顔で振り返る。アウトになったものの「魅力があるっていうかね、いい角度でボールもいってましたし。今日の練習でもすごくいい形で打っていた。打席を見てみたいなっていう選手」と絶賛した。
7回裏阪神二死 1塁、代打で出場し左飛に倒れた井上広大外野手=阪神甲子園球場
井上は出場 4戦目。16日の甲子園初打席で「適時2塁打」を放ち、「プロ初安打と初打点」を記録していた。実はこの日の打席は、巡ってこなかった可能性もあったという。矢野監督は「得点圏(に走者がいる場面)だったら(代打を)健斗(糸原)でいこうと思っていたけど、打席に立てるのは『持っている』部分かもしれんし、みんな本塁打を期待しているんでね。そういう期待を持てるのはプロでは大事なこと。どんどん楽しみにしてもらって、成長していってくれたら」。将来の大砲と期待される新人のバットが、ますます楽しみになってきた。
秋山拓巳投手が今季「8勝」目の権利を手にして降板した。
1回表に「4番」村上の「適時2塁打」で先制点を献上。 2回以降の 3イニングは毎回ピンチを招きながらも耐えた。
阪神先発秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
5点リードをもらった 5回に味方失策から一死 1、 3塁とされ、村上に「左越え3ラン」を浴びる。それでも 2点リードの状況でマウンドを下りた。
ヤクルトの追い上げも勝利しタッチを交わす秋山拓巳投手(右)ら選手たち=阪神甲子園球場
登板後は「野手の方々が早い回に援護をしてくれたのに、長いイニングを投げることができず悔しい登板となりました。次こそは長いイニングを投げられるように切り替えて、しっかりと準備したいと思います」と振り返った。
藤浪晋太郎投手は最速 158キロを計測し、連続無失点を「6試合」に延ばした。
2点リードの 6回に登板。先頭の「7番」山崎に四球を与えたが、「8番」西浦は外角低めカットボールで空振り三振に仕留める。
6回に登板した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
続く代打中山の初球に外角低めストライクで 158キロを計測した後、外角低めスライダーで左飛に打ち取る。最後は「1番」エスコバーを外角 155キロ直球で右飛に抑えた。
6回表ヤクルト一死 1塁、藤浪晋太郎投手(手前)は代打中山翔太外野手を左飛に仕留める=阪神甲子園球場
「先頭バッターを出してしまいましたが、しっかりゼロで後ろにつなぐことができて良かったです」 10月 6日広島戦から「6試合連続無失点」。この間は計 7回を 1安打無失点に抑え込んでいる。
9回に登板した「5番手」のロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場
守護神の阪神ロベルト・スアレス投手はヒヤヒヤさせながらも中日R・マルティネスに並ぶ「リーグトップ21セーブ」目を記録した。
2点リードの 9回に登板。先頭から 2者連続三振の後、 3連打の間に 1点差とされる。最後は二死 1、 3塁から「6番」宮本をなんとか左飛に打ち取った。「まだまだ試合は続くし、セーブ王争いは気にせず、目の前の試合でしっかりと自分の仕事を全うした結果としてセーブを重ねていきたい」。この日は最速 159キロを計測した。
オネルキ・ガルシア投手=横浜スタジアム (2020年 8月11日撮影)
オネルキ・ガルシア投手が18日、 1軍に合流した。
先発した 9月18日中日戦(ナゴヤドーム) 4回途中 6安打 3失点で降板後、翌19日に登録抹消。その後はウエスタン・リーグで 2試合に先発して調整していた。
10月17日の同リーグ広島戦(鳴尾浜)にも先発予定だったが、雨天中止で登板が流れていた。
キャッチボールを行うオネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
オネルキ・ガルシア投手が約 1カ月ぶりに 1軍に合流した。20日広島戦(甲子園)に先発する見込み。
9月18日中日戦で 4回途中 3失点の後、出場選手を登録抹消。ウエスタン・リーグで 2試合に先発するなど調整を続けてきた。今季は「2勝5敗」と苦しんでいるが「あまり前のことは意識せずに、しっかりと目の前の試合に集中したい。とにかく長いイニングを投げ、チームに貢献したいね」と、意気込んだ。
阪神「ドラフト1位」の西純矢投手が自己最長となる 6回 2/3を 1失点と好投し、チーム単独トップの「4勝」目を挙げた。
ウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)に先発。「今日はあんまり調子が良くなかった」と、従来の直球中心の投球から、変化球で緩急をつけた投球に切り替えた。失点は 6回に林にソロを浴びたのみ。 3回以外は毎回走者を出しながらも要所を締めた。
先発し力投する西純矢投手=阪神鳴尾浜球場
「ドラフト2位」の井上はすでに 1軍デビューを果たした。西純も 1軍昇格の可能性について平田 2軍監督は「それは 1軍が決めること」と話したが、 2軍の試合開始は午後 0時半。 1軍の首脳陣がチェックしている可能性は十分にある。同監督は「段階は上がっていっている。( 1軍の)マニュアルでイニング関係なく 100球前後ってことで経験させている。あえて社会人とかに投げさせないで、公式戦にあてている」と育成方針を明かし、今季中の「1軍昇格」の可能性も「ゼロ」ではない。
広島に勝利しナインを迎える西純矢投手(中央)=阪神鳴尾浜球場
西純は 7回二死で中神に四球を与えたところで 102球に到達。「2番手」石井にマウンドを譲った。「投げたイニングは投げ切りたい。そこは反省点」。未来のエース候補が 1軍マウンドでベールを脱ぐ日は近い。
※10月19日の予告先発は、阪神・ジョー・ガンケル投手(28=ウェストチェスター大学)ーヤクルト・スアレス投手( )です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (10月)
2020年 公式戦日程と 結果 (11月)
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