大島洋平外野手(26)が 1回にホールトンへのゴロがグラブの隙間に挟まる珍しい内野安打で出塁するという珍しい安打を記録した。
荒木雅博内野手(35)が 4回に右前適時打を放った。この一打でスコアは 3－ 1となった。
CSファーストステージから打ちまくる中日の 1番大島が、 2点リードの 6回に巨人・小山のストレートをとらえ右翼へソロ本塁打を放ち打率 6割 9分 2厘と大暴れ。
この日出場選手登録され先発し、今季レギュラーシーズンでの登板はわずか 2試合で 1勝の伊藤準規投手(21)が、大舞台で 8回途中 4安打 2失点と快投。権藤博投手コーチ(73)が、この日出場選手登録され先発した伊藤の 3回までの投球に一定の評価を下した。
高木守道監督(71)も巨人戦連勝に大喜びだ。投打がかみ合っての快勝に監督が一番驚いた様子だった。記事をまとめてみました。
先発は巨人がホールトンで中日が伊藤。巨人は 1回に坂本の適時 2塁打で 1点を先制。中日は 2回に 2点を奪って逆転した。
中日は 4回に荒木の適時打で 3点目を奪い、巨人先発のホールトンをKO。 6回には大島のソロ本塁打で 1点を追加した。
中日は先発伊藤が 8回途中 2失点の好投。リードを守り切り 2連勝した。巨人は 8回に長野の適時打で 2点差にしたが届かず＜巨人２－５中日＞。
大島が珍しい安打を記録。大島がポストシーズン初本塁打を含む 5打数 2安打 2打点。ファーストステージ第 1戦から 5試合連続安打で打線を引っ張っている。 1回はホールトンへのゴロがグラブの隙間に挟まる珍しい内野安打で出塁。同点の 2回無死満塁では、 2ゴロで走者をかえした。
1回表中日無死、大島洋平外野手の投ゴロ打球がグラブから抜けずグラブごと 1塁に…
1回先頭で巨人先発ホールトンのボールをはじき返したが、打球はピッチャーのほぼ正面。ホールトンが捕球し投ゴロかと思われたが、 1塁に送球しようとしたホールトンの様子がおかしい。グラブの先にボールがはさまり抜けなくなった。
急いで 1塁方向へと走ったホールトンは、最後にボールのはさまったグラブごと、 1塁の亀井にトス。亀井もキャッチ。タイミングはアウトだったが、塁審は｢完全捕球ではない｣と判定しセーフに。記録上は安打となった。とにもかくにも、これが本当の“グラブトス”！？ という珍プレーだった。
仕上げは 6回のソロ本塁打。ひざ元の直球を鋭い回転で右翼席に運んだ。｢シーズンでも 1本しか打ってないのに｣と笑ったが、今季の成長を示した一発だった。
6回、ソロ本塁打をを放った大島洋平外野手
CSファーストステージから打ちまくる中日の 1番大島が、 2点リードの 6回に右翼へソロ本塁打を放った。巨人小山のストレートをとらえた。
｢ランナーがいなかったので、とにかく塁に出ようと思い切って振りました。打った瞬間に入ると思いました｣
大島が会心のドヤ顔を見せた。 6回一死、小山の真ん中低めの直球をすくい上げると、打球は一直線で右翼席へ。｢打った瞬間入ると思いました｣。手応え十分のCS 1号に、普段は冷静な男が感情をあらわにダイヤモンドを一周した。
チームに必要不可欠な存在になっている。ヤクルトとの第 1Ｓでは13打数 9安打、打率 6割 9分 2厘と大暴れ。｢シーズン後半に(初の 3割へ)打率を気にして集中してやれた。それが維持できているから｣と活躍の秘けつを明かした 1番打者は、最終Ｓでも初戦に先制打を放った。
6回一死、右越えソロを放ち平野コーチ(中)とハイタッチをする大島洋平外野手(右)
この日も初回に投前へ内野安打を放って盗塁で勢いをつけると、 2回無死満塁では 2ゴロで勝ち越し。きっちり仕事をした。
｢(一発を放つ)そういうタイプでない。あしたからは、しっかり塁に出られるよう頑張ります｣。すっかり冷静さを取り戻したリードオフマンが、チームを引っ張る。
1回には打球がホールトンのグラブにはさまるラッキーな安打。“秘打”で魅せ、アーチで魅せる。モリミチ竜の切り込み隊長は、止まらない。
4回中日二死 2塁、荒木雅博内野手が右前に適時打を放った
荒木が 4回に右前適時打を放った。この一打でスコアは 3－ 1となった。 2回の第 2打席は好機で凡退していた。荒木は｢前の打席では凡退していたので、ここは何としても打ちたかった｣とコメントした。
6回表中日一死、右越えソロ本塁打を放った大島洋平外野手
今季レギュラーシーズンでの登板はわずか 2試合で 1勝の伊藤が、大舞台で 8回途中 4安打 2失点と快投。 140キロ台の直球にフォークを織り交ぜ、巨人打線を封じた21歳は｢(谷繁さんの)サイン通りに投げれば、抑えられる自信はあった｣と笑顔を見せた。
素質はピカ一だ。高卒新人だった2009年 9月30日の巨人戦(ナゴヤドーム)でいきなり 149キロを計測。だが、今季は右肘痛で出遅れ、実戦初登板したのは 7月に入ってからの 2軍戦だった。投げられない間は、 8月11日に脳内出血のため急逝した稲葉光雄投手コーチ(享年63)からつきっきりの指導を受けた。｢きょうの投球も稲葉さんのおかげという部分は大きい｣。この日のウイニングボールも故人の墓前に届けるという。 
ウイニングボールを手にさわやかな笑顔を見せる伊藤準規投手
権藤博投手コーチが、この日出場選手登録され先発した伊藤の 3回までの投球に一定の評価を下した。
3回まで 2安打 1失点。立ち上がりに 1点を失ったが 2、 3回は 3者凡退と調子を上げてきた。同コーチは｢球はいい。立ち上がりにコキンとやられちゃったけどね。ボール(球)が多いけどむちゃくちゃ上にいったり、下にいったりはしていない｣。
ウイニングボールを手に高木監督(手前)とタッチを交わす伊藤準規投手
高木守道監督も巨人戦連勝に大喜びだ。｢こんなゲームができるとは思わなかった。伊藤もはまったらこういう投球をする。予想以上ですよ。点の取り方もシーズン中にはない取り方だもん｣。投打がかみ合っての快勝に監督が一番驚いた様子だった。｢一泡吹かすが二泡になった｣との問いに｢それがいいんじゃん！｣と満面の笑み。｢これで巨人に 1つ勝ち越した。そっちの方がうれしい｣。現役時代からの宿敵に、シーズンは10勝11敗 1分けと負け越したが、CSも含めて12勝11敗としたことを喜んでいた。
▽連敗した巨人・原辰徳監督のコメント：｢(先発ホールトンについて)そうですね。決して、いいピッチングではなかったでしょう。しかし、奇跡的に、よく 3点で抑えていたなというのが実感ですね。ややもするとかなりの大量点だったのを、 3点でよく抑えたな。全体的に 5点取られたけど、よく 5点で収まったなという感じですね。 2試合終わって、 1つ負けが先行したということですね。明日切り替えて、しっかり戦うというところですね｣
▽巨人・長野久義外野手のコメント：｢チームが勝つのが一番なので。明日勝たなければいけないので、チーム一丸となって頑張ります｣
▽巨人・阿部慎之助捕手のコメント：｢きっかけになってくれればいいけど(中日・伊藤が)良かったと言うしかない。あそこ( 1回の大島の内野安打)からついてなかったね｣
やったね！モリミッツァン！やはり、強い巨人では無いだろう。実力では、中日の方が実際には一歩も二歩も上なのではないだろうか…。
｢ 1回表中日無死、大島の投ゴロ打球がグラブから抜けずグラブごと 1塁に投げた｣シーンが有ったが、この時の塁審が噂の橘高氏と来ていた。彼の判定にはかなりの意見が出ているが、今回も原監督が言った様にセーフだった可能性は高い。これが、橘高問題にまた発展しなければ良いのだが…。
これで、 2勝 1敗となった。残り最低 2試合で勝負は決まってしまう。早ければ、明日にでも決まってしまう事になった。
このままで行けば、｢日本シリーズ｣に行くの守道ドラゴンズの方かも知れない。
ガンバレ！守道ドラゴンズ！Ｇ軍団をやっつけろ！
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中日・大島“グラブトス”の珍安打！荒木が 4回にタイムリー！大島弾！ 6割 9分 2厘と大暴れ！
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