CSファイナルステージ( 6試合制)は19日、第 3戦を行い、セ・リーグは中日が延長10回に代打・堂上剛が決勝打を放ち 3連勝。 3勝 1敗(巨人のアドバンテージ含む)として、 3年連続の日本シリーズ出場へ王手をかけた。
谷繁元信捕手(41)が先制の 2点適時打を放ち、井端弘和内野手(37)が犠飛で追加点を挙げた。さらに和田一浩外野手(40)が、 6回にソロ本塁打を放った。
延長10回二死 1、 3塁で巨人の守護神西村から代打・堂上剛裕外野手(27)がで中前適時打し、試合を決める大仕事を果たした。弟の直倫内野手(24)とともにベンチに入り、チームの勝利に貢献しようと頑張る。
先発山本昌投手(47)は 5回 3安打 2失点と何とか仕事を果たした。
権藤博投手コーチ(73)が、先発した大ベテラン山本昌投手の 3回までの投球について、 3回まで 1失点に対してやや辛口コメントした。
6回に追い付かれたが、 7回以降を救援陣が無得点に抑えて白星を呼び込んだ。
7回はホルヘ・ソーサ(35)、 8回は左腕の小林正(小林正人＝32)が阿部、高橋由らを抑えると、 9回は 4－ 4から 5番手で武藤祐太投手(23)が登板、10回は岩瀬が走者を 1人も許さず 3者凡退で抑えると、延長10回にチームが勝ち越しに成功した。セーブを挙げた岩瀬仁紀投手(37)は｢きょう取るのと取らないのでは全然違う｣と話した。記事をまとめてみました。
CSファイナルステージ( 6試合制)は19日、第 3戦を行い、セ・リーグは中日が延長10回に代打・堂上剛裕が決勝打を放ち 3連勝。 3勝 1敗(巨人のアドバンテージ含む)として、 3年連続の日本シリーズ出場へ王手をかけた。
巨人が20歳の宮国、中日が47歳のベテラン山本昌が先発。初回、宮国は 3者凡退と上々の立ち上がり。その裏、山本昌は先頭の長野に四球を与え、送りバントなどで二死 3塁のピンチを招いたが、 4番・阿部をボテボテの 1ゴロに仕留め、無失点。
2回、宮国は一死からブランコに左前打を許すと、平田、森野に連続四球で満塁。続く谷繁に先制の左前 2点適時打を浴びて、中日に先制を許した。｢打ったのはスライダー。最後の最後に、甘いところにきました｣とコメントした。山本昌は一死から村田に四球を与え、ボウカー、寺内に連打を浴び 1失点。宮国が犠打で送り二死 2、 3塁と一打逆転のピンチを招いたが、長野を 2ゴロに打ち取ってしのいだ。
3回、宮国は先頭の大島に 2塁打を許し、荒木が送って井端が右犠飛で追加点を挙げた。 3回一死 3塁で右邪飛を打ち上げた。 2回に 1点を失い 2－ 1とされた直後だった。｢取られた直後に返せて良かったです｣とコメントした。。巨人は再び 2点を追う展開になった。山本昌は谷、坂本、阿部の主軸を 3人できっちり抑えた。
4回、宮国は二死から森野に中前打を浴びたが、谷繁を遊ゴロに抑えた。山本昌は一死から村田に右越えのソロ本塁打を浴び、 1点差に迫られた。
5回、宮国は二死から荒木に四球を許したが、井端を 2ゴロに抑えた。山本昌は三者凡退に抑え、勝ち投手の権利を得た。
6回表ソロ本塁打の和田一浩外野手(左)はベンチ前でナインとハイタッチ
6回、巨人は宮国から福田に交代。先頭の和田にソロ本塁打を浴び、続くブランコに四球、平田に右前打を許し 1つもアウトを取れず降板すると、高木京が登板。森野が犠打で送り一死 2、 3塁とされるが、谷繁を中飛に抑え、山崎には四球を与えたが大島を遊ゴロに切って取り満塁のピンチをしのいだ。和田は、｢塁に出ることを考えたら、いい結果になりました｣と話した。
中日は山本昌に代えて田島を投入。一死から阿部に左前打を許し、続く高橋に同点本塁打を浴びた。
7回、巨人は高木京からマシソンに継投。三者凡退に抑えた。中日は田島に代えてソーサ。一死から長野に投手強襲安打を許し、犠打で 2塁まで進んだが、坂本を右飛に打ち取った。
8回、巨人はマシソンに代えて山口を投入。二死から四球と安打で 1、 2塁とされるが、代打の松井を 3ゴロに抑えた。中日はソーサから小林に継投。二死から村田に四球を出したが、後続を断った。
10回二死 1、 3塁、代打・堂上剛裕が中前に決勝打を放った。投手西村、捕手阿部
9回、山口は一死から荒木に左前打を浴びたが、続く井端、和田を抑えた。中日は小林に代えて武藤。三者凡退に抑え、延長戦に突入した。
10回、巨人は守護神の西村が登板。先頭のブランコに 3塁強襲安打を許し、平田に送らせなかったものの、森野に左前打を浴び一死 1、 3塁のピンチに。谷繁が 2度に渡ってスクイズを試みたものの、どちらもファウルでスリーバント失敗に倒れた。しかし続く代打の堂上剛裕に中前打を浴び、 1点勝ち越された。中日は守護神の岩瀬を投入。好守にも助けられ、 3人でピシャリと封じ＜巨人 4－ 5中日＞と勝ち越し、 3連勝として日本シリーズ進出にあと１勝とし王手をかけた。
ガッツポーズを見せる代打で勝ち越し適時打を放った堂上剛裕外野手
堂上剛裕が代打で試合を決める大仕事を果たした。
延長10回二死 1、 3塁で巨人の守護神西村から中前適時打。｢相手のピッチャーが同級生の西村だったので、こういう負けられない試合で対戦できてうれしい気持ちと、チームのために何とかしたい気持ちでした｣。狙い通り、遊撃方向へ、持ち味の思い切りの良いスイングではじき返した。
弟の直倫内野手とともにベンチに入り、チームの勝利に貢献しようと頑張る。ファンからは｢お兄ちゃ～ん｣と祝福された。
先発山本昌は 5回 3安打 2失点と何とか仕事を果たした。｢序盤はどうなることかと思ったけれど、谷繁が引っ張ってくれました。最低限の仕事です｣。
降板後にチームは同点とされ、プロ29年目の大ベテランのポストシーズン初勝利は、またもお預けとなった。
権藤博投手コーチが、先発した大ベテラン山本昌投手の 3回までの投球について、 3回まで 1失点。同コーチは｢球が抜けてしょうがない。やっとこの回( 3回)、緩い球でストライクが入るようになった｣とやや辛口コメント。
6回に追い付かれたが、 7回以降を救援陣が無得点に抑えて白星を呼び込んだ。
7回はソーサ、 8回は左腕の小林正が阿部、高橋由らを抑えると、 9回は 4－ 4から 5番手で武藤が登板、10回は岩瀬が走者を 1人も許さず 3者凡退で抑えると、延長10回にチームが勝ち越しに成功した。
CS初登板で初勝利の武藤は｢みんな頑張って投げていたので良かった。浅尾さんや田島、山井さんが連投しているので負担を減らそうと思った｣と、さわやかな笑顔で充実感をにじませた。セーブを挙げた岩瀬は｢きょう取るのと取らないのでは全然違う｣と話した。
中日が延長10回の死闘を制し 3連勝で、日本シリーズ進出に王手をかけた。試合後の高木監督は、 4－ 4で迎えた延長10回に谷繁のスクイズ失敗でチャンスが潰れたかに見えたが、その後の堂上剛が勝ち越し適時打のシーンを振り返りながら話した。
巨人に 3連勝し、笑顔でナインを迎える高木監督(左)
▽高木監督：選手が伸び伸び、集中してやってくれて、昨日、一昨日と２つ勝ったんですよ。(今夜の延長10回スクイズ失敗は)最後、私が谷繁が打者のとき下手に動いたもんでね…。(次打者の堂上剛に)タケ、打ってくれ～とそれだけ祈っていた。よく打ってくれた。選手、ベンチ一丸となっている勝利。(スクイズ失敗は)あのまま終わっていたらどうしようかと思っていた。今日は(巨人は)爆発するよ、と言っていた。警戒していたホームランが出た。これが普通だ。( 4－ 4の)同点になったときは、あとはどれだけ頑張れるか、選手を信頼しながら見守っているしかなかった。(スクイズ失敗の)ああいうプレーが起きて、頭から離れない。(いよいよ王手？) 3つ勝つと欲が出てくる気もするけど…。選手の気持ちがノッていて、シーズンでもなかったような感じ。つながりはあるし、何とかこのまま残っている投手全員で(第 4戦も)勝ちたい。勝ちにいく。
｢福岡・博多 － 埼玉・所沢 － 北海道・札幌 － 東京(もしくは名古屋)＆福岡・博多｣というキップを持っていなかった福岡ソフトバンクホークスとは違い、｢名古屋 － 東京 － 名古屋｣という往復キップを持っていた守道ドラゴンズ。
今日(20日)で、完全に決まってしまう事になるだろう。
何が偉いかと言えば、47にもなってまで現役を続ける先発で出た山本昌投手だ。一般社会で考えれば既に年金を貰って生活をしている年齢に匹敵する様な事になる年齢にも関わらずここまで良くやってきている。(現役野球選手として使える年齢は、最高でも40歳位まで)
そんな投手に負け試合を…という訳には行かず、他の選手も皆一丸となって頑張った試合が昨日(19日)の試合だっただろう。
残り 1試合勝てばCS優勝となり、日本シリーズ進出が決定する。
パリーグで｢CS優勝｣した北海道日本ハムファイターズ相手に戦うのは、いったいどちらになるのだろうか？現状から行ったら、ナゴヤＤでの試合の方が強い気がします。
ガンバレ！守道ドラゴンズ！Ｇ軍団をやっつけろ！
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中日・ 3連勝で日本シリーズ王手！谷繁が先制 2点適時打！井端犠飛で追加点！和田ソロ本塁打！
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