●阪神は22日、前千葉ロッテのチェン・ウェイン投手(35)の獲得を発表した。推定年俸は 200万ドル(約 2億1000万円)の「2年契約」とみられる。背番号は「14」に決まった。元中日で大リーグでも活躍したチェンは今年 9月、千葉ロッテに電撃入団。「白星」こそなかったが 4試合に先発して好投すると、ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)第 2戦にも先発していた。動向を注視していた阪神はロッテの「保留選手名簿」を外れ、「自由契約選手」として公示されると速攻でアタック。千葉ロッテを含む複数球団との争奪戦を制した。台湾出身のチェンは04年 2月、中日に入団。今季限りで引退した吉見一起投手(36)とともに「ダブルエース」として活躍した。09年には「防御率1.54」で「最優秀防御率」のタイトルを獲得すると、10年には自身初の「2桁」となる「13勝」を挙げた。NPB通算「36勝」でメジャーでも通算「59勝」。「日米通算95勝」と文句なしの実績を誇る。阪神は 2年間在籍した左腕オネルキ・ガルシア投手(31)がすでに退団。新たに「投手キャプテン」となった岩貞祐太投手(29)も来季の中継ぎ起用が有力で先発左腕は駒不足だ。今季自己最多「5勝」を挙げた高橋遥人投手(25=亜細亜大學OB)に期待がかかるが、過去にシーズンを通じてローテを守った経験はない。常勝軍団の落合竜を支え、メジャーでも中心選手として活躍したチェンの加入は、阪神にとって大きな意味を持つ。
●阪神は22日、千葉ロッテを「自由契約」となったチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。「日米通算95勝」左腕の獲得は今オフの新助っ人補強第 1弾だ。今年 9月に加入した千葉ロッテでは 4試合で「0勝3敗」に終わったが、「防御率2.42」の安定感。補強ポイントの左腕先発に厚みを出し、16年ぶりの「リーグV」へ強固な先発陣を形成する。虎にとって大きな意味を持つ、先発左腕のチェン獲得が正式発表された。元中日で大リーグでも活躍したチェンは今年 9月、千葉ロッテに電撃入団。「白星」こそつかなかったものの、 4試合に先発し、すべてクオリティースタート( 6回以上自責点 3以下)をクリアするなど好投(防御率2.42)。安定感あるサウスポーの動向を注視していた阪神は千葉ロッテの「保留選手名簿」を外れ、「自由契約選手」として公示されると速攻でアタックし、複数球団との争奪戦を制した。阪神の今季先発陣の「防御率3.38」は、「セ・リーグ2位」と屈指の力を誇る。ただ、先発左腕をみると、 2年間在籍したガルシアがすでに退団。新たに投手キャプテンとなった岩貞は来季も中継ぎ起用が基本線。今季「自己最多5勝」を挙げた高橋がいるが、過去にシーズンを通じてローテを守った経験はなく、ほかにはベテラン岩田稔投手(37)や「ドラフト2位」伊藤将司投手(24)に期待がかかる。西勇輝投手(30)、秋山拓巳投手(29)、青柳晃洋投手(27)、藤浪晋太郎投手(26)、ジョー・ガンケル投手(28=ウェストチェスター大学)、大筋合意している新助っ人ラウル・アルカンタラ投手(28=斗山ベアーズ)ら先発候補の右腕に加え、左腕がさらに充実すれば、投手王国も夢ではない。外国人補強に関しては今オフ第 1弾。球団は新助っ人に関して、KBOで今季本塁打と打点の「2冠」メル・ロハス・ジュニア外野手(30)と、「20勝」アルカンタラと大筋合意している。また、 1度阪神の「保留者名簿」から外れたものの「残留濃厚」となっている「守護神」ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)を含め、いずれも年内の正式合意を目指しており、「悲願V」への態勢を整える。
●中田賢一投手(38)が新加入したチェンのサポートを誓った。22日に鳴尾浜で練習に参加。 2人は中日時代にチームメートで、互いの結婚式に出席するほどプライベートでも仲が良い。普段から連絡を取り合っていたことも明かした。先発争いではライバルになるが、チーム力の底上げに切磋琢磨(せっさたくま)する。
●西勇に並ぶチームトップの「11勝」を挙げた秋山拓巳投手が1900万円増の5100万円で契約を更改し、「2年連続2桁勝利」を誓った。投球術、制球力に円熟味が増した今、球速を取り戻し、スケールアップを狙う。今季は 112イニングで与四球は「12」。17年は規定投球回を越えた両リーグで最少16四球。抜群の制球力を武器に、来季も勝ち星を重ねる意気込みだ。(金額は推定)
●梅野隆太郎捕手(29)が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の 1億1000万円でサインした。阪神は日本人選手の「契約更改交渉」がこの日で終了した。谷本修球団副社長兼本部長(56)は、梅野が順調であれば来季国内「FA権」を取得するが「また来季終わった時に話を」と話すにとどめた。順調にいけば来季中に「国内フリーエージェント(FA)権」を取得できる梅野は行使も示唆。「単年契約」で勝負をかける2021年は、キャリアハイの成績で「優勝」に貢献し、自らの価値を高める。出場試合数が減り故障もあった中でのアップ査定は、チームを率いる姿勢を評価したからに他ならない。プロ 7年目の今季は98試合に出場し、「78安打29打点7本塁打、打率2割6分2厘」。自身初の「2番」打者も経験した。 9月に右腹斜筋の筋挫傷で一時離脱したが、 2週間足らずでスピード復帰。「コロナ禍」で開幕が遅れた異例のシーズンを振り返った。30歳を迎える来季に「国内FA権」を取得予定で、今回は「単年契約」を結んだ。「FA権」については含みを持たせたが、今はチームのために戦うだけ。プロ 8年目、まだ見ぬ頂点を目指す。 (金額は推定)
●阪神「ドラフト2位」のJR東日本・伊藤将司投手が、母校の横浜高校訪問で決意を新たにした。渡辺元智元監督(76)らにあいさつ。背筋を伸ばした。同校から羽ばたいた偉大な先輩たちの背中を追う。
記事をまとめてみました。
阪神は22日、前ロッテのチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。推定年俸は 200万ドル(約 2億1000万円)の「2年契約」とみられる。背番号は「14」に決まった。
元中日で大リーグでも活躍したチェンは今年 9月、ロッテに電撃入団。「白星」こそなかったが 4試合に先発して好投すると、ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)第 2戦にも先発していた。動向を注視していた阪神はロッテの「保留選手名簿」を外れ、「自由契約選手」として公示されると速攻でアタック。ロッテを含む複数球団との争奪戦を制した。
チェンは「阪神タイガースの一員になることができとてもうれしい気持ちです。タイガースに入団することを決めた 1つの理由は、セ・リーグは自分のプロ人生のスタートラインであることです。メジャーに挑戦してからもずっと、いつかこの懐かしい場所に戻って再びプレーすることを願っていました。そして阪神球団の誠意、素晴らしい環境に感動しました。阪神ファンのみなさんから、ずっと応援してもらえるように、『優勝』めざして頑張ります」とコメントした。
前千葉ロッテのチェン・ウェイン=ZOZOマリンスタジアム (2020年11月 4日撮影)
台湾出身のチェンは04年 2月、中日に入団。今季限りで引退した吉見とともに「ダブルエース」として活躍した。09年には「防御率1.54」で「最優秀防御率」のタイトルを獲得すると、10年には自身初の「2桁」となる「13勝」を挙げた。NPB通算「36勝」でメジャーでも通算「59勝」。「日米通算95勝」と文句なしの実績を誇る。
阪神は 2年間在籍した左腕ガルシアがすでに退団。新たに投手キャプテンとなった岩貞も来季の中継ぎ起用が有力で先発左腕は駒不足だ。今季自己最多「5勝」を挙げた高橋に期待がかかるが、過去にシーズンを通じてローテを守った経験はない。常勝軍団の落合竜を支え、メジャーでも中心選手として活躍したチェンの加入は、阪神にとって大きな意味を持つ。
◆チェン・ウェイン(陳偉殷)
1985年 7月21日生まれ、台湾・高雄出身。国立台湾体育学院在学中の04年 2月に中日入団。 2年目の05年に 1軍デビューした。06年に左肘を手術し、07年は「育成選手」契約。08年「支配下」復帰。09年には「4完封」を記録し最優秀防御率。12年にオリオールズへ移籍。12年地区シリーズではイチローらのヤンキースに勝利。16~19年マーリンズを経て、今季はマリナーズとマイナー契約を結び、 6月に「自由契約」。 9月末にロッテへ入団し、 9年ぶりに日本球界復帰。 183センチ、90キロ。左投げ右打ち。
阪神は22日、ロッテを「自由契約」となったチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。推定年俸は 200万ドル(約 2億1000万円)で、「2年契約」とみられる。背番号は「14」に決まった。「日米通算95勝」左腕の獲得は今オフの新助っ人補強第 1弾だ。今年 9月に加入したロッテでは 4試合で「0勝3敗」に終わったが、「防御率2.42」の安定感。補強ポイントの左腕先発に厚みを出し、16年ぶりの「リーグV」へ強固な先発陣を形成する。
◇ ◇ ◇
虎にとって大きな意味を持つ、先発左腕のチェン獲得が正式発表された。元中日で大リーグでも活躍したチェンは今年 9月、ロッテに電撃入団。「白星」こそつかなかったものの、 4試合に先発し、すべてクオリティースタート( 6回以上自責点 3以下)をクリアするなど好投(防御率2.42)。安定感あるサウスポーの動向を注視していた阪神はロッテの「保留選手名簿」を外れ、「自由契約選手」として公示されると速攻でアタックし、複数球団との争奪戦を制した。
チェン・ウェイン投手=ZOZOマリンスタジアム (2020年10月14日撮影)
阪神の今季先発陣の「防御率3.38」は、「セ・リーグ2位」と屈指の力を誇る。ただ、先発左腕をみると、 2年間在籍したガルシアがすでに退団。新たに投手キャプテンとなった岩貞は来季も中継ぎ起用が基本線。今季「自己最多5勝」を挙げた高橋がいるが、過去にシーズンを通じてローテを守った経験はなく、ほかにはベテラン岩田稔や「ドラフト2位」伊藤将に期待がかかる。西勇、秋山、青柳、藤浪、ガンケル、大筋合意している新助っ人アルカンタラら先発候補の右腕に加え、左腕がさらに充実すれば、投手王国も夢ではない。
チェンは04年 2月、中日に入団。09年には「防御率1.54」で「最優秀防御率」のタイトルを獲得すると、10年には自身初の「2桁」となる「13勝」を挙げた。NPB通算「36勝」でメジャーでも通算「59勝」。「日米通算95勝」と実績は文句なしのサウスポーは「阪神タイガースの一員になることができ、とてもうれしいです。タイガースに入団することを決めた 1つの理由は、セ・リーグは自分のプロ人生のスタートラインであること。メジャーに挑戦してからもずっと、いつかこの懐かしい場所に戻って再びプレーすることを願っていました。そして阪神球団の誠意、素晴らしい環境に感動しました。阪神ファンのみなさんから、ずっと応援してもらえるように、『優勝』目指して頑張ります」とコメントした。
08年 4月、甲子園で力投する中日時代のチェン・ウェイン投手=阪神甲子園球場
外国人補強に関しては今オフ第 1弾。球団は新助っ人に関して、KBOで今季本塁打と打点の「2冠」ロハスと、「20勝」アルカンタラと大筋合意している。また、 1度阪神の「保留者名簿」から外れたものの「残留濃厚」となっている「守護神」スアレスを含め、いずれも年内の正式合意を目指しており、「悲願V」への態勢を整える。
◆阪神の先発事情
今季開幕投手を務め、チームトップタイの「11勝」を挙げた西勇が軸。同じく「11勝」の秋山、 2年連続で規定投球回に到達した青柳、先発復帰する藤浪らの名前が挙がる。左腕では高橋やベテラン岩田稔に、「ドラフト2位」の伊藤将が中心。チェンに加え正式合意間近のアルカンタラの新外国人勢が加入。来季も助っ人 8人態勢になる見込みで、外国人枠争いを勝ち抜く必要もある。
◆チェン・ウェイン(陳偉殷)
1985年 7月21日生まれ、台湾・高雄出身。国立台湾体育学院在学中の04年 2月に中日入団。 2年目の05年に 1軍デビューした。06年に左肘を手術し、07年は「育成選手」契約。08年「支配下」復帰。09年には「4完封」を記録し最優秀防御率。12年にオリオールズへ移籍。12年地区シリーズではイチローらのヤンキースに勝利。16~19年マーリンズを経て、今季はマリナーズとマイナー契約を結び、 6月に「自由契約」。 9月末にロッテへ入団し、 9年ぶりに日本球界復帰。 183センチ、90キロ。左投げ右打ち。
リラックスした表情で練習を行う中田賢一投手=阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)
中田賢一投手が新加入したチェンのサポートを誓った。22日に鳴尾浜で練習に参加。 2人は中日時代にチームメートで、互いの結婚式に出席するほどプライベートでも仲が良い。
普段から連絡を取り合っていたことも明かし「僕がいることはチェンにとってもプラスになると思う。僕も(阪神) 1年目でまだ完全に分かってるわけじゃないですけど、そこは伝えていきたいなと思います」と約束した。先発争いではライバルになるが、チーム力の底上げに切磋琢磨(せっさたくま)する。
秋山拓巳投手=阪神甲子園球場 (2020年10月 4日撮影)
阪神西勇に並ぶチームトップの「11勝」を挙げた秋山拓巳投手が1900万円増の5100万円で契約を更改し、「2年連続2桁勝利」を誓った。
17年に初めて「2桁(12勝)勝利」したが、右膝の故障もあり、翌18年は「5勝」止まり。「続けて活躍する難しさを痛感した。『2年連続2桁』が一番の目標。今のスタイルでやりながら、スピードアップできれば」。投球術、制球力に円熟味が増した今、球速を取り戻し、スケールアップを狙う。
今季は 112イニングで与四球は「12」。「タイトルではないですが、シーズンを通して最少四球を狙えたら」。17年は規定投球回を越えた両リーグで最少16四球。抜群の制球力を武器に、来季も勝ち星を重ねる意気込みだ。(金額は推定)
梅野隆太郎捕手が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の 1億1000万円でサインした。 (金額は推定)
◇ ◇ ◇
阪神は日本人選手の「契約更改交渉」がこの日で終了した。谷本修球団副社長兼本部長は「厳しい評価を受けた選手は来季取り返してほしいと思いますし、いい評価を得られた選手は今季以上に来季はやってくれることを期待します」と総括。
また、梅野が順調であれば来季国内「FA権」を取得するが「また来季終わった時に話を」と話すにとどめた。
阪神・谷本修球団副社長兼本部長=阪神球団事務所
阪神・梅野隆太郎捕手が22日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸 1億1000万円でサイン。これで阪神は全選手が「契約更改」を終えた。順調にいけば来季中に「国内フリーエージェント(FA)権」を取得できる梅野は「この球団も含めて、いろいろなところで考えていきたい」と行使も示唆。「単年契約」で勝負をかける2021年は、キャリアハイの成績で「優勝」に貢献し、自らの価値を高める。
梅野との交渉内容について、席に着いた阪神・谷本球団副社長兼本部長は「(FAの話は)ちらっとは言いましたよ。いい形で取れるように頑張ってやと。こちらから『FA権』取得を見越して『2年契約』とかは持ちかけていないです。それはまた来季、終わったときに話をすればいいので」と語るにとどめた。
それでも、出場試合数が減り故障もあった中でのアップ査定は、チームを率いる姿勢を評価したからに他ならない。「『3年連続ゴールデングラブ』というのは球団初ですし。(今季まで)選手会長を務めてくれたこともあって、数字に表れない部分でもいろいろとチームを引っ張ってくれたので、そういう評価をしました」と説明した。
契約更改を終え、会見に臨む梅野隆太郎捕手=阪神球団事務所
キャリアハイで「リーグ優勝」! 梅野隆太郎捕手が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の 1億1000万円でサインした。順調なら来季中に「国内FA権」を取得見込みで、今回は「単年契約」。交渉の場でもらった「梅野なくして『優勝』はない」の言葉を意気に感じ、まずは「16年ぶりV」へグラウンドの戦いに全力を注ぐ。なお、阪神は梅野で全57選手との契約更改を完了した。 (金額は推定)
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年俸アップの評価よりも、梅野はその言葉がうれしかった。「金額もそうですけど、球団の方から『梅野なくして優勝はないだろう』と評価していただいた。気持ち良く交渉することができました」。 3年連続チームの「大トリ」で契約更改を終え、中心選手としての覚悟を新たにした。
契約更改を終え、会見に臨む梅野隆太郎捕手=阪神球団事務所
プロ 7年目の今季は98試合に出場し、「78安打29打点7本塁打、打率2割6分2厘」。自身初の「2番」打者も経験した。 9月に右腹斜筋の筋挫傷で一時離脱したが、 2週間足らずでスピード復帰。「チームとしても、個人として考える時間、向き合う時間も長かった分、 120試合でしたけど、濃い 1年間だったんじゃないかなと思います」。「コロナ禍」で開幕が遅れた異例のシーズンを振り返った。
球団捕手では史上初となる「3年連続ゴールデングラブ賞」も受賞。名実ともにチームの顔となったが、味わったことのないものがある。背番号「2」を背負う来季、追い求めるのは「優勝」の 2文字だ。「期待に応えられるように最高のプレーをして、キャリアハイという数字を出し、チームが優勝できるように、個人的にも全試合出場、そこにもプライドを持って頑張っていきたい」。自己最高の成績を残した先に、歓喜の瞬間が待っているはずだ。
契約更改を終え、会見に臨む梅野隆太郎捕手=阪神球団事務所
30歳を迎える来季に「国内FA権」を取得予定で、今回は「単年契約」を結んだ。「来年、とにかくキャリアハイを出して、必要とされるものを作り上げて、必要とされる評価をもらえるところに関しては、この球団も含めていろんなところで考えていきたいなと思います」。「FA権」については含みを持たせたが、今はチームのために戦うだけ。プロ 8年目、まだ見ぬ頂点を目指す。
◆阪神の今オフ契約更改
阪神の来季の日本人支配下選手61人(ドラフト入団 8選手、移籍 2選手含む)の推定年俸総額は16億8430万円。 1人平均2761万円で、日本プロ野球選手会が今年 6月に発表した3863万円から1102万円も急落した。ベテラン選手が大量に退団したため、日本人選手の年俸総額は大幅に減少。藤川 2億円、福留 1億3000万円、能見9500万円など、高額な選手の年俸が削減された。さらに糸井が 2億1500万円の減俸も大きかった。また「コロナ禍」の影響で主催試合も減少し、球団の入場料や放送権料がダウンしたことも響いた。一方で大山が5300万円増の 1億円、近本が3000万円増の7500万円と、若手主軸はアップを勝ち取った。
母校の横浜高を訪問し、笑顔を見せる伊藤将司投手=横浜高校長浜グランド (球団提供)
阪神「ドラフト2位」のJR東日本・伊藤将司投手が、母校の横浜高校訪問で決意を新たにした。
渡辺元智元監督らにあいさつ。「(渡辺氏からは)プロに入ってからが勝負、と言っていただきました。あらためて気を引き締めて、勝負の世界に入っていきたい。横浜高校の名に恥じない結果を出して、プレーで恩返しをしていきたいと思います」と背筋を伸ばした。同校から羽ばたいた偉大な先輩たちの背中を追う。
14年 7月、東海大相模戦で横浜・渡辺元智監督(中央)から胸に手を置かれ声をかけられる伊藤将司投手
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!来季こそ勝利を掴め!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
「自分の壁を超える」「ライバルに勝つ」いろいろなことがありますが、普段から選手には「比べるのは昨日の自分」という話をしています。
ライバルが活躍すればモチベーションが下がったり、落ち込んだりすることもあ ると思いますが、自分自身を常に超えることを意識し、そういう自分であり続け たいと思い続けていきたいので「超える」を2つ目に掲げています。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
来季はこのスローガンで戦っていきます。
またやはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と結果 (11月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)
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