●矢野燿大監督(52)は12日、広島・森下暢仁投手(23)撃破を誓った。今季もすでに「白星」を献上。通算で「0勝4敗」の相手だが、これまでの戦いを貫くつもりだ。チームは 5球団との対戦を終え、「11勝4敗」の首位。ここで「防御率0.00」の森下をたたけば、勢いはホンモノとなっていく。将にとって東北福祉大の後輩でもある男子ゴルフの松山英樹も、挑み続けた果てに大きな結果をつかんだ。矢野虎も「優勝」という目標のために、挑戦をやめない。ベンチの総力を結集して、倒しにいく。
●西勇輝投手(30)、藤浪晋太郎投手(27)ら先発投手陣が12日、甲子園で投手指名練習に参加した。13日広島戦(甲子園)に先発予定の西勇は、キャッチボールやショートダッシュで調整。 7日巨人戦(甲子園)で「プロ初勝利」を挙げた「ドラフト2位」の伊藤将司投手(24)らも、ノックなどで汗を流した。安定感抜群の投手陣が「首位快走」に大きく貢献している。
●13日の広島戦に先発する阪神・西勇は12日、甲子園でダッシュなど、軽めの調整を行った。広島とは 3月30日に敵地で対戦し、 7回 1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず負け投手に。再び森下との投げ合いで投手戦が予想されるだけに力を込めた。開幕からの 2試合で14イニングを投げ、失点「3」と安定感は抜群。再び巡ってきた森下との投げ合いで、「チーム4連勝」を導く意気込みだ。
●阪神の藤浪晋太郎投手が12日に27歳の誕生日を迎えた。自身のインスタグラムを更新し、幼い頃の写真と同じポーズの現在の写真をユーモアたっぷりに投稿。今季はプロ 9年目で初めて「開幕投手」を務め、 9日DeNA戦(横浜)で今季「初勝利」。完全復活の27歳シーズンを目指す。この日は甲子園の投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。
●15日の広島戦に先発予定の秋山拓巳投手(29)が「鯉料理」再現を目指す。 1日の同カードは 5回まで完全投球するなど、 7回 2失点で「今季初白星」。同戦から先発陣は10戦連続で「クオリティースタート」( 6回以上自責「3」以内)を継続中。刺激を力に必勝を期す。
●阪神の「4番」大山悠輔内野手(26)井上一樹ヘッドコーチ(49)が、初アーチの気配を感じている。ここ一番での適時打も出始め、「チーム2位」の 9打点。開幕から自己最長の「63打席ノーアーチ」も心配無用とした。大山が打点を挙げると、引き分けを挟んで昨季から「15連勝」中。広島森下も昨季、「打率3割3分3厘、2本塁打、3打点」と打ち込んでおり、期待が高まる。
●今季チーム最多の24安打を放ち、「打率4割」と好調の阪神「2番」糸原健斗内野手(26)が広島森下攻略に気合を入れた。前回 3月30日の対戦では、森下からチーム唯一の安打となる左前打を放った。「3連勝」の勢いでまずは難敵を攻略し、「首位快走」に弾みをつける意気込みだ。
●阪神「D1位・佐藤輝」(22=近畿大學)が12日、広島・森下へのリベンジを誓った。前回 3月30日(マツダ)は 2打席 2三振。春季キャンプ中の練習試合では 2塁打を放ったが、脱帽した。 9日のDeNA戦(横浜)で場外弾を放つなど「3試合連続安打」中。難敵を打ち砕いて、チームを「4連勝」へと導く。13日は前回「2打席2三振」の難敵、広島森下と対戦する。佐藤輝は、キャンプ中の 2月21日にライナーで右中間 2塁打を放った時との違いも肌で感じた。昨季「新人王右腕」の攻略を誓った。
●阪神「ドラフト2位」の伊藤将司投手(24=JR東日本)が“世界の松山”からパワーをもらった。松山英樹選手(29=LEXUS)のマスターズ制覇に感激。目を輝かせた。「将司(まさし)」の名前は、父正宏さん(51)が、憧れの男子プロゴルファーの尾崎将司にちなんだ。その影響もあって伊藤将もゴルフ好きになり、ベストスコアは「80」の腕前。マスターズ制覇の偉業を実感せずにはいられなかった。 7日の巨人戦で「プロ初勝利」を挙げ、次回は14日の広島戦に先発予定。この日は甲子園で調整し約束した。感動を力に変え、「2勝目」をつかむ。
●阪神の「ドラフト6位・中野拓夢内野手」(24=三菱自動車岡崎)が12日、鳴尾浜で取材に応じ、男子ゴルフの「マスターズ」で日本男子初のメジャー制覇を果たした母校・東北福祉大の先輩、松山英樹選手の快挙を喜んだ。大学時代には直接、金言をもらったことがあり、刺激を受けた様子。売り出し中のルーキーが、“松山魂”で13日からの広島との首位攻防戦で大暴れする。目覚めとともにビッグなニュースが飛び込んできた。松山先輩のマスターズ優勝。日本男子初となるメジャー制覇の快挙に、練習が休日だった中野は声を弾ませた。前日11日のDeNA戦(横浜)で「初適時打&猛打賞」でヒーローになったルーキーにとって、松山は東北福祉大の 5つ上の先輩ながら身近な存在だ。大学時代、野球部の合宿で訪れた米国でのこと。すでに日本から主戦場を移していた松山から遠征先で激励を受け、金言を授けられた。先輩に説かれた強靱(きょうじん)な精神力は、プロの世界ではさらに必要となる。母校愛にも火がついた。「2.5差」で迎える甲子園での「首位攻防戦」。ゴルフは右打ちでも野球は左打ち。中野が“松山魂”をバットに込め、難敵右腕を打ち砕く。松山先輩に続く活躍で、目標の「新人王」へ突き進む。
●阪神は12日、山本泰寛内野手(27)に長男となる第 1子が 3月末に誕生したと発表した。夫人はMBSの辻沙穂里アナウンサー(26)。 6年目の今季、巨人から阪神に金銭トレードで移籍。右打ちの遊撃手として相手先発が左腕の時はスタメンに入り、内野ならどこでも守れるユーティリテイーで守備固めも務める。すでに13試合出場と欠かせない存在で、 4月 3日の中日戦(京セラドーム大阪では、 0- 0の 9回に「サヨナラ2塁打」を放ち、お立ち台にも立った。
記事をまとめてみました。
矢野燿大監督12日、広島・森下撃破を誓った。今季もすでに「白星」を献上。通算で「0勝4敗」の相手だが、これまでの戦いを貫くつもりだ。
「 1球でも多く投げさせるとか、一人じゃなくて、みんなで束でかかっていく」
チームは 5球団との対戦を終え、「11勝4敗」の首位。ここで「防御率0.00」の森下をたたけば、勢いはホンモノとなっていく。
矢野燿大監督
将にとって東北福祉大の後輩でもある男子ゴルフの松山英樹も、挑み続けた果てに大きな結果をつかんだ。矢野虎も「優勝」という目標のために、挑戦をやめない。
「対策したからって、いい投手はすぐ結果っていうのは(出ない)。もちろん俺らは結果を求めていくけど。だからこそ今俺らがやっている野球をやらなアカンと思う」
ナイン全員で、ではない。ベンチの総力を結集して、倒しにいく。
矢野燿大監督=横浜スタジアム (2021年 4月11日撮影)
矢野監督が難敵広島森下攻略へ一丸野球を強調した。
「 1個でも先の塁を狙っていくとか。そんなに簡単にヒットでつながるピッチャーではないので、 1球でも多く投げさせるとか、 1人じゃなくて、みんなで束でかかっていく」。
セ・リーグ 5球団との対戦が 1回りして「11勝4敗、貯金7」と開幕ダッシュに成功。「チーム全体の力がついてきている手応えはある」とさらなる進撃を誓った。
キャッチボールを行う西勇輝投手=阪神甲子園球場
西勇輝投手、藤浪晋太郎投手ら先発投手陣が12日、甲子園で投手指名練習に参加した。
13日広島戦(甲子園)に先発予定の西勇は、キャッチボールやショートダッシュで調整。 7日巨人戦(甲子園)で「プロ初勝利」を挙げた「ドラフト2位」の伊藤将司投手も、ノックなどで汗を流した。
キャッチボールを行う藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
ここまでの15戦全てで、先発投手は責任投球回の 5回をクリア。さらに 4月 1日広島戦(マツダスタジアム)の秋山から、10戦連続で「クオリティースタート」(6回自責3以内)を継続中だ。矢野監督もこれまでに「特に先発がずっといいし。もちろん、後ろにつなげばいいというのは分かっているんだけど、投手が頑張ってくれているのが一番大きい」と話しており、安定感抜群の投手陣が「首位快走」に大きく貢献している。
練習に臨む、西勇輝投手=阪神甲子園球場
13日の広島戦に先発する阪神・西勇は12日、甲子園でダッシュなど、軽めの調整を行った。広島とは 3月30日に敵地で対戦し、 7回 1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず負け投手に。再び森下との投げ合いで投手戦が予想されるだけに「そつのない攻撃をしてくるので、隙を見せることなく、一人一人を丁寧に抑えられるよう投げて、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と力を込めた。
キャッチボールを行う西勇輝投手=阪神甲子園球場
13日の広島戦に先発予定の阪神西勇輝投手がリベンジを期した。
3月30日の前回対戦は 7回 1失点と好投したが、味方の援護なく敗れた。「広島打線はそつのない攻撃をしてくる。隙を見せることなく、 1人 1人を丁寧に抑えられるよう投げて、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」。開幕からの 2試合で14イニングを投げ、失点「3」と安定感は抜群。再び巡ってきた森下との投げ合いで、「チーム4連勝」を導く意気込みだ。
阪神の藤浪晋太郎投手が12日に27歳の誕生日を迎えた。自身のインスタグラムを更新し、幼い頃の写真と同じポーズの現在の写真をユーモアたっぷりに投稿。
練習前、笑顔を見せる藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
「27歳の一年も純粋に、良い意味で童心を忘れず人生を謳歌(おうか)できればと思います」などと心境をつづった。
今季はプロ 9年目で初めて「開幕投手」を務め、 9日DeNA戦(横浜)で今季「初勝利」。完全復活の27歳シーズンを目指す。
キャッチボールを行う藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
阪神・藤浪が12日、27歳の誕生日を迎えた。自身のインスタグラムを更新し、幼少期と現在の姿の写真を投稿。「子供の頃想像していた27歳はもっと大人だと思っていましたが、まだまだ少年のままです笑 27歳の一年も純粋に、良い意味で童心を忘れず人生を謳歌できればと思います」(原文ママ)とつづった。この日は甲子園の投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。
秋山拓巳投手=マツダスタジアム (2021年 4月 1日撮影)
15日の広島戦に先発予定の秋山拓巳投手が「鯉料理」再現を目指す。
1日の同カードは 5回まで完全投球するなど、 7回 2失点で「今季初白星」。「相手も策を練ってくると思うので、それを上回るピッチングができれば」。同戦から先発陣は10戦連続で「クオリティースタート」( 6回以上自責「3」以内)を継続中。「みんながいいピッチングをしているので、プレッシャーや負けられない気持ちもあります。でも対戦するのは相手打者なので、打者に集中して投げていきたい」。刺激を力に必勝を期す。
大山悠輔内野手(左)を指導する井上一樹ヘッドコーチ=阪神甲子園球場
阪神の「4番」大山悠輔内野手井上ヘッドコーチが、初アーチの気配を感じている。「いい角度の当たりが続いているけど、なかなか入らないね。俺は心配していない。 1本出れば、コンコンコーン! と行くんじゃないの?」。ここ一番での適時打も出始め、「チーム2位」の 9打点。開幕から自己最長の「63打席ノーアーチ」も心配無用とした。大山が打点を挙げると、引き分けを挟んで昨季から「15連勝」中。広島森下も昨季、「打率3割3分3厘、2本塁打、3打点」と打ち込んでおり、期待が高まる。
糸原健斗内野手=横浜スタジアム (2021年 4月10日)
今季チーム最多の24安打を放ち、「打率4割」と好調の阪神「2番」糸原健斗内野手が広島森下攻略に気合を入れた。
前回 3月30日の対戦では、森下からチーム唯一の安打となる左前打を放った。「カード頭で、森下から勝ちを奪えるようにしっかりやっていければ。いい流れでチームもきている」。「3連勝」の勢いでまずは難敵を攻略し、「首位快走」に弾みをつける意気込みだ。
阪神「D1位・佐藤輝」(近大)が12日、広島・森下へのリベンジを誓った。「 1本でも打てるように練習します」。前回 3月30日(マツダ)は 2打席 2三振。春季キャンプ中の練習試合では 2塁打を放ったが、「球の質は、(公式戦で)もう一個、スイッチが入って、いい球がきていた」と脱帽した。 9日のDeNA戦(横浜)で場外弾を放つなど「3試合連続安打」中。難敵を打ち砕いて、チームを「4連勝」へと導く。
佐藤輝明内野手=横浜スタジアム (2021年 4月 9日撮影)
阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(22)が、13日からの甲子園6連戦で、「甲子園1号アーチ」をかける。前カードのDeNA 3連戦では、 9日に横浜スタジアム右中間場外へ運ぶ驚愕(きょうがく)の「3号ソロ」を放つなど初の「3試合連続安打」をマーク。連日の矢野監督、井上ヘッドコーチの指導もあり、佐藤輝は「上がってきている」と状態が上向きな手応えをつかんでいる。
矢野監督は「きっかけはつかんだ感じはあるかもしれない」と、上昇気配は感じながらも「攻められ方は一緒やし、我慢するところを我慢できれば打てるようになるんだけど。そこは経験していく中であいつが変えていくべきところ」と、厳しい内角攻めに耐えることを望んだ。 9日の試合後には佐藤輝も「インハイを消して逆方向を意識することであまりそこに手を出さなくなった」と我慢できはじめている。
13日は前回「2打席2三振」の難敵、広島森下と対戦する。佐藤輝は「球の質も、もう1個スイッチが入っていい球が来ていました」と、キャンプ中の 2月21日にライナーで右中間 2塁打を放った時との違いも肌で感じた。「 1本でも打てるように練習します」と、昨季「新人王右腕」の攻略を誓った。
阪神「ドラフト2位」の伊藤将司投手が“世界の松山”からパワーをもらった。
松山英樹のマスターズ制覇に感激。「アジア人初の快挙ですし、本当にすごいことだと思います」と目を輝かせた。「将司(まさし)」の名前は、父正宏さんが、憧れの男子プロゴルファーの尾崎将司にちなんだ。その影響もあって伊藤将もゴルフ好きになり、ベストスコアは「80」の腕前。マスターズ制覇の偉業を実感せずにはいられなかった。
キャッチボールを行う伊藤将司投手=2021年4月12日、阪神甲子園球場
7日の巨人戦で「プロ初勝利」を挙げ、次回は14日の広島戦に先発予定。この日は甲子園で調整し「松山さんはたくさんの人にパワーを与えられたと思う。自分もいい結果を出して、少しでも多くの方にパワーを与えられるよう、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と約束した。感動を力に変え、「2勝目」をつかむ。
D2位・伊藤将司投手は甲子園での投手指名練習に参加。14日に先発予定だ=阪神甲子園球場
7日の巨人戦(甲子園)で「プロ初勝利」を挙げた「D2位・伊藤将」は12日、甲子園での投手指名練習に参加。先発予定の14日の広島戦に向けてブルペン投球で調整した。「前回( 3月31日)の広島戦は球が高く集まったので、より低く投げることを意識したい」。名前の「将司」はジャンボこと尾崎将司からつけられた。松山英樹の「マスターズ優勝」に感動した左腕は「自分も良い結果を出して、多くの方にパワーを与え、チームの勝利に貢献したい」と気合を入れ直した。
虎のシンデレラボーイ、D6位中野拓夢内野手。松山魂でレギュラーを奪う=阪神甲子園球場
阪神の「ドラフト6位・中野拓夢内野手」(24=三菱自動車岡崎)が12日、鳴尾浜で取材に応じ、男子ゴルフの「マスターズ」で日本男子初のメジャー制覇を果たした母校・東北福祉大の先輩、松山英樹の快挙を喜んだ。大学時代には直接、金言をもらったことがあり、「自分も頑張らないといけない」と刺激を受けた様子。売り出し中のルーキーが、“松山魂”で13日からの広島との首位攻防戦で大暴れする。
目覚めとともにビッグなニュースが飛び込んできた。松山先輩のマスターズ優勝。日本男子初となるメジャー制覇の快挙に、練習が休日だった中野は声を弾ませた。
マスターズで日本男子初のメジャー制覇を達成した松山英樹選手=アメリカ
「大学の先輩でもありますし、素直に自分自身もうれしい。(「マスターズ優勝」は)アジア人初ということもあって、本当にすごい記録を作られたんだなと思いました」
前日11日のDeNA戦(横浜)で「初適時打&猛打賞」でヒーローになったルーキーにとって、松山は東北福祉大の 5つ上の先輩ながら身近な存在だ。大学時代、野球部の合宿で訪れた米国でのこと。すでに日本から主戦場を移していた松山から遠征先で激励を受け、金言を授けられた。
「(言葉は)技術より気持ちの持ちようだったり、メンタルのことが多かった」
先輩に説かれた強靱(きょうじん)な精神力は、プロの世界ではさらに必要となる。「自分も頑張らないといけない。(東北)福祉大を盛り上げるという意味でも、松山選手に続いてなんとか自分が大学の名前であったり売っていけたら」。母校愛にも火がついた。
2018年 6月の「大学選手権決勝・国際武道大戦」でタイムリーを放った東北福祉大時代の中野拓夢内野手。マスターズ覇者松山英樹選手の後輩だ
途中出場からスタメンへの扉をこじ開けた 1年目。11試合で「打率0.529(17打数9安打)」と絶好調で、遊撃の定位置奪取へ“猛チャージ”をかけている。偉大な先輩からもらった力のすべては、13日の広島先発・森下にぶつけるつもりだ。
「何球も甘い球は来ないとは思っているので。その甘い球を1球で仕留められるような準備をしていきたい」
「2.5差」で迎える甲子園での「首位攻防戦」。ゴルフは右打ちでも野球は左打ち。中野が“松山魂”をバットに込め、難敵右腕を打ち砕く。
18年、東北学院大戦で「先制本塁打」を放ち生還した東北福祉大時代の中野拓夢内野手(左)
松山さん、僕も続きます!阪神「ドラフト6位」の中野拓夢内野手が、東北福祉大の 5学年先輩で、日本人初の「マスターズ制覇」を達成した松山英樹に受けた刺激を力に変える。11日のDeNA戦で「初適時打&初猛打賞」で首位快走の「3連勝&貯金7」を導くヒーローになったばかりだが、「自分も頑張らないと」とますます発奮。13日からの「2位」広島 3連戦(甲子園)の初戦先発は天敵森下が来るが、波乗りルーキーがリベンジに気合十分だ。
◇ ◇ ◇
売り出し中のルーキーは、ネットニュースで偉業を知った。プロ初の「適時打&猛打賞」から一夜明け、休日の鳴尾浜で取材対応。友人からの連絡は「たくさんあった」というが、中野は自身のことより、松山先輩の活躍を喜んだ。「素直に自分自身うれしい気持ちがありますし、本当にすごい記録を作られたんだなと」。
4日、ノックを受ける中野拓夢内野手=京セラドーム
東北福祉大野球部の米国キャンプ中に、メンタル面について話を聞く機会があったという。「オーラがあるな」。“世界の松山”の存在感を肌で感じた。そんな縁ある先輩がアジア人初の「マスターズ制覇」。新たな発奮材料にならないわけがない。「自分も頑張らないといけないなという気持ちになりました。(東北)福祉大を盛り上げるという意味でも、松山選手に続いて自分が大学の名前を売って行けたら。活躍することで恩返しになると思う」。“東北福祉大魂”に火がついた。
自身も三菱自動車岡崎時代の 1年目にゴルフを始めた。野球とは逆でクラブは右打ち。 2回目のラウンドでスコア「100切り」と、こちらも抜群のセンスを誇る。「コロナ禍」で最近はプレーできていないというが「オフにお会いできる機会があれば、ゴルフのことに関してもいろいろ聞けたらいいなと思います(笑い)」とおねだり。夢のラウンドは? と問われると「それは足を引っ張ってしまう」と笑った。
11日、DeNA戦で「猛打賞」を記録した中野拓夢内野手=横浜スタジアム
本業の野球では首位を走るチームで「2試合連続スタメン」出場中。11日のDeNA戦ではプロ初タイムリーを含む「初猛打賞」で「3連勝&矢野政権最多タイ」の貯金「7」を導く大活躍を見せた。13日からは「2.5」差で「2位」の広島と甲子園で 3連戦。先発先陣は 3月30日の対戦で 6回 1安打 0封された森下がくる。チームも森下が新人だった昨年から「5戦4敗」と抑え込まれ、 1度も勝ったことがない。だが、今の虎には勢いがある。「本当にいいピッチャーというのは分かっている」と認めた上で、「何球も甘い球は来ないと思うので、 1球で仕留められるように」と気合十分。松山先輩に続く活躍で、目標の「新人王」へ突き進む。
山本泰寛内野手=阪神甲子園球場 (2021年 2月26日撮影)
阪神は12日、山本泰寛内野手に長男となる第 1子が 3月末に誕生したと発表した。
夫人はMBSの辻沙穂里アナウンサー。山本は球団を通じ「家族のためにも、しっかり責任と自覚を持って、これまで以上に頑張ります」とコメントした。 6年目の今季、巨人から阪神に金銭トレードで移籍。右打ちの遊撃手として相手先発が左腕の時はスタメンに入り、内野ならどこでも守れるユーティリテイーで守備固めも務める。すでに13試合出場と欠かせない存在で、 4月 3日の中日戦(京セラドーム大阪では、 0- 0の 9回に「サヨナラ2塁打」を放ち、お立ち台にも立った。
辻沙穂里アナ (2019年 9月25日撮影)
阪神は12日、巨人から新加入の山本泰寛内野手に第 1子(男子)が誕生したことを発表した。夫人はMBSの辻沙穂里アナウンサーで、山本は球団を通じて「家族のためにもしっかり責任と自覚を持って、これまで以上に頑張ります」とコメントした。
3日の中日戦(京セラで「サヨナラ打」を放った勝負強い打撃と、堅実な守備で勝利に貢献する背番号「00」が新たなモチベーションを得て、首位を走る矢野虎を支えていく。
※ 4月13日の予告先発は、阪神・西勇輝投手(30)ー広島・森下暢仁投手(23)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!今年は、このまま行けば「V」に行けるかも知れませんね。
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
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