●西勇輝投手(30)、秋山拓巳投手(30)ら先発陣が 7日、甲子園で「投手指名練習」に参加した。 8日北海道日本ハム戦(札幌ドーム)に先発予定の西勇は、キャッチボールやダッシュなどで調整。週頭の火曜日を守ってきた大黒柱に、「連敗ストップ」の期待がかかる。
●小野寺暖外野手(23)が、 1軍に再昇格する見込みとなった。小川一平投手(24)とジョン・エドワーズ投手(33)も昇格する見込み。ジョー・ガンケル投手(29)が 7日、「感染拡大防止特例2021」の対象選手として「出場選手登録」を抹消された。「特例2021」で登録を外れた選手は、本来必要な10日間を待たずに再登録が可能。今後の状態を見ながら登板日を決めることになりそうだ。 7日は西純矢投手(19)と陽川尚将内野手(29)が「出場選手登録」を抹消された。
●藤浪晋太郎投手(27)は当面リリーフとして、勝敗を分ける緊迫場面での登板を任されそうだ。藤浪は再昇格後、 4日のソフトバンク戦で 5点リードの 9回に登板し、「1安打無失点」の好投で試合を締めた。
●「日本生命セ・パ交流戦」でトップタイの「5本塁打」を放つ佐藤輝明内野手(22=近畿大學)が 7日、「みちのくの豪腕」打ちを誓った。敵地での北海道日本ハム、東北楽天戦に向けて札幌入り。週末仙台での楽天 3連戦では、「日米179勝」の田中将大投手(32)とのモノノフ対決や、「両リーグ最多7勝」の早川隆久投手(22=早稲田大學)との「ドラフト1位対決」が見込まれる。一時は内角攻めに苦しんだが「心の余裕」が出てきたと手応えも激白。宮城在住の祖父母も観戦予定の楽天戦で、交流戦キングを確定させる。「虎の怪物」が北の大地に上陸した。 8日からスタートする「交流戦ラスト」となる札幌、仙台の敵地シリーズ。「交流戦トップタイ」の「5本塁打」をマークしている佐藤輝が、残りの 6戦でどれだけ積み上げることができるか。なかでも注目は田中将、早川ら豪腕が登板する11日からの楽天 3連戦。注目されればされるほど力を発揮する「規格外ルーキー」は、力強く両腕撃破を誓った。札幌ドームで、さらには「杜(もり)の都」でも代名詞となったアーチ後の「Zポーズ」が飛び出すか。公式戦の“初タイトル”となる「交流戦本塁打キング」に向け、ラスト 6試合にスパートをかける。
●セ・リーグ首位を走る阪神が、球宴もジャックしそうな勢いだ。「マイナビオールスターゲーム2021」( 7月16日=メットライフドーム、同17日=楽天生命パーク)のファン投票の中間発表が 7日に行われ、阪神は選出圏内に大量 7選手が入った。「第1回中間発表」( 2日)では梅野隆太郎捕手(29)、 1塁手でジェフリー・マルテ内野手(29)、遊撃手で「ドラフト6位」新人の中野拓夢内野手(24)、外野手トップで「ドラフト1位」佐藤輝明内野手、「同3位」にジェリー・サンズ外野手(33)の 5人が選出圏内に入っていた。今回も「4位」になったサンズに代わり「3位」に近本光司外野手(26)が浮上したほかはトップを堅持。新たに「守護神」ロベルト・スアレス投手(30)、「セットアッパー」岩崎優投手(29)が抑え、中継ぎ部門で「1位」となった。「第1回中間発表」で最多得票数だった佐藤輝は、今回も13万4817票で「全体1位」を維持した。佐藤輝は、順調に票数を伸ばし、今回も13万4817票で「全体1位」を維持し、「同2位」のソフトバンク柳田悠岐外野手(32)との差を 1万票以上に広げた。このまま最多得票で球宴に選ばれれば、「NPB新人初の快挙」になる。ファン投票では、阪神が「リーグ優勝」した03年に井川慶投手(41)、矢野燿大捕手(52)らが選出された 9人が「プロ野球史上最多」。今季のチームは03年に負けないペースで「勝ち星」を積み重ねており、快進撃が続けば、サンズらも再び選出圏内に入ってくる可能性がある。03年並みの「球宴ジャック」も夢ではない。
●佐藤輝は、「野球カード」業界でも救世主となっている。エポック社がこの春発売した「2021阪神ルーキーズ&スターズ」に封入された直筆サインカードには、ネットオークションで出品され23万5000円(税込み25万8500円)の高値がついた。佐藤輝明内野手は、「ベースボールカード」業界でも大注目を浴びている。春に発売された直筆サインカードには23万5000円の高値が付いた。阪神入団後初の直筆サインということも価値を高めた。わずか数十枚というレアなこのカードを求めて、同シリーズは即完売。キャンプ地などで個人的にファンに書いたサインを取引するのは、真偽も証明できず、選手も気分を害するためマナー違反。だが、メーカーが球団承認で発行したものに高値が付くのは人気者の証拠だ。エポック社の「メモリアルオンデマンドカード エポック・ワン」では、同シリーズ初めて今季の本塁打すべて 1本ずつカード化する。 6月下旬には「カルビープロ野球チップス」第 2弾にも登場。すでにカード界でもトップスターとなっている。今月下旬には、1973年(昭48)から発行しているカルビーの「プロ野球チップス」にも第 2弾として登場。91年から「野球カード」を発行するベースボールマガジン社では春に発売した「ファーストエディション」の「ルーキーカード」が人気だ。カードショップの店主は、すでにイチロー、松井秀喜、大谷クラスだという。活躍すれば活躍するほど、カード業界にも嵐を巻き起こしそうだ。
●楽天は 7日、交流戦最後のカードとなる11日からの阪神 3連戦に向け、阪神とのコラボグッズを発売すると発表した。現在12球団トップとなる「7勝」を挙げる早川隆久投手と、「セ・リーグ2位」の「15本塁打」をマークする佐藤輝明内野手の「ドラフト1位ルーキー対決」を盛り上げる特製Tシャツとタオルをラインアップ。また兵庫県立社(やしろ)高校出身の先輩・後輩となる阪神近本と楽天辰己がデザインされたコラボグッズも発売。
●阪神は 7日、元監督で20年 2月に84歳で死去した野村克也氏の追悼試合を、同氏の誕生日の 6月29日ヤクルト戦(甲子園)で行うことを発表した。試合前に場内ビジョンで追悼映像を流し、黙とうをささげる。球場正面入り口などには野村氏の肖像パネルや阪神時代の背番号「73、82番」のユニホームをモチーフにしたバナーを掲出。イニング間のビジョンなどでは野村氏とゆかりのある阪神OBとの写真や「私の野村ノート」と題し、同氏から感銘を受けた言葉を掲載する。甲子園歴史館でも29日から 7月17日まで「追悼特別展示」として、当時のユニホームやサイン色紙などを展示する。なお、29日の試合が「雨天中止」の場合は、 7月14日DeNA戦で実施する。
記事をまとめてみました。
西勇輝投手、秋山拓巳投手ら先発陣が 7日、甲子園で「投手指名練習」に参加した。
8日日本ハム戦(札幌ドーム)に先発予定の西勇は、キャッチボールやダッシュなどで調整。週頭の火曜日を守ってきた大黒柱に、「連敗ストップ」の期待がかかる。
阪神西勇輝投手=阪神甲子園球場 (2021年 6月 1日撮影)
チームは 5日ソフトバンク戦で10失点、 6日同戦で 8失点と 2戦連続の大敗。39日ぶりの連敗となった。さらに「8回の男」岩崎は蓄積疲労、接戦での登板が続いていた小林は左足首の負傷で、頼れるリリーフを欠く状態だ。
西勇は 4月20日巨人戦を最後に「白星」から遠ざかっているが、ここ 2戦連続で 7回 2失点と好投。ブルペンもチームも助ける「大きな白星」を挙げるか注目される。
小野寺暖外野手=オセアンバファローズスタジアム舞洲 (2021年 5月12日撮影)
小野寺暖外野手が、 1軍に再昇格する見込みとなった。
19年「育成ドラフト1位」で 4月19日に「支配下登録」され、同24日に 1軍昇格して初出場も果たした。同30日に「出場選手登録」を抹消されたが、その後も 2軍で「打率3割」を残すなど好調を維持している。小川一平投手とジョン・エドワーズ投手も昇格する見込み。 7日は西純矢投手と陽川尚将内野手が「出場選手登録」を抹消された。西純は6日のソフトバンク戦に、先発を急きょ回避したガンケルの代役で先発。 3回 3失点で「負け投手」となった。出番が減っていた陽川も復調が期待される。
陽川尚将内野手=東京ドーム (2021年 5月16日撮影)
ジョー・ガンケル投手が 7日、「感染拡大防止特例2021」の対象選手として「出場選手登録」を抹消された。
6日ソフトバンク戦(甲子園)で先発が予定されていたガンケルは、喉の痛みなどを訴えたため、「新型コロナウイルス」の検査を受け「陰性」と判定されたが、念のため先発を回避していた。
セ・リーグのアグリーメントでは、「予告先発投手」はやむを得ない事情で変更されても、ベンチ入りメンバーに含まなければならず、 6日は「出場選手登録」されたままだった。
ジョー・ガンケル投手=阪神甲子園球場 (2021年 5月31日撮影)
「特例2021」で登録を外れた選手は、本来必要な10日間を待たずに再登録が可能。今後の状態を見ながら登板日を決めることになりそうだ。
またガンケルに代わって 6日に緊急登板して 3回 3失点だった西純矢投手、陽川尚将内野手も「出場選手登録」を抹消された。陽川は 5月中旬から途中出場が続き、ここまでの打率は「1割9分4厘」だった。
藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場 (2021年 6月 4日撮影)
藤浪晋太郎投手は当面リリーフとして、勝敗を分ける緊迫場面での登板を任されそうだ。
福原投手コーチは「まだ勝ちパターンでと決まっているわけではないですが」としながらも、「競っている場面や厳しい展開で投げることも今後は出てくる可能性もあるので、どんな場面でも晋太郎らしい投球を期待したいですね」と明かした。藤浪は再昇格後、 4日のソフトバンク戦で 5点リードの 9回に登板し、「1安打無失点」の好投で試合を締めた。
6日、ソフトバンク戦の 9回、右中間に本塁打を放った佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
「日本生命セ・パ交流戦」でトップタイの「5本塁打」を放つ阪神佐藤輝明内野手が 7日、「みちのくの豪腕」打ちを誓った。敵地での日本ハム、楽天戦に向けて札幌入り。週末仙台での楽天 3連戦では、「日米179勝」の田中将とのモノノフ対決や、「両リーグ最多7勝」の早川との「ドラフト1位対決」が見込まれる。一時は内角攻めに苦しんだが「心の余裕」が出てきたと手応えも激白。宮城在住の祖父母も観戦予定の楽天戦で、交流戦キングを確定させる。
◇ ◇ ◇
「虎の怪物」が北の大地に上陸した。 8日からスタートする「交流戦ラスト」となる札幌、仙台の敵地シリーズ。「交流戦トップタイ」の「5本塁打」をマークしている佐藤輝が、残りの 6戦でどれだけ積み上げることができるか。なかでも注目は田中将、早川ら豪腕が登板する11日からの楽天 3連戦。注目されればされるほど力を発揮する「規格外ルーキー」は、力強く両腕撃破を誓った。
楽天田中将大投手=楽天生命パーク (2021年 5月29日撮影)
「そういうレベルの高い投手と対戦できる機会なので、僕はしっかり自分のスイングをすることだけを心掛けて、絶対に打ちたいと思います」
アーチを描きたい理由がある。宮城・村田町には、父方の祖父勲さんと祖母美智恵さんが住んでいる。高校まで毎年、盆と年末に帰省。「テル」と呼ばれてかわいがられた。「(コロナ禍の)今の状況ではこっち(甲子園)に来て試合を観てもらうこともできないので、おじいちゃんおばあちゃんの前で打っていい姿を見せることができるように頑張ります」。観戦予定の 2人の前で本塁打を放てば、最高の「祖父母孝行」だ。
「豪腕VS怪力」。それだけではない注目点もある。佐藤輝はももクロファンを指す「モノノフ」だが、田中将こそ球界で最も有名な「モノノフ」だ。佐藤輝も敬意を表し、甲子園での登場曲に楽天田中将がヤンキース時代に使用していた「吼えろ」を採用。いよいよ「本家」との初対決が実現する。さらに同学年の早川は「両リーグトップ7勝」の大活躍。両リーグの「新人王候補」の対戦と見どころ満載だ。
楽天早川隆久投手=MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 (2021年 6月 6日撮影)
極端な内角攻めなどで本塁打も一時ペースダウンしたが、 6日ソフトバンク戦(甲子園)では「交流戦トップタイ」の「5号」をマーク。プロの壁を破るべく、つかんだ手応えをこう表現した。「何が何でも打ちにいくというスタイルではなく、初球だったり、際どいところだったら見逃してもいいのかなという、心の余裕みたいなのを今は持っています」。札幌ドームで、さらには「杜(もり)の都」でも代名詞となったアーチ後の「Zポーズ」が飛び出すか。公式戦の“初タイトル”となる「交流戦本塁打キング」に向け、ラスト 6試合にスパートをかける。
佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場 (2021年 6月 6日撮影)
「マイナビオールスターゲーム2021」( 7月16日=メットライフドーム、同17日=楽天生命パーク)のファン投票の中間発表が 7日に行われ、阪神は選出圏内に大量 7選手が入った。
「第1回中間発表」( 2日)では梅野隆太郎捕手、 1塁手でジェフリー・マルテ内野手、遊撃手で「ドラフト6位」新人の中野拓夢内野手、外野手トップで「ドラフト1位」佐藤輝明内野手、「同3位」にジェリー・サンズ外野手の 5人が選出圏内に入っていた。今回も「4位」になったサンズに代わり「3位」に近本光司外野手が浮上したほかはトップを堅持。新たに「守護神」ロベルト・スアレス投手、「セットアッパー」岩崎優投手が抑え、中継ぎ部門で「1位」となった。
「第1回中間発表」で最多得票数だった佐藤輝は、今回も13万4817票で「全体1位」を維持した。
2日のオリックス戦でスアレス投手は試合を締め笑顔で梅野隆太郎捕手とポーズを決める=阪神甲子園球場
セ・リーグ首位を走る阪神が、球宴もジャックしそうな勢いだ。
「マイナビオールスターゲーム2021」( 7月16日=メットライフドーム、同17日=楽天生命パーク)のファン投票の中間発表が 7日行われ、阪神は選出圏内に 2人増えの大量 7選手が入った。「守護神」スアレス、岩崎が抑え、中継ぎ部門で「1位」に浮上。 160キロの剛球で「17セーブ」を挙げるスアレスだけでなく、「出場選手登録」を抹消されている岩崎も、頼れる「セットアッパー」として多くのファンの支持を得た。
2日の「第1回中間発表」では梅野(捕手)、マルテ( 1塁手)、中野(遊撃手)、佐藤輝(外野手 1位)、サンズ(同 3位)の 5人が選出圏内に入った。今回は「外野手4位」に落ちたサンズに代わり、「3位」に近本が浮上したほかは、「部門1位」を堅持。 2日に 4万7769票を集めて全体の最多得票を得た「ドラフト1位」ルーキーの佐藤輝は、順調に票数を伸ばし、今回も13万4817票で「全体1位」を維持し、「同2位」のソフトバンク柳田との差を 1万票以上に広げた。このまま最多得票で球宴に選ばれれば、「NPB新人初の快挙」になる。「ドラフト6位」新人の中野も、巨人坂本や中日京田らを抑えてトップを走っている。
ファン投票では、阪神が「リーグ優勝」した03年に井川、矢野らが選出された 9人が「プロ野球史上最多」。今季のチームは03年に負けないペースで「勝ち星」を積み重ねており、快進撃が続けば、サンズらも再び選出圏内に入ってくる可能性がある。03年並みの「球宴ジャック」も夢ではない。
佐藤輝明内野手は、「ベースボールカード」業界でも大注目を浴びている。春に発売された直筆サインカードには23万5000円の高値が付いた。エポック社の「メモリアルオンデマンドカード エポック・ワン」では、同シリーズ初めて今季の本塁打すべて 1本ずつカード化する。 6月下旬には「カルビープロ野球チップス」第 2弾にも登場。すでにカード界でもトップスターとなっている。
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佐藤輝は、「野球カード」業界でも救世主となっている。エポック社がこの春発売した「2021阪神ルーキーズ&スターズ」に封入された直筆サインカードには、ネットオークションで出品され23万5000円(税込み25万8500円)の高値がついた。
阪神入団後初の直筆サインということも価値を高めた。わずか数十枚というレアなこのカードを求めて、同シリーズは即完売。キャンプ地などで個人的にファンに書いたサインを取引するのは、真偽も証明できず、選手も気分を害するためマナー違反。だが、メーカーが球団承認で発行したものに高値が付くのは人気者の証拠だ。
6月のカルビープロ野球チップス第2弾に登場する佐藤輝明内野手のルーキーカード (カルビー社提供)
エポック社は受注販売の「メモリアルオンデマンドカード エポック・ワン」で佐藤輝の「1号」からカード化している。同社の担当者は「今シーズンは佐藤輝選手が本塁打を打つたびにカード化していく形で考えています」と話し、今季打つ「本塁打1本=1枚」カード化する。18年から同シリーズでは「プロ初勝利」などメモリアルな場面に限ってカード化してきたが、個人の全本塁打は異例中の異例という。MLBでも「ルーキーカード」の価値は高いが、佐藤輝の本塁打は試合展開にかかわらず、打つことがメモリアルな事象というわけだ。
「球団新人最多22本」や59年桑田武(大洋=現DeNA)、86年清原和博(西武)の「最多記録311本」を超える可能性も十分ある。「3号」の「横浜場外弾」では、裏面に飛んだ場所の写真を使うなど資料的価値もある。同担当者は「紙の良さは手元に残るということではないでしょうか。我々も大事にしています」と話す。「13号」までは販売が終了しており、今後は「14号」からしか買えないが、カードショップなどを探せば、「1号」からのレアカードが見つかるかもしれない。
6月の「カルビープロ野球チップス」第 2弾に登場する佐藤輝明内野手のルーキーカード (カルビー社提供)
今月下旬には、1973年(昭48)から発行しているカルビーの「プロ野球チップス」にも第 2弾として登場。91年から「野球カード」を発行するベースボールマガジン社では春に発売した「ファーストエディション」の「ルーキーカード」が人気だ。カードショップの店主は「佐藤輝明選手はカード界にとっても、すごい選手。注目度が違います」と、すでにイチロー、松井秀喜、大谷クラスだという。活躍すれば活躍するほど、カード業界にも嵐を巻き起こしそうだ。
▼佐藤輝が可能性を残す「新人本塁打王」を達成した選手は、「2リーグ分立」後 2人。58年長嶋茂雄(巨人)「29本塁打」、59年桑田武(大洋)「31本塁打」。佐藤輝は現在シーズン「39本塁打」ペースで量産しており、可能性は十分だ。なお新人の「打点王」は過去 1人で、58年長嶋の「92打点」。佐藤輝の年間ペースは「108打点」で、こちらの期待も高まる。
「エポック・ワン」の佐藤輝明内野手「3号ソロ」のカード裏側には、場外に越えていった場所が写った写真が使用されている (エポック社提供)
○…阪神佐藤輝の「大学侍ジャパン」時代の「海外製カード」がある。パニーニ社が19年に発行した「野球米国代表カード」のシリーズの中に日本や台湾などの代表選手も混ざっている。佐藤輝は近大時代に「侍の時に食堂で50枚くらいシールに名前を書いたことがありましたね」と話していた。楷書で「佐藤輝明」と書かれた初の「直筆サインカード」。今後の活躍では本場米国内でも注目されるカードになるかも?
◆メモリアルオンデマンドカード「エポック・ワン」
18年からプロ野球やJリーグなどの記録的な出来事や記憶に残る名シーンをネットで受注生産(それぞれ発売開始から 3日間限定)し、 1枚 500円(プラスチックケース入り)で販売。それぞれ発売開始から 3日間限定で発売。米国トップス社がMLBなどの出来事をタイムリーにカード化する「トップス・ナウ」がモデル。
交流戦最後となる阪神 3連戦へ向けたコラボTシャツを着用する楽天早川隆久投手 (楽天野球団提供)
楽天は 7日、交流戦最後のカードとなる11日からの阪神 3連戦に向け、阪神とのコラボグッズを発売すると発表した。
現在12球団トップとなる「7勝」を挙げる早川隆久投手(22)と、「セ・リーグ2位」の「15本塁打」をマークする佐藤輝明内野手の「ドラフト1位ルーキー対決」を盛り上げる特製Tシャツとタオルをラインアップ。早川は「阪神に負けないように頑張ります。皆さん、このTシャツを着て応援してください!」とコメントを寄せた。
楽天辰己涼介外野手(右)と阪神近本光司外野手がデザインされたコラボTシャツ (楽天野球団提供)
また兵庫県立社(やしろ)高校出身の先輩・後輩となる阪神近本と楽天辰己がデザインされたコラボグッズも発売。その他マスコットのコラボグッズなど多数の商品を展開する予定
▼販売時期・方法 6月11日からスタジアムで数量限定販売。オンラインショップでは期間限定受注販売。※詳細は後日、球団公式WEBサイトに掲載予定
▼商品・料金 Tシャツ(S/M/L/XL)・3500円(税込)
タオル・2000円(税込)
阪神は 7日、元監督で20年 2月に84歳で死去した野村克也氏の追悼試合を、同氏の誕生日の 6月29日ヤクルト戦(甲子園)で行うことを発表した。
試合前に場内ビジョンで追悼映像を流し、黙とうをささげる。球場正面入り口などには野村氏の肖像パネルや阪神時代の背番号「73、82番」のユニホームをモチーフにしたバナーを掲出。イニング間のビジョンなどでは野村氏とゆかりのある阪神OBとの写真や「私の野村ノート」と題し、同氏から感銘を受けた言葉を掲載する。また、当日の入場者には数々の名言を紹介した特製の「野村ノート」をプレゼントする。甲子園歴史館でも29日から 7月17日まで「追悼特別展示」として、当時のユニホームやサイン色紙などを展示する。
野村克也氏=阪神甲子園球場 (2001年10月20日撮影)
追悼試合は、昨年 3月のオープン戦で行う予定だったが、「コロナ禍」で延期されていた。
同氏は南海(現ソフトバンク)、ヤクルト監督を経て99~01年に阪神監督を務めた。当時選手として指導を受けた矢野燿大監督(52)は「(野村氏は)プロ野球界に貢献された方だから。もちろんタイガースの監督を自分が現役の時にやってもらっていたというところでは、そこの野村さんの貢献度というか、野球界にもたらしたものというのはとんでもなく大きなものがあるという敬意があってこその(追悼)試合だと思う」と話した。
なお、29日の試合が「雨天中止」の場合は、 7月14日DeNA戦で実施する。
※ 6月 8日の予告先発は、北海道日本ハム・上沢直之投手(27)―阪神・西勇輝投手(30)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!今年は行けるぞ!ファイトだ!タイガース!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2021年 オープン戦 最終順位表
2021年 公式戦 順位表
2021年 交流戦 順位表
2021年 公式戦日程表と結果(05月)
2021年 公式戦日程表と結果(06月)