●梅野隆太郎捕手(30)が「東京五輪」を戦う「侍ジャパン」に緊急招集されることが17日、決定的となった。18日にも発表される。15日の西武戦で左足を負傷していた広島會沢翼捕手(33)がこの日、メンバー内定を辞退。有事を受け、この日ちょうど30歳の誕生日を迎えた虎の要が代役に指名された。前日16日に内定が発表された捕手はソフトバンク甲斐拓也捕手(28)、広島會沢の 2人。ただ、稲葉篤紀監督(48)は會沢については含みを持たせ、代役として梅野が有力視されていた。阪神勢では青柳晃洋投手(27)、岩崎優投手(29)に続いて 3人目の選出となる。プロ入り後の「日本代表」経験はないが、ブロッキング能力と強肩は球界屈指。昨季まで 3年連続で「ゴールデングラブ賞」を獲得しており、満を持しての「侍ジャパン」入りとなる。涙をのんで辞退を決断した會沢の思いも背負い、覚悟を決めて代表ユニホームに袖を通すことになる。夏は「東京五輪」で「金メダル」。秋はチーム16年ぶりの美酒に酔いしれる。これ以上ないモチベーションを胸に、まずは「G倒」に向かう。
●首位を独走する阪神は17日、リーグ戦再開となる18日巨人戦へ向け、甲子園で「1軍全体練習」を行った。前日16日は雨のため室内で練習を行っており、 6日ソフトバンク戦以来、11日ぶりにナインが甲子園球場内で汗を流した。「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(22=近畿大學)はフリー打撃が始まると、 2塁で糸原健斗内野手(28)らとノックを受けた。 2塁ベースへバックハンドトスを披露するなど軽やかな身のこなし。約 5分間、ノッカーの打球を受けた。佐藤輝はセ・リーグ球団では、巨人戦だけ本塁打が出ていない。交流戦では「新人本塁打記録」の「6本塁打」、「同打点タイ記録」の「12打点」。 8日の日本ハム戦からは「5番」に座り、楽天戦では田中将大投手(32)から「16号ソロ」を放つなど好調を維持している。「阪神-巨人2000試合」の 5月15日には、「4番」で「3 2塁打3打点」。「伝統の一戦」で「新人4番」の 3安打は巨人長嶋茂雄氏(内野手=85=現巨人軍終身名誉監督。日本プロ野球名球会顧問。ジャイアンツアカデミー名誉校長)以来、「3長打3打点」は「史上初」という離れ業をやってのけた。今回は「5番」に打順を移して初の巨人戦。目指すはゲーム差を「8」に広げる「G戦初アーチ」だ。「球宴ファン投票」の中間発表では、ついに30万票を突破。全体得票は前日ソフトバンク柳田悠岐外野手(32)に抜かれたが 1日で抜き返し、1366票差をつけて「12球団トップ」を走る。18日は「医療従事者支援ナイター」。試合前練習では「医療従事者への感謝」を伝える青色のTシャツを着用し、甲子園が青に染まる 1日。佐藤輝らの「青虎」が、会心の「G倒」を決めにいく。
●秋山拓巳投手(30)が20日巨人戦(甲子園)に先発し、お笑いコンビの「ティモンディ」と共闘する。同戦はKONAMIの冠協賛試合で、親交のある「ティモンディ」が「ファーストピッチセレモニー」に登場予定。必勝を誓った。済美出身で、 1学年下の高岸宏行氏(28)、前田裕太氏(28)とは09年「夏の愛媛大会」決勝で戦った間柄。当時はエース秋山率いる西条が大勝し、甲子園出場を決めた。元投手の高岸は最速 150キロ右腕。今年 4月 3日の北海道日本ハム-ロッテ戦の「ファーストピッチセレモニー」では、芸能界最速142キロをたたき出しており、今回は憧れの甲子園で最速記録の更新を狙う。一方の秋山は最速 150キロながら、近年は 140キロ前半から中盤の直球を制球して抑え込むスタイル。自身は交流戦で「3連勝」を飾るなど現在「4連勝」中。ただ、ハーラートップの「6勝」をマークしながら、ここまで今季巨人戦は「2戦2敗」と「白星」がない。重要になる宿敵との 3連戦 3戦目。もちろん、合言葉は「やればできる!」だ。
●矢野燿大監督(52)が17日、リーグ戦再開に向けて決意を語った。この日行われた甲子園球場の全体練習を見守り選手の動きをチェックした。
●阪神先発調整を続けていた岩田稔投手(37)が、ウエスタン・リーグのオリックス戦で中継ぎ登板した。 6点リードの 8回にマウンドへ。二死から 2連打と四球で満塁とされたが、最後は「5番」佐野如一外野手(22=仙台大學)を 1ゴロに仕留めた。 3アウトとも内野ゴロで奪うなど、持ち味も発揮した。今季はまだ「1軍登板」がないが、ウエスタン・リーグでは 7試合登板、「防御率2.35」安定している。プロ16年目で「1軍リリーフ登板」は 4度だけ。持ち場の幅を広げ、「1軍昇格」を目指す。
●阪神新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が、 3回二死 1塁で山﨑颯一郎投手(23)から中越えの「7号2ラン」を放った。ロハスは前カードのソフトバンク戦で「3試合連続本塁打」を放つなど、最近 5試合で「4本塁打」。 2軍降格後も腐らず調整を続け、状態を上げてきた。平田勝男 2軍監督(61)は冗談を交え、絶賛した。だが矢野監督は直近の昇格はないと説明。チーム状態がいいだけに、当面 2軍生活が続きそうだ。 9回にはけがで遅れていた「ドラフト4位」の榮枝裕貴捕手(23=立命館大学)は 2軍戦で初本塁打。前日12日まで 1軍で楽天戦を戦い、この日出場選手登録を外れた小野寺暖外野手(23)は仙台から戻って「マルチ安打」と打線は反発をみせた。一方、先発した 2年目西純矢投手(19)は 5回を投げウエスタン・リーグでは自己最多の「9失点」を喫するなど、投手陣は「13失点」した。
●阪神は17日、甲子園で27日に行われる女性ファン向けイベント「TORACO DAY」のセレモニーに、人気ロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル&ギターのはっとりが登場することを発表した。
記事をまとめてみました。
梅野隆太郎捕手が「東京五輪」を戦う「侍ジャパン」に緊急招集されることが17日、決定的となった。18日にも発表される。15日の西武戦で左足を負傷していた広島會沢翼捕手がこの日、メンバー内定を辞退。有事を受け、この日ちょうど30歳の誕生日を迎えた虎の要が代役に指名された。
前日16日に内定が発表された捕手はソフトバンク甲斐、広島會沢の 2人。ただ、稲葉監督は會沢については「球団関係者からの報告を待っている。話を聞いてからどうするか決めていきたい」と含みを持たせ、代役として梅野が有力視されていた。阪神勢では青柳晃洋投手、岩崎優投手に続いて 3人目の選出となる。
梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場 (2021年 4月 6日撮影)
プロ入り後の「日本代表」経験はないが、ブロッキング能力と強肩は球界屈指。昨季まで 3年連続で「ゴールデングラブ賞」を獲得しており、満を持しての「侍ジャパン」入りとなる。今季も正捕手としてチームの「首位独走」を支え、「得点圏打率3割8分1厘」はリーグトップ。「6盗塁」の俊足も大きな武器となる。
今年の 4月には、あらためて「東京五輪」への思いを言葉にしていた。「もちろん出たい。キャッチャーとして隙のないようにアピールして、入って活躍したいなという気持ちは常に持ち続けている」。涙をのんで辞退を決断した會沢の思いも背負い、覚悟を決めて代表ユニホームに袖を通すことになる。
打撃練習を行う梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場
梅野隆太郎捕手が「東京五輪」を戦う「侍ジャパン」に緊急招集されることが17日、決定的となった。18日にも発表される。15日の西武戦で左足を負傷していた広島會沢翼捕手がこの日、メンバー内定を辞退。有事を受け、ちょうど30歳の誕生日を迎えたばかりの「虎の要」が代役に指名された。18日からは「7ゲーム」差をつけている「2位」巨人と甲子園で 3連戦。「節目の年に優勝したい」と宣言した男が、最高級のモチベーションを胸に「G倒」に臨む。
◇ ◇ ◇
30歳の誕生日を迎えた 6月17日、梅野の「東京五輪」参戦が決定的となった。15日の西武戦で左足を痛めていた広島會沢がこの日、メンバー内定を辞退。精神的支柱の離脱という有事を受け、虎が誇る正捕手に白羽の矢が立った。
前日16日に内定が発表された捕手はソフトバンク甲斐、広島會沢の 2人。ただ、稲葉監督は會沢については「球団関係者からの報告を待っている。話を聞いてからどうするか決めていきたい」と含みを持たせ、代役として梅野が有力視されていた。代表ではセ・リーグ投手を中心にリードを任されることになりそうだ。
フリー打撃に励む梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場
プロ入り後の「日本代表」経験はないが、ブロッキング能力と強肩は球界屈指。昨季まで 3年連続で「ゴールデングラブ賞」を獲得しており、満を持しての「侍ジャパン」入りとなる。今季も正捕手としてチームの「首位独走」を支え、「得点圏打率3割8分1厘」は「リーグトップ」。「6盗塁」の俊足も大きな武器となるのは間違いない。
この日は甲子園全体練習に参加。「今のチーム状況からしたら、何かいいことが起きそうな予感がする。まだ『優勝』の経験がないのでそこに突き進む。そしてこの節目の年に優勝したい」三十路(みそじ)の誓いを立てた。18日からは「7ゲーム」差をつけている「2位」巨人との「本拠地3連戦」に臨む。
宿敵は主軸のスモークが電撃退団したとはいえ、離脱していた坂本、さらには丸も復帰した強力打線は要警戒だ。背番号「2」は「自分たちの野球のスタイルを崩すことなくできるゲームをやっていきたい。守り勝つ野球というのは絶対やっていかないといけない」と引き締めた。
投内連係を終え笑顔で話し合う梅野隆太郎捕手(左)と藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
今年の 4月には、あらためて「東京五輪」への思いを言葉にしていた。「もちろん出たい。キャッチャーとして隙のないようにアピールして、入って活躍したいなという気持ちは常に持ち続けている」。涙をのんで辞退を決断した會沢の思いも背負い、覚悟を決めて「代表ユニホーム」に袖を通す。
阪神からの侍選出は青柳、岩崎に並んで 3人目となる。夏は「東京五輪」で「金メダル」。秋はチーム16年ぶりの美酒に酔いしれる。これ以上ないモチベーションを胸に、まずは「G倒」に向かう。
◆梅野隆太郎(うめの・りゅうたろう)
1991年(平 3) 6月17日生まれ、福岡県出身。小 2年から軟式野球を始め、福岡工大城東では 1年夏からベンチ入り。甲子園出場経験はなし。福岡大では 1年春から正捕手。「大学通算28本塁打」。大学 2、 4年で「大学日本代表」入り。 4年時は主将で「4番」を打ち、「日米大学野球で」は「2勝2敗」で迎えた最終戦で、本塁打を放つなど「優勝」に貢献した。13年「ドラフト4位」で阪神入団。 1年目から92試合に出場し、18~20年には 3年連続で「ゴールデングラブ賞」を獲得。今季推定年俸は 1億1000万円。
首位を独走する阪神は17日、リーグ戦再開となる18日巨人戦へ向け、甲子園で「1軍全体練習」を行った。前日16日は雨のため室内で練習を行っており、 6日ソフトバンク戦以来、11日ぶりにナインが甲子園球場内で汗を流した。
糸原健斗内野手(中央)らとともに 2塁でノックを受ける佐藤輝明内野手(右)=阪神甲子園球場
「ドラフト1位」佐藤輝明内野手はフリー打撃が始まると、 2塁で糸原らとノックを受けた。 2塁ベースへバックハンドトスを披露するなど軽やかな身のこなし。約 5分間、ノッカーの打球を受けた。
佐藤輝はセ・リーグ球団では、巨人戦だけ本塁打が出ていない。交流戦では「新人本塁打記録」の「6本塁打」、「同打点タイ記録」の「12打点」。 8日の日本ハム戦からは「5番」に座り、楽天戦では田中将から「16号ソロ」を放つなど好調を維持している。
フリー打撃で汗を流す佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
チームは交流戦を「6連勝」で締め、「2位」巨人とは「7」差。「伝統の一戦」で再開するリーグ戦でさらに突き放すべく、佐藤輝のバットに期待がかかる。
フリー打撃で汗を流す佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
阪神の首位快走を引っ張る佐藤輝明内野手が、18日からの「2位」巨人戦(甲子園)で「G倒アーチ」を目指す。いよいよリーグ戦が再開するが、巨人戦はリーグで唯一の「本塁打0」。「リーグ4位」の「16本塁打」で「シーズン38発ペース」を誇るが、意外な結果になっている。
ティー打撃を行う佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
だが、巨人戦は 9試合で「打率2割8分6厘」と相性は悪くない。「阪神-巨人2000試合」の 5月15日には、「4番」で「3 2塁打3打点」。「伝統の一戦」で「新人4番」の 3安打は巨人長嶋以来、「3長打3打点」は「史上初」という離れ業をやってのけた。今回は「5番」に打順を移して初の巨人戦。目指すはゲーム差を「8」に広げる「G戦初アーチ」だ。
ティー打撃を行う佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
「球宴ファン投票」の中間発表では、ついに30万票を突破。全体得票は前日ソフトバンク柳田に抜かれたが 1日で抜き返し、1366票差をつけて「12球団トップ」を走る。
練習を終える佐藤輝明内野手(左)と中野拓夢内野手(右)=阪神甲子園球場
18日は「医療従事者支援ナイター」。試合前練習では「医療従事者への感謝」を伝える青色のTシャツを着用し、試合中は通常のキャップの一部を青色に変えて試合に臨む。甲子園が青に染まる 1日。佐藤輝らの「青虎」が、会心の「G倒」を決めにいく。
キャッチボールするす秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
最速は譲ります!? 秋山拓巳投手が20日巨人戦(甲子園)に先発し、お笑いコンビの「ティモンディ」と共闘する。
同戦はKONAMIの冠協賛試合で、親交のある「ティモンディ」が「ファーストピッチセレモニー」に登場予定。「花を添えるじゃないですけど、いい思い出にしてもらえるように自分もいいピッチングをしたい」と必勝を誓った。
済美出身で、 1学年下の高岸宏行、前田裕太とは09年「夏の愛媛大会」決勝で戦った間柄。当時はエース秋山率いる西条が大勝し、甲子園出場を決めた。昨年12月には東京都内で自主トレのサポートを受け、今年は「秋山×ティモンディ 食べればわかる! 愛媛たっぷり弁当」も甲子園で販売している。
20年12月、自主トレで「やればできる!」ポーズをする秋山拓巳投手(中央)とお笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行氏(右)と前田裕太氏=東京都内
元投手の高岸は最速 150キロ右腕。今年 4月 3日の日本ハム-ロッテ戦の「ファーストピッチセレモニー」では、芸能界最速142キロをたたき出しており、今回は憧れの甲子園で最速記録の更新を狙う。一方の秋山は最速 150キロながら、近年は 140キロ前半から中盤の直球を制球して抑え込むスタイル。「僕の(その日の)MAXを超してくれた方がおいしい(笑い)。頑張ってほしい」とニヤリだ。
自身は交流戦で「3連勝」を飾るなど現在「4連勝」中。ただ、ハーラートップの「6勝」をマークしながら、ここまで今季巨人戦は「2戦2敗」と「白星」がない。「巨人には 2敗しているので、しっかり勝てるように頑張りたい。(先発陣の)中心になるために完投したい」。重要になる宿敵との 3連戦 3戦目。もちろん、合言葉は「やればできる!」だ。
矢野燿大監督が17日、リーグ戦再開に向けて決意を語った。この日行われた甲子園球場の全体練習を見守り選手の動きをチェックした。一問一答は以下の通り
-明日からリーグ戦再開。巨人戦に向けての臨み方は
もちろん目標っていうか、去年のチャンピオンチームで、今年もこれからもずっとライバルでいるチーム。最初にそういうチームと戦える、モチベーションというか、緊張感というか、そういうものもある。一方で、ここまでもそうやってきたように、俺らの野球をしっかりやり切った時には、そういう相手がどこであろうと、しっかり戦っていけるっていうものはチーム全体として自覚してくれていると思う。それをどう、またやり切る、スタートにするかなっていうところ。
-リーグ再開に向けて、チームや選手のコンディションは
コンディションは、スグル(岩崎)も帰ってくるし。このブレイクっていうか、交流戦の日程的にも最後、予備日が入らずできたっていうところも、そういう体調面的には休めるところにはなった。体も気持ちもリフレッシュしてまた新たにスタートできるような感じに、体調的にもスケジュール的にも、なっているんじゃないかな。
2021年 6月17日 練習をみる矢野耀大監督=阪神甲子園球場
-球宴までの戦い方
オールスターまで、どうしていくかというか。そこまでやりきるというか。先を考えると長いなとなってしまうところを、区切りをつけていきながらやっていくというところでは、「オリンピックブレーク」のところまでをまずそういうふうな気持ちでまたスタートしていけたらなと思っている。
-現時点で「2位」の巨人、ヤクルトと「7ゲーム」差というのはどう捉えているか
数字っていうのは増えたりも減ったりもするから。それはあんまり。みんなが俺らの野球をしっかりやってくれた結果が7ゲームっていうことだけなんで。それは勝てばもっとゲーム差は開くし、負ければ縮まるわけで。数字っていうのは変わるんでね。それよりも自分たちの野球をやるっていうことの方が大事だと思っている。
-ロハスは状態を上げている
現状は今上げても使うところがない。外国人の枠だってピッチャーとか関係したら使える状況にないんで。現状今すぐ上げるというところはない。ロハス自身の状態が今よりもっと上がると思っているし、その上がった時にチーム状況、外国人選手枠の競争になる。
ウエスタン・リーグ<オリックス 3- 9阪神>◇17日◇オセアンBS
阪神先発調整を続けていた岩田稔投手が、ウエスタン・リーグのオリックス戦で中継ぎ登板した。
6点リードの 8回にマウンドへ。二死から 2連打と四球で満塁とされたが、最後は「5番」佐野如を 1ゴロに仕留めた。 3アウトとも内野ゴロで奪うなど、持ち味も発揮した。今季はまだ「1軍登板」がないが、ウエスタン・リーグでは 7試合登板、「防御率2.35」安定している。プロ16年目で「1軍リリーフ登板」は 4度だけ。持ち場の幅を広げ、「1軍昇格」を目指す。
岩田稔投手=阪神鳴尾浜球場 (2021年 6月 3日)
阪神新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手が、 3回二死 1塁で山崎颯から中越えの「7号2ラン」を放った。
ロハスは前カードのソフトバンク戦で「3試合連続本塁打」を放つなど、最近 5試合で「4本塁打」。 2軍降格後も腐らず調整を続け、状態を上げてきた。
メル・ロハス・ジュニア外野手=阪神甲子園球場 (2021年 6月12日撮影)
メル・ロハス・ジュニア外野手がウエスタン・リーグのオリックス戦(オセアンBS)で「7号2ラン」を放った。
3回二死 1塁で山崎颯から中越えの 1発。平田 2軍監督は「(逆)風がなかったら、和歌山までいってるんちゃうかな」と冗談を交え、直近「5戦4発」の量産だ。だが矢野監督は「今上げても使うところがない。状態はもっと上がると思っているし、その時に競争になる」と直近の昇格はないと説明。チーム状態がいいだけに、当面 2軍生活が続きそうだ。
9回裏阪神一死 1塁、代打榮枝裕貴捕手(右から 3人目)は「左中間越え2点本塁打」を放ち平田勝男 2軍監督(左から 3人目)から出迎えを受ける=オセアンBS
阪神 2軍は大敗する中、メル・ロハス・ジュニア外野手が「3試合連続アーチ」をかけ、平田勝男 2軍監督は「完璧どころじゃない。見事なホームランだ」と絶賛した。
9回にはけがで遅れていた「ドラフト4位」の榮枝裕貴捕手は 2軍戦で初本塁打。前日12日まで 1軍で楽天戦を戦い、この日出場選手登録を外れた小野寺暖外野手は仙台から戻って「マルチ安打」と打線は反発をみせた。
一方、先発した 2年目西純矢投手は 5回を投げウエスタン・リーグでは自己最多の「9失点」を喫するなど、投手陣は「13失点」した。
平田監督の一問一答は以下の通り。
-ロハスが「3試合連続本塁打」
フォークの抜け(た球)だと思うけどさ、バックスクリーンに、見事なホームランだな。「3試合連続」だな。守りも含めてもうちょっと精度上げていこうと話をしていたんだけど。
-昨日までは左へ 2発で今日はバックスクリーン。完璧か
完璧どころじゃない。フォークの抜け(た球)だから普通はあれを引っ掛けるところだけど、自分もコンディションはすごくいいと話しているし、真面目に取り組んでいるし、非常にこっちも後押ししたくなるよな。
2軍ソフトバンク戦でメル・ロハス・ジュニア外野手は中越え2点本塁打を放った=オセアンBS
-小野寺は降格後でしっかり「マルチ安打」
そういうショックを受けてる暇もないし、あいつはそんな選手じゃないし、そんな性格じゃないし。良い経験させてもらって、初ヒットも出て。気持ちがなお一層入ってるわ。(小野寺)暖らしいレフト前といい、 1、 2塁間といい。彼らしいヒットが出てるわな。
-榮枝にも本塁打
まぐれの 1発やな。いやいや、それにしても、ツボにきたら。昨日もヒット 1本打ったし。キャッチャーじゃちょっとバタバタしたところ昨日あったけど。それはまあ、経験積んでいけばいいけど。パンチ力といいさ、そういったところではいいものを最後に見せてくれたな
-西純投手はちょっと…
おう、やっときたな。最初に西純かなと思った。いやいや見事に打たれたね。見事に打たれた。(初回先頭の)谷川原の時には、今日はまあいいかなと思ったけど、やっぱりストレートの、なんちゅうかな、力もないんやろ。これまたちょっとピッチングコーチと相談して、やっぱ(体の)開きがちょっと早いからボールが見やすいのかな。バッターがちょっとそういうところで捉えているんでね。その辺のフォームのチェックを含めて、次の登板をどうするか考えなアカンかなと今、思っている。これからピッチングコーチとも相談だけど。
阪神は17日、甲子園で27日に行われる女性ファン向けイベント「TORACO DAY」のセレモニーに、人気ロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル&ギターのはっとりが登場することを発表した。
当日はミズノスクエアで選手パネルと写真が撮れるフォトブースが登場し、球場外周のメモリアルウォールが限定バージョンになるなど、女性ファンに向けたイベントが盛りだくさん。
詳細は球団公式サイトにて。
6月27日(日)に阪神甲子園球場で開催するガールズフェスタ「TORACO DAY Supported by Coppertone」では、ファーストピッチセレモニーに人気ロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル&ギターのはっとりさんが登場!TORACO DAYをさらに熱く盛り上げます!
ファーストピッチセレモニー
ファーストピッチセレモニーでは、Coppertone(大正製薬様)のCMソングを担当しているアーティスト「マカロニえんぴつ」のボーカル&ギターのはっとりさんが登場!
6月27日の甲子園でのファーストピッチセレモニーにロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル&ギターのはっとりが登場する (阪神球団提供)
マカロニえんぴつ はっとり さん
2012年はっとり(Vo/Gt)を中心に神奈川県で結成。メンバー全員音大出身の次世代ロックバンド。はっとりのエモーショナルな歌声と、キーボードの多彩な音色を組み合わせた壮大なバンドサウンドを武器に圧倒的なステージングを繰り広げる。全国にマカロックを響かせるべく都内を中心に活動中!
※ 6月18日の予告先発は、阪神・西勇輝投手(30)―巨人・C.C.メルセデス投手(27)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!今年は行けるぞ!ファイトだ!タイガース!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2021年 オープン戦 最終順位表
2021年 公式戦 順位表
2021年 交流戦 順位表
2021年 公式戦日程表と結果(06月)
2021年 公式戦日程表と結果(07月)