千葉は前半35分、ＭＦ佐藤勇人(30)がクロスを上げると、横浜ＦＣのＧＫシュナイダー潤之介(35)がクリアミス。このこぼれ球をＦＷ藤田祥史(29)が左足で押し込んで先制点を挙げた。後半 8分には、ＦＷ米倉恒貴(24)が追加点。さらに試合終了間際にはＭＦ佐藤健太郎(28)も得点。＜横浜ＦＣ 0－ 4千葉＞の快勝で23日のＪ１昇格プレーオフ決勝進出を決めた。
大分が 4季ぶりのＪ１復帰に王手をかけた。今季Ｊ２で 6位の大分が、同 3位の京都に＜京都 0－ 4大分＞で大勝し、23日に行われる決勝への進出を決めた。記事をまとめてみました。
Ｊ１昇格プレーオフ組み合わせ
千葉は前半35分、ＭＦ佐藤勇人)がクロスを上げると、横浜ＦＣのＧＫシュナイダー潤之介がクリアミス。このこぼれ球をＦＷ藤田が左足で押し込んで先制点を挙げた。後半 8分には、ＦＷ米倉恒貴が追加点。横浜ＦＣもＣＫやＦＫでチャンスをつくるが、なかなかゴールを割れない。千葉の１点リードのまま前半を折り返した。
千葉は後半 8分、ＦＷ米倉が右足で追加点。13分には、ＦＷ藤田がこの試合 2点目となるゴールを左足で決めた。さらに試合終了間際にはＭＦ佐藤健太郎も得点し、＜横浜ＦＣ 0－ 4千葉＞の快勝で23日のＪ１昇格プレーオフ決勝進出を決めた。横浜ＦＣはＦＷ田原、ＦＷ永井らを投入したが、最後まで反撃できなかった。
4対 0の快勝で喜ぶ千葉イレブン
千葉は 4発で、横浜ＦＣに圧勝した。前半35分、ＭＦ佐藤勇人のクロスを横浜ＦＣのＧＫシュナイダー潤之介がクリアしきれず、ＦＷ藤田祥史が左足で押し込んで先制。後半 8分には、ＦＷ米倉が追加点。同13分にも再び藤田が決め、同43分にはＭＦ佐藤健太郎が駄目押しの 4点目を入れ＜横浜ＦＣ 0－ 4千葉＞とした。
2得点の藤田は｢ 3点取るチャンスがあったので、しっかり決められるようにしたい。次に勝たないと意味がないので、いい準備をしないといけない｣と話した。千葉は23日、国立で行われるＪ１昇格プレーオフ決勝で大分と対戦する。
後半ロスタイム、ベンチ横でうつむきながら目頭を押さえる三浦
横浜ＦＣが完封負けで今季終戦を迎えた。後半はカウンターから失点する場面もあり、引き分けでも年間順位で上位の横浜ＦＣが勝ち抜くルールだったが、最後まで反撃できなかった。
それでも、今季は終盤の追い上げでＪ１昇格プレーオフ進出を果たした。シーズン途中から指揮を執った山口素弘監督(43)は｢プレーオフも経験させてもらって、選手には感謝しています。逆に選手に成長させてもらった｣と笑顔で振り返っていた。
横浜ＦＣのＦＷカズ(45)は、ピッチの外で今季終了を迎えた。フットサルＷ杯から帰国して中 4日ということもあり、ベンチ入りメンバーには入らなかった。
それでも、試合中はベンチ裏のピッチ脇で戦況を見守り、試合後はチームメート 1人 1人と握手して健闘をたたえた。会場を後にする際は｢みんなプレーオフまでよく頑張ってくれた。クラブとしてやるべきことをやってくれた｣と話していた。
京都－大分戦の後半、 4点目のゴールを決め、喜ぶ大分ＦＷ森島
大分が 4季ぶりのＪ１復帰に王手をかけた。今季Ｊ２で 6位の大分が、同 3位の京都に＜京都 0－ 4大分＞で大勝し、23日に行われる決勝への進出を決めた。大分はＦＷ森島康仁(25)が前半17分にＦＫを直接決めて先制。同33分も森島が、左からのクロスを左足で流し込んで 2点目。さらに後半も16分はＰＫで、45分はドリブルで切り込み、とどめのゴールを決め４得点の大活躍でチームを引っ張った。
大分ＦＷ森島の話｢楽しかったです。 1点目がセットプレーで取れれば楽だと話していたが、自分のゴールが決まるとは。ちょっとビックリした。 4点もハットも初めて。リーグ戦でできれば良かったですけどね。今日は通過点。次が一番重要なゲーム｣。田坂和昭監督(41)は｢何とか最後笑えるように、千葉戦に備えます｣と23日の決勝を見据えた。
京都－大分戦の後半、ハットトリックとなるＰＫを決める大分・森島
90分間の勝利が絶対条件の大分が先制した。前半17分、ペナルティーエリア左のＦＫをＦＷ森島が右足で直接ゴール。33分にはＭＦチェの左クロスを、森島がボレーで合わせて加点した。京都はＭＦ中村を中心に攻めるが決定打に欠け、大分の 2点リードで折り返した。
後半14分には、京都ＤＦ染谷がペナルティーエリア内で大分ＦＷ木島を倒して一発退場。ＰＫを森島が決めてハットトリックを達成した。森島は45分に 4点目を挙げる大活躍。10人になった京都は最後までゴールが奪えず、大分が敵地で＜京都 0－ 4大分＞と快勝し、23日に行われる決勝への進出を決めた。京都は後半14分に退場者を出したことも響き、反撃のチャンスをつかむことができなかった。
泣きながらピッチを後にする京都ＤＦ安藤らイレブン
リーグ戦 3位の京都は、同 6位の大分に完敗した。ホームのアドバンテージを生かせないまま、大分ＦＷ森島に 4得点されて完封負け。大木武監督(51)は｢受け身にならないことだけを考えていた。試合の入り方は悪くなかったけど、セットプレーで簡単に先制されてしまった｣と嘆いた。
序盤は今季チーム最多14得点のＭＦ中村充孝(22)を中心に攻め込んだ。だが、要所でボールが足もとに落ち着かず、前半だけで 2失点。後半15分にＤＦ染谷悠太(26)が一発退場になってからは10人で逆襲したが、 3季ぶりのＪ１復帰はならなかった。
大分には今季リーグ戦も 2戦 2敗だった。中村は｢ 3回負けるのは実力かと思う。しっかり受け止めて、できなかったことを見直したい。自分が引っ張っていかなければいけないのに、引っ張れなかった｣と唇をかんだ。
▽昇格プレーオフ：リーグ戦の 3～ 6位がトーナメントで 1つの昇格枠を争う。18日の準決勝は｢ 3位京都－ 6位大分｣｢ 4位横浜ＦＣ－ 5位千葉｣。どちらも上位チームのホームスタジアムで行い、勝者同士が23日に東京・国立競技場で決勝を戦う。いずれの試合も前後半45分の合計90分で勝敗を決し、延長戦やＰＫ戦は行わない。ドローの場合はリーグ戦の順位を重視し、上位のクラブが勝ち上がる。
▽今季の京都と大分の対戦成績：リーグ戦で 2度対戦し、大分の 2戦 2勝。 4月27日(西京極)は、大分が前半10分にＦＷ高松、同12分にＭＦ三平が連続ゴール。京都は後半19分にＦＷ原が得点するも、大分が 2－ 1で逃げ切った。
9月14日(大銀ド)は大分が前半33分にＭＦ為田、後半34分に途中出場のＭＦチェが加点。京都はシュート数で上回るも完封に抑えられ、大分が 2－ 0で勝利。ちなみに昨季は京都の 2戦 2勝。
▽今季の横浜ＦＣと千葉の対戦成績：リーグ戦で 2度対戦し、千葉の 2戦 2勝。 3月17日(フクアリ)は前半11分、後半24分のＦＷ深井の 2ゴールと後半20分ＭＦ兵働のゴールで 3－ 0で千葉が快勝した。 2度目の対戦となった 7月15日(ニッパ球)も前半25分に兵働が左足で挙げたゴールを守りきり千葉が連勝を飾った。ちなみに昨季は 2戦 2分け( 1－ 1、 1－ 1)。初戦でカズがＦＷゴールを挙げている。
カズが出なければ勝てないなんて、横浜ＦＣは本当は弱いのか…。それとも、計算違いが有っての負けだったのか…。
京都がこんなに弱かったのか？元々元気が有っただけに敗退したことには残念だと思う。ともに、今後はＪ２で頑張って欲しいですね。
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Ｊ１昇格プレーオフ。千葉快勝！藤田｢次が勝負｣ 京都完敗、3季ぶり復帰ならず…
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