新井良太内野手(29)が22日、東京都内のホテルで「2012年度 ジョージア魂賞 年間大賞発表/表彰式」に出席。大賞に選ばれた巨人・坂本から、今季セ・リーグMVPに輝いた阿部の打撃極意を聞き出した。
阪神から海外FA宣言して、メジャー挑戦する藤川球児投手(32)が23日に行われたファン感謝デー(甲子園)に参加し、ファンに最後のタテジマ姿を披露する、貴重な機会になった。今季限りで現役引退して、この日ゲスト参加していたアニキ・金本知憲氏(44)と対戦。右翼にアーチを浴びたが、笑顔にあふれた。
アトラクションなどでファンと触れ合った選手会長の関本賢太郎内野手(34)は、あいさつした。
新井良太内野手、鶴直人投手(25)、大和内野手(25)の 3選手が、23日に行われたファン感謝デーで「和田監督フレッシュ大賞」を受賞した。
FA権を行使したオリックス・日高剛捕手(35)が23日、阪神入りを表明した。記事をまとめてみました。
新井良太が22日、東京都内のホテルで「2012年度 ジョージア魂賞 年間大賞発表/表彰式」に出席した。選手同士の質問コーナーでは同い年の巨人・山口鉄也投手(29)から「常に全力プレーできる秘訣(ひけつ)」を問われ、「元気の押し売りみたいなところがある。僕はチャンスでゲッツーも多く、 5万人のため息を聞いているので。今年もエラーをたくさんしたし、そんな中でカラ元気でもいいから元気出そうと思っています」と、何故か笑顔で答えた。
良太記者がスクープ取材に成功!?
大賞に選ばれた巨人・坂本から、今季セ・リーグMVPに輝いた阿部の打撃極意を聞き出した。
都内ホテルの会場。良太は記者に変身し「ネタ元」に突進した。ノミネート選手が多数いる中、標的は巨人坂本だ。打率、打点の 2冠を制した阿部の打棒に関する「裏取り」にせっせと励んだ。
表彰式で巨人・坂本(左)からマイクを差し出される新井良太内野手
新井良太:打撃の際、何を考えているのか。阿部さんは何を意識して、どういう教え方をするのか。やっぱりそうか、と納得する部分があった。 1個試してみたいモノがある。フォームというか、ちょっと…。見たら分かると思う。
坂本はグアム合同自主トレで阿部の師事を受ける 1人。球界屈指の打撃力を誇るスーパー捕手は、新井良太も憧れる強打者の 1人で、中日時代から阿部モデルのバットを使用するほどだ。
研究は打撃だけにとどまらない。今オフも年末の熊本で中日・井端と合同トレを行う見込み。今季ゴールデングラブ賞に輝いた名手から守備力向上のヒントを探す。「自分は送球が良くないので、足の運び方、送球も。自分はセンスがない。練習で体に染みこませないと」。
3塁を争う新助っ人コンラッドが熱血漢だと知ると「声枠の座が危ないな」とニヤリ。「自分は声枠。まだ誰かを対象にできる選手じゃない。まずは自分のパフォーマンスを上げること」。脇目も振らず教材学習に没頭し、内野戦争に勢いよく飛び込む。
さらば、愛しのタイガース!阪神から海外FA宣言して、メジャー挑戦する藤川球児が23日に行われたファン感謝デー(甲子園)に参加した。軟式球での紅白戦でキャプテンを務める。現時点では米球団と交渉中のため、惜別セレモニーの予定はないが、ファンに最後のタテジマ姿を披露する、貴重な機会になった。
藤川球児投手が23日、甲子園で行われたファン感謝デーに参加し、惜別のマウンドに立った。軟球で行われた紅白戦の最終回に登板し、先頭鳥谷をフォークで空振り三振に料理。二死後、今季限りで現役引退して、この日ゲスト参加していたアニキ・金本と対戦。右翼にアーチを浴びたが、笑顔にあふれた。「一緒にやってきた先輩だし(矢野氏や元阪神の)下柳さんを含めて 3人には大感謝ですね」と振り返った。
ファンに愛され、ファンを愛した男の「ラストサプライズ」だった。紅白戦の最終回。火の玉ストッパーがマウンドに向かうと、 3万7000人が集まった甲子園全体から地鳴りのような大歓声が湧き起こった。藤川球児は投球を前に、四方全ての方向に一礼した。
本塁打のアニキ・金本氏(左から 2人目)のホームインを阻止する藤川球児投手(左)矢野大氏
「(ファンへの感謝の)気持ちはあるけど、会話できないから。形だけでも、あいさつだけでもしたかったから」。大リーグ移籍が決定的とあって、志願の登板だった。プロ入りから14年間慣れ親しんだ甲子園のマウンドに別れを告げたい。 9月13日ヤクルト戦以来の雄姿だった。「最後かなと思って」と着用していた黒のビジター用からホームのユニホームに着替えてマウンドに上がった。タテジマが似合っていた。先頭の鳥谷には直球 2球で追い込むと、フォークで空振り三振。続く今成も投ゴロ。最大のサプライズが訪れた。
紅白戦の解説を務めていた矢野燿大氏(スポニチ本紙評論)がマスクをかぶり、今季限りで引退したアニキ・金本氏が打席に立った。2005年にリーグ優勝した黄金バッテリーで鉄人に挑んだ夢の対決。アニキ・金本氏に初球の直球を右翼席に運ばれたが、感謝の思いでいっぱいだった。
「出てきてくれてね。一緒にやってきた先輩だから。あと下柳さんと 3人には大感謝です。他の捕手もいいけど、やっぱり矢野さんがいいね」。本塁上で金本を出迎えると、矢野氏と 3人で抱き合った。最後は伊藤隼から空振り三振を奪い、勝ち試合を締めくくった。
「(故障で)シーズンの最後は投げてなかったんでね。今の体調は抜群です」。そう言って、豪快に笑った。最後までファンの前でマイクを握ることはなかったが、藤川球児の思いは伝わった。感謝と惜別のメッセージが11球に込められていた。
紅白戦でアニキ・金本氏(左)に本塁打を打たれた藤川球児投手
藤川球児に惜別の一発をお見舞いしたアニキ・金本氏は阪神にFA移籍した西岡と日高にアドバイスを送った。同氏も2002年オフに広島からFA移籍。その経験を踏まえ「自分のペースで自分のプレーをしたらいい。プレッシャーとか考えずにやったらいい」と話した。
チームの後輩には「ここ 2年、 9月になると(甲子園に)空席が目立つ。超満員のお客さんを取り戻してほしい」と奮起を促した。
アトラクションなどでファンと触れ合った選手会長の関本賢太郎内野手は、「 1年間ご声援ありがとうございました。来シーズンこそは、リーグ優勝、日本一目指して頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」とあいさつした。
室内練習場でトークショーでキス顔を見せてとお願いされた新井良太内野手は、ガラス越しに希望を叶える
新井良太内野手、鶴直人投手(25)、大和内野手(25)の 3選手が、23日に行われたファン感謝デーで「和田監督フレッシュ大賞」を受賞した。真弓前監督が若手の発奮を促そうと「真弓監督フレッシュ大賞(M-1)」を引き継ぐ形で生まれた同賞。新井良太は「初めて 1軍に 1年間いれてよかった」と笑顔だった。
オリックスとの話し合いを終えた日高剛捕手
FA権を行使したオリックス・日高剛捕手(35)が23日、阪神入りを表明した。神戸市内の選手寮でオリックスと最後の話し合いを持って、阪神に移籍する意思を伝えた。17年間所属した球団に対して「ひとことで言ったら感謝。プロとして、社会人として、育ててもらった。18歳からお世話になっているので。僕みたいな選手が17年間もやってこられたのは、周りの支えがあったからです。感謝しています」と口にした。
ついに、2012年のプロ野球が幕を閉じた。
夢の対決、藤川球児 VS アニキ・金本でアニキ・金本がホームランを打つなど、ニュースを見ていても楽しいものだったのが分かる。
そう言えばこういう事が有った。虎ちゃんがまだ日本ハム球団の関係者だった頃、ファン感謝デーで、その年の夏に一緒に写真を撮って貰った高橋直樹投手(現・流通経済大学硬式野球部コーチ=67)が参加する事が分かり、旧だ事務所経由で渡すよりも直接渡せるので、持って行ったところなかなか渡すチャンスが無く、その内にサイン会タイムに突入してしまったのです。MCは、「一人一枚でお願いいたします」と放送していたのですが、虎ちゃんは高橋直樹投手の所で写真を渡したりサインを貰ったりで他の人よりも時間が掛かってしまいました。
そこで、MCが飛んできて「一人一枚でお願いいたします」と言ったら、高橋直樹投手が「知り合いの人だよ、写真を貰ったりしていただけだよ」と言ってくれました。虎ちゃんは、「やはり、事務所経由の方が良かったかも知れませんね。ありがとうございました」と伝えました。ファン感謝デーには、そんな思い出が有ります。
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阪神から海外FA宣言して、メジャー挑戦する藤川球児投手(32)が23日に行われたファン感謝デー(甲子園)に参加し、ファンに最後のタテジマ姿を披露する、貴重な機会になった。今季限りで現役引退して、この日ゲスト参加していたアニキ・金本知憲氏(44)と対戦。右翼にアーチを浴びたが、笑顔にあふれた。
アトラクションなどでファンと触れ合った選手会長の関本賢太郎内野手(34)は、あいさつした。
新井良太内野手、鶴直人投手(25)、大和内野手(25)の 3選手が、23日に行われたファン感謝デーで「和田監督フレッシュ大賞」を受賞した。
FA権を行使したオリックス・日高剛捕手(35)が23日、阪神入りを表明した。記事をまとめてみました。
新井良太が22日、東京都内のホテルで「2012年度 ジョージア魂賞 年間大賞発表/表彰式」に出席した。選手同士の質問コーナーでは同い年の巨人・山口鉄也投手(29)から「常に全力プレーできる秘訣(ひけつ)」を問われ、「元気の押し売りみたいなところがある。僕はチャンスでゲッツーも多く、 5万人のため息を聞いているので。今年もエラーをたくさんしたし、そんな中でカラ元気でもいいから元気出そうと思っています」と、何故か笑顔で答えた。
良太記者がスクープ取材に成功!?
大賞に選ばれた巨人・坂本から、今季セ・リーグMVPに輝いた阿部の打撃極意を聞き出した。
都内ホテルの会場。良太は記者に変身し「ネタ元」に突進した。ノミネート選手が多数いる中、標的は巨人坂本だ。打率、打点の 2冠を制した阿部の打棒に関する「裏取り」にせっせと励んだ。
表彰式で巨人・坂本(左)からマイクを差し出される新井良太内野手
新井良太:打撃の際、何を考えているのか。阿部さんは何を意識して、どういう教え方をするのか。やっぱりそうか、と納得する部分があった。 1個試してみたいモノがある。フォームというか、ちょっと…。見たら分かると思う。
坂本はグアム合同自主トレで阿部の師事を受ける 1人。球界屈指の打撃力を誇るスーパー捕手は、新井良太も憧れる強打者の 1人で、中日時代から阿部モデルのバットを使用するほどだ。
研究は打撃だけにとどまらない。今オフも年末の熊本で中日・井端と合同トレを行う見込み。今季ゴールデングラブ賞に輝いた名手から守備力向上のヒントを探す。「自分は送球が良くないので、足の運び方、送球も。自分はセンスがない。練習で体に染みこませないと」。
3塁を争う新助っ人コンラッドが熱血漢だと知ると「声枠の座が危ないな」とニヤリ。「自分は声枠。まだ誰かを対象にできる選手じゃない。まずは自分のパフォーマンスを上げること」。脇目も振らず教材学習に没頭し、内野戦争に勢いよく飛び込む。
さらば、愛しのタイガース!阪神から海外FA宣言して、メジャー挑戦する藤川球児が23日に行われたファン感謝デー(甲子園)に参加した。軟式球での紅白戦でキャプテンを務める。現時点では米球団と交渉中のため、惜別セレモニーの予定はないが、ファンに最後のタテジマ姿を披露する、貴重な機会になった。
藤川球児投手が23日、甲子園で行われたファン感謝デーに参加し、惜別のマウンドに立った。軟球で行われた紅白戦の最終回に登板し、先頭鳥谷をフォークで空振り三振に料理。二死後、今季限りで現役引退して、この日ゲスト参加していたアニキ・金本と対戦。右翼にアーチを浴びたが、笑顔にあふれた。「一緒にやってきた先輩だし(矢野氏や元阪神の)下柳さんを含めて 3人には大感謝ですね」と振り返った。
ファンに愛され、ファンを愛した男の「ラストサプライズ」だった。紅白戦の最終回。火の玉ストッパーがマウンドに向かうと、 3万7000人が集まった甲子園全体から地鳴りのような大歓声が湧き起こった。藤川球児は投球を前に、四方全ての方向に一礼した。
本塁打のアニキ・金本氏(左から 2人目)のホームインを阻止する藤川球児投手(左)矢野大氏
「(ファンへの感謝の)気持ちはあるけど、会話できないから。形だけでも、あいさつだけでもしたかったから」。大リーグ移籍が決定的とあって、志願の登板だった。プロ入りから14年間慣れ親しんだ甲子園のマウンドに別れを告げたい。 9月13日ヤクルト戦以来の雄姿だった。「最後かなと思って」と着用していた黒のビジター用からホームのユニホームに着替えてマウンドに上がった。タテジマが似合っていた。先頭の鳥谷には直球 2球で追い込むと、フォークで空振り三振。続く今成も投ゴロ。最大のサプライズが訪れた。
紅白戦の解説を務めていた矢野燿大氏(スポニチ本紙評論)がマスクをかぶり、今季限りで引退したアニキ・金本氏が打席に立った。2005年にリーグ優勝した黄金バッテリーで鉄人に挑んだ夢の対決。アニキ・金本氏に初球の直球を右翼席に運ばれたが、感謝の思いでいっぱいだった。
「出てきてくれてね。一緒にやってきた先輩だから。あと下柳さんと 3人には大感謝です。他の捕手もいいけど、やっぱり矢野さんがいいね」。本塁上で金本を出迎えると、矢野氏と 3人で抱き合った。最後は伊藤隼から空振り三振を奪い、勝ち試合を締めくくった。
「(故障で)シーズンの最後は投げてなかったんでね。今の体調は抜群です」。そう言って、豪快に笑った。最後までファンの前でマイクを握ることはなかったが、藤川球児の思いは伝わった。感謝と惜別のメッセージが11球に込められていた。
紅白戦でアニキ・金本氏(左)に本塁打を打たれた藤川球児投手
藤川球児に惜別の一発をお見舞いしたアニキ・金本氏は阪神にFA移籍した西岡と日高にアドバイスを送った。同氏も2002年オフに広島からFA移籍。その経験を踏まえ「自分のペースで自分のプレーをしたらいい。プレッシャーとか考えずにやったらいい」と話した。
チームの後輩には「ここ 2年、 9月になると(甲子園に)空席が目立つ。超満員のお客さんを取り戻してほしい」と奮起を促した。
アトラクションなどでファンと触れ合った選手会長の関本賢太郎内野手は、「 1年間ご声援ありがとうございました。来シーズンこそは、リーグ優勝、日本一目指して頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」とあいさつした。
室内練習場でトークショーでキス顔を見せてとお願いされた新井良太内野手は、ガラス越しに希望を叶える
新井良太内野手、鶴直人投手(25)、大和内野手(25)の 3選手が、23日に行われたファン感謝デーで「和田監督フレッシュ大賞」を受賞した。真弓前監督が若手の発奮を促そうと「真弓監督フレッシュ大賞(M-1)」を引き継ぐ形で生まれた同賞。新井良太は「初めて 1軍に 1年間いれてよかった」と笑顔だった。
オリックスとの話し合いを終えた日高剛捕手
FA権を行使したオリックス・日高剛捕手(35)が23日、阪神入りを表明した。神戸市内の選手寮でオリックスと最後の話し合いを持って、阪神に移籍する意思を伝えた。17年間所属した球団に対して「ひとことで言ったら感謝。プロとして、社会人として、育ててもらった。18歳からお世話になっているので。僕みたいな選手が17年間もやってこられたのは、周りの支えがあったからです。感謝しています」と口にした。
ついに、2012年のプロ野球が幕を閉じた。
夢の対決、藤川球児 VS アニキ・金本でアニキ・金本がホームランを打つなど、ニュースを見ていても楽しいものだったのが分かる。
そう言えばこういう事が有った。虎ちゃんがまだ日本ハム球団の関係者だった頃、ファン感謝デーで、その年の夏に一緒に写真を撮って貰った高橋直樹投手(現・流通経済大学硬式野球部コーチ=67)が参加する事が分かり、旧だ事務所経由で渡すよりも直接渡せるので、持って行ったところなかなか渡すチャンスが無く、その内にサイン会タイムに突入してしまったのです。MCは、「一人一枚でお願いいたします」と放送していたのですが、虎ちゃんは高橋直樹投手の所で写真を渡したりサインを貰ったりで他の人よりも時間が掛かってしまいました。
そこで、MCが飛んできて「一人一枚でお願いいたします」と言ったら、高橋直樹投手が「知り合いの人だよ、写真を貰ったりしていただけだよ」と言ってくれました。虎ちゃんは、「やはり、事務所経由の方が良かったかも知れませんね。ありがとうございました」と伝えました。ファン感謝デーには、そんな思い出が有ります。
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プロ野球はシーズンオフに入りましたが、これからもニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、契約更改情報、移籍情報、キャンプ情報、そして、WBC情報など、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
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