「波子不動」から続く少々キツイ坂道「波子不動ハイキングコース」を登ると、「披露山公園」の駐車場に到着します。
「波子不動ハイキングコース」を一生懸命登ってくるウォーカーの人達です。到着すると、皆さん異口同音に「やっと着いた。良かった」と苦しかった道のりを振り返っていました。
駐車場から「波子不動」迄を往復すると、30分程度掛かるそうです。下り10分+上り20分掛かるという計算なのでしょうね。
「披露山公園」は第二次世界大戦時海軍の高射砲陣地があった所で、高射砲座跡を展望台や小さな動物園になっています。
展望台からは、天気が良ければ真鶴半島が望む事ができるそうです。実は、この展望台も高射砲があった所です。
展望台付近から、江の島方面を覗いて見ました。江の島の向こう側に雲に隠れながらも富士山がかすかに見えていました。
今年生まれた子猿と母猿を撮ってみました。この他に、クジャクや鳩が入った小屋も有りました。この猿小屋も高射砲があった所です。
この後今回の鎌倉七口(切通)「名越切通」に向かいました。
「名越切通」入口に到着しました。近くには、「名越切通」についての説明が有りました。
途中まで「名越切通」を進むと、この道標が有りました。現在進んでいるのは、「名越切通 第一切通」の序盤だったのですね。
写真では分かりにくいかも知れませんが、若干ゆるめの上り坂です。この道を進んでいくといつかは下り坂になるだろうと思っていましたところ、途中平坦な所があったのですが次の写真からは急な下り坂です。
ここから先が下りの入口になります。道一杯に近い状態の様な感じで大きな岩が道を半分以上遮っていました。その隙間を進むと、次の様な所に着きました。
この写真でもある程度分かる様に、木の先は急な下り坂になっていました。「こんな所を通っていくのか…」なんて言う事を思ってしまいました。
ここは、横須賀線が下に走っています。要するに今来た所は、横須賀線の線路の上の山の部分だったのです。
逗子に向かう途中でここを通過していますから、「名越切通」自体と「名越切通」の下を往復した様な気になりました。
この後、鎌倉のお寺廻りとなりましたが、それはブログにたびたび書いて来ましたので今回は省略しました。
今回のコースで、「鶴ヶ丘八幡宮から「鎌倉海浜公園」に向かう途中に今まで何回も来ているのに知らなかった碑が有ったので紹介します。
「鎌倉市指定有形文化財 石造宝篋印塔」です。宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種だそうです。
この宝篋印塔は、説明文によると「明徳四年(1393)造立とみられます。同じく14世紀後半に造立された市内の宝篋印塔としては、文和五年(1356)銘の通称「泣塔」(寺分所在)も有名です。」と有り、本当に古くからこの地を見ていた事が分かりました。
若宮大路を由比ガ浜の方向に行くと一の鳥居の近くに謀反の疑いをかけられ由比ヶ浜で殺された畠山六郎重保と畠山重保主従四人の墓と伝えられる宝篋印塔や「畠山重保邸跡の碑」が有りました。要するに、「畠山重保邸」に「鎌倉市指定有形文化財 石造宝篋印塔」が有ったことが伺えます。
この後、「鎌倉海浜公園」にゴールして休んでいたところ、NPO・東京都ウオーキング協会の会員の友達何人かと遭いました。「皆これに参加しているのだね…」と思いました。
来る29日に行われるNPO・東京都ウオーキング協会の大会「山手線一周ウォーク」が、今年最後のウォークになります。
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逗子市・披露山公園から名越切通を通って鎌倉の町に行ってきました…
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