15日(日本時間16日)敗者復活 2回戦を行い、米国はプエルトリコに＜プエルトリコ 4－ 3米国＞で敗れ、本場の威信を示せず敗退した。プエルトリコが初の準決勝進出を決め、日本、オランダ、ドミニカ共和国を含めて 4強が出そろった。
16日(日本時間17日) 2次ラウンド 2組戦を行い、17日(同18日)に行われる侍ジャパンの準決勝の相手はプエルトリコに決まった。
15日(日本時間16日)侍ジャパンが決勝トーナメントを前にカブスと最後の実戦調整。日本は先発の内海哲也投手(30)が 1回に 3点を失ったが、 2回に中田翔内野手(23)の 2ラン、 3回には阿部慎之助捕手(33)の 2塁打と坂本勇人内野手(24)の 2ランで 3点を奪い逆転に成功した。
しかし、 7回から 3番手で登板した大隣憲司投手(28)が 2回 2失点で追い付かれ、 9回に今村猛投手(21)が 2点本塁打を浴び＜日本 5－ 7カブス＞でサヨナラ負けした。
｢ 9番 3塁｣でスタメン出場した松田宣浩内野手(29)が、 4、 9回の打席で安打。ファーストストライクから振っていくスタイルを徹底し好調を維持している。
日本は試合後、17日(同18日)の準決勝の舞台となるサンフランシスコへ向かった。松井稼頭央内野手(37)が、気合十分で決戦の地、サンフランシスコに乗り込んだ。
準決勝に先発予定の右腕・前田健太投手(24)がブルペンで51球を投げ、最終調整を行った。記事をまとめてみました。
15日(日本時間16日)敗者復活 2回戦を行い、米国はプエルトリコに＜プエルトリコ 4－ 3米国＞で敗れ、敗退した。プエルトリコが初の準決勝進出を決め、日本、オランダ、ドミニカ共和国を含めて 4強が出そろった。
野球の母国ともいえる米国にとっては、2006年の第 1回大会での 2次ラウンド敗退に続く屈辱となった。
米国が、準決勝にすら届かず、本場の威信を示せず敗退した。10打点を挙げていたライト(メッツ)が背筋痛でリタイア。ポイントゲッターの離脱も響き終盤の追い上げも一歩届かなかった。
トーリ監督は｢敗北を受け入れたくないが、全力を尽くした。相手が良かった｣と話した。今大会唯一、大リーガーだけでチームを編成した。だが｢あくまでもキャンプ期間。無理をさせることはできない｣と同監督。思い切った戦いが最後までできなかった。
16日(日本時間17日) 2次ラウンド 2組戦を行い、17日(同18日)に行われる侍ジャパンの準決勝の相手はプエルトリコに決まった。
2組の 1、 2位順位決定戦が行われドミニカ共和国が＜ドミニカ共和国 2－ 0プエルトリコ＞でプエルトリコを下し 1位。プエルトリコが 2位となった。この結果、準決勝の組み合わせが決定。17日は 1組 1位の日本－ 2組 2位のプエルトリコ、18日(同19日)がオランダ( 1組 2位)－ドミニカ共和国( 2組 1位)。決勝戦は19日(同20日)。いずれもサンフランシスコのＡＴ＆Ｔパークで行われる。
15日(日本時間16日)侍ジャパンが決勝トーナメントを前にカブスと最後の実戦調整。 9回裏、今村がサヨナラ本塁打を浴び＜日本 5－ 7カブス＞でサヨナラ負けした。
日本は先発の内海哲也投手が 1回に 3点を失ったが、 2回に中田翔内野手の 2ラン、 3回には阿部慎之助捕手の 2塁打と坂本勇人内野手の 2ランで 3点を奪い逆転に成功した。
中田翔内野手、坂本勇人内野手の若手の主力打者にメジャーリーガー負けの特大本塁打が飛び出すなど、打線に手応えを得た。この日でアリゾナでの調整はフィニッシュ。最終 9回にサヨナラ負けしたが、山本監督は納得。｢打線もつながりがずっと出てきているので、準決勝に臨みます｣と決勝トーナメントへ気合十分だった。
カブス戦の 2回、中田翔内野手が左越えに 2点本塁打を放った
しかし、 7回から 3番手で登板した大隣憲司投手が 2回 2失点で追い付かれ、 9回に今村猛投手が 2点本塁打を浴びた。
7回二死、バエス(後方)のソロ本塁打を浴びた大隣憲司投手
カブスの先発ウッドは中田翔内野手と坂本勇人内野手に本塁打を許すなど 5回途中 5失点。｢パワーのある選手がいたのに驚いた。もちろん本塁打を打たれた選手が印象に残っているよ｣と苦笑いした。
敵地でのホワイトソックス戦に同行したスウェイム監督の代行を務めたクオーク・ベンチコーチは｢日本と対戦できて楽しかった。(中田の本塁打は)すごく鋭いスイングだった｣と讃えた。
2回に 2点本塁打を放ち、ベンチの出迎えを受ける中田翔内野手
｢ 9番 3塁｣でスタメン出場した松田宣浩内野手が、好調を維持している。 4、 9回の打席で安打。ファーストストライクから振っていくスタイルを徹底している。｢内容が良くなってきた。超積極的に打てている。絶好調｣とコメントも前向きだ。上位へのつなぎ役が定着しているが、準決勝以降の上位抜てきも十分可能性がありそうだ。
日本は試合後、17日(同18日)の準決勝の舞台となるサンフランシスコへ向かった。
松井稼頭央内野手が、気合十分で決戦の地、サンフランシスコに乗り込んだ。
日米で経験豊富なベテランは｢勝ちにいくんですから。楽しみですね｣と、ビッグゲームが待ち遠しい様子。｢ここまで、全く貢献出来ていない。何とかチームに貢献したいです｣と語った。この日は｢ 2番 2塁｣スタメン出場。無安打で途中交代したが、状態は維持している。
与田投手コーチは真剣勝負の合間の練習試合に｢難しい。選手の状態を見たい半面、(使いたくない投手を起用して)試合をこなさなければならない｣と調整の難しさを指摘した。
暑さと乾燥が激しいアリゾナと、夜に冷え込むサンフランシスコは寒暖差が激しい。同コーチは｢わざわざ違う気候のところに来るわけだし、(マイアミ組と)できるだけ平等に疲労感を感じないといけないという意図だろう。ハンデと絶対に口にしなくていいように結果を出したい｣。日本の 3連覇には環境の変化への強さも試されている。
ブルペンで投球練習をする前田健太投手
準決勝に先発予定の右腕・前田健太投手がブルペンで51球を投げ、最終調整を行った。
｢どこが相手でもしっかり自分の投球がしたい。前回登板も良かったし、いいイメージを維持して、次もいい投球ができればいい｣と意欲的に話した。
1次ラウンドの中国戦、 2次ラウンドのオランダ戦でともに 5回を無失点。それだけに、｢自分のスタイルをそのまま出せれば、いい投球をできると思う｣と自信にあふれた表情。勝負球については｢全ての球種｣と話したが、今大会ではカーブを使っての緩急が効果的で｢自分の中では元から大事な球だけど、国際大会で重要性を再認識した。うまく使って抑えたい｣と話した。
ＷＢＣ決勝トーナメントの舞台となるＡＴ＆Ｔパーク
昨季、ＡＴ＆Ｔパークの１試合平均の本塁打数は1.04本。これはパドレスの本拠ペトコ・パークの1.35本を下回り、｢メジャーで最も本塁打が出にくい球場｣である。つまり、投手にとっては本塁打の危険性が少なく、思い切った勝負ができる球場といえる。
黒田と藪投手コーチの証言から導き出す成功のキーワードは｢縦の変化球｣。特にマウンドの高さを利用したフォーク、スプリット系が有効となる。
この特徴に最も合う投手は、決勝での先発が決まっている田中将大だ。今大会は直球とスプリット中心に配球を切り替え、奪三振の山を築いている。準決勝で先発する前田健も縦のスライダーを持っている。投手力を武器とする侍ジャパンとしては、｢ピッチャーズ・パーク(投手有利の球場)｣」の特徴を生かした戦い方をしたい。
4強が決まったことを受け、英ブックメーカー(賭け専門会社)大手のウィリアム・ヒル社は、最新のＷＢＣ優勝予想オッズを発表した。
ドミニカ共和国が2.38倍のトップで、日本は 4倍の 2位となった。 3位は 5倍のプエルトリコで、オランダが11倍で最下位。
1次ラウンド開幕前の時点で同社のオッズは、日本が3.25倍で、米国 4倍、ドミニカ共和国 4.5倍と続いていたが、決勝トーナメントを前に日本は 2番人気に落ちた。
ついに準決勝の日本の相手がプエルトリコに決まった。ＷＢＣ優勝予想オッズでは、日本は 4倍の 2位、相手となるプエルトリコは 3位は 5倍となっているという。オッズでは日本の方が上となっているが、アメリカを負かせてここまで勝ってきたプエルトリコだけにどうなるか期待が持たされる試合となりそうだ。
ガンバレ！侍ジャパン！
侍ジャパンの予定
ＷＢＣ組み合わせ
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3月 2日から福岡ドームで戦いが始まります！
ニッポン放送でも実況中継が決定！
■ 1次ラウンド(福岡ヤフオク！ドーム)
3／ 6(水) 日本 対 キューバ １９時ＰＢ予定
■ 2次ラウンド（東京ドーム）
※日本代表が出場する試合のみ中継予定
3／ 8(金) ＧＡＭＥ②：
福岡ラウンド通過チーム 対 台中ラウンド通過チーム
19時ＰＢ予定
3／ 9(土) ＧＡＭＥ③：ＧＡＭＥ①敗者 対 ＧＡＭＥ②敗者
19時ＰＢ予定
3／10(日) ＧＡＭＥ④：ＧＡＭＥ①勝者 対 ＧＡＭＥ②勝者
19時ＰＢ予定
3／11(月) ＧＡＭＥ⑤：ＧＡＭＥ③勝者 対 ＧＡＭＥ④敗者
19時ＰＢ予定
■決勝ラウンド(サンフランシスコ ＡＴ＆ＴＰａｒｋ)
※日本代表が出場する場合のみ中継予定
3／18(月) 準決勝①：マイアミラウンド 2位 対 東京ラウンド 1位
10時ＰＢ予定
3／19(火) 準決勝②：東京ラウンド 2位 対 マイアミラウンド 1位
10時ＰＢ予定
3／20(水) 決勝：準決勝①勝者 対 準決勝②勝者 9時ＰＢ予定
※日程・時間はいずれも日本時間。中継予定は変更になる場合がございます。どうお、お楽しみに！
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ＷＢＣ・日本の準決勝の相手がプエルトリコに決まった！練習試合で日本がカブスにサヨナラ負け…
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