阪神先発藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)とDeNA先発三浦大輔投手(39)の投げ合いで始まった。 5回には藤浪がプロ 4打席目にしてスクイズを成功させて加点。自らを援護した。西岡剛内野手(28)、大和(25)の連続適時打で攻め立てた。藤浪は 6回無失点に抑え、継投で逃げ切った。藤浪はプロ 3戦目の登板で<阪神 4- 0DeNA>として初勝利をマークした。
和田豊監督(50)は 6回無失点の投球内容とともに打撃も絶賛した。記事をまとめてみました。
阪神先発藤浪晋太郎投手とDeNA先発三浦大輔投手の投げ合いで始まった。序盤の 3イニングは両チームともに打線が抑えられ、無得点で進んだ。
阪神は 4回、ブランコの適時失策で先制した。 5回には藤浪がプロ 4打席目にしてスクイズを成功させて加点。自らを援護した。西岡剛内野手、大和の連続適時打で攻め立てた。
阪神藤浪は 6回無失点に抑え、継投で逃げ切った。藤浪はプロ 3戦目の登板で<阪神 4- 0DeNA>として初勝利をマークした。阪神は貯金「 1」。DeNAは勝率 5割挑戦に失敗した。
DeNA打線を 6回 5安打無失点に抑えた藤浪晋太郎投手
ドラフト 1位藤浪晋太郎投手が 2度目の先発となったDeNA戦で 6回5
安打無失点。待望のプロ初勝利を手にした。プロ初勝利を挙げた。今季最多 4万5197人、満員の甲子園で快投。高校時代は 9戦無敗だった本拠地・甲子園で有無をいわせぬ快投。聖地の申し子は、タテジマで新たな伝説をスタートさせた。
1回初球の 149キロから場内のボルテージは最高潮。乗せられるようにグイグイ押した。 150キロ超の直球を生かして危なげのない投球。 1点リードの 5回には二死 1、 2塁のピンチを招くが、石川を 1- 1から 148キロ直球で左飛に抑えた。「調子は良くなかったですが、悪いなりにまとめることができました」と振り返った。
6回を 5安打無失点。プロ最速タイの 152キロで、 4三振。 3塁も踏ませなかった。 5回にはプロ初打点となるスクイズも決めて、メモリアルに花を添え、百点満点のプロ 1勝となった。
5回裏阪神一死 1、 3塁、スクイズ決めた藤浪晋太郎投手
マウンドだけの主役ではなかった。「打者・藤浪」にも、今季最多観衆は酔った。大きな体を「く」の字に折ってバットに当てた白球は、絶妙な軌道で転がった。スクイズを成功させ、プロ 4打席目にして初打点を記録。自らを援護した。
「たまたまいいところにいってくれたんで、よかった」
ヒーローは謙遜したが、誇ってヨシの完ぺきなバントだった。 1点リードで迎えた 5回一死 1、 3塁。三浦の 2球目の真っすぐを、プッシュ気味に 1塁へ転がした。 3走の新井も好スタート。捕球したDeNA・ブランコは、本塁へ送球すらできない。貴重な追加点となった。
プロ初打点や! 5回に 2点目となるスクイズを決めた藤浪晋太郎投手
和田豊監督は「バントもうまい。いろんな作戦にも対応できる力を持っている。しっかりとバントしてくれた」と 6回無失点の投球内容とともに絶賛した。「あまり期待されていないと思う」。打撃に関しては消極的な背番号「19」だが、甲子園連覇の春夏両大会で本塁打を放った打撃センスは、やはり光るものがあるということ。
加えて山脇光治外野、久慈照嘉内野の両守備走塁コーチの指導で、コツンコツンと地道なバント練習も反復してきた。久慈コーチは「投手の正面に転がすな。ストライクを決めろ。この 2点だけは言っている」。注意点をたたき込まれてきた。英検準 2級のクレバーな右腕は、本番までにしっかりと“もの”にしていたのだ。
ベンチに帰還後は和田監督(左)からアドバイスされた藤浪晋太郎投手
初勝利に初打点。やはり、聖地はこの青年に力を与える。まぶしく照らす。 1メートル97の長身を、さらに大きくさせたお立ち台で藤浪は「任せてもらった試合をチームの勝ちに貢献できるように、頑張っていきたい」と締めた。白い歯とともに、虎の未来が輝いた。
高校 3年だった昨年は甲子園で春夏連覇。 9戦負けなしで、無敗のジンクスを守った。
ヒーローインタビューには高校の先輩・西岡剛内野手と登壇。今季最多の歓呼の声に招かれ、初めてのお立ち台に登った。声は裏返る寸前だった。
「ありがとうございます! 本拠地の甲子園で初勝利ができて、すごくうれしいです。自分にとって投げやすい球場ですし、ファンの方が応援してくださる、すごく良い(雰囲気の)中で投げさせてもらいました」
お立ち台で藤浪晋太郎投手(左)は西岡剛内野手と並んで笑顔を見せた
壇上、帽子のツバに手をやり、真っ黄色に染まった景色をもう 1度見渡した。 3月31日のヤクルト戦(神宮)での 6回 2失点ピッチ以来 2度目の先発。早くも結果を出した。
「非常に大きく見えたし、これからの長い野球人生で名前を刻んでいく投手になる。頼もしいですね。非常に頭がいい。僕より大人ですね。今日は晋太郎の野球人生で最高の第1歩」(西岡)と持ち上げられると、笑顔を見せていた。昨年 7春夏甲子園で優勝投手となった思い出の舞台で、大物ルーキーが第一歩を踏み出した。
お立ち台で息のあったトーク?を繰り広げた藤浪晋太郎投手(左)と西岡剛内野手
大阪桐蔭の後輩、藤浪と上がったお立ち台。西岡は第一声からつかみはオーケーだった。
西岡「きのうは大阪桐蔭で試合をつぶしてしまったので、すみませんでした。きょうは大阪桐蔭コンビで頑張れてよかったです」
前日は大阪桐蔭の先輩、先発の岩田が初回に 6失点。チームの連続試合無失点を 4、連続イニング無失点も「41」で止め、西岡も初回に適時失策と足を引っ張った。この日は 5回に中前へダメ押しのタイムリー。頼もしい先輩の姿を見せることができ、藤浪の印象を問われて口も滑らかだった。
西岡「クソ真面目ですね。大阪桐蔭はやんちゃばっかりですけど、非常に頭の良い選手。見習わないといけない」
先輩の軽快なトーク。藤浪も大阪出身としてノリは分かっていた。
藤浪「必死のパッチで頑張るのでよろしくお願いします!」
一生懸命の最上級を意味する大阪弁。でも、どこかで聞いた気が…。
西岡「人のをパクるな!打ち合わせもしてないし…」
クソ真面目な後輩に決めセリフを奪われ、最後はタジタジだった。
5回裏阪神2死二塁、中前に適時打を放った西岡剛内野手
阪神が優位に試合を進めた。藤浪が先発し、 4回にブランコの適時失策で先制。 5回にはDeNA先発三浦に襲いかかった。
一死 1、 3塁で藤浪がスクイズに成功し、 1点を追加。さらに二死 2塁で西岡が低めカットボールを中前へ。貴重な適時打をマークし、藤浪をアシストした。大阪桐蔭の先輩・西岡は「後輩が投げているので援護できて良かったです」と話した。この回は大和も左前適時打で続き、 3点を奪取。DeNAを突き放した。
いつも以上に闘志がみなぎっていた。バットで、グラブで、そして声でも黄金ルーキーを盛り上げた。プロ初勝利を挙げた大阪桐蔭高の後輩、藤浪とお立ち台に並んだ西岡が、最大級の賛辞を送った。
お立ち台でウイニングボールを掲げる藤浪晋太郎投手(左)に笑顔の西岡剛内野手
「非常に(背中が)大きく見えますし、これから長い野球人生、名を刻んでいく投手になると思うので、非常に頼もしいですね」
先輩らしく試合を援護した。 0- 0の 4回だ。三浦から遊撃への内野安打。 8試合連続安打で出塁すると、大和の犠打で 2進。鳥谷の打球を 1塁・ブランコがはじく間にホームを駆け抜け、無失点で踏ん張る後輩へ先制点をプレゼントした。
さらに、藤浪が自らスクイズを決めた直後の 5回二死 2塁では、三浦のカットボールを中前にはじき返すタイムリー。今季初盗塁となる 2盗も決め、大和の適時打で再び生還した。今季 6度目のマルチ。得点圏打率も 0.556( 9打数 5安打)と勝負強さが光る。
「昨日ね、大阪桐蔭で試合つぶしてしまったんで…」。前日13日のDeNA戦では同校OBの先発・岩田が 1回にいきなり 6失点。西岡自身も守備で“トンネル”を犯したが、この日は軽快にさばいた。
8回二死、内村の 2ゴロで、華麗なジャyンピングスローを見せた西岡剛内野手
12日の試合中に口論した西岡とDeNA・友利投手コーチが和解した。この日、西岡が試合前に 3塁ベンチ前へ出向いて「すみません。(交換を要求した)初球は本当に(汚れて)黒かったんです」と謝罪。友利投手コーチも握手で応じた。
西岡は初回に見逃し三振した際に、球審の判定に不満を表現。友利投手コーチから「判定に文句を言うな!」などとヤジが飛んだ。西岡が初球の後にボールの交換を球審に要求したことも伏線となっていた。
西岡は 5回、中前適時打でチーム 3点目をたたき出した
気配りも先輩の仕事だ。 5回、投手の三浦に左前打を浴び、二死 1、 2塁のピンチを招くと、「落ち着いていけ。リズムで間を置こう」。声をかけると、右腕は次打者を左飛に仕留めた。
「晋太郎の野球人生にとって最高の第一歩だったと思うし、本当に心からおめでとうと言いたい」。そう言うと、満員の甲子園のファンの視線を藤浪に預け、先にお立ち台を降りる粋な演出もみせた。
「(前カードの巨人戦は)ピッチャーが頑張って 0に抑えましたが、ジャイアンツの力はそんなもんじゃない。なんとかしがみついていきたい」。後輩の活躍を刺激に、背番号「 7」が16日からの巨人 3連戦(東京D)で再び大暴れする。
和田豊監督(左)に右手を上げられ笑顔を見せる藤浪晋太郎投手
試合後は本調子ではなかったことを打ち明けた。和田豊監督には試合前「ブルペンで(ボールが)暴れている」という報告が届いていた。そんな中での快投。「ちょっと心配していたが、しっかりと投げてくれた」と指揮官は称えた。藤浪が甲子園でプロ初勝利を挙げたことについて、称賛の言葉を並べた。
「まだ、怖い者知らずだけど、今はそれでいい。タイガースファンが待ち望んでいた 1勝だと思うし、甲子園で初勝利したというのも、彼の持って生まれたものだと思う」。大観衆の甲子園でも動じないルーキーに目を細めていた。
ウイニングボールを手にポーズをとる藤浪晋太郎投手
プロの頂に大股で足をかけた。しかし、まだ一歩目に過ぎない。
志は高い。中学時代から、グラブ代は必ず自分の財布から出した。 2年分ほどのお小遣いやお年玉を握りしめて用具店へ向かい、オーダーメイドで注文。刺しゅうなど、予算の都合で諦めたものもあったが、茶革のお気に入りの一品だった。
大言壮語するタイプではない。だが、大阪泉北ボーイズ時代に指導をうけていた下埜(しもの)昌志監督(54)には、密かに「名球会に入ります」と誓っていた。恩師は「息の長い投手になりたい、とも言っていた。これであと“ 199勝”ですね」と船出を祝った。
「これから『必死のパッチ』で頑張るので、応援、お願いします!!」
最後は先輩らの十八番のセリフを拝借。ドカッと笑いもつかんだ。聖地に愛された男はタテジマでも伝説を築く。物語はまだ、始まったばかりだ。
新人で投打に長けているのは、北海道日本ハムファイターズの大谷だけでは無かった!
流石、大阪桐蔭の出身者!先日(13日)に試合を壊した岩田投手も大阪桐蔭の出身者だが、その分をカバーする様な感じで良い試合をしてくれた藤浪晋太郎投手と西岡剛内野手。彼らがいたから大和まで頑張れたのではないだろうか。
とにかく、浜の番長三浦投手を引きずり下ろしたのは「偉い!」としか言い様が無いですね。
そのおかげで単独 2位まで浮上できた。このまま前身していって欲しいですね。そうして、「二文字」をゲットして欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2013.04.14 勝敗表
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
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18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
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和田豊監督(50)は 6回無失点の投球内容とともに打撃も絶賛した。記事をまとめてみました。
阪神先発藤浪晋太郎投手とDeNA先発三浦大輔投手の投げ合いで始まった。序盤の 3イニングは両チームともに打線が抑えられ、無得点で進んだ。
阪神は 4回、ブランコの適時失策で先制した。 5回には藤浪がプロ 4打席目にしてスクイズを成功させて加点。自らを援護した。西岡剛内野手、大和の連続適時打で攻め立てた。
阪神藤浪は 6回無失点に抑え、継投で逃げ切った。藤浪はプロ 3戦目の登板で<阪神 4- 0DeNA>として初勝利をマークした。阪神は貯金「 1」。DeNAは勝率 5割挑戦に失敗した。
DeNA打線を 6回 5安打無失点に抑えた藤浪晋太郎投手
ドラフト 1位藤浪晋太郎投手が 2度目の先発となったDeNA戦で 6回5
安打無失点。待望のプロ初勝利を手にした。プロ初勝利を挙げた。今季最多 4万5197人、満員の甲子園で快投。高校時代は 9戦無敗だった本拠地・甲子園で有無をいわせぬ快投。聖地の申し子は、タテジマで新たな伝説をスタートさせた。
1回初球の 149キロから場内のボルテージは最高潮。乗せられるようにグイグイ押した。 150キロ超の直球を生かして危なげのない投球。 1点リードの 5回には二死 1、 2塁のピンチを招くが、石川を 1- 1から 148キロ直球で左飛に抑えた。「調子は良くなかったですが、悪いなりにまとめることができました」と振り返った。
6回を 5安打無失点。プロ最速タイの 152キロで、 4三振。 3塁も踏ませなかった。 5回にはプロ初打点となるスクイズも決めて、メモリアルに花を添え、百点満点のプロ 1勝となった。
5回裏阪神一死 1、 3塁、スクイズ決めた藤浪晋太郎投手
マウンドだけの主役ではなかった。「打者・藤浪」にも、今季最多観衆は酔った。大きな体を「く」の字に折ってバットに当てた白球は、絶妙な軌道で転がった。スクイズを成功させ、プロ 4打席目にして初打点を記録。自らを援護した。
「たまたまいいところにいってくれたんで、よかった」
ヒーローは謙遜したが、誇ってヨシの完ぺきなバントだった。 1点リードで迎えた 5回一死 1、 3塁。三浦の 2球目の真っすぐを、プッシュ気味に 1塁へ転がした。 3走の新井も好スタート。捕球したDeNA・ブランコは、本塁へ送球すらできない。貴重な追加点となった。
プロ初打点や! 5回に 2点目となるスクイズを決めた藤浪晋太郎投手
和田豊監督は「バントもうまい。いろんな作戦にも対応できる力を持っている。しっかりとバントしてくれた」と 6回無失点の投球内容とともに絶賛した。「あまり期待されていないと思う」。打撃に関しては消極的な背番号「19」だが、甲子園連覇の春夏両大会で本塁打を放った打撃センスは、やはり光るものがあるということ。
加えて山脇光治外野、久慈照嘉内野の両守備走塁コーチの指導で、コツンコツンと地道なバント練習も反復してきた。久慈コーチは「投手の正面に転がすな。ストライクを決めろ。この 2点だけは言っている」。注意点をたたき込まれてきた。英検準 2級のクレバーな右腕は、本番までにしっかりと“もの”にしていたのだ。
ベンチに帰還後は和田監督(左)からアドバイスされた藤浪晋太郎投手
初勝利に初打点。やはり、聖地はこの青年に力を与える。まぶしく照らす。 1メートル97の長身を、さらに大きくさせたお立ち台で藤浪は「任せてもらった試合をチームの勝ちに貢献できるように、頑張っていきたい」と締めた。白い歯とともに、虎の未来が輝いた。
高校 3年だった昨年は甲子園で春夏連覇。 9戦負けなしで、無敗のジンクスを守った。
ヒーローインタビューには高校の先輩・西岡剛内野手と登壇。今季最多の歓呼の声に招かれ、初めてのお立ち台に登った。声は裏返る寸前だった。
「ありがとうございます! 本拠地の甲子園で初勝利ができて、すごくうれしいです。自分にとって投げやすい球場ですし、ファンの方が応援してくださる、すごく良い(雰囲気の)中で投げさせてもらいました」
お立ち台で藤浪晋太郎投手(左)は西岡剛内野手と並んで笑顔を見せた
壇上、帽子のツバに手をやり、真っ黄色に染まった景色をもう 1度見渡した。 3月31日のヤクルト戦(神宮)での 6回 2失点ピッチ以来 2度目の先発。早くも結果を出した。
「非常に大きく見えたし、これからの長い野球人生で名前を刻んでいく投手になる。頼もしいですね。非常に頭がいい。僕より大人ですね。今日は晋太郎の野球人生で最高の第1歩」(西岡)と持ち上げられると、笑顔を見せていた。昨年 7春夏甲子園で優勝投手となった思い出の舞台で、大物ルーキーが第一歩を踏み出した。
お立ち台で息のあったトーク?を繰り広げた藤浪晋太郎投手(左)と西岡剛内野手
大阪桐蔭の後輩、藤浪と上がったお立ち台。西岡は第一声からつかみはオーケーだった。
西岡「きのうは大阪桐蔭で試合をつぶしてしまったので、すみませんでした。きょうは大阪桐蔭コンビで頑張れてよかったです」
前日は大阪桐蔭の先輩、先発の岩田が初回に 6失点。チームの連続試合無失点を 4、連続イニング無失点も「41」で止め、西岡も初回に適時失策と足を引っ張った。この日は 5回に中前へダメ押しのタイムリー。頼もしい先輩の姿を見せることができ、藤浪の印象を問われて口も滑らかだった。
西岡「クソ真面目ですね。大阪桐蔭はやんちゃばっかりですけど、非常に頭の良い選手。見習わないといけない」
先輩の軽快なトーク。藤浪も大阪出身としてノリは分かっていた。
藤浪「必死のパッチで頑張るのでよろしくお願いします!」
一生懸命の最上級を意味する大阪弁。でも、どこかで聞いた気が…。
西岡「人のをパクるな!打ち合わせもしてないし…」
クソ真面目な後輩に決めセリフを奪われ、最後はタジタジだった。
5回裏阪神2死二塁、中前に適時打を放った西岡剛内野手
阪神が優位に試合を進めた。藤浪が先発し、 4回にブランコの適時失策で先制。 5回にはDeNA先発三浦に襲いかかった。
一死 1、 3塁で藤浪がスクイズに成功し、 1点を追加。さらに二死 2塁で西岡が低めカットボールを中前へ。貴重な適時打をマークし、藤浪をアシストした。大阪桐蔭の先輩・西岡は「後輩が投げているので援護できて良かったです」と話した。この回は大和も左前適時打で続き、 3点を奪取。DeNAを突き放した。
いつも以上に闘志がみなぎっていた。バットで、グラブで、そして声でも黄金ルーキーを盛り上げた。プロ初勝利を挙げた大阪桐蔭高の後輩、藤浪とお立ち台に並んだ西岡が、最大級の賛辞を送った。
お立ち台でウイニングボールを掲げる藤浪晋太郎投手(左)に笑顔の西岡剛内野手
「非常に(背中が)大きく見えますし、これから長い野球人生、名を刻んでいく投手になると思うので、非常に頼もしいですね」
先輩らしく試合を援護した。 0- 0の 4回だ。三浦から遊撃への内野安打。 8試合連続安打で出塁すると、大和の犠打で 2進。鳥谷の打球を 1塁・ブランコがはじく間にホームを駆け抜け、無失点で踏ん張る後輩へ先制点をプレゼントした。
さらに、藤浪が自らスクイズを決めた直後の 5回二死 2塁では、三浦のカットボールを中前にはじき返すタイムリー。今季初盗塁となる 2盗も決め、大和の適時打で再び生還した。今季 6度目のマルチ。得点圏打率も 0.556( 9打数 5安打)と勝負強さが光る。
「昨日ね、大阪桐蔭で試合つぶしてしまったんで…」。前日13日のDeNA戦では同校OBの先発・岩田が 1回にいきなり 6失点。西岡自身も守備で“トンネル”を犯したが、この日は軽快にさばいた。
8回二死、内村の 2ゴロで、華麗なジャyンピングスローを見せた西岡剛内野手
12日の試合中に口論した西岡とDeNA・友利投手コーチが和解した。この日、西岡が試合前に 3塁ベンチ前へ出向いて「すみません。(交換を要求した)初球は本当に(汚れて)黒かったんです」と謝罪。友利投手コーチも握手で応じた。
西岡は初回に見逃し三振した際に、球審の判定に不満を表現。友利投手コーチから「判定に文句を言うな!」などとヤジが飛んだ。西岡が初球の後にボールの交換を球審に要求したことも伏線となっていた。
西岡は 5回、中前適時打でチーム 3点目をたたき出した
気配りも先輩の仕事だ。 5回、投手の三浦に左前打を浴び、二死 1、 2塁のピンチを招くと、「落ち着いていけ。リズムで間を置こう」。声をかけると、右腕は次打者を左飛に仕留めた。
「晋太郎の野球人生にとって最高の第一歩だったと思うし、本当に心からおめでとうと言いたい」。そう言うと、満員の甲子園のファンの視線を藤浪に預け、先にお立ち台を降りる粋な演出もみせた。
「(前カードの巨人戦は)ピッチャーが頑張って 0に抑えましたが、ジャイアンツの力はそんなもんじゃない。なんとかしがみついていきたい」。後輩の活躍を刺激に、背番号「 7」が16日からの巨人 3連戦(東京D)で再び大暴れする。
和田豊監督(左)に右手を上げられ笑顔を見せる藤浪晋太郎投手
試合後は本調子ではなかったことを打ち明けた。和田豊監督には試合前「ブルペンで(ボールが)暴れている」という報告が届いていた。そんな中での快投。「ちょっと心配していたが、しっかりと投げてくれた」と指揮官は称えた。藤浪が甲子園でプロ初勝利を挙げたことについて、称賛の言葉を並べた。
「まだ、怖い者知らずだけど、今はそれでいい。タイガースファンが待ち望んでいた 1勝だと思うし、甲子園で初勝利したというのも、彼の持って生まれたものだと思う」。大観衆の甲子園でも動じないルーキーに目を細めていた。
ウイニングボールを手にポーズをとる藤浪晋太郎投手
プロの頂に大股で足をかけた。しかし、まだ一歩目に過ぎない。
志は高い。中学時代から、グラブ代は必ず自分の財布から出した。 2年分ほどのお小遣いやお年玉を握りしめて用具店へ向かい、オーダーメイドで注文。刺しゅうなど、予算の都合で諦めたものもあったが、茶革のお気に入りの一品だった。
大言壮語するタイプではない。だが、大阪泉北ボーイズ時代に指導をうけていた下埜(しもの)昌志監督(54)には、密かに「名球会に入ります」と誓っていた。恩師は「息の長い投手になりたい、とも言っていた。これであと“ 199勝”ですね」と船出を祝った。
「これから『必死のパッチ』で頑張るので、応援、お願いします!!」
最後は先輩らの十八番のセリフを拝借。ドカッと笑いもつかんだ。聖地に愛された男はタテジマでも伝説を築く。物語はまだ、始まったばかりだ。
新人で投打に長けているのは、北海道日本ハムファイターズの大谷だけでは無かった!
流石、大阪桐蔭の出身者!先日(13日)に試合を壊した岩田投手も大阪桐蔭の出身者だが、その分をカバーする様な感じで良い試合をしてくれた藤浪晋太郎投手と西岡剛内野手。彼らがいたから大和まで頑張れたのではないだろうか。
とにかく、浜の番長三浦投手を引きずり下ろしたのは「偉い!」としか言い様が無いですね。
そのおかげで単独 2位まで浮上できた。このまま前身していって欲しいですね。そうして、「二文字」をゲットして欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2013.04.14 勝敗表
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
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