NPO・東京都ウオーキング協会では、｢福参り｣がまだまだ続いています。
今月第 3日曜日に行われる｢井の頭ウォーキング教室｣では、｢井の頭恩賜公園 ｣に有る辨天様をスタートに｢武蔵野吉祥七福神めぐり｣を行うそうです。このコースは、毎年恒例になっているものなのです。(昨年は、世田谷ボロ市と重なったためにボロ市に行きました)
武蔵野市では、この様な地図を配布してくれています。
七福神は福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神のことで、室町時代の京都が発祥とされます。最近では全国各地で、七柱それぞれの社(やしろ)を回り縁起を呼ぶ｢七福神めぐり｣が催されています。
吉祥寺での七福神めぐりでは、吉祥寺駅北口前をスタート地点に30分間隔で特別バスを運行、武蔵野市と三鷹市に点在する寺社 6カ所を巡る｢武蔵野吉祥七福神めぐり｣が開催されています。バスを利用しての参加費は200円( 1日乗り降り自由、途中乗車可)。
では、どう言う所を回るのか紹介しましょう。｢井の頭ウォーキング教室｣で以前回った順に紹介します。
▼井の頭弁財天(大盛寺 三鷹市井の頭4-26-1)
井の頭公園の池畔にある弁財天は、関東源氏の祖・源経基の創建で、伝教太師が延歴 8年(789年)の作という天女神を本尊に祀ったことに始まると伝えられる。頼朝挙兵に際しては、その使者・安達盛長の夢枕に立って大願成就を予言したことから、｢勝ち運の銭洗い弁天｣として知られる。
▼安養寺(布袋尊 武蔵野市吉祥寺東町1-1-21)
真言宗豊山派寺院の安養寺は、岸養山吉祥院と号します。安養寺は、賢乗(寛文 8年1668年寂)が開山となり創建したといいます。多摩八十八ヶ所霊場1番、武蔵野吉祥七福神の布袋尊となっています。安養寺の甲辛供養塔、梵鐘は武蔵野市有形文化財に指定されています。
▼武蔵野八幡宮(大黒天 武蔵野市吉祥寺東町1-1-23)
武蔵野八幡宮は、武蔵野市吉祥寺東町にある神社です。武蔵野八幡宮は延暦 8年( 789年)坂上田村麻呂が宇佐八幡大神の分霊を祀り江戸水道橋附近に創建したと伝えられます。明暦の大火(1657年)後に水道橋附近(吉祥寺村)の住民が当地周辺に移住し吉祥寺村が開村するにあたり村の鎮守として、寛文年間(1661-1672年)遷座したといいます。武蔵野吉祥七福神の大国様となっています。
▼大法寺(福禄寿 武蔵野市吉祥寺東町2-9-13)
臨済宗妙心寺派寺院の大法寺は、金谷山と号します。大法寺は、仁波和尚(寛文 9年1669年寂)が開山となり、寛永10年(1633年)麻布桜田町に創建したといいます。武蔵野吉祥七福神の福禄寿となっています。
▼延命寺(毘沙門天、寿老人 武蔵野市八幡町1-1-2)
真言宗智山派寺院の延命寺は、八幡山と号します。延命寺は、関前村と呼ばれていた当地周辺が開村した寛文12年(1672年)頃に、八幡神社と共に創建したものと推定されるといいます。多摩八十八ヶ所霊場 2番、関東九十一薬師9番札所、また武蔵野吉祥七福神の毘沙門天・寿老人となっています。延命寺所蔵の護摩炉は、武蔵野市有形文化財に指定されています。
▼杵築大社(恵比須神 武蔵野市境南町1-16-13)
杵築大社は、武蔵野市境南町にある神社です。杵築大社は、当地周辺が松江藩松平出羽守直政の御用屋敷だった江戸時代初期に、出雲の杵築大社(現在の出雲大社)と稲荷を松平藩の屋敷神として創建したといいます。第二次世界大戦後に出雲の美保神社よりえびす様(事代主大神)を勧請、出雲大社のだいこく様(大国主神)との二神を主祭神としているといい、えびす様は武蔵野吉祥七福神の恵比須神となっています。
井の頭弁財天だけが、｢井の頭恩賜公園｣に有るため武蔵野市では無く、三鷹市になっています。これは、公園の入口迄が武蔵野市で公園自体は三鷹市と言う様に市境に有るからなのです。
虎ちゃんも参加する予定になっています。また、当日は恒例となっている抽選会が行われ、役員の持っている品物で｢役員にとっては、プレゼントしても良い｣と思われた品物をゲットできる様になっているのです。中にはお宝が有るかも知れませんね。
虎ちゃんも何か出しますよ。他の役員は、何を出すのかな…。期待しちゃいますね。
〔追 記〕
2012年 1月14日タイトル変更しました。
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まだまだ続く福参り！｢武蔵野吉祥七福神めぐり｣…
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