ボクシング元世界王者の具志堅用高氏(58)が阪神対中日 9回戦の始球式で打席に立った。“大根切り”で飛びついた具志堅氏は、返す刀でもう 1度豪快な空振り。
5番復帰のアニヤン新井・新井貴浩内野手(36)が 1回に 2点打、 6回に 2ランの 4打点したさ~。 2年ぶり 2桁の10号本塁打を、沖縄の夜空にかけた。
マット・マートン外野手(31)が 5回二死 1、 2塁から、貴重な追加点をたたき出した。
西岡剛内野手(28)が 3点リードの 8回2死三塁。追い込まれ、珍しく外角高めのボール球を打ちに行きフォア・ザ・チームの快音を響かせ、加点適時打で試合を決めた。
夏満開の沖縄で阪神エース能見篤史投手(34)がスイスイと快投した。阪神新外国人ブレイン・ボイヤー投手(31)が初めて勝ち試合に登板した。記事をまとめてみました。
阪神が 1回、いきなりマートン、新井貴の連続タイムリーで 3点を先制。先発能見も 3回までを無失点で好発進した。
中日が 4回、平田の 5号ソロで 1点を返したが、阪神は 6回無死 1塁から新井貴浩が10号 2ランを放ち、 4点差とした。
8回にも加点した阪神が<阪神 6- 2中日>で沖縄初主催試合を勝利。能見は 8勝目を挙げた。
阪神が沖縄での初公式戦を勝利で飾った。指笛が鳴る独特の雰囲気で行われたナイターで、沖縄の虎党も勝利に酔いしれた。
試合後は和田豊監督(50)以下、全員がグラウンドに出て、あいさつした。「(キャンプ地)宜野座村からも来てもらっていると思うし、その中で公式戦できるというのはうれしいこと。明日も勝ちゲームを見せられるように頑張ります」。指揮官は沖縄での連勝を誓っていた。
始球式で高いボールを大根切りする具志堅用高氏
ボクシング元世界王者の具志堅用高氏が阪神対中日 9回戦の始球式で打席に立った。2013オリオンビール・キャンペーンガール桃原柚華さんの投じた高めのボールに“大根切り”で飛びついた具志堅氏は、返す刀でもう 1度豪快な空振り。
打席を飛び出して 2度空振りする姿にスタンドが沸いた。始球式後は「球が高かったからね」と苦笑い。阪神の沖縄での初公式戦については「初めてなんだね。阪神が来て、一段と人気が上がればいいね」と阪神効果に期待していた。
6回裏無死 1塁、左越え 2点本塁打を放った新井貴浩内野手を出迎える和田監督(左)右はマートン
ナハナハナハナハ、笑いが止まらない 4連勝さ~。阪神が公式戦で初めて乗り込んだ沖縄で、中日に快勝したさ~。 5番復帰のアニヤン新井・新井貴浩内野手が 1回に 2点打、 6回に 2ランの 4打点したさ~。 2年ぶり 2桁の10号本塁打を、沖縄の夜空にかけたさ~。首位巨人は山形で快勝? この勢いで追いかければ、なんくるないさ~。
指笛のシャワーに出迎えられた。気温30度前後、湿度は80%前後。新井貴は心地よさそうに南国の風を浴びながら、 1塁ベンチに向かった。仲間とともに決めポーズを披露すると、沖縄特有の「ピーピー」というBGMがより一層強まった。
「次の 1点がこっちに入るか、あっちに入るかで流れが変わる。重要な1点だと思っていた」
阪神にとっては沖縄で初の 1軍公式戦。 2点リードの 6回無死 1塁、中日岡田の低めスライダーをすくいあげた。逆風に押し戻されても、打球は左翼席最前列に着弾。10号 2ランで今季 4度目の 4連勝を導いた。
敵味方関係なく、活躍をささげたい男がいる。中日でブルペン捕手兼通訳を務めるルイス・フランシス。顔を合わせば冗談を飛ばし合う。同い年で広島時代、苦楽を共にした相手だ。広島ドミニカアカデミー出身のルイスは1997年に来日し、2006年まで広島でブルペン捕手を任された。2007年に中日移籍後も、通常業務にとどまらず助っ人勢の相談役まで務めている。
「あいつもどん底を味わって苦労している。今は雑用みたいな仕事まで一生懸命やっているしね。やっぱり気になるんよ」
6回裏無死 1塁、 2点本塁打を放ったアニヤン新井・新井貴浩内野手
新井貴浩は1998年ドラフト 6位で広島入団。何度も食事に出かけ、悩みを相談し合ったという。「新井が 1、 2軍を往復していたころからの付き合いだからね。あいつは昔から本当にいいヤツ。それは今も変わらない」とルイスは言う。36歳。右肩痛からのリハビリ中には復活に疑問符を投げられたこともあった。歯を食いしばり、這い上がった。大切な仲間の泥臭い姿を目にすれば、弱音など吐いてはいられない。
先制した直後の 1回一死 1、 2塁では 2点 2塁打。右中間フェンス最上部を直撃する一打で、立ち上がり5連打の中核を担った。 7回にはネクストバッターズサークルで審判の投げたバットが足元に直撃しかけるハプニングもあったが、笑い飛ばした。4打点の大暴れ。 2年ぶりの 2桁本塁打に「まだまだ打ちたい」と宣言した。
チームは地方球場で今季 6戦 6勝、昨季から 8連勝。勝利賞としてオリオンビール 1年分、 360本が贈呈された。「(応援が)新鮮で、すごく良かった。沖縄のタイガースファンに喜んでもらえて、うれしい」。ある人はお酒で、ある人は日焼けで顔が真っ赤。阪神沖縄初勝利。舞台となった沖縄セルラー那覇には試合後、ビールのにおいが充満していた。
▼新井貴浩内野手の 2桁本塁打は、2011年の17本塁打以来 2年ぶり、プロ15年目で12度目。チーム74試合目での到達は、2010年の67試合目に次ぎ阪神移籍後 2番目のペース。自身最速は、広島在籍時2007年の27試合目。
5回裏阪神二死 1、 2塁、右越え適時 2塁打を放ったマット・マートン外野手
マット・マートン外野手が貴重な追加点をたたき出した。
1点リードの 5回二死 1、 2塁。右翼へのライナーが風に乗って伸び、右翼手頭上を越えた。適時 2塁打で 2点目を奪い「風が助けてくれたかな。とにかく追加点が入ってよかったよ」と冷静に振り返った。
8回裏阪神二死 3塁、左前適時打を放った西岡剛内野手
西岡剛内野手がフォア・ザ・チームの快音を響かせた。 3点リードの 8回2死三塁。追い込まれ、珍しく外角高めのボール球を打ちに行った。鮮やかなライナーで左前に落とす。加点適時打で試合を決めた。
「チャンスで回ってきたので。ちょっと高かったけど追い込まれていたので。場所がどこであろうと、勝ちに行くしかないから」
投打の助け合いを示す一打だった。リードは安全圏の4点差へ。勝ちパターンの福原を温存できた。長丁場のシーズンで貴重な働きだった。 2回には先発田島の直球を的確にとらえ、右翼へ 2塁打を放っていた。 2日巨人戦(甲子園)以来のマルチ安打。リードオフマンの調子が上向きなのは、チームを勢いづける。
5月から左膝の痛みに耐えながらプレーしてきた。 7月に入り疲労も蓄積。体調不良で 5日広島戦を欠場した。点滴を受けて翌 6日の同カードから戦列復帰。「(状態は)全開じゃない。しんどいです」と苦笑いする。それでも、背番号7が引っ張る猛虎は、やはり力強い。「沖縄で、いつもとちょっと違う感覚ですね」。西岡が打点を挙げれば17勝 1敗。南国沖縄でも神話は生きていた。
この日、初めて阪神の主催で行われた沖縄開催試合で、阪神エースの能見篤史投手が先発した。
能見は順調に立ち上がり、 3回までを 0封したが 3点リードの 4回、平田に 5号ソロを浴びた。それでも踏ん張り、 7回は一死満塁のピンチを内野ゴロによる 1失点にとどめた。 7回 2失点で奪三振は 8を数える快投。チームトップの 8勝目を挙げ「暑かったですねえ」と振り返った。
8勝目を挙げ西岡剛内野手(左から 2人目)とタッチを交わす能見篤史投手(右から2人目)
スコールは降らなかった。代わりに、咲き誇るハイビスカスもかすむようなきらめく白星が舞い降りてきた。夏満開の沖縄で阪神エース能見篤史投手がスイスイと快投。 7回まで 81奪三振の 2失点。 5月の愛媛・松山、 6月の富山に続き、地方球場でがっちり勝ち名乗りを受けた。記念すべき猛虎沖縄1勝目に、エースがその名を刻んだ。能見さーん、 8勝目、はいさーい!
島人(しまんちゅ)たちも、エースの投球に酔いしれた。 7回のピンチを最少失点で切り抜けると、裏の攻撃に備えジェット風船を準備していた南の島の阪神ファンからは大歓声が起こった。「能見ナイスピッチング!」。甲高い指笛の音も鳴り響く。7回 2失点でチームトップの 8勝目を挙げ「暑かったですねえ」。安心感あふれる投球に、初めて阪神主催の公式戦を迎えた沖縄の人々も大満足の一夜となった。
5回表中日二死 1、 2塁、荒木の投ゴロを好捕する能見篤史投手
沖縄セルラー那覇を最も沸き上がらせたのが、最大のピンチを迎えた 回だった。7点リードながら、井端の安打から四球、安打で 1死満塁。 1発が出れば同点の局面でエースが真価を発揮した。ここまでいい当たりを放っていた荒木をフルカウントから最後は2ゴロ。 1塁走者を封殺する間に 1点をかえされたが、 1発のあるクラークはフォークを 4球続け、空振り三振に斬った。最後のひと踏ん張りを見せ、マウンドを降りた。
2013年の能見はこの島から始動していた。キャンプ地の沖縄・宜野座に先乗りした 1月下旬。能見はチームの誰よりも早く、合同自主トレで一番乗りでブルペンに入った。WBC日本代表に選ばれ、早く仕上げる必要があったとはいえ、いきなり63球も投じた。打撃練習もみっちり行った。この日も相手投手をひるませ 1四球を奪った。エースと呼ばれることに関し「そういうピッチャーじゃない。まだまだです」と謙遜するが、自覚たっぷりの始動をしたのが沖縄だった。
キャンプ以来、 5カ月ぶりに戻った沖縄で「エース能見」を確かに示した。巨人キラーは次回登板で、中 5日で15日巨人戦に向かう見込みだ。試合前からすでに、初めて公式戦のトラを迎えるはずのファンたちから「今日は能見だから大丈夫さあ」と信頼されていた。この夜の快投でより一層、沖縄の虎党たちはその思いを強めたはずだ。
沖縄での公式戦初勝利を祝う(右から)ブレイン・ボイヤー投手、新井貴浩内野手ら阪神ナイン
阪神新外国人ブレイン・ボイヤー投手が初めて勝ち試合に登板した。 4点リードの 9回。中 8日のマウンドは「調子も良かったですし、試合に投げたかった」と待ち遠しかった登板だ。二死から大島の中前打に失策が絡み、 2塁に走者を背負ったが最後は荒木を遊ゴロで締めた。初めてフォークもまじえ「いい感じできている」と手応え。中西投手コーチは「 4点差になったんでな。いつも安藤、福原、加藤だけでは厳しい」。 1歩ずつ、勝利の方程式に近づく。
沖縄で初めての主催試合だと聞いて、勝ち試合を期待したが良くやってくれた!
全員が一丸になれば、憎きドラゴンズに対しても勝てる!と言う事を証明してくれたような試合だった。明日も頑張って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2013.07.09 勝敗表
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新井貴浩 4打点!沖縄初公式戦で快勝!西岡 8回貴重 6点目!能見沖縄 1勝虎の歴史に名前刻んだ
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