｢マツダオールスターゲーム2013｣は20日、神宮球場で第 2戦を行い、全セが新人 4投手の好投で全パを＜全セ 3－ 1全パ＞で下し 1勝 1分けとした。巨人菅野智之投手(23)、ヤクルト小川泰弘投手(23)、石山泰稚投手(24)、 4番手阪神藤浪晋太郎投手(19)とルーキーたちの継投を中日谷繁元信捕手(42)が好リードした。藤浪は、大阪桐蔭の先輩、北海道日本ハム・中田翔内野手(24)にスローボールを 2球続けて挑発した上、空振り三振を奪った。
球宴で 2試合続けて両チームとも本塁打が出なかったのは、全 3試合でゼロだった1953年以来、60年ぶりの珍事となった。
ヤクルト宮本慎也内野手(42)が、本拠地での球宴で第 1打席。西武牧田の外角低めの難しい球を右前へ運ぶ適時打を放った。
全セの阪神アニヤン新井・新井貴浩内野手(36)は、決勝打を含む猛打賞の活躍で最優秀選手賞をゲットした。敢闘賞には巨人坂本勇人内野手(24)、ソフトバンク千賀滉大投手(20)、長谷川勇也外野手(28)が選ばれた。
ヤクルトの｢ライアン｣こと小川泰弘投手(23)が、本拠地での球宴で勝利投手となった。
中日谷繁元信捕手が、藤浪晋太郎投手ＶＳ中田翔内野手を盛り上げるフィクサーになった。
全セ・阪神西岡剛内野手(28)が大阪桐蔭の後輩・藤浪をべた褒めだ。
全パを率いる栗山英樹監督(52)は“作戦”が成功せず、少しがっかり？
全パ・北海道日本ハム大谷翔平投手(19)が、 1回、全セ・巨人菅野智之投手の 150キロ直球を、右中間に運ぶ 2塁打。球宴初安打を放った。
第 3戦は22日に東日本大震災の復興支援試合として、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアム(福島県いわき市常磐湯本町上浅貝110-33)で行われる。記事をまとめてみました。
｢マツダオールスターゲーム2013｣は20日、神宮球場で第 2戦を行い、全セが新人 4投手の好投で全パを＜全セ 3－ 1全パ＞で下し 1勝 1分けとした。巨人菅野智之投手、ヤクルト小川泰弘投手、石山泰稚投手、 4番手阪神藤浪晋太郎投手とルーキーたちの継投を中日谷繁元信捕手が好リードした。藤浪は、大阪桐蔭の先輩、北海道日本ハム・中田翔内野手にスローボールを 2球続けて挑発した上、空振り三振を奪った。
ヤクルトの小川泰弘投手が勝ち投手になり、北海道日本ハム・大谷翔平投手(19)も球宴初安打とフレッシュな力が躍動した。第 3戦は22日に東日本大震災の復興支援試合として、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで行われる。
原辰徳監督(54)は｢今日というゲームを新人の初出場した選手たちは、忘れられないと思う。ドキドキしただろうが、谷繁がしっかりリードしてくれた。明日、 1日休んで、明後日しっかり戦いたい｣と、勝ち越しに意欲を見せた。
ＭＶＰには 3安打 1打点をマークした阪神新井貴浩内野手が選ばれた。 2回に同点のきっかけとなる安打を放ち、 3回には決勝打を放ち、逆転勝ちに貢献した。｢(球宴は)久しぶりなんですけど、楽しかったです。いいスイングができてよかったと思います｣とインタビューに答えた。
敢闘賞には巨人坂本、ソフトバンク千賀、長谷川が選ばれた。
6回、原監督(左)からボールを受け取りマウンドに向かう藤浪晋太郎投手
球宴で 2試合続けて両チームとも本塁打が出なかったのは、全 3試合でゼロだった1953年以来、60年ぶりの珍事となった。
昨年は 3試合で計 5本。統一球が飛びやすく変更された今季はシーズンの本塁打数が大幅に増えている上、第 2戦は 1発が出やすいとされる神宮球場が舞台だったが、アーチはかからなかった。
全パの栗山監督は｢珍しいよね｣と笑いながらも｢球が速い投手がボールを制球できている｣と要因を分析した。
2回裏全セ無死 2、 3塁、ヤクルト宮本慎也内野手は右前適時打を放った
ヤクルト宮本慎也内野手が、本拠地での球宴で適時打を放った。
第 1打席。西武牧田の外角低めの難しい球を右前へ運んだ。199日が長男の 7歳の誕生日。「昨日も打ちたかったんだけど、外食に出かけてしまってテレビを見てなかったみたい。今日で良かったかな｣と笑った。この日は球場で父の勇姿を見てもらった。
試合終了し活躍した阪神新井貴浩内野手(中央)は西岡剛内野手から声を掛けられる。前は、中日谷繁元信捕手
全セの阪神アニヤン新井・新井貴浩内野手は、決勝打を含む猛打賞の活躍で最優秀選手賞をゲットした。
5年ぶり 5度目の球宴。第 2戦は 6番で先発し、フル出場した。 1点を追う 2回無死 1塁、西武牧田から中前打。同点の 3回二死 1、 2塁では中前適時打。 7回はオリックス佐藤達から中前打を放ち｢球宴は久しぶりだけど、本当に独特。真剣勝負しているのに楽しい。こういう雰囲気は好き。超満員の中、楽しかったです｣と笑顔。これで球宴通算成績は17打数 9安打の 2本塁打、 3打点。打率 5割 2分 9厘となった。
全セ 2番手のヤクルトの｢ライアン｣こと小川泰弘投手
ヤクルトの｢ライアン｣こと小川泰弘投手が、本拠地での球宴で勝利投手となった。
巨人菅野の後を受け、 3回から 2番手で登板。｢かわすより、真っ向勝負がオールスターの醍醐味(だいごみ)。 1人 1人、絶対つぶすと強気で対戦したって感じです｣と、直球主体の投球で 2回を無失点に抑えた。
｢任されたマウンドではゼロで抑えたいと思っていたので良かった。小さいころからテレビで見ていた人と野球ができて幸せだなと思いました｣と笑顔で振り返った。
6回表全パ二死、藤浪晋太郎投手は北海道日本ハム中田翔内野手に超スローボールを投げた
阪神藤浪晋太郎投手が、先輩の脅し？に屈せず 2回無失点の球宴デビューを果たした。
全セの 4番手として登板。 6回二死からは、同じ大阪桐蔭出身の北海道日本ハム中田翔内野手を打席に迎えた。
初球は第 1戦のＤｅＮＡ三浦のような、超スローボール。続く 2球目も中田の背中の後ろへスローボールを続けると、中田が冗談でマウンドへ駆け寄るしぐさを見せ、盛り上げた。
初球は大阪桐蔭の先輩になる阪神西岡剛内野手、 2球目は捕手だった中日谷繁元信捕手の指示だったという。中田翔内野手(24)も 3球目以降は直球勝負で空振り三振に仕留めた。
2回で 2安打を許したが無失点。｢楽しめました。結構力みっぱなしで。(中田は)ちょっと怖かったですね｣と楽しそうな笑顔を見せていた。
6回表、登板前に阪神藤浪(左)と言葉をかわす中日谷繁元信捕手
中日谷繁元信捕手が、藤浪晋太郎投手ＶＳ中田翔内野手を盛り上げるフィクサーになった。
6回二死。初球の山なりボールに続いて、 2球目も山なりだったが、サインを出したのは25年目のベテランだった。
｢ 1球目は大阪桐蔭チームで考えてたみたい。でも 1球だけじゃつまらないと思ってね｣。いたずらっ子のように笑った。本業では菅野、小川、石山、藤浪らの新人を好リードするなど 1失点継投で勝利を演出。宮本と並ぶ出場最年長が存在感を見せた。
7回裏全セ無死 1塁、四球で出塁し 1塁手北海道日本ハム中田(左)と話す阪神西岡剛内野手
全セ・阪神西岡剛内野手が大阪桐蔭の後輩・藤浪をべた褒めだ。
6回から 4番手で登板した藤浪は 2回無失点。見せ場だった 6回二死走者なしでは中田と対戦して、 2球、わざと緩い球で挑発した末に空振り三振に抑えていた。頼もしい姿を見届け｢真剣さのなかで楽しんでいる。でも、その後、すごくいい勝負をしていた｣と評した。
敗れて引き揚げる全パ栗山監督
全パを率いる栗山英樹監督は“作戦”が成功せず、少しがっかり？
北海道日本ハム大谷翔平投手と阪神藤浪晋太郎投手の19歳ルーキー対決を期待していたが、巡り合わせが悪く、かなわなかった。｢一生懸命(選手起用を)考えたんだけど…｣と、残念そう。試合にも敗れ｢やっぱり勝つことが大事｣と、第 3戦へ気持ちを切り替えていた。
８回表全パ２死、ソフトバンク長谷川勇也外野手は左線 2塁打を放った
全パのソフトバンク長谷川勇也外野手が 4年ぶりの球宴で敢闘賞をゲットした。
チームは敗れたもの、パ首位打者らしく猛打賞。 8回の左越え 2塁打には｢最後の打席が一番良かった。山口さんなので、レフト方向へ強い当たりをと思い、狙い通りに打てた｣と手応えばっちりだった。交流戦ＭＶＰ、 6月度月間ＭＶＰに続く賞金( 100万円)獲得に｢これから考えます｣と笑顔だった。
1回表全パ無死、右中間へ 2塁打を放った北海道日本ハム大谷翔平投手
全パ・北海道日本ハム大谷翔平投手が、球宴初安打を放った。 1回、全セ・巨人菅野智之投手の 150キロ直球を、右中間に運ぶ 2塁打。｢ 1本打ててよかった。ほっとした部分がありました｣と振り返った。
一方で、ファンが期待していた同い年の阪神藤浪晋太郎投手との対決は“お預け”。｢(打席が)まわってこいとは思ってましたが、しょうがないです｣と話していた。
1勝 1敗となった｢マツダオールスターゲーム2013｣。1953年以来、60年ぶりの珍事となる｢球宴で 2試合続けて両チームとも本塁打が出なかった｣という記録迄作ってしまった。
アニヤンが最優秀選手賞を、巨人坂本が敢闘賞をゲット！するなんて良かったですね。
明日(22日)は、高校野球の予選が行われる福島県いわき市常磐湯本町のいわきグリーンスタジアムで行われる。どんな記録が出るのでしょうね。そうして、誰が最優秀選手賞，敢闘賞をゲットするのでしょうね。
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＜フマツダオールスターゲーム2013＞宮本が適時打、父の勇姿見せた！西岡が藤浪をべた褒めだ！
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