北海道日本ハムが、大リーグ・レンジャーズへの移籍が決まったダルビッシュの穴埋めとして、ヤンキースからフリーエージェント(FA)の井川慶投手(32)、ブレーブスからFAの川上憲伸投手(36)ら元メジャーリーガーの調査を本格化させることが、19日明らかになった。
楽天・星野仙一監督(64)が20日、Kスタ宮城で行われている自主トレを初視察。この日、日本球界復帰の可能性を言及した前ヤンキースの井川慶投手(32)の獲得に強い興味を示した。阪神時代の教え子が最優先するメジャー挑戦に理解を示しながらも、投手陣の強化に意欲を燃やす。記事をまとめてみました。
6年連続 2桁勝利のダルビッシュが抜けた穴はとてつもなく大きい。絶対的エースの移籍を指をくわえて傍観していては、優勝争いどころかBクラス転落もありうる。球団は戦力ダウンを極力小さくするべく、 1年を通してローテを任せられる先発投手の補強に急ぐ。
栗山監督は、投手陣の手当てについて「スカウティングと育成のチームなので、若い投手の中から 1人、 2人出てきてほしい」と現有戦力の成長に期待する一方で、フロントに補強を要請していることも明かした。「メチャクチャなオファーをしています。それに対して、きちんとした答えをしてもらっている」と話した。
北海道日本ハムが調査を本格化するヤンキース・井川慶投手
球団はダルビッシュの移籍を想定して、補強の準備を進めてきたが、この日、移籍が正式に決定したことで編成作業を本格化させる。「アメリカに行っている選手かもしれないし、日本の選手かもしれない。色んな可能性がある中で、議論をちゃんとしています」と指揮官。補強候補には井川、川上ら国内で十分な実績を残した日本人大リーガーもリストアップされているとみられる。
「ダルビッシュと同等のピッチャーを取ろうと思うと、それ相当の出血をしないといけない」と島田球団代表。日本人大リーガーをはじめ、外国人、トレードなど、あらゆる方法を視野に入れながら、最善の手を打つ構えだ。
阪神時代井川慶投手を迎える、星野監督
井川慶の夢は理解できる。でも、夢破れれば…。思い切って胸に飛び込んでこい、というのが阪神時代の教え子に対する星野監督の姿勢だ。
「まだ井川が(日本の)12球団にボールを投げただけやろ。俺のところに投げてきたわけやない。そのときに考えるよ。俺は(井川の決断は) 3月だと思っている」
楽天は今オフに岩隈がFA権を行使して米大リーグ、マリナーズに移籍。投手陣強化のためにノドから手が出るほど魅力的な井川慶の存在だが、あえて冷静を装った。
だが、心の内は違う。現時点で先発ローテ入りが確定しているのは、田中と 2年目の塩見の 2人だけと手薄。「うちは前(先発)も後ろ(抑え)もおらん」というのが最近の口癖だ。阪神監督時代の2002年に14勝、リーグ優勝した2003年は20勝で沢村賞にも輝いた左腕の力は、楽天の初優勝のためにも必要不可欠だ。就任当初から井川慶の動向には注目し、調査を継続させてきた。
昨年11月の倉敷秋季キャンプ中には、井川について「とっくに調査しとる。 200イニング近くは投げてくれるだろう」と獲得に意欲を見せていた。機が熟せば一気に奪う。オリックス、日本ハムがライバルとみられるが、闘将は一歩も引くつもりはない。
(井川)慶クンが帰って来る可能性は有るのだろうか?確かに「夢破れ…」だろうが、日本にいた時と同様に「ヤンキースの井川慶」になっても夏場には弱かった。春と秋にしか活躍できなかった。
だが、星野さんにとっては教え子の一人になる。「星野さんの元に戻る様な形が良いだろう」と思う。要するに、日本に帰って来るなら星野さんの下「楽天」で活躍して欲しい。
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北海道日ハム、ダルビッシュルの穴埋めに井川&憲伸調査!楽天・星野監督、教え子井川獲り!
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