阪神はヤクルトに＜阪神 6－ 7ヤクルト＞と 1点差で惜敗。巨人の 2年連続35度目のリーグ優勝が決まった。
マット・マートン外野手(31)が球団新記録の4試合連続猛打賞を達成した。
西岡剛内野手(29)はこの日優勝を逃し、｢ここまできたら常識的に考えて、時間の問題だった。このままではヤバい。ＣＳは大量点はない。このままじゃほんとにヤバい｣と、あらためて危機感を口にした。
秋山拓巳投手(22)は、今シーズン初勝利を目指して、今季 7度目の先発マウンドに上がったが、初回から 2四球などでピンチを招き、またも勝てなかった。
和田豊監督(51)は、 4点ビハインドの７回から連日の粘りを見せたが、 1点届かずに巨人の優勝が決まったことに対して、 1カ月前を悔やんだ。記事をまとめてみました。
阪神はヤクルトに 1点差で惜敗。巨人の 2年連続35度目のリーグ優勝が決まった。
ヤクルトは 1回、飯原の適時打で 2点を先制。その裏に 1点を返されたが、 3回には飯原の適時打で 1点を加えた。
阪神が 2点を追う 6回に反撃した。無死 1、 2塁から、福留の右中間 2塁打で 2点を挙げて同点に追いついた。
同点の 7回にヤクルトがユウイチの 3ランなどで 4点追加。その裏、阪神が 2点を返したが＜阪神 6－ 7ヤクルト＞と及ばなかった。ヤクルト小川は15勝目。
リーグ優勝を決め、胴上げで宙に舞う巨人原監督
巨人の優勝決定は試合開始直後。バックスクリーンに阪神－ヤクルト戦の結果が映し出されると、東京ドームを埋め尽くした巨人ファンから大歓声。ベンチの原監督はポンポンと静かに手を叩いた。西村が最後の打者を抑えるとベンチからナインが飛び出し、原監督を胴上げ。昨年と同じ 8回、宙を舞った。
今季の巨人は開幕から 7連勝の好スタート。交流戦で 5連敗し、一度は阪神に首位の座を譲ったが、 6月13日に再奪首。リーグ戦再開後も確実に勝ち星を重ねた。
7回裏阪神二死 2塁、左へ適時打を放ったマット・マートン外野手
マット・マートン外野手が球団新記録の4試合連続猛打賞を達成した。
初回一死 1塁では右前打。 2点を追う 6回は先頭で中前打を放ち、この回 2得点の同点劇を呼び込んだ。
3点を追う 7回二死 2塁では左前適時打。18日広島戦(マツダ)から猛打賞を続け、 2リーグ分立後の最長記録となる1954年の中日西沢道夫、2003年ダイエー井口資仁の 5試合連続猛打賞まで、あと 1試合とした。
ただ、チームは終盤の追い上げも実らず惜敗。巨人のリーグ優勝が決まり、｢優勝を目指してきた。それができなかった。そうなれば次の段階に向けて頑張るだけだよ｣と悔しさをにじませた。
5回裏阪神一死、ヤクルト小川の前に中飛に倒れた西岡剛内野手
西岡剛内野手はこの日優勝を逃し、あらためて危機感を口にした。
1安打も勝利にはつながらず、巨人はナイターの試合結果を待たずして優勝が決定。｢ここまできたら常識的に考えて、時間の問題だった。 2位しかないから、それをとりにいかないと。このままではヤバい。ＣＳは大量点はない。エースが来て、 2、 3番手が中継ぎで来るかもしれない。このままじゃほんとにヤバい｣と、失速するチームに警鐘を鳴らしていた。
帽子に溜まった汗をしぼる秋山拓巳投手
秋山拓巳投手は、またも勝てなかった。今シーズン初勝利を目指して、今季 7度目の先発マウンドに上がったが、初回から 2四球などでピンチを招き、飯原の左前打で 2点を献上。 3回にも 1点を追加された。
｢初回から失点するなど、いいリズムで試合をつくることができませんでした。昨日の試合展開が延長戦ということもあり、長いイニングを投げたかったのですが、早い回でマウンドを降りてしまい、中継ぎ陣にも負担をかけてしまいました｣とコメント。
5回 3失点で、リードを許した状態で降板。初勝利はお預けとなった。
今季限りで現役引退を表明している桧山進次郎外野手(44)が、巨人優勝の無念を語った。
試合で“代打の神様”の出番はなかったが、巨人優勝について「去年のシーズンが終わってから、そこ(優勝)を 1番にやってきた。ただ、巨人が優勝したということは巨人が一番強いということ。それは認めないといけない」とライバルをたたえた。
その上で｢あとは来年、どう巻き返していくか。その一員にはなれないけど、そこを目指してやってほしい｣と後輩に打倒・巨人を託した。
9回を前に選手交代を告げた和田豊監督
和田豊監督は、 1カ月前を悔やんだ。 4点ビハインドの７回から連日の粘りを見せたが、 1点届かずに巨人の優勝が決まった。
｢悔しいけど、いろんなものを吹っ切って、気持ちを強くして前に進むしかない。 8月の月末の東京ドームでの 3連戦。あそこで(巨人に) 3タテ食らってから、ふがいない戦いが続いている。何としても、もう 1回東京ドームへ行って勝負する｣とクライマックスシリーズでのリベンジを狙っていた。
…無…
このまま行ったら、 3位広島にも抜かれる危機が迫ってきた…
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2013.09.22 勝敗表
日程と結果 9月
日程と結果10月
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マット・マートンが球団新！ 4戦連続猛打賞！西岡ＣＳ危機感…秋山今季 7度目先発も…遠い 1勝…
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