井端、古巣へ惜別！大竹、広島コンペで“オレンＧベスト”阪神、36年ぶりチアガール復活！

　巨人入団が決まった井端弘和内野手(38)が29日、名古屋市内のホテルで行われた中日の選手会納会に参加した。
　広島のバッテリー会ゴルフが29日、広島・廿日市市の鷹の巣ゴルフクラブで行われ、エース前田健太(25)は野村祐輔(24)や今村猛(22)ら後輩投手陣となごやかにラウンド。巨人にＦＡ移籍する大竹寛投手(30)は鮮やかなオレンジの防寒ベストで登場した。
　楽天・則本昂大投手(22)が、 2度目のゴルフで早くも成長を見せた
　楽天・田中将大投手(25)が、球団の選手会ゴルフに参加し、つかの間のひとときを楽しんだ。嶋基宏捕手(28)、小山伸一郎投手(35)、辛島航投手(23)らとラウンドし、グロス92の結果だった。
　藤浪晋太郎投手(19)が｢阪神タイガースオーナー杯｣に参加。前日27日に続く人生 2度目のゴルフで驚異の上達ぶりを披露した。
　阪神が来季、球団専属のチアリーディングチームの発足を検討していることが、29日、分かった。
　野球殿堂博物館は29日、来年の野球殿堂入りの競技者表彰候補者を発表した。プレーヤー表彰の候補者が22人、エキスパート表彰が20人の計42人。プレーヤー表彰では、清原和博(46＝元西武、巨人、オリックス)、桑田真澄(45＝元巨人、パイレーツ)両氏を含む 4人が新たに候補となった。記事をまとめてみました。


　巨人入団が決まった井端弘和内野手は選手会納会に出席し乾杯

　巨人入団が決まった井端弘和内野手が29日、名古屋市内のホテルで行われた中日の選手会納会に参加した。
　巨人入りが決まって初めて公の場に姿を見せた井端は｢チーム全員にあいさつできました。スッキリした｣と関係者にあいさつ。10月に右足首、右肘と相次いで手術したが｢体の方はすごく順調｣と表情は明るかった。


　オレンジ色のベストとボールでゴルフを楽しむ大竹寛投手

　広島のバッテリー会ゴルフが29日、広島・廿日市市の鷹の巣ゴルフクラブで行われた。
　エース前田健太は野村祐輔や今村猛ら後輩投手陣となごやかにラウンド。巨人にＦＡ移籍する大竹寛投手は鮮やかなオレンジの防寒ベストで登場し｢昨日から『明日は突っ込まれるな』と覚悟していました｣と苦笑いしていた。


　ティーショットを放つ則本昂大投手

　楽天・則本昂大投手が、 2度目のゴルフで早くも成長を見せた。29日、宮城県内で行われた選手会のゴルフコンペに参加。
　アジアシリーズ中の休養日に台湾でプロ入り後初めてゴルフを行い、グロス 165だったが、今回は 132。｢台湾の時より良かったですね。だいぶ前進しました｣と笑顔で振り返った。


　選手会ゴルフに参加し、ティーショットを放つ田中将大投手

　楽天・田中将大投手が、球団の選手会ゴルフに参加し、つかの間のひとときを楽しんだ。嶋基宏捕手、小山伸一郎投手、辛島航投手らとラウンドし、グロス92の結果だった。
　久々のゴルフを振り返り、｢まぁまぁですね。楽しかったです。こうやってみんなと回ると、またこの時期が来たんだなと思いますね｣と話した。

　やはりこの19歳は何かが違う。藤浪晋太郎投手が｢阪神タイガースオーナー杯｣に参加。前日27日に続く人生 2度目のゴルフで驚異の上達ぶりを披露した。トータル 134をたたき最下位に沈んだ前日から、31打縮めるグロス 103。 105人中28位となるネット76.6で特別賞を受賞。｢良かったんじゃないですか。グリーンのまわりとかもわかってきたので｣と納得の表情だ。


　キャディーにコースの説明を受ける藤浪晋太郎投手

　インスタートで午前中を51でおさめると、午後のスタートは 503ヤードの 1番パー 5。 1打目。｢引っかけた！｣と叫んだ。左へのミスショット。しかし大崩れせず、アウトを52でまとめた。キャディーも｢最初は失敗していたけれど、 2回目にしては上手でした｣と絶賛した。本職同様の修正能力をゴルフでも見せた。
　イベント後は中西投手コーチが｢開幕 3つを描いているけどね｣と、巨人との来季開幕 3連戦での起用を明言した。元中日井端を獲得するなど着々と戦力を整える宿敵にも藤浪は、｢よそのチームをどうこう言うつもりはない。しっかり投げるだけ｣ときっぱり。頼もしすぎる19歳の活躍に今後も目が離せない。


　ホームランの田淵幸一捕手を迎えたチアガール

　チアガールが復活！！
　阪神が来季、球団専属のチアリーディングチームの発足を検討していることが、29日、分かった。イベント開催時など不定期での結成となる見込みだが、実現すれば1978年以来、36年ぶり。鮮やかな緑の芝の上に、華やかなダンスパフォーマンスが帰ってくる。
　カクテル光線が、さらにまばゆく映る。鳥谷の、西岡の一発に、駆け寄るチアガール。イニングの合間にはきらびやかな衣装に身を包んだ美女が舞う－。ダンスが甲子園での熱い戦いを彩るチアリーディンチームが来季、期間限定で結成されることが明らかになった。球団幹部が明かした。
　｢交流戦や、節目のイベントがある時に(導入を)考えている｣
　現在、阪神、広島以外の10球団はチアリーディングチームを抱えている。試合前、 5、 7回終了時にダンスパフォーマンスを行い、本塁打を放った選手にぬいぐるみを渡す…。グラウンドを盛り上げるのが主な活動だが、実は球界で初めて導入したのが阪神だった。
　1978年の後藤監督時代には、タンクトップにホットパンツ姿でダンスも披露。ホームランを放った選手とホームベース付近でタッチもしていた。


　ホットパンツにタンクトップのチアガール。30年以上前ですが意外にセクシー！？

　だが、 1年でチアは消滅。当時の雰囲気では受け入れられにくく、同年は球団史上初の最下位。｢縁起が悪い｣という声も挙がったことが理由だった。そんな中、36年の時を超えての復活だ。
　近年はファンを楽しませるため復刻ユニホームや限定グッズの販売などが行われていたが、新たな華が加われば、さらに…。そこで検討されたのが、チア復活だった。別の関係者は｢ 3つの効果を期待しています｣と、明かした。
　まずはファンサービス。厳しい勝負の場でのパフォーマンスが彩りとなり、一息つかせる。またチアの握手会なども行えば、ファンとチームとの距離感も近くなるはずだ。次に、ファン層の拡大。ダンス好きな少年少女が球場に足を運ぶきっかけになれば、喜ばしいことだ。さらに、同関係者は｢女性の夢をかなえること｣と、語った。
　グラウンドに足を踏み入れる機会は女性には少ない。聖地に立つことを夢見る少女たちにとっても、うれしいニュースになるはず。メンバーは一般女性から公募する予定だ。
　チームにとっても、心強い。今季は甲子園で28勝29敗 3分けと、 2年連続で負け越した。2003年から勝ち越し続けてきた本拠地で苦戦を強いられるいま、新しい応援団が背中を押すかもしれない。
　さらに今季話題となった選手の決めポーズ｢Ｇｒａｔｉｉｉ(グラティ)｣も継続か、消滅かで揺れている。仮に名物のポーズがなくなったとしても、新たな存在が聖地を盛り上げる。
　すでに球団内では話がまとまり、あとは本社の承認を待つのみ。12月中に提案して坂井オーナーが承認すれば、36年ぶりに“虎ガール”が復活する。

【チアガール(ｃｈｅｅｒｇｉｒｌ)】
　チアリーダー(ｃｈｅｅｒｌｅａｄｅｒ)からできた和製英語という説もあり、あくまで俗称。ｃｈｅｅｒには｢励まし｣、｢元気づける｣という意味がある。日本の球界でも公式に｢チアガール｣という表現をせず｢チアリーディングチーム｣、｢マスコットガール｣、｢ダンスチーム｣としている。

【1978年の阪神】
　後藤次男新監督を迎えたシーズン。開幕から助っ人外国人のラインバック、ブリーデンをけがで欠くと、 5月18日の中日戦(福井)から同27日の巨人戦(甲子園)で 9連敗を喫するなど不振にあえいた。結果的には球団史上初の最下位。( 130試合41勝80敗 9分け、勝率 0.339)。優勝したヤクルトとは30.5ゲーム差離されていた。後藤監督は責任を取りわずか 1シーズンで辞任した。

　野球殿堂博物館は29日、来年の野球殿堂入りの競技者表彰候補者を発表した。プレーヤー表彰の候補者が22人、エキスパート表彰が20人の計42人。プレーヤー表彰では、清原和博、桑田真澄両氏を含む 4人が新たに候補となった。
プロ野球の一時代を築いた｢ＫＫコンビ｣の人気、実績はともに十分。新候補者が即殿堂入りを果たせば、1994年の王貞治以来20年ぶりの快挙となる。殿堂入りの発表は来年 1月17日に行われる。
　甲子園を沸かせ、プロでも一世を風靡(ふうび)した｢ＫＫコンビ｣が殿堂入り候補にそろって名を連ねた。清原、桑田両氏はともに2008年に引退し、今年｢引退後 5年以上経過｣という条件を満たして即候補入り。競技者表彰委員会関係者は｢満場一致で候補に決まりました｣と説明した。
　｢えっ、そうなんですか。僕はまだ早いでしょう。でも、候補に選ばれたことは非常に光栄であり、ありがたいと思います。家族やファンに支えられ、(現役時代に)結果を残せたからこそだと思います｣
　30日に行われる日韓プロ野球ＯＢ戦に出場するため韓国に滞在中の桑田氏はそうコメントした。


　2008年 7月、引退する清原和博氏(右)の打撃投手を務めた桑田真澄氏

　 2人はＰＬ学園時代に、甲子園で 2度の優勝と 2度の準優勝。清原氏が放った通算13本塁打と桑田氏の挙げた通算20勝はともに戦後では最多記録だ。プロ入り後も、清原氏が通算 525本塁打、桑田氏が通算 173勝と一時代を築いた。
　ドラフトでは明暗が分かれた。巨人入りを希望していた清原氏が西武に、逆に早稲田大學進学が濃厚だった桑田氏が巨人に指名され、清原氏が涙を流すシーンもあった。運命が 2人を引き裂き、没交渉の時期も長かった。
　それでも、｢野球人｣としては心は通い合っていた。桑田氏が右肘のじん帯断裂から 2年ぶりの復帰登板となった1997年 4月 6日の巨人―ヤクルト戦(東京ドーム)。 6回 1失点で 683日ぶりの勝利を挙げたが、同戦で清原氏が巨人移籍 1号。 2人は｢忘れられない日｣と口をそろえ、お立ち台でともに目を潤ませた。さらに清原氏の現役最終年となった2008年。前年 7月の左膝軟骨移植手術から 1軍復帰を目前に控えた当時オリックスの清原氏のたっての希望で、スカイマークスタジアム(現ほっと神戸)での練習で桑田氏が打撃投手を務めた。1994年の日本シリーズ以来のＫＫ対決。フリー打撃を終えた清原氏が｢生涯最高の練習。人生でこんな素晴らしい投手と対戦することはもうないでしょう｣と言えば、桑田氏も｢高 1で彼と出会ってなかったら、今の自分はない。感謝を込めて投げた｣。そして、 2人は熱い抱擁を交わした。
　｢これからも現役時代同様に、全力で野球界に貢献し、恩返ししていきたいと思います｣と桑田氏。引退後も東京六大学リーグ・東大の特別コーチに就任するなど野球界の発展に尽力している。また、王貞治氏や野村克也氏ら過去に通算 500本塁打以上を放った 7人は全員が殿堂入りしている。新候補者が即殿堂入りを果たせば1960年のスタルヒン氏、1994年の王貞治氏に次ぐ快挙。｢ＫＫコンビ｣の物語にはまだ続きがある。

▽野球殿堂：日本野球の発展に大きな貢献をした人物の功績を永久に称え、顕彰するため1959年に創設。競技者表彰は2008年から、現役引退後 5年以上経過した人で候補入りしてから15年間が選考対象となるプレーヤー表彰と、現役以外の監督やコーチ、または選手引退後21年以上経過した人が対象となるエキスパート表彰に二分された。プレーヤー表彰は野球報道経験15年以上の新聞・通信、放送の記者(約 300人)、エキスパート表彰は競技者表彰で殿堂入りした野球人(約30人)と競技者表彰委員会幹事と野球報道経験30年以上の委員(約70人)が投票。いずれも有効投票数の75％以上の得票で選出。

　公式戦が終わった後には、色々なイベントが待っていた。各球団ではゴルフが行われ、皆それを楽しんでいるが、それでも動物的感で成績を伸ばす選手もいて楽しいですね。
　ＰＬ学園出身の｢ＫＫコンビ｣の二人が同時に来年の野球殿堂入りに選出されたなんて、何だか運命を考えてしまいますね。
　記事内に書かれているのですが、｢早稲田大學進学が濃厚だった桑田氏が巨人に指名され、清原氏が涙を流すシーンもあった｣と言うように、皆が桑田氏は大學進学だと思っていたのに巨人に指名されてそのまま入団してしまった。その時に清原氏は西武に指名され泣く泣く入団した事を忘れてはいけないだろう。





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