15日ジャンプ男子ラージヒル決勝(LH=HS 140メートル、K点 125メートル)が行われ、 日本勢 4選手が、上位30位以内に入り、 2回目のジャンプに進んだ。「レジェンド(伝説)」葛西紀明は 1回目 2位につけた。伊東大貴(28=雪印メグミルク)は 137.5メートルで 8位、竹内択(26=北野建設)は10位、清水礼留飛(20=雪印メグミルク)は15位。
「レジェンド(伝説)」と呼ばれる葛西紀明が、ついに個人種目で銀メダルをつかんだ。頂点には届かなかったが、大仕事をやってのけ、日本選手団主将の責任を果たした。41歳での表彰台は冬季五輪の日本選手最年長となった。伊東大貴が 252.5点で 9位、清水礼留飛は 252.2点で10位、竹内は 249.3点で13位。
優勝は、合計 278.8点でカミル・ストッホ(ポーランド)がノーマルヒルに次いで 2冠を達成した。
15日スケルトン男子 3、 4回戦が行われ、男子で高橋弘篤(29=システックス)は12位だった。
笹原友希(29=システックス)は22位で、 4回戦には進めなかった。アレクサンドル・トレチャコフ(ロシア)が優勝した。
15日スピードスケート男子1500メートルが行われ、近藤太郎(19=専修大學)は 1分49秒31で31位だった。ズビグニェフ・ブロトカが 1分45秒 006で優勝し、スピードスケートではポーランド初の金メダルとなった。 2位はコーエン・フェルバイ(オランダ)で、 3位がデニー・モリソン(カナダ)。
15日カーリング女子 1次リーグ日本-カナダが行われ、北海道銀行の日本は前回銀メダルのカナダに 6- 8で惜敗した。 3連敗で通算 2勝 4敗の 7位となり、 4位以内に入っての準決勝進出が厳しくなった。不調の吉田知那美(22=北海道銀行)に代わり苫米地美智子(34=北海道銀行)が入るベストメンバーを今大会初めて組んだが、連敗を止められなかった。スキップ小笠原歩(35=北海道銀行)は、痛恨のミスショットもあり唇をかんだ。記事をまとめてみました。
銀メダルを獲得し、日の丸を手に喜ぶ葛西紀明選手
<ソチ五輪:ジャンプ>◇決勝◇15日◇男子ラージヒル(LH=HS 140メートル、K点 125メートル)
日本勢 4選手が、上位30位以内に入り、 2回目のジャンプに進んだ。
レジェンド葛西紀明は 1回目で、 139メートルの大ジャンプをみせ、 2位につけた。葛西は「どうなるかわからないけど、いい風もらって大ジャンプしたい。調子がいいので金メダルを狙う」と 2回目に向けて気を引き締めた。
伊東大貴は 137.5メートルの 128.1点で 8位、竹内択は 132.5メートルの 126.7点で10位、清水礼留飛は 130.0メートルの 122.2点で15位。
2回目の清水は 134.5メートルの合計 252.2点。竹内は 122.5メートルの合計 249.3点。伊東は 124.0メートルの合計 252.5点。
葛西は 133.5メートルの合計 277.4点で暫定 1位になるも、最終飛躍のカミル・ストッフが 132.5メートルの合計 278.7点で金メダルに輝いた。
ジャンプ男子個人ラージヒル決勝 1回目結果(15位まで)
ラージヒル 2本目の飛躍後にガッツポーズする葛西紀明選手
「レジェンド(伝説)」と呼ばれる葛西紀明が、ついに個人種目で銀メダルをつかんだ。頂点には届かなかったが、大仕事をやってのけ、日本選手団主将の責任を果たした。
気まぐれな風に他の選手が苦しむ中、葛西は 2回目も安定したジャンプを見せ、 133.5メートルを飛んだ。得点を確認すると日本選手団の 4人で抱き合って喜んだ。
W杯個人戦で積み重ねた出場試合は1989年の初挑戦以来、 443試合。日本男子選手最多の通算16勝を誇り、ジャンプが盛んなドイツなどでの知名度は抜群に高い。
やっぱりレジェンドだ!史上最多の 7度目の冬季五輪で葛西紀明が、 2回合計 277.4点で個人初となる銀メダルを獲得した。
1回目に 139メートルの大ジャンプで 2位につけた葛西は、 2回目も 133.5メートルのジャンプで、テレマークもビシッと決めた。41歳での表彰台は冬季五輪の日本選手最年長となった。また、船木和喜が1998年の長野五輪の個人ラージヒルで金メダルを獲得して以来、16年ぶりのメダルを日本男子ジャンプ陣にもたらした。
花束を手に笑顔で手を振る葛西紀明選手
フラワーセレモニーで個人初となる表彰台に上がった。「ノリアキ~、カサ~イ」。会場にレジェンドの名前がコールされると、ソチに集まったファンからも、ひと際大きな声援が送られた。
「メダルを取るという難しさを感じていた。レベルの高い試合だった。簡単に取れると思っていなかった。失敗したらどうしよう、メダル取れなかったらどうしようと頭の中をグルグル回ってました。本当にメダルが取れてよかった」。
重圧から解放された葛西は、念願のメダル獲得に胸の内を素直に明かした。この日の飛型でも板より下に体を投げ出さんばかりの「カミカゼ・ジャンプ」で、誰よりも遠くを目指して飛んだ。
銀メダルを獲得し、跳び上がって喜ぶ葛西紀明選手
黄色のジャンプスーツに神の鳥とされる「朱雀(すざく)」を金箔(きんぱく)で塗り込んだど派手なヘルメットは、火の鳥のようにソチの夜空を羽ばたいた。
五輪では個人種目の表彰台に立ったことがなかった。長野の団体制覇もメンバーではなかった。直前のけがや重圧のために力を発揮できず「悔しい思いばかりしてきた」という。「ガラスのエース」とも呼ばれた男は40歳を超え、心技体がかみ合った。
インタビューでは、衰えを知らない秘訣を聞かれ「僕も不思議に思っています。負けたくない気持ちが強いんでしょうね。金メダルを取って本当にレジェンドと呼ばれたかったけど目標ができた。金メダル目指して頑張りたい」。謙そんした41歳葛西だが、「レジェンド(伝説)」と称される実力を結果で証明。次なるターゲットは日本時間の18日早朝に行われる団体での金メダルだ。
また、日本勢は、伊東が 252.5点で 9位、清水は 252.2点で10位、竹内は 249.3点で13位。
優勝は、合計 278.8点でカミル・ストッホがノーマルヒルに次いで 2冠を達成した。
ジャンプ男子個人ラージヒル決勝 2回目結果(18位まで)
ジャンプ男子個人ラージヒル決勝 最終順位(20位まで)
<ソチ五輪:スケルトン>◇15日◇男子 3、 4回戦
男子で高橋弘篤は 4回戦で自己最速タイムを出すなど、 3回戦(14位)から順位を 2つ上げて12位だった。
高橋は、「最後は今持っている力を出そうと気持ちを前に出して完走した。結果自体は満足していない。まだ成長しなければ」と話した。
笹原友希は22位。上位20人による 4回戦には進めなかった。前回銅メダルのアレクサンドル・トレチャコフ(ロシア)が優勝した。
男子 3回戦 滑走する高橋弘篤選手
スケルトン男子は昨年の世界選手権を制した地元ロシアのトレチャコフが優勝した。 1回戦から首位を維持し、最終滑走者として迎えた4回戦はゴールした瞬間に優勝が決定。固唾をのんで見守った観客のどよめきを誘った。
精密機械のように 4レースともスタートで 4秒47の最速タイムを刻んだ。別格の爆発力を見せつけた王者は「まだ自分は伸びる。勝ち続けたい」と、同種目初となる五輪連覇を誓った。
男子1500メートルを滑り終え、電光掲示板を見る近藤太郎選手
<ソチ五輪:スピードスケート>◇15日◇男子1500メートル
近藤太郎(専修大學)は 1分49秒31で31位だった。ズビグニェフ・ブロトカが 1分45秒 006で優勝し、スピードスケートではポーランド初の金メダルとなった。
0秒 003差の 2位はコーエン・フェルバイ(オランダ)で、 3位がデニー・モリソン(カナダ)。世界記録保持者のシャニー・デービス(米国)は11位に終わった。
スピードスケート男子1500m 結果
日本は 3連敗。スキップ小笠原歩選手(中央)も肩を落として引き揚げた
<ソチ五輪:カーリング:日本 6- 8カナダ>◇15日◇女子 1次リーグ
女子 1次リーグでカナダがロシアに 5- 3で勝って 7連勝し、 2試合を残して 1位が確定して準決勝進出を決めた。
スウェーデンは米国を 7- 6で退け、 5勝 2敗。スイスが英国を破って 4勝 3敗とし英国、中国と 3位に並んだ。
北海道銀行の日本は前回銀メダルのカナダに 6- 8で惜敗した。 3連敗で通算 2勝 4敗の 7位となり、 4位以内に入っての準決勝進出が厳しくなった。カナダは 6戦全勝で首位をキープした。
メンバーを変更した日本だが、過去 4大会連続メダルの強豪カナダに屈した。不調の吉田知那美に代わってリードに苫米地美智子が入った。昨年12月の五輪世界最終予選を戦ったベストメンバーを今大会初めて組んだが、連敗を止められなかった。「いっぱいいっぱいだった。向こうはミスが少ない。負けないようにいいショットを続けなければならなかった」とスキップ小笠原歩。痛恨のミスショットもあり、唇をかんだ。
カーリング女子 1次リーグ順位成績表
「レジェンド(伝説)」葛西が金では無かったがメダルをゲットしてくれた。本当に良かったですね。おめでとうございます。
「カーママ」率いる北海道銀行が敗退…。日本の為というよりも北海道銀行の為に頑張って、 4位以内に入っての準決勝進出をして欲しいですね。
ガンバレ!日本!勝利を掴め!
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レジェンド葛西やった!LH16年ぶり銀メダル獲得!スケルトン高橋弘篤12位、カーママ準決へ黄信号
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