第22回冬季五輪ソチ大会は23日夜(日本時間24日未明)、ロシア南部ソチのフィシュト五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間燃え続けた聖火が消された。閉会式で熱戦に終わりを告げたのは、1980年モスクワ五輪のマスコットでロシアの人々の記憶に残るクマの「ミーシャ」の孫とされる大会マスコットのホッキョクグマの巨大な人形が聖火を模した火を吹き消すと、競技場の外にある聖火台の火が消えた。直後、左目から青色の涙が一粒こぼれた。
五輪旗はソチ市長から2018年冬季五輪を開催する韓国・平昌(ピョンチャン)郡トップの李錫来(イソクレ)氏に引き継がれた。
海外の冬季五輪で最多のメダル 8個を獲得した日本選手団は、カーリング女子の小笠原歩(35=北海道銀行)が旗手を務め、晴れ晴れとした表情で日の丸を振った。フィギュアスケートで男子金メダルの羽生結弦(19=ANA)、女子 6位の浅田真央(23=中京大學)ら日本選手は日の丸とロシアの小旗を手に、笑顔でくつろいだ様子で歩いた。
ソチ冬季五輪最終日の23日、ロシアが今大会の金メダル数を13とし、総メダル数33とともに第 1位となった。金メダル数はノルウェーが11、カナダが10で続いた。
ボブスレー男子 4人乗りで日本は26位だった。
アイスホッケー男子決勝は、カナダが 2大会ぶりの王座奪回を目指したスウェーデンを 3- 0で退け、 2連覇を果たした。
ノルディックスキー距離の男子50キロフリーはアレクサンドル・レグコフ(ロシア)が優勝した。
ソチ五輪に出場したフィギュアスケートの浅田真央らを乗せた日本選手団本隊は24日、成田空港へ直行の専用機で現地時間午後 4時35分(日本時間同 9時35分)に、ソチ空港からたつ予定だったが、約 2時間遅れの午後 6時30分(同11時30分)に無事出発。記事をまとめてみました。
第22回冬季五輪ソチ大会は23日夜(日本時間24日未明)、ロシア南部ソチのフィシュト五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間燃え続けた聖火が消された。 7競技の98種目で熱戦が繰り広げられた冬のスポーツの祭典は、関係者の好評価を得て幕を閉じた。
ソチ冬季五輪最終日の23日、ロシアが今大会の金メダル数を13とし、総メダル数33とともに第 1位となった。金メダル数はノルウェーが11、カナダが10で続いた。
ボブスレー男子 4人乗りで日本は26位だった。
アイスホッケー男子決勝は、カナダが 2大会ぶりの王座奪回を目指したスウェーデンを 3- 0で退け、 2連覇を果たした。
ノルディックスキー距離の男子50キロフリーはアレクサンドル・レグコフ(ロシア)が優勝した。
火が消された聖火台と巨大な五輪マークの下で記念撮影する人たち
海外の冬季五輪で最多のメダル 8個を獲得した日本選手団は、カーリング女子の小笠原歩が旗手を務め、晴れ晴れとした表情で日の丸を振った。フィギュアスケートで男子金メダルの羽生結弦、女子 6位の浅田真央ら日本選手は日の丸とロシアの小旗を手に、笑顔でくつろいだ様子で歩いた。
プーチン大統領の強い指導力の下、ロシアが威信を懸けた大会で心配されたテロは起きず、運営面で大きな混乱はなかった。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「ロシアは約束したものをすべて用意してくれた」と賛辞を贈り、閉幕を宣言した。
五輪旗はソチ市長から2018年冬季五輪を開催する韓国・平昌郡トップの李錫来(イソクレ)氏に引き継がれた。閉会式で熱戦に終わりを告げたのは、1980年モスクワ五輪のマスコットでロシアの人々の記憶に残るクマの「ミーシャ」の孫とされる大会マスコットのホッキョクグマの巨大な人形が聖火を模した火を吹き消すと、競技場の外にある聖火台の火が消えた。
閉会式で入場行進するフィギュアスケートの鈴木明子選手(左)、浅田真央選手ら
今大会のマスコットのホッキョクグマ、ヒョウ、野ウサギの巨大な人形が登場すると、スクリーンにはモスクワ五輪の閉会式でミーシャの人形が空に飛び立つ光景が映し出された。寂しげな表情を見せたホッキョクグマが目の前の炎を吹き消すと、大会を見守り続けた聖火も静かに消えた。直後、左目から青色の涙が一粒こぼれた。
東西冷戦下、ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議する米国や日本など西側諸国がボイコットしたモスクワ五輪の閉会式は、観客席に人文字で描かれたミーシャが涙を流す演出が話題を呼んだ。34年後、ソチで開催された雪と氷の祭典は穏やかに終幕を迎えた。
式典はロシアの重厚な文化、芸術に彩られた。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第 2番」がグランドピアノ 1台と、62台のピアノによる壮大な調べで奏でられ、ロシアのバレエ最高峰のボリショイ、マリンスキー両劇団も「シェエラザード」の旋律に乗って美しく舞った。
開会式で五輪マークが「四輪」となったハプニングを逆手に取り、人文字で作る五輪の 1つを遅れて完成させる演出もあった。
中央のホッキョクグマが聖火を模した火を吹き消した
大会には史上最多の88カ国・地域から約2900選手が参加し、スキー・ジャンプ女子などの新種目を含む7競技、98種目で熱戦を繰り広げた。
閉会式では5位入賞したカーリング女子の小笠原歩が開会式に続いて旗手を務め、笑顔で入場した。日本選手は日の丸とロシアの小旗を手に、くつろいだ様子で歩いた。東京都の舛添要一知事も出席した。
ソチでは五輪に続き、 3月 7日から16日まで冬季パラリンピックが開催される。
閉会式で入場する浅田真央選手(中央)。中央左は鈴木明子選手、同右は村上佳菜子選手、右端は町田樹選手、右から 2人目は高橋大輔選手
閉会式を終え、浅田真央らフィギュアスケート選手やスノーボードの竹内智香は会場出口で言葉を残した。
▽浅田真央:(五輪が)終わってしまって寂しい気持ちがある。世界中が一つになったと思った。自分の納得する最高の演技をすることができた。
▽村上佳菜子:(指導する山田満知子)先生に喜んでもらえる演技はできていないけど、一緒に来ることができて先生もうれしいと言っていた。
▽ 鈴木明子:(閉会式は)知っているクラシックの曲が多くて楽しかった。
▽高橋大輔:(閉会式は)すごく面白かった。結果的には、いい大会だったと思う。
▽ 町田樹:(閉会式は)ロシアのクラシック音楽や最新のテクノロジーが面白かった。(大会で)たくさんのことを学べた。
▽竹内:五輪が終わるのは寂しいなと思った。4回目の出場であらためて五輪っていいなと感じた。金メダルが欲しかったという悔しさは残った。
ソチ空港を出発する浅田真央選手。手前左は高橋大輔選手、右は鈴木明子選手
ソチ五輪に出場したフィギュアスケートの浅田真央らを乗せた日本選手団本隊は24日、成田空港へ直行の専用機で現地時間午後 4時35分(日本時間同 9時35分)に、ソチ空港からたつ予定だったが、給油と荷物搬入で時間をとられ、出発が大幅に遅れた。
結局、約 2時間遅れの午後 6時30分(同11時30分)に無事出発。遅延の間、選手たちは機内に待機していた。
とうとうオリンピックが終わった…
虎ちゃんのオリンピックに関する記事もこれで終わりです。
今大会に参加した選手達、成績に関係無しにお疲れ様でした。次のオリンピックではもっと頑張ってください。
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ソチ冬季五輪 聖火消え熱戦に幕!小笠原、浅田ら笑顔で行進!日本選手団、 2時間遅れで帰国の途へ
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