東京マラソン・男女ともアフリカ勢が大会新で優勝！北澤豪さん、チャリティーランナーで参戦！

　23日の東京マラソンは、抽選倍率10.2倍の狭き門を突破した 3万6030人(10キロ部門、車いすを含む)の市民ランナーらが都心を駆け抜けた。
　今年で 8度目の開催となる東京マラソン(23日・東京都庁～東京ビッグサイト＝42.195キロ・サンケイスポーツなど後援)の大会主催者は20日、都内で会見を開き、23日の今大会について 1万人規模の厳戒警備態勢で臨むことを明かした。昨年 4月のボストン・マラソンで爆破テロが起き、 5人の死亡者が出たことを受けたもの。
　2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(76＝元首相)が23日、東京マラソンの開会セレモニーで東京都庁第 1本庁舎前に設けられたスターター台に乗り、約 3万6000人の参加者に向けてあいさつをした。
　男子マラソンでロンドン五輪 6位、昨年の世界選手権 5位の中本健太郎(31＝安川電機)が体調不良で今秋のアジア大会(仁川＝韓国)の代表選考会を兼ねる東京マラソンを欠場すると20日、主催者が発表した。
　将来を渇望される新鋭・宮脇千博(22＝トヨタ自動車)が、日本選手の初マラソン最高記録更新を狙う。
　トラック種目でロンドン五輪に出場した佐藤悠基(27＝日清食品グループ)や出岐雄大(23＝中国電力)、2008年大会の優勝者ビクトル・ロスリン(スイス)も欠場。
　元日本代表ＭＦでスポーツ報知評論家の北澤豪さん(45)が18日、東京マラソン(23日)にチャリティーランナーとして初参加。
　初マラソンに臨む宮脇千博(22＝トヨタ自動車)と 3度目のマラソンとなる松村康平(27＝三菱重工長崎)は、ともに 2時間 8分台を目標に置き、宮脇は｢失うものはない。思い切り走る｣と意気込みを示した。期待の若手が今秋の仁川アジア大会代表入りを目指す。
　東京マラソン約 3万6000人が参加して行われ、男子はディクソン・チュンバ(27＝ケニア)が2
時間 5分42秒、女子がティルフィ・ツェガエ(29＝エチオピア)が 2時間22分23秒のともに大会新記録で初優勝した。
　男子は松村康平(27＝三菱重工長崎)が 8位、女子は伊藤舞(29＝大塚製薬)が 7位に入ったのがともに日本人最高だった。前日本記録保持者の渋井陽子(34＝三井住友海上)は 3時間11分05秒で85位だった。ティルフィ・ツェガエ(エチオピア)が 2時間22分23秒の大会新記録で制した。
　小林光二(ＳＵＢＡＲＵ)が 2時間08分51秒で 9位に入り、初マラソンの宮脇千博は15位、ロンドン五輪代表の藤原新(32＝ミキハウス)は 2時間30分58秒。
　フリーアナウンサーの宮根誠司(50)が23日、 2回目の挑戦となった東京マラソンで目標タイム｢ 4時間30分以内｣を10分近く上回る 4時間15分57秒(ネットタイム、スプリットタイムは 4時間20分 1秒)でゴールした。
　お笑いトリオ、我が家の大ボケ担当、坪倉由幸(36)が 6時間30分16秒で完走した。日本テレビ系｢ヒルナンデス！｣(月～金曜前 11：55)の企画として“夫婦枠”でモデル、佐藤かよ(25)と参加した。記事をまとめてみました。

　23日の東京マラソンは、抽選倍率10.2倍の狭き門を突破した 3万6030人(10キロ部門、車いすを含む)の市民ランナーらが都心を駆け抜けた。
　今年で 8度目の開催となる東京マラソンの大会主催者は20日、都内で会見を開き、23日の今大会について 1万人規模の厳戒警備態勢で臨むことを明かした。昨年 4月のボストン・マラソンで爆破テロが起き、 5人の死亡者が出たことを受け、警視庁の警官は昨年より1400人多い4400人を動員。巡回専属の警備員を5500人配置するほか、沿道の40町会・自治会から 230人のサポートスタッフが不審者を監視する。
　今年は、東京が2020年五輪招致に成功して最初の東京マラソンとなる。台湾や米国など海外からの応募数が過去最高の約6000人にのぼるなど、日本にとどまらず海外からも高い関心を寄せられる大会となった。
　ランナーにもスタートゲートなどの一部エリアで手荷物検査を行う予定。手塚雅之事務局長は｢皆さんが安全、安心で楽しく参加できる大会にするため、ご協力をお願いしたい｣と語った。
　元日本代表ＭＦでスポーツ報知評論家の北澤豪さん(45)が18日、東京マラソンにチャリティーランナーとして初参加すると明かした。合計10万円以上の寄付(チャリティーランナーとして参加する場合、寄付金10万円以上＋参加費用 1万円＋事務手数料が掛かります)を呼びかけて出場権を得たもので、寄付金は、病気で入院している子供とその家族のための施設｢ドナルド・マクドナルド・ハウス｣に送られる。
　同ハウスは病院のすぐ近くに建設され、長期入院する子供の看病で付き添う家族が自宅のように過ごせるよう配慮されている。現在は日本国内に 9施設あるが、北澤さんは｢日本ではまだまだ、こういう活動が知られていない。僕が走ることによってハウスの存在を知ってもらえれば。子供にとっては、近くに家族がいるのが何よりですから｣と力を込めた。
　北澤さんの意思に賛同して寄付を行うには、東京マラソンの公式サイトから｢ファンドレイザー検索｣で北澤さんを選び、寄付金額などを入力すればＯＫ。現在は初のフルマラソンに向けて20キロ走などのトレーニングを積んでおり、｢ 4時間半を目指します｣と意欲を見せた。
　今大会が初マラソンとなる男子の宮脇千博がレースに向け最終調整。期待の若手が今秋の仁川アジア大会代表入りを目指す。
　不安より、楽しみが心を占めた。宮脇のマラソンデビュー戦は、世界の 6大大会｢ワールドマラソンメジャーズ｣のひとつ、東京マラソン。将来を渇望される新鋭が、日本選手の初マラソン最高記録更新を狙う。
　男子マラソンでロンドン五輪 6位、昨年の世界選手権 5位の中本健太郎が体調不良で今秋のアジア大会の代表選考会を兼ねる東京マラソンを欠場すると20日、主催者が発表した。所属先によると 2月上旬にインフルエンザになり、体調が上がらなかった。最後の代表選考会となるびわ湖毎日マラソンの出場予定もなく、マラソンでのアジア大会出場がなくなった。
　トラック種目でロンドン五輪に出場した佐藤悠基や出岐雄大、2008年大会の優勝者ビクトル・ロスリンも欠場。


　ランナーたちに手を振る森喜朗元首相

　2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が23日、東京マラソンの開会セレモニーでスピーチをした。
　東京都庁第 1本庁舎前に設けられたスターター台に乗り、約 3万6000人の参加者に向けてあいさつ。｢可能性に挑戦していただくために、しっかり最後まで走り抜いてください。ご健闘を祈ります｣と呼び掛けた。
　全走者がスタートラインを通過するまで、約24分間も手を振り続けた。
　20日の福岡市内の講演で、フィギュアスケート日本代表の浅田真央について｢大事な時には必ず転ぶ｣などと発言。批判の声が上がっていたが、この日のスタートライン付近は観客の入場が制限されたこともあり、目立った混乱はなかった。
　参加者の意見もさまざまで、兵庫県川西市から来た52歳男性は｢森さんは組織委員会の会長にふさわしくない｣とコメント。千葉県柏市在住の38歳男性は｢森さんの発言は、騒がれすぎだと思う｣と話した。


　男子で日本勢最高の 8位でゴールする松村康平選手

　東京マラソン約 3万6000人が参加して行われ、男子はディクソン・チュンバが 2時間 5分42秒、女子がティルフィ・ツェガエが 2時間22分23秒のともに大会新記録で初優勝した。
　男子は松村康平が 2時間 8分 9秒で 8位、女子は伊藤舞が 2時間28分36秒で 7位に入ったのがともに日本人最高だった。前日本記録保持者の渋井陽子は 3時間11分05秒で85位だった。
ティルフィ・ツェガエが 2時間22分23秒の大会新記録で制した。
　小林光二が 2時間08分51秒で 9位に入り、初マラソンの宮脇千博は15位、ロンドン五輪代表の藤原新は 2時間30分58秒。
　昨年から世界最高峰シリーズ｢ワールド・マラソン・メジャーズ｣に加入した大会に、国内外のトップ選手が参加。色とりどりのウエアのランナーが都心を駆け抜けた。


　女子で日本勢トップの７位でゴールする伊藤舞選手

　 3年ぶりの東京マラソンに、女子の渋井陽子は鍛え上げた腹筋の力を最大限に生かして走り抜くことを明かした。2011年の同大会では、 2時間29分 3秒で 3位となったが｢みんな25分の大会記録を目標にしているみたいなので、私もできるだけ頑張りたい。ここ 1カ月は、腹筋を結構こなした。腹筋に頼って走りたい｣。34歳のベテランは 2時間25分28秒のコースレコード更新に意欲を燃やした。
　東京マラソンに出場する有力選手が21日、東京都内のホテルで記者会見し、今秋のアジア大会(韓国・仁川)代表選考会を兼ねる男子ではロンドン五輪代表の藤原新が、 2月にインフルエンザにかかったことを明かし｢今回はいい練習ができなかった。 2時間10分を切るのを目標にしたい｣と控えめに話した。 2日の丸亀ハーフでは 1時間 9分 9秒と大失速したが、原因はインフルエンザ。


　記者会見する渋井陽子選手

　｢風邪は中学生のころから引かなかった｣といい、38度台の高熱で 1週間まったく練習ができなかった。欠場も考えたが｢練習を休んで体はフレッシュな状態｣と翻意した。昨年12月の福岡国際ではでん部の痛みで途中棄権。 9月の仁川アジア大会の出場権はないが｢どう転ぶかは分かりませんが楽しみ｣と話した。
　初マラソンに臨む22歳の宮脇千博と 3度目のマラソンとなる松村康平は、ともに 2時間 8分台を目標に置き、宮脇は｢失うものはない。思い切り走る｣と意気込みを示した。
　海外勢では 2時間 4分49秒の自己記録を持つタデセ・トラ(エチオピア)が｢大会記録( 2時間 6分50秒)は 100パーセント更新できる｣と自信をのぞかせた。


　 3時間11分05秒の85位でゴールする渋井陽子選手

　前日本記録保持者の渋井陽子は 3時間11分05で85位だった。
　 3月で35歳になる渋井は｢15キロすぎから体がきつくて、残念な結果に終わってしまった｣と声を落とした。寒さで動きが鈍ったそうで、優勝争いに絡むどころか自己ワーストの 3時間11分05秒に終わった。
　 1万メートルの日本記録保持者で、マラソンでも日本歴代 2位の 2時間19分41秒の記録を持つ。しかし2009年大阪国際で優勝して以降は満足なレースができていない。今後については｢昨年12月から寒いと体が動かなくなる。今はちょっと考えられないので、何とも言えない｣と話すにとどめた。


　76位でゴールする藤原新選手

　ロンドン五輪代表の藤原新は 2時間30分58秒で76位となった。
　32歳の藤原は26キロすぎに失速し、女子日本選手トップの伊藤より 2分22秒も遅れてゴールした。｢攻めるだけ攻めて途中で死んじゃうのは分かっていた。これが精いっぱい｣と、さばさばと話した。
　昨年12月の福岡国際は途中棄権。 2月に入ってインフルエンザにかかり、調整不足は明白だった。それでも序盤は軽快に走り｢それなりの感触はつかめた。 1万メートルなどに取り組んでスピードを戻し、その上にスタミナを乗っけたい｣と課題と手応えを見いだした。
　45位だった2012年ロンドン五輪後のマラソンでは、その年の福岡国際で 4位に入ったのが目立つ程度。故障に苦しんだ時期もあり、精彩を欠いている。｢次はやります｣と雪辱を期した。


　昨年 9月の全日本実業団選手権の男子 1万メートルで日本勢トップとなった宮脇千博選手

　満を持してフルマラソンに挑む。 1万メートルの自己ベストは日本歴代 6位の27分41秒57。2012年には初ハーフマラソンとなった全日本実業団ハーフマラソンで日本歴代 3位の 1時間 0分53秒の好記録で優勝した。
　｢東京を選んだのも、強い海外選手と戦えるから｣
　日本選手の初マラソン最高記録は、藤原正和が2003年びわ湖毎日マラソンでマークした 2時間 8分12秒。今大会にはロンドン五輪銀メダルのアベル・キルイ(31＝ケニア)ら世界トップクラスの選手が集まる。宮脇が先頭集団で勝負できれば、おのずと結果はついてくる。
　1991年生まれの22歳。伸びしろは十分だ。｢東京五輪が決まった瞬間、チャンスだと思った。まずはリオで日本代表に選ばれること。そこから東京でメダルを取るのが目標｣。29歳になる年に迎える東京五輪でのメダル獲得を狙う。大きな夢に向かい、宮脇が東京マラソンのスタートに立つ。


　ゴールを目指して走る宮根誠司。 5年ぶり 2度目の東京マラソン挑戦で、前回より 1時間40分12秒もタイムを縮めた

　フリーアナウンサーの宮根誠司が23日、 2回目の挑戦となった東京マラソンで目標タイム｢ 4時間30分以内｣を10分近く上回る 4時間15分57秒(ネットタイム、スプリットタイムは 4時間20分01秒)でゴールした。
　2009年に初挑戦した宮根はソチ五輪での日本選手たちの活躍に触発され、｢50歳になり、フリー転身10年の節目｣として再挑戦を決意。2009年に出場した際には、レース前に｢情報ライブ　ミヤネ屋｣(月～金曜後1：55)で｢ 4時間30分を切らなければ丸刈りにする｣と宣言するも、結果は正式記録 5時間56分09秒となり、目標は達成ならず。レース翌日ので同番組の生放送中にバリカンを入れられ、丸刈り頭になった。


　第 3回東京マラソンで公約の 4時間30分を切れず、丸刈りになった宮根誠司アナウンサー

　 5年前のリベンジを果たした宮根は｢きつかったですけど、何とか 5年前の自分に勝ちたかった｣とレースを振り返り、｢応援がすごくてうれしかった。ずっと応援してくれているので力になった｣と沿道の声援に感謝した。
　今年に入り、トレーニングのため、毎週50キロの走り込みを行った。74キロあった体重も63キロまで絞り込んだ。｢改めていいコース。東京タワーが見えて、スカイツリーが見えて、浅草があって、はとバスに乗っているみたいだった｣と余裕を見せ、｢(東京のアスファルトは)ウェルカムだった｣と満足の表情を見せた。
　番組で｢目標を達成できたらヤンキースタジアムで始球式をやらせて欲しい｣とご褒美を要求していたが、｢何とかしてもらおうと思う｣と夢の実現に向けて番組スタッフに期待した。宮根は｢ 1時間10キロのペースを刻みながら走った。スタートからゴールまで応援が途切れなくて、励み、エネルギーになりました｣と、してやったりだ。


　両手を広げてゴールする宮根誠司アナウンサー

　今回は夏から練習を始め、｢皇居やこの(豊洲)辺りでも練習した。最長で３０キロ。コースが分かっていたのも良かった｣と“勝因”を分析した。
　ただ、一番の難所といわれる佃大橋の上りで内ももがつるアクシデントに見舞われたといい、「その直前に(番組で共演する)ガダルカナル・タカさんが応援に来てくれて、コマネチをやってくれたのが良くなかったのかも…」と苦笑した。
　心はすでに米国へ飛んでいた。「スタッフに『４時間半を切ったら、何のご褒美がほしい？』と聞かれて答えたけど、どうやってＭＬＢ（米大リーグ機構）に交渉するのか楽しみ。日本人選手のいる試合でやりたい」とニヤリ。
　前夜、都内別宅の玄関の鍵が鍵穴から抜けなくなって睡眠時間が４時間になるハプニングもあった。が、｢しゃべるだけの楽な仕事をやっているんだから、たまにはこれくらいの苦労をしなきゃ｣と晴れやかな表情だった。


　第 3回東京マラソンは 5時間56分09秒で完走した宮根誠司アナウンサー

　お笑いトリオ、我が家の大ボケ担当、坪倉由幸が 6時間30分16秒で完走した。日本テレビ系｢ヒルナンデス！｣(月～金曜前 11：55)の企画として“夫婦枠”でモデル、佐藤かよと参加。途中でリタイアした佐藤がゴール地点で涙を浮かべて待っていると、｢何、泣いているんだよ｣と照れ笑い。佐藤から｢今、何したい？｣と聞かれ、｢本当の結婚｣とおどけていた。


　スタート前撮影に応じるタレントの佐藤かよ(左)と我が家の坪倉由幸(右)ら

　虎ちゃんはボランティアリーダーとして参加してきました。天気予報では｢朝から天気が穏やかでしょう｣と言う事でしたので、一般ボランティアさんが集まったので｢今日は、今現在寒いですが、徐々に暖かくなり私達にとっての中盤頃には丁度良い温度になるそうです｣と挨拶したのですが、実際には時々粉雪が舞い逆にドンドン温度が下がる状態の中での東京マラソンがスタートしました。
　午後になると、今度は天気も回復し今までとは逆にドンドン温度が上がり、ランナーにとっては走りにくかったのでは無かったのでは無いでしょうか。
　マラソンに関係した方々お疲れ様でした。













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