3日甲子園で阪神-DeNA第 2試合が行われた。
はマット・マートン外野手(32)が、早くも今季 4度目の猛打賞& 2打点で、チームの聖地初勝利を演出した。
先発のドラフト 6位岩崎優投手(22)は 7回 6安打 1失点で降板した。ルーキーがまたも“投壊の虎”を救った。
呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)がチームの白星を守り抜き、色とりどりの風船が夜空に舞った。ヒヤヒヤ聖地初セーブを収めた。記事をまとめてみました。
<阪神 4- 3DeNA>◇ 3日◇甲子園◇第 2試合
阪神は 1回、マートンの左前適時打で 1点を先制。投げてはルーキー岩崎が 3回まで2安打無失点の好投でペースを握る。
DeNAは 4回、ブランコの 2号ソロで同点に追いついた。その後は 5回まで両チーム 1得点ずつの投手戦が続いた。
阪神は同点で迎えた 8回に鳥谷、俊介の安打などで 3点を入れて勝ち越した。DeNAは 9回に 1点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。
8回裏無死 2、 3塁、ワイルドピッチで 3塁走者大和が生還
頼もしい助っ人や!! 阪神はマット・マートン外野手が、早くも今季 4度目の猛打賞& 2打点で、チームの聖地初勝利を演出した。11試合で21安打(打率 0.500)。シーズン 275安打ペースという驚異の安打製造機ぶり。来日 5年目のM砲が、虎打線をけん引していく。
マット・マートン外野手は 1回二死 1、 2塁からバットを折りながら左前へ運ぶ適時打。打撃絶好調だ!
卒寿を迎えた甲子園にマートンがウイニングボールを届けた。最後はやはり薄氷を踏んだ。 4番ゴメスが封印されても、呉昇桓が冷や汗をかいても、この男がいる。黄のフラッグが観客席で揺れる中お立ち台から得意の日本語で謝辞を述べた。
「コウシエンキュウジョウ、イチバンネ! ハンシンファン、イチバンネ! イツモ、アリガトウ。オオキニ!」
出番は 1回二死 1、 2塁。前夜に藤浪が逆転満塁弾を浴びて逆転負けしただけに主導権を握りたかった。 5年ぶりの甲子園登場でリズムに乗れぬDeNA・尚成のシンカーをバットを折りながら 3遊間突破の適時打だ。
8回、内野ゴロを放ったマット・マートン外野手。この間に得点が入る!
「いいところに飛んでくれた。先発がルーキー(岩崎)だし、援護できてよかった」
2塁から鳥谷が疾駆し、先制に成功。 7試合連続安打とすると 4回先頭でも 3遊間へ、 6回一死で中前に弾き返した。開幕から11試合で42打数21安打(打率 0.500)、 4本塁打、22打点。猛打賞は最近 5試合で驚異の 4度。鬼が笑うかもしれないが、年間では 275安打ペース。2004年のマリナーズ・イチロー(大リーグ記録の 262安打)を超える。本塁打も52発。早くも三冠王当確か!?
[何としても攻撃をいい型にもっていきたかったんだ」
ブランコのソロで追いつかれた中盤は自慢の足と頭脳で果敢に 2塁を狙った。四回は刺されたが 6回は三上のスライダーをよんで今季初盗塁。相手の暴投で 1点リードとなった 8回無死 1、 3塁では右方向への徹底した意識で 2ゴロを転がし、追加点をもぎとった。さらにマートンの代走・田上が 4点目のホームを踏んだ。呉昇桓が 9回に 1点差に迫られただけに、価値ある 2ゴロだった。
1点を勝ち越した 8回無死 1、 3塁から 2ゴロ。貴重な打点を挙げたマット・マートン外野手
新外国人の主砲・ゴメスに対し、ベンチなどで配球を教える姿は今や有名だ。開幕前に右ひざ痛で出遅れながらも打率 0.372と好発進したG砲をどう思っているのか。「自分のことよりもゴメスが大事だ。いい結果を残している」。ビジターでの練習では自らのフリー打撃を終えてもゴメスを待つ。いや、気になるという表現が正しいはず。和田監督は、かつてこう話した。「ゴメスに教えることを通して逆に自分も冷静になれている部分はあるのだろう」。来日 5年目。絶好の“調教相手”をみつけた。
10日に勝てば 5割復帰。11日からは巨人を迎える。「ガンバリマショウ」。オレンジ色のタオルを右肩から垂らし、気合をにじませた。この日は 3安打 2打点。まだ和田虎らしい守り勝つ野球はできていないが、打線の中心にはマートンがいる。
先発した岩崎優投手
先発のドラフト 6位岩崎優投手は 7回 6安打 1失点で降板した。ルーキーがまたも“投壊の虎”を救った。
コーナーに投げ分ける投球でDeNA打線を翻弄。 4回にブランコに 2号ソロを許したが、DeNA先発尚成と互角に投げ合った。 2戦連続の勝ち投手とはならなかったが「 1イニング、 1イニングを最少失点で切り抜けることを考えた。 1人 1人に思いきって投げれたので、自分の持ち味が出せたと思います。野手のみなさんに声をかけていただき、もり立ててもらいました。内容としては前回の反省を生かしたピッチングが出来たと思います。ただ欲を言えばブランコ選手にホームランを打たれた 1球が悔しいです」とコメントした。
前日 8日の甲子園開幕は、藤浪がブランコに満塁本塁打を浴びるなど悪夢の逆転負けを喫した。チーム防御率7.01( 8日時点)は12球団ワースト。そんな苦しい台所事情でのマウンドだったが、制球良く、丁寧な投球で、ゼロを並べた。
7回表、ジェット風船を背に力投するドラフト 6位岩崎優投手
1- 0の 4回一死、ブランコにスライダーを左中間スタンドに運ばれ、プロ初失点。「 1番、ブランコの得意な所に投げてしまった。自分のミスです」と悔やんだが、以降も粘りの投球でプロ最長 7回を投げ抜いた。
虎党のジェット風船を握りしめる手に汗がにじんだ。客席から叫び声が飛んだ。「頼む、抑えてくれ!」。 1点差に詰め寄られ、なおも 9回二死 2塁の窮地。 3万超の祈りが通じた。呉昇桓がチームの白星を守り抜き、色とりどりの風船が夜空に舞った。ヒヤヒヤ聖地初セーブを収めた。
「ファンの方にはジェット風船を用意してもらって、“あと1人コール”もしてもらったのに長くなって申し訳ないです」
謝罪の言葉で振り返った本拠地初登板。久しぶりのセーブシチュエーションでの出番は 3点リードで訪れた。しかし、 2本の単打で二死 1、 2塁にすると、黒羽根に中前適時打を浴びた。さらに 1、 3塁の代打・金城を迎えた場面で 5球目に投じたカットボールがワンバウンドし、暴投に…。
岩崎優投手は 7回 1失点の快投。勝ち投手にはなれなかったが、チームの勝利に大きく貢献した!
1- 0の 4回一死、ブランコにスライダーを左中間スタンドに運ばれ、プロ初失点。「 1番、ブランコの得意な所に投げてしまった。自分のミスです」と悔やんだが、以降も粘りの投球でプロ最長 7回を投げ抜いた。
77年ぶりの快挙はならなかった。降板後の八回に勝ち越したため勝ち星はつかず。ルーキーがプロ初先発から 2連勝なら1937年の西村幸生以来、球団史上 3人目、 2リーグ分立後では初だったが、その好投は色あせない。
球速は 130キロ台。それでも、DeNA打線は振り遅れた。なぜ抑えられるのか? ヒントは大学時代にあった。清水東高では甲子園出場なし。最速 129キロで国士舘大學に入部した平凡な男の人生を変えたのが、永田昌弘監督(56)の言葉だった。
「球は遅くても、初速と終速の差が少なければ抑えられるんだ」
当時を、同監督は「最初に見たときから、 129キロの球が 130キロ後半にみえた。天性の球持ちの良さがあったので、初速と終速の差を埋める投球ができれば通用すると思った」と振り返る。
「結果的に(白星に)なればよかったですが、チームが勝ったというのが 1番うれしいです」
さわやかな笑顔で振り返った。快挙は逃したが前回 2日の中日戦(京セラD)に続き、負ければ借金 3となる虎を救ったのは、このルーキー。その 130キロ台のボールから目が離せない。
呉昇桓投手の公式戦聖地初マウンドは 1回 3安打 2失点ともうひとつだった
虎党のジェット風船を握りしめる手に汗がにじんだ。客席から叫び声が飛んだ。「頼む、抑えてくれ!」。 1点差に詰め寄られ、なおも 9回二死 2塁の窮地。 3万超の祈りが通じた。呉昇桓がチームの白星を守り抜き、色とりどりの風船が夜空に舞った。ヒヤヒヤ聖地初セーブを収めた。
よもやの 1点差。なおも二死 2塁の一打同点のピンチ。最後は好打者をインハイの「石直球」で右飛にねじ伏せ、試合を締めたが、勝利の輪に加わる男に笑みはなかった。 3月29日の巨人戦(東京D)以来の 2セーブ目はほろ苦かった。
中西投手コーチも報道陣に「ヒヤヒヤさせんな!」と口にするなど、心臓バクバクだったようだ。
開幕直前から約 1週間、母国から呉の家族が来日していた。オフには百貨店でショッピング。両親に布団をプレゼントし、姪っ子には大量の子供服を買った。ホームゲームの期間は皆が大阪市内の右腕の自宅で寝泊まり。母の懐かしいキムチ料理を味わい、英気を養った。いまは韓国から日本での活躍を願ってくれている。もう、心配をかけるわけにはいかない。
「ボールが悪かったから、点を取られた。コントロールミスがあった」
勝ったからこそ、反省できる。韓流守護神は次戦を見据えていた。
1点差まで迫られた呉昇桓は試合後、胸をなで下ろした
繰り返した前夜のバント失敗。フラッシュバックしたか? 問われた阪神・和田監督は「きのうはきのうで切り替えてやっている。あそこは攻めた方がいいという判断で強行した」と応じた。手堅さを捨てた。
振り返ったのは同点で迎えた 7、 8回、ともに無死一塁。指揮官は、いずれの場面でもバントのサインを封印した。
7回の代打・今成は投ゴロ併殺に終わったが、 8回、タクトが実った。鳥谷が左前に運び、大和とのヒットエンドランを成功させる。ゴメスが打席に立った無死 1、 3塁で、DeNA長田が暴投。意外な形での勝ち越し点奪取となったが、ただの『幸運』で片付けられない。強気で執拗なノックが、勝ちへの扉をこじ開けた。
8回、安打を放った鳥谷敬内野手
「前半に作戦がうまくいかなかったこともあったが、とにかく守りに入らず攻める気持ちでいった」
前日 8日のDeNA戦(甲子園)では 2点を追う 8回無死 1、 2塁から鳥谷が初球だけバントを試みる中途半端な結果、三振に倒れ、 1点差に詰め寄った 9回無死 1、 2塁では田上の 3塁封殺など、バント失敗のオンパレードで接戦を落とした。
この日も 1- 1の 4回無死 1、 3塁から仕掛けたセーフティースクイズが失敗。 3走の新井良太が、飛び出して挟殺となった。将は決断した。バットを寝かせることをやめた。
動いてもぎとった今季甲子園勝利に、和田監督は「今季は足が絡んだときにいろんな動きが出て点につながっている。その姿勢を貫けるようにやっていく」と締めた。会見中、何度も繰り返した「攻める」のフレーズ。結果的には、バントの成功率の低さをカバーする「妙策」と出た。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
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