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藤浪、侍流脱力投法で6回0封!金本監督、2年連続参戦!上がり目虎お約束や!

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「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」出場組の阪神藤浪晋太郎投手(22)が28日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)で帰国後初実戦に臨み、 6回を無四球 1安打で無失点と好投した。 4月 4日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)でシーズン初先発する予定だ。日の丸からタテジマのユニホームに着替えて、鳴尾浜のマウンドに立った。藤浪は、日本代表で見せた脱力投法を虎党の前でお披露目。イメチェンを印象づけた。日本時間19日の米大リーグ・カブスとの練習試合(米アリゾナ州メサ)以来の実戦。間隔が開いていても問題なかった。 1回はあっさり三者凡退。 2回は二死から投ゴロを 1塁悪送球して走者を背負ったが、捕手の梅野の 2盗を刺す援護射撃もあって無失点。立ち投げのような力感のないフォームで、カットボールを多投。ストライク先行の投球でポンポンとカウントを整え、最後は最速 147キロを計測した真っすぐで仕留めていった。まだ引き出しはある。背番号「19」の次なる進化が、楽しみだ。

昨年 4月27日まで育成選手だった阪神・原口は、プロ 8年目にして初の開幕 1軍を迎える。オープン戦は18試合で打率 0.213、 9打点、 1本塁打。

阪神は28日、恒例の廣田神社参拝を行った。糸井嘉男外野手(35)は“本能”でベンチを盛り上げるつもりだ。この日の練習でも京セラドームの 5階席へアーチ。迷わず、糸井らしく、シーズンへ踏み出す。

金本知憲監督(48)が28日、サンスポ名物「猛虎のお約束」に 2年連続で参戦。公約を設定した。この日は西宮市内の廣田神社で必勝祈願-京セラドームで練習-鳴尾浜で藤浪の投球を視察と大忙し。サンスポとの“勝負”でも、チームの上がり目を真剣に求めた。開幕まで 3日。金本監督の動きもあわただしくなってきた。この日は午前10時に西宮市内の廣田神社で必勝祈願。すぐに京セラドームへ向かって練習開始。終了を待たずに再び高速道路を西へ。鳴尾浜に到着すると、藤浪を生チェックした。 4位に終わった昨季のチーム成績をおさらいすると、打率 0.245(リーグ最下位)、90本塁打(同 5位)、 506得点(同 5位)、59盗塁(同最下位)。今季は高山、原口、北條、中谷ら若虎の成長だけではなく、糸井の加入、上本、新井ら中堅組の意地もみえる。 2年目の上積みですべてクリアできれば、勝ち星も増えるはず。つまりは優勝に近づく、ファンも喜ぶ-というワケ。記事をまとめてみました。

 

 調整登板で先発の藤浪晋太郎投手は、変化球主体の投球で6回を1安打無失点の快投をみせた=阪神鳴尾浜球場

 (ウエスタンリーグ、阪神 2- 0オリックス、28日、鳴尾浜)

 WBC出場組の阪神藤浪晋太郎投手が28日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)で帰国後初実戦に臨み、 6回を無四球 1安打で無失点と好投した。

 WBC球から日本球に戻して初マウンドということもあり、変化球主体の立ち上がりで「慎重に入ったところはあります」。中盤以降は直球も増やし、内野安打 1本に封じた。「良くも悪くもなく、という感じです。もちろんベストな状態ではないけど、 1軍の試合に投げられない状態でもない。残り 1週間、なんとかして状態を上げていきたい」。 4月 4日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)でシーズン初先発する予定だ。

 藤浪晋太郎投手はベースカバーに向かう動きも軽やか=阪神鳴尾浜球場

 「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に日本代表として出場した藤浪晋太郎投手が28日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に先発。 6回 1安打無失点、 6奪三振無四球と完ぺきな内容だった。新しく身につけた脱力投法も披露し、 4月 4日のヤクルト戦(京セラD)の先発に向けて、レベルアップした姿を見せた。

 日の丸からタテジマのユニホームに着替えて、鳴尾浜のマウンドに立った。藤浪は、日本代表で見せた脱力投法を虎党の前でお披露目。イメチェンを印象づけた。

 イメチェン!? 藤浪晋太郎投手は立ち投げのような脱力投法でオリ打線をピシャリ =阪神鳴尾浜球場

 「球威があるところも自分の魅力のひとつだと思いますが、両方うまく使っていけたら。ポンとカウントを取りにいきたいときに、リラックスして投げられたら」

 日本時間19日の米大リーグ・カブスとの練習試合(米アリゾナ州メサ)以来の実戦。間隔が開いていても問題なかった。 1回はあっさり三者凡退。 2回は二死から投ゴロを 1塁悪送球して走者を背負ったが、捕手の梅野の 2盗を刺す援護射撃もあって無失点。立ち投げのような力感のないフォームで、カットボールを多投。ストライク先行の投球でポンポンとカウントを整え、最後は最速 147キロを計測した真っすぐで仕留めていった。

 藤浪晋太郎投手登板で平日の2軍戦が満員札止めとなった=阪神鳴尾浜球場

  4回からギアを上げると、時折「フウッ!」と力を入れる緩急も織り交ぜて 6回 1安打無失点。「変化球もうまく使って、真っすぐでもカウントを整えられた。でも、まだ甘いボールもある」と反省したが、これまでの“暴れ馬”と評された荒れ球とは一変したスタイルを披露。香田投手コーチは「いい意味でまとまってきた。荒れ球もいいけど、成長とみていい」と高く評価した。

 登板が見込まれていた 4月 4日のヤクルト戦(京セラD)へ向けて、視察した金本監督は「いけそうやね」とGOサインを出し、香田コーチも「われわれの思っていたところで投げてもらいたい」とうなずいた。

 「WBCに行っていろいろ面白い話も聞けた。今後、余裕があるときにできたら。配球とかですね」と右腕。まだ引き出しはある。背番号「19」の次なる進化が、楽しみだ。

 

 原口文仁内野手は打球が首脳陣の方へ飛んでいってこの表情=京セラドーム大阪

 昨年 4月27日まで育成選手だった原口は、プロ 8年目にして初の開幕 1軍を迎える。「気持ち的にはまだ分からないですけど、その場に立てる準備をしていきたいと思います」と28日、話した。オープン戦は18試合で打率 0.213、 9打点、 1本塁打。「体は準備できたので、あとは技術の方を。しっかり結果を残せるように準備していきます」と決意を語った。

 

 糸井嘉男外野手は大勢のファンの間を抜けて参拝に向かう=兵庫県西宮市の広田神社

 阪神は28日、恒例の廣田神社参拝を行った。糸井は“本能”でベンチを盛り上げるつもりだ。前日27日に金本監督が「よくベンチでも雄たけびをあげるぐらい明るい。ベンチのムードを明るくしてくれる」と話していたことについて問われ「自分のできることをやります。知らん間に(声が)出ているから大丈夫」。この日の練習でも京セラドームの 5階席へアーチ。「いいときもあるけど、悪いときもある。不安? あるよ、キャンプやってへんから」と正直に打ち明けた。迷わず、糸井らしく、シーズンへ踏み出す。

 

 金本知憲監督(前列右から 3人目)は(右から)坂井オーナー、四藤球団社長らと廣田神社で必勝祈願した=兵庫県西宮市の広田神社

 金本知憲監督が28日、サンスポ名物「猛虎のお約束」に 2年連続で参戦。「チームの打率、本塁打、得点、盗塁、すべてにおいて昨季を上回る」という公約を設定した。この日は西宮市内の廣田神社で必勝祈願-京セラドームで練習-鳴尾浜で藤浪の投球を視察と大忙し。サンスポとの“勝負”でも、チームの上がり目を真剣に求めた。

 開幕まで 3日。金本監督の動きもあわただしくなってきた。この日は午前10時に西宮市内の廣田神社で必勝祈願。すぐに京セラドームへ向かって練習開始。終了を待たずに再び高速道路を西へ。鳴尾浜に到着すると、藤浪を生チェックした。

 参拝する阪神の選手ら=兵庫県西宮市の広田神社

 そんな大忙しの指揮官が 2年連続で「猛虎のお約束」に参戦だ。昨季はシーズン終了後の「超変革」アンケートで、支持率70%以上が課題だったが、あっさりとクリア。甘かった…。ご希望のゴルフ用品を送らせていただきました。

 だから今年はハードルを上げる。「簡単なものにしてくれよ」。そうはいきません。 3択で選んでもらうことにした。

 (1)広島、巨人に勝ち越し(2)甲子園で貯金「10」(3)チーム打率、本塁打、得点、盗塁で2016年を上回る。上がり目!

 指揮官はベンチに座って、 3つのプランを見つめていた。そして…。

 「これ、いいじゃん。え、これって、打率も本塁打とか、全部クリアするってこと?」

 興味を示してくれたのが(3)だった。

 「これが一番やな。上がり目というところが、今年のテーマやからな」

 参拝する金本知憲監督=兵庫県西宮市の広田神社

  4位に終わった昨季のチーム成績をおさらいすると、打率 0.245(リーグ最下位)、90本塁打(同 5位)、 506得点(同 5位)、59盗塁(同最下位)。今季は高山、原口、北條、中谷ら若虎の成長だけではなく、糸井の加入、上本、新井ら中堅組の意地もみえる。 2年目の上積みですべてクリアできれば、勝ち星も増えるはず。つまりは優勝に近づく、ファンも喜ぶ-というワケ。

 「最後、盗塁だけ足りてなかったら、塁に出たら走らせまくろうかな」

 アニキ節とともに交渉成立。達成すれば三木建次編集委員を 1日付き人にするのはどうですか?

 「それだけは断る!」

 では、金本監督が希望するグッズをサンスポがプレゼントしましょう。今季もよろしくお願いします!

★未達成ならお宝グッズ

 金本監督は現役時代から「猛虎のお約束」に参戦し、どんな難題でもほぼクリアしている。もし今回、達成できなかった場合は、指揮官が選んだお宝グッズをサンスポ読者にプレゼントしてくれることになった。選手の上がり目もみたいし、グッズもほしい!? ファンも注目のガチンコ勝負だ。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

2017年 公式戦 日程と結果(03月)

 

2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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金本監督、糸井に開幕心得伝授!秋山、4.5燕斬りへ上々の仕上がり!好投5回1失点!

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セ、パ両リーグは29日、今季開幕戦でベンチ入りが可能な出場選手登録名簿を公示した。阪神では中谷将大外野手(24)がプロ入り 7年目で初となる開幕 1軍をゲットした。オープン戦では18試合に出場し、打率 0.262、14打点と勝負強さを発揮した若虎は笑顔。次はスタメンを目指し、バットを振る。プロ 7年目。ようやく届いた知らせに、満面の笑みを浮かべた。バットを振り続けて、つかんだ結果だ。オープン戦では18試合に出場し、打率 0.262、 1本塁打。安打を量産するタイプではないが、長打率は 0.443と自慢のパワーを見せつけてきた。また、得点圏では 0.353と勝負強さを発揮し、打点は一時トップに立つ「14」を記録した。「未完の大器」といわれ、毎年オフに注目を集めながら、開幕は 2軍。昨春も 1軍キャンプに呼ばれながら、結果を残せず、帰阪とともに鳴尾浜へ。 1軍昇格も 6月だった。今春キャンプ中からテーマにしていた真っすぐに振りまけないことを実践。変化球待ちの対応から直球を強くたたく意識を徹底し、結果が付いてきた。原口、福留の不調もあり、金本監督が「4番・中谷」の可能性も言及するほどまで評価を高めてきた。まずは 1つ目の「H」ランプを。そこから 1軍定着、レギュラー奪取へとつなげていく。

金本知憲監督(48)は29日、セ・リーグで、そして阪神で、初の開幕戦を迎える糸井嘉男外野手(35)に「 143分の 1と思え」とFA権を行使して虎に移籍した大先輩からエールを送った。糸井のセ界初戦は、昨季の沢村賞左腕、ジョンソンとの対戦が濃厚だ。対戦成績はオリックス時代の2015年に交流戦で 3打数無安打に倒れたのみだが、あいさつ代わりの一打を目指す。金本知憲監督は29日、セ・リーグで、そして阪神で、初の開幕戦を迎える糸井嘉男外野手にFA権を行使して虎に移籍した大先輩からエールを送った。一方の糸井も指揮官の思いを知ってか知らずか、心通じ合う 2人が、限界プレッシャーをはねのけ、開幕ダッシュを目指す。広島から、星野監督(当時)の熱きラブコールに応えて選んだタイガースの道。だが、そこは想像を絶するプレッシャーの世界だった。開幕を 2日後に控えた京セラドームでの練習。指揮官は糸井を気遣い、さらに絶大な信頼の言葉を並べた。 2人が目指す地点も同じ。12年ぶりのリーグ優勝しかない。将と主砲の思いがシンクロして、セ・リーグはあす開幕-。

開幕ローテ入りした秋山拓巳投手(25)が29日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に先発し、 5回 6安打 1失点と好投。開幕前最後の調整登板で上々の仕上がり具合を披露した。唯一の失点を喫した 2回は連打からピンチを招いたが、いずれも打ちとった当たり。直球も最速 145キロをマークし、復調気配を漂わせた。開幕 5戦目の 4月 5日のヤクルト戦(京セラ)の予定。右腕は闘志を燃やした。記事をまとめてみました。

 

 セ、パ両リーグは29日、今季開幕戦でベンチ入りが可能な出場選手登録名簿を公示した。阪神では中谷将大外野手がプロ入り 7年目で初となる開幕 1軍をゲットした。オープン戦では18試合に出場し、打率 0.262、14打点と勝負強さを発揮した若虎は「うれしいです」と笑顔。次はスタメンを目指し、バットを振る。

 プロ 7年目。ようやく届いた知らせに、満面の笑みを浮かべた。が、すぐに表情を引き締める。まだスタートラインに立っただけ。初の開幕 1軍をつかみ取った中谷が、闘志をみなぎらせた。

 「うれしいですね。でも、これからです。しっかり 1年間、 1軍で出続けられるよう、やっていきたい」

 バットを振り続けて、つかんだ結果だ。オープン戦では18試合に出場し、打率 0.262、 1本塁打。安打を量産するタイプではないが、長打率は 0.443と自慢のパワーを見せつけてきた。また、得点圏では 0.353と勝負強さを発揮し、打点は一時トップに立つ「14」を記録した。

 笑顔をみせる中谷将大外野手(左から 2人目)。 7年目でうれしい開幕 1軍だ

 「未完の大器」といわれ、毎年オフに注目を集めながら、開幕は 2軍。昨春も 1軍キャンプに呼ばれながら、結果を残せず、帰阪とともに鳴尾浜へ。 1軍昇格も 6月だった。今春キャンプ中からテーマにしていた真っすぐに振りまけないことを実践。変化球待ちの対応から直球を強くたたく意識を徹底し、結果が付いてきた。原口、福留の不調もあり、金本監督が「4番・中谷」の可能性も言及するほどまで評価を高めてきた。

 現状は福留、糸井、高山に続く 4番手の外野手。それでも長いペナントレースを戦う上で、ベテラン 2人を適度に休ませるためにも重要な役割となる。 1、 3塁の守備もこなせるのも強み。打撃次第ではスタメンも十分。開幕ダッシュの鍵を握る男の一人と言ってもいい。

 「まだ練習中なので打撃の状態はわからないですけど、シーズン中に早めに 1本出たら気持ち的にも楽になる。しっかり手中して、 1打席 1打席やっていきたい」

 まずは 1つ目の「H」ランプを。そこから 1軍定着、レギュラー奪取へとつなげていく。

◇中谷 将大(なかたに・まさひろ)

 外野手。1993(平成 5)年 1月 5日生まれの23歳。福岡県出身。福岡工大城東高から2011年D 3位で阪神に入団。 1軍初出場は、2012年 8月23日の中日戦(倉敷)。昨季は64試合に出場し、打率 0.266、 4本塁打、14打点。通算成績は81試合に出場、打率 0.246、 4本塁打、14打点。 1メートル87、89キロ。右投げ右打ち。年俸1200万円。背番号「60」。

 

 金本知憲監督は29日、セ・リーグで、そして阪神で、初の開幕戦を迎える糸井嘉男外野手に「 143分の 1と思え」とFA権を行使して虎に移籍した大先輩からエールを送った。

 糸井のセ界初戦は、昨季の沢村賞左腕、ジョンソンとの対戦が濃厚だ。映像などで研究を進めたか、と問われると「めっちゃいいピッチャー…すんごい」と思わず感嘆。対戦成績はオリックス時代の2015年に交流戦で 3打数無安打に倒れたのみだが「日本シリーズとかを去年見て、やっぱ攻略は簡単じゃないけどずっと対戦する投手なので。何らかの結果は残したい」と、あいさつ代わりの一打を目指す。

 この日の全体練習では 1人早出でロングティーを行い、 5階席まで何度も白球をかっ飛ばした。「キャンプ(を全体と一緒に)やってないんで。ちょっと体のキレとか、そういう部分でたしかめた」と本番モードへ着々と仕上げる。

 金本知憲監督(後方)が見守る中で、フリー打撃を行う糸井嘉男外野手。開幕への思いは既に シンクロしていた=京セラドーム大阪

 金本知憲監督は29日、セ・リーグで、そして阪神で、初の開幕戦を迎える糸井嘉男外野手に「 143分の 1と思え」とFA権を行使して虎に移籍した大先輩からエールを送った。一方の糸井も指揮官の思いを知ってか知らずか、漏らした言葉は「 143試合ある、その 1試合」。心通じ合う 2人が、限界プレッシャーをはねのけ、開幕ダッシュを目指す。

 その重圧は経験した者にしか分からない。すべて阪神ファンが「打って当たり前」と思っているのだから。FA移籍してきた糸井が迎える最初の開幕戦。今から14年前、同じ道をたどった大先輩、金本監督が温かいまなざしでメッセージを送った。

 「バチバチ打ってくれるにこしたことはないけれど、たとえ打てなくても何にも関係ない。 143分の 1と思えばいい」

 金本知憲監督=京セラドーム大阪

 長いシーズン 143試合のわずか 1試合。まだ、 142試合もある…。緊張を和らげようとする思いやりがにじむ。そして、自身の阪神移籍 1年目の震えるような緊張を懐かしむように振り返った。広島から、星野監督(当時)の熱きラブコールに応えて選んだタイガースの道。だが、そこは想像を絶するプレッシャーの世界だった。

 「僕は(緊張)しました。ヨンゼロ( 4打席ノーヒット)。この世の終わりかと思った」

 俺だって打てなかったんだよ…。大きな期待を背負って臨んだ2003年 3月28日の開幕横浜戦(横浜)では無安打。試合も敗れ、虎党の重いため息が耳に残っていた。

 開幕を 2日後に控えた京セラドームでの練習。指揮官は糸井を気遣い、さらに絶大な信頼の言葉を並べた。

 「(糸井の状態を)あんまり見てない。信頼してますから」

 キャッチボールする糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 「打って走って、すべてに期待しますよ」

 糸井にすれば、これ以上頼もしい言葉はないはず。

 「まあ初めて、セ・リーグのスタートになるので、緊張するでしょうね、たぶん…せんかも知らん」

 ちょっぴり不安な表情をのぞかせた背番号「7」は、「安打が 1本出れば楽になる?」との問いかけに、自らに言い聞かすようにこう言った。

 「まあでも、 143試合ある、その 1試合なんで。まあ出したいですけど…頑張ります」

 この時点で糸井は金本監督の言葉は知らない。それでも、「 143分の 1」の思いは共通していた。そして、 2人が目指す地点も同じ。12年ぶりのリーグ優勝しかない。将と主砲の思いがシンクロして、セ・リーグはあす開幕-。

★金本知憲監督の2003年阪神移籍後初の開幕戦VTR

 移籍後初の公式戦となった 3月28日の横浜戦(横浜)に「3番・左翼」で出場。第 1打席は 1回一死 2塁で投ゴロ、第 2打席は 3回二死から 2ゴロ。第 3打席は 6回二死から四球で出塁したものの、 8回先頭での第 4打席は中飛に倒れ、 3打数無安打。チームは終始リードを許したまま、 2- 4で黒星発進だった。

 

 阪神先発の、秋山拓巳投手=阪神鳴尾浜球場

 (ウエスタンリーグ、阪神 1- 2オリックス、29日、鳴尾浜)

 開幕ローテ入りした秋山拓巳投手が29日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に先発し、 5回 6安打 1失点と好投。開幕前最後の調整登板で上々の仕上がり具合を披露した。

 「球の強さも(前回登板の)マツダや(前々回登板の)京セラより、だいぶ戻ってきた感じです。考えすぎず、しっかりとシンプルな気持ちでいきたいです」

 唯一の失点を喫した 2回は連打からピンチを招いたが、いずれも打ちとった当たり。直球も最速 145キロをマークし、復調気配を漂わせた。視察した香田投手コーチは「非常に気合が入っていた」と評価し、「上から球をたたけるような角度で投げてほしい」とあえて注文をつけた。

 開幕 5戦目の 4月 5日のヤクルト戦(京セラ)の予定。右腕は「キャンプから頑張ってつかんだチャンス。今までの気持ちを忘れず、ぶつけたい」と闘志を燃やした。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

2017年 公式戦 日程と結果(03月)

 

2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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『試練』の開幕「勝つ」!金本監督、敵地広島3連戦…若虎で突破!メッセンジャー、3年連続の大役に!

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プロ野球は31日にセ、パ両リーグで同時開幕する。就任 2年目の金本知憲監督(48)は30日、マツダでナイター練習を行い、昨季優勝の広島との敵地 3連戦を「試練」と表現。その上で「勝つ」と 6度繰り返して選手を鼓舞した。手塩にかけた若手プラス中堅ベテランの融合で鬼門を突破する。冷たい夜風が肌をなでる。柔らかな日差しが降り注いでいた昼間とは一変した。それが闘争心をかき立てる。いざ本番という空気を作り出す。もうやるしかない。さらに強くなった虎をみせる。開幕前夜、金本監督が力を込めた。自分自身とナインに言い聞かせるように「勝つ」というフレーズを 6度も繰り返した。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督ばりに勝利へのこだわりを強調した。広島入りしたチームは午後 6時からナイター練習を組み、シートノックや打撃練習など 2時間半、たっぷりと汗を流した。昨季のセ・リーグ覇者との対戦に備えた。相手は昨季 7勝18敗と大苦戦した広島。 5連敗したマツダスタジアム(昨季通算では 5勝 8敗)からシーズンが始まる。しかも相手は昨季 3勝を献上し、対戦防御率1.91だった沢村賞左腕のジョンソンだ。しぶとく、強くなった虎をみせつける。

FAでオリックスから阪神に加入した糸井嘉男外野手(35)が30日、31日の広島との開幕戦(マツダ)へ向け、同球場でのナイター練習に参加した。ランディ・メッセンジャー投手(35)は自身 4度目 3年連続となる開幕投手に向けて、気合を入れた。ひんやり張り詰めた空気を、何度も切り裂く。開幕前日。独特の緊張感が漂う広島の夜に、糸井がいきなり大暴れだ。真っ赤な外野席に 8本のアーチをズドン。 1日後さらに鯉党で赤く染まったとしても、そのバットで虎に勝利をもたらす。過去のオープニングゲームは打率 0.324(37打数12安打)、 0本塁打、 5打点という開幕男。ナーバスになるはずがなく胸の高鳴りは確かにある。幕開けのちょうど24時間前、午後 6時から始まったナイター練習からエンジン全開だ。フリー打撃では49スイングで安打性22本の「打率 0.449」。35スイング目にライナー性で右翼席へドカッと突き刺すと、 1スイングを挟み、右翼席中段へ 2連発。右翼へ 7本、左中間にも 1本叩き込んで、しめて 8本のサク越えを放った。昨年、セ界覇者の鯉に虎は 7勝18敗と散々苦しめられたが、それも超人にはまったく関係のないデータだ。プロ14年目。挑戦を求めて虎へやってきた。『超人伝説』が、いよいよ新たな章に入る。

ナイター練習を終え、帰りのバスに乗り込む直前、律義な虎戦士は笑顔で立ち止まって、報道陣に答えた。原口文仁捕手(25)は30日、短い言葉に万感の思いをこめた。プロ 8年目。初めて迎える 1軍の開幕。ここにたどり着くまでを振り返る。そこにはドラマがありすぎた。度重なる故障。育成枠に。昨年は、どん底からの劇的な 1軍昇格。そして大ブレーク。 1塁に専念し初めて開幕戦のスタメンに名を連ねるまでになった。金本監督が開幕直前になってようやく「上向き」と評価する秘蔵っ子。 4番か、それとも…。何番でもいい。バットで答えを出すだけだ。

プロ野球は31日、セ、パ両リーグで計 6試合が行われて公式戦が開幕する。阪神の開幕投手を務めるランディ・メッセンジャー投手は30日、ダッシュなどで調整した。 3年連続 4度目の大役へ気合をみなぎらせた。昨季の沢村賞ジョンソンとの投げ合いになる。メッセンジャー投手は30日、自身 4度目 3年連続となる開幕投手に向けて、気合を入れた。マイナスなデータは一切関係ない。なぜなら、去年までの自分とは違う。2017年シーズン。生まれ変わった新しいメッセンジャーが、昨季のセ・リーグ王者に挑む。今年のメッセはひと味違う。沖縄・宜野座キャンプから脱力投法を意識し、調整を進めてきた。これまでのパワーピッチングではない。長いシーズンの先を見据え、強弱をつける。そのスタイルで結果も出てきた。前回登板の24日のオリックス戦(京セラ)では、 7回を 2安打無失点。球数も88球の省エネで手応えも得た。 3年連続 4度目の大役を任された大黒柱は意気込んだ。早く投げたくて、うずうずした様子。はやる気持ちを抑え、開幕戦ですべてをぶつける。

記事をまとめてみました。

 

 練習前の囲み取材を終えた金本知憲監督は、引き締まった表情でグラウンドを見渡す=マツダスタジアム

 プロ野球は31日にセ、パ両リーグで同時開幕する。就任 2年目の金本知憲監督は30日、マツダでナイター練習を行い、昨季優勝の広島との敵地 3連戦を「試練」と表現。その上で「勝つ」と 6度繰り返して選手を鼓舞した。手塩にかけた若手プラス中堅ベテランの融合で鬼門を突破する。

  冷たい夜風が肌をなでる。柔らかな日差しが降り注いでいた昼間とは一変した。それが闘争心をかき立てる。いざ本番という空気を作り出す。もうやるしかない。さらに強くなった虎をみせる。開幕前夜、金本監督が力を込めた。

 「勝つために投手が投げて、勝つために抑える。勝つために守るし、勝つために打つ。勝つためにバントする、と。試合でのプレーはすべて勝つためですから」

 マツダでナイター練習を行う阪神ナイン。いよいよ開幕だ=マツダスタジアム

 自分自身とナインに言い聞かせるように「勝つ」というフレーズを 6度も繰り返した。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督ばりに勝利へのこだわりを強調した。広島入りしたチームは午後 6時からナイター練習を組み、シートノックや打撃練習など 2時間半、たっぷりと汗を流した。昨季のセ・リーグ覇者との対戦に備えた。

 相手は昨季 7勝18敗と大苦戦した広島。 5連敗したマツダスタジアム(昨季通算では 5勝 8敗)からシーズンが始まる。しかも相手は昨季 3勝を献上し、対戦防御率1.91だった沢村賞左腕のジョンソンだ。指揮官は「悲観しているところはない」と容易ならざる戦いを楽しみにしているようだった。

 いよいよ 2年目のシーズンに向けて船出する金本知憲監督。「勝つ」というフレーズを 6度繰り返した=マツダスタジアム

 「今年はアウェーでね。昨年のチャンピオンチームで。それも試練でね。それも今年チームがたくましくなったことをみせるのにはいいかな、と。何とか打ち勝っていきたい」

 就任 2年目。手塩にかけた後、ふるいにかけて選別した若虎たちが力をつけてきた。 2年目を迎えた 1番高山は充実一途。育成選手から発掘した 8年目原口はクリーンアップの一角に座る。 5年目北條は鳥谷から遊撃の座を奪った。

 「若いんだから、怖いもん知らずでいっていいと思いますよ。どこの球場だって、どこの相手だって一緒という感覚でね。俺、そうだったから。先発が誰でもベストを尽くすだけ。勝つためにやるだけという感覚でいたしね」

 本拠地開幕は 6年ぶり。盛り上がる報道陣に決意を語る金子=マツダスタジアム

 とにかく目の前の戦いに集中すればいい。現役時代の経験も踏まえ、若虎たちの背中を押した。

 「必要な人材を結果重視も入れながら選んだ。現時点では最高のメンバーがそろいました。(若手は)昨年よりはひと周り、ふた周り、体も技術もレベルアップしていると思う」

 12年ぶりのリーグ優勝に向けての戦いが始まる。福留、鳥谷、FA加入の糸井らベテランの働きは絶対条件。若虎の勢いをミックスできれば、恐れるものはない。

 「いいときも悪いときもあると思いますが、どんな状態でも全力を尽くす。勝ってもおごらず、負けているときもくじけず、とにかくチャレンジ精神を持ってどんどん向かっていきたい」

 しぶとく、強くなった虎をみせつける。

 談笑する金本知憲監督=マツダスタジアム

★同率決戦制しV

 ミスターの口から名言が飛び出したのは「国民的行事」と名付けた1994年10月 8日、敵地での中日との一戦。両チームが69勝60敗の同率で並び、勝った方が優勝となる大一番を前に長嶋監督は試合前のミーティングで「勝つ! 勝つ! 勝つ!!」と 3度連呼し、選手を鼓舞。槙原-斎藤-桑田のリレーで 6- 3で勝ち、36度目のリーグ優勝を果たした。現在でも、激励に訪れた際に巨人ナインに向かって発言することもある。

◇阪神の2016年開幕戦VTR

 金本新監督の下、 3月25日の中日戦(京セラ)で開幕を迎えた。 2- 5で敗れたが、 1、 2番にはルーキー・高山とプロ初出場の横田を起用して機動力を生かしたほか、投手のメッセンジャーが来日初盗塁を決めるなど、攻める姿勢を示した。

 

 外野でノックを受ける糸井嘉男外野手。緊張感があるなんてウッソ、ピョン!だ=マツダスタジアム

 フリーエージェント(FA)でオリックスから阪神に加入した糸井嘉男外野手が30日、31日の広島との開幕戦(マツダ)へ向け、同球場でのナイター練習に参加した。「ヤバい、震えてる。…ウッソ、ピョン!!」と超自然体。ランディ・メッセンジャー投手は自身 4度目 3年連続となる開幕投手に向けて、気合を入れた。

 ひんやり張り詰めた空気を、何度も切り裂く。開幕前日。独特の緊張感が漂う広島の夜に、糸井がいきなり大暴れだ。真っ赤な外野席に 8本のアーチをズドン。 1日後さらに鯉党で赤く染まったとしても、そのバットで虎に勝利をもたらす。

 「ヤバい、震えてる。…ウッソ、ピョン!! いや興奮はしてます、毎年ね」

 マツダで外野ノックを受ける糸井嘉男外野手。開幕へ不安はない=マツダスタジアム

 緊張は? と問うた報道陣を爆笑の渦へ引き込んだ。過去のオープニングゲームは打率 0.324(37打数12安打)、 0本塁打、 5打点という開幕男。ナーバスになるはずがなく「ウッソ、ピョン」は真実かもしれないが、胸の高鳴りは確かにある。

 幕開けのちょうど24時間前、午後 6時から始まったナイター練習からエンジン全開だ。フリー打撃では49スイングで安打性22本の「打率 0.449」。35スイング目にライナー性で右翼席へドカッと突き刺すと、 1スイングを挟み、右翼席中段へ 2連発。右翼へ 7本、左中間にも1本叩き込んで、しめて 8本のサク越えを放った。

 練習で外野ノックを受ける糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

  1月下旬に診断された右膝関節炎も乗り越え、この日にたどり着いた。FA交渉で口説き落とした金本監督が「全部ですね。やっぱり彼は足もありますし、打撃もずっと(打率) 3割を打っていますし、守り、肩、すべてに期待します」と変わらぬ信頼を寄せれば、糸井も「僕自身も自分に期待しています、毎年」と呼応した。

 昨年、セ界覇者の鯉に虎は 7勝18敗と散々苦しめられたが、それも超人にはまったく関係のないデータだ。広島戦の通算13試合で、打率 0.354(48打数17安打)、 1本塁打、 3打点と打ちに打っている。「そういうのは特にないですね。でも外やし、天然芝なんで、好きですね」とサラリと受け流す。走り出す糸井を、もう誰も止められない。

 「優勝チームやし、不足はないといったらアレですけど。最高のチームと初戦当たるな、と」

 プロ14年目。挑戦を求めて虎へやってきた。『超人伝説』が、いよいよ新たな章に入る。

 

 打撃練習で快音を響かせた原口文仁捕手。初の開幕 1軍、初の開幕スタメン。中軸に座ることは確実だ=マツダスタジアム

 ナイター練習を終え、帰りのバスに乗り込む直前、律義な虎戦士は笑顔で立ち止まって、報道陣に答えた。原口文仁捕手は30日、「いよいよ、ですね」と短い言葉に万感の思いをこめた。プロ 8年目。初めて迎える 1軍の開幕。ここにたどり着くまでを振り返る。そこにはドラマがありすぎた。

 度重なる故障。育成枠に。昨年は、どん底からの劇的な 1軍昇格。そして大ブレーク。 1塁に専念し初めて開幕戦のスタメンに名を連ねるまでになった。

 「あしたはどうなるかわからないですが、チームに貢献することしか考えていません。しっかり結果が出ればいいですね」

 打撃練習で快音を発し、ミラールームにこもって入念にフォームチェック。やれる準備はすべて行った。金本監督が開幕直前になってようやく「上向き」と評価する秘蔵っ子。 4番か、それとも…。何番でもいい。バットで答えを出すだけだ。

 

 プロ野球は31日、セ、パ両リーグで計 6試合が行われて公式戦が開幕する。阪神の開幕投手を務めるメッセンジャーは30日、ダッシュなどで調整した。 3年連続 4度目の大役へ「何度やっても光栄。それに値する投手だとチーム全体に示せたら」と気合をみなぎらせた。

 昨季の沢村賞ジョンソンとの投げ合いになる。「相手が誰というのはあまり考えない。自分の投球に集中して、終盤までマウンドに残っていたい」と青写真を描いた。

 練習に臨むランディ・メッセンジャー投手=マツダスタジアム

 ランディ・メッセンジャー投手は30日、自身 4度目 3年連続となる開幕投手に向けて、気合を入れた。マイナスなデータは一切関係ない。なぜなら、去年までの自分とは違う。2017年シーズン。生まれ変わった新しいメッセンジャーが、昨季のセ・リーグ王者に挑む。

 「今年2017年は新しいシーズンだ。いまはどこも横一線。(去年の広島のことは)気にせずにやっていく」

 ノープロブレムといわんばかりだった。昨季の対戦成績は 3試合で 1勝 1敗、防御率 12.46。数字だけを見れば、打ち込まれているが、苦手意識はない。昨年のチャンピオンチームであっても、またゼロからのスタート。過去を振り返る必要はない。

 ましてや、今年のメッセはひと味違う。沖縄・宜野座キャンプから脱力投法を意識し、調整を進めてきた。これまでのパワーピッチングではない。長いシーズンの先を見据え、強弱をつける。そのスタイルで結果も出てきた。前回登板の24日のオリックス戦(京セラ)では、 7回を 2安打無失点。球数も88球の省エネで手応えも得た。

 キャッチボール終了後恒例のトスゲームに勝ちガッツポーズのランディ・メッセンジャー投手=マツダスタジアム

 「順調に調整は出来ているし、変える必要はない。力を抜いた投球を心がけて、そのスタイルを貫けば、必ずいい結果がついてくると信じている」

 新メッセの投球に首脳陣も安心。金本監督は「(オープン戦)最後の登板のときに彼の一番いいところというか角度のある球が投げていたので。昨年、今年の中で一番いい状態かな、と。その中で開幕にちゃんとあわせてくれた。僕は安心してみていられると思います」と信頼を寄せた。必ず、チームにいいスタートをもたらしてくれる。

  3年連続 4度目の大役を任された大黒柱は「キャンプ、オープン戦と長かった。開幕が楽しみでしようがない。(開幕投手は)光栄だし、開幕戦でそれに値するということを証明したい」と意気込んだ。早く投げたくて、うずうずした様子。はやる気持ちを抑え、開幕戦ですべてをぶつける。

 

 ついに開幕だ!今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

2017年 公式戦 日程と結果(03月)

 

2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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阪神が乱打戦制し開幕勝利!糸井が移籍後初適時打&マルチ!大和左打席で初安打!福留キャプテン弾!

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阪神は 1回に 2点先制。 2回に広島に 1点差に迫られるも、 3回に糸井の 2点適時打などで 3点を奪い、再びリードを広げた。広島は 7回に新井のソロ、 8回にも失策に乗じて 1点をかえすも、 3年連続で開幕戦を落とした。阪神はメッセンジャーが 1勝目。セーフティーと思われていた最大 7点リードが、みるみるうちに縮まった。ミス、ミス、ミスの 3失策…。金本監督はかばったが、乱戦になってしまったきっかけは 6回だった。 8- 1。先頭・松山のゴロを遊撃・北條が 1塁悪送球。鈴木、安部、エルドレッドの 3連打で 2点を返され、さらに一死 1、 3塁で田中のゴロを 1塁・原口がファンブル。さらに3点差まで迫られた 8回二死 1、 2塁では、新井の打球を処理したマテオが何と 1塁へ悪送球…。

難攻不落ともいわれたジョンソンを相手に、こんな猛打爆発を誰が予想しただろうか。20年ぶりとなる広島での開幕。金本監督が組んだ打順がズバッと! 的中した。昨季 7勝18敗と大苦戦した広島相手。 5連敗もあったマツダ。そして 3勝を献上した左腕…。虎将が前夜「試練」と表現した開幕戦で、風穴を開けたのが高山俊外野手(23)だ。 1回先頭。初球直球をたたきつけ、遊撃内野安打を奪った。その後、福留の併殺の間に先制のホームイン。 3回先頭でもファーストストライクを逃さず中前にはじき返すと、糸井の左中間 2塁打で生還した。全員でハイタッチし、いざ球場へ-。一番でバスに乗り込んだのは金本監督だった。ジョンソンをボッコボコにやっつけた。 1番・高山が作った流れから、このまま一気にいく。

今季から阪神に加入した糸井嘉男外野手(35)が、移籍後初適時打を放った。 3回無死 1、 2塁。広島先発ジョンソンの外角高めのカットボールを左中間方向へ運ぶ 2塁打。一気に 2者が生還した。続く 4回にも右前適時打を放ち早くもマルチ安打をマークした。昨季やられまくった広島相手に、62年ぶりとなる開幕 2桁得点を奪い、10- 6と白星発進。超人効果で、今年はガンガン打ち勝つ!移籍初戦から 3安打 3打点。もう昨季リーグワースト 2位、 506得点のチームではない。1955年以来、球団62年ぶりの開幕戦 2桁得点に導き、昨季のセ界覇者を撃破だ。 2- 1の 3回無死 1、 2塁。 2球目の高めカットボールを強振し、左中間を割った。 2者が生還し虎初打点。千両役者の一振りで、 4- 1と主導権を取り戻した。 2塁ベース上で感情を露わにする糸井に、ベンチも金本監督も拍手、拍手だ。 5- 1の 4回一死 3塁では 1塁線を破る適時打で 3打点目。ジョンソンを 3回 2/3 7失点(自責 5)と来日最短KOに追い込んだ。 7回の左前打で一気に初猛打賞。金本監督は、福留らも含め最敬礼だった。耐えて耐えての、ロケットスタート。開幕を目前にしても正直に「不安はある」と口にしたが、とにかく振って振って、振り払った。キャンプで振り込んでいない分、オープン戦で途中交代したベンチ裏、ビジター球場の通路でも、食堂でもバットを振り続けた。あまりの気迫と集中力で、横を通ろうとする若手は“通行止め”になった。糸井の心の炎が引火し、半世紀以上ぶりの爆勝発進になった。あと 142試合。超人は虎を燃やし続ける。

大和内野手(29)が“プロ初安打”を放った。 7回裏の 2塁守備から途中出場。 2点差に迫られた 9回無死、左打席で薮田の 146キロ直球を 3遊間に転がした。昨秋からスイッチヒッターに挑戦。左打席ではシーズン初安打だ。この 1本で流れを取り戻した阪神は直後、 4番福留の 2ランでリードを 4点に。開幕戦勝利に大きく貢献し、気合を入れ直した。スイッチヒッター挑戦中の大和が、左打席で初安打。 7回から 2塁の守備につくと、 9回の先頭で広島 5番手・薮田の高めの直球を左前へ弾き返した。両打ちを極め、スタメンの座を狙っていく。

福留孝介外野手(39)の一撃で試合を決めた。 2点差に迫られた 9回一死 1塁。薮田の低い球をすくうと、完璧なライナーで右翼席に突き刺した。今季チーム 1号の 2ランで広島に引導を渡した。今季からキャプテンとしてチームを引っ張る立場で、開幕戦も「4番」に座る。初陣から猛打賞をマークし、まさに主軸らしい働きだった。真の「4番打者」は最後の最後にズバッと! 決める。福留のバットが大乱戦にケリをつけた。 6回一死 1塁。薮田が投じた低めのボール気味の直球を振り抜くと、打球は真っ赤なカープファンで埋まった右中間スタンドへ一直線。抵抗する前年王者の息の根を止めた。どんな状況でも冷静に打席に向かう39歳。頼もしき主将が、猛虎の 4番として君臨する。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 6-10阪神>◇ 3月31日◇マツダスタジアム

 阪神は 1回に 2点先制。 2回に広島に 1点差に迫られるも、 3回に糸井の 2点適時打などで 3点を奪い、再びリードを広げた。

 阪神は 4回に 2点を追加し、 6回にも押し出しで追加点。広島は 6回に代打エルドレッドの適時内野安打などで 3点を返した。

 広島は 7回に新井のソロ、 8回にも失策に乗じて 1点をかえすも、 3年連続で開幕戦を落とした。阪神はメッセンジャーが 1勝目。

  4回表阪神一死 3塁、糸井嘉男外野手は右前適時打を放った=マツダスタジアム

 セーフティーと思われていた最大 7点リードが、みるみるうちに縮まった。ミス、ミス、ミスの 3失策…。

 「気を抜いたプレーではないし、技術的な…。原口にしても新しいポジションで技術的に未熟というわけで。ま、寒さもあったし、体も硬いし、気持ちも硬かったでしょうから。そのうちほぐれてくる」

 金本監督はかばったが、乱戦になってしまったきっかけは 6回だった。 8- 1。先頭・松山のゴロを遊撃・北條が 1塁悪送球。鈴木、安部、エルドレッドの 3連打で 2点を返され、さらに一死 1、 3塁で田中のゴロを 1塁・原口がファンブル。さらに3点差まで迫られた 8回二死 1、 2塁では、新井の打球を処理したマテオが何と 1塁へ悪送球…。

 「きょうは雑っていうことは書かないでね(笑)。大目にみているっていってんだから。仕方ない」 積極的な失敗はよし。でも仏の顔も 3度まで!?

 失策した北條史也内野手=マツダスタジアム

 

 難攻不落ともいわれたジョンソンを相手に、こんな猛打爆発を誰が予想しただろうか。20年ぶりとなる広島での開幕。金本監督が組んだ打順がズバッと! 的中した。

 「打つ方は純粋に褒めてあげたいと思います。(高山の第 1打席は)全力疾走で勝ち取った内野安打ですしね。そういうのは続けてほしいです」

 昨季 7勝18敗と大苦戦した広島相手。 5連敗もあったマツダ。そして 3勝を献上した左腕…。虎将が前夜「試練」と表現した開幕戦で、風穴を開けたのが高山だ。

  1回先頭。初球直球をたたきつけ、遊撃内野安打を奪った。「足場も悪かったですし、投げる方も何があるかわからないと思って、全力疾走しました」。その後、福留の併殺の間に先制のホームイン。 3回先頭でもファーストストライクを逃さず中前にはじき返すと、糸井の左中間 2塁打で生還した。

  1回、初球を遊撃内野安打した高山俊外野手。金本知憲監督の「1番」起用に応えた=マツダスタジアム

 さらに 4回先頭では 3ゴロで敵失を誘うと、再び糸井の右前打で6点目のホームイン。ブレイシアと対峙した 7回先頭では追い込まれてやや窮屈になりながらも、右前にポトリ。いきなりの猛打賞発進に「ホッとしました。いい緊張感を保ちながら明日も頑張りたい」と白い歯をみせた。

 宿舎出発前に行った出陣式。指揮官はスタメンを読み上げた。オープン戦期間中は高山を 2番、原口を 4番にすえてのジグザグを理想に掲げていたが、状態を見極めて、一時封印。その上で簡単にバントをしない高山&上本の 1、 2番コンビでダイヤモンドをかき回すことを目指した。

 「勝ってもおごらず、負けてもくじけず。 1つの勝ちを、もっとみんなで喜ぼう。 1つの負けに対して、もっと悔しさをもって戦おう!」

 全員でハイタッチし、いざ球場へ-。一番でバスに乗り込んだのは金本監督だった。

 ベンチで選手を迎える金本知憲監督。ジョンソンをKOした=マツダスタジアム

 「ドキドキ、ハラハラというか。疲れました」 苦笑いした就任 2年目で初の開幕星。「 1つ突破したんでね。明日もきょうの調子でいってほしいけど、おごらずね、気を引き締めてやります」。ジョンソンをボッコボコにやっつけた。 1番・高山が作った流れから、このまま一気にいく。

★昨年の高山俊外野手の開幕戦   3月25日の中日戦(京セラ)に「1番・左翼」で出場。球団の新人選手の開幕 1番は中村勝広(1972年)以来、44年ぶり。さらに 1回に大野からプロ初打席で左前打を放った。球団では鳥谷(2004年)以来の新人野手の開幕戦安打で、初打席安打も加わると球団史上初めて。 4打数 1安打で、試合も 2- 5で敗れたが、大きな希望の光を灯した。

 

  3回表阪神無死 1、 2塁、左中間へ 2点適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 今季から阪神に加入した糸井嘉男外野手が、移籍後初適時打を放った。

  3回無死 1、 2塁。広島先発ジョンソンの外角高めのカットボールを左中間方向へ運ぶ 2塁打。一気に 2者が生還した。「ここで追加点を取るんだという強い気持ちで打席に入りました。上手くとらえることができました」とコメントした。

 続く 4回にも右前適時打を放ち早くもマルチ安打をマークした。

 難敵のジョンソン(手前)をたたく 2点 2塁打だ=マツダスタジアム

 歴史的乱打戦を制した! 阪神はオリックスからFA加入した糸井嘉男外野手が 2適時打を含む 3安打 3打点の大活躍。昨季やられまくった広島相手に、62年ぶりとなる開幕 2桁得点を奪い、10- 6と白星発進。超人効果で、今年はガンガン打ち勝つ!

 虎を勝たせる覚悟が、感情とともに噴き出す。 2塁上、グッとこぶしをにぎり声を上げた。ベンチをズバッと! 指さし、見たかと言わんばかりの超人スマイル。糸井が虎を変えた。移籍初戦から 3安打 3打点。もう昨季リーグワースト 2位、 506得点のチームではない。1955年以来、球団62年ぶりの開幕戦 2桁得点に導き、昨季のセ界覇者を撃破だ。

 「もうやっぱりいろんな意味で、僕の中でも大事な試合で、活躍できてよかったです。やっぱり応援がすごい熱い中で緊張しましたが、必死で振り抜いて、タイムリーになってよかったです」

  3回、ジョンソンから2点二塁打を放ち、ほえる糸井嘉男外野手。こんなシーンが見たかった!=マツダスタジアム

 虎初のヒーローインタビュー。興奮していた。 1回からジョンソンを攻め、 2点を奪ったが 1点を返された。息を吹き返しかけた沢村賞左腕を、叩く必要があった。昨年の虎は 3勝を献上。対戦防御率1.91と苦しんだ難敵だが、今年は糸井がいる。勝利の使者が、すべてを振り払った。

  2- 1の 3回無死 1、 2塁。 2球目の高めカットボールを強振し、左中間を割った。 2者が生還し虎初打点。千両役者の一振りで、 4- 1と主導権を取り戻した。 2塁ベース上で感情を露わにする糸井に、ベンチも金本監督も拍手、拍手だ。

  5- 1の 4回一死 3塁では 1塁線を破る適時打で 3打点目。ジョンソンを 3回 2/3 7失点(自責 5)と来日最短KOに追い込んだ。 7回の左前打で一気に初猛打賞。金本監督は、福留らも含め「ベテラン選手の底力といいますか、ちゃんと開幕にこうやって合わせてきてくれたので、頼もしかった。(糸井は)さすが、過去の実績はやっぱりダテではないな、と」と最敬礼だった。

 試合に勝利し、ハイタッチで糸井嘉男外野手を迎える金本知憲監督(左)=マツダスタジアム

 耐えて耐えての、ロケットスタート。開幕を目前にしても正直に「不安はある」と口にしたが、とにかく振って振って、振り払った。キャンプで振り込んでいない分、オープン戦で途中交代したベンチ裏、ビジター球場の通路でも、食堂でもバットを振り続けた。あまりの気迫と集中力で、横を通ろうとする若手は“通行止め”になった。

 超人も、実は猛練習の人。北海道日本ハム時代の野手転向時、手の皮がめくれるほどの猛練習に付き合ってくれた大村巌コーチ(現ロッテコーチ)に「僕が稼げるようになったら、日本一うまいラーメンをご馳走します!」と誓った。夜中までバットを振り続け、ここまで来た。どれだけビッグになっても、チャレンジするハートは燃え続ける。とにかく勝たせる。虎ではそれが、使命だ。

 「いや、もう、一戦一戦、死ぬ気で戦うだけだと思ってます」

 糸井の心の炎が引火し、半世紀以上ぶりの爆勝発進になった。あと 142試合。超人は虎を燃やし続ける。

 ヒーローインタビューを終えスタンドのファンに挨拶する糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

☆阪神、主な移籍選手の開幕戦あらかると

★片岡篤史(前日本ハム球団):2002年 3月30日の巨人戦(東京ドーム)に「3番・3塁」で出場し 4打数無安打。 3- 1で勝利。

★金本知憲(前広島):2003年 3月28日の横浜戦(横浜)に「3番・左翼」で出場し 3打数無安打 1四球。 2- 4で敗れた。

★新井貴浩(前広島):2008年 3月28日の横浜戦(京セラ)に「3番・1塁」で出場し 3打数 1安打 1四球。 4- 2で勝利した。

★城島健司(前マリナーズ):2010年 3月26日の横浜戦(京セラ)に「6番・捕手」で出場し 4打数 3安打 4打点。 7- 3で勝利した。

★西岡剛(前ツインズ):2013年 3月29日のヤクルト戦(神宮)に「1番・2塁」で出場し 6打数 3安打 2打点。 9- 3で勝利した。

★福留孝介(前ヤンキース):西岡と同じヤクルト戦に「5番・右翼」で出場し 5打数 1安打。

 

 大和内野手が“プロ初安打”を放った。

  7回裏の 2塁守備から途中出場。 2点差に迫られた 9回無死、左打席で薮田の 146キロ直球を 3遊間に転がした。

 昨秋からスイッチヒッターに挑戦。左打席ではシーズン初安打だ。この 1本で流れを取り戻した阪神は直後、 4番福留の 2ランでリードを 4点に。開幕戦勝利に大きく貢献し、「いい感じで振れました。タイミングだけ合わせていった。 1本出て楽になりました。次もチャンスがあれば打ちたい」と気合を入れ直した。

 

  9回表阪神無死、左打席で公式戦初安打となる左前打を放った大和内野手=マツダスタジアム

 スイッチヒッター挑戦中の大和が、左打席で初安打。 7回から 2塁の守備につくと、 9回の先頭で広島 5番手・薮田の高めの直球を左前へ弾き返した。「いい感じで振れました。タイミングだけしっかり取って。 1本出たので気持ち的に楽になりますけど、またチャンスがあれば打てたらいい」。両打ちを極め、スタメンの座を狙っていく。

 

  9回表阪神一死 1塁、右中間に 2点本塁打を放った福留孝介外野手=マツダスタジアム

 福留孝介外野手の一撃で試合を決めた。

  2点差に迫られた 9回一死 1塁。薮田の低い球をすくうと、完璧なライナーで右翼席に突き刺した。今季チーム 1号の 2ランで広島に引導を渡した。「向こうに流れが行く展開だった。いい形で打てた。チームが勝っているので、いいものだよね。いい形でとらえることができたし、自分らしくスイングできて良かった」と振り返った。

 今季からキャプテンとしてチームを引っ張る立場で、開幕戦も「4番」に座る。初陣から猛打賞をマークし、まさに主軸らしい働きだった。

  9回、 4番・福留孝介外野手がダメ押しの 2ラン。本当に大きな一発だった=マツダスタジアム

 真の「4番打者」は最後の最後にズバッと! 決める。福留のバットが大乱戦にケリをつけた。 6回一死 1塁。薮田が投じた低めのボール気味の直球を振り抜くと、打球は真っ赤なカープファンで埋まった右中間スタンドへ一直線。抵抗する前年王者の息の根を止めた。

 「嫌な流れになっていたからね。でも、自分らしいスイングができたと思うよ。チームも勝てたしね」

 福留ファンなら、開幕戦アーチと聞けば思いだす名シーンがある。2008年 3月31日。メジャー移籍した 1年目だった。「カブス・福留」は 5番でスタメン出場し、 9回に起死回生の同点 3ランを放つなど、 3打数 3安打 3打点の衝撃デビューを飾る。福留ヒストリーのクライマックスの 1つ。あの日以来の開幕弾だった。

  4回にチャンスを拡大する今季初安打を右前に放ち、 6回には口火を切る右前打。 3安打猛打賞で大当たりの第 1戦は、 3回に死球を受ける“大当たりすぎる”オマケまでついた。

 ただ、ど派手な活躍の陰に、地味過ぎる、でも福留ならでは、の光景があった。それは 1回の第 1打席。無死満塁から遊ゴロ併殺打。“普通の人”は残念がる。 1点ではもったいないと言う。でも、福留理論は違う。

  1回、併殺打に倒れた福留孝介外野手=マツダスタジアム

 「先制の場面なら、内野ゴロ併殺打でいい。野球は点を取るスポーツ。点を取ることが一番大事なんだから」

 阪神移籍 1年目(2013年)。サンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏と対談した際に披露した持論を、今シーズン最初の打席で実践し、難敵ジョンソンを相手に、シーズン最初の得点を阪神にもたらした。

 どんな状況でも冷静に打席に向かう39歳。頼もしき主将が、猛虎の 4番として君臨する。

◇データBOX◇

◎…福留の開幕戦本塁打は、中日時代の2002年 3月30日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)、2003年 3月28日の巨人戦(東京ドームに続き、 3度目で阪神移籍後初。カブス時代の2008年 3月31日のブルワーズ戦でも開幕弾を放っている。

◎…阪神が広島の本拠地で開幕を戦うのは1997年 4月 5日(当時は広島市民球場9以来、20年ぶり。 1- 3で敗れており、広島で開幕戦を勝利するのは1990年 4月 7日(同)の 9- 0以来、27年ぶり。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

2017年 公式戦 日程と結果(03月)

 

2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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金本監督怒りの守乱!延長サヨナラ負けに…阪神投手陣13四球に金本監督ため息…原口、粘りで2打点!

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序盤から点の奪い合い。阪神が 1回に糸井の犠飛などで 4点先制。その裏広島に 3点返されるも、 2回に 2得点。リードを広げた。中盤も互いに取り合った。広島は 5回に鈴木の 1号 2ランで 1点差とし、 6回に再び 3点差とされながら、その裏に 2点を返した。延長10回裏、阪神の失策などで広島が一死 2、 3塁の好機。途中出場の安部が内野安打を放ち、サヨナラ勝ち。 5時間を超える試合に終止符を打った。 9回が終わった時点で四球は広島「13」、阪神「13」で、プロ野球タイ記録、セ・リーグ新記録の 1試合「26」四球となった。延長10回、阪神が 1四球を記録し、計「27」四球となったが、延長に入ってからの数は最多記録に含まない。

金本知憲監督(48)がミス連発の敗戦にあきれかえった。左翼高山の落球など 4失策。延長10回もドリスのけん制悪送球でピンチを招き、サヨナラ負けを喫した。開幕 2戦で 7失策と早くも守備の弱さを露呈。投手陣も打線の援護をもらいながら、13四球を制球に苦しんだ。広島相手に開幕 2連勝も狙えただけに、痛恨の自滅だった。阪神は終盤の 8回から 4失策と守りが乱れ、先行しながら広島に延長10回、サヨナラ負け。両チームの合わせて、27四球という乱戦で競り負けた。金本知憲監督はノーバウンドを捕れない上本と高山に怒怒怒怒怒!!  2日で 7失策では勝てるゲームも勝てない。広島に「14」四球をもらいながら、どっと疲れる延長10回、 5時間24分の逆転負け。金本監督は怒りを抑えきれなかった。延長10回一死 1塁。 7番手・ドリスが 1塁へのけん制を悪送球。直後の下水流の遊ゴロを途中出場の糸原が、弾いたあとに 1塁へ悪送球で 2、 3塁とされた。安部のゴロを大和が懸命に追いつき、バックホームしたが、間に合わず( 2塁内野安打)でサヨナラ負け…。終盤の失策連発で開幕連勝を逃した。流れを手放す見逃せないミスがあった。指揮官が厳しく指摘したのは、上本と高山の凡ミスだった。前夜の開幕戦では 3失策。そして、この日は終盤の 8回から 4失策…。昨季リーグワーストの97失策を喫し、キャンプから入念に準備を重ねてきたはずだが、守りの決壊で優位に進めていた試合は崩壊した。上本、高山はともに口を開くことはなかったが、主将・福留は帰りのバスの前で立ち止まり、ナインに言い聞かせるように話した。もう、こんな恥ずかしい試合はみたくない。

糸井嘉男外野手(35)が先制犠飛を放った。 1回無死 1、 3塁。広島先発の岡田の 2球目を振り抜き右飛に。 3塁走者の高山が悠々と本塁に生還した。これで 2試合連続打点となった。開幕から 2試合連続打点と好発進を見せたが、走塁で手痛いミス。 9回先頭で中崎から四球を選んだ後、 2盗を狙ったが、スタートが速すぎて中崎が 2塁に投げて憤死(記録は盗塁死)。制球に苦しむ中崎を助け、反撃のチャンスを逃してしまった。

原口文仁捕手(25)の犠飛などでノーヒットで 2点を追加した。高山から始まる 2回は、 3者連続で四球を選び、無死満塁に。 4番福留の 2ゴロ、 5番原口の左犠飛を放ち、 2点を奪取。リードを 3点に広げた。 1回一死 1、 2塁。ファウルで粘ること 7球目だった。広島岡田の 146キロスライダーをセンター方向へはじき返した。中堅の丸の前に落ち、 2塁走者の上本が本塁に生還した。さらに 5- 3の 2回一死 2、 3塁では左犠飛。「これを続けていけるようにしたい。打ちに行く球を打ちにいく」と力を込めた。

この悔しさに立ち向かわなければ嘘だ。北條史也内野手(22)が 6- 5の 6回一死 1、 2塁で迎えた第 4打席で代打に中谷将大内野手(24)を送られた。ここまで 9打席無安打( 1四球)と「H」ランプが灯らない。若虎が試練のときを迎えた。帰り際、厳しい表情のまま、短く言葉を紡いだ。延長戦までもつれこんだ総力戦はサヨナラ負けを喫し、背番号「2」はベンチでその瞬間を見届けた。開幕連勝は逃したが、前日の開幕戦が16安打、この日は11安打と打線は活発。だが、その輪の中に背番号「2」が入れない。不振の北條に代えて、代打で出した中谷は止めたバットに当てて右前打を放った。オープン戦18試合出場で 2位の14打点をあげた若武者は初打席で結果。まさに好対照だ。虎将は鳥谷を押しのけて起用する22歳の反骨心を信じている。不振脱出のカギは自分で探すしかない。

先発した岩貞祐太投手(25)は打線に援護をもらったものの、制球が定まらず、 4- 0の 1回に丸に左越え 3ラン、 5回には鈴木に 2ランを浴びた。昨季 0勝 4敗だった苦手に雪辱できなかった。

阪神の助っ人右腕ラファエル・ドリス投手(29)がサヨナラ打を浴び、今季初黒星を喫した。同点の延長10回に登板。一死からエルドレッドに左前打を浴び出塁されると、続く代打下水流の打席で 1塁へけん制悪送球。自らのミスで一死 2塁とすると、さらに下水流のゴロを遊撃糸原が痛恨のエラー。一死 2、 3塁となり、最後は安部にサヨナラ内野安打を打たれた。ドリスは試合後肩を落とした。この日は 8回に登板した同じ助っ人右腕のマルコス・マテオ投手(32)も大乱調。なんとか 2回を無失点に切り抜けたが、こちらも自らの悪送球や 4与四球でピンチを広げるなど、ファンの肝を冷やした。ドミニカンコンビが今後に不安を残した。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 9x- 8阪神>◇ 1日◇マツダスタジアム

 序盤から点の奪い合い。阪神が 1回に糸井の犠飛などで 4点先制。その裏広島に 3点返されるも、 2回に 2得点。リードを広げた。

 中盤も互いに取り合った。広島は 5回に鈴木の 1号 2ランで 1点差とし、 6回に再び 3点差とされながら、その裏に 2点を返した。

  7回に広島が押し出し四球で同点。その後は互いにチャンスをつくりながらも無得点が続き、延長にもつれた。  延長10回裏、阪神の失策などで広島が一死 2、 3塁の好機。途中出場の安部が内野安打を放ち、サヨナラ勝ち。 5時間を超える試合に終止符を打った。

 10回表阪神無死、四球を選んだ鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

  9回が終わった時点で四球は広島「13」、阪神「13」で、プロ野球タイ記録、セ・リーグ新記録の 1試合「26」四球となった。

  1リーグ時代の1937年に金鯱「15」、ライオン「11」で記録して以来、80年ぶり 2度目の記録となった。これまでのセ・リーグ記録は「20」で、パ・リーグは「23」。

 延長10回、阪神が 1四球を記録し、計「27」四球となったが、延長に入ってからの数は最多記録に含まない。

 

 選手交代を告げた金本知憲監督=マツダスタジアム

 金本知憲監督がミス連発の敗戦にあきれかえった。左翼高山の落球など 4失策。

 延長10回もドリスのけん制悪送球でピンチを招き、サヨナラ負けを喫した。開幕 2戦で 7失策と早くも守備の弱さを露呈。投手陣も打線の援護をもらいながら、13四球を制球に苦しんだ。「これだけミスが出たら、そりゃ…。記録に出ないミスもあるし、勝たせてあげたようなもの。いくら延長10回でも、13四球はちょっとアレやね」。広島相手に開幕 2連勝も狙えただけに、痛恨の自滅だった。

  9回、ベンチから戦況を見つめる金本知憲監督。こんな終盤を思い描いていたわけではないはずだが…=マツダスタジアム

 嘘といって!? 阪神は終盤の 8回から 4失策と守りが乱れ、先行しながら広島に延長10回、サヨナラ負け。両チームの合わせて、27四球という乱戦で競り負けた。金本知憲監督はノーバウンドを捕れない上本と高山に怒怒怒怒怒!!  2日で 7失策では勝てるゲームも勝てない。

 ウソであってほしい。悪夢のエープリルフールだ。グラブからポロポロポロポロ…投げれば悪送球の山。広島に「14」四球をもらいながら、どっと疲れる延長10回、 5時間24分の逆転負け。金本監督は怒りを抑えきれなかった。

 「これだけミスが出たら…記録に出ないミスもあるし。ま、勝たせてあげたようなもんですよ」

  6回、安部(左)の 2盗に対して、梅野隆太郎捕手がアウトのタイミングの送球を投げたが、ベースカバーの上本博紀内野手が捕れず、この回 1点差に迫られた=マツダスタジアム

 延長10回一死 1塁。 7番手・ドリスが 1塁へのけん制を悪送球。直後の下水流の遊ゴロを途中出場の糸原が、弾いたあとに 1塁へ悪送球で 2、 3塁とされた。安部のゴロを大和が懸命に追いつき、バックホームしたが、間に合わず( 2塁内野安打)でサヨナラ負け…。終盤の失策連発で開幕連勝を逃した。流れを手放す見逃せないミスがあった。指揮官が厳しく指摘したのは、上本と高山の凡ミスだった。

 「目の前のプレーをちゃんとしないと、ね。やっぱり自分の範囲の球は。きょう、ノーバウンド(のミス) 2つか。高山と上本。自分の範囲のノーバウンドはノー文句で捕らないと」

  8回、高山俊外野手がまさか落球=マツダスタジアム

  8- 5の 6回無死 塁。 1走安部がスタートを切った。梅野が 2塁へストライク送球も…ベースカバーの上本がポロリ。記録は盗塁となったが、 1点差まで詰め寄られるきっかけとなった。

 追いつかれ、 8- 8で迎えた 8回は、高山が先頭打者の菊池の飛球を落球。自身の一塁悪送球などで二死満塁としたマテオがなんとか無失点で切り抜けたが、中村外野守備走塁コーチは「集中力不足。うまいとかヘタの問題ではない」と斬り捨てた。

 10回、糸原健斗内野手が遊ゴロ悪送球=マツダスタジアム

 前夜の開幕戦では 3失策。そして、この日は終盤の 8回から 4失策…。昨季リーグワーストの97失策を喫し、キャンプから入念に準備を重ねてきたはずだが、守りの決壊で優位に進めていた試合は崩壊した。上本、高山はともに口を開くことはなかったが、主将・福留は帰りのバスの前で立ち止まり、ナインに言い聞かせるように話した。

 「自分たちで減らせるものは減らしていかないと。こういう試合をしていると流れに波に乗れるものも乗れなくなる。しっかり引き締めて、明日集中することが大事」

 金本監督は「これを経験にしていかないと先はみえてこない。プラスにしないと」と前を向いた。もう、こんな恥ずかしい試合はみたくない。

 

  1回表阪神無死 1、 3塁、右へ先制犠飛を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 糸井嘉男外野手が先制犠飛を放った。

  1回無死 1、 3塁。広島先発の岡田の 2球目を振り抜き右飛に。 3塁走者の高山が悠々と本塁に生還した。「打ったのはストレート。先制のチャンスでしたし、最低限ですが外野まで運ぶことができてよかったです」とコメントした。これで 2試合連続打点となった。

  1回、犠飛を放ちベンチ前でナインとハイタッチする糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 糸井は 1回無死 1、 3塁から先制の右犠飛を打ち上げた。試合中に「先制のチャンスでしたし、最低限ですが外野まで運ぶことができてよかった」とコメントを広報担当者に託していたが、試合後は「負けたから意味がない」と淡々。開幕から 2試合連続打点と好発進を見せたが、走塁で手痛いミス。 9回先頭で中崎から四球を選んだ後、 2盗を狙ったが、スタートが速すぎて中崎が 2塁に投げて憤死(記録は盗塁死)。制球に苦しむ中崎を助け、反撃のチャンスを逃してしまった。

 

  1回表阪神一死 1、 2塁塁、中前へ適時打を放った原口文仁捕手=マツダスタジアム

 原口文仁捕手の犠飛などでノーヒットで 2点を追加した。

 高山から始まる 2回は、 3者連続で四球を選び、無死満塁に。 4番福留の 2ゴロ、 5番原口の左犠飛を放ち、 2点を奪取。リードを 3点に広げた。

  2回表阪神一死 2、 3塁、左犠飛を放ち追加点を挙げた原口文仁捕手=マツダスタジアム

 原口文仁捕手が 2試合連続となる適時打で、 2点目を奪った。

  1回一死 1、 2塁。ファウルで粘ること 7球目だった。広島岡田の 146キロスライダーをセンター方向へはじき返した。中堅の丸の前に落ち、 2塁走者の上本が本塁に生還した。「サダ(岩貞)が今シーズン初登板ですし、早い段階で援護してあげたかったので打ててよかったです」とコメントした。

  6回、広島・會澤(会沢)翼捕手の打球を追って 1塁内野スタンドに飛び込んだ原口文仁捕手=マツダスタジアム

  5番原口が 2打点をマークした。 1点リードの 1回一死 1、 2塁で岡田の直球をひろって、中前適時打。「何とか粘り強くいこうとポイントを近づけるイメージで打ちにいきました。中堅に捕られそうだったので『落ちろ!』と思っていました」と振り返った。さらに 5- 3の 2回一死 2、 3塁では左犠飛。「これを続けていけるようにしたい。打撃の中で見極めて、打ちに行く球を打ちにいく」と力を込めた。

 

 この悔しさに立ち向かわなければ嘘だ。北條が 6- 5の 6回一死 1、 2塁で迎えた第 4打席で代打に中谷を送られた。ここまで 9打席無安打( 1四球)と「H」ランプが灯らない。若虎が試練のときを迎えた。

 「自分できっかけをつかむしかないので」

 帰り際、厳しい表情のまま、短く言葉を紡いだ。延長戦までもつれこんだ総力戦はサヨナラ負けを喫し、背番号「2」はベンチでその瞬間を見届けた。開幕連勝は逃したが、前日の開幕戦が16安打、この日は11安打と打線は活発。だが、その輪の中に背番号「2」が入れない。

  4回、安打が出ない北條史也内野手は遊ゴロで 1塁へヘッドスライディング。次の打席で代打中谷将大外野手を送られた=マツダスタジアム

 金本監督は交代の場面を「あそこで勝負かけた。まだまだ自分のタイミングで打てていないから。凡打でも内容がよければ代えてないけど。まったく(投手と)合ってないような状態だったから」と説明した。不振の北條に代えて、代打で出した中谷は止めたバットに当てて右前打を放った。オープン戦18試合出場で 2位の14打点をあげた若武者は初打席で結果。まさに好対照だ。

 「波もあるし。自分で打開していかないと」

 虎将は鳥谷を押しのけて起用する22歳の反骨心を信じている。不振脱出のカギは自分で探すしかない。

☆不振の北條について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「まだ 2試合だから。気持ちが焦っているところはあると思うが、切り替えてやるしかない」

 

 阪神先発の岩貞祐太投手=マツダスタジアム

 先発した岩貞は打線に援護をもらったものの、制球が定まらず、 4- 0の 1回に丸に左越え 3ラン、 5回には鈴木に 2ランを浴びた。 5回 5安打 5四球 5失点だ。「あれだけ点をもらったので勝たないと。非常に悔しいです」。昨季 0勝 4敗だった苦手に雪辱できなかった。

 

 10回裏広島一死 1塁、 1塁へけん制悪送球するラファエル・ドリス投手=マツダスタジアム

 阪神の助っ人右腕ラファエル・ドリス投手がサヨナラ打を浴び、今季初黒星を喫した。

 同点の延長10回に登板。一死からエルドレッドに左前打を浴び出塁されると、続く代打下水流の打席で 1塁へけん制悪送球。自らのミスで一死 2塁とすると、さらに下水流のゴロを遊撃糸原が痛恨のエラー。一死 2、 3塁となり、最後は安部にサヨナラ内野安打を打たれた。ドリスは試合後「エラーは野球の一部だから関係ない。落ち着いて投げられたと思うから結果がこうなって悔しい」と肩を落とした。

 この日は 8回に登板した同じ助っ人右腕のマルコス・マテオ投手も大乱調。なんとか 2回を無失点に切り抜けたが、こちらも自らの悪送球や 4与四球でピンチを広げるなど、ファンの肝を冷やした。ドミニカンコンビが今後に不安を残した。

 10回、広島・安部にサヨナラの適時打を浴びて引き上げるラファエル・ドリス投手ら=マツダスタジアム

  8- 8の延長10回に登板したドリスが痛恨の悪送球。一死 1塁で 1塁へのけん制が悪送球となり、原口のミットを弾いて 2進を許した。下水流のゴロを弾いた糸原が悪送球して 2、 3塁となり、最後は安部に投じた 140キロのフォークを 2塁内野安打にされ、サヨナラ負けを喫した。「エラーとかそういうものも野球の一部。そこは関係ない。結果そう(サヨナラ負けに)なって悔しい」と唇をかんだ。

 

 こんなアホな試合をやっていてはアカン!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

2017年 公式戦 日程と結果(03月)

 

2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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九里シュートに沈黙の阪神…糸井に緊急事態!移籍1号喜びつかの間、死球交代に…糸原がプロ初安打!

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広島が 1回に田中、菊池、丸の 3連打で 2点を先制した。阪神は 3回、糸井のソロで 1点返したが、広島はその裏に 2点を加えた。阪神能見篤史投手(37)は 4回途中で降板。 7回に 5点を奪うなど 3試合連続 2桁安打の広島が、連勝で開幕カードを勝ち越した。阪神は連敗で負け越しスタートとなった。昨季王者の広島が相手とはいえ、ここまで抑止できなければ不安になる。攻撃陣もたまったものではない。開幕 3連戦で計24失点…。先発・能見は 3回 1/3を 8安打 4失点。 1回、先頭・田中広輔内野手(27)のバットを折りながらも左前に落とされ、続く菊池涼介内野手(27)にフォークを拾われ、左翼線適時 2塁打…。 3回一死 1、 3塁では昨季対戦打率 0.467(15打数 7安打)、 2本塁打、 8打点と強敵の新井貴浩内野手(40)に左中間への 2点 2塁打を献上した。 3月31日の開幕戦は勝ったものの 6失点。 1日は 9失点でサヨナラ負け。メッセンジャー( 5回 0/3 4失点=自責 2)、岩貞( 5回 5失点)、能見とピリッとしない。開幕カード24失点は、2014年の「27」以来の大量失点だ。指揮官は口をとがらせた。ブルペン陣の疲労も気になる。甲子園を本拠地にしているだけに、守り勝つのが猛虎のスタイル。ホーム開幕となる 4日のヤクルト戦(京セラD)は藤浪晋太郎投手(22)が先発。負の連鎖を断て!

エグられた。シュート、シュート、またシュート。九里亜蓮投手(25=亜細亜大學)の決め球の前に、虎打線が軽くひねられる。昨季は 7打数 3安打、打率 0.429と苦にしなかった原口文仁内野手(25)も 2三振に 3ゴロ併殺打。試合後、若き大砲は悔しげに口を開いた。開幕からの 2試合で 4安打と調子は悪くないはずだった。ところが 1回二死 1、 2塁でシュートで徹底して攻められ、最後は完全なボール球のシュートを振って三振。意識し過ぎたのか、 3回はチェンジアップを見逃し三振。そして 5回一死満塁ではシュートに詰まって 3ゴロ併殺打。終わってみれば、痛恨の逸機となってしまった。原口だけではない。 1回無死 1塁から遊ゴロ併殺打の上本博紀内野手(30)も、 6回無死 1塁から 3ゴロ併殺打の北條史也内野手(22)も仕留められたのはシュート。結局、九里と相対した阪神の右打者はのべ12人。この日はうち 7人がシュートにやられた。シュートを安打にしたのは、 5回の上本の 2塁打のみだった。九里は昨季まで通算 4勝( 8敗)。基本はリリーフで、先発はローテの谷間を埋めるとき程度だった。昨季は阪神戦に 6試合登板して 1勝 0敗、防御率4.05。先発は 1度だけで、 1勝も中継ぎで挙げたものだった。

糸井嘉男外野手(35)が 3回、「虎移籍1号」となる追撃のソロを放つも、 5回に右腕に死球を受けて途中交代した。開幕 3連戦で 9打数 4安打 5打点と奮闘した超人に、アクシデント発生。試合も 1- 9と惨敗して、2014年以来 3年ぶりの開幕カード負け越し。踏んだり蹴ったりや!背番号「7」を投手に向けて、反射的に体をねじった。白球が足下を転がる。かがんだまま、顔を上げられない。「虎1号」も遠くかすむ激震だ。糸井が右肘付近への死球で途中交代。惨敗で開幕カードを負け越した虎が、いきなり窮地に陥った。 1塁上で顔をしかめ、つぶやいたように見えた。 1- 4の 5回一死 2塁。広島の先発・九里亜蓮投手(25=亜細亜大學)の内角球を避けきれなかった。ベンチ裏で治療してゲームに戻り、 5回は中堅守備に就いたが、 6回の守備から退いた。右打者の内角へ食い込むシュートでグイグイと攻めてきた九里に対し、誰より踏み込めていたのが超人だった。FA加入して期待通りに大暴れしていたのに、大暗転。金本知憲監督(48)は試合後「腫れがひどくなってきているから(代えた)」と明かした。 4日からはホーム初戦のヤクルト戦(京セラ)が待つ。昨季 7勝18敗と大きく負け越した広島に、守乱も相次いで開幕カードで 1勝 2敗。金本監督は「 1つ取れた」と前を向いたが、シュンとしてしまいそうな虎を奮い立たせられるのは糸井しかいない。おひざ元の関西で虎党が待っている。仕切り直しの本拠地“快幕”は、超人と一緒がいい。

ドラフト 5位糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)がうれしいプロ初安打を放った。 9回二死 1塁。広島ライアン・ブレイジア投手(29)が 3球目に投じた 150キロの速球を振り抜いた。投手の足元を襲うライナーで、中前まで転がっていった。 5打席目に出た記念すべきヒットに「初ヒットを打てて良かったです」と安堵(あんど)の表情だった。デビュー戦となった 1日広島戦は延長10回にサヨナラ負けを喫した。ただ糸原は遊ゴロを悪送球し、ピンチを広げてしまった。試合後は足取りが重く、顔を赤くしてバスに乗り込んだ。それでもこの日は 2塁で途中出場。打球は飛んでこなかったが、強気な姿勢で乗り越えた。

開幕 3戦目に先発した能見篤史投手(37)が、 4回持たずに降板した。 1回にいきなり 3連打を浴びて 2点を許し、 3回には新井の 2点適時 2塁打で計 4失点。 4回一死から連打を浴びたところで、マウンドを降りた。相手に流れを作られたことを猛省。次回、巻き返してくれることを期待するばかりだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 9- 1阪神>◇ 2日◇マツダスタジアム

 広島が 1回に田中、菊池、丸の 3連打で 2点を先制した。阪神は 3回、糸井のソロで 1点返したが、広島はその裏に 2点を加えた。

 阪神能見は 4回途中で降板。代わった松田が 4回一死満塁を切り抜けた。広島九里は 6回 1失点。 3点リードを守り継投に入った。

  7回に 5点を奪うなど 3試合連続 2桁安打の広島が、連勝で開幕カードを勝ち越した。阪神は連敗で負け越しスタートとなった。

  7回、金本知憲監督(左から 2人目)は岩崎優投手が打ち込まれて首をかしげる=マツダスタジアム

 誰がこんな投壊を予想しただろう。昨季王者の広島が相手とはいえ、ここまで抑止できなければ不安になる。攻撃陣もたまったものではない。開幕 3連戦で計24失点…。

 「能見もポテンヒットからの 2(失)点が 1回と 3回か。アンラッキーといえばアンラッキーやね。抑えているんだけど、粘れなかった」

 金本監督も嘆いた。

 先発・能見は 3回 1/3を 8安打 4失点。 1回、先頭・田中のバットを折りながらも左前に落とされ、続く菊池にフォークを拾われ、左翼線適時 2塁打…。 3回一死 1、 3塁では昨季対戦打率 0.467(15打数 7安打)、 2本塁打、 8打点と強敵の新井に左中間への 2点 2塁打を献上した。

  4回一死 1、 2塁のピンチを招いたところで降板。わずか78球。香田投手コーチは「手は尽くしたんだけど。(78球での降板は)上がり目がなかった」と説明した。

 さらに 7回に登板した岩崎が炎上。中継ぎに配置転換されての初登板だったが丸に 2塁打、新井に死球、鈴木に左前打…。名手・福留の珍しい失策もからんで、この回 5失点(自責 2)と敗戦を決定づけて「出たところでゼロに抑えるのが中継ぎの仕事。もっと(状態を)上げていかないといけない」と猛省した。

  3回、広島・新井貴浩内野手に適時 2塁打を浴びた能見篤史投手=マツダスタジアム

  3月31日の開幕戦は勝ったものの 6失点。 1日は 9失点でサヨナラ負け。メッセンジャー( 5回 0/3 4失点=自責 2)、岩貞( 5回 5失点)、能見とピリッとしない。開幕カード24失点は、2014年の「27」以来の大量失点だ。開幕直前、投手陣について虎将は「(手応えは)ある。(先発枠の)備えとして何人かすぐにこいつという選手が出てきた」と話していたが、不安だらけのスタートとなった。

 指揮官は「最低(先発投手は) 6回はいってもらわんと」と口をとがらせた。ブルペン陣の疲労も気になる。甲子園を本拠地にしているだけに、守り勝つのが猛虎のスタイル。ホーム開幕となる 4日のヤクルト戦(京セラD)は藤浪が先発。負の連鎖を断て!

☆阪神の2014年開幕 3連戦・巨人戦(東京ドーム)での失点VTR

  3月28日は先発した能見が 4回 2/3を10失点。 2番手・鶴も 2者連続ソロ本塁打を許すなどして計12失点で 4-12と大敗した。29日の 2戦目は先発メッセンジャーが 6回 2失点。 2番手の安藤が 2/3回を 1失点に抑え、 5- 3で逆転勝ちした。30日の 3戦目は榎田が先発も 3回 4失点。二神、鶴も打ち込まれ、 3-12で敗れた。 3試合での失点は計27だった。

 

 原口文仁内野手は五回一死満塁で三ゴロ併殺打に倒れた=マツダスタジアム

 エグられた。シュート、シュート、またシュート。九里の決め球の前に、虎打線が軽くひねられる。昨季は 7打数 3安打、打率 0.429と苦にしなかった原口も 2三振に 3ゴロ併殺打。試合後、若き大砲は悔しげに口を開いた。

 「弱点を攻めてくるのは分かっているので、あとは駆け引きとかで、何とかしていかないといけないですね」

 開幕からの 2試合で 4安打と調子は悪くないはずだった。ところが 1回二死 1、 2塁でシュートで徹底して攻められ、最後は完全なボール球のシュートを振って三振。

 意識し過ぎたのか、 3回はチェンジアップを見逃し三振。そして 5回一死満塁ではシュートに詰まって 3ゴロ併殺打。終わってみれば、痛恨の逸機となってしまった。

 金本監督も「右打者がシュートにちょっとやられたかな。ま、課題でしょう。次、どうするか」とリベンジを誓えば、片岡打撃コーチも「右打者の内角にキッチリ来ていた」と唇をかんだ。

  5回、併殺打に倒れた原口文仁内野手=マツダスタジアム

 原口だけではない。 1回無死 1塁から遊ゴロ併殺打の上本も、 6回無死 1塁から 3ゴロ併殺打の北條も仕留められたのはシュート。結局、九里と相対した阪神の右打者はのべ12人。この日はうち 7人がシュートにやられた。シュートを安打にしたのは、 5回の上本の 2塁打のみだった。

 九里は昨季まで通算 4勝( 8敗)。基本はリリーフで、先発はローテの谷間を埋めるとき程度だった。昨季は阪神戦に 6試合登板して 1勝 0敗、防御率4.05。先発は 1度だけで、 1勝も中継ぎで挙げたものだった。

 これで覚醒させてしまっては…。猛虎の難敵にしてしまっては…。11三振を積み上げた屈辱を糧にして、次回は攻略しなければいけない。

◇データBOX◇

◎…阪神の 1試合11三振は 1日に続き 2戦連続で今季ワーストタイ。 1日は延長10回のため参考記録。延長試合を除くと昨年 9月 8日の巨人戦(甲子園、● 1- 3)の11三振以来。 2リーグ分立後の球団記録は16三振。

 

  3回表阪神二死、「移籍1号ソロ」となる右越え本塁打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 糸井嘉男外野手が「移籍1号ソロ」を放った。

  3回二死、広島先発の九里の初球 148キロのツーシームをジャストミート。低い弾道でそのままカープファンの待つ右中間席に飛び込んだ。「真芯でしっかりととらえられました。ただ、感触はよかったのですが弾道が低かったので『どうかな?』と思ったのですが、入ってくれてよかったです」とコメントした。

 糸井嘉男外野手は五回、死球を受けて痛そうに右肘付近を押さえる=マツダスタジアム

 糸井嘉男外野手が死球を受けてベンチに退いた。

  3回に移籍 1号を放つも、 5回一死 2塁の場面で広島九里の 139キロ直球が右肘付近に当たった。

  6回守備からベンチを退いた糸井について金本知憲監督は「腫れがひどくなったから」と交代理由を説明。ホーム開幕となる 4日のヤクルト戦については「腫れ具合でしょう。骨には異常ないと思うけど」と話した。

  5回表阪神一死 2塁、広島九里亜蓮投手から死球を受け治療でベンチに下がる糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 痛っ! 糸井嘉男外野手が 3回、「虎移籍1号」となる追撃のソロを放つも、 5回に右腕に死球を受けて途中交代した。開幕 3連戦で 9打数 4安打 5打点と奮闘した超人に、アクシデント発生。試合も 1- 9と惨敗して、2014年以来 3年ぶりの開幕カード負け越し。踏んだり蹴ったりや!

 背番号「7」を投手に向けて、反射的に体をねじった。白球が足下を転がる。かがんだまま、顔を上げられない。「虎1号」も遠くかすむ激震だ。糸井が右肘付近への死球で途中交代。惨敗で開幕カードを負け越した虎が、いきなり窮地に陥った。

 「痛い…」

  1塁上で顔をしかめ、つぶやいたように見えた。 1- 4の 5回一死 2塁。広島の先発・九里の内角球を避けきれなかった。ベンチ裏で治療してゲームに戻り、 5回は中堅守備に就いたが、 6回の守備から退いた。

 糸井嘉男外野手は 3回、「虎移籍1号」を放つ!反撃ののろしをあげたのだが…=マツダスタジアム

 右打者の内角へ食い込むシュートでグイグイと攻めてきた九里に対し、誰より踏み込めていたのが超人だった。結果的にチーム唯一の得点となったのも豪快な「虎1号アーチ」。 0- 2の 3回二死から初球 148キロツーシームを振り抜き、右中間への弾丸ソロを放った。

 このときは球団広報を通じて「感触はよかったのですが、弾道が低かったので『どうかな?』と思ったのですが、入ってくれてよかったです。早く追いついて、ひっくり返せるように頑張ります!」と意気込んでいたのだが…。開幕 3連戦で打率 0.444( 9打数 4安打)、 3試合連続の計 5打点。超人を失った虎は、あまりにももろかった。そのまま 1- 9で敗戦。2014年以来 3年ぶりの開幕カード負け越しとなった。

 FA加入して期待通りに大暴れしていたのに、大暗転。金本監督は試合後「腫れがひどくなってきているから(代えた)」と明かした。 4日からはホーム初戦のヤクルト戦(京セラ)が待つが「腫れ具合(次第)でしょう。骨には異常ないと思うけど。(当たったのは)肘の上やね」としか、まだ言えなかった。

 ボールは糸井嘉男外野手の内角をえぐり、右腰をかすめて右肘付近に当たった=マツダスタジアム

 この日は病院に行かず、本屋敷トレーナーは「当たったところは病院へ行く(必要がある)ところではありません。痛みと腫れがありました。大きな問題はない」としながらも、今後について「状態を見ながらだと思う」と語るにとどめた。

 糸井本人はスーツ姿で広島駅から新幹線で帰路に就いた。今後について「分からん」とひと言。取り囲んだファンに痛めた右手で、笑顔でサインをする場面もあった。

 昨季 7勝18敗と大きく負け越した広島に、守乱も相次いで開幕カードで 1勝 2敗。金本監督は「 1つ取れた」と前を向いたが、シュンとしてしまいそうな虎を奮い立たせられるのは糸井しかいない。おひざ元の関西で虎党が待っている。仕切り直しの本拠地“快幕”は、超人と一緒がいい。

  3回、本塁打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

◇糸井について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「見事なバッティング。ただ、心配やね。調子がよかっただけに」 ☆糸井の負傷あらかると ★2008年(日本ハム):プロ 5年目にして初の開幕スタメンも、 3月30日に足の肉離れを起こす。我慢して出場したために悪化し、 2軍落ち。 1軍復帰まで約 2カ月を要した。 ★2013年(オリックス):移籍 1年目、 2月 5日に左太もも裏に張りを訴えて「リタイア1号」に。シーズンでも 5月 3日に右膝を痛めて、 7日に「軽度の内側側副靱帯の損傷」と診断されたが強行出場。翌 8日のソフトバンク戦で寺原から右中間へ 3ランを放った。 ★2015年(オリックス):開幕から右肘と右足首に痛みを抱え、 7月に「右肘内側側副靱帯損傷」と「右腓骨筋腱損傷」と診断され、登録抹消。 1軍復帰に半月かかった。

◇データBOX◇

◎…阪神の開幕カード負け越しは2014年以来(巨人、東京ドーム=●○●)。ちなみに同年の最終成績は 2位。クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズでソフトバンクに敗れた。 ◎…広島とのカード 3連戦では昨年 4月22-24日で勝ち越して(マツダ、○●○)以来、勝ち越しがない(カード 1、 2戦を除く)。

 

  9回表阪神二死 1塁、中前打を放ちプロ初安打を記録記録した糸原健斗内野手=マツダスタジアム

 阪神ドラフト 5位糸原健斗内野手がうれしいプロ初安打を放った。

  9回二死 1塁。広島ブレイシアが 3球目に投じた 150キロの速球を振り抜いた。投手の足元を襲うライナーで、中前まで転がっていった。 5打席目に出た記念すべきヒットに「初ヒットを打てて良かったです。足元にセンター返しができて良かった」と安堵(あんど)の表情だった。

 デビュー戦となった 1日広島戦は延長10回にサヨナラ負けを喫した。ただ糸原は遊ゴロを悪送球し、ピンチを広げてしまった。試合後は足取りが重く、顔を赤くしてバスに乗り込んだ。それでもこの日は 2塁で途中出場。打球は飛んでこなかったが、「昨日はああいうミスをしたんで、しっかり守ろうと心掛けた。消極的にならないように、守りでも攻めていこうと思いました」と強気な姿勢で乗り越えた。

 

 阪神・先発の能見篤史投手=マツダスタジアム

 開幕 3戦目に先発した能見篤史投手(37)が、 4回持たずに降板した。

  1回にいきなり 3連打を浴びて 2点を許し、 3回には新井の 2点適時 2塁打で計 4失点。 4回一死から連打を浴びたところで、マウンドを降りた。

 オープン戦は 3試合に先発し、防御率2.57とまずまずだったが、2017年公式戦初登板はホロ苦いものになった。

  4回裏広島一死 1、 2塁、この回も連打を許したところで降板となった能見篤史投手(左)=マツダスタジアム

 今季初先発も 3回 1/3を 8安打 4失点と苦しんだ能見は「(初登板は)関係ない、関係ない。あのボールを打たれたら…あれ以上は…」と相手が投球術を上回っていたことに悔しい表情をみせた。さらに「糸井が打った後の( 3)回をしっかりと抑えないといけなかった」と再び相手に流れを作られたことを猛省。次回、巻き返してくれることを期待するばかりだ。

 

 能見で負けるとは…。母校の後輩筋に当たる久里には乾杯(完敗)だ!能見に「カツ!」を贈ろう!今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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糸井4日出場は当日判断!藤浪、負の連鎖断ち切る!燕戦先発へ!甲子園歴史館でドローン撮影の映像公開

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前日 2日の広島戦(マツダ)で死球を右肘付近に受けて途中交代した糸井嘉男外野手(35)は 3日、静養に努めた。球団関係者にすると、症状は打撲で病院にはいかなかったもよう。ただ、 4日のヤクルト戦(京セラ)は朝の様子をみてから最終決定となる。顔をゆがめる。骨が折れてないか、手の開閉を繰り返す。そんな“衝撃の死球”から一夜明け、糸井に大きな動きはなかった。右肘付近の痛みはどうか。試合には出られるのか-。球団幹部は祈るような顔をみせた。 4日は地元ファンが心待ちにしてきたホーム開幕戦だ。広島との 3連戦は投壊&失策地獄で、2014年以来 3年ぶりの開幕カード負け越し。チームを勝利に導くべく、強い決意でFA移籍してきた糸井だけに、関係者の話を総合すれば、痛みをおして出場する可能性は大いにある。ただ、決して楽観はできない。すでにチームにとって絶対不可欠な存在だ。開幕 3連戦は打率 0.444( 9打数 4安打)、 3試合連続の計 5打点と大活躍。負傷交代した前日には「1号」を放った。どんな苦しい状況でもひるむことなく相手に立ち向かっていき、爪痕を残したのが糸井だった。ヤクルト戦は、北海道日本ハム、オリックス時代から通算打率 0.330と好相性。前日には、自身の出場について「分からん」とだけ話し、広島駅から新幹線に乗り込んだ。昨季王者に連敗し、地元で再スタートを切る虎。盛り上げるのは、やはり糸井しかない。超回復あるのみだ。

藤浪晋太郎投手(22)が 3日、先発予定の 4日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)に向け、甲子園で軽めに調整し意気込んだ。センバツ高校野球で優勝した母校の大阪桐蔭高については、2012年に自身が達成した甲子園大会の春夏連覇の再現を願った。藤浪晋太郎投手が 4日、ヤクルトとのホーム開幕戦(京セラ)で今季初マウンドに立つ。 3日は甲子園で投手指名練習に参加し自らにノルマを課した。開幕 3連戦で 6回を投げた先発投手はゼロ。計24失点の投壊を止めるべく、ここ12試合負けなしと好相性のツバメ打線を封じ込める。マツダで仲間が苦闘する姿を目の当たりにしてきた。広島との 3連戦は計24失点で、 3年ぶりの開幕カード負け越し。このままではいけない。負の連鎖を止めるのは自分しかいない-。藤浪が、強い自覚を吐露した。火曜日は 6連戦の頭。長い回を安定して投げることがチームをどれだけ助けるか。初のシーズン 200回登板を目標に掲げながら「 7、 8回」を投げられないようではダメ。自らに言い聞かせるように闘志を燃やした。ここまで、とにかく投手陣が試合を作れない。開幕投手のメッセンジャーは白星をつかんだものの、 5回 0/3 4失点(自責 2)。 2戦目の岩貞は 5回 5失点。能見も 3回 1/3を 4失点。誰も 6回を投げ切れない状況に、金本監督も苦言を呈した。シーズン序盤のほころびは、早急に解決しないと取り返しがつかない。立て直すには、まず藤浪がマウンドに立ち続けることだ。そのために、シーズンを通して最善の肉体を保つ。サポート契約を結ぶファイテン社の血液検査を今年は例年より 2カ月も早めて行う見通しだ。久しぶりに帰って来た甲子園で汗を流し、京セラでのホーム開幕を見据えた。苦しんだ昨季とは違う。チームを救う大黒柱へ-。藤浪晋太郎の2017年が幕を開ける。

2年目の青柳晃洋投手(23)は 6日のヤクルト 3戦目での先発が濃厚。 3日は、甲子園で汗を流し、「開幕 1軍に入るのは初めてなので、与えられたところをしっかりがんばりたい」と誓った。

阪神は 3日、甲子園球場内にある甲子園歴史館で「VR映像」を明日 4日から導入すると発表した。第一弾として、小型無人機「ドローン」に 360度カメラを取り付け撮影した甲子園球場のマウンドからの風景や、スコアボードを間近で見ることができる「甲子園球場空中散歩」を開催する。記事をまとめてみました。

 

 ボールは糸井嘉男外野手の内角をえぐり、右腰をかすめて右肘付近に当たった=マツダスタジアム

 前日 2日の広島戦(マツダ)で死球を右肘付近に受けて途中交代した糸井嘉男外野手(35)は 3日、静養に努めた。球団関係者にすると、症状は打撲で病院にはいかなかったもよう。ただ、 4日のヤクルト戦(京セラ)は朝の様子をみてから最終決定となる。  顔をゆがめる。骨が折れてないか、手の開閉を繰り返す。そんな“衝撃の死球”から一夜明け、糸井に大きな動きはなかった。右肘付近の痛みはどうか。試合には出られるのか-。球団幹部は祈るような顔をみせた。

 「打撲だろう。病院には行っていないと聞いている。大事ではない。ただ、腫れがひどく、それがどうなるか。(ヤクルト戦の出場は)あした( 4日)の朝の様子をみてから、判断することになると思うが…」

 前日 2日に右肘付近に死球を受けた糸井嘉男外野手。ホーム開幕戦へ、元気に出場してくれることを祈るしかない=マツダスタジアム

  4日は地元ファンが心待ちにしてきたホーム開幕戦だ。広島との 3連戦は投壊&失策地獄で、2014年以来 3年ぶりの開幕カード負け越し。チームを勝利に導くべく、強い決意でFA移籍してきた糸井だけに、関係者の話を総合すれば、痛みをおして出場する可能性は大いにある。ただ、決して楽観はできない。

 金本監督が「骨には異常ない。腫れ具合でしょう」と話したように問題は腫れの度合い。中 1日でどれだけ引くか。しかも利き腕だけに、球団内では送球など守備面の影響を危惧する声も挙がっている。この日、鳴尾浜を訪れた高野球団本部長は「報告はきていない。打撲ぐらい。何かあれば報告があるでしょう」と話すにとどめた。

 すでにチームにとって絶対不可欠な存在だ。開幕 3連戦は打率 0.444( 9打数 4安打)、 3試合連続の計 5打点と大活躍。負傷交代した前日には「1号」を放った。どんな苦しい状況でもひるむことなく相手に立ち向かっていき、爪痕を残したのが糸井だった。

  5回表阪神一死 2塁、広島九里亜蓮投手から死球を受け治療でベンチに下がる糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 ヤクルト戦は、北海道日本ハム、オリックス時代から通算打率 0.330と好相性。“虎1号”も 3月19日のオープン戦(神宮)だった。指揮官から 143試合フル出場を期待される超人がベンチスタートとなれば、走攻守、さらにチームのメンタルとすべてにおいて、大幅な戦力ダウンとなる。

 前日には、自身の出場について「分からん」とだけ話し、広島駅から新幹線に乗り込んだ。昨季王者に連敗し、地元で再スタートを切る虎。盛り上げるのは、やはり糸井しかない。超回復あるのみだ。

☆前日 2日の広島戦(マツダ)での糸井VTR

 「3番・中堅」で出場し、 1点を追う 3回に九里から右翼へ「1号ソロ」。開幕 3試合連続打点をマークしたが、 1- 4の 5回一死 2塁の第 3打席で、右肘付近に死球を受けた。一度ベンチ裏に入って治療し、再びグラウンドへ。 5回は守備についたが、右肘を気にする素振りを見せ、 6回の守りから退いた。

 

 藤浪晋太郎投手(2017年 3月28日)

 藤浪晋太郎投手が 3日、先発予定の 4日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)に向け、甲子園で軽めに調整し「しっかり準備できた。あとは試合でいいパフォーマンスをやるのに尽きる」と意気込んだ。

 開幕 3連戦で先発した阪神の 3投手はいずれも 6回までに降板しているだけに「できるだけ長いイニングを投げたい」と話した。

 センバツ高校野球で優勝した母校の大阪桐蔭高については「うれしいし、誇りに思う。春夏連覇してほしい」と言い、2012年に自身が達成した甲子園大会の春夏連覇の再現を願った。

 ふと甲子園の空を見上げる藤浪晋太郎投手。見据えるのは頂点。まずは負の連鎖を断ち切る! =阪神甲子園球場

 負の連鎖を断つ! 藤浪晋太郎投手が 4日、ヤクルトとのホーム開幕戦(京セラ)で今季初マウンドに立つ。 3日は甲子園で投手指名練習に参加し「 7、 8回は投げていきたい」と自らにノルマを課した。開幕 3連戦で 6回を投げた先発投手はゼロ。計24失点の投壊を止めるべく、ここ12試合負けなしと好相性のツバメ打線を封じ込める。

 マツダで仲間が苦闘する姿を目の当たりにしてきた。広島との 3連戦は計24失点で、 3年ぶりの開幕カード負け越し。このままではいけない。負の連鎖を止めるのは自分しかいない-。藤浪が、強い自覚を吐露した。

 外野芝生でキャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 「できれば 7、 8回は投げていきたい。中継ぎ(の負担軽減)もそうですし、自分の投球としても、シーズンの目標で 200イニングを言っているので、コンスタントに 7、 8回を投げないと届かない。イニングを伸ばしていきたい」

 静かな口調ながら、明確なノルマを自ら設定。「あまり考え過ぎないように。考え過ぎると苦しくなる」と必要以上には気負わないが、求められている役割は、十二分に理解している。

 火曜日は 6連戦の頭。長い回を安定して投げることがチームをどれだけ助けるか。初のシーズン 200回登板を目標に掲げながら「 7、 8回」を投げられないようではダメ。自らに言い聞かせるように闘志を燃やした。

 ヤクルト戦に向けて調整する藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 ここまで、とにかく投手陣が試合を作れない。開幕投手のメッセンジャーは白星をつかんだものの、 5回 0/3 4失点(自責 2)。 2戦目の岩貞は 5回 5失点。能見も 3回 1/3を 4失点。誰も 6回を投げ切れない状況に、金本監督も「最低(先発は) 6回はいってもらわんと」と苦言を呈した。

 先発の早期降板で中継ぎ陣もいきなりフル回転を強いられた。シーズン序盤のほころびは、早急に解決しないと取り返しがつかない。立て直すには、まず藤浪がマウンドに立ち続けることだ。

 そのために、シーズンを通して最善の肉体を保つ。サポート契約を結ぶファイテン社の血液検査を今年は例年より 2カ月も早めて行う見通しだ。

 キャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 「できるだけ早く実施したい」と同社関係者。プロ入り後初の 1桁勝利( 7勝)に終わった昨季は、 6月 9日のロッテ戦から5連敗と調子を落とした。今年は開幕から早い段階で最初の検査を受け、補うべきポイントや問題点を割り出す。 3月にはWBCに日本代表で出場。早めに仕上げただけに、より意識して、高いパフォーマンスを安定して出し続けられるボディーを作り出す。

 好データもある。ヤクルト戦は2013年 9月21日(甲子園)から12戦負けなし( 7勝)。ここ 3年間、黒星を喫していない。「メンバーも変わる。相性も、その年その年で変わる」と意識はしないが、ツバメ側には苦手意識があるはずだ。

 甲子園でキャッチボールなどを行い、今季初先発に備えた藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 「やれることはやってきたつもり。あとは試合でどう出るか。いい結果、いいパフォーマンスが出るかに尽きる」  久しぶりに帰って来た甲子園で汗を流し、京セラでのホーム開幕を見据えた。苦しんだ昨季とは違う。チームを救う大黒柱へ-。藤浪晋太郎の2017年が幕を開ける。

★侍投手 5人先発

  4日は藤浪だけでなく、菅野(巨人)、則本(楽天)、千賀(ソフトバンク)、石川(ロッテ)と計 5人のWBC組が先発する。 3月のWBC本番では、 1次リーグ・中国戦の 2イニングしか登板がなかった藤浪。「悔しい」と自身の力不足を痛感していただけに、まずはシーズン最初の登板で、他のWBC組を凌駕する投球を見せたいところだ。

 

 キャッチボールする青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

  2年目の阪神・青柳は 6日のヤクルト 3戦目での先発が濃厚。 3日は、甲子園で汗を流し、「開幕 1軍に入るのは初めてなので、与えられたところをしっかりがんばりたい」と誓った。

 今季は 2桁勝利を目標に掲げており、「投げた試合、全部勝ちたい。(自身の)開幕初戦で勝ちが付けばいい」とまずは 1つ目の白星を狙う。

 

 阪神は 3日、甲子園球場内にある甲子園歴史館で「VR映像」を明日 4日から導入すると発表した。

 第一弾として、小型無人機「ドローン」に 360度カメラを取り付け撮影した甲子園球場のマウンドからの風景や、スコアボードを間近で見ることができる「甲子園球場空中散歩」を開催する。映像は歴史館内の「甲子園ひろば」コーナーに設置している映像端末で視聴できる。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!    

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

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乱闘バレに金本監督激怒!死球巡り大乱闘!藤浪荒れまくり9四死球…真中監督審判の説明に意見書提出へ

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ヤクルトが序盤に 2点を先制した。初回に雄平の適時打で 1点を奪い、 3回はバレンティンの今季 1号で 2点目を追加した。ヤクルトは 9回、代打・荒木の 2塁打を足掛かりに 3点目を追加。ヤクルトが逃げきり、連勝を飾った。阪神は「3連敗」を喫した。金本知憲監督(49)が激怒した。 5回の藤浪の投球を巡り、両軍がもみくちゃの大乱闘に発展。バレンティンが矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)を突き飛ばすシーンを間近で目撃した。輪が解けた後も怒りは収まらなかった。怒りを力に変えたかったが、開幕戦の勝利から一転して 3連敗。イライラの募る黒星となった。“乱闘の元凶”は藤浪かもしれない。でも、騒ぎをいたずらに大きくしたのは間違いなくバレンティン。そう確信した金本監督が闘将と化した。 5回無死から、藤浪が畠山の左肩付近にぶつけたことに端を発した乱闘騒ぎ。全員がベンチを飛び出し入り乱れた中で、大暴れする敵の助っ人に突進していく。何か言葉を発しながら。想像を絶するド迫力だ。試合後、冷静に受け答えしたが、その瞬間の怒りは沸騰点。バレンティンが矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばした行為が、冷静を保とうとした指揮官の我慢の限界を突破したのだ。死球の報復は明確に否定した。が、この試合で先に当てたのはヤクルト。 2回、ブキャナンが原口にドスン。その時、原口は投手に向かっていくわけでもなく、静かに 1塁ベースに歩いた。ここ数年来の藤浪の死球による因縁はさておき、ヤクルトはどうだ…というわけだ。唇をかんだ。前日 3日が誕生日だった。49歳になって最初の試合が悔しい黒星に。そして 3連敗。悔しさは勝利でしか晴らせない。

5回の乱闘で退場となった矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが乱闘について語った。試合後、関係者の駐車場に私服姿で現れた矢野コーチは、落ち着いた口ぶりで「バレンティンが俺にきたから、応戦してしまったということ」と振り返った。乱闘は藤浪が 5回にヤクルト畠山に死球を与え、両軍がグラウンドに入り乱れる形で発生。バレンティンが矢野コーチにタックルすると、矢野コーチもたまらず反撃。ジャンピングニーをバレンティン浴びせた。暴力行為をはたらいた双方には退場処分が科せられた。

ヤクルトの 4番のウラディミール・バレンティン外野手(32)と阪神の矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが退場処分を受けた。退場は両リーグを通じて今季初で、警告試合が宣告された。 5回に阪神の藤浪晋太郎投手(22)が畠山和洋内野手(34)の左肩付近に死球を当て、両チームの選手が入り乱れる中、バレンティンに倒された矢野コーチが跳び蹴りを返すなどし、乱闘の輪が広がった。ヤクルトの真中監督は試合後、危険球と判定されなかったことについて、日本野球機構(NPB)に意見書を提出する意向を示した。 5日にも、球団から日本野球機構に抗議文を提出する可能性がある。

シーズン初先発の藤浪晋太郎投手が 5回 5安打 2失点も、毎回の 9四死球と乱れに乱れた。 初回に 3四球から雄平のタイムリーを浴び先制されると、 2回にも 2四球から満塁のピンチを背負った。ここはなんとか切り抜けるも、 3回には先頭バレンティンにバックスクリーン横の 5階席に飛び込む、特大のソロアーチを許した。さらに 5回には、畠山に死球を与えたことで両軍が入り乱れての乱闘に発展。マウンド上でぼうぜん自失といった表情を浮かべていた。 9四死球という藤浪の制球難に金本知憲監督も「どうしようもない」とバッサリ。午後 7時36分。京セラが騒然となった。 5回無死 1塁。ここまで 8四球と制球が定まらない藤浪が畠山に投じた 107球目の 142キロツーシームがすっぽ抜け、顔面付近へ飛んでいった。左肩へ死球を受け、倒れた畠山がマウンドへ歩を進めると、ヤクルトベンチからナインが飛び出してきた。すぐさま、阪神ベンチからも選手、コーチ陣が駆けつける。怒号が飛び交った。すると、もみあいの輪の中にバレンティンが加わり、矢野コーチを突き飛ばした。倒れた矢野コーチが起き上がり、プロレスのジャンピングニーパッドばりの跳び膝蹴りで応戦。腹心がやられた金本監督も激高し、両軍がホーム付近でにらみ合った。輪が解けかけたころには、遅れてブルペンから用心棒さながら、ラファエル・ドリス投手(29)、マルコス・マテオ投手(32)も駆けつけるシーンも。両軍が分けられ、審判団はバレンティン、矢野コーチに退場処分を命じ、今季初めて両チームに警告試合が発せられた。大乱闘の発端は藤浪の大乱調だった。序盤から制球が定まらず、四球を連発。真っすぐはすっぽ抜け、変化球も定まらない。 1回には山田、バレンティンと立て続けにボールが頭部付近に抜け、尻もちをつかせる場面があった。昨年までヤクルトには 4年間で計 5死球を当て、昨年 4月には谷内を骨折させていた。プロ入り 5年目で初めて奪三振ゼロでマウンドを降りた。誰もが期待する右腕。そして誰もがこれが本当の姿だと信じていない右腕。開幕白星の後、 3連敗。負の連鎖を断ち切るどころか、遺恨を深めてしまった。これからのシーズンで首脳陣の思いに応えなければ、後味の悪さしか残らない。

北條史也内野手(22)は 2回、左前打を放ち、14打席目にして今季初安打。トンネルを抜けた若虎は「しっかり明日に向けて準備していきます」と切り替えた。

乱闘騒ぎも右腕打撲の影響も関係ない。糸井嘉男外野手(35)が“不死鳥弾”を放った。 2点を追う 6回一死走者なし。虎打線が打ちあぐねていたヤクルトの新外国人、ブキャナンの 133キロをはじき返し、 2試合連発となるソロアーチを右翼席へたたき込んだ。 5回には藤浪の死球から両軍入り乱れた。中堅からかけつけ、もみ合いの輪の外側にいた。悪いムードを払拭するには、白星しかない。その一心で反撃ののろしをあげた。 4月 2日の広島戦(マツダ)。第 3打席に内角球が右肘付近を直撃し、途中交代した。結果は右腕の打撲…。腫れは少しずつ引いていたが、この日午前までトレーナー陣と出場の可否を話し合った結果、GOサインが出た。この日から右肘に肘当てを装着し 3打数 1安打 1打点。 1回には福留の打席で盗塁死もあったが、 4試合連続打点をあげた。FA砲の存在感は絶大だ。帰り際、糸井は報道陣に右腕の状態を問われ「大丈夫」と言い切って車に乗り込んだ。もう連敗はしたくない。虎の超人が連敗ストップの使者になる。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 3ヤクルト>◇ 4日◇京セラドーム大阪

 ヤクルトが序盤に 2点を先制した。初回に雄平の適時打で 1点を奪い、 3回はバレンティンの今季 1号で 2点目を追加した。

 ヤクルトは 5回無死 1、 2塁の好機をバント失敗などで得点に結びつけられず。阪神が 6回、糸井の 2号ソロで 1点を返した。  ヤクルトは 9回、代打・荒木の 2塁打を足掛かりに 3点目を追加。ヤクルトが逃げきり、連勝を飾った。阪神は「3連敗」を喫した。

  5回表ヤクルト無死 1塁、畠山への死球で乱闘となり、矢野コーチを引き倒したバレンティン外野手(左)に向かっていく金本知憲監督=京セラドーム大阪

 金本知憲監督が激怒した。 5回の藤浪の投球を巡り、両軍がもみくちゃの大乱闘に発展。バレンティンが矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばすシーンを間近で目撃した。

 「横から不意打ちに殴ってきたら、許せないでしょ」。指揮官も応酬しようとしたが、周囲から制止された。「こっちも( 2回に)原口が当てられているわけだから。お返ししたわけじゃないし、勝負の中で当たったんだから」。輪が解けた後も怒りは収まらなかった。怒りを力に変えたかったが、開幕戦の勝利から一転して 3連敗。イライラの募る黒星となった。

  5回、藤浪晋太郎投手の畠山和洋内野手への死球を巡って、両軍がホームベース付近で入り乱れた=京セラドーム大阪

 “乱闘の元凶”は藤浪かもしれない。でも、騒ぎをいたずらに大きくしたのは間違いなくバレンティン。そう確信した金本監督が闘将と化した。 5回無死から、藤浪が畠山の左肩付近にぶつけたことに端を発した乱闘騒ぎ。全員がベンチを飛び出し入り乱れた中で、大暴れする敵の助っ人に突進していく。何か言葉を発しながら。想像を絶するド迫力だ。

 「そりゃあ、横から不意打ちに殴ってきたんだから許せないでしょう」

 試合後、冷静に受け答えしたが、その瞬間の怒りは沸騰点。バレンティンが矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばした行為が、冷静を保とうとした指揮官の我慢の限界を突破したのだ。

 そもそも…。金本監督の言い分がある。

 藤浪晋太郎投手の死球に怒りをみせる畠山和洋内野手=京セラドーム大阪

 「こっちも原口が当てられている。別に、お返ししたわけじゃないし、勝負の中で当たったんだから」

 死球の報復は明確に否定した。が、この試合で先に当てたのはヤクルト。 2回、ブキャナンが原口にドスン。その時、原口は投手に向かっていくわけでもなく、静かに 1塁ベースに歩いた。ここ数年来の藤浪の死球による因縁はさておき、ヤクルトはどうだ…というわけだ。

 報復合戦は否定しつつ、遺恨が深まったのは事実。ただ、悔やんだのは勝てなかったこと。ピンチをしのぎ、松田が、藤川が、 2人で 7奪三振と流れを変える三振ショーを演じただけに。

 「何とか勝ちに結びつけたかった。それだけ」

 唇をかんだ。前日 3日が誕生日だった。49歳になって最初の試合が悔しい黒星に。そして 3連敗。悔しさは勝利でしか晴らせない。

 

  5回表ヤクルト無死 1塁、畠山和洋内野手への死球で両軍が出てきて乱闘。ウラディミール・バレンティン外野手(左)が矢野耀大作戦兼バッテリーコーチ(右)を押し倒し、矢野コーチも反撃する=京セラドーム大阪

  5回の乱闘で退場となった矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが乱闘について語った。

 試合後、関係者の駐車場に私服姿で現れた矢野コーチは、落ち着いた口ぶりで「考えて何かをする場面ではなかったので。一番は(藤浪)晋太郎を守ることかな。その中でたまたまバレンティンが俺にきたから、応戦してしまったということ」と振り返った。

 「お互いそういう風なことをしようとやっているわけじゃない。真剣勝負の中だから。チームとして勝ちたいという気持ちがそうなったと思う。乱闘したいわけではない。でも(試合に)勝ちたかったね」と冷静に話した。

 乱闘は藤浪が 5回にヤクルト畠山に死球を与え、両軍がグラウンドに入り乱れる形で発生。バレンティンが矢野コーチにタックルすると、矢野コーチもたまらず反撃。ジャンピングニーをバレンティン浴びせた。暴力行為をはたらいた双方には退場処分が科せられた。

 

 ヤクルト・畠山和洋内野手に対する死球で乱闘になったバレンティン外野手(左)と矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ=京セラドーム大阪

  4日の阪神-ヤクルト 1回戦(京セラドーム大阪)で死球を巡る乱闘が起き、ヤクルトのバレンティン外野手と阪神の矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが退場処分を受けた。退場は両リーグを通じて今季初で、警告試合が宣告された。

  5回に阪神の藤浪が畠山の左肩付近に死球を当て、両チームの選手が入り乱れる中、バレンティンに倒された矢野コーチが跳び蹴りを返すなどし、乱闘の輪が広がった。

 ヤクルトの真中監督は試合後、危険球と判定されなかったことについて、日本野球機構(NPB)に意見書を提出する意向を示した。

  5回、畠山の死球で球審と話すヤクルト・真中満監督=京セラドーム大阪

  4番のウラディミール・バレンティン外野手が、 5回に畠山和洋内野手が受けた死球をめぐって発生した両軍の乱闘の中で、矢野燿大作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばし、退場処分。

 乱闘について、真中監督は「(藤浪は)デッドボールが多い投手でしようがないけど、あまりにも危ないボールが多くて、みんなもカッとした」と振り返った。指揮官は事態が落ち着くと、審判団に駆け寄った。「畠山も肩に当たってから顔に当たったと言っていた。危険球じゃない、という説明だったが、そういうルールはないから、抗議文を出そうと思う」と説明。 5日にも、球団から日本野球機構(NPB)に抗議文を提出する可能性がある。

 

  5回表ヤクルト無死 1塁、畠山和洋内野手への死球で当てた藤浪晋太郎投手(左から 2人目)に向かっていき両軍が出てくる=京セラドーム大阪

 シーズン初先発の藤浪晋太郎投手が 5回 5安打 2失点も、毎回の 9四死球と乱れに乱れた。

 初回に 3四球から雄平のタイムリーを浴び先制されると、 2回にも 2四球から満塁のピンチを背負った。ここはなんとか切り抜けるも、 3回には先頭バレンティンにバックスクリーン横の 5階席に飛び込む、特大のソロアーチを許した。

 さらに 5回には、畠山に死球を与えたことで両軍が入り乱れての乱闘に発展。マウンド上でぼうぜん自失といった表情を浮かべていた。「初回から制球が定まらず、最後まで修正することができませんでした。守備が長くなってしまい、チームに迷惑をかけてしまいました」と反省の弁を述べた。

 藤浪晋太郎投手が畠山和洋内野手にぶつけたのをきっかけに、乱闘に発展。バレンティン外野手(中央)が矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(下)を倒し、さらに熱を帯びた=京セラドーム大阪

 危ない!! 大荒れの藤浪晋太郎投手が 5回、ヤクルト・畠山の左肩付近に死球をぶつけ、両軍入り乱れる乱闘が発生。バレンティンと矢野作戦兼バッテリーコーチが退場となった。 9四死球という藤浪の制球難に金本知憲監督も「どうしようもない」とバッサリ。ホーム開幕戦を落とし、 3連敗を喫した。

 午後 7時36分。京セラが騒然となった。 5回無死 1塁。ここまで 8四球と制球が定まらない藤浪が畠山に投じた 107球目の 142キロツーシームがすっぽ抜け、顔面付近へ飛んでいった。左肩へ死球を受け、倒れた畠山がマウンドへ歩を進めると、ヤクルトベンチからナインが飛び出してきた。すぐさま、阪神ベンチからも選手、コーチ陣が駆けつける。怒号が飛び交った。

 ヤクルト戦に先発した藤浪晋太郎投手=京セラドーム大阪

 すると、もみあいの輪の中にバレンティンが加わり、矢野コーチを突き飛ばした。倒れた矢野コーチが起き上がり、プロレスのジャンピングニーパッドばりの跳び膝蹴りで応戦。腹心がやられた金本監督も激高し、両軍がホーム付近でにらみ合った。

 輪が解けかけたころには、遅れてブルペンから用心棒さながら、ドリス、マテオも駆けつけるシーンも。両軍が分けられ、審判団はバレンティン、矢野コーチに退場処分を命じ、今季初めて両チームに警告試合が発せられた。

 大乱闘の発端は藤浪の大乱調だった。序盤から制球が定まらず、四球を連発。真っすぐはすっぽ抜け、変化球も定まらない。

  2回、しゃがみ込む藤浪晋太郎投手=京セラドーム大阪

 「 1回から浮き足立ってしまった。最後の最後まで自分のフォームで投げられず、狂ったまま投げてしまった。打者と勝負する以前の問題で、ストライクを取ることに必死だった」

  1回には山田、バレンティンと立て続けにボールが頭部付近に抜け、尻もちをつかせる場面があった。昨年までヤクルトには 4年間で計 5死球を当て、昨年 4月には谷内を骨折させていた。すべての伏線が畠山の死球で暴発。投壊阻止に向け、登板前は「 7、 8回は投げたい」と意気込んでいたが、 5回で降板。 5安打 2失点ながらも、 8四球一死球という散々な内容で、今季初黒星。プロ入り 5年目で初めて奪三振ゼロでマウンドを降りた。

 きっかけは 5回、大乱調の藤浪晋太郎投手(左)が畠山和洋内野手(右)の左肩に当てた死球だった=京セラドーム大阪

 金本監督は「もう、ピッチングになってないもんな。ストライクが入らないんだから、どうしようもない」とバッサリと斬り捨てた。藤浪は「畠山さんには申し訳ない。反省すべきところはして、引きずらないように。いい意味で切り替えてあしたからやっていきたい」と話した。

 退場処分を受けた矢野コーチは「一番は晋太郎を守ること。そのなかでバレンティンが俺のところにきたから応戦しちゃった。俺らは投手、バッテリーを守らないといけない。乱闘したいわけじゃない。勝ちたかったね」と若きエースを守ろうとして自然と体が動いたことを明かした。誰もが期待する右腕。そして誰もがこれが本当の姿だと信じていない右腕。開幕白星の後、 3連敗。負の連鎖を断ち切るどころか、遺恨を深めてしまった。これからのシーズンで首脳陣の思いに応えなければ、後味の悪さしか残らない。

◆乱闘騒ぎについて杉永責任審判

 「事件を起こして、対応した人を(場内に)報告しました。それだけです。(今後の処分は)報告して、コミッショナーがどう判断するか。(藤浪の畠山への死球は)退場に値する危険球ではないと判断しました」

◆ 1点を追う 8回から 3番手で登板し、 3者連続三振の阪神・藤川球児投手

 「負けたら意味がないです。まだ春先なのでしっかりやっていきます」

◆藤浪晋太郎投手降板後の 6回から 2番手で登板し、 2回無失点、 4三振を奪った松田遼馬投手

 「雰囲気も雰囲気だったので、流れを切れるようにと思いました」

◇データBOX◇

◎…藤浪が 9四死球( 8四球 1死球)。自己ワーストは2015年 9月 3日の広島戦(甲子園)の 9四球。このときは 7回 2安打 1失点12奪三振。 5- 1で勝ち、勝利投手になった。

◎…京セラでの通算成績は 7試合で 3勝 4敗、防御率4.66となり、黒星が先行した。

◎…ヤクルト戦13戦ぶり黒星。2013年 9月21日(甲子園)から12戦負けなし( 7勝)で、過去 4年間の通算18試合で 9勝 3敗、防御率3.35と好相性だった。

 

  2回、今季初安打となる左安打を放った北條史也内野手。ほっと一息だ=京セラドーム大阪

 北條は 2回、左前打を放ち、14打席目にして今季初安打。「追い込まれてから打ててよかったです」とやっと出た一打に胸をなで下ろした。 9回一死 1塁からも左前打を放ち、 1、 2塁としてチャンスメークした。トンネルを抜けた若虎は「きょうはよかったので、しっかり明日に向けて準備していきます」と切り替えた。

 

 乱闘騒ぎも右腕打撲の影響も関係ない。糸井が“不死鳥弾”を放った。 2点を追う 6回一死走者なし。虎打線が打ちあぐねていたヤクルトの新外国人、ブキャナンの 133キロをはじき返し、 2試合連発となるソロアーチを右翼席へたたき込んだ。

 「打ったのはチェンジアップ。まだ 2点差の打席でしたし、絶対打つという気持ちで打席にはいりました」

  5回には藤浪の死球から両軍入り乱れた。中堅からかけつけ、もみ合いの輪の外側にいた。悪いムードを払拭するには、白星しかない。その一心で反撃ののろしをあげた。

  1回、四球を選んだ糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

  4月 2日の広島戦(マツダ)。第 3打席に内角球が右肘付近を直撃し、途中交代した。結果は右腕の打撲…。腫れは少しずつ引いていたが、この日午前までトレーナー陣と出場の可否を話し合った結果、GOサインが出た。この日から右肘に肘当てを装着し 3打数 1安打 1打点。 1回には福留の打席で盗塁死もあったが、 4試合連続打点をあげた。FA砲の存在感は絶大だ。金本監督も「見ての通り、今のところ、良くやってくれているし、いい所で打ってくれているし」と変わらぬ信頼を口にした。

  6回、 1点差に迫る 2試合連続の 2号ソロを放った糸井。 2日の死球交代もなんの、超人が右翼席にほうり込んだ=京セラドーム大阪

 負傷に気落ちするどころか、試合前の背番号「7」は「ペゲーロの打球みました? エグイっすよ!」と周囲に話していた。 2日のオリックス戦(京セラ)でバックスクリーン上段へ本塁打を飛ばすなど今季 2本塁打を放っている楽天の大砲の圧倒的な放物線に心を高ぶらせた。どんな状況でも野球に背中を向けない男は、強い。

 帰り際、糸井は報道陣に右腕の状態を問われ「大丈夫」と言い切って車に乗り込んだ。もう連敗はしたくない。虎の超人が連敗ストップの使者になる。

 

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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糸井乱闘うっ憤晴らしV弾!金本監督V弾糸井絶賛!梅野がしぶとくヒット!秋山が粘りの1失点!

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阪神が初回に 1点を先制した。高山、上本の連打と四球で無死満塁とし、福留の遊ゴロ併殺の間に 1点を挙げた。ヤクルトが 4回一死から山田とバレンティンの連続長短打で 1点を挙げた。阪神は同点で迎えた 7回二死 1、 2塁で、糸井が右翼席へ勝ち越し 3号 3ランを放った。糸井の 3試合連続弾で連敗を「3」で止めた。同点の 7回に糸井嘉男外野手(35)が勝ち越しの 3号 3ランを放った。金本知憲監督(49)は賛辞を送った。

糸井嘉男外野手が一振りで決めた。同点で迎えた 7回二死 1、 2塁、ヤクルト・ルーキの直球を振り抜きドーム 5階席に突き刺した。 3試合連続本塁打で開幕から 5試合連続打点。勝負強さを発揮した糸井は縦じまのユニホーム姿も徐々になじんできた。一瞬、時間が止まった。バットを放り投げたまま、糸井が動かない。どこまでも力強く伸びていく放物線を見つめた。右翼 5階席に消える特大弾に、右手で天をさし、「どやっ!」といわんばかり。これぞ千両役者。だから超人だ。窮地を救った。開幕から投壊が続き、前日 4日には乱闘も起きた。この日も試合前から重い空気が漂っていた。さらに 6回には原口文仁内野手(25)が、 7回にも代打・俊介外野手(29)がスリーバントを失敗。その直後の二死 1、 2塁のチャンスを逃さない。ルーキの 153キロを迷いなく振り抜いた。 3戦連発となる特大 3号 3ランで、嫌なムードを断ち切った。チーム一丸でとらえた好機。俺が打つ-。勝利への執念をバットにのせた。 4月 2日の広島戦(マツダ)で右肘付近に死球を受け、途中交代した。今でも右腕の打撲を負い、腫れは残るが、トレーナーらとの話し合いを重ねて戦列を退くことはなかった。ほぼ毎日、関係者にバットのグリップ部分を紙やすりで削ってもらう。塗料がはげるほど入念に行い、試合に向けてテープを巻き付ける。それは本人しか分からない感覚的なもの。わずか数ミリ、あるいはそれ以下の微調整。だが、目に見えない努力を続けている。それが劇的な一撃につながった。 6日の第 3戦を終えると、 7日から今季初の甲子園で巨人と 3連戦。黄色に染まったスタンドを、何度だって歓喜の渦に巻き込んでいく。

バットを短く持ち、いつもよりグッと重心を下げた。何としても打つ。強い決意とともに、粘って、粘って、最後に仕留めた。 1- 1で迎えた 7回。先頭で打席に立った 8番・梅野隆太郎捕手(25)が、中前打で口火を切った。燕のセットアッパー・ルーキに 1- 2と追い込まれてから、 3球ファウルで粘った。そして、 7球目。外角 131キロのスライダーをとらえた。自身12打席ぶりのヒット。まさに粘り勝ちといえる一打が、糸井の劇弾の呼び水となった。 本業でも奮闘した。 6回二死 1塁。スタートした山田哲人内野手(24)を、完ぺきに仕留めた。阪神が山田を刺すのは通算 3度目(成功15)。2015年 4月 2日の神宮以来 2年ぶりで、10回連続成功を許していた。ちなみに 3度はすべて梅野。キャンプから矢野作戦兼バッテリーコーチと練習してきたハンドリング(捕球)の強化が、成果として出た。まだ開幕 5試合。あと 138試合。反省と勉強を重ねながら、強い覚悟で勝負していく。

7回無死 1、 2塁のピンチを残してベンチに下がる背番号「46」に、ドーム全体から拍手が。勝たせてあげたい…。開幕から投壊を見せられ続けた全阪神ファンが願った、秋山の 6回 0/3、 1失点の快投だった。昨年から好調を維持する男も、プロ 8年目になる。転機の 1年へ、幸先の良い発進だ。唯一の失点となった 4回。バレンティンに直球を続けて打たれたシーンも、反省しつつ前向きだった。メッセンジャーも、能見も、藤浪も苦しんだ初戦を乗り越えた。そんな秋山を、誰よりも称えたのは金本監督だ。次こそ白星だ。

北條史也内野手(22)から原口へとボールが転送されると、マウンド上の桑原謙太朗投手(31)はグラブを激しく叩いた。 1- 1の 7回二死 2、 3塁。勝敗を左右する局面で、代打・鵜久森を遊ゴロに仕留めると、感情を爆発させた。 3連敗中のチームを救う快投で、横浜(現DeNA)時代以来、2558日ぶりの白星を手にした。 7回無死 1、 2塁で先発・秋山からバトンを受け継ぐと、中村の投前犠打で一死 2、 3塁。続く代打・大松の場面では、自慢の真っスラを 4球続け、浅い右飛。鵜久森も遊ゴロとゼロで切り抜け、打線の反撃を呼び込んだ。以前右腕を、ヤンキースの抑えとして活躍し、歴代最多の 652セーブを挙げたマリアノ・リベラ氏になぞらえ、和製リベラと評していた金本監督は絶賛。オリックスからトレードで加入し、虎 3年目。2010年の 4月 4日のヤクルト戦(神宮)以来となる虎初星は、結婚後初星でもある。昨年 3月に婚姻届を提出。発表は控えていたが、守るべき存在が確かに、力に変わっている。そこに不思議なデータも加わる。過去、DeNA(当時横浜)→オリックス→阪神と渡り歩いた投手は、阪神在籍 3年目にキャリアハイの成績を残す。加藤康介(現BCリーグ福島)は、2013年に61試合に登板し、防御率1.97。高宮も2015年に自己最多の52試合に登板した。今年は桑原が大ブレークする番だ。まだまだシーズンは始まったばかり。桑原が真価を発揮するのは、これからだ。ウイニングボールをかばんに入れ、愛する妻の待つ家へと帰っていった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神4-1ヤクルト>◇5日◇京セラドーム大阪

 阪神が初回に 1点を先制した。高山、上本の連打と四球で無死満塁とし、福留の遊ゴロ併殺の間に 1点を挙げた。

 ヤクルトが 4回一死から山田とバレンティンの連続長短打で 1点を挙げた。阪神は 6回無死 1、 2塁など再三の好機を生かせず。

 阪神は同点で迎えた 7回二死 1、 2塁で、糸井が右翼席へ勝ち越し 3号 3ランを放った。糸井の 3試合連続弾で連敗を「3」で止めた。

  7回裏二死 1、 2塁、糸井嘉男外野手は右越え勝ち越し 3点本塁打を放った=京セラドーム大阪

 阪神が連敗を「3」でストップした。同点の 7回に糸井嘉男外野手(が勝ち越しの 3号 3ランを放った。

 金本知憲監督は「ああいう場面で 1発打てるというのは、 3番バッターとしては最高。ぼくと比べたら失礼です。全然ぼくより上です」と賛辞を送った。

  7回裏二死 1、 2塁、金本知憲監督(左)は勝ち越し本塁打を放った糸井嘉男外野手を迎えた=京セラドーム大阪

 

 糸井嘉男外野手が一振りで決めた。同点で迎えた 7回二死 1、 2塁、ヤクルト・ルーキの直球を振り抜きドーム 5階席に突き刺した。

 「手応えは完璧でした。ここしかないと思っていました。投手も頑張っていたし、あの場面しかないと思って振り抜きました。(ホーム初勝利で阪神ファンも大歓声?)僕も鳥肌立っています」。

  7回裏二死 1、 2塁、勝ち越し 3点本塁打を放った糸井嘉男外野手はベンチを指さしながらダイヤモンドを走りだした=京セラドーム大阪

  3試合連続本塁打で開幕から 5試合連続打点。勝負強さを発揮した糸井は縦じまのユニホーム姿も徐々になじんできた。

 「阪神は 1番のチームやと思っています」。お立ち台ではリップサービスの余裕も見せた。糸井が、乱闘敗戦から一夜明け、鬱憤(うっぷん)晴らしの一撃で燕を退治した。

 ヒーローインタビューで笑顔を見せる糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 これぞ超人弾や! 糸井嘉男外野手が、 5日のヤクルト戦(京セラ)で 3戦連発となる 3号 3ランでホーム初勝利を決めた。開幕から 5戦連続打点をマーク。前日には乱闘があり、この日はバント失敗が続いたが、特大の一発でチームの嫌なムードを吹き飛ばし、連敗を「3」で止めた。

 一瞬、時間が止まった。バットを放り投げたまま、糸井が動かない。どこまでも力強く伸びていく放物線を見つめた。右翼 5階席に消える特大弾に、右手で天をさし、「どやっ!」といわんばかり。これぞ千両役者。だから超人だ。

  7回、 3点本塁打を放った糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 「 3連敗していたので、絶対に負けられない気持ちでいっていました。自分で(試合を)決めることができてよかったです」

 窮地を救った。開幕から投壊が続き、前日 4日には乱闘も起きた。打線も 2戦連続 1点止まりで 3連敗。この日も試合前から重い空気が漂っていた。さらに 6回には原口が、 7回にも代打・俊介がスリーバントを失敗。その直後の二死 1、 2塁のチャンスを逃さない。ルーキの 153キロを迷いなく振り抜いた。 3戦連発となる特大 3号 3ランで、嫌なムードを断ち切った。

  7回、 3点本塁打を放った糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 「手応えは完璧でした。ここしかないと思ってました」

 チーム一丸でとらえた好機。俺が打つ-。勝利への執念をバットにのせた。 4月 2日の広島戦(マツダ)で右肘付近に死球を受け、途中交代した。今でも右腕の打撲を負い、腫れは残るが、トレーナーらとの話し合いを重ねて戦列を退くことはなかった。

 金本監督自身、現役時代は負傷をおして試合に出続けた。その鉄人をして「素晴らしいですね。それしか言葉ないです。僕と比べたら糸井君に失礼ですよ。全然、上です。糸井の劇的一発が逆風を跳ね返してくれたね。逆風の中で打った、価値ある一発だったと思う」と賛辞を惜しまなかった。

  7回、 3戦連発となる特大 3ランを放ち、天を指差す糸井嘉男外野手。連敗を「3」で止めた=京セラドーム大阪

  6試合で打率 0.467、 3本塁打、 9打点。数字は絶好調を物語る。ただ、糸井は「好調とかは自分では気にしていない。毎日、好調になれるよう、努力をしています」と話す。ほぼ毎日、関係者にバットのグリップ部分を紙やすりで削ってもらう。塗料がはげるほど入念に行い、試合に向けてテープを巻き付ける。それは本人しか分からない感覚的なもの。わずか数ミリ、あるいはそれ以下の微調整。だが、目に見えない努力を続けている。それが劇的な一撃につながった。

 糸井嘉男外野手(背番号「7」)の勝ち越し 3ランに沸くファン。ホーム初勝利や!=京セラドーム大阪

 球団での 3連発は昨年 4月 7- 9日(巨人、広島)の江越以来。開幕 2カード目までとなれば、1991年 4月 9-11日の巨人戦(甲子園)の八木裕(サンケイスポーツ専属評論家)までさかのぼり、26年ぶりの快挙だ。

 「悔しい思いをしていたので、きょうは絶対に負けられないと思っていました」

  6日の第 3戦を終えると、 7日から今季初の甲子園で巨人と 3連戦。黄色に染まったスタンドを、何度だって歓喜の渦に巻き込んでいく。

 虎初のお立ち台で声援に応える糸井嘉男外野手。この姿を何度も見たい=京セラドーム大阪

◇糸井の3ランについて阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「チームの悪い流れ、停滞した雰囲気をあのひと振りで救ってくれたね」

★興奮、鳥肌たった

 虎移籍後初となるお立ち台に立った糸井は「僕も鳥肌が立っています」。チームについて聞かれると「へっ?」と詰まりながらも「いや、もう…、一番のチームやと思ってます!」と声を張り上げ、虎党をさらにわかせた。 6日のヤクルト戦(京セラ)を終えると、今季初の甲子園で巨人と対戦。「 1試合 1試合、絶対勝つという気持ちで戦っていきます。また応援よろしくお願いします」。超人の“晴れ姿”をファンは待っている。

 

 バットを短く持ち、いつもよりグッと重心を下げた。何としても打つ。強い決意とともに、粘って、粘って、最後に仕留めた。 1- 1で迎えた 7回。先頭で打席に立った 8番・梅野が、中前打で口火を切った。

 「何とか塁に出たいと。(ここから)いい投手が出てくるので、何とか後ろに(つなぎたい)という気持ちで。食らいつきました」

  7回先頭で中前打を放ち、出塁した梅野隆太郎捕手=京セラドーム大阪

 燕のセットアッパー・ルーキに 1- 2と追い込まれてから、 3球ファウルで粘った。そして、 7球目。外角 131キロのスライダーをとらえた。自身12打席ぶりのヒット。まさに粘り勝ちといえる一打が、糸井の劇弾の呼び水となった。

 本業でも奮闘した。 6回二死 1塁。スタートした山田を、完ぺきに仕留めた。「簡単に走らせない。1つアウトをとれて大きかったと思います」。阪神が山田を刺すのは通算 3度目(成功15)。2015年 4月 2日の神宮以来 2年ぶりで、10回連続成功を許していた。これ以上スルーパスにするわけにはいかなかった。ちなみに 3度はすべて梅野。キャンプから矢野作戦兼バッテリーコーチと練習してきたハンドリング(捕球)の強化が、成果として出た。

 山田哲人内野手を 2塁で刺した梅野隆太郎捕手=京セラドーム大阪

 リードでは、秋山には勇気をもって緩いカーブを要求。 4回、バレンティンに 3球勝負で内角を攻め、適時打を浴びたが「(秋山と)お互い気持ちを合わせて勝負した 1球。もっとやるべきことはあったか考えていきますが、もったいないとは思わないです」。 7回一死 2、 3塁では、桑原に「投げこんできてください!」と声をかけ、強気に内角を攻めた。

 「 1試合 1試合。粘り強く。シーズンを通して続けていきたいです」

 まだ開幕 5試合。あと 138試合。反省と勉強を重ねながら、強い覚悟で勝負していく。

 

 ヤクルト戦に先発した秋山拓巳投手=京セラドーム大阪

  7回無死 1、 2塁のピンチを残してベンチに下がる背番号「46」に、ドーム全体から拍手が。勝たせてあげたい…。開幕から投壊を見せられ続けた全阪神ファンが願った、秋山の 6回 0/3、 1失点の快投だった。

 「立ち上がりからしっかり、気持ちを入れて投げられました。腕もよく振れたし」

 昨年から好調を維持する男も、プロ 8年目になる。転機の 1年へ、幸先の良い発進だ。

 唯一の失点となった 4回。バレンティンに直球を続けて打たれたシーンも、反省しつつ「内角に投げ切れたことは今後に効いてくるはず」と前向きだった。

 メッセンジャーも、能見も、藤浪も苦しんだ初戦を乗り越えた。そんな秋山を、誰よりも称えたのは金本監督だ。「チームとしては秋山に勝たせたかった」。次こそ白星だ。

 

 北條から原口へとボールが転送されると、マウンド上の桑原はグラブを激しく叩いた。 1- 1の 7回二死 2、 3塁。勝敗を左右する局面で、代打・鵜久森を遊ゴロに仕留めると、感情を爆発させた。 3連敗中のチームを救う快投で、横浜(現DeNA)時代以来、2558日ぶりの白星を手にした。

 「ピンチのところでいったので、なんとか抑えたいと思っていました。勝ち星については特にないですけど、抑えられたことが何よりです」

 口数が多いタイプではないが、マウンドではガンガン攻めた。 7回無死 1、 2塁で先発・秋山からバトンを受け継ぐと、中村の投前犠打で一死 2、 3塁。続く代打・大松の場面では、自慢の真っスラを 4球続け、浅い右飛。鵜久森も遊ゴロとゼロで切り抜け、打線の反撃を呼び込んだ。

  7回途中から 1回無失点に抑え、今季初勝利を手にした桑原謙太朗投手。2558日ぶりの白星だ =京セラドーム大阪

 以前右腕を、ヤンキースの抑えとして活躍し、歴代最多の 652セーブを挙げたマリアノ・リベラ氏になぞらえ、和製リベラと評していた金本監督は「桑原は左(打者)のほうが打ちにくい。僕は桑原が抑えてくれると思っていました」と絶賛。「ナチュラルのまっスラで追い込んで。それ(決め球)ができればクローザーもできるわ」と言わしめるほどの快投。まさに、虎のリベラが存在感を際立たせた。

 オリックスからトレードで加入し、虎 3年目。2010年の 4月 4日のヤクルト戦(神宮)以来となる虎初星は、結婚後初星でもある。昨年 3月に婚姻届を提出。「恥ずかしい」との理由で発表は控えていたが、守るべき存在が確かに、力に変わっている。

 そこに不思議なデータも加わる。過去、DeNA(当時横浜)→オリックス→阪神と渡り歩いた投手は、阪神在籍 3年目にキャリアハイの成績を残す。加藤康介(現BCリーグ福島)は、2013年に61試合に登板し、防御率1.97。高宮も2015年に自己最多の52試合に登板した。今年は桑原が大ブレークする番だ。

 待ちに待ったホーム初白星に京セラのファンは大喜び=京セラドーム大阪

 「一回抑えただけじゃダメなんで」

 まだまだシーズンは始まったばかり。桑原が真価を発揮するのは、これからだ。チームのために、家族のために-。ウイニングボールをかばんに入れ、愛する妻の待つ家へと帰っていった。

◇桑原について阪神・香田勲男投手コーチ

 「桑原も初戦に点を取られていたけど、臆することなく攻めていた。とくに大松のところでどんどん攻めて。(左打者で)高橋という選択肢もあったけど、桑原のカット気味のまっスラに託した。期待するところは大きい」

◎桑原 謙太朗(くわはら・けんたろう)

 投手。1985(昭和60)年10月29日生まれ、31歳。三重県出身。津田学園高校、奈良産大學を経て2008年大学・社会人D 3巡目で横浜入団。同年 7月 9日のヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利。2011年にオリックスに移り、2014年オフに白仁田とトレードで阪神へ移籍。 1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。今季年俸 800万円。背番号「64」。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!    

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

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 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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原口11回自身初のサヨナラ弾で連勝!糸井先制打!開幕から6戦連続打点!藤川サヨナラ呼ぶ力投!

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阪神が初回に 1番高山から四球を挟んで 5連打と打線がつながり 4点。ヤクルトは 2回に 8番谷内の適時 2塁打で 1点を返した。ヤクルトが 6回に大引の左前適時打、山田の 2点適時打で同点に追いついた。阪神メッセンジャーは 5回 1/3を 4失点で降板した。阪神は 4- 4で迎えた延長11回裏、原口が左翼へサヨナラ本塁打を放った。チームは連勝となった。ヤクルトは杉浦が敗戦投手。阪神は 8日巨人戦(甲子園)でタレントの稲村亜美(21)が始球式を行う。回数にちなみ、今回は背番号「8」で登場予定で、聖地・甲子園で 103キロの自己最速超えに挑む。

原口文仁捕手(25)が試合を決めた。 4- 4の延長11回。先頭で打席に入りヤクルト杉浦の直球をレフト席上段にたたき込んだ。天にバットをかざし、どこまで飛ぶのか見つめた。 1秒、 2秒…。決着を確信し、もう表情は緩んでいた。プロ初サヨナラ弾で、原口が 4時間 6分の死闘に終止符だ。高く高く、京セラの左翼上段席に到達したのを見届けると、白木を放り投げ破顔一笑。大歓声の中、本塁で待つ歓喜の輪へ、ゆっくり歩き出した。今季初のお立ち台で感情が爆発した。 1回の 4点以降は得点が奪えず、 6回に追いつかれて、迎えた延長11回。だれもが一発に願いを懸けた瞬間に、現実とした。カウント 2- 1から杉浦の 4球目、 142キロを一閃。着弾を見届けるより早く、ベンチも虎党も総立ちだ。前日 5日の糸井の決勝 3ランを上回る劇的アーチ。サヨナラで歓喜のシャワーに濡れるのは昨年 5月19日の中日戦(甲子園)以来、自身 2度目。サヨナラ弾となると野球人生初で、チームでも2015年 5月27日の楽天戦(甲子園)での福留以来、 2年ぶり。最高の今季「1号」だ。お立ち台に上がったヒーローは「最高でーす!」と絶叫。試合の結末を見届けた虎党に感謝した。 2安打 2打点と今年も勝負強い。 1軍 2年目も必死に、ひたむきに、駆け抜ける。

阪神 2番上本博紀内野手(30)は粘りの四球で糸井の 3ランを呼んだ。 7回、先頭梅野が追い込まれながら中前打。代打俊介の送りバント失敗で 1アウト、 1番高山俊外野手(23)の三振で二死 1塁となったが、上本がフルカウントから歩いて 1発が生まれた。上本は謙虚だが、金本監督は 2人を評価した。

糸井嘉男外野手(35)が先制のタイムリーを放った。 1回無死 1、 2塁の場面。フルカウントからヤクルト館山の直球を右前に転がした。これで開幕から 6試合連続打点となった。前夜の決勝 3ランの勢いそのままに、糸井がまた打った。 1回無死 1、 2塁。フルカウントからエンドランのサインが出ると、館山の速球をとらえ、鋭く右前へ先制打だ。驚異の得点圏打率10割で、自身初の 6試合連続打点。しかも開幕からだ。そして、超人が点火した打線がつながった。福留の四球を挟んで、原口、鳥谷と連続タイムリー。梅野の 3ゴロの間にも加点し、いきなり一挙 4得点を奪った。ヒーローには、なり損ねた。 6回、 2点差に迫られて、なお二死 1、 2塁。遊撃後方、中堅の前へとふらりと舞い上がった山田の飛球に、猛然とチャージ。体を投げ出してつかみに行ったが…。白球は無情にもグラブから飛びだした。中前への 2点 2塁打。試合が振り出しに戻った。常人なら捕れない。ただ、糸井だからこそ-のワンプレーだった。笑顔で球場を後にした。虎将が現役時代の2009年に記録した「開幕 7試合連続打点」は、初体験となる 7日からの伝統の一戦で、決める。

鳥谷敬内野手(35)が止まらない。 1回、 2点を先制し、なお無死満塁。館山の 143キロを直球をとらえ、左前へ適時打を放った。鳥谷は開幕戦から 5試合連続安打を記録し、打率 5割 2分 6厘でセ・リーグトップをキープした。鋭い打球もありながら 3打席凡退した後、 3点リードの 7回二死 1、 2塁で 1、 2塁間を破った。通算2000安打にも、あと 116本とした。

中 5日で先発だったランディ・メッセンジャー投手(35)は、打線の援護に応えられなかった。全てのイニングで先頭打者を出すなど、 6回途中 4失点。 2戦連続で白星とならなかった。初回に打線に爆発し、 4点を先取。波に乗って快投したいところだったが、この日はピリッとしない。 2回に下位打線につかまり、 1点。 6回にはヤクルト大引に適時左前打を浴び、走者を 2人残した状態で交代となった。ベンチに戻るとグラブをたたきつけたが、試合後も厳しい表情だった。

助っ人コンビも仕事きっちりだ。マルコス・マテオ投手(32)は 4- 4の 8回に登板し、山田を空振り三振など 3人斬り。 9回はラファエル・ドリス投手(29)だ。バレンティンをフォークで空振り三振に仕留めるなど、こちらも三者凡退。今季初ホールドにも気を引き締めた。

藤川球児投手(36)の力投がサヨナラ勝利を呼び込んだ。同点の延長10回から登板。 2イニング目に入った11回は持ち前の速球でグイグイと押して山田を一邪飛、バレンティンを中飛に抑える 3者凡退で、リズム良く攻撃に転じた。今季 1勝目が舞い込んできたが冷静そのもの。救援陣が過労気味のなかで、きっちり仕事を果たした。劇的勝利を呼んだ功労者は、我慢を重ねた救援陣だ。 6回に追いつかれて以降の 7、 8、 9、10、そして11回。ゼロを重ねた男たちにこそスポットライトを当てよう。そして、その主役はもちろん、延長に入っての 2イニングを投げ、今季初勝利を手にした藤川だ。多くを語ろうとしない偉大なる元ストッパー。だが、延長10回から投じた28球の中身は濃かった。MAX 148キロ。 6つのアウトのうち、飛球が 4つ。金本監督はそこを絶賛した。分かっていても打てない火の玉ストレートで空振りや凡フライを重ねていた頃から時は流れている。でも、ここ一番で片鱗を感じさせ、指揮官を唸らせたのだった。そんな中、唯一、主役が反応してくれたプレーがあった。詰まった 1塁ゴロをダイビングキャッチした原口が、トップスピードで走り込んでくる藤川にトス。後ろから来る球を走りながらキャッチする、超人的センスは、全盛時と全く変わらなかった。 4日のヤクルト戦は 1回を 3者三振。そして、この日の快投。イニングまたぎも平気でこなす。メジャーから戻って 2年目。男は今、新たな働き場所で輝きを取り戻しつつある。

前日 4日のヤクルト戦で大乱調だった藤浪晋太郎投手(22)が 5日、投球フォームの修正に乗り出した。捕手を座らせて投球練習を行う際に、ベルト付近でグラブを静止し、投球時に高く上げるフォームで試投した。前日まではグラブを胸の高さで静止させていた。さらに藤川からも投球についての助言を受けるシーンも見られた。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神5-4ヤクルト>◇6日◇京セラドーム大阪

 阪神が初回に 1番高山から四球を挟んで 5連打と打線がつながり 4点。ヤクルトは 2回に 8番谷内の適時 2塁打で 1点を返した。

 ヤクルトが 6回に大引の左前適時打、山田の 2点適時打で同点に追いついた。阪神メッセンジャーは 5回 1/3を 4失点で降板した。

 両軍とも終盤にチャンスを作ったが、勝ち越し点が奪えず。カード勝ち越しが決まる試合は延長戦に突入した。

 阪神は 4- 4で迎えた延長11回裏、原口が左翼へサヨナラ本塁打を放った。チームは連勝となった。ヤクルトは杉浦が敗戦投手。

 11回裏阪神無死、原口文仁捕手は左越えにサヨナラ本塁打を放った=京セラドーム大阪

 阪神は 8日巨人戦(甲子園)でタレントの稲村亜美が始球式を行う。

 「神スイング」「神ピッチング」としてテレビやCMなどで人気を博した稲村が務めた始球式は今回で 8度目。

 回数にちなみ、今回は背番号「8」で登場予定で、聖地・甲子園で 103キロの自己最速超えに挑む。

 

 11回裏阪神無死、原口文仁捕手は左越えサヨナラ本塁打を放った=京セラドーム大阪

 原口文仁捕手が試合を決めた。 4- 4の延長11回。先頭で打席に入りヤクルト杉浦の直球をレフト席上段にたたき込んだ。

 お立ち台に上がったヒーローは「最高でーす!」と絶叫。「打った瞬間、自分の中でも最高でした。うれしいのひと言です。皆さんのために必死のパッチで打ちました!」と、試合の結末を見届けた虎党に感謝した。

 よっしゃ! やったぞ! とばかりバットを放り上げ、 1塁ベンチに叫ぶ原口文仁捕手=京セラドーム大阪

 連夜の劇弾、今度はサヨナラだ!! 阪神は 4- 4の延長11回、原口文仁捕手が左翼へ豪快な一発。死闘にケリをつける自身初のサヨナラアーチで、チームを 2連勝、勝率 5割に導いた。最高の流れで、さあ、 7日から甲子園で首位巨人と伝統の一戦だ!

 天にバットをかざし、どこまで飛ぶのか見つめた。 1秒、 2秒…。決着を確信し、もう表情は緩んでいた。プロ初サヨナラ弾で、原口が 4時間 6分の死闘に終止符だ。高く高く、京セラの左翼上段席に到達したのを見届けると、白木を放り投げ破顔一笑。大歓声の中、本塁で待つ歓喜の輪へ、ゆっくり歩き出した。

 「もう打った瞬間、自分のなかでも完璧で、最高です! (金本監督と抱き合って)いや、もううれしいの一言です」

 バンザーイ! 両手を上げてホームインの原口文仁捕手をナインが歓喜の出迎え。最高の瞬間だ!=京セラドーム大阪

 今季初のお立ち台で感情が爆発した。 1回の 4点以降は得点が奪えず、 6回に追いつかれて、迎えた延長11回。だれもが一発に願いを懸けた瞬間に、現実とした。

 カウント 2- 1から杉浦の 4球目、 142キロを一閃。着弾を見届けるより早く、ベンチも虎党も総立ちだ。前日 5日の糸井の決勝 3ランを上回る劇的アーチ。サヨナラで歓喜のシャワーに濡れるのは昨年 5月19日の中日戦(甲子園)以来、自身 2度目。サヨナラ弾となると野球人生初で、チームでも2015年 5月27日の楽天戦(甲子園)での福留以来、 2年ぶり。最高の今季「1号」だ。

 チームを今季初の連勝に導き、勝率も五分に戻した。金本監督も「ホームランは期待してなかった。何とかツーベースを打ってくれないか、と。まさかといったら失礼になりますが、本当にしんどい試合をサヨナラ勝ちでね」と最敬礼だ。

 延長11回、サヨナラ本塁打を放った原口文仁捕手=京セラドーム大阪

 勝負強い孝行息子も、昨年のこの時期はまだ育成選手。 4月27日に支配下へ返り咲いてブレークし、ようやく支えてくれた人たちへの恩返しを始めた。オフには妹・美佳さんに車をプレゼント。それでも「まだまだ、です。持ち上げられて終わってしまったらダメなんです」。激変する環境の中でも、変わることなくただ、自らを磨いた。

 「縁がある数字を提示していただいて迷ったんですが…」と背番号変更の打診も固辞。多くのファンが「94」に袖を通してくれている。それに、インパクトがあるこの数字が好きだ。変えずに行くと決めた後の、昨年暮れ。飲食店でたまたま隣り合ったテーブルの少年が、所属するサッカーチームの「94」のユニホームを着ていた。「いい番号だね」と声をかけたが、少し悔しかった。

 ヒーローインタビューに臨む原口文仁捕手=京セラドーム大阪

 「あんなことってあるんですね…。他の競技の選手も含めて、僕しかいないと思っていたのに!  『94』は僕とあの子くらいです!」

 これより軽い番号は、もっと虎を勝たせてからもらうと決めている。 7日からは、甲子園で巨人戦。「この勢いをつなげたい。初戦を取れるように集中したい」と意気込むと、お決まりのセリフでお立ち台を締めた。

 「遅くまでありがとうございました! みなさんのために、必死のパッチで打ちましたぁ~!!」

  2安打 2打点と今年も勝負強い。 1軍 2年目も必死に、ひたむきに、駆け抜ける。

◇延長十一回、原口にサヨナラソロを浴びたヤクルト・杉浦稔大投手

 「自分でも 2イニング目は(球威が)落ちたかなと思う」

★新妻への一発!

  1塁転向が決まると、新婚の原口は「バット一本で家族を支えていかないと」と燃えた。実はこのヤクルト 3連戦から同居を始めている。オープン戦中も、京セラの試合後に「僕も『早く帰る練習』をしないとダメですね」とイメージトレーニング? していたが…。試合後の練習には手を抜かないが、帰宅の支度はよりテキパキを心がける。チームを救う一発は、新居で待つ新妻へ捧げる一発でもあった。

◇データBOX◇

◎…阪神のサヨナラ勝ちは昨年9月30日の巨人戦(甲子園)以来

◎…阪神選手のサヨナラ本塁打は、2015年5月27日の楽天戦(甲子園)の福留以来、2年ぶり。

◎…原口は自身初のサヨナラ弾。サヨナラ打は昨年5月19日の中日戦(甲子園)で、2-2の九回一死満塁で又吉から中越え打を放って以来、2度目。

 

  1回裏阪神無死 1塁、安打を放った上本博紀内野手=京セラドーム大阪

 阪神 2番上本は粘りの四球で糸井の 3ランを呼んだ。   7回、先頭梅野が追い込まれながら中前打。代打俊介の送りバント失敗で 1アウト、 1番高山の三振で二死 1塁となったが、上本がフルカウントから歩いて 1発が生まれた。「いつもと同じ気持ちで入りました」。上本は謙虚だが、金本監督は「梅野はなんとか粘って中前にどうにか運んで。上本も四球を選んでよくつないで。回すべき人によく回した」と 2人を評価した。

 

 糸井嘉男外野手が先制のタイムリーを放った。 1回無死 1、 2塁の場面。フルカウントからヤクルト館山の直球を右前に転がした。これで開幕から 6試合連続打点となった。

 糸井は「 1番、 2番が連打でチャンスメークしてくれたので、絶対先制するという強い気持ちで打ち返すことができてよかったです」とコメントした。

  1回裏阪神無死 1、 2塁、右前に先制適時打を放ち手を叩いて喜ぶ糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 頼りになる。前夜の決勝 3ランの勢いそのままに、糸井がまた打った。 1回無死 1、 2塁。フルカウントからエンドランのサインが出ると、館山の速球をとらえ、鋭く右前へ先制打だ。

 「 1、 2番が連打でチャンスメークしてくれた。絶対先制するという強い気持ちで打ち返すことができてよかった」

 驚異の得点圏打率10割で、自身初の 6試合連続打点。しかも開幕からだ。そして、超人が点火した打線がつながった。福留の四球を挟んで、原口、鳥谷と連続タイムリー。梅野の 3ゴロの間にも加点し、いきなり一挙 4得点を奪った。

 ヒーローには、なり損ねた。 6回、 2点差に迫られて、なお二死 1、 2塁。遊撃後方、中堅の前へとふらりと舞い上がった山田の飛球に、猛然とチャージ。体を投げ出してつかみに行ったが…。白球は無情にもグラブから飛びだした。中前への 2点 2塁打。試合が振り出しに戻った。

  1回に先制打を放った糸井嘉男外野手。これで自己最長、開幕 6試合連続打点だ=京セラドーム大阪

 中村外野守備走塁コーチは「俺が後ろに下がらせていた。よく追いついてくれたよ」と話すと、「本人が一番悔しいんじゃない?」。金本監督も「やっぱりメッセに申し訳ない気持ちを本人がもっていると思う」という。常人なら捕れない。ただ、糸井だからこそ-のワンプレーだった。

 「勝ってよかった~。明日から特守やね!! See You(またあした)!!」

 笑顔で球場を後にした。虎将が現役時代の2009年に記録した「開幕 7試合連続打点」は、初体験となる 7日からの伝統の一戦で、決める。

◇一回に4得点の口火を切る中前打を放った高山俊外野手

 「初球から積極的に、ということは 1打席目がもっとも思っている。そういう気持ちを強くもって、 2打席目も続けていきたい」

◇データBOX◇

◎…糸井の 6試合連続打点は自己最長(これまでは 5試合)。また開幕から 6試合連続打点は、阪神では2009年の金本知憲( 7試合)以来。

 

  3回、安打を放った鳥谷敬内野手=京セラドーム大阪

 鳥谷は開幕戦から 5試合連続安打を記録し、打率 5割 2分 6厘でセ・リーグトップをキープした。

 鋭い打球もありながら 3打席凡退した後、 3点リードの 7回二死 1、 2塁で 1、 2塁間を破った。「いい打席も悪い打席もある。いい打席を増やせるように。明日も勝てるように頑張ります」と冷静に前を向いた。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、鳥谷敬内野手は右前安打を放った=京セラドーム大阪

 鳥谷が止まらない。 1回、 2点を先制し、なお無死満塁。館山の 143キロを直球をとらえ、左前へ適時打を放った。「つなぐ気持ちで打席に入り、逆らわずにうまく打ち返すことができました」。これで開幕から 6試合連続安打。 3回にも中前打を放ち、 6戦中、 5試合で複数安打と絶好調だが「相手の投手が違うので、またあした頑張ります」と気を引き締め直した。通算2000安打にも、あと 116本とした。

 

 先発のランディ・メッセンジャー投手=京セラドーム大阪

 中 5日で先発だったランディ・メッセンジャー投手は、打線の援護に応えられなかった。全てのイニングで先頭打者を出すなど、 6回途中 4失点。 2戦連続で白星とならなかった。

 初回に打線に爆発し、 4点を先取。波に乗って快投したいところだったが、この日はピリッとしない。 2回に下位打線につかまり、 1点。 6回にはヤクルト大引に適時左前打を浴び、走者を 2人残した状態で交代となった。「状態は悪くなかった」とし、次回に向けて「球数を減らしたい。自分は5回で終わるピッチャーではない」と悔しさをにじませた。

  6回途中、走者を残し降板するランディ・メッセンジャー投手=京セラドーム大阪

 中 5日の阪神・メッセンジャーは 5回 1/3を 7安打 4失点。 4- 1の 6回、大引に左前適時打を許し、なお一死 1、 2塁で降板。 3番手の桑原が二死 1、 2塁から山田に不運な 2点打を浴びて追いつかれ、 2勝目を逃した。「状態は悪くない。ちょっとのことで(ストライク)ゾーンを外れて、余計いらいらしてしまった。自分は 5回で降りる投手ではない。そこがいらいらします」。ベンチに戻るとグラブをたたきつけたが、試合後も厳しい表情だった。

 

 投球するマルコス・マテオ投手=京セラドーム大阪

 助っ人コンビも仕事きっちりだ。マテオは 4- 4の 8回に登板し、山田を空振り三振など 3人斬り。「どのタイミングでもマウンドにいける投球を心がけているよ。これを続けていければいいかなと思う」。 9回はドリスだ。バレンティンをフォークで空振り三振に仕留めるなど、こちらも三者凡退。「 1球目の球でストライクをとることを意識した。 1個ずつアウトを重ねることが大切。しっかり打者を意識したい」と今季初ホールドにも気を引き締めた。

 

 阪神7番手の藤川球児投手=京セラドーム大阪

 藤川球児投手の力投がサヨナラ勝利を呼び込んだ。同点の延長10回から登板。 2イニング目に入った11回は持ち前の速球でグイグイと押して山田を一邪飛、バレンティンを中飛に抑える 3者凡退で、リズム良く攻撃に転じた。

 今季 1勝目が舞い込んできたが「また、明日なので。もう終わったことなので」と冷静そのもの。救援陣が過労気味のなかで、きっちり仕事を果たした。

 金本監督も「 2イニング行ってくれて、昔のいい時の球児を思い出すようなね。フライアウトを取ってくれて、さすが」と評価した。

  2イニングをゼロに封じた藤川球児投手。ベテランの奮投が劇勝を呼びこんだ=京セラドーム大阪

 劇的勝利を呼んだ功労者は、我慢を重ねた救援陣だ。 6回に追いつかれて以降の 7、 8、 9、10、そして11回。ゼロを重ねた男たちにこそスポットライトを当てよう。そして、その主役はもちろん、延長に入っての 2イニングを投げ、今季初勝利を手にした藤川だ。

 「もう終わったので、また明日です」

 多くを語ろうとしない偉大なる元ストッパー。だが、延長10回から投じた28球の中身は濃かった。MAX 148キロ。 6つのアウトのうち、飛球が 4つ。金本監督はそこを絶賛した。

 「 2イニングいってくれてね。昔のいい時の球児を思い出すようなね。フライアウトを取ってくれてね。さすがでした」

 分かっていても打てない火の玉ストレートで空振りや凡フライを重ねていた頃から時は流れている。でも、ここ一番で片鱗を感じさせ、指揮官を唸らせたのだった。

 ところが、それに関しても藤川は「きょうだけなので」と素っ気ない。

 藤川球児投手(右から 2人目)は原口文仁捕手と歓喜の抱擁=京セラドーム大阪

 そんな中、唯一、主役が反応してくれたプレーがあった。見る者に、何より「球児の躍動」を感じさせたのが10回一死 1塁から俊足・上田を迎えた場面。詰まった 1塁ゴロをダイビングキャッチした原口が、トップスピードで走り込んでくる藤川にトス。後ろから来る球を走りながらキャッチする、超人的センスは、全盛時と全く変わらなかった。

 「長くやっているんで、 1つだけ自分らしさを挙げるとしたらベースカバー。当たり前のことをしっかりできるというのが重要ですから」

 広島との開幕 3連戦。先発が早々とマウンドを去った。踏ん張るべき中継ぎ陣もピンチ、ピンチの連続。壊滅状態の中に、藤川もいた。開幕 2戦目の今月 1日、今季初登板は 1回を投げて 3四球で 1失点。そこに寂しさを感じたファンも多かったはず。が、 4日のヤクルト戦は 1回を 3者三振。そして、この日の快投。イニングまたぎも平気でこなす。

 メジャーから戻って 2年目。男は今、新たな働き場所で輝きを取り戻しつつある。

◇データBOX◇

◎…藤川のイニングまたぎでの登板は今季初。昨年は中継ぎに再転向後に 2度。前回の昨年 8月 7日のヤクルト戦(神宮)では、 5- 3の 7回から 3番手で登板し、 2回 3失点で逆転を許した。

 

 藤川球児投手(右)は藤浪晋太郎投手に投球指導を行う=京セラドーム大阪

 前日 4日のヤクルト戦で大乱調だった藤浪が 5日、投球フォームの修正に乗り出した。

 捕手を座らせて投球練習を行う際に、ベルト付近でグラブを静止し、投球時に高く上げるフォームで試投した。前日まではグラブを胸の高さで静止させていた。さらに藤川からも投球についての助言を受けるシーンも見られた。「(フォーム変更は)今日だけに限ったことではないので」。次回先発予定の11日DeNA戦に向け、試行錯誤を続ける。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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糸井、甲子園デビュー!マイコラス撃ち2安打!金本監督、岩貞に怒!また1回3失点…

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巨人が初回にマギーの先制適時打など 7安打で 3点を挙げた。 2回には中井の左翼への 1号ソロで 1点を追加した。阪神が 5回に無死 1、 3塁から代打中谷の併殺の間に 1点を返した。巨人 7回に亀井の犠飛で突き放した。巨人マイコラスは10安打を浴びながらも 7回 3失点と踏ん張り今季「2勝目」を挙げた。

1回一死満塁から巨人・マギーが放った左中間への飛球を甲子園デビューの糸井嘉男外野手(35)と高山俊外野手(23)が捕れず、先制点を献上した。 6回には鳥谷敬内野手(35)の悪送球でチーム失策は早くも両リーグワーストの10個目。ミスの連鎖、食い止めてや!!霧雨のカーテンの向こうで何かが起きた。高い飛球が、聖地の深い左中間の最も奥まで飛ぶ。中堅手・糸井が一直線に向かい、左翼手の高山と入れ違う。捕ったか! と思った瞬間、水しぶきとともにボールが芝生に弾んだ。ダイレクト捕球に備えていた巨人の 3走者が慌てて進む。同じように金本知憲監督(49)もベンチで思わず腰を浮かせ、驚きを隠せなかった。一死満塁からマギーが放った左中間への当たり。指揮官の目には、どちらかが落下点に間に合ったように映った。だが、結果は雨中の“お見合い”になった。記録は適時打で、 3走のみが生還し 1点。仮に捕っていても犠飛となり、この 1点は入っていたが、なおも二死満塁から岡本にも 2点左前打が出て 0- 3とされた。全速力で向かい合い、衝突のリスクがあるギリギリのプレーではある。 6回には、ゴロを処理した鳥谷が 1塁へ悪送球し、今季チーム10失策目。両リーグワーストをひた走る。球際に強くなくては、星を拾っていけない。

糸井嘉男外野手が甲子園で 2安打デビューを飾った。今季初の巨人戦、本拠地開幕試合で、 4回に左前打を放つと 6回もマイコラスから右前打。2009年金本知憲に並ぶ球団最長の開幕 7試合連続打点はならなかったが、虎ファンに頼もしい姿をお披露目した。

またしてもマイコラスに白星を献上してしまった。2015年に来日した巨人の助っ人と相まみえたのは通算 7試合目。だが、ことし最初の対戦も、KO寸前まで迫りながら最後はかわされた。 3イニング連続併殺打で好機をつぶし、 3年越しでの 4連勝を献上してしまった。前夜( 6日)サヨナラアーチのスーパーヒーロー原口文仁内野手(25)も第 1打席で、意表を突くスライダーを呆然と見送り三振。 150キロ超速球に遅球も織り交ぜる変幻自在の投球術に悩まされた。が、そのままで終わらないのが絶好調男。 5回の第 3打席は左前へ会心の打球を飛ばし、これで連続試合安打は「4」に伸びた。前を向いた。糸井、福留の後ろを任される「5番打者」は、難攻不落の助っ人攻略に糸口を見いだしたようだ。若武者・原口を先頭に、元気みなぎる2017年版猛虎打線は案外楽しめそうだ。

岩貞祐太投手(25)が 5回 9安打 4失点で降板した。初回から甘く入ったボールを打ち込まれて 3点を失うと、 2回も先頭の中井に左翼席へソロアーチを浴びるなど不安定な投球だった。開幕から 2戦連続で勝ち星のない左腕は反省。 9三振を奪ったことにも「ピンチの場面でもっと粘り強い投球をしていかないといけませんでした」と振り返った。岩貞は 5回 4失点で降板し、リリーフ陣の負担は増すばかり。借金「1」に後退した。春の長雨は虎党の涙雨となった。今季初となる甲子園での伝統の一戦に駆けつけたファンは 4万6214人。雨具ともに見守った瞬間から、やるせない気持ちになったはずだ。金本監督は怒りに満ちた表情で、矛先を先発投手に向けた。開幕して、 7試合。先発が 6回以上を投げたのは 5日のヤクルト戦(京セラ)で 6回 0/3 6安打 1失点だった秋山だけだ。指揮官の悩みは深い。昨季、甲子園での巨人戦は開幕から 1分けをはさんで 9連敗を喫した。今年も初戦で敗れ、 3年連続で黒星発進。 9勝15敗 1分けと大きく負け越したライバルにこれ以上本拠地で負けられない。試合開始の瞬間を楽しみにしているファンの心をいきなり折ってはいけない。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 5巨人>◇ 7日◇阪神甲子園球場

 巨人が初回にマギーの先制適時打など 7安打で 3点を挙げた。 2回には中井の左翼への 1号ソロで 1点を追加した。

 阪神が 5回に無死 1、 3塁から代打中谷の併殺の間に 1点を返した。 6回にも福留の左前適時打などで 2点を追加した。

 巨人が 7回に亀井の犠飛で突き放した。巨人マイコラスは10安打を浴びながらも 7回 3失点と踏ん張り今季「2勝目」を挙げた。

 

  1回一死満塁から、マギーの左中間への打球を糸井嘉男外野手(右)と高山俊外野手(左)が捕れず、先制点を献上した=阪神甲子園球場

 ああ雨中のお見合い…。 1回一死満塁から巨人・マギーが放った左中間への飛球を甲子園デビューの糸井嘉男外野手と高山俊外野手が捕れず、先制点を献上した。 6回には鳥谷敬内野手の悪送球でチーム失策は早くも両リーグワーストの10個目。ミスの連鎖、食い止めてや!!

 霧雨のカーテンの向こうで何かが起きた。高い飛球が、聖地の深い左中間の最も奥まで飛ぶ。中堅手・糸井が一直線に向かい、左翼手の高山と入れ違う。捕ったか! と思った瞬間、水しぶきとともにボールが芝生に弾んだ。ダイレクト捕球に備えていた巨人の 3走者が慌てて進む。同じように金本監督もベンチで思わず腰を浮かせ、驚きを隠せなかった。

 「あれも何が起こったのか俺もみえなかったけど。楽勝でアウトかと思った。捕ったもんだと思ったから」

 うまく連係できなかったのか…、もったいないプレーだった=阪神甲子園球場

 甲子園開幕戦の、 1回から波乱だ。一死満塁からマギーが放った左中間への当たり。指揮官の目には、どちらかが落下点に間に合ったように映った。だが、結果は雨中の“お見合い”になった。記録は適時打で、 3走のみが生還し 1点。仮に捕っていても犠飛となり、この 1点は入っていたが、なおも二死満塁から岡本にも 2点左前打が出て 0- 3とされた。

 全速力で向かい合い、衝突のリスクがあるギリギリのプレーではある。中村外野守備走塁コーチは「(糸井)本人に聞いてもらっていいですか? アレは(左翼の)高山には無理やから」と言及を避けた。そして、糸井本人も「アイシングがあるんで」とだけ話し、多くは語らなかった。 1月下旬に患った右膝関節炎の影響で、オープン戦序盤の出場が叶わなかった糸井にとっては、この日が虎入り後初めての実戦での聖地守備だった。雨で重くなった芝の上を、広く深い左中間まで駆けていったが…。細かな雨に照明の明かりが乱反射し、打球が見えづらかった可能性も考えられる。

  6回には鳥谷敬内野手が 1塁へ悪送球。失点にはつながらなかったが、チーム失策は両リーグワーストの10個となった=阪神甲子園球場

 糸井と高山との左中間コンビについては、 2月の沖縄・宜野座キャンプ中から中村コーチは「性格を知るところからになる。相手が捕りたがる選手なのか、とかね。糸井からいろいろ話しかけてくれているけど」と話していた。さらに連係を深め、きわどい打球を超人がもぎ取るのかどうかを、より明確にしていかなくてはならない。

  6回には、ゴロを処理した鳥谷が 1塁へ悪送球し、今季チーム10失策目。両リーグワーストをひた走る。球際に強くなくては、星を拾っていけない。

 

  4回裏阪神無死、左前打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が甲子園で 2安打デビューを飾った。今季初の巨人戦、本拠地開幕試合で、 4回に左前打を放つと 6回もマイコラスから右前打。2009年金本知憲に並ぶ球団最長の開幕 7試合連続打点はならなかったが、虎ファンに頼もしい姿をお披露目した。

 チームが勝てなかったこともあってか、試合後は「アイシングがあるので…」とポツリ。ひと言だけ発してロッカーに向かった。

 

 またしてもマイコラスに白星を献上してしまった。2015年に来日した巨人の助っ人と相まみえたのは通算 7試合目。だが、ことし最初の対戦も、KO寸前まで迫りながら最後はかわされた。 3イニング連続併殺打で好機をつぶし、 3年越しでの 4連勝を献上してしまった。

 前夜( 6日)サヨナラアーチのスーパーヒーロー原口も第 1打席で、意表を突くスライダーを呆然と見送り三振。 150キロ超速球に遅球も織り交ぜる変幻自在の投球術に悩まされた。

 が、そのままで終わらないのが絶好調男。 5回の第 3打席は左前へ会心の打球を飛ばし、これで連続試合安打は「4」に伸びた。

 「 1打席目以外はしっかり自分のタイミングで対応できたとは思います。ミスショットは減らしていきたい」

 前を向いた。糸井、福留の後ろを任される「5番打者」は、難攻不落の助っ人攻略に糸口を見いだしたようだ。

  4回、マイコラス(手前左)から左前打を放った原口文仁内野手。打線は必死で抵抗した=阪神甲子園球場

 原口だけではない。 5回の 1点目は北條、梅野の連打から。 6回の 2点は上本、糸井、福留の 3連打から。マイコラスに対し、先発野手全員安打の10安打を浴びせた。過去 6戦では 6安打が最多だったから、この日がMAX安打数。やられっぱなしの虎戦士も何かをつかんだのかもしれない。

 金本監督は「以前みたいなアレルギーみたいなものはなくなったのかなという印象はあるけど、チャンスでもう 1本というところよね」と話した。攻略できなかったが、手塩にかけた打線の成長を感じ取った。次こそ-。若武者・原口を先頭に、元気みなぎる2017年版猛虎打線は案外楽しめそうだ。

◇マイコラスから10安打を放った打線について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「開幕投手を務めた良い投手を相手に力負けせず、勝負できた」

 

 力投した阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 岩貞祐太投手が 5回 9安打 4失点で降板した。初回から甘く入ったボールを打ち込まれて 3点を失うと、 2回も先頭の中井に左翼席へソロアーチを浴びるなど不安定な投球だった。

 開幕から 2戦連続で勝ち星のない左腕は「立ち上がりは追い込む前に甘くなった球を打たれて先制を許してしまい、中継ぎ投手の負担をカバーするような投球ができませんでした」と反省。 9三振を奪ったことにも「追い込んでからは高さを意識することで三振も奪えましたが、ピンチの場面でもっと粘り強い投球をしていかないといけませんでした」と振り返った。

  1回に 3点を失った岩貞祐太投手は 2回、中井(手前右)にソロアーチを浴び、追加点を献上。 2 戦連続立ち上がりに崩れた=阪神甲子園球場

 先発に怒!! 甲子園開幕戦となった伝統の一戦で巨人に敗れた金本知憲監督が「相変わらず先発がピリッとしない」と 1回いきなり 3失点の岩貞祐太投手を叱責した。岩貞は 5回 4失点で降板し、リリーフ陣の負担は増すばかり。借金「1」に後退した。

 春の長雨は虎党の涙雨となった。今季初となる甲子園での伝統の一戦に駆けつけたファンは 4万6214人。雨具ともに見守った瞬間から、やるせない気持ちになったはずだ。金本監督は怒りに満ちた表情で、矛先を先発投手に向けた。

 「初回ですかね。やっぱり。相変わらず、先発がピリッとしないというか」

 阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 昨季、巨人に 4戦 3勝負けなし、防御率0.58と絶好の相性を誇っていた先発・岩貞が、また立ち上がりにつかまった。 1回、ボール先行から先頭・中井に中前にはじき返され、一死満塁からマギーの左中間の打球を糸井と高山がお見合いで先取点を献上。不運もあったがなんとか二死満塁までこぎつけたが、 3年目の岡本に 2点左前打を許した。

 今季初登板だった 1日の広島戦(マツダ)でも 1回に 3失点( 5回 5安打 5失点。勝敗つかず)だった岩貞は「中継ぎ投手の負担をカバーする投球ができませんでした。結果をもう 1回見つめ直してやっていく」と猛省した。

 開幕して、 7試合。先発が 6回以上を投げたのは 5日のヤクルト戦(京セラ)で 6回 0/3 6安打 1失点だった秋山だけだ。指揮官の悩みは深い。

 甲子園の開幕戦を落とした金本知憲監督(左)ら。先発陣の立て直しは急務だ=阪神甲子園球場

 「どうしてもね…。(中継ぎ陣に)負担かかりすぎ」

 早くも 5試合目の登板となった松田は 2イニング目の 7回に失点した。本来、勝ちパターンで使うはずの高橋も、この日は 1点ビハインドの 8回から 1回を投げた(無安打無失点)。ブルペン陣は早くも“自転車操業”といってもいいぐらいだ。

 昨季、甲子園での巨人戦は開幕から 1分けをはさんで 9連敗を喫した。今年も初戦で敗れ、 3年連続で黒星発進。 9勝15敗 1分けと大きく負け越したライバルにこれ以上本拠地で負けられない。金本監督は「 1試合だけでどうこう判断はしないけども。巨人とか甲子園とかというよりも、まずは先発ですよ、試合を作るのは」と負の連鎖を食い止めることを最優先課題とした。

 試合開始の瞬間を楽しみにしているファンの心をいきなり折ってはいけない。

◇先発陣の不調について阪神・香田勲男投手コーチ

 「ホント、まさしくその通り。中 5日、 6日で登板しているのに。先発が試合をつくらなきゃいけない。先発が早い回で降板すると、リリーフも大変だし、チームに活気も出ない」

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

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稲村亜美、憧れの甲子園で始球式登板!雨らめし…原口初4番も降雨ノーゲーム!青柳好投も水さされた!

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「始球式で12球団本拠地制覇」を目標に掲げるタレント稲村亜美さん(22=ミスiD2014準グランプリ=浅井企画)が、始球式を行った。阪神で 8球団目の始球式となり、背番号「8」を背負い、聖地のマウンドに立った。きれいなノーワインドアップからミットを目がけたこん身の 1球はノーバウンドでストライクをビシッと決めた。小さい頃から男子の中で野球をしていた稲村にとって、甲子園はまさしく夢にまで見たあこがれの場所。目標は 110キロだったが最速タイの 103キロをど真ん中に投げ込み大きな拍手を浴びていた。

糸井嘉男外野手(35)が 1回、右前へ幻の 6試合連続安打を放った。休養のためにスタメンを外れた福留孝介外野手(39)に代わって「5番・右翼」で今季初のスタメン出場した中谷将大外野手(24)は、 1回一死満塁で空振り三振。次のチャンスでのリベンジを誓った。湿った黒土の上を、すさまじい打球がはっていった。糸井が 1回から「6試合連続安打」をマーク。さすがの好機拡大だったが、ノーゲームとなり打ち直しの“おあずけ”となってしまった。試合後は言葉少なに引き揚げたが、バットは湿ってはいなかった。 1回一死 1塁の第 1打席。昨季、虎が 6戦で 0勝 5敗と苦戦した先発左腕、田口から痛烈な右前打を放った。この時点で 2日の広島戦(マツダ)から 6試合連続安打とし、一気に 1、 3塁へとチャンスを広げた。続く原口が四球。中谷、鳥谷が凡退して得点こそならなかったが、先制の予感が序盤からプンプンと漂った。試合へグッと入り込んでいく勢い、集中力も超人級だ。結果がすべてを表す。超人は 8度の第 1打席で 4四球を選び、残り 4打席は 3打数 2安打、犠飛 1。 2打点を挙げている。糸井が好調を維持し、勢いをもって試合に入っていることが、そのまま試合の主導権を握ることにつながっている。。ノーゲームも休養だとポジティブにとらえ、走攻守でもっと虎を変えていく。すっきり晴れた甲子園で、浜風を切り裂く一発が見られる日も、もうすぐだ。

原口文仁捕手(25)が今季初めて「4番」起用されたが、雨天により 3回表途中でノーゲームになった。開幕から「4番」で起用されてきた福留の休養日で、代わりに座った。原口は 1回一死 1、 3塁で四球を選び、チャンスを拡大した。「4番」起用については「全然です」と打順は気にせず、自身の仕事に集中。 6日のヤクルト戦(京セラ)でサヨナラの一発を放つなど、 7試合で打率 0.400、 1本塁打、 5打点と好調を維持している。

シンデレラボーイになれるかもしれなかった。しかし…。中谷はノーゲームが決まった後、なかなかベンチ裏に現れなかった。悔しかった。クラブハウスへと続く階段を早足で上っていった。福留の積極的休養のため「5番・右翼」で今季初スタメン。出番はいきなりやってきた。 1回一死満塁と絶好の先制のチャンス。だが、ファウル、見逃しで追い込まれる。そして、カウント 2- 2からの 5球目直球を空振り三振。続く鳥谷も 1ゴロに倒れ、虎党からため息が漏れた。好相性を買われたが、開幕してから課題となっている決定力不足を体現する形になった。金本監督は今後の福留の休養日について、 4月に左太もも裏を痛めた歴史を繰り返さないことを強調。 9日から中谷は再びベンチスタートの見通しだが、下を向いている場合じゃない。次の出番は必ずある。やり返すしかない!福留が抜けても若くて勢いのあるバックアップがいる。中谷がその筆頭になる。

降雨ノーゲームとなった一戦で、阪神先発の青柳晃洋投手(23)が 3回途中を 1安打無失点と好投した。最速 144キロの直球に得意のツーシーム、スライダーを織り交ぜ、巨人打線を翻弄(ほんろう)。初回を 3者凡退に抑えた。 2回に先頭阿部に 2塁打を許したが、続くマギーの投手強襲の打球をノーバウンドで捕球。飛び出していた阿部を 2塁で封殺した。 3回に二死をとったところで雨脚が強くなり、試合は中断。そのままノーゲームとなった。阪神は開幕から先発投手が長いイニングを投げられず、中継ぎ陣が多用される状況が続いているだけに、金本監督は雨天中止に「恵みの雨ですね」と一息ついた。巨人戦は雨のため、 3回途中でノーゲームとなった。先発した大卒 2年目の青柳晃洋投手は、 2回 2/3を 1安打無失点。制球難に苦しんだ 1年目とは一転して、低めにボールを集めて好投した。 2回無死 2塁のピンチでは、強烈な打球を好捕するナイスプレーも。この内容なら完封できたんとちゃう? もっと見たかった~!あのまま試合が続いていれば…。誰もがそう感じた。独特のクオータースローから投じる、ノビのある直球。大卒 2年目の青柳が雨のなか、巨人相手に快投劇。ノーゲームで幻となったが、先発陣に光をもたらした。メッセンジャー、能見、藤浪、岩貞と先発「4本柱」が苦戦したシーズン初戦のマウンドで好発進した。記録は残らないが、 2回 2/3を 1安打 2三振無失点。今季、阪神の先発陣で 6回以上を投げたのは 5日のヤクルト戦に登板した秋山( 6回 0/3で 6安打 1失点)だけだが、これなら青柳も 7、 8回投げられたのでは…。キャンプ中から全メニューを消化後、自主的に黙々と投げ込んできた。次こそ白星を手にする。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神-巨人=降雨ノーゲーム>◇ 8日◇阪神甲子園球場

 「始球式で12球団本拠地制覇」を目標に掲げるタレント稲村亜美さん(22=ミスiD2014準グランプリ=浅井企画)が、始球式を行った。阪神で 8球団目の始球式となり、背番号「8」を背負い、聖地のマウンドに立った。小さい頃から男子の中で野球をしていた稲村にとって、甲子園はまさしく夢にまで見たあこがれの場所。目標は 110キロだったが最速タイの 103キロをど真ん中に投げ込み大きな拍手を浴びていた。

 始球式に登場したタレント稲村亜美さん=阪神甲子園球場

 神スイングでおなじみのタレント稲村亜美さんが始球式を行い、自己最速タイの 103キロを計測した。

 今回で始球式を 8回務めることにちなんで、背番号「8」のユニホームで登場。きれいなノーワインドアップからミットを目がけたこん身の 1球はノーバウンドでストライクをビシッと決めた。「投げた瞬間、心臓が飛び出そうになりました」と興奮気味に振り返り、「最速タイなので、80点ぐらいですね」と話した。

 始球式に登場したタレント稲村亜美さん=阪神甲子園球場

◇タレント稲村亜美さん

★日本のタレント、グラビアアイドル、野球(始球式)アイドル。東京都出身。浅井企画所属。

★2013年 9月20日発売のFRIDAYで発表されたミスiD2014にて準グランプリに相当するミスiD(アイドル)2014に選出された。

 始球式を行った稲村亜美さんは、 130帰路を記録した=阪神甲子園球場

★2014年 3月13日、日出高等学校を卒業し同年 4月 1日に国士舘大学21世紀アジア学部に入学、 4月14日には週刊プレイボーイ×グラドル自画撮り部「第 1回ジガドル・グランプリ」吉田豪賞を受賞する。

★2015年 3月26日公開のトヨタ自動車のCM「G's Baseball Party」に出演。最後に登場し、OL風スーツでの豪快なスイングが「神スイング」として話題となった。同年 8月 1日には巨人対中日戦の試合前イベントに登場、「神スイング」を披露しスタンドのファンを湧かせるとともに原辰徳監督(当時)をして「非の打ち所がない」と言わしめた。

 始球式を行った稲村亜美さん=阪神甲子園球場

★2016年 1月に浅井企画へ移籍、同年 3月14日に女子プロ野球チーム・埼玉アストライアの公認「神サポーター」に就任するとともに、 3月19日開催の東京ガールズコレクション(TGC)2016 SPRING/SUMMERにて東京ガールズラン(TGR) 5期生就任を発表、またフジテレビONE「プロ野球ニュース」の金曜担当キャスターに抜擢。この年より始球式を務める機会が増え、 4月24日、 5月 8日、11月23日と 3度自己最速を更新した。

★2016年には「第11回 BFA U-18野球チャンピオンシップ」「第 7回女子野球ワールドカップ」「第 1回 U-23 野球ワールドカップ」の 3大会のアンバサダーを古田敦也とともに務めた(BS-TBSの中継番組にも大会アンバサダーとして出演)。 (Wikipediaより)

 

 糸井嘉男外野手は 1回、右前へはじき返した。虎キラー田口撃ちとは、やっぱり頼もしい=阪神甲子園球場

 巨人戦は降雨ノーゲーム。糸井嘉男外野手が 1回、右前へ幻の 6試合連続安打を放った。休養のためにスタメンを外れた福留孝介外野手に代わって「5番・右翼」で今季初のスタメン出場した中谷将大外野手は、 1回一死満塁で空振り三振。次のチャンスでのリベンジを誓った。

 湿った黒土の上を、すさまじい打球がはっていった。糸井が 1回から「6試合連続安打」をマーク。さすがの好機拡大だったが、ノーゲームとなり打ち直しの“おあずけ”となってしまった。

  1回、安打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 「何もないでしょう」

 試合後は言葉少なに引き揚げたが、バットは湿ってはいなかった。

 まだ雨が強まっていなかった 1回一死 1塁の第 1打席。昨季、虎が 6戦で 0勝 5敗と苦戦した先発左腕、田口から痛烈な右前打を放った。この時点で 2日の広島戦(マツダ)から 6試合連続安打とし、一気に 1、 3塁へとチャンスを広げた。続く原口が四球。中谷、鳥谷が凡退して得点こそならなかったが、先制の予感が序盤からプンプンと漂った。雨ですべて幻となったが、これがこれまでとの違い。昨季は福留を休養で欠いた打線では迫力も欠いていたが、今年は中心に超人がいる。

  3回、試合が中断となりベンチへ戻る阪神ナイン=阪神甲子園球場

 試合へグッと入り込んでいく勢い、集中力も超人級だ。結果がすべてを表す。流れたこの試合も“参考記録”として含めると、これまでの 8試合で「高山、上本、糸井」の 1~ 3番が 1回に三者凡退で終わったことは一度もない。 1回無死満塁を 2度も作り、いきなり 4点を奪ったことも 2度あった。 4試合で 1回から得点を奪い、相手先発の立ち上がりをことごとく打ち砕いている。

 降雨ノーゲームで糸井嘉男外野手の「6試合連続安打」は幻となった=阪神甲子園球場

 超人は 8度の第 1打席で 4四球を選び、残り 4打席は 3打数 2安打、犠飛 1。 2打点を挙げている。糸井が好調を維持し、勢いをもって試合に入っていることが、そのまま試合の主導権を握ることにつながっている。

 うらめしい“マイナス1安打”にはなったが、ここまで打率 0.417、 3本塁打、10打点と期待に応え続けている。ノーゲームも休養だとポジティブにとらえ、走攻守でもっと虎を変えていく。すっきり晴れた甲子園で、浜風を切り裂く一発が見られる日も、もうすぐだ。

 降雨によるノーゲームを宣告する柳田浩一主審=阪神甲子園球場

 

 原口文仁捕手が今季初めて「4番」起用されたが、雨天により 3回表途中でノーゲームになった。

 開幕から「4番」で起用されてきた福留の休養日で、代わりに座った。

  1回一死 1、 3塁で迎えた第 1打席は、カウント 3- 1から巨人田口の内角低めのスライダーを見極めて四球。「返したい気持ちもあったけど、つなげられてよかったです」と淡々と話した。

  3回表巨人二死、長い試合中断のあとノーゲームとなった=阪神甲子園球場

 今季初めて「4番」に座った原口は 1回一死 1、 3塁で四球を選び、チャンスを拡大した。先制はならなかったが「(走者を)かえしたい思いが一番ですが、つなげてよかった」と白い歯をみせた。「4番」起用については「全然です」と打順は気にせず、自身の仕事に集中。 6日のヤクルト戦(京セラ)でサヨナラの一発を放つなど、 7試合で打率 0.400、 1本塁打、 5打点と好調を維持している。

 

 中谷将大外野手は 1回一死満塁、空振り三振に倒れて悔しげな表情をみせる=阪神甲子園球場

 シンデレラボーイになれるかもしれなかった。しかし…。中谷はノーゲームが決まった後、なかなかベンチ裏に現れなかった。悔しかった。クラブハウスへと続く階段を早足で上っていった。

 「次、(出番が)あったら、頑張ります」

 福留の積極的休養のため「5番・右翼」で今季初スタメン。出番はいきなりやってきた。 1回一死満塁と絶好の先制のチャンス。だが、ファウル、見逃しで追い込まれる。そして、カウント 2- 2からの 5球目直球を空振り三振。続く鳥谷も 1ゴロに倒れ、虎党からため息が漏れた。

 昨季、チームは田口に 6試合で 0勝 5敗、対戦防御率1.67と好投を許していた。だが、中谷だけは11打数 5安打(打率 0.455)、 1本塁打、 2打点。好相性を買われたが、開幕してから課題となっている決定力不足を体現する形になった。

 福留孝介外野手不在の先発メンバー。糸井がいるから昨年より心細くはないゾ=阪神甲子園球場

 金本監督は今後の福留の休養日について「週に 1回は、(シーズンの)早めから」とし「昨年のこともある」と、 4月に左太もも裏を痛めた歴史を繰り返さないことを強調。その上で「孝介の代わりは中谷が 1番手。本来、(休養日は)日曜日のつもりやったけど(前倒しした)」。 9日から中谷は再びベンチスタートの見通しだが、下を向いている場合じゃない。次の出番は必ずある。やり返すしかない!

 早くも巨人と広島が抜け出しているペナントの状況を問われた指揮官は「やるべきことをしっかりやる。先発がしっかり試合を作って、しっかりバントしてとか、チャンスで何とか 1点をとるとか。そういうことを続けていけば、普通にやれば大崩れ、自滅しない実力をもっている」とうなずいた。福留が抜けても若くて勢いのあるバックアップがいる。中谷がその筆頭になる。

 

 降雨ノーゲームとなった一戦で、阪神先発の青柳晃洋投手が 3回途中を 1安打無失点と好投した。

 最速 144キロの直球に得意のツーシーム、スライダーを織り交ぜ、巨人打線を翻弄(ほんろう)。初回を 3者凡退に抑えた。 2回に先頭阿部に 2塁打を許したが、続くマギーの投手強襲の打球をノーバウンドで捕球。飛び出していた阿部を 2塁で封殺した。 3回に二死をとったところで雨脚が強くなり、試合は中断。そのままノーゲームとなった。

 阪神先発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 今季初先発だった青柳は「すごい調子がいいなと思って試合に入れた。真っすぐ自体は良かった」。昨季 1勝 3敗も、防御率2.10と好相性を誇った巨人戦での快投に「また新しい今年の巨人に 2回までですけど抑えられたのは良かったです」とうなずいた。

 今季初先発の青柳晃洋投手は素晴らしい立ち上がり。この力投、もっと見たかった!=阪神甲子園球場

 阪神は開幕から先発投手が長いイニングを投げられず、中継ぎ陣が多用される状況が続いているだけに、金本監督は雨天中止に「(中継ぎ陣が休めるという面で)ほっとしている。恵みの雨ですね」と一息ついた。

 先発の青柳は 1回を 7球で三者凡退とするなど、テンポのいい投球を見せていた。今季初登板だったため「試合の入りは僕の中でも良かったけど、開幕できず、という感じ」と少し残念がった。

 巨人戦は雨のため、 3回途中でノーゲームとなった。先発した大卒 2年目の青柳晃洋投手は、 2回 2/3を 1安打無失点。制球難に苦しんだ 1年目とは一転して、低めにボールを集めて好投した。 2回無死 2塁のピンチでは、強烈な打球を好捕するナイスプレーも。この内容なら完封できたんとちゃう? もっと見たかった~!

 あのまま試合が続いていれば…。誰もがそう感じた。独特のクオータースローから投じる、ノビのある直球。大卒 2年目の青柳が雨のなか、巨人相手に快投劇。ノーゲームで幻となったが、先発陣に光をもたらした。

 「最近、真っすぐがよくないなかで、きょうはすごく調子がいいなと思って試合に入りました」

 雨が強くなり、 3回途中で降雨ノーゲーム。青柳晃洋投手も虎党も無念…=阪神甲子園球場

 昨季、巨人戦は 1勝 3敗も防御率2.10。相性のよさも買われ、前カードのヤクルト戦をパスして満を持して登場した。

  1回、先頭の中井を 143キロのストレート 2球で追い込むと、外角スライダーで空振り三振。続く立岡は投ゴロ。坂本勇も内角へのツーシームで 3ゴロに打ち取った。 1回をわずか 7球で終える最高の立ち上がり。メッセンジャー、能見、藤浪、岩貞と先発「4本柱」が苦戦したシーズン初戦のマウンドで好発進した。

  2回は阿部に左中間への 2塁打を許すが、マギーの強烈なピッチャー返しを好捕。阿部を走塁死に仕留めて、ピンチを脱した。 3回は雨で足を滑らせながらも力投。 3回二死から田口に 5球投じたところで中断し、約40分後に降雨ノーゲームとなってしまった。

 記録は残らないが、 2回 2/3を 1安打 2三振無失点。今季、阪神の先発陣で 6回以上を投げたのは 5日のヤクルト戦に登板した秋山( 6回 0/3で 6安打 1失点)だけだが、これなら青柳も 7、 8回投げられたのでは…。

  3回表巨人二死、長い試合中断のあとノーゲームとなり引き揚げる青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 金本監督も「コントロールもテンポもよくて。初回も 7球で終わってくれて。久々に初回気持ちよく(いけた)。次、楽しみですね」と評価して「きょうは先発がピリッとしたら雨。かみ合ってないね…。まぁ、そのうちかみ合ってくるでしょう」と苦笑いした。

 無四球と課題だった制球面も向上。右腕自身は「僕はある程度、四球を出す」と割り切っている部分もあるが、キャンプ中から全メニューを消化後、自主的に黙々と投げ込んできた。「安パイの立場じゃない」を口癖に、危機感をもってレベルアップに励んできた成果を披露した。

 「シーズン最初の入りとしてはよかったけど、(自分は)開幕できず…」と笑顔を浮かべながらも悔しさにじませた。次こそ白星を手にする。

◇青柳 晃洋(あおやぎ・こうよう)

 投手。1993(平成 5)年12月11日生まれ、23歳。神奈川県出身。川崎工科高校から帝京大學。2016年D 5位で阪神入団。昨年 6月 1日の楽天戦(コボスタ)で 1軍初登板初先発初勝利。13試合に登板して 4勝 5敗、防御率3.29。12月に行われたアジア・ウインターリーグでは最優秀投手に選ばれた。 1メートル82、82キロ。右投げ右打ち。年俸1200万円。背番号「50」。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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上本V弾!マテオ初勝利!巨人森福1敗!北條が7回に同点2ラン!2回には先制ソロで1試合2発!

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阪神は 2回に北條の 1号ソロで先制に成功。先発能見は 3回まで打者 9人をパーフェクトに抑える投球。能見は 6回まで 1安打無失点ピッチング。対する巨人先発大竹寛も 6回 2安打 1失点。投手戦を演出した。阪神は 3番手マテオが今季初勝利、ドリスが 2セーブ目。巨人森福が 1敗。阪神は一発攻勢で競り勝った。決勝弾を放ったのは 2番・上本。先頭で打席に入ると巨人・森福の 3球目を振り抜いた。日曜のTG戦。六甲おろしが聖地に響き渡った。大仕事をしたのは北條。阪神は 7番・北條が 7回、大竹寛から左翼ポール際に同点 2ランを放った。北條は 2回にもバックスクリーン左に飛び込む先制の 1号ソロを放っており、この試合 2発目。若虎の活躍で甲子園のボルテージは最高潮に達した。 1試合 2発。若虎の活躍でベンチが活気づいた。 8回のマテオ、 9回のドリスがそれぞれ無失点に抑えて逃げ切った。

失敗したってやり返せばいい。バント失敗、のち、決勝弾。戦犯からヒーローへ。上本博紀内野手(30)の笑顔がお立ち台ではじけた。巨人の警戒心は明らかに上本の後に払われていた。続く糸井、福留という左の強打者対策として左腕・森福を前の回から続投させた。でも、忘れてもらっちゃ困る。左 2枚の前に、意外性を秘めた右がいることを。プロ野球の世界では小さい 1メートル73の体には、パワーが満ちている。この一発がプロ通算20号。飛ばすのだ、この男は。 7回の守備では中前に抜けようかという打球を好捕。 2走の生還を防ぐ好守も披露した。北條が明かした。「上本さんは神様みたいな先輩です」と。後輩の評判は「最高」のオンパレード。それが上本だ。 2軍選手の好みまで知っている。過酷で単調な練習が続く鳴尾浜のウエートルーム。そこで汗を流す後輩の好きな曲を、わざわざ選曲して流す。意外なパンチ力の持ち主は、意外なほどに面倒見のいいリーダーだったとか。背番号が「00」になって 1年目。生まれ変わった男が「2番」に座って、ニュー猛虎打線の“隠し味”に。ことしの虎は何番にでも一発が飛び出す。

北條史也内野手(22)が先制 1号ソロを放った。 2回二死。カウント 2- 2から巨人大竹の 140キロ真っすぐを振り抜いた。打球はグングン伸び、そのまま左中間席に飛び込んだ。開幕戦から13打席連続無安打など、試合前時点の打率が 1割 2分と苦しんでいた。

7回の北條の同点 2ランを呼んだのが、一死から右前打を放った鳥谷敬内野手(35)だった。大竹寛の低めスライダーをうまく運んだ。これで開幕からの連続試合安打を「8」に伸ばし、打率 0.467は依然セ・リーグ 1位だ。

金本知憲監督(49)が 9日の巨人戦(甲子園)で“非情采配”をみせた。 3- 3の 7回二死 2塁。巨人・森福と対峙(たいじ)する形となった 1番・高山俊外野手(23)に代打・中谷将大外野手(24)を告げた。高山は前打席、 6回に 2塁内野安打を放っており、打撃の状態は悪くはなかった。代打を出されるのは今季初でもあった。 4万6236人の観衆からはどよめきが起きるほどの勝負手だったが、中谷はあえなく 3邪飛に倒れた。金本監督がすっくとベンチから立った。 3- 3の 7回二死 2塁。代打のドラフト 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が投前へのバントを確実に決め、さぁ高山という場面だった。指揮官は「代打・中谷」をコール。何が何でもG倒! 執念そのもののタクトだった。点差や延長戦に入る場合を考えると、高山をベンチに下げることで大きなリスクを負う可能性もあったが、なりふり構わず、スイッチした。中谷は結局、三邪飛に倒れたが、金本監督ならではの考えもあった。今季初めて代打を送られた高山は唇をグッとかんだだろう。悔しい。もっと信頼されるようになりたい。こういう思いが練習に取り組む姿勢をさらによくし、それが血となり肉となる。勝利と育成の二兎を追う金本監督ならではの荒療治だった。昨季甲子園での巨人戦は開幕から、 1分けはさんで 9連敗を喫した。就任 2年目は 2戦目で白星を飾り、対戦成績をタイに戻した。チームは再び勝率 5割。勝負に徹した金本監督の目尻が、ようやく下がっていた。

これぞ、Gキラーだ。ゆったりとしたワインドアップから投じる、キレのある真っすぐ。代名詞のクロスファイアーを武器に、宿敵・巨人打線の前に立ちはだかった。あのレジェンドのように-。能見篤史投手(37)の快投が、劇的勝利を呼び寄せた。高低や左右のコースを丁寧についた。 1回、先頭の中井を内角 127キロのフォークで空振り三振に斬ると、続く立岡は外角 139キロの真っすぐで左飛。坂本勇も外角のチェンジアップでバットに空を切らせた。上々の立ち上がりを見せると、 3回まで三者凡退。 6回まで 3塁を踏ませない好投を続けた。能見が、 7回途中でマウンドを降りた。 6回まで、 1安打投球をしていたが、 7回に一変。先頭の立岡を安打で出塁させると、そこからボークと坂本の内野安打で、無死 1、 3塁のピンチを招いた。続く 4番阿部に同点とされる右前適時打を打たれたところで桑原にマウンドを譲った。今年でプロ13年目となったが、日々進化しようと試行錯誤を続けている。キャッチボール中には試合では使っていないカーブを試投。まだ実戦レベルの精度ではないが新しい姿を求めて、模索している。38歳のシーズン。まだまだ若手には負けない。

勝利の方程式がグイグイと調子を上げてきた。 8回のマルコス・マテオ投手(32)、そして、 9回のラファエル・ドリス投手(29)。ド迫力の投球をされたら、巨人も悲鳴をあげるばかりだ。今季初勝利、ホールドポイント「5」でセ・リーグ単独トップになったマテオが、自らの予言が的中したことを自慢げに? 語った。ブルペンでモニター画面で試合状況を逐一、確認。 7回一死で鳥谷が右前打を放った直後に自らのスイッチを入れたという。先頭の 1番・中井を投ゴロ。立岡には 3遊間を破られてしまったが、続く坂本勇を宝刀スライダーで空振り三振。阿部には中前打を許し、 1、 2塁としたが、マギーをこれまたスライダーで見逃し三振に仕留め、雄たけびだ。来日 2年目。昨季は開幕 6戦目の 3月31日のヤクルト戦(神宮)でまさかの 3イニングを投げることになり、そこから状態は悪化。 5月末には右肩関節炎で一時離脱した。 9回を代打脇谷の 1安打のみの無失点で 2セーブ目をあげたドリスは鼻息が荒い。最速はマテオが 155キロ、ドリスが 154キロまであげてきた。ともに防御率0.00!! 球児を含めた新たな勝利の方程式が誕生しそうだ。

阪神の大和が 9日、出場選手登録が 8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4- 3巨人>◇ 9日◇阪神甲子園球場

 阪神は 2回に北條の 1号ソロで先制に成功。先発能見は 3回まで打者 9人をパーフェクトに抑える投球。

 阪神能見は 6回まで 1安打無失点ピッチング。対する巨人先発大竹寛も 6回 2安打 1失点。投手戦を演出した。

 阪神は 7回に北條のこの日 2本目となる 2ランで同点。さらに 8回に上本の 1号ソロで逆転勝利。巨人は救援陣が捕まった。

 阪神は 3番手マテオが今季初勝利、ドリスが 2セーブ目。巨人森福が 1敗。

  8回裏阪神無死、左越え勝ち越し本塁打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 阪神は一発攻勢で競り勝った。決勝弾を放ったのは 2番・上本。先頭で打席に入ると巨人・森福の 3球目を振り抜いた。

 日曜のTG戦。六甲おろしが聖地に響き渡った。大仕事をしたのは北條。まずは 2回、相手先発の大竹寛からバックスクリーン左に飛び込む先制の 1号ソロ。 2点ビハインドの 7回には大竹寛から左翼ポール際に同点 2ランを放った。 1試合 2発。若虎の活躍でベンチが活気づいた。

 先発の能見は 6回までG打線を 1安打無失点に抑えていたが、 7回につかまった。無死 1、 3塁のピンチを招くと、阿部に右前適時打を浴びて同点に追いつかれた。阪神はここで 2番手・桑原を投入したが、亀井に右越え 2点 2塁打を浴びた。

 それでも、 8回のマテオ、 9回のドリスがそれぞれ無失点に抑えて逃げ切った。

  8回、決勝弾を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 阪神は 7番・北條が 7回、大竹寛から左翼ポール際に同点 2ランを放った。北條は 2回にもバックスクリーン左に飛び込む先制の 1号ソロを放っており、この試合 2発目。若虎の活躍で甲子園のボルテージは最高潮に達した。

 先発の能見は 6回までG打線を 1安打無失点に抑えていたが、 7回につかまった。無死 1、 3塁のピンチを招くと、阿部に右前適時打を浴びて同点に追いつかれた。阪神はここで 2番手・桑原を投入したが、亀井に右越え 2点 2塁打を浴びた。

  2回裏阪神二死、北條史也内野手は中越え先制本塁打を放った=阪神甲子園球場

◇金本知憲監督の話

 「(全て一発の得点に)うちらしくない点の取り方だったが、いい所で出てくれて良かった。(北條について)振りの速さとか、力が付いてきた証拠。バッティングの内容も良くなってきて、波はあるがこれくらいやってくれると思ってました。(決勝弾の上本は)体は小さいけどパンチのある選手。ああいう場面で打てる選手だったので、期待してました。(能見について)ほぼ 100点満点の投球。前回悪かったが、ちゃんと修正してああいうピッチングしてくれたのが信頼できるピッチャー。全体で見れば十分のピッチング」

 

 失敗したってやり返せばいい。バント失敗、のち、決勝弾。戦犯からヒーローへ。上本の笑顔がお立ち台ではじけた。

 「まさか…という感じで、自分でもビックリしました。試合が終わって、ホームラン打ったんだ、という感じです」

 同点で迎えた 8回。森福の 121キロスライダーを振り抜く。打球は左翼スタンドへ。千金の今季 1号アーチを宿敵のFA左腕から放った。

 巨人の警戒心は明らかに上本の後に払われていた。続く糸井、福留という左の強打者対策として左腕・森福を前の回から続投させた。でも、忘れてもらっちゃ困る。左 2枚の前に、意外性を秘めた右がいることを。「意外」と表現するのは失礼か。プロ野球の世界では小さい 1メートル73の体には、パワーが満ちている。この一発がプロ通算20号。飛ばすのだ、この男は。 7回の守備では中前に抜けようかという打球を好捕。 2走の生還を防ぐ好守も披露した。

 初のお立ち台に上がった北條史也内野手(右)は上本博紀内野手を「神様みたいな先輩」とヨイショ!? 新鮮なヒーローインタビューだった=阪神甲子園球場

 満座の虎党の前で甲子園は最高? 問われて思わず本音が出た。

 「勝てば最高ですけれど…」

 スタンドは大爆笑。確かに負けるとファンの目は厳しくなる。振り返れば、この日も紙一重だった。 1点リードの 6回無死 1塁。バントのサインだった。初球を転がしたが投手の正面。 2封され、追加点が奪えなかった。直後に逆転された。

 金本監督は「あれで流れがちょっと悪くはなった。でも、引きずって、陰にこもって、あぁどうしようというのではなく、さっきのバント失敗を取り返すんだという気持ちをもって、これからもやってほしいですね」とたたえた。名誉挽回弾が「最高の甲子園」を運んできた。

  8回、上本博紀内野手はFA左腕森福允彦投手(左手前)から決勝アーチ。バント失敗を取り返した=阪神甲子園球場

 北條が明かした。「上本さんは神様みたいな先輩。ほんと優しいです」と。シャイな前選手会長は報道陣にはいつ、どんな時もそっけない? が、後輩の評判は「最高」のオンパレード。それが上本だ。

  2軍選手の好みまで知っている。過酷で単調な練習が続く鳴尾浜のウエートルーム。そこで汗を流す後輩の好きな曲を、わざわざ選曲して流す。意外なパンチ力の持ち主は、意外なほどに面倒見のいいリーダーだったとか。

 背番号が「00」になって 1年目。生まれ変わった男が「2番」に座って、ニュー猛虎打線の“隠し味”に。ことしの虎は何番にでも一発が飛び出す。

 

  2回裏、本塁打を放った北條史也内野手=阪神甲子園球場

 北條史也内野手が先制 1号ソロを放った。

  2回二死。カウント 2- 2から巨人大竹の 140キロ真っすぐを振り抜いた。打球はグングン伸び、そのまま左中間席に飛び込んだ。「追い込まれてしまったので、三振しないことを心がけ、タイミングだけ合わせて打つことができました。風もフォローでしたし、たまたまです」とコメントした。

 開幕戦から13打席連続無安打など、試合前時点の打率が 1割 2分と苦しんでいた。

 

  7回、安打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

  7回の北條の同点 2ランを呼んだのが、一死から右前打を放った鳥谷だった。大竹寛の低めスライダーをうまく運んだ。

 「 1、 2打席打ててなかったので、ヒットが出て良かったです」。これで開幕からの連続試合安打を「8」に伸ばし、打率 0.467は依然セ・リーグ 1位だ。

 

  7回、選手交代を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督が 9日の巨人戦(甲子園)で“非情采配”をみせた。 3- 3の 7回二死 2塁。巨人・森福と対峙(たいじ)する形となった 1番・高山俊外野手に代打・中谷将大外野手を告げた。高山は前打席、 6回に 2塁内野安打を放っており、打撃の状態は悪くはなかった。代打を出されるのは今季初でもあった。

  4万6236人の観衆からはどよめきが起きるほどの勝負手だったが、中谷はあえなく 3邪飛に倒れた。

 ハイタッチを交わす金本知憲監督。 7回、高山に代打を出す執念さい配で今季は 2戦目で巨人に勝利=阪神甲子園球場

 金本監督がすっくとベンチから立った。 3- 3の 7回二死 2塁。代打のドラフト 5位・糸原健斗内野手が投前へのバントを確実に決め、さぁ高山という場面だった。エッ…マジ!? 誰もが目を丸くした。指揮官は「代打・中谷」をコール。何が何でもG倒! 執念そのもののタクトだった。

 「うん。勝負にいったんでね。打てる確率として、今、森福に対しては中谷の方が確率があるかな、と」

  6回、内野安打を放ち巨人・阿部慎之助内野手と激突した高山俊外野手=阪神甲子園球場

 高山は森福とプロ初対戦だった。直前の打席だった 6回先頭でも 2塁への内野安打を放っており、打率 0.278と決して状態は悪くない。対左投手も今季は 3打数 2安打と苦にしていなかった。点差や延長戦に入る場合を考えると、高山をベンチに下げることで大きなリスクを負う可能性もあったが、なりふり構わず、スイッチした。中谷は結局、三邪飛に倒れたが、金本監督ならではの考えもあった。

 「高山にしても、やっぱり悔しい思いをそこでしないと。我慢して使い続けるのも育成かもしれないけど、外されて悔しい思いをするのも僕は育成のひとつだと思っているんでね」

  8回、上本博紀内野手が本塁打を放ち金本監督に迎えられる=阪神甲子園球場

 今季初めて代打を送られた高山は唇をグッとかんだだろう。悔しい。もっと信頼されるようになりたい。こういう思いが練習に取り組む姿勢をさらによくし、それが血となり肉となる。勝利と育成の二兎を追う金本監督ならではの荒療治だった。

 「巨人相手にね、たくさん入ってくれたお客さんもきょうは勝ちたかったと思いますし、本当に喜んでもらえてうれしいです」

 昨季甲子園での巨人戦は開幕から、 1分けはさんで 9連敗を喫した。就任 2年目は 2戦目で白星を飾り、対戦成績をタイに戻した。チームは再び勝率 5割。勝負に徹した金本監督の目尻が、ようやく下がっていた。

 

 阪神先発の能見篤史投手=阪神甲子園球場

 能見篤史投手が、 7回途中でマウンドを降りた。

  6回まで、 1安打投球をしていたが、 7回に一変。先頭の立岡を安打で出塁させると、そこからボークと坂本の内野安打で、無死 1、 3塁のピンチを招いた。

 続く 4番阿部に同点とされる右前適時打を打たれたところで桑原にマウンドを譲った。

 勝ち星はつかなかったが、金本監督から「ほぼ 100点」と絶賛された能見篤史投手。通算奪三振で小林繁を超えた=阪神甲子園球場

 これぞ、Gキラーだ。ゆったりとしたワインドアップから投じる、キレのある真っすぐ。代名詞のクロスファイアーを武器に、宿敵・巨人打線の前に立ちはだかった。あのレジェンドのように-。能見の快投が、劇的勝利を呼び寄せた。

 「しっかりと高さを意識して投げることができました」

 言葉通り、高低や左右のコースを丁寧についた。 1回、先頭の中井を内角 127キロのフォークで空振り三振に斬ると、続く立岡は外角 139キロの真っすぐで左飛。坂本勇も外角のチェンジアップでバットに空を切らせた。上々の立ち上がりを見せると、 3回まで三者凡退。 6回まで 3塁を踏ませない好投を続けた。

 能見篤史投手は通算奪三振を「1275」とし、小林繁氏を超えた=阪神甲子園球場

  1- 0の 7回にはボークも重なり、無死 1、 3塁から阿部に右前適時打を許し、 3連打を浴びたところで降板。バトンを渡した 2番手・桑原が二死 1、 2塁から亀井に右越えの 2点 2塁打を浴びたため、 6回 0/3を 4安打 3失点となったが、 6回まで完ぺきな内容だった。奪った三振は「4」。プロ通算で1275奪三振となり、小林繁氏(巨人-阪神)の1273を超え、「歴代82位」となった。

 白星はつかず通算勝利数は「92」のままだが、巨人戦での勝ち星は、現役投手で石川(ヤクルト)の26勝に次ぐ、 2位の20勝(18敗)。阪神の投手では「歴代5位」で、その中で勝ち越しているのは能見だけだ。今季初登板だった 4月 2日の広島戦(マツダ)は 4回途中で降板したが、宿敵相手に名誉挽回の快投。金本監督は「ほぼ 100点満点じゃないですかね。今回どうかなというところで、ちゃんと修正した。やはり信頼できる投手」と絶賛した。

  7回表巨人無死 1、 3塁、阿部慎之助内野手の同点打で降板となった能見篤史投手=阪神甲子園球場

 今年でプロ13年目となったが、日々進化しようと試行錯誤を続けている。キャッチボール中には試合では使っていないカーブを試投。まだ実戦レベルの精度ではないが新しい姿を求めて、模索している。

 「( 6回までの投球を)そうやって続けて行けたら」。続ける先に成長の糸口がある。38歳のシーズン。まだまだ若手には負けない。

◇先発の能見について阪神・香田勲男投手コーチ

 [前回の反省というか、ベテランらしく切り替えていいところを出してくれた。(低めのボール球をすくった阿部の適時打は)あれを打たれたらしょうがないでしょうよ。(ボークは審判に)急に取られ、ああいうことがあると困る。(能見)本人もいつもと同じように止めたと言っていた」

 

  8回、走者は出したが無失点で切り抜けたマルコス・マテオ投手。 5ホールドポイントでリーグ単独トップとなった=阪神甲子園球場

 勝利の方程式がグイグイと調子を上げてきた。 8回のマテオ、そして、 9回のドリス。ド迫力の投球をされたら、巨人も悲鳴をあげるばかりだ。今季初勝利、ホールドポイント「5」でセ・リーグ単独トップになったマテオが、自らの予言が的中したことを自慢げに? 語った。

 「 8回の前から準備はしていたよ。( 7回の攻撃で)ランナーが出たし、同点になるんじゃないかな、と思っていたら、ホームランが出た」

 ブルペンでモニター画面で試合状況を逐一、確認。 7回一死で鳥谷が右前打を放った直後に自らのスイッチを入れたという。「しっかり準備していけたよ」。こうなれば強い。先頭の 1番・中井を投ゴロ。立岡には 3遊間を破られてしまったが、続く坂本勇を宝刀スライダーで空振り三振。阿部には中前打を許し、 1、 2塁としたが、マギーをこれまたスライダーで見逃し三振に仕留め、雄たけびだ。

  9回を無失点に抑えたラファエル・ドリス投手。今季 2セーブ目を挙げた=阪神甲子園球場

 来日 2年目。昨季は開幕 6戦目の 3月31日のヤクルト戦(神宮)でまさかの 3イニングを投げることになり、そこから状態は悪化。 5月末には右肩関節炎で一時離脱した。球団関係者によるとマテオは守護神やセットアッパーなど自らの役割についてのこだわりはなく、首脳陣からいわれたポジションで全力を尽くす超優等生タイプ。今季はドリスの前…と役割が明確になっており、より本来の力を発揮している。

  9回を代打脇谷の 1安打のみの無失点で 2セーブ目をあげたドリスは「点をとってもらって、気持ちもグッと高まった」と鼻息が荒い。最速はマテオが 155キロ、ドリスが 154キロまであげてきた。ともに防御率0.00!! 球児を含めた新たな勝利の方程式が誕生しそうだ。

 「いい流れができたし、ひとりひとり、チームとして機能している」

 頼もしいマテオが、お腹をポンっとたたいた。

 

 阪神大和内野手

 阪神の大和が 9日、出場選手登録が 8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。

 権利行使について「ゆっくり考えます」と話した。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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甲子園にドデカビジョン!スコアボード大改造計画始動!ハマ3連戦!原口、トラに勢いつけるぞ!

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阪神の本拠地、阪神甲子園球場のスコアボードの大改造計画が始動していることが10日、分かった。スタジアムの“顔”といえる校舎をかたどった壮大なスコアボードが、バックスクリーンを含めて、大幅にリニューアルされることが分かった。すでに阪神電鉄本社内で計画が練られており、2018年シーズン終了後に着工し、2019年春に完成する予定。詳細は今後詰めていくが、ド迫力の大型ビジョンで、野球ファンを楽しませてくれそうだ。1993年に採用された三菱電機株式会社製の「オーロラビジョン」は同年にスコアボードの右半分、1997年には左側にも設置された。その後もバージョンアップされてきたが、今回は左右に分かれているビジョンを合体させるという。つまりスコアボード全体が一つの巨大ビジョンとなる。世界最大規模のヤフオクドームでは 5面、ナゴヤドームでも今年から 3面のビジョンを合わせるなど、各球団の本拠地がビジョンを改良していく中、甲子園も負けてはいられない。完成すれば選手の熱いプレーも、歓喜の笑顔も、金本監督の胴上げもド迫力の映像とともに楽しめるわけだ。国内他球団でも実施しているが、顔写真に加え、打率といった基本の成績に、得点圏打率や登板している相手投手との対戦成績など、詳細データを打席中に常に表示。初めて観戦に訪れたファンにも、日々足を運ぶファンにも、みんなにわかりやすく、みんなが楽しめる演出だ。2018年夏には「全国高校野球選手権100回記念大会」が行われるが、ニュー甲子園とともに、新たな歴史も刻まれていく。聖地が「100周年」を前に、大きな進化を遂げる。

原口文仁捕手(25)が10日、11日からのDeNA 6連戦(横浜)へ向けて移動。新大阪駅で「カードの初戦を取って、勢いに乗っていきたいです」と闘志をみなぎらせた。昨季、横浜スタジアムでは打率 0.139と“鬼門”だったが、勝負強くチームに勝ちをもたらす。チームを勝たせる一本に、神経を研ぎ澄ます。昨季よりさらに「中軸らしく」なった原口が、虎をさらに上へと連れて行く。開幕から全 8試合に「5番・1塁」で先発出場し、打率 0.345、 1本塁打、 5打点。 6日のヤクルト戦(京セラ)では延長11回に自身初のサヨナラ本塁打も放った。前を打つ 4番の福留が最近 5試合で打率 0.059と苦しむだけに、走者を残した場面で打順が巡る場面も増える可能性があるが、勝負強く、取るべき 1点を拾っていくつもりだ。“鬼門”を突破し、自身もさらに勢いに乗りたい。昨季、Aクラスを争い、屈したDeNAとの初対決。立ち合い負けする気はない。クリーンアップらしく、原口がバット一本で虎を勝たせる。

ミキハウス・キャンプMVPに選出された原口は10日、幼い子を持つ知人へのプレゼントに成功しニッコリ。年始には 2年連続で社会人野球チーム「ミキハウスベースボールクラブ」の施設(三重・伊賀市)で自主トレを行ってきた“ミキハウス育ち”のシンデレラボーイ。大活躍で、シーズンでの「ミキハウス・サンスポMVP」も 2年連続受賞といきたい。11日のDeNA先発の井納とは昨季、12打数 4安打(打率 0.333)、 1打点と好相性。最近 5試合では打率 0.599、 1打点だが、横浜から上昇気流に乗せるつもりだ。

高山俊外野手(23)はDeNAとの今季初対戦に冷静だ。昨季は 8月23日からの 3連戦(横浜)で14打数 8安打 1本塁打、 7打点、打率 0.571と大暴れ。前日 9日の巨人戦(甲子園)では好機で代打を送られたが、悔しさをバネに、横浜で暴れる。

開幕 8試合連続安打中の鳥谷敬内野手(35)は10日、横浜へ移動。今週 6試合に出場すると連続試合出場が「1766」となり、歴代 2位の金本知憲監督(49)に並ぶ。当の指揮官は「別に俺が 1番じゃないから。早く抜いてくれ」と笑顔。何より、リーグ 1位の打率 0.467(10日現在)と好調な打撃に「昨年と全然違う」と目を細めていた。

金本知憲監督(49)が10日、空路、横浜入り。11日のDeNA戦に先発する藤浪晋太郎投手(22)に“フルスイング指令”を出した。今季初登板の 4日のヤクルト戦(京セラ)では 5回 9四死球( 2失点)と大荒れ。大乱闘の引き金となったが、腕を振れ! と猛ゲキだ。多彩な変化球を覚えるなど、探求心は否定しない。ただ打者に恐怖を与えるような迫力が薄れているように感じていた。本人はセットポジションの際のグラブの位置を胸から腰に下げるなどフォームを修正。自身 6連勝中と好相性のベイ打線相手に、復調なるか。指揮官は、打者目線でシンプルにアドバイスを送った。

12日のDeNA戦(横浜)に先発する秋山拓巳投手(25)が10日、甲子園で指名練習に参加。ブルペン投球で調整した。前日 9日に以前から親交のあるお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建氏(44)が女優、佐々木希さん(29)との結婚を発表。「(交際を)知らなかったです」と驚きつつ、お祝いの連絡についてはまだしていない。それだけに、まずは自身のピッチングが祝電の代わりだ。前回登板の 5日のヤクルト戦(京セラD)では 6回 0/3を 6安打 1失点と好投。白星はつかめなかったが、開幕後、初めて 6回以上を投げた先発投手となり、チームの勝利に貢献した。DeNAは昨季、自身 4年ぶりの勝利を挙げた相手。今季最初の対戦からきっちり封じ込め、今季初勝利をつかむ。記事をまとめてみました。

 

 特大ビジョンが完成すれば…。金本監督の胴上げもド迫力に!=阪神甲子園球場

 阪神の本拠地、阪神甲子園球場のスコアボードの大改造計画が始動していることが10日、分かった。すでに阪神電鉄本社内で計画が練られており、2018年シーズン終了後に着工し、2019年春に完成する予定。詳細は今後詰めていくが、ド迫力の大型ビジョンで、野球ファンを楽しませてくれそうだ。

 今年で誕生から93年。高校球児の聖地、そして阪神の本拠地、甲子園球場が生まれ変わる。スタジアムの“顔”といえる校舎をかたどった壮大なスコアボードが、バックスクリーンを含めて、大幅にリニューアルされることが分かった。

 特大ビジョンが完成すれば…。金本監督の胴上げもド迫力に!=阪神甲子園球場

 2018年のシーズン終了後に着工し、2019年 3月までに完成予定。10億円規模の一大計画は、すでに所有する阪神電鉄の本社内で進行中だ。詳細は今後、詰めていく段階だが、電鉄本社関係者によると、一番の目玉が、大型ビジョンだ。

 1993年に採用された三菱電機株式会社製の「オーロラビジョン」は同年にスコアボードの右半分、1997年には左側にも設置された。その後もバージョンアップされてきたが、今回は左右に分かれているビジョンを合体させるという。つまりスコアボード全体が一つの巨大ビジョンとなる。

 1976年の阪神甲子園球場スコアボード

 世界最大規模のヤフオクドームでは 5面、ナゴヤドームでも今年から 3面のビジョンを合わせるなど、各球団の本拠地がビジョンを改良していく中、甲子園も負けてはいられない。完成すれば選手の熱いプレーも、歓喜の笑顔も、金本監督の胴上げもド迫力の映像とともに楽しめるわけだ。

 さらに、様々なプランの 1つとして浮上しているのは米大リーグのようなボールパーク化だ。現在の甲子園ではビジョンを使うのはプレーの合間だが、これも改良の余地がある。国内他球団でも実施しているが、顔写真に加え、打率といった基本の成績に、得点圏打率や登板している相手投手との対戦成績など、詳細データを打席中に常に表示。初めて観戦に訪れたファンにも、日々足を運ぶファンにも、みんなにわかりやすく、みんなが楽しめる演出だ。

 1984年の阪神甲子園球場スコアボード

 1924年 8月 1日に甲子園大運動場として開場。2007年から「この歴史と伝統の継承」をテーマにリニューアル工事が行われ、2010年 3月に現在の姿になった。伝統と歴史を引き継ぎながら新しい姿へ-。2019年春の選抜高校野球大会が“お披露目”となる予定。2018年夏には「全国高校野球選手権100回記念大会」が行われるが、ニュー甲子園とともに、新たな歴史も刻まれていく。聖地が「100周年」を前に、大きな進化を遂げる。

 現在の阪神甲子園球場スコアボード

★ヤフオクD世界最大級

 「開場20周年」を迎えた中日の本拠地・ナゴヤドームも今季、ビジョンを大幅に改修。既設の大型映像装置の両サイドに画面を増設し、 3画面連動した映像演出が可能になった。 3画面合計全長(横幅)がセ・リーグ本拠地では最長の約 106メートルであることから「106(いちまるろく)ビジョン」と呼ばれる。ちなみに最大はソフトバンクの本拠地・ヤフオクドーム。 5面構成の「ホークスビジョン」は、ひとつなぎの合計表示面積が1542.83平方メートルで、世界最大級を誇る。

 

 原口文仁捕手が10日、11日からのDeNA 3連戦(横浜)へ向けて移動。新大阪駅で「カードの初戦を取って、勢いに乗っていきたいです」と闘志をみなぎらせた。昨季、横浜スタジアムでは打率 0.139と“鬼門”だったが、勝負強くチームに勝ちをもたらす。

 チームを勝たせる一本に、神経を研ぎ澄ます。昨季よりさらに「中軸らしく」なった原口が、虎をさらに上へと連れて行く。

 「カードの初戦を取って、勢いに乗っていきたいです」

 力強い言葉を発し、新横浜行きの新幹線に乗り込んだ。開幕から全 8試合に「5番・1塁」で先発出場し、打率 0.345、 1本塁打、 5打点。 6日のヤクルト戦(京セラ)では延長11回に自身初のサヨナラ本塁打も放った。前を打つ 4番の福留が最近 5試合で打率 0.059と苦しむだけに、走者を残した場面で打順が巡る場面も増える可能性があるが、勝負強く、取るべき 1点を拾っていくつもりだ。

 ミキハウスから贈られた子供服を手に笑顔の原口文仁捕手。11日からは昨季の鬼門、ハマスタで暴れる!=京セラドーム大阪

 “鬼門”を突破し、自身もさらに勢いに乗りたい。横浜は昨季セ・リーグ 5球団の本拠地で最も相性が悪く、打率 0.139、 0打点。DeNA戦も打率 0.232、 0本塁打、 4打点で、同一リーグで唯一、ノーアーチに終わった相手だ。

 ただ、11日に先発する井納からは、昨季最後の対戦だった 8月23日の横浜で、 1回一死満塁から先制打。マルチ安打で打線を爆発させた。対戦打率 0.250( 8打数 2安打)だが、悪いイメージはない。

 「力のある真っすぐなので、振り負けないようにしたいです」

 昨季、Aクラスを争い、屈したDeNAとの初対決。立ち合い負けする気はない。クリーンアップらしく、原口がバット一本で虎を勝たせる。

 

 ミキハウス・キャンプMVPに選出された原口は10日、幼い子を持つ知人へのプレゼントに成功しニッコリ。梱包を開けて中身を“チラ見”すると「あっ、かわいいですね!」と驚きの声を上げた。年始には 2年連続で社会人野球チーム「ミキハウスベースボールクラブ」の施設(三重・伊賀市)で自主トレを行ってきた“ミキハウス育ち”のシンデレラボーイ。大活躍で、シーズンでの「ミキハウス・サンスポMVP」も 2年連続受賞といきたい。

 ミキハウス製品を受け取った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 ミキハウスの子供服を手にした福留もニッコリ。「ありがとうございます。ミキハウスさんの服はとてもかわいくて、すごく嬉しいです。これを励みにシーズンでも頑張ります」。11日のDeNA先発の井納とは昨季、12打数 4安打(打率 0.333)、 1打点と好相性。最近 5試合では打率 0.599、 1打点だが、横浜から上昇気流に乗せるつもりだ。

★ミキハウス・キャンプMVP

 春季キャンプにおいて、担当記者が独断と偏見で、その日に最も目立った選手を選出するサンケイスポーツ独自の表彰。得票上位の選手にはミキハウスから子供服などがプレゼントされる。今年は阪神・福留孝介外野手、原口文仁捕手、中谷将大外野手、高山俊外野手の 4選手。

 

 高山はDeNAとの今季初対戦に冷静だ。昨季は 8月23日からの 3連戦(横浜)で14打数 8安打 1本塁打、 7打点、打率 0.571と大暴れ。相手先発の井納との対戦打率も 0.273と悪くはないが「今年初対戦でレベルアップしている部分もあると思うので、去年のことよりも今年 1戦目という気持ちでやりたい」と10日、表情を引き締めた。前日 9日の巨人戦(甲子園)では好機で代打を送られたが、悔しさをバネに、横浜で暴れる。

 

 開幕 8試合連続安打中の鳥谷は10日、横浜へ移動。今週 6試合に出場すると連続試合出場が「1766」となり、歴代 2位の金本監督に並ぶ( 1位は衣笠祥雄氏の「2215試合」)が、当の指揮官は「頭にもなかった。別に俺が 1番じゃないから。 2番も 3番も 4番も一緒。早く抜いてくれ」と笑顔。何より、リーグ 1位の打率 0.467(10日現在)と好調な打撃に「頑張ってるね。打ち方も昨年と全然違う」と目を細めていた。

 

 金本知憲監督が10日、空路、横浜入り。11日のDeNA戦に先発する藤浪晋太郎投手に“フルスイング指令”を出した。今季初登板の 4日のヤクルト戦(京セラ)では 5回 9四死球( 2失点)と大荒れ。大乱闘の引き金となったが、腕を振れ! と猛ゲキだ。

 「うまさに走りすぎて本来のスイングというのが…。バッターでいうなら、そういう表現のような感じになっているんじゃないの? きれいに打とうとしすぎて。お前の持ち味はフルスイングだろ! みたいな」

 多彩な変化球を覚えるなど、探求心は否定しない。ただ打者に恐怖を与えるような迫力が薄れているように感じていた。

 練習に臨んだ藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 本人はセットポジションの際のグラブの位置を胸から腰に下げるなどフォームを修正。中 6日の間にブルペンに 2回(通常 1回)入り、この日の甲子園での指名練習では「感触はよかった。練習ではいい感じでできている。試合でどうでるか」と手応えを口にした。

 自身 6連勝中と好相性のベイ打線相手に、復調なるか。指揮官は「腕振って思い切り。コーナーワークを使うより、エイヤと投げたらいい。その方が俺は嫌だけどな、バッターとして」と、打者目線でシンプルにアドバイスを送った。

 

 12日のDeNA戦(横浜)に先発する秋山拓巳投手が10日、甲子園で指名練習に参加。ブルペン投球で調整した。

 前日 9日に以前から親交のあるお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建氏が女優、佐々木希さんとの結婚を発表。「(交際を)知らなかったです」と驚きつつ、お祝いの連絡については「きのうのきょうなんで。たくさん(メッセージが)きていると思いますので」と、まだしていない。それだけに、まずは自身のピッチングが祝電の代わりだ。

 指名練習で汗を流した秋山拓巳投手。今季初勝利が何よりの結婚祝いだ=阪神甲子園球場

 「開幕前に連絡を取って、東京で試合があるときは見に来てもらえるので、見に来てもらえるようにがんばります」

 前回登板の 5日のヤクルト戦(京セラD)では 6回 0/3を 6安打 1失点と好投。白星はつかめなかったが、開幕後、初めて 6回以上を投げた先発投手となり、チームの勝利に貢献した。

 「(いい)状態は変わっていない。イニングの先頭をキッチリ抑えて、長打のある打者の前で走者をためないように」

 DeNAは昨季、自身 4年ぶりの勝利を挙げた相手。今季最初の対戦からきっちり封じ込め、今季初勝利をつかむ。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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フィギュアスケート女子の「2010年バンクーバー五輪」銀メダリストの浅田真央選手(26=中京大學)が10日、自身のブログで現役引退を表明した。「2014年ソチ五輪」シーズン後に 1年間の休養。「2018年平昌五輪」を目指し、2015年10月に復帰したが、今季は左膝のけがもあり、不調に苦しんだ。関係者によると明日12日にも都内で記者会見を開く見通しだ。真央ちゃんがリンクを去る。浅田真央選手が10日午後10時51分、自身のブログを更新。衝撃的な引退発表が深夜の日本中を駆け巡った。12歳で世界の女子で数人しか跳べないトリプルアクセル( 3回転半ジャンプ、 3A)を習得。中学 3年だった2005年12月のグランプリ(GP)ファイナルで当時最強と言われたイリーナ・スルツカヤ(ロシア)を抑えて初出場Vを果たし、一気に注目を集めた。生まれたのが約 3カ月遅かったため、年齢制限から「2006年トリノ五輪」には出場できず、当時の小泉純一郎首相も「優秀な人が出た方が五輪も盛り上がる」と発言するなど、社会現象に発展した。初出場の「2010年バンクーバー五輪」で銀メダルを獲得。金ヨナ(キム・ヨナ、26=韓国)とのライバル対決に敗れ涙を流した。 3度の世界選手権優勝も達成。 6度の全日本女王に輝くなど、日本の女子フィギュアを引っ張ってきた。天真らんまんな少女が大技に挑みながら大人に成長する過程を日本中が見守った。2011年12月に最愛の母、匡子(きょうこ)さん(享年48)を亡くして悲しみに暮れたが、直後の全日本で 5度目の優勝。2014年の「ソチ五輪」は16位と出遅れたショートプログラムから圧巻の巻き返しを見せた。その年の世界選手権では自己最高得点で優勝。苦難に立ち向かう姿が人々の心を打った。2014年 5月に 1年間の休養を発表し、会見では現役続行の可能性に「ハーフハーフ」の名言を残すなど発言でも注目を浴びた。今後はプロスケーターに転身する見込みで近日中に会見を開き、心境を語る予定。 2枠に減った来年 2月の「平昌五輪」出場はならなかったが、氷上の舞いはファンの心にいつまでも残るはずだ。

プロスケーターでタレント、織田信成氏(30=第18代織田信長)が11日放送のTBS系情報番組「あさチャン!」(月~金曜前5:25)に生出演し、現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央選手についてコメントした。織田は大阪から番組に中継で生出演。浅田の引退について番組の司会を務めるフリーアナウンサー、夏目三久さん(32)から問われると、カメラの前にもかかわらず号泣してしまった。番組の中で浅田の活躍をまとめたVTRが放送されている中でも涙が止まらず。改めてコメントを求められると浅田の功績を絶賛。

現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央選手の姉で、プロフィギュアスケータ ーでタレントの浅田舞さん(28)が11日、自身のツイッターを更新。「ありがとう。そして本当にお 疲れ様」とねぎらった。記事をまとめてみました。

 

 フィギュアスケート女子の「2010年バンクーバー五輪」銀メダリストの浅田真央選手が10日、自身のブログで現役引退を表明した。

 「2014年ソチ五輪」シーズン後に 1年間の休養。「2018年平昌五輪」を目指し、2015年10月に復帰したが、今季は左膝のけがもあり、不調に苦しんだ。

 昨年末の日本選手権では、今季初めて最大の武器であるトリプルアクセル( 3回転半ジャンプ)に 2度挑んだが、失敗。その後「気力もなくなりました」と説明した。関係者によると明日12日にも都内で記者会見を開く見通しだ。

 ソチ五輪女子フリーで感極まり涙の浅田真央選手。この演技に世界も泣いた(2014年 2月20日撮影)

 ありがとう、真央ちゃん! フィギュアスケート女子で「2010年バンクーバー五輪」銀メダルの浅田真央選手が10日、自身のブログで現役引退を表明した。 6位だった「2014年ソチ五輪」のシーズン後に心身の疲労を理由に休養。 1年後の2015、2016年シーズンに復帰したが、痛みのある左膝の状態が思わしくなく、本来の演技ができない状態が続いていた。近日中に会見を開く。

 真央、いや真央ちゃんがリンクを去る。浅田真央選手が10日午後10時51分、自身のブログを更新。衝撃的な引退発表が深夜の日本中を駆け巡った。

 「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。今まで、長くスケートができたのも、たくさんのことを乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います」

 2014年 2月、ソチ五輪でフリーの演技を終え涙を浮かべる浅田真央選手

 12歳で世界の女子で数人しか跳べないトリプルアクセル( 3回転半ジャンプ、 3A)を習得。中学 3年だった2005年12月のグランプリ(GP)ファイナルで当時最強と言われたイリーナ・スルツカヤ(ロシア)を抑えて初出場Vを果たし、一気に注目を集めた。生まれたのが約 3カ月遅かったため、年齢制限から「2006年トリノ五輪」には出場できず、当時の小泉純一郎首相も「出てもらいたい。優秀な人が出た方が五輪も盛り上がる」と発言するなど、社会現象に発展した。

 初出場の「2010年バンクーバー五輪」で銀メダルを獲得。金ヨナ(キム・ヨナ)とのライバル対決に敗れ涙を流した。 3度の世界選手権優勝も達成。 6度の全日本女王に輝くなど、日本の女子フィギュアを引っ張ってきた。天真らんまんな少女が大技に挑みながら大人に成長する過程を日本中が見守った。26歳となった今も親しみを込めて「真央ちゃん」と呼ばれる。

 2011年12月に最愛の母、匡子(きょうこ)さん(享年48)を亡くして悲しみに暮れたが、直後の全日本で 5度目の優勝。2014年の「ソチ五輪」は16位と出遅れたショートプログラムから圧巻の巻き返しを見せた。その年の世界選手権では自己最高得点で優勝。苦難に立ち向かう姿が人々の心を打った。2014年 5月に 1年間の休養を発表し、会見では現役続行の可能性に「ハーフハーフ」の名言を残すなど発言でも注目を浴びた。

 キム・ヨナ選手と名勝負…2010年バンクーバー「銀」

 その翌シーズンに復帰。だが、 3Aの着地などで負担のかかる左膝に痛みがあり、思うような結果を残せない日々が続いた。昨季は 3Aを回避する試合が多く、GPファイナル出場はおろか、全日本でも自己ワーストの12位に終わった。

 「私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の 1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています」などと感謝の気持ちをつづった。今後はプロスケーターに転身する見込みで近日中に会見を開き、心境を語る予定。 2枠に減った来年 2月の「平昌五輪」出場はならなかったが、氷上の舞いはファンの心にいつまでも残るはずだ。

★浅田真央選手・最終戦VTR

 昨年12月、世界選手権の代表選考会を兼ねた全日本選手権に出場。24日のSPではトリプルアクセルに挑戦するも 1回転半となり得点がつかず、 60.32点で 8位と出遅れる。続く翌日のフリーでもトリプルアクセルに果敢に挑戦するも回転不足で転倒。114.10点にとどまり、合計も174.42点で自己最低の12位に終わる。試合後、世界選手権の代表権は逃したものの、来季も現役続行する意思は示していた。

★佐藤信夫コーチの話

 「本当にご苦労さん、と思っている。あれだけ頑張ったのはすごい。ここまで真剣に一生懸命取り組んできたことに対して、一緒にできてとても良かった」

◇浅田 真央(あさだ・まお)

 1990(平成 2)年 9月25日生まれ、26歳。名古屋市出身。 5歳でスケートを始める。愛知・中京大中京高校から中京大學に進み、2015年に卒業。ジュニア時代の2005年に15歳でGPファイナル制覇。五輪は2010年バンクーバー大会銀、2014年ソチ大会 6位。世界選手権は 9度出場で、優勝は日本選手最多の 3度(2008、2010、2014年)。2014~2015年シーズンは休養した。GPファイナル 4度、全日本選手権 6度優勝。 1メートル63、49キロ。

 

 プロスケーターでタレント、織田信成氏が11日放送のTBS系情報番組「あさチャン!」(月~金曜前5:25)に生出演し、現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央選手についてコメントした。

 織田は大阪から番組に中継で生出演。浅田の引退について番組の司会を務めるフリーアナウンサー、夏目三久さんから問われると「真央ちゃんがどんな決断をしても応援していこうと思っていたんですけど、やっぱり引退と聞いて、すごく寂しい」と語り、カメラの前にもかかわらず号泣してしまった。

 織田信成氏

 引退が発表された10日夜には「真央ちゃん本当にありがとう。お疲れ様でした。これからもずっと真央ちゃんのスケートが大好きです」と、自身のツイッターでねぎらいの言葉をかけていた織田。その後、番組の中で浅田の活躍をまとめたVTRが放送されている中でも涙が止まらず。改めてコメントを求められると「ここまでよく頑張ってくれたと思います。これだけスケートに熱い情熱を持って、長年フィギュアスケート界を引っ張ってくれたというのは、ものすごいこと」と浅田の功績を絶賛。「ブログの『私のフィギュアスケート人生に悔いはありません』という一文に、アスリートとしての真央ちゃんの潔さが見えたかなと思います」と、何度も涙を拭いながらやっとの思いで語った。

 

 浅田舞さん(左)と浅田真央選手

 現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央選手の姉で、プロフィギュアスケーターでタレントの浅田舞さんが11日、自身のツイッターを更新。「ありがとう。そして本当にお疲れ様」とねぎらった。  さらに、真央への思いをつづった文章も掲載した。

 以下全文。

本当に彼女が引退する日がくるもんなんだと、今がその時なんだと、未だ私自身が信じる事が出来ていません。

フィギュアを初めてから21年間、長年トップ選手として活躍し続けていた中には喜びも葛藤もあったのでしょうが、それらを含め、生活の全てをスケート中心で考えてきた事に、ただ脱帽です。

彼女の競技生活からは学ばせてもらう事ばかりでした。

決断したばかりで次の目標を決める事は難しいと思いますが、今は自由な時間を楽しんでほしいと思います。

姉としても、ファンの1人としても、彼女の選手としての生活に心からお疲れ様。そそて本当に多くの感動をありがとう。

 浅田舞

(原文ママ)

 

 フィギュアスケートの浅田真央選手が10日夜、自身のブログで現役引退を発表しました。

ご報告いたします。

突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。

今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。

ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。

復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。

そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。

これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。

皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。

浅田真央

(浅田真央さんのブログより 原文のまま)

 

 真央ちゃんがリンクを去る…。今までお疲れ様でした。これからの人生を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

   

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あとは俺!福留、首位戦線へ自らにカツ!高山、雨上がりの夜空に快音響かす!秋山、スライドなしで感謝

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11日のDeNA戦(横浜)は雨天中止。最近 5試合で打率 0割台と落ち込んでいる福留孝介外野手(39)は室内練習場で汗を流した後、自らにカツを入れた。修正ポイントは左肩。誰よりも責任感の強い主砲が、好調な猛虎打線をさらに活気づける。午後 3時45分に雨天中止が決まった。室内練習場でフリー打撃を終えた福留は残念そうな表情を浮かべながら、自らにムチを入れ始めた。高山、上本、糸井の 1- 3番は、まだ 1回の攻撃で三者凡退で終わったことがない。 5番・原口も打率 0.345、 1本塁打、 5打点。鳥谷はリーグトップの同 0.467だ。チーム打率 0.276は広島( 0.282)に続き12球団 2位、本塁打 8はなんとトップ。そこに貢献できていないという悔しさがにじんだ。ストライク判定にも恵まれなかったこともあったが、メスを入れる部分ははっきりしている。26日で不惑の40歳を迎えるベテランだからこそ、処方箋は常に携えている。金本知憲監督(49)がピックアップした若虎の成長が注目される今季にあって、主将が重視するのは助け合いの精神。野球はチームプレー。そろそろ俺が-。だからこそ今、マグマのように燃えている。片岡篤史打撃コーチ(47)もクリーンアップの並びを「変えない」と不動を強調。しとしとと降り続く雨のなか、頼れる男が、ついにスイッチを入れた。

糸井嘉男外野手(35)が11日、DeNAの“2トップ”から「打ってくれるな」と懇願された。どちらもお世話になった方…。でも、笑って打ち返すのが糸井の流儀だ。打撃練習のため向かった室内練習場。糸井を待っていたのはDeNA・高田繁GMゼネラルマネジャー(GM=71)だった。北海道日本ハムGM時代に、投手・糸井に野手転向を勧めた、忘れられない大恩人だ。高田GMと別れて歩き出すと、今度はアレックス・ラミレス監督(42)とバッタリ。大喜びで握手。オリックス時代の2015年、巡回アドバイザーと選手の関係だった。別のカードで打て…という身勝手な要望。予期せぬ洗礼を浴びたが、ハイテンションは変わらない。サングラス姿で家路に就くDeNA高城俊人捕手(23)を見つけると「ヘ~イ! どこのクラブに行くんだーい!」と絶叫。思わずサングラスを外す高城。洗礼を浴びたのはDeNAの方かも。

DeNA戦が雨天中止となった横浜で、高山俊外野手(23)が片岡篤史打撃コーチ(47)からハッパをかけられた。 9日の巨人戦(甲子園)で代打を送られたが、引き続き「1番」で起用される方針。その信頼に応えてみせる。12日は秋山拓巳投手(25)が先発。こちらも藤浪晋太郎投手(23)をスライドさせなかった首脳陣の期待に応える。悔しさを糧に、奮い立ってほしい。『花冷え』という言葉が頭をよぎる冷たい雨が降った横浜。片岡打撃コーチが、高山に猛ハッパをかけた。 9日の巨人戦では、勝負どころの 7回に今季初の代打(中谷)を送られた。昨年 8月21日の巨人戦(東京D、代打は鳥谷)以来のこと。開幕から 1番を務める若虎は打率こそ 0.278だが、得点圏では 0.143。『もっと信頼されるようになれ』という首脳陣のメッセージでもあった。だからこそ、引き続き使う。『雨降って地固まる』とでもいうかのように、雨が通り過ぎたあとはよく打った。しかもチームは 5勝 2敗。“水入り”後は歓迎のクチなのだ。金本監督は、厳しい言葉を並べた。ダメ出しを連発したが、厳しい言葉は期待の裏返しに他ならない。横浜は昨季、43打数11安打、打率 0.256、 1本塁打。10打点は甲子園の「2」」に続く数字だった。高山が痛烈な1打で、口火を切る。

午後 5時。発表された12日の予告先発投手の名は「秋山拓巳」だった。11日に先発予定だった藤浪はスライドしない。実績上位の若きエースよりも、ローテーションを重視されての登板。秋山は感謝の思いを口にして、闘志を燃やした。DeNA 3連戦の初戦は雨天中止。先発ローテが再編されたが、秋山はそのまま送り出される。金本監督、コーチ陣の高い信頼の表れだった。今シーズン初登板となった前回 5日のヤクルト戦(京セラ)は、 6回 0/3を 6安打 1失点。勝ち星は付かなかったが、 3月31日の開幕からメッセンジャー、岩貞ら先発陣が早々に降板する嫌な流れのなかで、 7回までマウンドを守り続けた。昨季 2冠の筒香や、今季すでに 7打点を挙げているロペスのいる強力ハマ打線相手にも、気後れはなし。信頼を感じつつ、チャレンジャーの気持ちは忘れない。今季初星へ。秋山が出陣する。

藤浪晋太郎投手は13日のDeNA戦(横浜)に登板日が変更になる見込み。11日はブルペン投球で調整した。 4日のヤクルト戦(京セラ、 5回 5安打 9四死球 2失点)から投球フォーム修正を行っている。登板日が開いたことで、香田勲男投手コーチ(51)も前向きだった。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA-阪神=雨天中止>◇11日◇横浜スタジアム

 これが、主将の誓いだ。11日のDeNA戦(横浜)は雨天中止。最近 5試合で打率 0割台と落ち込んでいる福留孝介外野手は室内練習場で汗を流した後、自らにカツを入れた。打線の流れを「俺で止めてしまっている」-。修正ポイントは左肩。誰よりも責任感の強い主砲が、好調な猛虎打線をさらに活気づける。

 吐息が白い。気温 8度。 4月と思えないほど冷え込んだ午後 3時45分に雨天中止が決まった。室内練習場でフリー打撃を終えた福留は「自然には勝てん」と残念そうな表情を浮かべながら、自らにムチを入れ始めた。

 福留孝介外野手は練習を終えて胸中を語る。あとは俺が打てば、もっと打線は活気づく!=横浜スタジアム

 「今こうやって周りが打ってくれるなかで、やっぱり俺がもう少し打てば点がとれるし、打線として線になる。やっぱりまだ俺で止めちゃってる感がある。何とかつなげられるようにしたい」

 やり切れない思いを隠さなかった。開幕から 4番を任されている今季は現在、打率 0.259、 1本塁打、 4打点。 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)ではリードを 2点に縮められた 9回に 2ランを放つなど存在感を示したものの、最近 5試合は打率 0.059、 1打点と急降下している。

 「 1、 2、 3、 5、 6(番)と状態がいいのに…。少しでもつなげられるようにと思っている」

 高山、上本、糸井の 1- 3番は、まだ 1回の攻撃で三者凡退で終わったことがない。 5番・原口も打率 0.345、 1本塁打、 5打点。鳥谷はリーグトップの同 0.467だ。チーム打率 0.276は広島( 0.282)に続き12球団 2位、本塁打 8はなんとトップ。そこに貢献できていないという悔しさがにじんだ。

 福留孝介外野手は左肩が下がってしまうのが現時点の課題。金本監督も指摘した

 ストライク判定にも恵まれなかったこともあったが、メスを入れる部分ははっきりしている。福留は「すべてを修正しないと。いろいろある」としか話さなかったが、金本監督は「体が傾くというね。左肩が下がって、バットが下から振り上げてしまう。自分自身でもわかっているみたい」と指摘。26日で不惑の40歳を迎えるベテランだからこそ、処方箋は常に携えている。

 開幕直前のこと。「あまり他人にいえることではないけど…俺のなかでは開幕は 4月末から 5月って考えているんだ」とつぶやいたことがある。その言葉の真意を「イキのいい若手がちょっと落ちてきた 4月末ぐらいに、俺らがそれを補いたい。それで俺らが落ちてきたときに、また若手が頑張ってね。それがチームだと思っているから」と明かしていた。

 「雨天中止」球場に到着した福留孝介外野手=横浜スタジアム

 金本監督がピックアップした若虎の成長が注目される今季にあって、主将が重視するのは助け合いの精神。野球はチームプレー。そろそろ俺が-。だからこそ今、マグマのように燃えている。

 「目の前の試合だけを考えてやればいい」

 そういって、表情を引き締めた。片岡打撃コーチもクリーンアップの並びを「変えない」と不動を強調。やるべきことは明白。しとしとと降り続く雨のなか、頼れる男が、ついにスイッチを入れた。

 「雨天中止」球場に到着した糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

★猛打賞開幕も

 福留は今年、オープン戦は11試合に出場して29打数 3安打、打率 0.1033と調子の上がらないままシーズンに突入した。 3月31日の広島戦は 1号 2ランなど 5打数 3安打 2打点、 1日も 3打数 2安打 1打点と活躍したものの、 4日からのヤクルト 3連戦では10打数無安打、 7日からの巨人 2戦も 7打数 1安打と不振に陥っていた。

◇データBOX◇

◎…福留は今季 4打点をあげている。内訳は 2ラン( 3月31日、広島戦=マツダ)、 2ゴロ( 1日、同)、適時打( 7日、巨人戦=甲子園)。 8試合を終えての得点圏打率は 0.125( 8打数 1安打、 2打点)。

 

 糸井嘉男外野手(右)は高田繁GMから「あまり打つなよ」。エッ?=横浜スタジアム

 糸井嘉男外野手が11日、DeNAの“2トップ”から「打ってくれるな」と懇願された。どちらもお世話になった方…。でも、笑って打ち返すのが糸井の流儀だ。

 打撃練習のため向かった室内練習場。糸井を待っていたのはDeNA・高田ゼネラルマネジャー(GM)だった。北海道日本ハムGM時代に、投手・糸井に野手転向を勧めた、忘れられない大恩人だ。

 「『(DeNA戦は)あんまり打たないでくれよ』と言われました」

 セ移籍後、好調な滑り出しをみせた糸井に、先制パンチが飛んできた。

 糸井嘉男外野手はアレックス・ラミレス監督(右)からも「来週打ってね」。エッ!?=横浜スタジアム

 高田GMと別れて歩き出すと、今度はラミレス監督とバッタリ。大喜びで握手。オリックス時代の2015年、巡回アドバイザーと選手の関係だった。

 「来週カラ、打ッテクダサイ」

 別のカードで打て…という身勝手な要望。再び糸井は「よう言うわ」と苦笑い。「オリックス時代は早出特打によく付き合ってもらった」。恩人だらけでも、バットで粉砕するのが糸井流だ。

 予期せぬ洗礼を浴びたが、ハイテンションは変わらない。サングラス姿で家路に就くDeNA高城を見つけると「ヘ~イ! どこのクラブに行くんだーい!」と絶叫。思わずサングラスを外す高城。洗礼を浴びたのはDeNAの方かも。

 

 DeNA戦が雨天中止となった横浜で、高山俊外野手が片岡篤史打撃コーチからハッパをかけられた。 9日の巨人戦(甲子園)で代打を送られたが、引き続き「1番」で起用される方針。その信頼に応えてみせる。12日は秋山拓巳投手が先発。こちらも藤浪晋太郎投手をスライドさせなかった首脳陣の期待に応える。

 悔しさを糧に、奮い立ってほしい。『花冷え』という言葉が頭をよぎる冷たい雨が降った横浜。片岡打撃コーチが、高山に猛ハッパをかけた。

 「代打を送られたけど、発奮材料にしてくれたらいいね」

 高山俊外野手は代打を送られた悔しさを糧にする。雨上がりの夜空にアーチをかけるゾ=横浜スタジアム

  9日の巨人戦では、勝負どころの 7回に今季初の代打(中谷)を送られた。昨年 8月21日の巨人戦(東京D、代打は鳥谷)以来のこと。開幕から 1番を務める若虎は打率こそ 0.278だが、得点圏では 0.143。『もっと信頼されるようになれ』という首脳陣のメッセージでもあった。

 だからこそ、引き続き使う。「(打順を)変えるつもりはない。高山は(塁に)出るタイプ」と強調し、12日も「1番・左翼」で出場させることを示唆した。そんな高山を後押しするデータがある。昨季、雨天中止は 7試合。高山はその次の試合で30打数13安打、打率 0.433。『雨降って地固まる』とでもいうかのように、雨が通り過ぎたあとはよく打った。しかもチームは 5勝 2敗。“水入り”後は歓迎のクチなのだ。

 試合が雨天中止となった横浜スタジアムはシートがかけられた

 「特に意識したところはないですが、そういう数字なのはいいことだと思います」

 打撃練習などで精力的に汗を流した背番号「9」も吉兆? を歓迎。雨上がりの夜空に大きなアーチをかけて、首脳陣の信頼に応えてみせる。

 高山に代打を送った 9日には「外されて悔しい思いをするのも、僕の育成のひとつ」と語っていた金本監督は、厳しい言葉を並べた。「まだ本来の打撃ではない。オープン戦の頃のようにしっかり腰をすえてスイングする、ステップするという形が、まだ(できていない)。テークバックからステップにいくときのドッシリ感が、まったくない。ステップするタイミングも悪い。バタバタしとるね、打席で」とダメ出しを連発したが、厳しい言葉は期待の裏返しに他ならない。

 高山俊外野手(左)は 9日の巨人戦で代打・中谷将大外野手(右)を送られた=阪神甲子園球場

 横浜は昨季、43打数11安打、打率 0.256、 1本塁打。10打点は甲子園の「2」」に続く数字だった。高山が痛烈な1打で、口火を切る。

★高山の代打VTR

 高山は 9日の巨人戦(甲子園)で「1番・左翼」で先発出場。 3- 3の 7回二死 2塁で代打・中谷を送られ、途中交代した(結果は 3邪飛)。金本監督は「我慢して使い続けるのも育成かもしれないけど、外されて悔しい思いをするのも僕は育成のひとつだと思う」と説明。高山は自らの状態について「どうなんですかね。もう少しじゃないですか」と話した。

◇データBOX◇

◎…昨季、阪神は雨天中止が 7度。高山はその次の試合で30打数13安打、打率 0.433。チームは 5勝 2敗。

 

 秋山拓巳投手は横浜スタジアムの駐車場で汗を流す。ローテ通りに起用してくれた首脳陣の信頼に応えてみせる=横浜スタジアム

 午後 5時。発表された12日の予告先発投手の名は「秋山拓巳」だった。11日に先発予定だった藤浪はスライドしない。実績上位の若きエースよりも、ローテーションを重視されての登板。秋山は感謝の思いを口にして、闘志を燃やした。

 「いろいろな兼ね合いがあると思いますけど、今の立場でそのまま投げさせてもらえるということに、(信頼に)応える気持ちを強く持ちたい」

 雨天中止 駐車場での練習を見守る金本知憲監督=横浜スタジアム

 DeNA 3連戦の初戦は雨天中止。先発ローテが再編されたが、秋山はそのまま送り出される。金本監督、コーチ陣の高い信頼の表れだった。

 今シーズン初登板となった前回 5日のヤクルト戦(京セラ)は、 6回 0/3を 6安打 1失点。勝ち星は付かなかったが、 3月31日の開幕からメッセンジャー、岩貞ら先発陣が早々に降板する嫌な流れのなかで、 7回までマウンドを守り続けた。

 金本知憲監督は若虎を信頼して起用。その期待に応えると信じている=横浜スタジアム

 開幕ローテのなかでも抜群の安定感を見せ、金本監督は「秋山を予定通りいかせてあげたい」、香田投手コーチも「あした(12日)は順番通り、秋山。彼の状態はいい」と信頼を寄せた。ここまで 4勝 4敗とイマイチ波に乗り切れないチームに、必ず勢いをもたらしてくれるはずだ。

 「入りをしっかりとすることが大事。制球を意識するよりも、強い球を投げていきたい。どんどん腕を振っていきたい。内角が多少甘くても、強い球が投げられたら打たれないと思う」

 「雨天中止」ブルペンから引き揚げる金本知憲監督=横浜スタジアム

 昨季 2冠の筒香や、今季すでに 7打点を挙げているロペスのいる強力ハマ打線相手にも、気後れはなし。信頼を感じつつ、チャレンジャーの気持ちは忘れない。今季初星へ。秋山が出陣する。

★先発陣苦戦の中

 阪神の先発陣は開幕から苦戦。ここまで 6人が登板して、 7回まで投げたのは 5日の秋山(ヤクルト戦=京セラ、 6回 0/3を 6安打 1失点)と 9日の能見(巨人戦=甲子園、 6回 0/3を 4安打 3失点)だけ。メッセンジャーは 2度登板してともに 6回途中、岩貞、藤浪は 5回しか投げられなかった(もう 1人の青柳は降雨ノーゲーム)。秋山の安定感は光っており、首脳陣が評価するのも無理はない。

 

 「雨天中止」球場に到着した藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 藤浪は13日のDeNA戦(横浜)に登板日が変更になる見込み。11日はブルペン投球で調整し「天候のことなので仕方ない。(ブルペン投球の)回数が増えるのでそれはプラスにとらえたい」と話した。 4日のヤクルト戦(京セラ、 5回 5安打 9四死球 2失点)から投球フォーム修正を行っている。登板日が開いたことで、香田投手コーチも「いろいろな意味で準備がしっかりできる」と前向きだった。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

 まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!

 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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阪神4回一挙6点!秋山1勝!7回途中5失点!阪神打線爆発!糸井2点打など一挙6得点の猛攻!

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阪神は 1回二死 2塁で福留が先制適時 2塁打。 2回にDeNAが戸柱の勝ち越しタイムリーなどで 3点を入れて逆転した。阪神は 4回、打者一巡の猛攻で 6得点を入れて逆転。さらに 5回には、原口の 2号ソロで追加点を挙げた。今永は 5回 8失点KO。阪神は継投で逃げ切り「2連勝」をマーク。阪神秋山が今季初勝利、ドリスが 3セーブ目。DeNA今永は初黒星。リードはわずか 2点まで減って迎えた 9回二死 2、 3塁。ドリスが筒香に一発を許せば、たちまち逆転…。まるで肝試し。空振り三振に終わって、貯金生活に入っても、金本知憲監督(49)は明らかにいらだっていた。勝利監督インタビューという雰囲気ではなかった。怒りの矛先を向けたのが 1- 1の 2回二死 3塁、打席に 8番・戸柱を迎えた場面。秋山と梅野のバッテリーは 2球で追い込んだが、左前適時打を献上した。さらに投手の今永に 2塁への内野安打とされ、上本の悪送球で 2、 3塁。 1番・桑原に対しても 2ストライクから左前適時打を献上した。指揮官が指摘するように追い込んでからヒットを許したのが「7」。絶対的有利の 2ストライク後からが「4」。秋山が今季初勝利を挙げたとはいえ、有利な状況を生かし切れないバッテリーに堪忍袋の緒が切れた。若いバッテリーだからOKじゃない。勝ったからこそ、ミスを反省しなきゃ…。雨上がりの横浜にカミナリが落ちた。

阪神先発秋山拓巳投手(25)が 7回途中10安打 5失点(自責点 4)で今季初勝利を挙げた。今季 2度目の登板となった秋山は、 1点リードをもらった 2回に 5安打を集中され 3失点、逆転を許した。それでも 3回以降は立ち直り、 6回までゼロ行進。 7回に再び捕まり降板となったが、味方の大量援護にも助けられ、初白星を手にした。好投していた秋山だが、 7回 3連打を浴び、無念の降板。 6回 0/3を投げ、10安打 5失点(自責 4)で今季 2試合目の登板で初勝利。打線の援護に恵まれたが、前回( 5日ヤクルト戦)と同じ 6回 0/3でマウンドを降りた。 6点をあげた 4回には二死 1、 2塁では右前打を放つなどバットでも貢献していたが、詰めの甘さを反省。野手陣に感謝した。

福留孝介外野手(39)が先制打を決めた。 1回表二死 2塁で99キロのカーブにこらえ、右中間最深部へ適時 2塁打を飛ばした。快音とともに、横浜を彩った夕暮れの空に打球が伸びていった。右中間を真っ二つ。福留は 2塁ベース上で 2度、手を叩き、小さくガッツポーズした。これぞ、 4番の仕事。有言実行の先制 2塁打を放ってみせた。試合後はクールに振り返りながらも、手応えを感じていた。 1回だ。一死から上本が左前打で出塁。開幕戦から 1回の攻撃が三者凡退で終わらない、という“1回神話”が 9試合に伸びると、糸井の 2ゴロで二死 2塁と得点圏で打席が回ってきた。そして、 2ボール 1ストライクから今永が投じた 4球目。99キロの緩いカーブを思い切り引っ張った。 7打席ぶりの「H」ランプを灯し、チームに貴重な先制点をもたらした。この日の試合前までで打率 0.259、 1本塁打、 4打点。もどかしい日々が続き、得点圏打率でも 0.125( 8打数 1安打、 2打点)と、好機で 1本が出なかった。ずっと責任を感じていた。 1番・高山、上本、糸井に、後ろを打つ原口、鳥谷が快音を響かせるなかで 1人、取り残されていた。だが、もう心配はいらない。

阪神が 2点を追う 4回、一挙 6得点の猛攻で逆転に成功した。 1安打 2四球で二死満塁の好機をつくり、まずは 8番梅野が左腕今永の内角低め直球を 3遊間へ。 2点打で試合を振り出しに戻す。さらに 9番秋山が右前打でつなぎ、再び二死満塁から 1番高山の押し出し四球で勝ち越し。続いて 2番上本が中前適時打、 3番糸井が左前 2点打を決め、一気に 4点リードを奪った。超人は燃える男だった!!糸井嘉男外野手(35)が逆転した 4回に左前にトドメの 2点タイムリー。悪送球の上本が意地のタイムリーを放った直後燃え盛るハートで今季初の 1イニング 6点を演出。DeNAの反撃をしのぎ、連勝で貯金「1」。 4回二死満塁。この回 2度目の打席だ。今永の外寄りのスライダーにうまく合わせた。左前に運ぶ。 1塁ベース上で何度も手をたたき、ベンチに向かって、右拳を突き上げた。バント失敗を決勝ソロで取り返した 9日の巨人戦(甲子園)に続く、上本の反発力に遭遇し、体中にアドレナリンが分泌された。今季、得点圏では驚異の 6打数 5安打(打率 0.833)。日本一の勝負強い男の本領が発揮された。昨季 4度の対戦で防御率1.80と抑えこまれていた昨季 8勝左腕から計 8点の猛爆。 6回、 8回も四球を選んで 3四球でリーグ 2位タイの10四球、12打点もリーグ 2位だ。自ら出ることもでき、走者も簡単にホームにかえしてしまう。打者一巡の猛攻は、糸井効果、そのものだった。 1月下旬に関節炎を発症した右膝にはテーピングを常に施しているものの、守護神を出すまでもなく、打ち勝ったという事実がうれしい。雨天中止の11日には北海道日本ハム時代の恩師、DeNA・高田繁GM(71)に「あんまり打たないでくれ」、オリックス時代の巡回アドバイザー、アレックス・ラミレス監督(42)に「来週カラ打ってクダサイ」とお願いされていたが、バットで丁重にお断りした形だ。連勝で貯金は「1」。背番号「7」はどこまでもどん欲。バットでチームをけん引していく。もうこの男抜きの虎は考えられない。

原口文仁捕手(25)が今季 2号を放った。 4点リードの 5回、先頭で今永のチェンジアップを左翼ポール際に運んだ。納得の 1発となった。 5回無死。カウント 1- 1から甘く真ん中に入った今永の 123キロスライダー。見逃すはずがない。高く舞い上がった打球は左翼ポール際へ。原口らしい軌跡の 2号ソロだった。全国の阪神ファンが狂喜乱舞した今月 6日のサヨナラ本塁打(ヤクルト戦)以降、実はちょっと調子を落とした。先週末の巨人戦 2試合は 8打数 1安打。10日が移動日、11日が雨天中止。 2日間のリフレッシュが、若きスラッガーの小さなスランプを、被害最小限にとどめた。一発の前の打席( 4回)も好機を拡大する右前打。打率 0.353は打率ベストテンの堂々 9位。そして、この夜の一発が昨季 0発だったDeNAからの初アーチで、横浜スタジアム 1号。これでセ・リーグとその本拠地はすべて制覇した。フォア・ザ・チームに徹するスラッガーが、糸井、福留の後に控え、最強クリーンアップを支える。ひと味違う猛虎の看板だ。

鳥谷敬内野手(35)は 4打数 1安打。 7回の先頭で左前打を放ち、開幕から続く連続試合安打を「9」に伸ばした。連続試合出場は「1761」となり、歴代 2位の金本監督まであと「5」になった( 1位は衣笠祥雄氏の「2215」試合)。

前日11日の初戦が雨天中止となり、登板日が変更となった藤浪晋太郎投手(23)は、13日のDeNA戦(横浜)に先発する。登板日がズレたことでブルペン投球の回数が 3度となった。この日は23歳の誕生日。「誕生日だからって特には」と苦笑いするが、修正した新フォームで、今季初で23歳初星を狙う。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 6- 8阪神>◇12日◇横浜スタジアム

 阪神は 1回二死 2塁で福留が先制適時 2塁打。 2回にDeNAが戸柱の勝ち越しタイムリーなどで 3点を入れて逆転した。

 阪神は 4回、打者一巡の猛攻で 6得点を入れて逆転。さらに 5回には、原口の 2号ソロで追加点を挙げた。今永は 5回 8失点KO。

 DeNAは 7回、戸柱の適時 2塁打などで 2点、 9回にも 1点を返すが、反撃もここまで。阪神は継投で逃げ切り「2連勝」をマーク。

 阪神秋山が今季初勝利、ドリスが 3セーブ目。DeNA今永は初黒星。

  4回表阪神二死 1、 2塁、秋山拓巳投手は右前打を放った=横浜スタジアム

 リードはわずか 2点まで減って迎えた 9回二死 2、 3塁。ドリスが筒香に一発を許せば、たちまち逆転…。まるで肝試し。空振り三振に終わって、貯金生活に入っても、金本監督は明らかにいらだっていた。

 「 2ストライク後から何本打たれた? 何本打たれた?  2ストライクから? しかもツーゼロ( 2ストライク)から何本? そこらへん、やっぱり、ちょっと考えないと。きょう一番の反省点じゃないかなと思う」

 乱戦を制した金本知憲監督だが、ニコリともせず…。追い込んでから簡単に打たれた秋山-梅野の バッテリーに苦言を呈した=横浜スタジアム

 勝利監督インタビューという雰囲気ではなかった。怒りの矛先を向けたのが 1- 1の 2回二死 3塁、打席に 8番・戸柱を迎えた場面。秋山と梅野のバッテリーは 2球で追い込んだが、左前適時打を献上した。「考えんでもわかることやと思う」。戸柱は試合前まで打率 0.148。敬遠という選択肢を消してまで勝負させたが、ボール球を有効に使うことなくあっさり打たれた。さらに投手の今永に 2塁への内野安打とされ、上本の悪送球で 2、 3塁。 1番・桑原に対しても 2ストライクから左前適時打を献上した。

  7回、投手交代を告げた金本知憲監督=横浜スタジアム

 これだけじゃない。 8- 3と一方的な展開だった 7回先頭・田中浩の中前打、続く戸柱の左中間適時 2塁打もそうだった。指揮官が指摘するように追い込んでからヒットを許したのが「7」。絶対的有利の 2ストライク後からが「4」。秋山が今季初勝利を挙げたとはいえ、有利な状況を生かし切れないバッテリーに堪忍袋の緒が切れた。

 「捕手もボール要求やろうけど、そこにちゃんとバッテリーが意思疎通して、ボール球を投げ込むという意識というか。 2ストライク後の打たれ方が悪すぎるわ。反省の多い試合でした」

 若いバッテリーだからOKじゃない。勝ったからこそ、ミスを反省しなきゃ…。雨上がりの横浜にカミナリが落ちた。

 

  6回裏DeNA二死、倉本を空振り三振に仕留め雄たけびを上げる秋山拓巳投手=横浜スタジアム

 阪神先発秋山拓巳投手が 7回途中10安打 5失点(自責点 4)で今季初勝利を挙げた。

 今季 2度目の登板となった秋山は、 1点リードをもらった 2回に 5安打を集中され 3失点、逆転を許した。それでも 3回以降は立ち直り、 6回までゼロ行進。 7回に再び捕まり降板となったが、味方の大量援護にも助けられ、初白星を手にした。

 秋山はお立ち台で「最後は僕がしっかり長いイニング投げないといけない展開だったんで、野手の方にも、中継ぎの方にも、助けてもらいました」と反省した表情。次戦に向けて「ほんと 1戦 1戦必死にやってる結果なんで、次回以降もしっかり練習して、必死にやっていきたいと思います」と気を引き締めていた。

 阪神先発の秋山拓巳投手=横浜スタジアム

 好投していた秋山だが、 7回 3連打を浴び、無念の降板。 6回 0/3を投げ、10安打 5失点(自責 4)で今季 2試合目の登板で初勝利。打線の援護に恵まれたが、前回( 5日ヤクルト戦)と同じ 6回 0/3でマウンドを降りた。「ストライクをそろえすぎる悪いところが出ました。 5失点でも野手が打ってくれたので、次はしっかり投げたいです」。 6点をあげた 4回には二死 1、 2塁では右前打を放つなどバットでも貢献していたが、詰めの甘さを反省。野手陣に感謝した。

★先発した秋山について香田勲男投手コーチ

 「全体的に枠のなかで勝負しすぎた。有利なカウントでもいいスイングをされた。(ストライク)ゾーンで勝負しすぎた。もったいない。それ( 2回)以外はよくがんばってくれた。 7回を投げきれるように成長して欲しい」

 

  1回、適時 2塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

 福留孝介外野手が先制打を決めた。 1回表二死 2塁で99キロのカーブにこらえ、右中間最深部へ適時 2塁打を飛ばした。

 「打ち方をどうこう考えずに、とにかく後ろへつないでいこうという意識でした。それだけです」と振り返った。

  1回表阪神二死 2塁、福留孝介外野手は今永昇太投手(手前)から先制の適時 2塁打を放った=横浜スタジアム

 快音とともに、横浜を彩った夕暮れの空に打球が伸びていった。右中間を真っ二つ。福留は 2塁ベース上で 2度、手を叩き、小さくガッツポーズした。これぞ、 4番の仕事。有言実行の先制 2塁打を放ってみせた。

 「ゲームに入ってしまえば、なんとかしたいという思いでやっていました。どんな形であれ、先制点を取れて良かった」

  1回、適時 2塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

 試合後はクールに振り返りながらも、手応えを感じていた。 1回だ。一死から上本が左前打で出塁。開幕戦から 1回の攻撃が三者凡退で終わらない、という“1回神話”が 9試合に伸びると、糸井の 2ゴロで二死 2塁と得点圏で打席が回ってきた。

 そして、 2ボール 1ストライクから今永が投じた 4球目。99キロの緩いカーブを思い切り引っ張った。 7打席ぶりの「H」ランプを灯し、チームに貴重な先制点をもたらした。その後は快音は響かなかったが「四球の選び方もしっかり見極められたし、その後の打席も悪くなかった」と光が見えてきた。

  1回、右中間に先制 2塁打を放った福留孝介外野手。雨天中止となった前日に明かした思いを第 1打席から結果につなげた=横浜スタジアム

 ずっと責任を感じていた。雨天中止となった前日11日。「今こうやって周りが打ってくれるなかで、やっぱり俺がもう少し打てば点がとれるし、打線として線になる。やっぱりまだ俺で止めちゃってる感がある。何とかつなげられるようにしたい」と思いを口にした。この日の試合前までで打率 0.259、 1本塁打、 4打点。もどかしい日々が続き、得点圏打率でも 0.125( 8打数 1安打、 2打点)と、好機で 1本が出なかった。

 雨天中止になった11日、福留が「あとは俺!!」と自分自身にカツを入れたことを報じる12日付のサンスポ 1面

  1番・高山、上本、糸井に、後ろを打つ原口、鳥谷が快音を響かせるなかで 1人、取り残されていた。だが、もう心配はいらない。

 「続けていけるように」

 真っすぐ前を見据えてそう話した主将の背中は、頼もしかった。

 

  2点リードの 4回二死満塁で、左前に 2点タイムリーを放った糸井嘉男外野手。本当に勝負強い=横浜スタジアム

 阪神が 2点を追う 4回、一挙 6得点の猛攻で逆転に成功した。

  1安打 2四球で二死満塁の好機をつくり、まずは 8番梅野が左腕今永の内角低め直球を 3遊間へ。 2点打で試合を振り出しに戻す。さらに 9番秋山が右前打でつなぎ、再び二死満塁から 1番高山の押し出し四球で勝ち越し。続いて 2番上本が中前適時打、 3番糸井が左前 2点打を決め、一気に 4点リードを奪った。

 上本は「みんながつないで、いい流れで回してくれたので、そのおかげで打てました」と謙虚なコメント。一方、糸井は「打ったのはスライダー。ウエポン(上本選手)のヒット見たら、火着いてまうやろ!」と熱い言葉を残した。

  4回、 2点タイムリーの糸井嘉男外野手は 1塁を回ったところで手をたたく=横浜スタジアム

 超人は燃える男だった!! 糸井嘉男外野手が逆転した 4回に左前にトドメの 2点タイムリー。悪送球の上本が意地のタイムリーを放った直後「火着いてまうやろ!」と燃え盛るハートで今季初の 1イニング 6点を演出。DeNAの反撃をしのぎ、連勝で貯金「1」。虎党のハートも火着いてまうやろ!!

 超人の心は燃えていた。人知を超える集中力が沸き上がる。 4回二死満塁。この回 2度目の打席だ。今永の外寄りのスライダーにうまく合わせた。左前に運ぶ。 1塁ベース上で何度も手をたたき、ベンチに向かって、右拳を突き上げた。

 「打ったのはスライダー。ウエポン(上本)のヒットみたら、火着いてまうやろ!」

  4回表阪神二死満塁、左前 2点適時打を放ちガッツポーズする糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

 高山の押し出し四球で勝ち越した直後、前を打つ上本が、中前タイムリーを放った。 1回に福留のタイムリーで先行したが、 2回、上本の 1塁悪送球などもあり、 3点を奪われた。バント失敗を決勝ソロで取り返した 9日の巨人戦(甲子園)に続く、上本の反発力に遭遇し、体中にアドレナリンが分泌された。今季、得点圏では驚異の 6打数 5安打(打率 0.833)。日本一の勝負強い男の本領が発揮された。

 今季初の 1イニング 6点は糸井が出発点だった。 1- 3で迎えた 4回に先頭で今永から四球を選ぶと、一気に打線がつながった。昨季 4度の対戦で防御率1.80と抑えこまれていた昨季 8勝左腕から計 8点の猛爆。 6回、 8回も四球を選んで 3四球でリーグ 2位タイの10四球、12打点もリーグ 2位だ。自ら出ることもでき、走者も簡単にホームにかえしてしまう。打者一巡の猛攻は、糸井効果、そのものだった。

 阪神・糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

  9日の巨人戦前。前日の降雨により練習は室内で行われた。♪ちゃらららら~、ちゃらららららら-。クラブハウスから糸井が姿をみせると、突然歌い出した。そして…。「やっすあき! やっすあき!」。DeNAの守護神、山崎康の横浜スタジアムの登場曲。Zombie Nationの「Kernkraft400」だ。ファンが総立ちになり、タオルを振り回し、「やすあきコール」。虎入り後、公式戦初の横浜を早くもイメージしていた?

  1月下旬に関節炎を発症した右膝にはテーピングを常に施しているものの、守護神を出すまでもなく、打ち勝ったという事実がうれしい。雨天中止の11日には北海道日本ハム時代の恩師、DeNA・高田GMに「あんまり打たないでくれ」、オリックス時代の巡回アドバイザー、ラミレス監督に「来週カラ打ってクダサイ」とお願いされていたが、バットで丁重にお断りした形だ。

  3番手で登板した高橋聡文投手=横浜スタジアム

 金本監督は「つながりというのはきょうに関してはあった。ホームラン 1本で 8点か。やっぱりチャンスで上本や糸井が打ってくれて、梅野にしてもそうやけど。得点圏の打撃というのを続けてほしい」と目を細めた。

 連勝で貯金は「1」。背番号「7」は「どこでも打ちたいです」とどこまでもどん欲。バットでチームをけん引していく。もうこの男抜きの虎は考えられない。

◇データBOX◇

◎…阪神の 1イニング 6得点以上は昨年 7月27日のヤクルト戦(甲子園)の 4回 9得点以来、 259日ぶり。この日は先頭打者から10連続打数安打( 1犠打 2四球を挟む)の打者14人攻撃。原口は先制 3ランと 2点打で 1イニング 5打点を挙げた。

 

  5回、左翼に今季 2号ソロを放った原口文仁捕手。DeNA戦初アーチは貴重なダメ押し点となった=横浜スタジアム

 原口文仁捕手が今季 2号を放った。 4点リードの 5回、先頭で今永のチェンジアップを左翼ポール際に運んだ。

 「抜けたチェンジアップをうまくとらえられました。センター返しをイメージしながら、甘いボールをいいポイントで打てました。大量点を取った直後で、次の 1点が大事だと思っていたので、追加点が取れてよかったです」。納得の 1発となった。

 原口文仁捕手=横浜スタジアム

 あの一発がなかったら…。終わってみて、虎党は噛みしめる。ハマの勝利を楽しめるのは、原口のフルスイングのおかげだ、と。

  5回無死。カウント 1- 1から甘く真ん中に入った今永の 123キロスライダー。見逃すはずがない。高く舞い上がった打球は左翼ポール際へ。原口らしい軌跡の 2号ソロだった。

 「( 4回に)大量点を取った直後で、次の 1点が大事だと思っていたので、追加点が取れてよかったですね」

 全国の阪神ファンが狂喜乱舞した今月 6日のサヨナラ本塁打(ヤクルト戦)以降、実はちょっと調子を落とした。先週末の巨人戦 2試合は 8打数 1安打。「崩れていたので、頭を整理して微調整したのが良かったですね」。10日が移動日、11日が雨天中止。 2日間のリフレッシュが、若きスラッガーの小さなスランプを、被害最小限にとどめた。一発の前の打席( 4回)も好機を拡大する右前打。打率 0.353は打率ベストテンの堂々 9位。そして、この夜の一発が昨季 0発だったDeNAからの初アーチで、横浜スタジアム 1号。これでセ・リーグとその本拠地はすべて制覇した。

  5回表阪神無死、原口文仁捕手は左越え本塁打を放った=横浜スタジアム

 今、阪神グッズの中で大好評なのが選手の名前が漢字で書かれたタオル。「原口文仁」の 4文字が染め抜かれた品も、飛ぶように売れている。その文字を書いているのが書道家・南野晃鳳氏。原辰徳前巨人監督、ソフトバンク・松坂大輔投手ら、球界内にも“晃鳳文字”のファンは多い。

 「あなたの名前をこんな漢字で書きましたよ、と見せる。その時に興味を示す選手って、必ず大成するんですよ。野球と書道の感性は似てるみたいで。原口選手は、なんと 2軍時代に感動してくれたんですよ」

 だから偉大な書道家ははるか以前から大成を確信していたそうだ。つい先日の 8日のこと。原口が「何でこんなうまく字が書けるんですか?」と問うてきたという。「何で君が本塁打を打てるのか、と同じ質問だね」。達人の答えを聞いた原口が笑った。「じゃあ、また、打ちますね」-。有言実行だ。

 「打席では、チームにプラスになるにはどうすればいいか、を考えています」

 フォア・ザ・チームに徹するスラッガーが、糸井、福留の後に控え、最強クリーンアップを支える。ひと味違う猛虎の看板だ。

 

  7回、「ラッキー7」=横浜スタジアム

 鳥谷は 4打数 1安打。 7回の先頭で左前打を放ち、開幕から続く連続試合安打を「9」に伸ばした。ただ、 3塁守備では 3回の先頭のロペスのゴロをグラブ弾く場面も(結果はアウト)。「いいところも悪いところもある。続けていきたい」と振り返った。連続試合出場は「1761」となり、歴代 2位の金本監督まであと「5」になった( 1位は衣笠祥雄氏の「2215」試合)。

 

 前日11日の初戦が雨天中止となり、登板日が変更となった藤浪は、13日のDeNA戦(横浜)に先発する。登板日がズレたことでブルペン投球の回数が 3度となった。「(登板日) 2日前に(ブルペン)投球できたので、中 6日の調整と変わらない。しっかりやってきたことを試合でどう出すかだけ」と12日、気合を入れた。

 この日は23歳の誕生日。「誕生日だからって特には」と苦笑いするが、修正した新フォームで、今季初で23歳初星を狙う。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

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阪神「招き猫」パワー?球場にネコ乱入…直後V打!原口が先制適時打!高山が決勝打!藤浪が今季初勝利

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阪神は 6回、先頭上本が初安打で出塁。一死 1、 3塁で、原口が先制タイムリー。その裏、DeNAは梶谷の 3号ソロで追いつく。阪神は 9回一死 2、 3塁から高山の決勝右前適時打で「3連勝」。藤浪が今季初勝利。DeNAは山崎康が今季初黒星を喫した。阪神ドリスは 4セーブ目。阪神が 9回、高山の適時打などで競り勝って「3連勝」。先発の藤浪は 8回 6安打 1失点で今季初勝利を挙げた。 1- 1で迎えた 9回、糸原の左前打、梅野の安打で一死 1、 2塁とすると、 1番・高山がDeNA 4番手・山崎康晃の投じた 2球目、 147キロの真っすぐを右前に運び、勝ち越しに成功。さらに捕逸と上本の適時 2塁打で 2点を追加し、試合を決めた。

阪神が「招き猫」パワー?、で行き詰まる試合をものにした。 1- 1の同点で迎えた 9回表、阪神の攻撃中だった。無死 1塁でマウンドにはDeNA守護神の山崎康晃投手(24)、打者は梅野隆太郎捕手(25)という場面。 2ボールとなったところでグラウンドにグレーの毛に黒の模様をまとったネコが現れ、駆け回った。試合が中断された後、思わぬ珍客に、試合は一時中断。猫は 1塁側ベンチ横のカメラマン席に追い込まれ、そのまま逃げ去った。会場内は騒然としながらも、笑いが起こった。再開後、阪神が高山俊外野手(23)のタイムリーなどで 3点を勝ち越しそのまま勝利した。突如、現れたタテジマのネコは、金本監督の名さい配を絶賛するために現れたのかも?!  9回、何もかも的中するタクトが、タテジマ軍団に勝利を引き寄せた。最初の勝負手は先頭・北條に送った代打のD 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)。ほんの 2試合前の 1試合 2発男をズバッと下げた。ルーキーの左前打に続け、と当然のように梅野にバント指令。この打席のカウント 2- 0の時に 1塁側カメラマン席から登場してグラウンドを駆け回ったのが“神のおつかい”だった。ネコパワーを得た梅野のスリーバントが、何と内野安打に。もし、このバントが失敗していたら、阪神ベンチは藤浪を打席に送って送らせる選択肢も考えていた。そうなったら、展開はどう転んでいたか…。絶好調の打線に、小技を絡める、硬軟織り交ぜたタテジマの劇勝。ハマに連勝で甲子園に戻る。首位広島も、名さい配が切り裂くかも?!

原口文仁捕手(25)が先制打を決めた。 6回表一死 1、 3塁で井納の 138キロ直球をとらえて右前適時打を放った。 3塁走者の上本博紀内野手(30)が生還し貴重な先制打となった。12日に今季 2号となる本塁打を放った若虎が、この日も勝負どころで決めた。勝負強い。 0- 0の 6回一死 1、 3塁の好機を逃さない。カウント 1- 1から外寄りの 138キロを逆らわず、原口が右前へはじき返し、先制点をたたき出した。前カードの巨人戦( 7、 9日、甲子園)では 8打数 1安打と調子を落としたが「崩れていたので、頭を整理して微調整したのが良かった」。昨季の経験を踏まえ、好不調の波にも冷静に対処。 3、 4番のうしろで鋭いにらみを利かす。

高山俊外野手が決勝打を放った。同点の 9回一死 2、 3塁でDeNA山崎康から右前打。このカードここまで 7打数無安打と苦しんでいた若虎が、意地の一打で試合を決めた。世代屈指のヒットメーカーが泥臭く、意地で白球に食らいついた。トンネルの出口を探す日々に終わりを告げる一打だ。高山が値千金の勝ち越し打を放ち、チームに「3連勝」を呼び込んだ。 1塁べース上で白い歯をこぼした男は試合後、喜びをかみしめるように静かに振り返った。 1- 1の 9回一死 2、 3塁。バットを指 2本分短く持ち、カウント 0- 1からDeNAの守護神、山崎康の内角高めの 147キロを体をうまく回転させて、右前へしぶとく運んだ。 6日の京セラでの早出特打。金本監督とバックネット裏の窓を鏡代わりにして、素振りのみの練習を続けた。 3連勝で、14日からは甲子園での首位・広島との 3連戦。開幕カードは 1勝 2敗と負け越した。リベンジは切り込み隊長の一振りから始まる。

阪神先発の藤浪晋太郎投手(23)が 8回 6安打 1失点の好投で、今季初勝利を挙げた。前回 4日ヤクルト戦では、 5回 2失点も 9四死球と大乱調だった右腕だったが、この日は快投。初回の二死 1、 2塁のピンチをしのぐと、 6回に梶谷の本塁打を浴びるも、 8回まで安定した投球をみせた。藤浪晋太郎投手が、DeNA相手に 8回をソロ本塁打のみの 1失点に抑え、今季初勝利。前回 9四死球の大乱調から一変、 1四球と復調した姿を披露した。チームも今季初の 3連勝で 2位浮上。貯金も「2」。虎がノってきた~!!勝利の瞬間、藤浪が笑った。横浜の夜空に、黄色のジェット風船が舞う。若きエースがようやく手にした白星に、チームメートも虎党も笑顔になった。輝きを取り戻した剛球に、キレ味鋭いカットボール。藤浪晋太郎、ここに復活だ。「守っていただいて助かった」と、守備にも感謝した。自己ワーストタイの 9四死球の前回 4日のヤクルト戦(京セラ)から変身を遂げ、金本監督も納得の表情だ。藤浪の 1日遅いバースデー星で、チームは 3連勝で「2位」に浮上。14日から甲子園で10連勝中の首位・広島を迎え撃つ。また 1つ壁をぶち破った背番号「19」が虎の勢いを加速させた。12年ぶりのリーグ優勝へ。ピースが揃い始めた。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 1- 4阪神>◇13日◇横浜スタジアム

 DeNAは 1回、 1番桑原が右前打で出塁も、盗塁死。 2回にも先頭倉本が左前打を放つも併殺。阪神打線は 3回まで無安打。

 阪神は 6回、先頭上本が初安打で出塁。一死 1、 3塁で、原口が先制タイムリー。その裏、DeNAは梶谷の 3号ソロで追いつく。

 阪神は 9回一死 2、 3塁から高山の決勝右前適時打で「3連勝」。藤浪が今季初勝利。DeNAは山崎康が今季初黒星を喫した。

 阪神ドリスは 4セーブ目。

  6回表阪神一死 1、 3塁、原口文仁内野手の右前適時打で生還した上本博紀内野手(左)をグータッチで迎える藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 阪神が 9回、高山の適時打などで競り勝って「3連勝」。先発の藤浪は 8回 6安打 1失点で今季初勝利を挙げた。

 阪神は 6回、先頭の上本が中前打で出塁。糸井が捕邪飛に倒れたあと、福留が右前打を放ち一死 1、 3塁とすると、 5番・原口が右前適時打を放ち、 1点を先制した。しかしその裏、先発・藤浪が梶谷にソロ本塁打を浴び、同点に追いつかれた。

  1- 1で迎えた 9回、糸原の左前打、梅野の安打で一死 1、 2塁とすると、 1番・高山がDeNA 4番手・山崎康の投じた 2球目、 147キロの真っすぐを右前に運び、勝ち越しに成功。さらに捕逸と上本の適時 2塁打で 2点を追加し、試合を決めた。

 今季初勝利を挙げた藤浪は「とりあえずスタートを切れてよかったと思ってます。ホームランを打たれましたけど、テンポ良く内野ゴロを多く(打たせ)、守備の方にも助けてもらいながら投げられたと思う」と振り返った。

 

 阪神が「招き猫」パワー?、で行き詰まる試合をものにした。

  1- 1の同点で迎えた 9回表、阪神の攻撃中だった。無死 1塁でマウンドにはDeNA守護神の山崎康、打者は梅野という場面。 2ボールとなったところでグラウンドにグレーの毛に黒の模様をまとったネコが現れ、駆け回った。

 試合が中断された後、ネコが 1塁側カメラマン席へと消えた。再開後、阪神が高山のタイムリーなどで 3点を勝ち越しそのまま勝利した。

  9回表阪神無死 1塁、梅野隆太郎の打席の時、球場に迷い込んだ猫=横浜スタジアム

 ウェルカムトゥようこそハマスタ~。緊迫した試合中のグラウンドにほっこりする“フレンズ”が現れた。

  1- 1の同点で迎えた 9回表、阪神の攻撃中だった。無死 1塁でマウンドにはDeNA守護神の山崎康、打者は阪神梅野という場面。 2ボールとなったところでグラウンドにグレーの毛に黒の模様をまとったネコが現れ、駆け回った。

 思わぬ珍客に、試合は一時中断。猫は 1塁側ベンチ横のカメラマン席に追い込まれ、そのまま逃げ去った。会場内は騒然としながらも、笑いが起こった。

  9回、ベンチで打席に入る準備をする藤浪晋太郎投手(右)と金本知憲監督。執念采配が勝利を呼びこんだ=横浜スタジアム

 突如、現れたタテジマのネコは、金本監督の名さい配を絶賛するために現れたのかも?!  9回、何もかも的中するタクトが、タテジマ軍団に勝利を引き寄せた。

 最初の勝負手は先頭・北條に送った代打のD 5位・糸原健斗内野手。ほんの 2試合前の 1試合 2発男をズバッと下げた。

 「今の北條の状態じゃ、ちょっと厳しいところがあって。ちゃんと、糸原も応えてくれて」

 ルーキーの左前打に続け、と当然のように梅野にバント指令。この打席のカウント 2- 0の時に 1塁側カメラマン席から登場してグラウンドを駆け回ったのが“神のおつかい”だった。ネコパワーを得た梅野のスリーバントが、何と内野安打に。もし、このバントが失敗していたら、阪神ベンチは藤浪を打席に送って送らせる選択肢も考えていた。そうなったら、展開はどう転んでいたか…。

  9回、北條史也内野手の代打で左前打を放った糸原健斗内野手。これが口火となった=横浜スタジアム

 ノリノリさい配は続く。代打・荒木にもバント指令。またまたズバッと決まり 2、 3塁に。

 「これが何ていうんかな…。こういうところでバントが決まって、昨年と一番違うところかな。変わってきている、というね」

 昨季は勝負どころのバントがことごとく失敗。それだけに指揮官が進化をはっきりと感じ取った瞬間だった。そして、高山には、今度は代打を送らず、殊勲打が生まれる。

 絶好調の打線に、小技を絡める、硬軟織り交ぜたタテジマの劇勝。ハマに連勝で甲子園に戻る。首位広島も、名さい配が切り裂くかも?!

★ 9回無死、勝ち越しの口火を切る左前打を放った糸原健斗内野手

 「(同い年の山崎康晃は)大学時代、あまり打ってなかった。自分の出塁でチームの勝ちにつながったのは良かったですね」

★ 9回無死 1、 2塁の場面で、代打で投前へ犠打を決めた荒木郁也内野手

 「決まってよかったです。同点だったので、しっかり決めたいと思っていた」

 

 

  6回表阪神一死 1、 3塁、原口文仁捕手は右前適時打を放った=横浜スタジアム

 原口文仁捕手が先制打を決めた。

  6回表一死 1、 3塁で井納の 138キロ直球をとらえて右前適時打を放った。 3塁走者の上本博紀内野手が生還し「センター中心で最低でも外野フライのイメージだった。いい打球が行って良かった」と貴重な先制打となった。

 12日に今季 2号となる本塁打を放った若虎が、この日も勝負どころで決めた。

 先制打を放った原口文仁捕手。マウンド上で踏ん張る藤浪晋太郎投手を援護した=横浜スタジアム

 勝負強い。 0- 0の 6回一死 1、 3塁の好機を逃さない。カウント 1- 1から外寄りの 138キロを逆らわず、原口が右前へはじき返し、先制点をたたき出した。

 「センター中心ですね。最低でも外野フライのイメージで。打ててよかったです。初回にチャンスをつぶしていたので。必ず先制するつもりでした」

 今季 2号を放った前日は「打席では、チームにプラスになるにはどうすればいいか、を考えています」とフォア・ザ・チームの精神を強調していた。 1回二死から糸井、福留が連続四球で 1、 2塁のチャンスを作ったが、空振り三振。無得点に終わっただけに、自分が許せない。汚名返上の思いをバットに込めた。

 前カードの巨人戦( 7、 9日、甲子園)では 8打数 1安打と調子を落としたが「崩れていたので、頭を整理して微調整したのが良かった」。昨季の経験を踏まえ、好不調の波にも冷静に対処。 3、 4番のうしろで鋭いにらみを利かす。

 

 高山俊外野手が決勝打を放った。同点の 9回一死 2、 3塁でDeNA山崎康から右前打。このカードここまで 7打数無安打と苦しんでいた若虎が、意地の一打で試合を決めた。

 高山は試合後、「外野フライでも 1点入るので、なんとかという気持ち。それだけでした」と振り返った。

  9回表阪神一死 2、 3塁、高山俊外野手は右前適時打を放った=横浜スタジアム

 世代屈指のヒットメーカーが泥臭く、意地で白球に食らいついた。トンネルの出口を探す日々に終わりを告げる一打だ。高山が値千金の勝ち越し打を放ち、チームに「3連勝」を呼び込んだ。

 「外野フライでも 1点が入るところだったので、なんとか打つ気持ちでした。それだけでした」

  1塁べース上で白い歯をこぼした男は試合後、喜びをかみしめるように静かに振り返った。 1- 1の 9回一死 2、 3塁。バットを指 2本分短く持ち、カウント 0- 1からDeNAの守護神、山崎康の内角高めの 147キロを体をうまく回転させて、右前へしぶとく運んだ。

 この試合前まで、直近 5試合は打率 0.250(20打数 5安打)。今季の得点圏打率も 0.143と決して本調子ではなかったが、復調を助けてくれる人がいた。 6日の京セラでの早出特打。金本監督とバックネット裏の窓を鏡代わりにして、素振りのみの練習を続けた。

 「おしりが逃げるんじゃない? だから(体が)開いている」

  9回、右前へ決勝打を放った高山俊外野手。広島3連戦も頼んまっせ=横浜スタジアム

 「(腰は)ビルでいえば基礎工事みないなもんや。ここがブレたら絶対に打てない。回転によって重さがかかる。広島の選手なんか見てみ。ネクストで振っているときも、絶対に下(半身)が動いていないやろ?」

 将の熱血指導は続き「キッツイ…、足が痛い」と思わず漏らした。「二人三脚」で指導を仰ぎ、汗を流した孝行息子が期待に応えてみせた。

  9日の巨人戦では、昨年 8月21日の巨人戦(東京D、代打は鳥谷)以来となる代打を 7回に送られ、「きょう打たなかったら、ほんとにもう…、ずっとああいう形(チャンスで代打)になってしまうのもイヤで、なんとしても打ってやろうという気持ちでした」と自身への苛立ちや葛藤も全てバットに込めた。

  3連勝で、14日からは甲子園での首位・広島との 3連戦。開幕カードは 1勝 2敗と負け越した。リベンジは切り込み隊長の一振りから始まる。

★勝ち越し打を放った高山俊外野手について、片岡篤史打撃コーチ

 「初球を空振りしたことで、コンパクトに振ろうと打席になかで切り替えができていた」

 

 前回登板から立ち直り 8回を 1失点に抑える阪神先発の藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 阪神先発の藤浪晋太郎投手が 8回 6安打 1失点の好投で、今季初勝利を挙げた。

 前回 4日ヤクルト戦では、 5回 2失点も 9四死球と大乱調だった右腕だったが、この日は快投。初回の二死 1、 2塁のピンチをしのぐと、 6回に梶谷の本塁打を浴びるも、 8回まで安定した投球をみせた。

 藤浪はお立ち台で「とりあえず自分の中でスタートを切れたんで、よかったなと思ってます。前回あまりよくなかったんで、今回しっかり投げたいと思ってましたし、しっかり調整してきたので。それを出すだけかなと、シンプルに考えてマウンドに上がりました」とほっとした表情。続けて「フォアボールとか余計なものは少なく、ホームラン打たれましたけど、テンポよく内野ゴロ多く、守備の方にも助けてもらいながら、投げられたかと思ってます。チームがいい流れできてるので、このまま、次の登板にしっかり備えて、次も勝てるように頑張りたいと思います」と、次戦に向けて意気込みを語った。

 阪神先発の藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 これぞ藤浪や! 藤浪晋太郎投手が、DeNA相手に 8回をソロ本塁打のみの 1失点に抑え、今季初勝利。前回 9四死球の大乱調から一変、 1四球と復調した姿を披露した。チームも今季初の 3連勝で 2位浮上。貯金も「2」。虎がノってきた~!!

 勝利の瞬間、藤浪が笑った。横浜の夜空に、黄色のジェット風船が舞う。若きエースがようやく手にした白星に、チームメートも虎党も笑顔になった。輝きを取り戻した剛球に、キレ味鋭いカットボール。藤浪晋太郎、ここに復活だ。

 阪神先発の藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 「 1勝は 1勝ですけど、とりあえずスタートというか、自分のなかでスタートしきれたのでよかったなと思います」

 今季初のヒーローインタビューで、言葉に手応えがにじむ。 1回こそ安打と四球で 1、 2塁とピンチを背負うが、 5回まで無失点。 1- 0の 6回に一死から梶谷にバックスクリーン直撃の特大の同点ソロを浴びるも、「狭い球場なので振り出しに戻っただけ」と切り替え、最速 153キロの直球を武器に追撃を許さない。「守っていただいて助かった」と、守備にも感謝した。

  1回、DeNA・桑原将志外野手に安打を打たれ顔をしかめる藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 序盤から失点を重ねる先発陣の中で今季最長の 8回を投げ、 6安打 3奪三振 1失点。四球は 1つと、自己ワーストタイの 9四死球の前回 4日のヤクルト戦(京セラ)から変身を遂げ、金本監督も「ほぼ完璧でしょう。四球も少なかったんじゃないかな。ストライクゾーンに投げ込んでいけばそんなに打たれる投手ではない」と納得の表情だ。

  1回、DeNA・桑原将志外野手に安打を打たれ顔をしかめる藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 「第4回ワールド・ベースボール・クラシック」に出場し、調整遅れが心配されたまま迎えた今シーズン。初登板では自らの乱調から与えた死球が引き金となり、両軍入り乱れての乱闘となった。その翌 5日。藤川、金村投手コーチらから助言が送られた。

 それはフォームについての指導だったが、「いろいろアドバイスされたことを自分の中で消化して、考える時間が必要」と金村コーチ。技術論については合う、合わないがある。登板のなかった 8日間を使い、それを 1つ 1つ整理。もう 1度、自分を冷静に見つめ直した。

  4日ヤクルト戦の藤浪晋太郎投手=京セラドーム大阪

 そして、藤浪が出した答えは投球の間であり、タイミング。「感覚なもの」というが、目に見える変化としてはグラブの位置を胸元から腰の位置へと変更した。胸元に構えると両肩が強ばりやすく、力みにつながるという球児の考え方を「投げる間合い、リズムを意識して上がった」と実践し、結果にも結びついた。

  2回 DeNA・戸柱恭孝捕手の打球をキャッチした藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 「毎年シーズン始まってすぐ誕生日がくる。23歳になって、 1つ気持ち新しくマウンドに上がって、そのマウンドで勝つことができてよかった」

 藤浪の 1日遅いバースデー星で、チームは 3連勝で「2位」に浮上。14日から甲子園で10連勝中の首位・広島を迎え撃つ。また 1つ壁をぶち破った背番号「19」が虎の勢いを加速させた。12年ぶりのリーグ優勝へ。ピースが揃い始めた。

 藤浪晋太郎投手(右)をハイタッチで出迎えた金本知憲監督は「ほぼ完璧」とニンマリ=横浜スタジアム

◇データBOX◇

◎…阪神が今季初の 3連勝。 3連勝は昨年の 9月19日の巨人戦(甲子園)から10月 1日の同戦(シーズン最終戦)までの 7連勝以来。

◎…阪神が今季初の貯金「2」。貯金「2」は昨年 5月 7日のヤクルト戦(甲子園)以来となった。

◎…藤浪は2014年 8月 1日のDeNA戦(甲子園)で先発(勝ち負けなし)して以来、チームは同戦 9連勝。自身も 7連勝しており、DeNA戦の通算登板成績は14試合、10勝 2敗、防御率2.64と相性がいい。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!    

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

 まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!

 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

 

 

 

   

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阪神10連勝中のコイ止め4連勝や!鳥谷2点2塁打!高山がド根性の千金打!メッセンジャー2勝目!

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阪神が 3回に 3点を先制した。一死から上本、福留の安打などで満塁とし、原口の押し出し四球と鳥谷の適時 2塁打で 3点奪う。広島は 8回、田中の適時打で 1点差に詰め寄ったが、阪神はその裏に高山の適時打で追加点。広島の連勝は「10」で止まった。阪神メッセンジャーが 2勝目、ドリスは 5セーブ目。広島加藤はプロ初黒星。勢いに乗る鯉を止めた阪神は「4連勝」。 7回 6安打 1失点の先発メッセンジャーと 3回に 2点適時 2塁打で勝利に貢献した鳥谷敬内野手が、そろってお立ち台に上がった。

糸井嘉男外野手(35)が移籍後初盗塁を記録した。初回二死 1塁、打者福留孝介外野手(39)の 4球目に 2盗を試みた。広島の捕手石原慶幸(37)が懸命に 2塁送球したが、ワンバウンドとなり悠々セーフ。スタンドから大きな歓声が湧き起こった。昨年はプロ野球史上最年長で盗塁王を獲得。期待通り、ここ甲子園でも「超人」ぶりをいかんなく発揮した。気温もまだ寒く、指揮官からも無理しないことを告げられていた中で、昨季盗塁王(53個)に輝いた足を解禁させた。

鳥谷敬内野手(35)が 2点 2塁打を放った。 3回に原口文仁内野手(25)の押し出し四球で先制し、なお一死満塁で広島先発加藤拓也投手(22)の真ん中 134キロフォークをとらえ、右翼線に運んだ。引き分けを挟み「10連勝」中で、首位をひた走る広島から、大きな得点を奪った。降り注ぐ甲子園の大歓声が心地よい。どん底を味わい、ときには罵声も浴びた昨季の姿は、もうない。輝きを取り戻した鳥谷が、ひと振りで試合の主導権を引き寄せた。昨季、連続試合フルイニング出場が「667」で止まったのも、広島戦( 7月24日、マツダ)だった。打率は自己最低の 0.236、得点圏打率も 0.247と低迷した。守備でも精彩を欠き、ベンチから仲間をみる時間も増えていった。この一打で通算安打数が歴代58位の真弓明信氏(1888安打)に並び、「2000安打」にも、あと「112」。金本監督は賛辞を惜しまなかった。攻守でチームを引っ張り、必ずや同一カード「3連勝」をしてみせる。

梅野隆太郎捕手(25)が攻守に大活躍だ。 8回は一死から右前打で出塁し、その後、高山の右前打で生還。守ってはメッセンジャーを好リード。 1回二死 1塁では、ワンバウンドのフォークを逆シングルでキャッチしてすかさず 2塁送球、菊池の盗塁を阻止した。ことしの虎には、広島コンプレックスのない女房がいる。

高山俊外野手(23)が貴重な 4点目の適時打をたたき出した。 3- 2と広島に 1点差に迫られた 8回裏。梅野の右前打と広島ヘーゲンズ投手のバント処理のミスなどで一死 1、 3塁の絶好機が巡ってきた。この打席で高山が初球をとらえ、 3塁走者の梅野をホームに招き入れた。13日のDeNA戦(横浜)で左足のつま先に自打球を当てた。痛みを抱えて 9回に決勝打を放ち、この日も値千金のダメ押し打。 8回表の守備では、追撃打を放った田中を 2塁でアウトにし、ピンチ拡大を防いだ。開幕戦で虎に敗れて以来、「10連勝」中だった広島に 4- 2で勝利した。「4連勝」&貯金「3」。首位カープを引きずり下ろすのは阪神しかない! 3点リードが 1点差となり、迎えた 8回。へーゲンズの悪送球などでもらった一死 1、 3塁の絶好機でトドメを刺した。初球、内角高め 142キロに鋭く反応。ライナーで右前へ運んだ。ベンチもスタンドも総立ちで拍手を送り、真っ赤な左翼席だけ静まり返った。新人だった昨季も得点圏打率 0.377と勝負強かったが、前日13日のDeNA戦(横浜)での 9回の決勝打に続き、 2試合連続で“ここぞの一本”。金本監督も称えた。 9回にドリスが一死 2、 3塁を背負っただけに、この 1点がどれだけ大きかったか-。鯉に勝つ前に痛みにも勝っていた。前日に左足のつま先付近に自打球を当てた。痛みが引かず、この日はチーム便より早い便で横浜から移動。慌ただしく病院へ直行し、試合前練習にも途中から姿を現した。外野の芝生を駆け、走れることを確認すると、打撃ケージ裏にいた金本監督らの元へ報告に向かった。骨折しながらも出場し続けた指揮官さながらの鉄人ぶりで、開幕11試合連続となる「1番・左翼」で出場した。開幕から首位をひた走る鯉を追えるのは、強く、骨太になった高山が導く虎だけだ。

北條史也内野手(22)が、14日広島戦で今季初めてスタメン落ちした。開幕から10試合続けてスタメン出場していたが、打率 1割 7分 1厘に低迷。 3打数無安打に終わった前日13日のDeNA戦(横浜)後、金本知憲監督(49)は「北條の状態は厳しいかな」と話していた。この日は北條に代わってスタメン遊撃手にドラフト 5位ルーキーの糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が起用された。北條は 1点リードの 8回一死 1塁、マテオの代打で途中出場。 1点差にせまられた直後の 8回一死 1塁。犠打の指示を出した。 2ボールからの 3球目にバスターエンドランを仕掛けたがファウル。今度はバントに戻したがファウル。泣きっ面に蜂かと思われたラストチャンスに執念で投前に転がすと、これがへーゲンズの 1塁悪送球を誘った。 1、 3塁と好機は広がり、高山の貴重な一打につながった。金本監督は前日13日のDeNA戦(横浜)で、 9回に北條に代えてドラフト 5位・糸原健斗内野手を起用。これが成功し、左前打で勝ち越しの口火となった。獅子の子を谷へ落とす覚悟で、この日は最初から入れ替え、ルーキーにプロ初スタメンのチャンスを与えた。高山に対しても、 9日の巨人戦で勝負所で代打・中谷を送っていた。食うか食われるかがプロの世界。結果がすべて。危機感が若虎の体を動かし成長への道となる。指揮官の鋭いタクトが、チームを強くしていく。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が。「10連勝」中の広島相手に 7回 6安打 1失点と好投した。 3回に 3点の援護をもらい、 4回に新井の適時打で 1点を失ったが、 7回までほぼ完璧な投球を披露。波に乗る広島打線の前に立ちふさがった。「10連勝」中の広島相手に 7回 6安打 1失点と好投、今季 2勝目を挙げた。波に乗る広島打線の前に立ちふさがった。これで 3月31日の開幕戦に続き、対広島戦で「2連勝」。今季のセ・リーグで唯一、広島に勝利した投手になっている。相変わらず制球はままならない。微妙な判定にイライラする光景もあった。勝利の瞬間、ベンチで誰よりも大声を出し、はしゃいだ。昨年の広島戦では悔しい思いばかりした。ことしも、開幕戦は勝つには勝ったが、 6回途中で降板( 4失点、自責 2)。そんな思いを吹き飛ばす 7回 1失点。もう、コイなんて怖くない。金本監督も絶賛だ。この 1勝で通算75勝目。並んでいたミンチーを抜いて、歴代助っ人投手の単独 5位に浮上した。カープを追いかける虎。ことしは、コイに強いエースがいる。

15日に先発する青柳晃洋投手(23)が好調コイ打線に立ちはだかる。新人だった昨年は広島戦の登板がなかったため、初めて相対することになる。前回登板した 8日の巨人戦は、 2回 2/3を 1安打無失点も、 3回途中で降雨ノーゲーム。今度こそ青柳にとっての「開幕戦」となる。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神4-2広島>◇14日◇阪神甲子園球場

 阪神が 3回に 3点を先制した。一死から上本、福留の安打などで満塁とし、原口の押し出し四球と鳥谷の適時 2塁打で 3点奪う。

 広島が 4回に 1点を返した。菊池の 2塁打などで一死 2塁とし、新井が中前に適時打。阪神は 6回一死 1、 2塁の好機を生かせず。

 広島は 8回、田中の適時打で 1点差に詰め寄ったが、阪神はその裏に高山の適時打で追加点。広島の連勝は「10」で止まった。

 阪神メッセンジャーが 2勝目、ドリスは 5セーブ目。広島加藤はプロ初黒星。

 ランディ・メッセンジャー(右)は好守備を見せた鳥谷敬内野手とタッチした=阪神甲子園球場

 阪神が、広島の連勝を「10」で止めた。 7回 6安打 1失点の先発メッセンジャーと 3回に 2点適時 2塁打で勝利に貢献した鳥谷敬内野手が、そろってお立ち台に上がった。

 鳥谷は「みんなが、つないでチャンスを作ってくれたので、なんとか後ろにつなぎたいなという気持ちがヒットになってよかったです」と、新人加藤から放った右翼線へのタイムリーを振り返った。

 開幕から打撃は好調を維持している。「いいときも悪いときもあるんで、いいときを続けていきたいと思います」と表情を引き締めた。勢いに乗る鯉を止めた阪神は「4連勝」。「明日も明後日もカープ戦がありますので、何とかもう 2つ勝ちたいと思います」と力を込めた。

 お立ち台で満面の笑顔を見せた鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 

 糸井嘉男外野手が移籍後初盗塁を記録した。

 初回二死 1塁、打者福留の 4球目に 2盗を試みた。広島の捕手石原が懸命に 2塁送球したが、ワンバウンドとなり悠々セーフ。スタンドから大きな歓声が湧き起こった。

 昨年はオリックスで「53盗塁」をマークし、プロ野球史上最年長で盗塁王を獲得。期待通り、ここ甲子園でも「超人」ぶりをいかんなく発揮した。

  1回裏阪神二死 1塁、糸井嘉男外野手は 2塁盗塁を決めた=阪神甲子園球場

 糸井が移籍後、待望の初盗塁を決めた。 1回二死 1塁。福留の 4球目にスタートを切り、悠々成功。「決められてよかったです」。キャンプ前に右膝関節炎を発症。気温もまだ寒く、指揮官からも無理しないことを告げられていた中で、昨季盗塁王(53個)に輝いた足を解禁させた。金本監督は糸井を含め、 2盗塁の機動力について「隙あらば、と。選手たちが勝手にやっているので。そこは大いにどんどんアウトになっても気にせず積極的にいってほしい」と振り返った。

 盗塁に成功した糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 

 梅野が攻守に大活躍だ。 8回は一死から右前打で出塁し、その後、高山の右前打で生還。守ってはメッセンジャーを好リード。 1回二死 1塁では、ワンバウンドのフォークを逆シングルでキャッチしてすかさず 2塁送球、菊池の盗塁を阻止した。「ずっとこの練習してきましたから」。昨年、広島の機動力にかき回されたが「去年は僕はあまり試合に出てないので」。ことしの虎には、広島コンプレックスのない女房がいる。

  2塁へ送球する梅野隆太郎捕手

 

 高山俊外野手が貴重な 4点目の適時打をたたき出した。

  3- 2と広島に 1点差に迫られた 8回裏。梅野の右前打と広島ヘーゲンズのバント処理のミスなどで一死 1、 3塁の絶好機が巡ってきた。この打席で高山が初球をとらえ、 3塁走者の梅野をホームに招き入れた。

 13日のDeNA戦(横浜)で左足のつま先に自打球を当てた。痛みを抱えて 9回に決勝打を放ち、この日も値千金のダメ押し打。 8回表の守備では、追撃打を放った田中を 2塁でアウトにし、ピンチ拡大を防いだ。

 試合前、病院で検査を受けていたが、通常通りスタメンで出場して勝利に貢献。「問題なくやれました」と頼もしかった。

  8回裏阪神一死 1、 3塁、右前適時打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 ド根性打で鯉を止めた! 阪神は高山俊外野手が 8回にダメ押し打を放つなど、左足つま先を痛めた中での強行出場で、マルチ安打をマーク。開幕戦で虎に敗れて以来、「10連勝」中だった広島に 4- 2で勝利した。「4連勝」&貯金「3」。首位カープを引きずり下ろすのは阪神しかない!

 押し寄せる赤い波を、高山が止めた。バンッと手を叩き、こぶしを突き上げる。どうしても出したかった一本とともに、感情も噴き出した。やはり虎しか勝てない。開幕戦で土をつけて以来、 1分けを挟み「10連勝」中の鯉を止めた。手負いの男が怒涛の「4連勝」へ導いた。

 「万全じゃなかったとかじゃなく、僕としては何の問題もなくプレーできました」

  3点リードが 1点差となり、迎えた 8回。へーゲンズの悪送球などでもらった一死 1、 3塁の絶好機でトドメを刺した。初球、内角高め 142キロに鋭く反応。ライナーで右前へ運んだ。

 気迫の一打-。高山俊外野手は 8回、へーゲンズ投手(手前)から貴重な適時打を放ち、高々と右手を掲げた=阪神甲子園球場

 ベンチもスタンドも総立ちで拍手を送り、真っ赤な左翼席だけ静まり返った。新人だった昨季も得点圏打率 0.377と勝負強かったが、前日13日のDeNA戦(横浜)での 9回の決勝打に続き、 2試合連続で“ここぞの一本”。金本監督も「終盤のいい場面というか、点がほしいところで勝負強さをみせてくれているんで頼もしい」と称えた。 9回にドリスが一死 2、 3塁を背負っただけに、この 1点がどれだけ大きかったか-。

 鯉に勝つ前に痛みにも勝っていた。前日に左足のつま先付近に自打球を当てた。痛みが引かず、この日はチーム便より早い便で横浜から移動。慌ただしく病院へ直行し、試合前練習にも途中から姿を現した。外野の芝生を駆け、走れることを確認すると、打撃ケージ裏にいた金本監督らの元へ報告に向かった。

 「打撲と(医師から)聞いて(軽症とわかって)痛みが引きました」

  1塁ベース上でこぶしを握る高山俊外野手=阪神甲子園球場

 これには首脳陣も大笑い。「『ジャコ食え』って言っておいた。(朝は)エラい痛がってたんだけどな」と片岡打撃コーチ。骨折しながらも出場し続けた指揮官さながらの鉄人ぶりで、開幕11試合連続となる「1番・左翼」で出場した。

  4回には今季52打席目で初長打となる右中間 2塁打。開幕からヒットは出ていたものの、試合前時点で打率 0.250と本調子とはいえなかったリードオフマンが、上昇ムードを感じさせる2安打&連夜の殊勲打点。片岡コーチが「足痛い方がええんちゃうか?」とジョークを飛ばせば、金本監督も「まったくそういう(痛い)そぶりを見せないですね。大げさなんかな…冗談ですよ(笑)」とうれしそうだった。

 「きのう(13日)ああいう場面で打てて、きょうの打席でも、打球の上がり方が変わってきたと思います」と高山自身、手応えを感じている。チームは今季最長4連勝で貯金「3」。広島に 2.5ゲーム差に迫った。開幕から首位をひた走る鯉を追えるのは、強く、骨太になった高山が導く虎だけだ。

  4回、 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神が今季初の「4連勝」。昨年の 9月19日の巨人戦(甲子園)から10月 1日の同戦(シーズン最終戦)まで「7連勝」して以来。

◎…阪神の貯金「3」は昨年 5月 6日のヤクルト戦(18勝15敗 2分け)以来。昨季の最多貯金は「4」。

 

 スタメン落ちの北條史也内野手=阪神甲子園球場

 北條史也内野手が、14日広島戦で今季初めてスタメン落ちした。

 開幕から10試合続けてスタメン出場していたが、打率 1割 7分 1厘に低迷。 3打数無安打に終わった前日13日のDeNA戦(横浜)後、金本知憲監督は「北條の状態は厳しいかな」と話していた。

 この日は北條に代わってスタメン遊撃手にドラフト 5位ルーキーの糸原健斗内野手が起用された。

 北條は 1点リードの 8回一死 1塁、マテオの代打で途中出場。カウント 2- 2から送りバントを決め、敵失も誘って 1、 3塁とチャンスを広げた。続く高山が右前に適時打を放ち、貴重な追加点となった。

  8回に犠打を成功させた北條史也内野手=阪神甲子園球場

 「代打・北條」のコールに割れんばかりの歓声がマンモスを揺らした。頑張れ、前を向け、ここから這い上がれ-。開幕11試合目。初めて遊撃のスタメンから外した金本監督の意図を、ファンの誰もがわかっていた。

 「北條も、もう 1回、修正というのでね。まだまだレギュラーじゃないですから」

  1点差にせまられた直後の 8回一死 1塁。犠打の指示を出した。 2ボールからの 3球目にバスターエンドランを仕掛けたがファウル。今度はバントに戻したがファウル。泣きっ面に蜂かと思われたラストチャンスに執念で投前に転がすと、これがへーゲンズの 1塁悪送球を誘った。 1、 3塁と好機は広がり、高山の貴重な一打につながった。

 「いっぱいいっぱいでしたが、決められてよかった」と北條。スタメン落ちを問われると「きょうの仕事はバントだったので集中して。ファウルしてしまったんですが、決められてよかったです」と汗をぬぐった。

 ナインを出迎える金本知憲監督。秘蔵っ子の北條を今季初めてスタメンから外した=阪神甲子園球場

 打率 0.171、 2本塁打、 3打点。開幕から13打席連続無安打スタートを、 9日の巨人戦(甲子園)での 1試合 2発で脱したかと思われたが、その後も精彩を欠いた。

 金本監督は前日13日のDeNA戦(横浜)で、 9回に北條に代えてドラフト 5位・糸原健斗内野手を起用。これが成功し、左前打で勝ち越しの口火となった。獅子の子を谷へ落とす覚悟で、この日は最初から入れ替え、ルーキーにプロ初スタメンのチャンスを与えた。

 「北條も(バントを)もっとリラックスしてやってほしいんですが、プレッシャーのあるところなんで。経験だと思う」

 高山に対しても、 9日の巨人戦で勝負所で代打・中谷を送っていた。食うか食われるかがプロの世界。結果がすべて。危機感が若虎の体を動かし成長への道となる。指揮官の鋭いタクトが、チームを強くしていく。

 

 ランディ・メッセンジャー投手が。「10連勝」中の広島相手に 7回 6安打 1失点と好投した。

  3回に 3点の援護をもらい、 4回に新井の適時打で 1点を失ったが、 7回までほぼ完璧な投球を披露。波に乗る広島打線の前に立ちふさがった。

  6回表広島、丸佳浩外野手を併殺に仕留め喜ぶランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 ランディ・メッセンジャー投手が、「10連勝」中の広島相手に 7回 6安打 1失点と好投、今季 2勝目を挙げた。

  3回に 3点の援護をもらい、 4回に新井の適時打で 1点を失ったが、 7回までほぼ完璧な投球を披露。波に乗る広島打線の前に立ちふさがった。

 メッセンジャーはお立ち台で「うまくゾーンも広く使えましたし、いろんな球種も交ぜることもできましたし、野手の方もしっかり守ってくださったのでいいピッチングができたと思います」と笑顔。

  7回表広島二死、松山を打ち取りガッツポーズのランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 続けて「いつもブルペンの投手陣が頑張ってくれているので、休んでもらうことができてうれしいですし、いつも投げるときはできるだけ長く投げたいと思っているので、それができてよかったです」と語った。

 これで 3月31日の開幕戦に続き、対広島戦で「2連勝」。今季のセ・リーグで唯一、広島に勝利した投手になっている。

 苦手だったカープに今季 2戦 2勝のランディ・メッセンジャー投手。気迫にあふれた=阪神甲子園球場

 絶好調カープの前に立ちはだかった。開幕戦で広島に勝ったのも、そこから「10連勝」した広島に勝ったのもメッセンジャー。セ界で前年王者に勝ったのは、メッセンジャーしかいない。

 「(11日の雨天中止の影響で)横浜の登板がなくなって、(次の登板が)広島になった瞬間から、連勝中というのも気付いていたし、連勝中であれば『じゃあもう俺が止めてやるぜ』的な気持ちでいった」

 不敵に笑った。エースの自信が、みなぎっていた。

 前回 6日のヤクルト戦も開幕戦も 6回途中で降板。だからゲンを担いだ。「きょうはスパイクも、ソックスも、パンツもすべて新品にして、気分も、自分の流れも変えて試合に臨んだんだ」。

 相変わらず制球はままならない。微妙な判定にイライラする光景もあった。が、ことしのメッセンジャーはひと味違う。決して自暴自棄にはならない。そんな助っ人をバックも支える。 1回は 2盗を狙った菊池を梅野が好送球で刺してくれた。 2併殺の内野陣も…。

 ヒーローインタビューのランディ・メッセンジャー投手(左)と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 「野球は 1人で勝てない。みんな力で勝てた。だからうれしい」

 勝利の瞬間、ベンチで誰よりも大声を出し、はしゃいだ。

 昨年の広島戦では悔しい思いばかりした。対戦 2試合で防御率 12.46がすべてを物語る。ことしも、開幕戦は勝つには勝ったが、 6回途中で降板( 4失点、自責 2)。そんな思いを吹き飛ばす 7回 1失点。もう、コイなんて怖くない。

 「きょうは躍動感があるようにみえましたしね。本当によく投げてくれました。安心してみられました」

 金本監督も絶賛だ。この 1勝で通算75勝目。並んでいたミンチーを抜いて、歴代助っ人投手の単独 5位に浮上した。もちろん、こんな数字で満足などしない。

 カープを追いかける虎。ことしは、コイに強いエースがいる。

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーが通算75勝目。並んでいたミンチーを抜いて、歴代外国人投手単独 5位に浮上した。

 

 青柳晃洋投手(2017年 4月 8日撮影)=阪神甲子園球場

 15日に先発する青柳晃洋投手が好調コイ打線に立ちはだかる。

 新人だった昨年は広島戦の登板がなかったため、初めて相対することになる。打線の印象を聞かれ「強いっすよねぇ」と、おどけた。

 その後、口調を強めて「 1つずつアウトを取れれば無失点でいける。広島だからとかないけど、練習したことを出したい」と意気込んだ。

 前回登板した 8日の巨人戦は、 2回 2/3を 1安打無失点も、 3回途中で降雨ノーゲーム。今度こそ青柳にとっての「開幕戦」となる。

 

 (藤浪)晋太郎クンに続いてランディ(・メッセンジャー投手)が実力発揮!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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福留がファインプレー!右翼線打球を横っ跳び捕球!糸原がプロ初適時打!青柳が3回6失点降板…

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広島は初回に打者一巡の攻撃で 4得点。さらに 3回にも相手ミスから 2点を奪った。阪神は先発青柳が 3回 6失点と大誤算。広島は打線が 2桁安打、先発岡田が 1失点完投と投打がかみ合い圧勝。阪神は好調の打線が沈黙。連勝が「4」でストップした。広島は先発岡田が 2勝目。阪神青柳は今季初黒星。

福留孝介外野手(39)がダイビングキャッチで場内を沸かせた。 3回二死 1、 3塁で広島菊池の右翼線付近への飛球が上がった。これを横っ跳びで捕球。捕球後は腹部を痛そうにしたが、自力でベンチに戻り、次の回も守備に就いた。福留孝介外野手が、広島戦の 3回二死 1、 3塁の場面で、菊池の右翼線付近への飛球にためらうことなくダイビングした。 6点ビハインドの劣勢の中、主将が気迫のプレーでチームを鼓舞。連勝は「4」で止まった。救いようのない大敗。沈み込んでいた土曜日の甲子園を、この日一番沸かせたプレーは 3回に飛び出した。菊池の右翼線際への飛球。やや右中間よりに守っていた福留が間に合うとは誰も思わなかった。が、胸に「C」マークを付ける背番号「8」は諦めない。激走、そして絶妙のタイミングでダイビングキャッチだ。魂のスーパープレーでナインに喝!!俺を見ろ!!そんな声が聞こえてきそうな超美技だった。ただし、キャッチした直後はすぐあおむけになり、動けない。トレーナーも駆け寄る。まともに地面に落下したのだから当然だ。 5回の打席ではチーム初安打となる中前打を放つ。守備で、バットで、元気のない虎を叱咤し続ける姿こそ、金本阪神の象徴だ。安打の直後に代走・中谷が送られた。指揮官は「休養?」の問いにうなずいた。満身創痍のベテランは週 1回の“休養日”を設けながら長いシーズンを乗り切ろうとしている。ダイブの影響がなければ、おそらく16日も戦いの舞台に立つはずだ。キャプテンの喝がナインの魂を呼び覚ますことを願った。いきなり独走気配を漂わすカープを止めるのは、元気な猛虎の使命だ。

糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)がプロ初打点を記録する適時 2塁打を放った。 5回二死 1塁。広島岡田の初球、 149キロ直球を振り抜いた。打球は中堅の右横を抜き、フェンスまで到達。 1塁走者の原口が一気に本塁まで生還した。ドラフト 5位・糸原健斗内野手が 2戦連続「7番・遊撃」で出場し、 5回にプロ初打点となる適時 2塁打。首位広島相手に 1- 7の大敗の中で、完封を阻止する一打を放ってみせた。先発した青柳晃洋投手(23)は 3回 6失点と独り相撲。チームの連勝は「4」で止まった。大差をつけられる中、若虎が数少ない反撃機にきっちりと快音を響かせた。プロ 8試合15打席目で初タイムリー。D 5位・糸原がまたひとつ節目の一打を刻んだ。敗戦後とあって笑顔はなかったが、冷静な判断力に胸を張った。 0- 7の 5回二死 1塁から岡田の初球 149キロを振り抜くと打球は低い弾道で 2塁手の頭上を越え、右中間を深々と破った。打球の行方を横目に歯を食いしばって 2塁へ全力疾走も、淡々とした表情が頼もしい。ベンチの金本監督も大きくうなずき、手をたたいて喜んだ。虎将は大敗のなかで、キラリと光る一撃に目を細めた。16日の第 3戦は右腕の九里が先発で、 3戦連続のスタメンが有力。好機を逃さず、遊撃のポジションを一気にものにしてみせる。

梅野隆太郎捕手(25)は 2年目の青柳をサポートできず、悔やんだ。 1回無死 1塁の場面で、菊池の捕前犠打を素早く捕球し、 2塁に送球するも、結果はセーフ(野選)。ピンチを拡大し、失点につながった。正捕手を完全にモノにするには、数々の試練を乗り越えるしかない。

青柳晃洋投手が 3回 6失点で降板した。初回いきなり無死満塁のピンチを招き、広島鈴木の投前の小飛球を取り損ねる失策で先制を許した。 3回にも自らの 1塁悪送球で追加点を与え、悔しがった。先発した 8日巨人戦が雨天のためノーゲームになり、この日が今季初先発。金本知憲監督(49)が試合をぶち壊した右腕青柳に怒り心頭だった。初回に自らの失策や押し出し死球などで 2安打で 4点を失った。 3回にも 1塁への悪送球がタイムリーエラーになり、傷口を広げた。 3回 6失点で今季初黒星。指揮官は静かな口調に怒りが潜んだ。青柳は真っすぐ前を見つめ、ゆっくりとクラブハウスへと続く階段を上がった。頭の整理がまだ、追いついていない。自滅。「4連勝」と勢いづくチームの流れを止めてしまった。 3回にも二死 1、 2塁から、岡田の投ゴロを 1塁へ大暴投。慌てて右翼手・福留がカバーに向かうも、 1失点。田中にも中前適時打を浴び、プロ入り後最短KOとなる 3回 5安打 4四死球 6失点(自責 3)。自ら 2失策しては、どうしようもない。今季、掲げる目標は 2桁勝利。そのためには、この壁をぶち破らなければいけない。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 7広島>◇15日◇阪神甲子園球場

 広島は初回に打者一巡の攻撃で 4得点。さらに 3回にも相手ミスから 2点を奪った。阪神は先発青柳が 3回 6失点と大誤算。  大量リードの広島は 4回にエルドレッドのタイムリーで 1点を追加。対する阪神も、 5回に糸原の適時 2塁打で反撃を開始。  広島は打線が 2桁安打、先発岡田が 1失点完投と投打がかみ合い圧勝。阪神は好調の打線が沈黙。連勝が「4」でストップした。  広島は先発岡田が 2勝目。阪神青柳は今季初黒星。

  1回、広島・鈴木誠也外野手の打球を後逸した青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 

 福留孝介外野手がダイビングキャッチで場内を沸かせた。 3回二死 1、 3塁で広島菊池の右翼線付近への飛球が上がった。これを横っ跳びで捕球。

 捕球後は腹部を痛そうにしたが、自力でベンチに戻り、次の回も守備に就いた。

  3回表阪神二死 1、 3塁、菊池涼介内野手の打球を好捕した右翼手の福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 魂のダイブや! 福留孝介外野手が、広島戦の 3回二死 1、 3塁の場面で、菊池の右翼線付近への飛球にためらうことなくダイビングした。 6点ビハインドの劣勢の中、主将が気迫のプレーでチームを鼓舞。連勝は「4」で止まったが、これぞ金本猛虎の象徴。16日の第 3戦で首位カープ相手に勝ち越しや!

 おまえら、こんな情けない試合をして、何とも思わないのか! 恥ずかしくないのか! 福留が飛んだ。捕った。魂のスーパープレーでナインに喝!! これぞキャプテンだ。

 「そのままズルズルいくわけにはいかない。 1つでも、やれることをやろうと思ってたから」

  3回、菊池涼介内野手の右翼線への飛球に、福留孝介外野手がためらいなくダイビング。これぞ主将の無言の喝だ=阪神甲子園球場

 救いようのない大敗。沈み込んでいた土曜日の甲子園を、この日一番沸かせたプレーは 3回に飛び出した。菊池の右翼線際への飛球。やや右中間よりに守っていた福留が間に合うとは誰も思わなかった。が、胸に「C」マークを付ける背番号「8」は諦めない。激走、そして絶妙のタイミングでダイビングキャッチだ。

 直前のあまりに寂しいプレーがキャプテンの魂に火を付けた。二死 1、 2塁から投ゴロを処理した青柳が何とビックリ、 1塁悪送球。さらにタイムリーを浴びて 6点差に。試合はぶっ壊れた。外野から見つめていた福留の怒りが沸点に。

  4回まで完全の岡田明丈投手(手前)から、チーム初安打を放ったのも福留孝介外野手だった=阪神甲子園球場

 俺を見ろ!!

 そんな声が聞こえてきそうな超美技だった。

 ただし、キャッチした直後はすぐあおむけになり、動けない。トレーナーも駆け寄る。まともに地面に落下したのだから当然だ。

 「痛かった」

 試合後の第一声も“そっち”だった。でもすぐに「大丈夫」と笑った。

  5回の打席ではチーム初安打となる中前打を放つ。それまで先発・岡田の前にパーフェクトに抑えられていた。守備で、バットで、元気のない虎を叱咤し続ける姿こそ、金本阪神の象徴だ。

  5回、安打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 安打の直後に代走・中谷が送られた。指揮官は「休養?」の問いにうなずいた。満身創痍のベテランは週 1回の“休養日”を設けながら長いシーズンを乗り切ろうとしている。ダイブの影響がなければ、おそらく16日も戦いの舞台に立つはずだ。

 そんな闘将を誰よりも頼りにする金本監督。今季ワーストの 4安打で、チームの連勝が「4」で止まったのは仕方がない。でも、負け方ってものがある。

 「あしたやね。あしたどうするか。前回やられた投手(九里)やし。きょう、こんな試合をして。あした、(選手が)どういう姿、成長を見せてくれるのか」

 キャプテンの喝がナインの魂を呼び覚ますことを願った。いきなり独走気配を漂わすカープを止めるのは、元気な猛虎の使命だ。

★広島・九里亜蓮投手に前回やられたVTR

  2日のマツダで、先発した九里の前に 1回二死 1、 2塁とチャンスを作ったが、原口が最後はボール球のシュートに空振り三振。 3回二死から糸井が初球ツーシームを右中間への弾丸ソロ。 5回には上本の 2塁打などで一死満塁のチャンスを作るが、原口は 3ゴロ併殺。 6回無死 1塁で北條も 3ゴロ併殺に仕留められた。九里に 8三振を喫し、 6回 6安打で 1得点のみ。 1- 9の大敗だった。

 

  5回裏二死 1塁、右中間適時 2塁打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 糸原健斗内野手がプロ初打点を記録する適時 2塁打を放った。

  5回二死 1塁。広島岡田の初球、 149キロ直球を振り抜いた。打球は中堅の右横を抜き、フェンスまで到達。 1塁走者の原口が一気に本塁まで生還した。「 1打席目に 3球三振に終わったので、 2打席目はしっかりつなげられるようにしようと思った」と淡々と振り返った。

 前日から 2試合連続で遊撃でスタメン起用され、金本監督の期待に応える一打となった。

  5回、右中間へ適時 2塁打を放った糸原健斗内野手。真っすぐにも振り負けず、完封負けを阻止した=阪神甲子園球場

 ドラフト 5位・糸原健斗内野手が 2戦連続「7番・遊撃」で出場し、 5回にプロ初打点となる適時 2塁打。首位広島相手に 1- 7の大敗の中で、完封を阻止する一打を放ってみせた。先発した青柳晃洋投手は 3回 6失点と独り相撲。チームの連勝は「4」で止まった。

 冷たい風に身を縮めていた虎党が一気にわいた。やられっぱなしでは終われない。大差をつけられる中、若虎が数少ない反撃機にきっちりと快音を響かせた。プロ 8試合15打席目で初タイムリー。D 5位・糸原がまたひとつ節目の一打を刻んだ。

 「 1打席目は簡単に三振してしまったので、次(第 2打席)は次につなげるように、しっかりとタイミングを合わせられました」

  5回、適時 2塁打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 敗戦後とあって笑顔はなかったが、冷静な判断力に胸を張った。 0- 7の 5回二死 1塁から岡田の初球 149キロを振り抜くと打球は低い弾道で 2塁手の頭上を越え、右中間を深々と破った。打球の行方を横目に歯を食いしばって 2塁へ全力疾走も、淡々とした表情が頼もしい。ベンチの金本監督も大きくうなずき、手をたたいて喜んだ。

 前日にプロ初スタメン。岡田に対して前回 3打数無安打だったものの、昨季は 6打数 4安打(打率 0.667)と相性抜群の北條を押しのけて、遊撃で 2試合連続となる先発を勝ち取った。数字ではなく、現在の状態を考慮したベンチの采配に、結果で応えた。

 そんな新人を虎将は「強いね。真っすぐに振り負けないね。きのうも加藤の速球をいい当たりしたし。今、チームに一番求めている打撃かもわからんね」。大敗のなかで、キラリと光る一撃に目を細めた。

  7回、安打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 11日からの横浜遠征中、試合前練習では、室内練習場で振り込んでから、屋外でのフリー打撃などを行ってきた。初めて対戦する投手をイメージしながら、強振を重ねて試合に臨む。キャンプからの練習ですっかり固くなった手のひらマメが、打席では自信にもなる。その成果は確実に出つつある。

 「結果にこだわりつつ、打撃は監督や片岡打撃コーチに教えていただいていることを試合で出していきたい」

 16日の第 3戦は右腕の九里が先発で、 3戦連続のスタメンが有力。好機を逃さず、遊撃のポジションを一気にものにしてみせる。

 

 梅野は 2年目の青柳をサポートできず、悔やんだ。 1回無死 1塁の場面で、菊池の捕前犠打を素早く捕球し、 2塁に送球するも、結果はセーフ(野選)。ピンチを拡大し、失点につながった。「積極的にはいけたけど、投手を苦しめてしまった。積極的にいったけどミスというか、なんとかできたらと思ったんですけど…」。正捕手を完全にモノにするには、数々の試練を乗り越えるしかない。

 

  1回表広島一死満塁、青柳晃洋投手は天谷宗一郎外野手に中前 2点適時打を浴びた=阪神甲子園球場

 青柳晃洋投手が 3回 6失点で降板した。

 初回いきなり無死満塁のピンチを招き、広島鈴木の投前の小飛球を取り損ねる失策で先制を許した。 3回にも自らの 1塁悪送球で追加点を与え、「失点となったプレーが自分のエラーだったりデッドボールだったりと自分のミスだったので、守っていただいていた野手の方々に申し訳ない気持ちです」と悔しがった。

 先発した 8日巨人戦が雨天のためノーゲームになり、この日が今季初先発。前日は「 1番から 4番までが要注意だと思う。自分のピッチングをしたい」と意気込んでいた。

  3回裏、青柳晃洋投手の交代を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督が試合をぶち壊した右腕青柳に怒り心頭だった。

 初回に自らの失策や押し出し死球などで 2安打で 4点を失った。 3回にも 1塁への悪送球がタイムリーエラーになり、傷口を広げた。 3回 6失点で今季初黒星。

 指揮官は「 6点、全部あげた点だ。青柳 1人が…。言いようがないよ。良くなっている所があるのに、悪送球とかゴロが取れないとか、もったいなさ過ぎる」と静かな口調に怒りが潜んだ。

  1回無死満塁、鈴木誠也外野手のボテボテの当たりが青柳晃洋投手のグラブの下を…。痛恨の適時失策となった=阪神甲子園球場

 青柳は真っすぐ前を見つめ、ゆっくりとクラブハウスへと続く階段を上がった。頭の整理がまだ、追いついていない。試合後、報道陣の質問に「どうなんですかね…」と繰り返した。自滅。「4連勝」と勢いづくチームの流れを止めてしまった。

 「自分のミスから、点につながってしまいました…」

 絞り出した言葉は、自分のエラーを悔やむ内容だった。 1回だった。安打、犠打野選、四球で無死満塁とピンチで迎えた 4番・鈴木の打席。ボテボテのゴロを青柳は捕り損ね、打球はグラブの下をすり抜けた。まさかの適時失策で先制点を奪われると、一死後、エルドレッドに押し出し死球。天谷には中前に 2点打を打たれ、 4点を失った。

  1回、青柳晃洋投手はブラッド・エルドレッド内野手の内角を攻めたが、押し出し死球に…=阪神甲子園球場

  3回にも二死 1、 2塁から、岡田の投ゴロを 1塁へ大暴投。慌てて右翼手・福留がカバーに向かうも、 1失点。田中にも中前適時打を浴び、プロ入り後最短KOとなる 3回 5安打 4四死球 6失点自責 3)。自ら 2失策しては、どうしようもない。

 降雨ノーゲームとなった前回登板の 8日の巨人戦(甲子園)では、 2回 2/3を無失点と好投。それだけに期待値も高かったが、まさかの大乱調。金本監督も「言いようがない。せっかく去年から比べてけん制ができるようになって、クイックができるようになって、良くなっているところがあるのに悪送球とかゴロが捕れないとか、もったいなさ過ぎるよね」と肩を落とし、「青柳本人が次の登板に向けて、どう生かすか。これだけ恥ずかしい思いをして、ファンに申し訳ない思いをさせて」と奮起を求めた。

 今季、掲げる目標は 2桁勝利。そのためには、この壁をぶち破らなければいけない。

  3回には岡田明丈投手の打球を 1塁へ悪送球した青柳晃洋投手。まさに独り相撲だった=阪神甲子園球場

 

 やはり鯉は強かった…。しかし今日は挽回だ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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