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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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原口8回決勝打!広島九里今季初黒星!原口千金V打!九里から左前タイムリー!伊藤隼太が昇格即結果打

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広島は 1回、一死満塁から鈴木の左犠飛で 1点を先制。阪神も 3回、無死満塁から糸井の 1ゴロの間に同点に追い付く。阪神先発能見は 3回まで 6安打 2四球と苦しんだが 5回を投げ 1失点。広島九里も 6回まで 2安打 4四球 1失点に抑える。阪神は救援陣が踏ん張った。 8回のマテオ、 9回のドリスも速球を軸にリーグトップの打率を誇る広島打線に安打を許さなかった。阪神は 8回二死 1、 2塁、原口の左前適時打で決勝点を挙げた。マテオが 2勝目、守護神ドリスは 6セーブ目、九里は今季初黒星。 8回無死。糸原の中前に抜けそうなゴロを 3塁・菊池が好捕して 1塁送球。ヘッドスライディングを試みた糸原。微妙なタイミングも、塁審は「アウトッ!」-。今季最多 4万6317人が詰めかけた甲子園。虎党の「エーッ」が金本知憲監督(49)を後押しした。ゆっくりと 1塁の芦原英智審判(33)に歩を進める。超不満顔で。 1塁コーチボックスの中村豊外野守備走塁コーチ(43)が“最悪”を想定し、思わず間に入るほど怒っていた。判定が覆らないのは百も承知。でも、俺が行かなければ誰が行く。将の姿に、ナインが即、応えた。直後に勝ち越しのドラマを呼ぶ。先発・能見が立ち直りかけても、 5回を終えると75球でスパッと交代。もっとも信頼を寄せる中継ぎの桑原には、 2イニングを託し、ノーヒットリレーを完成させた。打線も初めて大きく変えた。D 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)を 1番に初抜てきし、 1~ 4番まで左を並べる“九里対策打線”。そして、決勝点の 8回は二死 1塁、打者・福留の場面で高山に 2盗のサイン。ズバッと的中だ。ひと味違う金本さい配が、セ界を揺るがせようとしている。

糸井嘉男外野手(35)は 3回無死満塁で 1ゴロの間に同点の打点を挙げたが、 5回二死 3塁で凡退するなど、 4打数無安打。開幕から全試合出塁を続けていたが、「12」でストップした。この日も全体のアップは参加せず“時差出勤”でグラウンドに姿を見せるなど、糸井流調整を行ったが、結果に結びつかず。浮上には欠かせない存在だけに、復調が待たれる。

今季初昇格した伊藤隼太外野手(27)が、いきなり見せた。 5回に先発能見篤史投手(37)の代打で登場すると、広島九里から右前打。この日、藤浪晋太郎投手(23)がインフルエンザのため出場登録を抹消。入れ替わりで昇格したチャンスを生かした。

原口文仁捕手(25)が 8回に勝ち越しタイムリーを放ち、結局これが決勝打となった。二死 1、 2塁で広島先発九里から左前打。 2塁走者高山が一気に本塁に生還した。ここまで打線が苦しめられてきた九里を打ち崩し、ついにリードを奪った。 1- 1の同点で迎えた 8回、二死 1、 2塁。原口は広島先発の九里が投じた 138球目を振り抜き、 3遊間を破る決勝打。阪神は、首位・広島相手にこのカード勝ち越しを決めた。この試合、 3回に二死 2、 3塁のチャンスで左飛に倒れていた悔しさがあった原口。お立ち台で振り返りつつ、大声援を浴びると笑顔。定番となったコメントで甲子園球場を沸かせた。

先発の能見篤史投手(37)が 5回 6安打 1失点で降板した。初回に広島先頭田中、続く菊池に連打を浴びるなど、1死満塁のピンチを背負うが、なんとか 1失点で切り抜けた。 2、 3回に走者を得点圏に背負うも、なんとか無失点。 5回を 1失点。 1回に一死満塁から鈴木に左犠飛を浴び、先制点を奪われたが、その後は粘った。 4回と 5回は 3者凡退に抑え、試合をつくった。次回登板ではなんとか、今季初白星をつかみたいところだ。

1- 1の 6回から登板した桑原が、 2回を投げて打者 6人をピシャリ。 150キロを超える直球で 3三振を奪い、チームに流れを呼び込んだ。昨季 1軍登板はなかったが、今季は13試合ではや 8試合目の登板。結果を残し続ける31歳右腕を、金本監督はねぎらった。

セットアッパーのマルコス・マテオ投手(32)が、 1- 1の 8回に登板。四球から二死 2塁のピンチを背負ったが、鈴木を 150キロで 1ゴロに仕留めた。直後に原口が勝ち越し打を放って、今季 2勝目。 8試合で防御率は1.00だ。ひげをたくわえた顔からは自信がみなぎっていた。

藤浪晋太郎投手が16日、試合前練習を欠席。西宮市内の病院でインフルエンザA型と診断された。16日、午後 1時に出場選手登録を抹消された。前回13日DeNA戦(横浜)では 8回一失点と好投。次回は20日中日戦で登板する見込みだった。次回登板は白紙に。代わりに、伊藤隼太外野手が登録された。13日のDeNA戦(横浜)で 8回 1失点で今季初勝利を挙げていた。今季成績は 2試合に登板し 1勝 1敗、防御率2.08。18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)は岩貞、秋山、藤浪、21日からの巨人 3連戦(東京ドーム)はメッセンジャー、青柳、能見の先発が予想されていた。ただメッセはやはり巨人にぶつけたいし、能見には基本的に中 5日はさせない。G 3連戦の 3人は動かしにくいだけに、20日のD戦にそのまま代役を抜てきする可能性が高い。有力視されるのは、D 6位・福永春吾投手(22=四国IL徳島)だ。 2軍で 4試合に登板し、防御率1.71と安定している上に中 5日で登板できる。また実績のある榎田、岩田らも候補に、 1軍中継ぎ陣との“天秤”になるが…。いきなり虎投の底力が試される非常事態となったことは、確かだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 1広島>◇16日◇阪神甲子園球場

 広島は 1回、一死満塁から鈴木の左犠飛で 1点を先制。阪神も 3回、無死満塁から糸井の 1ゴロの間に同点に追い付く。

 阪神先発能見は 3回まで 6安打 2四球と苦しんだが 5回を投げ 1失点。広島九里も 6回まで 2安打 4四球 1失点に抑える。

  8回裏阪神二死 1、 2塁、原口文仁捕手は勝ち越し左前打適時打を放ち笑顔でベンチへ向かってガッツポーズする=阪神甲子園球場

 阪神は 8回二死 1、 2塁、原口の左前適時打で決勝点を挙げた。最後は守護神ドリスが締め、首位広島との 3連戦に勝ち越した。

 マテオが 2勝目、守護神ドリスは 6セーブ目、九里は今季初黒星。

  2番手で登板した桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 阪神は救援陣が踏ん張った。同点の 6回から登板した 2番手の桑原は「しっかり制球できていた」 と、切れのあるスライダーが光り、 2回を完璧に抑えた。 8回のマテオ、 9回のドリスも速球を軸 にリーグトップの打率を誇る広島打線に安打を許さなかった。香田投手コーチは「流れを相手に渡さ なかった」と手放しでほめた。

  8回、先頭の糸原健斗内野手は 2ゴロで 1塁にヘッドスライディング! ベンチはみんな「セーフ」のポーズも…=阪神甲子園球場

 セーフやろ! 今季最多 4万6317人が詰めかけた甲子園。虎党の「エーッ」が金本監督を後押しした。ゆっくりと 1塁の芦原英智審判に歩を進める。超不満顔で。 1塁コーチボックスの中村外野守備走塁コーチが“最悪”を想定し、思わず間に入るほど怒っていた。

  8回無死。糸原の中前に抜けそうなゴロを 3塁・菊池が好捕して 1塁送球。ヘッドスライディングを試みた糸原。微妙なタイミングも、塁審は「アウトッ!」-。

 「セーフだよ。セーフに見えたし」

 判定が覆らないのは百も承知。でも、俺が行かなければ誰が行く。将の姿に、ナインが即、応えた。直後に勝ち越しのドラマを呼ぶ。

 アウトの判定に金本知憲監督(右)がベンチを飛び出し、鬼の形相で猛抗議した=阪神甲子園球場

 「きょうの試合は僕の中ではすごくポイントだと思っていたので、良かったですね」

 勝利監督インタビューでそう切り出し、その後も繰り返した。

 「きょう負けるようでは広島に『去年と同じかな』と思われてしまう。前回(開幕カード)も負け越したし。去年の優勝チームにまた負け越すとね。オーバーだけど、きょうの試合でチームがどうなるんだろうか、と思ってました」

 絶対に負けられないポイントの試合と位置づけていた指揮官の中では、もう「 143分の 1」ではなかった。だからこそ執念のさい配になる。

 先発・能見が立ち直りかけても、 5回を終えると75球でスパッと交代。もっとも信頼を寄せる中継ぎの桑原には、 2イニングを託し、ノーヒットリレーを完成させた。

 快晴の日曜日。しかも首位広島戦とあって、今季最多の 4万6317人が詰めかけた阪神甲子園球場

 打線も初めて大きく変えた。D 5位・糸原健斗内野手を 1番に初抜てきし、 1~ 4番まで左を並べる“九里対策打線”。そして、決勝点の 8回は二死 1塁、打者・福留の場面で高山に 2盗のサイン。ズバッと的中だ。

 広島戦勝ち越しは 8カードぶり。甲子園では何と2014年以来。明確な数字は覚えていなくても、これ以上は負けられないという危機感だけはあったのだ。勝負に出るしかない。そして大一番で白星をもぎ取った。絶好調の広島と 6試合を終えて五分と五分。戦える自信も得た。貯金「3」を持って 1週間のロードへ。

 「乗っていきたいですね」

 ひと味違う金本さい配が、セ界を揺るがせようとしている。

◇データBOX◇

◎…阪神が広島にカードで勝ち越すのは、昨年 4月22~24日のマツダスタジアム(○●○)以来、 8カードぶり。甲子園での勝ち越しは2014年 9月12~14日(○●○)以来、 3年ぶり。

◎…阪神は昨季、広島に 7勝18敗。2015年も 8勝15敗 2分けと、 2年連続で大きく負け越している。

 

  3回、内野ゴロに倒れた糸井嘉男外野手。その間に 3走生還=阪神甲子園球場

 糸井は 3回無死満塁で 1ゴロの間に同点の打点を挙げたが、 5回二死 3塁で凡退するなど、 4打数無安打。開幕から全試合出塁を続けていたが、「12」でストップした。広島 3連戦も12打数 1安打。この日も全体のアップは参加せず“時差出勤”でグラウンドに姿を見せるなど、糸井流調整を行ったが、結果に結びつかず。浮上には欠かせない存在だけに、復調が待たれる。

 

  5回裏阪神無死、代打伊藤隼太外野手は右前打をった=阪神甲子園球場

 今季初昇格した伊藤隼太外野手が、いきなり見せた。 5回に先発能見篤史投手(37)の代打で登場すると、広島九里から右前打。

 この日、藤浪晋太郎投手がインフルエンザのため出場登録を抹消。入れ替わりで昇格したチャンスを生かした。伊藤隼は「(昇格は)突然でしたけど、準備はしているつもりでしたし、能見さんが 3人でピシッと抑えて(代打を)回してくださったのを意気に感じていました」と納得の表情だった。

 

 原口文仁捕手が 8回に勝ち越しタイムリーを放ち、結局これが決勝打となった。

 二死 1、 2塁で広島先発九里から左前打。 2塁走者高山が一気に本塁に生還した。ここまで打線が苦しめられてきた九里を打ち崩し、ついにリードを奪った。

  8回裏阪神二死 1、 2塁、原口文仁捕手は左前に勝ち越し適時打を放った=阪神甲子園球場

 原口文仁捕手のバットが試合を決めた。 1- 1の同点で迎えた 8回、二死 1、 2塁。原口は広島先発の九里が投じた 138球目を振り抜き、 3遊間を破る決勝打。阪神は、首位・広島相手にこのカード勝ち越しを決めた。

 試合は 1回、広島が鈴木の犠飛で先制。 3回に阪神は糸井の 1ゴロの間に 3走が生還し、同点に追いついた。 8回は安打と四球で二死 1、 2塁とし、原口が勝負強さを見せつけた。投手陣は先発の能見、 2番手・桑原、マテオ、ドリスとつないで、広島に追加点を許さなかった。

 ヒーローインタビューでガッツポーズする原口文仁捕手とキー太=阪神甲子園球場

 この試合、 3回に二死 2、 3塁のチャンスで左飛に倒れていた悔しさがあった原口。お立ち台では「ランナー置いた場面で回ってくることが多かったが、打てなくて悔しかった」と振り返りつつ、大声援を浴びると笑顔。「本当にすごく応援が熱いので嬉しく思っています。この応援にこたえたいと“必死のパッチ”で打ちました!」と定番となったコメントで甲子園球場を沸かせた。

 割れんばかりの大歓声! 決勝打を放った原口文仁捕手は、このガッツポーズだ=阪神甲子園球場

 燃えた、決めた! 阪神は 8回、福留の四球で勝負を挑まれた原口文仁捕手が千金の決勝打を放ち、首位広島に 2- 1で勝利した。昨季はやられまくった鯉に、 1年ぶりとなるカード勝ち越し。これで 2.5ゲーム差。今年の虎は、違う!!

 気持ちを乗せた打球は黒土の上をよく走った。しぶとく、原口らしく、 3遊間を抜いた。 2走・高山が 3塁を蹴る。 1塁上からベンチを振り向くと、心のままにバン、バン、バンッと手を叩いた。13打席ぶり安打が値千金の決勝打だ。沈黙を破った 5番の一振りで、虎がまた鯉を沈めた。

 「チーム全員とファンのみなさんのね、思いが僕の打席にこもっていると思って、いきました。もうすごい応援で…。この応援に応えたいという気持ちで“必死のパッチ”で打ちました!」]

  1- 1の 8回。二死 2塁で 4番・福留が敬遠気味に歩かされた。ここまで執ような内角攻めと食い込んでくるシュート、フォークに手を焼いてきた原口が、勝負の相手に指名された。

 打ち取られ続けていた九里亜蓮投手のシュートを、ついに原口文仁捕手が弾き返した=阪神甲子園球場

 「僕で勝負だなというのはもう感づいていたので。準備していました」

 前回 2日の対戦でも 3打数無安打 2三振。この日も 2打数無安打で 1三振を喫していた。原口自身、無安打は「12打席連続」まで伸び、今カードはノーヒットだった。心を決め、迎えたフルカウント。九里の 138球目、 141キロシュートをようやくつかまえた。

 今季最多タイの貯金「3」。金本監督も「ああいう場面で食らいついてヒットを打ってくれるのが、原口の一番いいところ。そこを信頼して『5番』で使っているので、よく打ってくれました」と目を細めた。試合前、藤浪のインフルエンザ発症という暗いニュースが飛び込んできた中で、チームを奮い立たせる劇勝だ。

 昨年は 7勝18敗とやられた相手。ここで 2勝 1敗とするか、 1勝 2敗とされるか。10連勝で乗り込んできた昨季王者を、 5カード目で初のカード負け越しに追いやり、今年の虎は違うことを見せつけた。広島に勝ち越すのは 8カードぶりで甲子園では実に 3年ぶりだ。

 ヒーローインタビューでキー太に抱きつかれる原口文仁捕手=阪神甲子園球場

 新婚夫婦での同居が始まった原口家。実は新たな楽しみができた。「猫が飼えない代わりに育てているんです…。グングン育ちます!」。豆苗を育て始めた。埼玉の実家でもコロンとフワという 2匹の猫を飼うほどの愛猫家だが、新居は猫が飼えない。13日に横浜スタジアムに現れた猫も「やっぱり僕には猫が寄ってくる…」と 1人特別な思いで見つめた。グッとこらえながら、そっと水をやる日々だ。

 「何とか本当に、チームのためにがんばりました! チーム一丸となって、一戦一戦、戦っていきますので、応援よろしくお願いします!!」

 今季 2度目のお立ち台で頼もしく誓った。他球団がカープに 1勝もできない中、虎だけが 3勝。 2.5ゲーム差の 2位で、18日から中日、巨人との敵地 6連戦へ。まだまだ伸びる原口が、虎をさらに上へと押し上げて、ホームに帰ってくる。

☆原口について阪神・片岡打撃コーチ

 「シュートだね。(九里に)この間はやられたけど、何とか決めてくれた」

★内角攻め攻略へ

 九里に攻められ続ける内角は、原口にとっての“弱点”でもある。昨季は一度だけ、ベース板から少し離れて立ったこともあった。「クロスで(投球に対して)入っていってしまう癖があるので。それもあって内角が打てないのかな、と…」。そこで今季は少しだけ、オープンスタンスに変えている。心優しい男だが、えぐられ、やられっ放しでジッとしてはいられない。必ず打ち返すつもりだ。最近 5戦は打率 0.211だが、試行錯誤でこの壁も越える。

 

 阪神先発の能見篤史投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の能見篤史投手が 5回 6安打 1失点で降板した。

 初回に広島先頭田中、続く菊池に連打を浴びるなど、1死満塁のピンチを背負うが、なんとか 1失点で切り抜けた。

  2、 3回に走者を得点圏に背負うも、なんとか無失点。 4回と 5回は 3者凡退に抑え、試合をつくった。

 能見篤史投手=阪神甲子園球場

 先発の能見は 5回を 1失点。 1回に一死満塁から鈴木に左犠飛を浴び、先制点を奪われたが、その後は粘った。「走者を出しても低めを意識して丁寧に投げることで、最少失点で抑えることができた」。香田投手コーチは「我々のなかで広島相手に 5回 1失点は十分」と評価。次回登板ではなんとか、今季初白星をつかみたいところだ。

 

 桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

  1- 1の 6回から登板した桑原が、 2回を投げて打者 6人をピシャリ。 150キロを超える直球で 3三振を奪い、チームに流れを呼び込んだ。「スピードよりもコントロールです。(イニングを)またいだときにどうかなと思ったが( 7回も) 3人で抑えられてよかった」。昨季 1軍登板はなかったが、今季は13試合ではや 8試合目の登板。結果を残し続ける31歳右腕を、金本監督は「完ぺきなリリーフでした」とねぎらった。

 

  3番手で登板したマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場

 セットアッパーのマテオが、 1- 1の 8回に登板。四球から二死 2塁のピンチを背負ったが、鈴木を 150キロで 1ゴロに仕留めた。直後に原口が勝ち越し打を放って、今季 2勝目。 8試合で防御率は1.00だ。「同点でも、勝っていても、同じ気持ちで打者に集中した。何とか粘れてよかった」。ひげをたくわえた顔からは自信がみなぎっていた。

 

 藤浪晋太郎投手が16日、試合前練習を欠席。西宮市内の病院でインフルエンザA型と診断された。

 今日16日、出場選手登録を抹消された。

 前回13日DeNA戦(横浜)では 8回一失点と好投。次回は20日中日戦で登板する見込みだった。

 登録抹消された藤浪晋太郎投手(2017年 4月 4日=京セラドーム大阪)

 藤浪晋太郎投手が16日、西宮市内の病院でインフルエンザA型と診断され、甲子園で行われた練習を欠席。午後 1時に出場選手登録を抹消された。次回登板は白紙に。代わりに、伊藤隼太外野手が登録された。

 「第4回ワールド・ベースボール・クラシック」に出場したことで調整への影響が心配され、初登板した 4日のヤクルト戦(京セラ)では 5回 5安打 9四死球と大乱調で畠山への死球をきっかけに乱闘に発展したが、13日のDeNA戦(横浜)で 8回 1失点で今季初勝利を挙げていた。

 今季成績は 2試合に登板し 1勝 1敗、防御率2.08。

 登録抹消された藤浪晋太郎投手(2017年 4月13日=横浜スタジアム)

 阪神は16日、藤浪晋太郎投手が西宮市内の病院でインフルエンザA型と診断され、出場選手登録を抹消したと発表した。前回13日のDeNA戦(横浜)では 8回 1失点で今季初勝利を挙げたばかり。思わぬアクシデントで、先発ローテーションの再編を迫られることになった。

 試合前に、衝撃が走った。投手陣がウオーミングアップする外野に藤浪がいない…。球団広報が球場内を慌ただしく駆け回り、報道陣も騒然となった。そして、練習終了後。藤浪が西宮市内の病院で診察を受け、インフルエンザA型と診断されたことが発表された。

 今季初登板だった 4日のヤクルト戦(京セラ)は、 5回 9四死球( 2失点)の大乱調。自身の与えた死球で大乱闘も引き起こした。ブルペンでのフォーム修正を経て、前回13日のDeNA戦は 8回 1四球で 1失点と大変身。今季初勝利をあげていた。先発陣の柱として、ここから右肩上がりの投球が期待されていただけに…痛すぎる。

 登録抹消された藤浪晋太郎投手(2017年 4月13日=横浜スタジアム)

 再編を迫られた先発ローテ。金本監督は「 1回、登板を飛ばす感じか?」と問われ、「そういう感じかな。あまり高熱ではないみたい」と説明したが、香田投手コーチは「あす(17日)、明後日の熱の下がり具合をみないと、(今後については)判断できない」と表情を曇らせた。

 「(代役は) 2軍から補充するか、リリーフのなかで誰かを先発させるのか。(松田)遼馬と岩崎も(先発の)経験がある。 2軍から中継ぎを補充するのも、先発を補充するのもひとつの手」

 18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)は岩貞、秋山、藤浪、21日からの巨人 3連戦(東京ドーム)はメッセンジャー、青柳、能見の先発が予想されていた。ただメッセはやはり巨人にぶつけたいし、能見には基本的に中 5日はさせない。G 3連戦の 3人は動かしにくいだけに、20日のD戦にそのまま代役を抜てきする可能性が高い。

 有力視されるのは、D 6位・福永春吾投手だ。 2軍で 4試合に登板し、防御率1.71と安定している上に中 5日で登板できる。また実績のある榎田、岩田らも候補に、 1軍中継ぎ陣との“天秤”になるが…。いきなり虎投の底力が試される非常事態となったことは、確かだ。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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糸井“好相性”竜戦へ!鳥谷勝ち“タイ”連続出場記録!岩貞、中10日で竜退治だ!青柳が休日返上!

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糸井嘉男外野手(35)が17日、18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)へ向けて名古屋入り。北海道日本ハム、オリックス時代の交流戦から通算で打率 0.389、 6本塁打、23打点と大好物にしてきた竜を食い、虎をもうひと加速させる。当の本人は「知らんがな!」と豪快に笑うが、かつて虎が鬼門としたことも知らないのも“吉兆”だ。超人が、先発左腕を 3枚並べてくる竜を撃つ。大好物が残っていた。セ・リーグ 5球団で唯一まだ対戦していなかった中日こそが、超人が超人的に得意としてきた相手だった。ここで糸井が再加速すれば、虎はもう、誰にも止められない。竜は左打者が多い阪神に対して、バルデス、ジョーダン、大野の左 3枚を並べてくる。異例のサウスポー攻勢も、糸井ほどの打者には関係ない。今季左投手には打率 0.429( 7打数 3安打)で、これまた「知らんがな!」だ。悪いデータが見つからない。もはや鬼門ではなくなったナゴヤドームから、糸井が虎を快進撃へ導く。

北條史也内野手(22)が17日、竜のサウスポー撃ちを誓った。不振と相手投手との兼ね合いで遊撃をD 5位・糸原健斗内野手(23=JX-ENEOS)に 3試合連続で明け渡しているが、18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)は相手先発が左腕が 3人続くため、スタメン復帰が濃厚。片岡篤史打撃コーチ(47)もハッパをかけた。正念場を早く脱して、一気に調子をあげたい。スタメンから遠ざかっている北條が左撃ちへ目をぎらつかせた。ぶち当たった壁は壊せばいい。竜との 3連戦を巻き返しへのきっかけにしてみせる。 9日の巨人戦(甲子園)での 1試合 2アーチはあったものの、今季は12試合で打率 0.167、 2本塁打、 3打点と数字は低迷。鳥谷から遊撃のポジションを勝ちとったが、見合う成績を残していないのが現状だ。 3試合連続でD 5位・糸原に定位置を譲っている。18日に予告先発されているバルデスは 6打数 2安打で 0.333。竜の左腕攻勢は北條にとって巻き返す絶好のチャンスなのだ。首位・広島とは「2.5ゲーム」差で、最下位に沈む中日相手に後れをとるわけにはいかない。その“起爆剤”が背番号「2」になれば…。金本阪神 1年目にブレークを果たした若虎が、シーズン最初の試練を乗り越えてみせる。

鳥谷敬内野手(35)が18日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発出場し、金本知憲監督(49)の歴代 2位の「1766試合連続出場」( 1位は衣笠祥雄氏(70)の「2215試合」)に並ぶ。背番号「1」は17日、偉大な先輩の大記録を前に普段通り、チームの勝利に貢献することだけに集中することを強調。白星で新たな節目到達を祝う。ついに、鉄人の域に足を踏み入れる。積み重ねてきた「1765」連続試合出場という数字。あと「1」で、歴代 2位の金本監督と肩を並べる。痛い、かゆいなど一切口にしない。ただ、グラウンドに立ち続けてきた鳥谷が、偉大な記録に並ぶ。昨季は打撃不振に陥り、 7月24日の広島戦(マツダ)では北條に遊撃の座を明け渡し、ベンチスタートに。連続フルイニング出場は 667試合で途切れたが、連続試合出場は継続してきた。背中を追いかけられていた指揮官もそのときを待ちわびている。勝って迎えたいか? そう問われると、キッパリと答えた。ただただ、チームの勝利のために-。名古屋入りした背番号「1」はポリシーを貫き、18日も何ごともなかったようにメモリアルのグラウンドに立つ。

岩貞祐太投手(25)が17日、18日中日戦(ナゴヤドーム)での先発登板を前に、甲子園で行われた投手指名練習に参加。約 1時間半に渡って汗を流した。キャッチボールに、投内連係、ショートダッシュで最終調整。

青柳晃洋投手(23)が休日返上で練習を行った。前回登板した15日広島戦は 3回 6失点で今季初黒星。自身の悪送球など初回に 4失点して試合を壊し、金本監督も厳しくコメントしていた。通常は登板日の 2日後を休日に当てるが、甲子園で行われた投手指名練習に参加。青柳は次回登板に向けて意気込んだ。今季初登板だった同戦では、自身の 2失策を引き金に 3回 5安打 6失点(自責 3)と炎上した。次回登板となる見込みの22日の巨人戦(東京ドーム)で悔しさをぶつける。

前日16日にインフルエンザA型と診断された藤浪晋太郎投手(23)の代役に、社会人卒 3年目の横山雄哉投手(23)が17日、浮上した。藤浪が登板予定だった20日の中日戦(ナゴヤドーム)で、昨季中日戦 2戦 2勝、防御率0.73と相性のいい左腕が今季初先発することが濃厚になった。復調の兆しを見せていた若きエースの緊急離脱。 1、 2軍の首脳陣が考え抜いた結果、藤浪の代役は、横山が務めることが濃厚となった。今季プロ 3年目の横山は、沖縄・宜野座キャンプ中から初の開幕ローテーション入りへ猛アピール。 2月は実戦 4試合で11回を 1失点、防御率0.82と好調を維持していた。結果次第ではローテに食い込む可能性もある。藤浪離脱というピンチをチーム全体でチャンスにかえていく。記事をまとめてみました。

 

 糸井嘉男外野手が17日、18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)へ向けて名古屋入り。北海道日本ハム、オリックス時代の交流戦から通算で打率 0.389、 6本塁打、23打点と大好物にしてきた竜を食い、虎をもうひと加速させる。当の本人は「知らんがな!」と豪快に笑うが、かつて虎が鬼門としたことも知らないのも“吉兆”だ。超人が、先発左腕を 3枚並べてくる竜を撃つ。

 大好物が残っていた。セ・リーグ 5球団で唯一まだ対戦していなかった中日こそが、超人が超人的に得意としてきた相手だった。ここで糸井が再加速すれば、虎はもう、誰にも止められない。

 「中日に好相性? 知らんがな!(笑) がんばりますねぇ~」

 虚を突かれたように笑い飛ばしたのは、まったく恐れていない証拠だ。記憶は消えていても、記録は雄弁。北海道日本ハム、オリックス時代の交流戦通算で打率 0.389、 6本塁打、23打点とメッタ打ちにし、虎も含めたセ・リーグの 6球団の中では最も得意にしてきた相手だった。

 超人の前では、竜もタツノオトシゴのようにスケールダウンしてしまうというのか-。糸井自身は「知らんがな!」でも、中日側としては警戒を強めざるを得ない、絶大な数字が並ぶ。

 常勝竜はいつも虎の前に立ちはだかり、特にナゴヤドームは紛れもない鬼門だった。1997年の開場から昨季まで通算で83勝 153敗 5分けと大きく負け越している。虎の負の歴史が凝縮されている球場で糸井は50打数17安打 5打点( 1本塁打)、打率 0.340をマーク。相性も何も本当に「知らんがな!」というわけだ。

 糸井嘉男外野手は中日戦で抜群の成績を残しているが、「知らんがな」。かつての虎の鬼門も粉砕する

 FA加入即の爆発で、開幕から虎のエンジンとしてフル稼働。 8勝 5敗で貯金「3」というここまでの戦いに大きく貢献してきた。全13試合に「3番・中堅」で先発出場。打率 0.289、いずれもチームトップの 3本塁打、13打点を誇る。だが、前日16日には開幕からの連続試合出塁が「12」で途切れ、最近 5試合は打率 0.167、 0本塁打、 3打点と下降気味だった。竜斬りから、もう一度アクセルをふかしたい。

 竜は左打者が多い阪神に対して、バルデス、ジョーダン、大野の左 3枚を並べてくる。異例のサウスポー攻勢も、糸井ほどの打者には関係ない。今季左投手には打率 0.429( 7打数 3安打)で、これまた「知らんがな!」だ。悪いデータが見つからない。

 今季の虎は糸井を先頭にひと味違う戦いを見せる。前日16日の広島戦(甲子園)では、 1- 1の 8回二死 1塁で高山がしびれる 2盗を決め、原口の決勝打で競り勝った。他の 5球団が一度も勝てていない 1位・広島にカード勝ち越しを決め「2.5ゲーム」差の「2位」で追う。

 金本監督も「先発が試合を作れば、終盤に跳ね返すだけの集中力とかは出てきている。足を絡めたりとか、去年と比べれば成長している部分があるし、先発が試合を作ってくれればいける、いけるという感じがする」と手応えを得ている。糸井が得意の中日戦を機に上昇すれば、虎は完全に勢いに乗る。

 もはや鬼門ではなくなったナゴヤドームから、糸井が虎を快進撃へ導く。

★元北海道日本ハムスカウトの恩師がエール

 恩師が上々の滑り出しに成功した糸井にエールを送った。京都・宮津高時代から注目し、担当スカウトとして近畿大學から北海道日本ハムへの入団に成功した木村孝氏(58=現愛知学院大學監督)は「キャンプ前にけがをしたが、じっくり調整できたのでかえってよかったのでは。阪神の若手にもいい刺激を与えているようです」とここまでを分析。  「いつもいつも打率 4割、 3割 5分と打てるわけではない。力はあるので、トータルで 3割打ってくれれば。けがせず 1年間元気でやってほしい」と話した。

◇データBOX◇

◎…阪神は 3月31日の広島との開幕戦でジョンソンを、12日のDeNA戦で今永を攻略しており、サウスポーを苦手としていない。対左投手打率 0.429をマークしている糸井だけでなく、高山は 0.400、上本は 0.667、福留と原口は 0.500というハイアベレージをマーク。糸井も通算で左投手に対して、 0.280(対右は 0.311)を残している。

 

 北條史也内野手が17日、竜のサウスポー撃ちを誓った。不振と相手投手との兼ね合いで遊撃をD 5位・糸原健斗内野手に 3試合連続で明け渡しているが、18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)は相手先発が左腕が 3人続くため、スタメン復帰が濃厚。片岡篤史打撃コーチもハッパをかけた。

 正念場を早く脱して、一気に調子をあげたい。スタメンから遠ざかっている北條が左撃ちへ目をぎらつかせた。ぶち当たった壁は壊せばいい。竜との 3連戦を巻き返しへのきっかけにしてみせる。

 「もし(試合に)出られたらチャンスだと思うので、しっかり結果を残したいです」

 静かな表情の下で、闘志を燃やした。 9日の巨人戦(甲子園)での 1試合 2アーチはあったものの、今季は12試合で打率 0.167、 2本塁打、 3打点と数字は低迷。鳥谷から遊撃のポジションを勝ちとったが、見合う成績を残していないのが現状だ。 3試合連続でD 5位・糸原に定位置を譲っている。

 名古屋駅に到着した北條史也内野手。季節外れのインフルエンザが流行しているので、マスク着用=名古屋駅

 厳しい立場に立たされたが、片岡打撃コーチはハッパ。「この(広島との) 3試合は相手投手との兼ね合いもあった」と説明した上で「また頑張ってもらわないといけない選手。仕切り直してやってもらいたい」とゲキを飛ばした。

 糸井、福留、原口のクリーンアップの後を打つ 6番鳥谷が好調を維持しており、 7番の北條が機能すれば、さらに打線は厚みが増す。 3連戦の第 2戦(19日)に先発予定のジョーダンは昨季12打数 5安打で打率 0.417と好相性で、18日に予告先発されているバルデスは 6打数 2安打で 0.333。竜の左腕攻勢は北條にとって巻き返す絶好のチャンスなのだ。

 首位・広島とは「2.5ゲーム」差で、最下位に沈む中日相手に後れをとるわけにはいかない。その“起爆剤”が背番号「2」になれば…。金本阪神 1年目にブレークを果たした若虎が、シーズン最初の試練を乗り越えてみせる。

 

 鳥谷敬内野手が18日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発出場し、金本知憲監督の歴代 2位の「1766試合連続出場」( 1位は衣笠祥雄氏の「2215試合」)に並ぶ。背番号「1」は17日、偉大な先輩の大記録を前に「毎日勝ちたいと思ってやっているんでね」と普段通り、チームの勝利に貢献することだけに集中することを強調。白星で新たな節目到達を祝う。

 ついに、鉄人の域に足を踏み入れる。積み重ねてきた「1765」連続試合出場という数字。あと「1」で、歴代 2位の金本監督と肩を並べる。痛い、かゆいなど一切口にしない。ただ、グラウンドに立ち続けてきた鳥谷が、偉大な記録に並ぶ。

 「まだ並んでないからわからない。毎日(試合に)出ようと思ってやってきただけだから。積み重ねなんでね」

 大きな節目を目前にしても、相変わらずクール。だが、簡単に残せる足跡ではない。

 ルーキーイヤーの2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)からどんな日でも試合に出続け、いまでは虎の顔となった。昨季は打撃不振に陥り、 7月24日の広島戦(マツダ)では北條に遊撃の座を明け渡し、ベンチスタートに。連続フルイニング出場は 667試合で途切れたが、連続試合出場は継続してきた。

 18日の中日戦で金本知憲監督が持つ「1766試合連続試合出場」記録に並ぶ鳥谷敬内野手。勝利だけを考えて試合に臨む=ナゴヤドーム

 そして、あと 1試合で金本監督が現役時代に達成した「1766」に。 1位は衣笠祥雄氏の「2215」試合で上には上がいるが、背中を追いかけられていた指揮官も「別に俺が 1番じゃないから。 2番も 3番も 4番も一緒。早く抜いてくれ」と、そのときを待ちわびている。

 今季はここまで好調を維持。開幕から 9試合連続安打をマークし、打率もリーグ 6位、チームトップの 0.354を記録している。慣れない 3塁守備も、コンバートを告げられたオープン戦時より、安定してきてはいる。今年は必ず、攻守の要として返り咲いてくれるはずだ。

 「毎日勝ちたいと思ってやっているんでね」

 勝って迎えたいか? そう問われると、キッパリと答えた。ただただ、チームの勝利のために-。名古屋入りした背番号「1」はポリシーを貫き、18日も何ごともなかったようにメモリアルのグラウンドに立つ。

 金本知憲監督

★鳥谷の今季達成可能な記録あらかると

◆1000得点:残り88得点。過去41人達成している。初得点は2004年 4月 2日の巨人戦(東京ドーム)で記録。

◆2000安打:残り 111安打。過去47人達成している。初安打は2004年 4月 2日の巨人戦(東京ドーム)で前田幸長から。

◆150本塁打:残り17本塁打。過去 164人達成している。初本塁打は2004年 5月27日の横浜戦(甲子園)で東和政から。

◆1000四球:現役では最多の通算 929四球。過去14人が達成している。初四球は2004年 5月23日の巨人戦(甲子園)で久保裕也(現楽天)から。

◆350 2塁打:残り38 2塁打。過去40人が達成している。初 2塁打は2004年 4月14日の広島戦(甲子園)で沢崎俊和から。

 

 甲子園室内練習場でノックを受ける岩貞祐太投手=阪神甲子園球場室内練習場

 岩貞祐太投手が17日、18日中日戦(ナゴヤドーム)での先発登板を前に、甲子園で行われた投手指名練習に参加。約 1時間半に渡って汗を流した。  キャッチボールに、投内連係、ショートダッシュで最終調整。前回 7日巨人戦(甲子園)から中10日を空けての登板となるが、「長いイニングを投げるつもりで調整してきた。チームにいいリズムを持ってこれるように、いいテンポで闘争心を持ってどんどんいきたいと思います」と意気込んだ。

 

 ゴロ捕を行う青柳晃洋投手=阪神甲子園球場室内練習場

 青柳晃洋投手が休日返上で練習を行った。前回登板した15日広島戦は 3回 6失点で今季初黒星。自身の悪送球など初回に 4失点して試合を壊し、金本監督も「 6点全部あげた点だ」と厳しくコメントしていた。

 通常は登板日の 2日後を休日に当てるが、甲子園で行われた投手指名練習に参加。青柳は「チャンスをもらったんで、投げさせてもらえることに感謝して投げたい」と次回登板に向けて意気込んだ。

 青柳晃洋投手は休日返上で守備練習。香田勲男投手コーチ(左)のノックを受けた=阪神甲子園球場室内練習場

 青柳は17日、前回15日の広島戦(甲子園)で背信投球を猛省し休日を返上だ。本来、登板 2日後は休養日だったが投手指名練習に参加。キャッチボールやフィールディング練習で汗を流し「自主的ではないですけど、あんな投球で休みだなんて言えない。その中でもまたチャンスをいただけるので、しっかり練習します」と前を向く。

 今季初登板だった同戦では、自身の 2失策を引き金に 3回 5安打 6失点(自責 3)と炎上した。次回登板となる見込みの22日の巨人戦(東京ドーム)で悔しさをぶつける。

 

 前日16日にインフルエンザA型と診断された藤浪晋太郎投手の代役に、社会人卒 3年目の横山雄哉投手が17日、浮上した。藤浪が登板予定だった20日の中日戦(ナゴヤドーム)で、昨季中日戦 2戦 2勝、防御率0.73と相性のいい左腕が今季初先発することが濃厚になった。

 復調の兆しを見せていた若きエースの緊急離脱。 1、 2軍の首脳陣が考え抜いた結果、藤浪の代役は、横山が務めることが濃厚となった。

 甲子園での投手指名練習に姿を見せた香田投手コーチは「いまのところはファームから推薦のあった投手を、(登板日が)空いたところに投げてもらおうと思ってます」と説明した。その上で「キャンプ、オープン戦でがんばった投手になるんじゃないかな」とも説明した。

 藤浪晋太郎投手の代役として20日の中日戦に先発することが濃厚となった横山雄哉投手。竜キラーだ

 今季プロ 3年目の横山は、沖縄・宜野座キャンプ中から初の開幕ローテーション入りへ猛アピール。 2月は実戦 4試合で11回を 1失点、防御率0.82と好調を維持していた。開幕前の 3月12日の教育リーグ・広島戦(鳴尾浜、 4回 8安打 3失点)、21日のウエスタン・同戦(マツダ、 5回 7安打 5失点)と 2試合続けて打ち込まれ、ローテ争いから脱落したが、再調整を経て、前回登板の 4月15日のウエスタン・オリックス戦(舞洲では、 5回ゼロ封と復調。中 4日となるが球数は70球と少ない。何より、昨季対中日戦は 2戦 2勝、防御率0.73と相性がいい。

 香田コーチは「(現在のローテ投手で)調子が出ない人もいる。そのとき代わることもある」とも話しており、結果次第ではローテに食い込む可能性もある。藤浪離脱というピンチをチーム全体でチャンスにかえていく。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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糸井中日戦で先制打!糸井ワールド!鳥谷が激走ホームイン!鳥谷2位タイ浮上!岩貞が今季初勝利!

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中日バルデスと阪神岩貞の投げ合いで始まった。両軍とも得点圏に走者を送りチャンスをつくるが、 3回まで無得点。阪神は 5回二死 1、 2塁から 3番糸井が左前適時打で先制。中日はその裏に相手の失策が絡み、同点に追いつく。阪神は 8回に中谷の犠飛、北條の適時 3塁打で勝ち越し。先発岩貞は今季初勝利。中日の 2番手岩瀬が今季 2敗目を喫した。 8回、阪神が 2点を勝ち越した。無死 2、 3塁で中谷将大外野手(24)が勝ち越しの右犠飛を放った。直前には左翼ポール際へ惜しい大ファウル。カウント 2- 2となり、岩瀬の 6球目だった。沈む変化球を捉えた。続く鳥谷敬内野手(35)は遊ゴロに倒れたものの、二死 1塁から北條史也内野手(22)の右中間 3塁打で 1点を追加。若虎の活躍でこの回 2得点と勝ち越しに成功した。

糸井嘉男外野手(35)が先制の適時打を放った。 5回表一死から岩貞祐太投手(25)が左前打で出塁。高山俊外野手(24)は右飛に倒れるも、上本博紀内野手(30)が左前打でつないで迎えた二死 1、 2塁。糸井がバルデスの直球を左前に落とし、先制した。昨季まで中日との交流戦対戦成績は打率 3割 8分 9厘、23打点、 6本塁打。この日も「お得意様」を打ち込んだ。糸井嘉男外野手が今季 2度目の猛打賞をマークした。 3回に中日バルデスの変化球を右前に運ぶと、 5回の二死 1、 2塁の場面では左前に落ちる先制適時打を放った。 8回は代わったばかりの岩瀬からフルカウントまで粘って左前打を放った。スパッと切り裂いた。 3遊間を破り、均衡も打ち破った。竜斬りは、やはり糸井のバットからだ。 1- 1の 8回先頭。左前へ痛烈なライナーでチャンスメークした。原口が右翼線 2塁打で続き 3進すると、続く中谷の右犠飛で決勝のホームイン。 3回の第 2打席で右前打を放って 2試合 7打席ぶりに「H」ランプを灯すと、 0- 0の 5回二死 1、 2塁では先制の左前適時打を放っていた。北海道日本ハム、オリックス時代の交流戦と合計し、竜には驚異の打率 0.402、 6本塁打、24打点になった。 3割を切っていた打率も 0.327に戻した。この超人がいれば、虎はもっと前へ前へと挑んでいける。

鳥谷敬内野手が、中日 1回戦(ナゴヤドーム)で連続試合出場記録を1766試合に伸ばし、歴代 2位で現阪神監督の金本知憲(阪神)に並んだ。新人時代の2004年 9月 9日ヤクルト戦(甲子園)から連続試合出場を続けてきた鉄人が、節目を刻んだ。チームも接戦をモノにし、金本阪神最多タイの貯金「4」に。鳥谷の快挙は勝利で彩られた。鳥谷敬内野手が「6番・3塁」で先発出場し、金本知憲監督の歴代 2位の1766試合連続出場に並んだ。2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から連続試合出場を継続。歴代 1位は衣笠祥雄氏(70=広島)が記録した2215試合。足かけ14年。連続試合出場を「1766」に伸ばし、歴代 2位の金本監督の現役時代の数字に並んだ。バットで祝うことはできなかったが、35歳になっても衰えをしらない脚力で魅せた。 8回に中谷の右犠飛で勝ち越し、なおも一死 3塁で迎えた打席で遊ゴロに倒れ、 3走・荒木が本塁で憤死した直後だ。北條の右中間を破る打球で、右翼の平田がもたついていると、 3塁コーチャーの高代延博ヘッドコーチ(62)がグルグルと右手を回す。再びギアを上げて一塁からいっきに本塁へ激走。貴重な 3点目のホームを踏んだ。アニキ超えは、バットで飾ってみせる。

岩貞祐太投手(25)が 3度目の登板で今季初勝利を挙げた。 1回から二死 3塁のピンチも右翼の中谷将大外野手(24)の好捕で乗り越えた。味方の援護もあり、 7回 2/3を投げ 8安打 1失点。粘り強く投げ続けて今季 1勝目を手にした。中日・藤井が 1ゴロに倒れると、 3塁ベンチの岩貞に笑みがこぼれた。ホッと胸をなで下ろす。これで少しは故郷に恩返しができる。長いトンネルを抜けた先に、待望の今季初白星が待っていた。ここまで 2戦はいずれも 1回に 3失点。この日は 1回二死 3塁を中谷の好守でしのぐと、勢いに乗った。味方が 2点を勝ち越した後の 8回無死 1、 2塁のピンチでも強気に投げ、荒木を遊ゴロ併殺に仕留めてバトンをつないだ。力が入り過ぎていた両肩も藤川から「楽に」と指摘され、自然体に。中10日の間に、ガムシャラに腕を振るスタイルを取り戻した。白星も恩返しも。ここから一気に、勝利を積み重ねていく。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 1- 3阪神>◇18日◇ナゴヤドーム

 中日バルデスと阪神岩貞の投げ合いで始まった。両軍とも得点圏に走者を送りチャンスをつくるが、 3回まで無得点。

 阪神は 5回二死 1、 2塁から 3番糸井が左前適時打で先制。中日はその裏に相手の失策が絡み、同点に追いつく。

 阪神は 8回に中谷の犠飛、北條の適時 3塁打で勝ち越し。先発岩貞は今季初勝利。中日の 2番手岩瀬が今季 2敗目を喫した。

 投球する阪神先発の岩貞祐太投手=ナゴヤドーム

  1- 1で迎えた 8回、阪神が 2点を勝ち越した。  無死 2、 3塁で中谷将大外野手が勝ち越しの右犠飛を放った。直前には左翼ポール際へ惜しい大ファウル。カウント 2- 2となり、岩瀬の 6球目だった。「追い込まれてしまったので、とにかく当てることだけを考えて振りました」と沈む変化球を捉えた。

 続く鳥谷敬内野手は遊ゴロに倒れたものの、二死 1塁から北條史也内野手の右中間 3塁打で 1点を追加。若虎の活躍でこの回 2得点と勝ち越しに成功した。

  8回表阪神無死 2、 3塁、右犠飛を放ちベンチ前でナインとハイタッチを交わす中谷将大外野手=ナゴヤドーム

 

 糸井嘉男外野手が先制の適時打を放った。

  5回表一死から岩貞祐太投手が左前打で出塁。高山俊外野手は右飛に倒れるも、上本博紀内野手が左前打でつないで迎えた二死 1、 2塁。糸井がバルデスの直球を左前に落とし、先制した。

 昨季まで中日との交流戦対戦成績は打率 3割 8分 9厘、23打点、 6本塁打。この日も「お得意様」を打ち込んだ。

  3回、安打を放った糸井嘉男外野手=ナゴヤドーム

 糸井嘉男外野手が今季 2度目の猛打賞をマークした。

  3回に中日バルデスの変化球を右前に運ぶと、 5回の二死 1、 2塁の場面では左前に落ちる先制適時打を放った。 8回は「先頭なので打とうと思った」と、代わったばかりの岩瀬からフルカウントまで粘って左前打を放った。

 試合後に「左投手から 3安打を放ったが…」と問われると、目を見開いて「大きいね!」と言い残し、帰りのバスに乗り込んだ。

  5回表阪神二死 1、 2塁、先制の左前適時打を放った糸井嘉男外野手。投手ラウル・バルデス=ナゴヤドーム

 スパッと切り裂いた。 3遊間を破り、均衡も打ち破った。竜斬りは、やはり糸井のバットからだ。 1- 1の 8回先頭。左前へ痛烈なライナーでチャンスメークした。

 「先頭なんで、打とうと思った」

 原口が右翼線 2塁打で続き 3進すると、続く中谷の右犠飛で決勝のホームイン。 3回の第 2打席で右前打を放って 2試合 7打席ぶりに「H」ランプを灯すと、 0- 0の 5回二死 1、 2塁では先制の左前適時打を放っていた。

  8回、 3度目の快音を響かせた糸井嘉男外野手。得意のナゴヤドームで開幕戦以来の猛打賞だ=ナゴヤドーム

 得点圏打率は 0.538(13打数 7安打)と異次元の数字に。そして 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)以来、13試合ぶり今季 2度目の猛打賞だ。金本知憲監督(49)も「ちょっと調子落としているんかなと思っていたけど、開幕のままで 1年中打てないんだから(笑)」と胸をなで下ろした。

 直前の 5試合は打率 0.167、 0本塁打、 3打点。 5日のヤクルト戦(京セラ)で決勝 3ランを放って以来、長打もないままだが、得意の中日戦でV字回復だ。好相性について聞かれても「知らんがな!」と笑い飛ばしていたが、体は正直だった。北海道日本ハム、オリックス時代の交流戦と合計し、竜には驚異の打率 0.402、 6本塁打、24打点になった。

  8回、安打を放った糸井嘉男外野手=ナゴヤドーム

 打席で投手と向かい合い、思い切り挑める、理由がある。持ち物に徹底的にこだわる糸井は、チームで唯一、特注のヘルメットを使用。米大リーグのオフィシャルヘルメットとなっているローリングス社製で、通常価格でも 6万円する極上の防具だ。

 同社の担当者は「材質はフルカーボンで、通常の 3倍の強度」と胸を張る。オリックス時代の一昨年から愛用。この日、 2盗塁目をマークした盗塁でも送球が頭部に当たるリスクがあるが、より安心感がある。そして何より、左投手ののけぞるような球にも臆さず踏み込める。

 勝利し、糸井嘉男外野手(左)に押されマウンド付近のナインのもとへ向かう中谷将大外野手=ナゴヤドーム

 左腕からの 4打数 3安打で、今季は対左打率 0.545(11打数 6安打)だ。19日はジョーダン、20日も大野と中日は先発左腕を続けてくるだけに、超人は「大きいね。いつでも打ちたいと思ってます」とニヤッと笑った。 3割を切っていた打率も 0.327に戻した。この超人がいれば、虎はもっと前へ前へと挑んでいける。

 

  8回表阪神二死 1塁、北條史也内野手の適時 3塁打で生還した鳥谷敬内野手。メモリアルの試合で元気な走りをみせた=ナゴヤドーム

 鳥谷敬内野手が、中日 1回戦(ナゴヤドーム)で連続試合出場記録を1766試合に伸ばし、歴代 2位で現阪神監督の金本知憲(阪神)に並んだ。

 新人時代の2004年 9月 9日ヤクルト戦(甲子園)から連続試合出場を続けてきた鉄人が、節目を刻んだ。チームも接戦をモノにし、金本阪神最多タイの貯金「4」に。鳥谷の快挙は勝利で彩られた。

  2回、三振に倒れた鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷敬内野手が「6番・3塁」で先発出場し、金本知憲監督の歴代 2位の1766試合連続出場に並んだ。2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から連続試合出場を継続。歴代 1位は衣笠祥雄氏(広島)が記録した2215試合。

 足かけ14年。鳥谷がアニキに並んだ。連続試合出場を「1766」に伸ばし、歴代 2位の金本監督の現役時代の数字に並んだ。バットで祝うことはできなかったが、35歳になっても衰えをしらない脚力で魅せた。

 「僕は打球を見ていなかったんでね(笑)」

 中日 1回戦で連続試合出場記録を1766試合に伸ばし、歴代 2位タイとなった阪神の鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

  8回に中谷の右犠飛で勝ち越し、なおも一死 3塁で迎えた打席で遊ゴロに倒れ、 3走・荒木が本塁で憤死した直後だ。北條の右中間を破る打球で、右翼の平田がもたついていると、 3塁コーチャーの高代ヘッドコーチがグルグルと右手を回す。再びギアを上げて一塁からいっきに本塁へ激走。貴重な 3点目のホームを踏んだ。

 打つだけでない。遊撃手としてゴールデングラブ賞4度。全力疾走でもチームを鼓舞しつづける。甲子園でのナイターの時は、若手よりも早く午前中に球場入り。ランニングから一日が始まる。「僕は走攻守、すべてでチームに貢献するのが目標。どれかひとつでもできなくなったら野球選手として終わり」。こう漏らしたこともあった。強靱な肉体の基礎は「日課のランニング」だ。

 幕切れ 勝利したナインを迎える鳥谷敬内野手ら=ナゴヤドーム

 2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から始まった連続試合出場。途切れるピンチもあった。2015年 6月21日のヤクルト戦(甲子園)で背中に死球を受けたときだった。 2日後の23日の広島戦(長野)当日も痛みは引かず。代打での起用も検討した首脳陣に「僕は最初から出ます」と直訴。治療を終えると室内で打ち込んでのぞんだ。

 この日は 4打数無安打。打率は 0.327に急降下した。「チームが勝ったことで切り替えられる。明日は打てるようにがんばります」。アニキ超えは、バットで飾ってみせる。

▼鳥谷が「6番3塁」で先発出場。2004年 9月 9日ヤクルト戦からの連続試合出場が1766試合に伸び、歴代 2位の金本監督(阪神)の記録に並んだ。期間中に金本は先発出場1704試合、途中出場62試合に対し、鳥谷は先発出場1723試合、途中出場43試合。連続出場中の先発試合は鳥谷の方が多い。なお連続試合出場のプロ野球記録は衣笠氏(広島)の2215試合。

<連続試合出場5傑>

(1)衣笠祥雄(広島):2215試合

(2)金本知憲(阪神):1766試合

(2)鳥谷 敬(阪神):1766試合

(4)松井秀喜(巨人):1250試合

(5)飯田徳治(国鉄):1246試合

◇データBOX◇

◎…鳥谷が今季 4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)で1766試合連続出場を達成し、 2位の金本知憲(現阪神監督)と並んだ。ちなみに連続試合出場記録の 1位は衣笠祥雄氏(広島)の2215試合。

◎…鳥谷は入団 1年目の2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から今季 4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)まで1766試合連続で出場しているが、 1位の衣笠祥雄氏の記録に追いつくには、 3年後(年間 143試合と想定)の38歳で開幕を迎える2020年シーズンの34試合目( 5月上旬)で追いつく。

 

 インタビュー後、左翼席の応援団へ向かって帽子を振る岩貞祐太投手=ナゴヤドーム

 岩貞祐太投手が 3度目の登板で今季初勝利を挙げた。

 「ようやく勝ててほっとしているし、ふがいない投球を繰り返してたので、ひとつ勝ててまたここからスタートしていきたいと思います」。

  1回から二死 3塁のピンチも「中谷のファインプレーがすべてだと思います」と右翼の中谷将大外野手の好捕で乗り越えた。味方の援護もあり、 7回 2/3を投げ 8安打 1失点。粘り強く投げ続けて今季 1勝目を手にした。

 「完投というのが一番理想なので、それを僕ら先発陣は目指して頑張っていきます」と次は今季初の完投勝利を目指す。

 阪神先発の岩貞祐太投手=ナゴヤドーム

 中日・藤井が 1ゴロに倒れると、 3塁ベンチの岩貞に笑みがこぼれた。ホッと胸をなで下ろす。これで少しは故郷に恩返しができる。長いトンネルを抜けた先に、待望の今季初白星が待っていた。

 「ようやく勝ててホっとしているし、ふがいない投球を繰り返していたんで、 1つ勝てたんで、またここからスタートしていきたいと思います」

 ここまで 2戦はいずれも 1回に 3失点。この日は 1回二死 3塁を中谷の好守でしのぐと、勢いに乗った。味方が 2点を勝ち越した後の 8回無死 1、 2塁のピンチでも強気に投げ、荒木を遊ゴロ併殺に仕留めてバトンをつないだ。

 阪神先発の岩貞祐太投手=ナゴヤドーム

 やっと 1勝目をつかんだ。開幕前、昨年 4月14日に大地震に見舞われた地元・熊本に 1勝につき10万円の義援金と、 1奪三振につき 1ダースの軟式野球ボールの寄付を宣言。しかし、 2試合連続でつまずいた。

 「 1勝に対する重み、プラス、責任感もある」と自分を追い込んでいたが、地元の知人からは「そういうの(支援)がなくてもがんばってね」と逆にエールが届いた。力が入り過ぎていた両肩も藤川から「楽に」と指摘され、自然体に。中10日の間に、ガムシャラに腕を振るスタイルを取り戻した。

 粘り強く投げた岩貞祐太投手。故郷熊本のためにもうれしい今季初勝利だ=ナゴヤドーム

 「 1年経ったということですが、まだまだ現状はそういう状況が続いているので、風化させないというか、自分の周りでも忘れることなく、今後も僕ができることは野球しかないので、一生懸命やっていきます」

 そう誓ってグラウンドを後にした背番号「17」。まだまだ足りない。白星も恩返しも。ここから一気に、勝利を積み重ねていく。

  5回には、岩貞祐太投手がバットに当てた打球がラッキーな遊撃内野安打に=ナゴヤドーム

☆岩貞祐太投手について阪神・香田勲男投手コーチ

 「立ち上がりは丁寧にいこうと思っていて慎重になりすぎたけど、自分の投球のリズムになるまで粘ってくれた。 2回から自分のボールになっていた。雨天中止で登板間隔が空いたけど、その分、いろいろ調整できた。いい方向に向かってくれた。次も期待できる」

 

 呑竜試合で前進だ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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鳥谷、金本監督超えの快挙!連続出場記録単独2位に!その日にサヨナラ失策…秋山6回2失点粘投!

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阪神は 5回二死満塁で上本の 2点適時打で逆転。中日は 6回無死 1、 3塁から 4番平田の 2塁への併殺打の間に同点に追いついた。阪神が 8回に勝ち越しに成功した。 2- 2の同点に追いつかれて迎えた 8回一死 2、 3塁、北條史也内野手(22)の打球は遊撃手の前に。遊ゴロになったものの、その間に 3塁走者の福留孝介外野手(39)が生還し 3- 2と勝ち越した。中日は 1点を追う 8回に大島の適時打で同点。 9回裏二死 2、 3塁から京田の 3ゴロが阪神鳥谷のエラーを呼びサヨナラ勝ち。中日田島が 1勝、阪神松田が 1敗。中日打線のテコ入れ策にやられた…では済まされない。 2番・荒木に 3安打、 3番・大島に 4安打は、やられすぎだ。金本知憲監督(49)が顔をしかめた。まずは先発の秋山だ。 1回に 2人の連打でピンチを背負い、平田の犠飛で先制点を献上。 3回にも二死から連打された。そしてポイントは、 2- 1で迎えた 6回だ。不安は現実になった。三たび、連打を浴びて無死 1、 3塁。平田の併殺打の間に同点に追いつかれた。何とも悔まれる、いや、工夫のない失点となってしまった。さらにトドメは 3- 2の 8回だ。マテオが代打・亀沢に左前打を浴び、一死 2塁で、 2、 3番コンビを迎えた。荒木は遊ゴロに打ち取ったが、大島には 4安打目となる左前打…。同点とされ、サヨナラ負けへの流れが生まれてしまった。10試合目の登板で 3失点目となったセットアッパーはがっくり。マテオは今季、右打者には 1安打も許していないが、対左は15打数 8安打(打率 0.533)。これも、工夫がないと言われて仕方のない結果だ。この 2戦、荒木に 8打数 5安打、そして大島に 7打数 6安打。本腰を入れて対策しないと、20日はもちろん、この先まで危うくなる。

鳥谷敬内野手(35)が「1767試合連続出場」として、金本監督の「1766試合連続出場」を上回り、日本プロ野球歴代単独「2位」となった。この日は自身の記録に花を添えるように、 5回までに 2本の安打を放つなど躍動。35歳になった今でも衰えを感じさせないプレーを続けている。打っては 2安打 2四球 1盗塁とフル稼働したが、 9回裏は自身のサヨナラ失策で敗戦。なお、連続試合出場のプロ野球記録は衣笠氏(広島)の「2215試合」。金本知憲監督を抜き、連続試合出場を歴代単独 2位の「1767」に伸ばした日に悪夢のエンディングとなった。野球の神様は、かくも残酷なものか。同点の 9回。二死 2、 3塁の大ピンチで、もっとも“旬な男”のところへD 2位・京田陽太内野手(22=日本大學)のゴロが転がった。これで延長戦に突入-。誰もがそう思った矢先、何と 3塁・鳥谷がファンブルした。あわてて拾って懸命の 1塁送球も、セーフ…。サヨナラ失策。天国から地獄へ、一気に突き落とされた。 8回にマテオで追いつかれ、 9回は松田が先頭の堂上に左翼線 2塁打を浴びた。四球と犠打で一死 2、 3塁。ベンチは高橋にスイッチし、亀沢を遊飛。そして、これで窮地を脱するか、と思われた打球だった。遊撃でゴールデングラブ賞を 4度獲得した名手らしからぬプレーに、久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は「本人に聞いて」とポツリ。初めて 3塁で開幕した今季は、ここまでチームトップの打率 0.352。 3塁でも難しいバウンドにうまく合わせるなど慣れが見込めてきた。だからこそ、この試練もまた乗り越えてくれるはずだ。連勝は「2」で止まり、巨人に抜かれて 3位後退。就任初の貯金「5」を目前で逃した金本監督は、表情を厳しくした。球際への執念、追い込まれた後の姿勢…。今、阪神で最も求められていることだ。それを鳥谷が体現してこそ、猛虎は復活できる。“屈辱のナゴヤ”を必ずや、糧としてくれるはずだ。

上本博紀内野手(30)が逆転の 2点適時打を放った。 1点を追いかける 5回二死満塁、絶好の場面で 2番上本に打順が回ってきた。 2球でジョーダンに追い込まれたが、粘りに粘りフルカウントから、外角に入った10球目を右前に運んだ。18日の中日戦でも先制した 5回に安打を放つなど、大事なところでの 1本が光っている。今年の猛虎は、ひと味違う。粘って粘って、打ち崩す。そんな食らいつく執念を、 2番・上本が体現した。昨季、苦汁をなめさせられたジョーダンから、一時は逆転となる 2点打を放った。上本が残したモノは大きかった。 0- 1の 5回。一死満塁が二死となって、打席に立った。マウンド上には昨季、阪神相手に 3勝(防御率2.34)を稼いだ左腕。対戦打率 0.180の“虎キラー”だ。スタミナに不安があるジョーダンに対し、 1、 2打席目もフルカウントまで持ち込んだ。 1人で計22球も投げさせたことで 5回までに102球。粘りの打撃で、この回で降板させた。上本自身は昨年、この難敵左腕と対戦経験がなく、この日が初顔合わせだった。次回以降の対戦にもつながる打席内容。金本監督が若手陣に呼びかければ、片岡篤史打撃コーチ(47)も大きくうなずいた。広島・広陵高校、そして早稲田大學と王道を歩んできた野球エリート。だが、プレースタイルは最後の最後まで泥臭く。上本の粘りが全員に浸透すれば、猛虎打線の底力は増していく。

阪神先発の秋山拓巳投手(25)は 6回 7安打 2失点で、12日のDeNA戦に続く白星とはならなかった。 2年ぶりに中日戦に先発した秋山は、 6回を 7安打 2失点で 2勝目を逃した。得点圏に走者を背負いながらも粘りの投球でゲームは作った。ただ、荒木、大島に 3安打を許し悔しさをにじませた。香田勲男投手コーチ(51)は「粘って試合は作ってくれた」と評価。次回こそ、納得のいく先発星をつかみたい。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 4- 3阪神>◇19日◇ナゴヤドーム

 中日ジョーダン、阪神秋山の投げ合い。中日は初回一死 2、 3塁、 4番平田の犠飛で先制。阪神は 2回二死 1、 2塁も得点ならず。

 阪神は 5回二死満塁で上本の 2点適時打で逆転。中日は 6回無死 1、 3塁から 4番平田の 2塁への併殺打の間に同点に追いついた。

 中日は 1点を追う 8回に大島の適時打で同点。 9回裏二死 2、 3塁から京田の 3ゴロが阪神鳥谷のエラーを呼びサヨナラ勝ち。

 中日田島が 1勝、阪神松田が 1敗。

  9回裏中日二死 2、 3塁、鳥谷敬内野手が京田陽太内野手の 3塁ゴロを適時失策、サヨナラ負けとなる=ナゴヤドーム

 阪神が 8回に勝ち越しに成功した。

  2- 2の同点に追いつかれて迎えた 8回一死 2、 3塁、北條史也内野手の打球は遊撃手の前に。遊ゴロになったものの、その間に 3塁走者の福留孝介外野手が生還し 3- 2と勝ち越した。

  8表阪神一死 2、 3塁、北條史也内野手の 3ゴロの間に 3塁走者福留孝介外野手が生還する=ナゴヤドーム

 中日打線のテコ入れ策にやられた…では済まされない。 2番・荒木に 3安打、 3番・大島に 4安打は、やられすぎだ。金本監督が顔をしかめた。

 「正直…。まあ、それも経験というか勉強、(バッテリーが)何か対策してくれるというのを期待したけど…」

 まずは先発の秋山だ。 1回に 2人の連打でピンチを背負い、平田の犠飛で先制点を献上。 3回にも二死から連打された。そしてポイントは、 2- 1で迎えた 6回だ。

 荒木から始まる打順に「嫌な予感はあったんよね」と指揮官。「球数うんぬんより、きょうが日曜日だったら、あそこで(継投)というのも頭にあったんだけど。まだ水曜日だし。(そこまで) 2安打されている奴が 2人並ぶけど、あそこでのひと工夫というか、バッテリーを含めてね」。

 どんだけ同じ打者に打たれるんや…。頭をかく金本知憲監督(右)と香田勲男投手コーチ(手前は梅野隆太郎捕手)=ナゴヤドーム

 不安は現実になった。三たび、連打を浴びて無死 1、 3塁。平田の併殺打の間に同点に追いつかれた。何とも悔まれる、いや、工夫のない失点となってしまった。

 さらにトドメは 3- 2の 8回だ。マテオが代打・亀沢に左前打を浴び、一死 2塁で、 2、 3番コンビを迎えた。荒木は遊ゴロに打ち取ったが、大島には 4安打目となる左前打…。同点とされ、サヨナラ負けへの流れが生まれてしまった。

 10試合目の登板で 3失点目となったセットアッパーは「自分の投球を心がけたが、残念ながらできなかった」とがっくり。金本監督は「対左対策というか。何か覚えてくれないと。今からでも遅くない」と指摘した。マテオは今季、右打者には 1安打も許していないが、対左は15打数 8安打(打率 0.533)。これも、工夫がないと言われて仕方のない結果だ。

  3番・大島洋平外野手には痛恨の同点打など 4安打=ナゴヤドーム

 この 2戦、荒木に 8打数 5安打、そして大島に 7打数 6安打。本腰を入れて対策しないと、20日はもちろん、この先まで危うくなる。

◇データBOX◇

◎…阪神が 8、 9回で試合をひっくり返されるのは今季初。

◎…マテオは今季、右打者を23打数 0安打(打率 0.000)、 9奪三振と完全に抑えこんでいるのに対 し、左打者は15打数 8安打(同 0.533)、 2奪三振と極端な数字が出ている。ちなみに昨季は対右が 0.227で、対左が 0.184。

 

 中日対阪神2回戦  5回表阪神無死、中前打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷敬内野手が「1767試合連続出場」として、金本監督の「1766試合連続出場」を上回り、日本プロ野球歴代単独「2位」となった。

 試合後は「 1日でも長く出たい気持ちはある。いい時も悪い時もある中で、支えてくれた方々がいるので感謝したい」と振り返った。

  5回表、上本博紀内野手の適時打で生還し、ベンチ前で笑顔を見せる鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 この日は自身の記録に花を添えるように、 5回までに 2本の安打を放つなど躍動。35歳になった今でも衰えを感じさせないプレーを続けている。

 打っては 2安打 2四球 1盗塁とフル稼働したが、 9回裏は自身のサヨナラ失策で敗戦。「しっかり取って投げていればアウトだった」と自らを責めた。

 なお、連続試合出場のプロ野球記録は衣笠氏(広島)の「2215試合」。

  9回、京田陽太内野手の打球をファンブルした鳥谷敬内野手。痛恨のサヨナラ失策となった=ナゴヤドーム

 こんな結末って、ある…!? 阪神は 3- 3の 9回、鳥谷敬内野手のサヨナラ失策で中日に敗れ、 3位に転落した。金本知憲監督を抜き、連続試合出場を歴代単独 2位の「1767」に伸ばした日に悪夢のエンディングとなったが、ここからまたやり返してくれ!

 野球の神様は、かくも残酷なものか。同点の 9回。二死 2、 3塁の大ピンチで、もっとも“旬な男”のところへD 2位・京田陽太内野手のゴロが転がった。これで延長戦に突入-。誰もがそう思った矢先、何と 3塁・鳥谷がファンブルした。あわてて拾って懸命の 1塁送球も、セーフ…。サヨナラ失策。天国から地獄へ、一気に突き落とされた。

 「最後、しっかり捕って投げていれば、アウトだったんで」

 メモリアルデーが暗転…。鳥谷敬内野手は肩を落として引き揚げた=ナゴヤドーム

 今季 2つ目の失策に声を絞った。まさかのシナリオだ。 8回にマテオで追いつかれ、 9回は松田が先頭の堂上に左翼線 2塁打を浴びた。四球と犠打で一死 2、 3塁。ベンチは高橋にスイッチし、亀沢を遊飛。そして、これで窮地を脱するか、と思われた打球だった。

 確かに京田は50メートル 5秒 8と足が速い。しかし打球はイージーだった。遊撃でゴールデングラブ賞を 4度獲得した名手らしからぬプレーに、久慈内野守備走塁コーチは「本人に聞いて」とポツリ。あれやこれやと説明するようなものではない。そのワンフレーズだけで、十分だった。

 「 1日でも長く出たい気持ちはある」

  1回 中日無死、京田陽太内野手のゴロを処理した 3塁手鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 この日、伸ばした「1767試合連続出場」の偉業に、鳥谷はそう話した。金本監督を抜き、歴代「単独2位」に浮上。あとは衣笠祥雄氏の「2215試合」だけだ。しかも 2回にはジョーダンの直球を叩き、チーム初安打となる投手内野安打。 5回先頭でも中前打を放ち、一時逆転劇を演出するなど、 2四球を含めて、全 4打席出塁というすごみをみせていた。自身の節目&チームの勝利へ、最高の形で進んでいたが…。メモリアルデーを悔しいかな、自らの手で台無しにしてしまった。それでも、前を向くしかない。

 「いいときも悪いときも支えてくれる方がいるので感謝しています」

 昨季は自己ワーストの打率 0.236、 7本塁打、36打点に終わり、連続フルイング出場も 667試合で止まった。悔しさ、むなしさ、腹立たしさ…。さまざまな感情が交錯してもグチることなく自分の中でかみ砕き、常にバネにしてきた。初めて 3塁で開幕した今季は、ここまでチームトップの打率 0.352。 3塁でも難しいバウンドにうまく合わせるなど慣れが見込めてきた。だからこそ、この試練もまた乗り越えてくれるはずだ。

  5回、安打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 連勝は「2」で止まり、巨人に抜かれて 3位後退。就任初の貯金「5」を目前で逃した金本監督は、「こういう試合を勝てるようにしていかないと」と表情を厳しくした。球際への執念、追い込まれた後の姿勢…。今、阪神で最も求められていることだ。それを鳥谷が体現してこそ、猛虎は復活できる。“屈辱のナゴヤ”を必ずや、糧としてくれるはずだ。

◇データBOX◇

◎…鳥谷が連続試合出場を「1767」に伸ばし、金本知憲を抜いて、歴代「単独2位」に浮上した。 1位は衣笠祥雄氏の「2215試合」。

◎…鳥谷が 2安打し、これで通算「1891安打」。「2000安打」まであと「109」とした。

◎…阪神のサヨナラ負けは今季 2度目。 4月 1日の広島戦(マツダ)で延長10回に 8- 9で敗れた。

 

 上本博紀内野手が逆転の 2点適時打を放った。

  1点を追いかける 5回二死満塁、絶好の場面で 2番上本に打順が回ってきた。 2球でジョーダンに追い込まれたが、粘りに粘りフルカウントから、外角に入った10球目を右前に運んだ。

 「秋山が頑張って投げている中でしたし、みんなが必死につないで回ってきた打席だったので、なんとかランナーをかえすことが出来て良かったです」と逆転の 1打を振り返った。18日の中日戦でも先制した 5回に安打を放つなど、大事なところでの 1本が光っている。

  5回表阪神二死満塁、上本博紀内野手は右前 2点適時打を放った=ナゴヤドーム

 今年の猛虎は、ひと味違う。粘って粘って、打ち崩す。そんな食らいつく執念を、 2番・上本が体現した。昨季、苦汁をなめさせられたジョーダンから、一時は逆転となる 2点打を放った。

 「負けたので何もないです…」  試合後、球場からバスに乗り込む際、一言だけ発した。確かに試合には敗れた。だが、「何もない」わけではない。上本が残したモノは大きかった。

  0- 1の 5回。一死満塁が二死となって、打席に立った。マウンド上には昨季、阪神相手に 3勝(防御率2.34)を稼いだ左腕。対戦打率 0.180の“虎キラー”だ。

 粘る上本博紀内野手=ナゴヤドーム

 見逃し、空振りと、いきなり 2球で追い込まれる。だが、ここからが真骨頂だった。きわどいコースのボールを 4球、ファウルで粘り、フルカウントに持ち込む。そして10球目。外角 136キロの真っすぐを、鋭く右前へ弾き返した。

 広報に託したコメントでは「(先発)秋山が頑張って投げているなかでしたし、みんなが必死につないで回ってきた打席だったので、なんとか走者をかえすことができてよかったです」と必死だったことを明かした。

 スタミナに不安があるジョーダンに対し、 1、 2打席目もフルカウントまで持ち込んだ。 1人で計22球も投げさせたことで 5回までに102球。粘りの打撃で、この回で降板させた。

  5回、粘って粘ってジョーダン・ノルベルト投手(手前)から 2点打を放った上本博紀内野手。見事な打撃だった=ナゴヤドーム

 上本自身は昨年、この難敵左腕と対戦経験がなく、この日が初顔合わせだった。次回以降の対戦にもつながる打席内容。金本監督が「上本なんか、やっぱりあれだけ粘って粘ってタイムリーを打つというかね。そういう最後の集中力というのを出してくれたんでね。ああいう打撃をみんな見習ってほしい」と若手陣に呼びかければ、片岡打撃コーチも「なんとか粘って球数を投げさせて、浮いてきたところを仕留めてくれた」と大きくうなずいた。

 広島・広陵高校、そして早稲田大學と王道を歩んできた野球エリート。だが、プレースタイルは最後の最後まで泥臭く。上本の粘りが全員に浸透すれば、猛虎打線の底力は増していく。

◇データBOX◇

◎…阪神は中日のジョーダンと今季初対戦。昨季は先発では 5試合対戦して、 3勝( 2敗)を献上。対戦防御率は2.34で、ナゴヤドームに限れば 3戦すべてで敗れるなど、苦手としていた。

 

 中日対阪神2回戦 阪神先発の秋山拓巳投手=ナゴヤドーム

 阪神先発の秋山拓巳投手は 6回 7安打 2失点で、12日のDeNA戦に続く白星とはならなかった。

 中日荒木と大島に3安打ずつを許し「 6回に先頭打者を出してしまったことと、同じ打者に 3本ヒットを打たれたというところは反省すべきポイントでした」と振り返った。

 金本監督も「やっぱりあそこのひと工夫というか。バッテリーを含めて」と課題にあげた。

  6回を終え、ベンチに戻る秋山拓巳投手=ナゴヤドーム

  2年ぶりに中日戦に先発した秋山は、 6回を 7安打 2失点で 2勝目を逃した。得点圏に走者を背負いながらも粘りの投球でゲームは作った。ただ、荒木、大島に 3安打を許し「同じ打者に 3本ヒットを打たれたというところは、反省すべきポイントでした」と悔しさをにじませた。香田投手コーチは「粘って試合は作ってくれた」と評価。次回こそ、納得のいく先発星をつかみたい。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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原口、意地の先制中前打!高山が適時打、今季初スタメン落ちも代打で結果!青柳7回途中3失点2敗目…

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阪神は初回、不安定な大野を攻め立てたが福留が併殺打に倒れた。中日は 3回無死 1、 3塁で上位が続かず得点できなかった。阪神は 5回、四球からチャンスを広げ、二死 1、 3塁で原口が中前に先制適時打を放った。中日は、 7回二死満塁から京田が右前に勝ち越しの 2点適時打。 7回に逆転され、最下位だった中日にまさかの連敗。金本知憲監督(49)は守備でミスをひきずった上本博紀内野手(30)に喝を入れた。すべてのうっぷんを21日からの巨人 3連戦(東京D)にぶつける!!ゴロが 1、 2塁間に転がった。 1- 1の 7回二死満塁。D 2位・京田陽太内野手(23=日本大學)の打球に対して、 2塁手の上本はまわり込むように追った。グラブをかすめた打球が右前へ抜けていった。 2点の勝ち越しを許した。打ち取った打球が続けて安打となり、暗転。 2戦連続の逆転負けを喫した金本監督は厳しく言い放った。指揮官が指摘したのは、直前の 1、 2塁からの代打井領の投手強襲安打。 2塁ベース右へ転がったゴロを上本が捕球したが、 2塁送球が頭にあったのか、一瞬握り直してから 1塁に送球したため、セーフとなった。気落ちしたのか、続いて飛んできた京田の打球も捕れなかった。虎を戦う集団に変える金本監督が最も大事にしているのがメンタル力だ。勝負は力と力のぶつかり合い。少しでも腰を引いてしまうと、そこにつけこまれるのがプロの世界である。ゴロに向かって、一直線にいく。飛び込む。グラブに当てたのであれば、こぼさない。打撃では追い込まれても粘り腰をみせる。まだ成長途上のチームであることは百も承知している。がむしゃらに攻めた上での失敗は責めないが、球際の弱さを露呈して敗れることは看過できない。打撃の状態が悪く、先発が左腕大野のため、高山を今季初めてスタメンから外した打線は序盤、拙攻の嵐。開幕から最下位を走っていた中日にカード負け越しという屈辱を味わった。 2番手祖父江が 4年目でプロ初勝利を挙げた。田島は 3セーブ目。阪神青柳は 2敗目。22日の 2戦目には神戸から坂井信也オーナー(69)が観戦することも判明。総帥自らがペナント序盤戦からビジターに駆けつけるのは異例だ。首位・広島も敗れたため、 2.5ゲーム差は変わらずというのが、せめてもの救い。どんな場面になっても、攻めてみせる。ナゴヤのうっぷんをすべて伝統の一戦ではらす。

阪神が原口文仁捕手(25)の適時打で先制に成功した。 5回、今季初めて 1番に入った北條史也内野手(22)が四球で出塁すると、そこから二死 1、 3塁の得点機を作り、原口が大野の 142キロ直球をとらえて先制の中前適時打を放った。好投を続ける先発の青柳晃洋投手(23)を援護した。ここ 2戦 7打数 1安打と苦しんでいた若虎がチャンスに奮起した。チャンスを逃し続けていた嫌な流れのなか、原口の意地が光った。 4回先頭では右中間 2塁打でチャンスメークし 4打数 2安打。 7試合ぶり今季 5度目のマルチ安打もマークした。敵地でのG戦を前に、勝負強い 5番は本調子を取り戻している。

代打で登場した高山俊外野手(24)が反撃の一打を放った。 1- 3で追いかける 8回二死 1、 2塁で代打で登場すると岩瀬の 2球目を左中間に運び、 2塁打で 1点をかえした。試合前まで対左打率が12打数 3安打の 2割 5分。今季初めてスタメンを外れていたが、左腕の岩瀬から大きな一打を放った。見返すなら、1打席しかなかった。快音を響かせ、快足を飛ばして 2塁へ滑り込む。劣勢をベンチから見つめるしかなかった悔しさを全身にみなぎらせ、高山が反撃の一打だ。左投手が先発のため今季初めてのスタメン落ちした背番号「9」が、左腕岩瀬から意地の代打タイムリーを放った。中日が先発左腕を並べてきた今カード、虎が誇る昨季新人王は、左投手から 1安打しか打っていなかった。この日もエース左腕の大野とあって、金本監督が決断。出番は 1- 3と逆転されて迎えた 8回二死 1、 2塁でようやく巡ってきた。「代打・高山」のコールに場内が沸くと同時に、中日側も右の三ツ間から42歳の大ベテラン左腕の岩瀬にスイッチしたが、ここは将も高山に託した。 1ボールからの 2球目。甘く入ったスライダーを逆らわずに振り抜き、痛烈に左中間へ運んだ。この時点では 1点差に詰め寄った適時 2塁打に、金本監督も厳しい口調で奮起を促した。中谷も 2安打している。打ち続けるしか、イスを奪い返す道はない。うつむいてなどいないことを、いきなり一振りで示した。虎を勝たせなくてはならない男が、投手の右左でつまずいていられない。

阪神先発の青柳晃洋投手が 7回途中で降板した。 6回までわずか 2安打と好投を続けていたが、 1- 0の 7回、平田に本塁打を浴び同点に追いつかれた。続く藤井にも内野安打を許し二死 1、 2塁で 番手桑原謙太朗投手(31)にマウンドを譲った。15日広島戦は 3回 6失点で黒星。この日も白星とはならなかった。今季初登板だった15日の広島戦は自身の失策もからみ、 3回 6失点で黒星。金本監督からは厳しく指摘されていた。中 4日で挑んでいた今回、試合は負けたものの青柳自身は内容に手応えをつかんだ様子だった。二死 1、 2塁と走者を出した状態で降板し、 2番手桑原が京田に 2点打を打たれた。 6回 2/3を 5安打 3失点で今季 2敗目。

マルコス・マテオ投手(33)がダメ押しの 2ランを浴びた。 1点差まで追い上げた 8回二死 1塁、ビシエドを迎えた場面で登板。ところが 1球目の外角 148キロをフルスイングされ、右翼フェンスぎりぎりに突き刺さる 2ランを浴びた。マテオは悔しそうに話した。土山球審による「プレイ」の声がかかってから、数秒の出来事だった。高々と舞い上がった打球が、右翼ポール際のスタンドに着弾。マウンド上で、マテオは呆然とした。たった 1球で被弾。今季 0発、12打席連続無安打と絶不調で打順が 6番まで落ちていたビシエドを目覚めさせてしまった。好調の今季登板 7試合でいまだ無失点と安定感抜群の高橋に代わり、マウンドに上がったが、初球の 148キロの真っすぐを力で右翼席まで運ばれ、 1号 2ランを許した。マテオは 2試合連続失点で今季 4失点目。香田勲男投手コーチ(51)は「勝つために彼をあそこで使った」と送り出したが、 1球降板と裏目に出た。守護神・ラファエル・ドリス投手(29)が安定感を増してきているだけに、 8回の男の浮沈が虎の終盤のカギを握るのは間違いない。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 5- 2阪神>◇20日◇ナゴヤドーム

 阪神は初回、不安定な大野を攻め立てたが福留が併殺打に倒れた。中日は 3回無死 1、 3塁で上位が続かず得点できなかった。

 阪神は 5回、四球からチャンスを広げ、二死 1、 3塁で原口が中前に先制適時打を放った。大野は 6回 1失点で降板した。

 中日は、 7回二死満塁から京田が右前に勝ち越しの 2点適時打。 2番手祖父江が 4年目でプロ初勝利を挙げた。田島は 3セーブ目。阪神青柳は 2敗目。

 戦況を見つめる金本知憲監督。上本の消極的な守りに対して「攻めていかないと」とカツ。21日からの伝統の一戦でやり返す!!=ナゴヤドーム

 なんでもっと攻めんのや! 阪神は 7回に逆転され、最下位だった中日にまさかの連敗。金本知憲監督は守備でミスをひきずった上本博紀内野手に喝を入れた。すべてのうっぷんを21日からの巨人 3連戦(東京D)にぶつける!!

 ゴロが 1、 2塁間に転がった。 1- 1の 7回二死満塁。D 2位・京田陽太内野手の打球に対して、 2塁手の上本はまわり込むように追った。グラブをかすめた打球が右前へ抜けていった。 2点の勝ち越しを許した。打ち取った打球が続けて安打となり、暗転。 2戦連続の逆転負けを喫した金本監督は厳しく言い放った。

 同点の七回二死一、二塁から代打井領雅貴外野手のゴロを握り直してから送球し、内野安打にしてしまった上本博紀内野手(中)=ナゴヤドーム

 「ま、守りでしょう。桑原も打たれてないし。その前のプレーがあって、やっぱり消極的になったんだと思うんだけど。脚力もあるんだし、上本は。ちょっと引きずったようなプレーにみえたけど、あそこは、どんどん攻めていかないと」

 指揮官が指摘したのは、直前の 1、 2塁からの代打井領の投手強襲安打。 2塁ベース右へ転がったゴロを上本が捕球したが、 2塁送球が頭にあったのか、一瞬握り直してから 1塁に送球したため、セーフとなった。気落ちしたのか、続いて飛んできた京田の打球も捕れなかった。追いついていれば、俊足京田が 1塁セーフになっても、 2走・松井雅の生還は防げたはず…。上本は無言を貫き、早足で帰りのバスへと乗り込んだ。

 上本博紀内野手は続く二死満塁で京田陽太内野手の打球に追いついていれば、 3点目の生還は防げた=ナゴヤドーム

 虎を戦う集団に変える金本監督が最も大事にしているのがメンタル力だ。勝負は力と力のぶつかり合い。少しでも腰を引いてしまうと、そこにつけこまれるのがプロの世界である。ゴロに向かって、一直線にいく。飛び込む。グラブに当てたのであれば、こぼさない。打撃では追い込まれても粘り腰をみせる。指揮官は「当たって砕けろじゃないが、怖がるな」と口を酸っぱくしていう。まだ成長途上のチームであることは百も承知している。がむしゃらに攻めた上での失敗は責めないが、球際の弱さを露呈して敗れることは看過できない。

  8回には二死 1塁から登板したマテオが、わずか1球で眠っていたビシエドに今季 1号 2ランを献上した。打撃の状態が悪く、先発が左腕大野のため、高山を今季初めてスタメンから外した打線は序盤、拙攻の嵐。開幕から最下位を走っていた中日にカード負け越しという屈辱を味わった。

  5回、安打を放った上本博紀内野手=ナゴヤドーム

 21日、チームは名古屋から東京に移動し、敵地で巨人 3連戦に挑む。22日の 2戦目には神戸から坂井信也オーナーが観戦することも判明。総帥自らがペナント序盤戦からビジターに駆けつけるのは異例だ。

 金本監督は「切り替えるか」という問いに「もちろん」と力を込めて、会見を終えた。首位・広島も敗れたため、 2.5ゲーム差は変わらずというのが、せめてもの救い。どんな場面になっても、攻めてみせる。ナゴヤのうっぷんをすべて伝統の一戦ではらす。

★久慈照嘉内野守備走塁コーチバッサリ「イージー」

 上本の七回の守りについて阪神・久慈内野守備走塁コーチはバッサリ。  「その前のプレー(井領の内野安打)を引きずっている。彼はメンタル的に引きずるところがある。それはずっと言っている」。 1、 2塁間を抜けた京田の打球については「捕れる。イージーだよ。 1、 2年目の選手じゃないんだから。殻を破らないと。(井領の処理については)一発でファーストに投げないと」と話していた。

 

  5回、適時打を放った原口文仁捕手=ナゴヤドーム

 阪神が原口文仁捕手の適時打で先制に成功した。

  5回、今季初めて 1番に入った北條史也内野手が四球で出塁すると、そこから二死 1、 3塁の得点機を作り、原口が大野の 142キロ直球をとらえて先制の中前適時打を放った。

 「粘り強く投げている青柳のためにもなんとか先制したい場面だったので、積極的に打ちにいきました」。好投を続ける先発の青柳晃洋投手を援護した。

 ここ 2戦 7打数 1安打と苦しんでいた若虎がチャンスに奮起した。

  5回表阪神二死 1、 3塁、中前へ先制適時打を放った原口文仁捕手=ナゴヤドーム

 チャンスを逃し続けていた嫌な流れのなか、原口の意地が光った。 0- 0の 5回二死 1、 3塁で先制の中前打を放った。

 「なんとか先制したいと思っていたので。打つべき球を打てているときは、いい結果が出ているので。それを続けていきたい」。 4回先頭では右中間 2塁打でチャンスメークし 4打数 2安打。 7試合ぶり今季 5度目のマルチ安打もマークした。敵地でのG戦を前に、勝負強い 5番は本調子を取り戻している。

 

 代打で登場した高山俊外野が反撃の一打を放った。

  1- 3で追いかける 8回二死 1、 2塁で代打で登場すると岩瀬の 2球目を左中間に運び、 2塁打で 1点をかえした。  試合前まで対左打率が12打数 3安打の 2割 5分。今季初めてスタメンを外れていたが、左腕の岩瀬から大きな一打を放った。

  8回表阪神二死 1、 2塁、代打で登場し左中間へ適時 2塁打を放った高山俊外野手=ナゴヤドーム

 見返すなら、1打席しかなかった。快音を響かせ、快足を飛ばして 2塁へ滑り込む。劣勢をベンチから見つめるしかなかった悔しさを全身にみなぎらせ、高山が反撃の一打だ。左投手が先発のため今季初めてのスタメン落ちした背番号「9」が、左腕岩瀬から意地の代打タイムリーを放った。

 いい形で打てたか、という問いかけに「ハイ」とだけ答えてバスへと乗り込んだ。先発出場してチームを勝たせられなかった、自身への不満が沸々とこみ上げていた。

 中日が先発左腕を並べてきた今カード、虎が誇る昨季新人王は、左投手から 1安打しか打っていなかった。この日もエース左腕の大野とあって、金本監督が決断。

  8回、左腕岩瀬から代打でタイムリー 2塁打を放った高山俊外野手。左腕が先発のためスタメン落ちしたが、意地の一打を放った=ナゴヤドーム

 「今、状態もよくないし。中谷の方が期待できたという判断だから」と、今季16試合目で初めてスタメンから外された。 1つ年上で右打ちの中谷が「6番・左翼」に入っていた。

 出番は 1- 3と逆転されて迎えた 8回二死 1、 2塁でようやく巡ってきた。「代打・高山」のコールに場内が沸くと同時に、中日側も右の三ツ間から42歳の大ベテラン左腕の岩瀬にスイッチしたが、ここは将も高山に託した。 1ボールからの 2球目。甘く入ったスライダーを逆らわずに振り抜き、痛烈に左中間へ運んだ。

 この時点では 1点差に詰め寄った適時 2塁打に、金本監督も「意地? もちろんそういう気持ちがないと、これから進化はないと思うし。きょうなんかはきれいに打ったけど悔しいと思うし。その悔しさを、どうやっていい意味で悔しいのを持ったまま、次に生かすか。もう、結果を出すしかないんだから」と厳しい口調で奮起を促した。中谷も 2安打している。打ち続けるしか、イスを奪い返す道はない。

 ベンチで戦況を見つめる高山俊外野手(中)=ナゴヤドーム

 「全試合スタメンで出たい。そこを大前提として、打率 3割20本塁打というのを目標にしたい」

  2年目を迎えるにあたり、こう力強く語っていた前提は、いきなり崩れた。片岡打撃コーチも「スライダーを、狙っていたところをしっかりと捉えてくれた。これから左投手も打っていかないといけない選手だから」と、さらに見返してくれることを期待している。

 うつむいてなどいないことを、いきなり一振りで示した。虎を勝たせなくてはならない男が、投手の右左でつまずいていられない。

 

 投球する阪神先発の青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 阪神先発の青柳晃洋投手が 7回途中で降板した。

  6回までわずか 2安打と好投を続けていたが、 1- 0の 7回、平田に本塁打を浴び同点に追いつかれた。続く藤井にも内野安打を許し二死 1、 2塁で 番手桑原謙太朗投手にマウンドを譲った。

 15日広島戦は 3回 6失点で黒星。この日も白星とはならなかった。

 阪神先発の青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 阪神先発の青柳晃洋投手が 6回 2/3を投げ 5安打 3失点で降板し、15日の広島戦(甲子園)に続く黒星となった。

  6回までわずか 2安打と好投を続けていたが、 1- 0の 7回、平田に内角低め変化球を捉えられ、左越えに同点ソロを許した。さらに、藤井にも内野安打を許し二死 1、 2塁で 2番手桑原謙太朗投手にマウンドを譲った。

  7回、中日・平田良介外野手に本塁打を浴びた青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 今季初登板だった15日の広島戦は自身の失策もからみ、 3回 6失点で黒星。金本監督からは「 6点全部あげた点。もったいなさ過ぎる」と厳しく指摘されていた。

 中 4日で挑んでいた今回、試合は負けたものの青柳自身は「いいピッチングができた。 7回も打たれてしまったけど、悪いピッチングじゃなかった」と内容に手応えをつかんだ様子だった。

  7回裏中日無死、平田良介外野手に左越え本塁打を浴びた青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 先発した青柳は粘りの投球も、白星はつかめなかった。ツーシームを武器に中日打線から凡打の山を築いたが、 1- 0の 7回の先頭の平田に同点の 3号ソロを被弾。これが今季右打者17人目で初めて浴びた安打だった。

 二死 1、 2塁と走者を出した状態で降板し、 2番手桑原が京田に 2点打を打たれた。 6回 2/3を 5安打 3失点で今季 2敗目。「厳しい状況で後ろにつなぐことになってしまい、申し訳ない」と反省していた。

  7回、中日・平田良介外野手に本塁打を浴びた青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 

 マルコス・マテオ投手がダメ押しの 2ランを浴びた。

  1点差まで追い上げた 8回二死 1塁、ビシエドを迎えた場面で登板。ところが 1球目の外角 148キロをフルスイングされ、右翼フェンスぎりぎりに突き刺さる 2ランを浴びた。マテオは「調子が良くないとは言えない。ついてなかった」と悔しそうに話した。

  8回裏中日二死 1塁、ダヤン・ビシエド内野手に右越え 2点本塁打を打たれたマルコス・マテオ投手=ナゴヤドーム

 土山球審による「プレイ」の声がかかってから、数秒の出来事だった。高々と舞い上がった打球が、右翼ポール際のスタンドに着弾。マウンド上で、マテオは呆然とした。たった 1球で被弾。今季 0発、12打席連続無安打と絶不調で打順が 6番まで落ちていたビシエドを目覚めさせてしまった。

 「ツイてなかった…」

 試合後、そう一言だけ発すると、迎えのバスへ乗った。まさかの一発だった。 2- 3の 8回二死 1塁から 4番手で登板した。打席には竜の助っ人。好調の今季登板 7試合でいまだ無失点と安定感抜群の高橋に代わり、マウンドに上がったが、初球の 148キロの真っすぐを力で右翼席まで運ばれ、 1号 2ランを許した。

  8回、絶不調のダヤン・ビシエド内野手(奥)に本塁打を浴びたマルコス・マテオ投手。 2試合連続失点で 1球降板だ=ナゴヤドーム

 昨季、阪神戦で打率 0.377、 7本塁打、20打点と大暴れされたビシエドも、今カードはこの日まで 7打数無安打。このまま眠っていてもらいたかったが、 3連戦の最後の打席で本来のスイングをさせてしまった。

 マテオは 2試合連続失点で今季 4失点目。香田投手コーチは「勝つために彼をあそこで使った。中日の投手陣を考えて、 1点差で 9回を迎えたかった」と送り出したが、 1球降板と裏目に出た。

 守護神・ドリスが安定感を増してきているだけに、 8回の男の浮沈が虎の終盤のカギを握るのは間違いない。

 

 呑竜で行く予定が、 1勝 2敗で呑まれてしまった…。今日(21日)から始まる伝統の一戦。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

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メッセンジャー3勝目!巨人の連勝「4」で止める!福留マイコ撃ち!先制3ラン!メッセ2ケタ奪三振!

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阪神は 1回一死 1、 2塁、福留の 2号 3ランで先制。巨人は 3回一死満塁で、阿部が中犠飛を放って 1点を返した。阪神は 5回二死満塁で、北條が押し出し四球を選んで 1点を追加した。阪神はメッセンジャーが 8回 5安打 1失点の好投で「3勝目」を挙げ、連敗を「2」で止めた。巨人は連勝が「4」で止まった。阪神ドリスが 8セーブ。巨人マイコラス 1敗。ビックリするほど早い守備固めに、勝負に徹する金本監督の決意が見え隠れした。 5回表、押し出しで 1点を追加した直後の守備。ベンチから出てきた背番号「6」が球審に告げたのは、上本から大和への 2塁手交代-。決断は吉と出る。 7回一死 1塁から、代打・亀井が放った打球は 1、 2塁間へ。抜ける! と思われた打球は、名手・大和が追いついて軽快に 1塁送球。ピンチの芽を堅守で摘んだ。悪い流れを断ち切りたい…。その思いが金本監督の頭に渦巻いていた。中日にまさかの連敗。しかも前日20日は、この夜、大和が処理した 1、 2塁間の同じような打球を上本が消極的に映る動きで安打にしてしまっていた。一夜明け。喝を入れただけに終わらない、早すぎる守備固め。思いが上本に伝わることを信じての非情さい配だ。経験を積んだ金本監督は「非情」という切り札を持っている。

福留孝介外野手(39)が先制 3ランを放った。初回。高山、糸井のヒットで迎えた一死 1、 2塁の場面。カウント 1- 2から巨人マイコラスのカーブを右翼席に突き刺した。福留孝介外野手が 1回一死 1、 2塁で 2号 3ラン。 7戦して一度も黒星をつけられなかった巨人の先発、マイルズ・マイコラス投手(28)から、アッという間に先制点を奪った。再び 2位に浮上して、首位広島とは 1.5ゲーム差。復活したキャプテンに引っ張られて、猛虎は再び上昇気流に乗る。美しい弧を描き、白球はオレンジ色に染まった右翼席に吸い込まれた。プレーボールからわずか 8分。福留の速射砲が試合を決めた。もう虎党はお祭り騒ぎ。天敵マイコラスは鬼のような形相でじだんだを踏む。いきなり「六甲おろし」の合唱だ。過去 7戦して 0勝 4敗、一度も黒星をつけたことがなかったマイコラスに、 8度目の正直で初めて土をつけた。 4安打すべて変化球を狙った頭脳。修正能力。勝負勘。金本監督も最敬礼した。実は、試合前に脱帽していた男が巨人ベンチにもいた。今季から再び日本球界入りしたマギーだ。練習開始前にあいさつを交わしたこの 2人、実はメジャーでは同期だ。福留が中日からカブスに移籍した2008年にマギーも初昇格。春季キャンプ初日に初対面した。ロッカーが近かった旧友の前で、 9年前のような存在感を示した。再び「2位」浮上。首位・広島とは 1.5ゲーム差に詰めた。伝統の一戦で宿敵に横綱相撲をみせつけた。大舞台に強い福留が完全によみがえった。

北條史也内野手(22)が値千金の押し出し四球を選んだ。追加点が取れずにジリジリした 5回、しっかり見極めて貴重な 1点をつかんだ。 1回に福留の 2号 3ランで先制したあと、点が取れない。 5回二死で、福留が左中間へ 2塁打。原口が死球、鳥谷も四球で満塁となった。ここで北條だ。カウント 1- 2から高めの直球に思わず手が出そうになったが、こらえる。最後は低めの 148キロにバットを止めた。マイコラスが思わず声をあらげたほど微妙なボールをしっかり見切った。金本監督も「鳥谷と北條が、きわどいのをよくね。一番、手が出そうな球だけど。あの四球はメチャメチャ大きかった」と思わずうなった。不振で右投手のときはスタメンを外れることもあったが、前日20日までの中日 3連戦(ナゴヤドーム)で先発起用され、打率 0.444( 9打数 4安打)。この日も 4回にマイコラスから 2塁打を放ち、調子は上向きだ。これからも一心不乱に白球に食らいつく。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が 8回 5安打 1失点でリーグトップの「3勝目」を挙げた。メッセンジャーが10三振を奪って 3勝目。来日 1年目の2010年からの 2桁奪三振は 0→ 1→ 1→ 4→→ 4→ 5→ 4→ 1となり、この日で通算「20度目」。 2桁奪三振を20度記録した外国人投手はプロ野球史上初めて。阪神で20度以上は江夏69度、村山32度、小山27度、井川24度に次いで 5人目。少々のことではビクともしない。これが虎の大黒柱だ。メッセンジャーが好調巨人打線をなで斬りにした。コツコツと打たれても鳥谷の失策でピンチが広がっても、蚊に刺されたようなもの。敵地で仁王立ちのG倒だ。 4回以降は大きなピンチも作らず。 5安打のうち 4安打を 1、 2、 4番に浴びたが、 5番以下にはわずか 1安打。それも打ち取ったような内野安打だった。G打線を真っ二つに分断して、機能させず。 8回 1失点(自責 0)でリーグ単独トップの「3勝目」( 0敗)をつかみ、自身の巨人戦も「5連敗」で止めた。 130球を投げ終え、満面の笑みの金本監督に迎えられると、右肩をナデナデされて握手。タテジマに袖を通して 8年。“自分の中の日本人”を発見することすらある。小さな虫を見つけた長女のフランチェスカちゃん(8)が「ダンゴムシだ」と日本語で叫んだ。DANGOMUSHIか、よく見つけたね…と思ったメッセパパだったが、ふと気づいた。「あれっ!? ダンゴムシって英語で何て言うんだっけ」。少しして思い出したが、それほどまでにメッセ一家は日本に親しみ、虎が大好きだ。ヒーローインタビューの最後も虎への愛があふれ、深くお辞儀をした。虎をセ界一へ導くまで、投げて投げて投げまくる。

横山雄哉投手(23)が21日、今季初となる 1軍合流を果たした。藤浪が16日にインフルエンザで出場登録を外されたことに伴い先発要員を補うための合流。23日の巨人戦(東京ドーム)で先発するとみられる。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人1-4阪神>◇21日◇東京ドーム

 阪神は 1回一死 1、 2塁、福留の 2号 3ランで先制。巨人は 3回一死満塁で、阿部が中犠飛を放って 1点を返した。

 阪神は 5回二死満塁で、北條が押し出し四球を選んで 1点を追加した。巨人先発のマイコラスは 6回 7安打 4失点で降板した。

 阪神はメッセンジャーが 8回 5安打 1失点の好投で「3勝目」を挙げ、連敗を「2」で止めた。巨人は連勝が「4」で止まった。

 阪神ドリスが 8セーブ。巨人マイコラス 1敗。

  1回表阪神一死 1、 2塁、先制の右越え 2点本塁打を放った福留孝介外野手(左)を迎える ランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

 ビックリするほど早い守備固めに、勝負に徹する金本監督の決意が見え隠れした。 5回表、押し出しで 1点を追加した直後の守備。ベンチから出てきた背番号「6」が球審に告げたのは、上本から大和への 2塁手交代-。

 「(上本は)ちょっとね、気持ちが、メンタルが、何て言うんかな。彼のためにも、チームのためにもというので。昨日の 1発目のやつ(ミス)を引きずっていると思うんでね。ちょっとリフレッシュというか、気持ちを楽にしてやるという意味も込めて代えました」

 言葉を選びつつ、交代の背景を明かした。 2点差から 3点差になったから? の問いにも「いや、関係ないと思う」。 5回裏からの守備固めは既定路線だった。

 決断は吉と出る。 7回一死 1塁から、代打・亀井が放った打球は 1、 2塁間へ。抜ける! と思われた打球は、名手・大和が追いついて軽快に 1塁送球。ピンチの芽を堅守で摘んだ。

 金本知憲督(右)は選手をねぎらう。早めに守備固めを入れたさい配が吉と出た=東京ドーム

 悪い流れを断ち切りたい…。その思いが金本監督の頭に渦巻いていた。中日にまさかの連敗。しかも前日20日は、この夜、大和が処理した 1、 2塁間の同じような打球を上本が消極的に映る動きで安打にしてしまっていた。思わず「あそこはどんどん攻めていかないと」と苦言を呈した。その直前にも、迷いを感じさせるプレーがあった。

 一夜明け。喝を入れただけに終わらない、早すぎる守備固め。思いが上本に伝わることを信じての非情さい配だ。

 敵地でことし最初の伝統の一戦を制して「2位」浮上。17試合目での10勝到達は到達は、昨年と同じペースだ。ただ、昨年はそこからジリ貧のシーズンに…。でも、ことしは違う。経験を積んだ金本監督は「非情」という切り札を持っている。

 金本知憲督には上本博紀内野手が20日までのプレーを引きずっているように見えた=東京ドーム

★上本の20日の拙守VTR

 中日戦(ナゴヤドーム)で 1- 1の 7回二死 1、 2塁。上本は代打・井領の 2塁ベース右へ転がった打球を捕球するも、握り直して 1塁に送球したためセーフ(記録は投手強襲内野安打)。満塁となって京田の 1、 2塁間の打球をまわり込むように追ったが、グラブをかすめて右前へ抜けた(右前打)。久慈内野守備走塁コーチは京田の打球について「捕れる。イージーだよ。(井領の処理については)一発でファーストに投げないと」と厳しく指摘していた。

◇データBOX◇

◎…阪神は巨人に勝って今季17試合目で10勝に到達。セ・リーグでは広島、巨人に続き 3球団目。昨季10勝目は 4月14日のDeNA戦(甲子園)で、同じく17試合目だった( 6敗 1分け)。

 

 福留孝介外野手が先制 3ランを放った。初回。高山、糸井のヒットで迎えた一死 1、 2塁の場面。カウント 1- 2から巨人マイコラスのカーブを右翼席に突き刺した。

 福留は「前のバッターがチャンスを作ってくれたので、とにかく先制できるようにと、打席に入りました。たまたま最高の形である、ホームランになりました」とコメントした。

  1回表阪神一死 1、 2塁、先制の右越え 3点本塁打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 速攻や! 福留孝介外野手が 1回一死 1、 2塁で 2号 3ラン。 7戦して一度も黒星をつけられなかった巨人の先発、マイルズ・マイコラス投手から、アッという間に先制点を奪った。再び 2位に浮上して、首位広島とは 1.5ゲーム差。復活したキャプテンに引っ張られて、猛虎は再び上昇気流に乗る。

 美しい弧を描き、白球はオレンジ色に染まった右翼席に吸い込まれた。プレーボールからわずか 8分。福留の速射砲が試合を決めた。もう虎党はお祭り騒ぎ。天敵マイコラスは鬼のような形相でじだんだを踏む。いきなり「六甲おろし」の合唱だ。

 「昨日、一昨日と『俺が打ってれば…』という場面が多々あって、チームに迷惑をかけていたから、何とかしようと…」

 福留孝介外野手は 1回、先制 3ラン。マイコラスに強烈な一発を食らわせた=東京ドーム

 ヒーローインタビューをメッセンジャーに譲った後、期する思いで敵地に乗り込んだことを明かした。

 ハイライトは 1回。高山、糸井の右前打で作った一死 1、 2塁の好機。高めに浮いたカーブを見逃さなかった。開幕広島戦(マツダ)以来となる 2号 3ランは、巨人にとって34イニングぶりの失点。前日20日の中日戦(ナゴヤドーム)で 3度の得点機すべて凡退した主砲の姿はもうない。 3回の右前打をはさみ、 5回二死では左中間突破の 2塁打で 4点目を演出。自身 3度目のサイクル安打も期待された 7回にも右前(残念!?)にはじき返し、昨年 7月30日の中日戦(甲子園)以来となる 4安打。過去 7戦して 0勝 4敗、一度も黒星をつけたことがなかったマイコラスに、 8度目の正直で初めて土をつけた。

  3回、安打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

  4安打すべて変化球を狙った頭脳。修正能力。勝負勘。「きょうは助けられました、本当に」と金本監督も最敬礼した。実は、試合前に脱帽していた男が巨人ベンチにもいた。今季から再び日本球界入りしたマギーだ。

 練習開始前にあいさつを交わしたこの 2人、実はメジャーでは同期だ。福留が中日からカブスに移籍した2008年にマギーも初昇格。春季キャンプ初日に初対面した。M砲は密着マークする日本の報道陣の多さや、バット、グラブなどすべての野球道具をジュラルミンケースに入れて運んでいた福留のきちょうめんさだけではなく、驚いたことがあったという。

 「彼は英語を学ぼうとベテラン選手に一生懸命話しかけていたよ。そういうときって、僕らはわざと汚い言葉を教えてあげようとするんだよね。でも、彼の場合は通用しなかった。何となく理解、察知して、うまくいなしていた。フクドメは賢いと、皆が思ったよ」

 ロッカーが近かった旧友の前で、 9年前のような存在感を示した。

  5回、中 2塁打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 「きょうはたまたまいい方向に出たのでよかった。それはそれでよしとして、また明日だね」

 再び「2位」浮上。首位・広島とは 1.5ゲーム差に詰めた。伝統の一戦で宿敵に横綱相撲をみせつけた。大舞台に強い福留が完全によみがえった。

◇データBOX◇

◎…阪神は巨人・マイコラスが来日した2015年から 8戦目で初めて黒星をつけた。過去 7戦は 0勝 4敗。マイコラスから 1回に 3得点は初。 1試合で 4得点も初めて。

◎…福留がマイコラスから 3安打。阪神でマイコラスから猛打賞を記録したのは、昨年 7月18日(甲子園)での高山以来。

◎…福留の 1試合 4安打は昨年 7月30日の中日戦(甲子園)でサイクル安打を達成して以来で、国内に限れば通算14度目。

 

 北條が値千金の押し出し四球を選んだ。追加点が取れずにジリジリした 5回、しっかり見極めて貴重な 1点をつかんだ。

 「(コースに対する)目つけをしっかりして、見極めることができたと思います」

  1回に福留の 2号 3ランで先制したあと、点が取れない。 5回二死で、福留が左中間へ 2塁打。原口が死球、鳥谷も四球で満塁となった。ここで北條だ。カウント 1- 2から高めの直球に思わず手が出そうになったが、こらえる。最後は低めの 148キロにバットを止めた。マイコラスが思わず「○△×※!!」と声をあらげたほど微妙なボールをしっかり見切った。

 北條史也内野手は 5回、値千金の押し出し四球を選選んだ=東京ドーム

 金本監督も「鳥谷と北條が、きわどいのをよくね。一番、手が出そうな球だけど。あの四球はメチャメチャ大きかった」と思わずうなった。

 不振で右投手のときはスタメンを外れることもあったが、前日20日までの中日 3連戦(ナゴヤドーム)で先発起用され、打率 0.444( 9打数 4安打)。この日も 4回にマイコラスから 2塁打を放ち、調子は上向きだ。それでも「右でも左でも打っていかないとレギュラーにはなれない。頑張ります」と笑みはない。これからも一心不乱に白球に食らいつく。

 

 阪神先発のランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

 ランディ・メッセンジャー投手が 8回 5安打 1失点でリーグトップの「3勝目」を挙げた。

 メッセンジャーが10三振を奪って 3勝目。来日 1年目の2010年からの 2桁奪三振は 0→ 1→ 1→ 4→→ 4→ 5→ 4→ 1となり、この日で通算「20度目」。 2桁奪三振を20度記録した外国人投手はプロ野球史上初めて。阪神で20度以上は江夏69度、村山32度、小山27度、井川24度に次いで 5人目。

 阪神先発のランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

 少々のことではビクともしない。これが虎の大黒柱だ。メッセンジャーが好調巨人打線をなで斬りにした。コツコツと打たれても鳥谷の失策でピンチが広がっても、蚊に刺されたようなもの。敵地で仁王立ちのG倒だ。

 「やっぱりあの状況で 1点で抑えられたのは大きいかった。(味方の失策は)もちろんその瞬間には『チクショウ!』と思うけど、でも、それが野球。引きずっていられないから、切り替えることが大事だと思う」

 ランディ・メッセンジャー投手は 8回 1失点、10奪三振。 130球の熱投で自身の対巨人戦連敗を「5」で止めた=東京ドーム

  3- 0の 3回一死から中井、立岡に連打を許した直後。 3塁・鳥谷が坂本勇のゴロを弾く失策。満塁で 4番・阿部を迎えた。相手は前日まで22打点、 5本塁打でリーグ「2冠」。それでも丁寧に変化球を低めに集め、 3球目に中犠飛を許したが、 1点は仕方がない。続くマギーには 110キロ台のカーブも交え、最後は 148キロ直球で 1ゴロに仕留めた。

  3回には相性の悪い坂本勇人内野手を 3ゴロに仕留めたのに…=東京ドーム

  4回以降は大きなピンチも作らず。 5安打のうち 4安打を 1、 2、 4番に浴びたが、 5番以下にはわずか 1安打。それも打ち取ったような内野安打だった。G打線を真っ二つに分断して、機能させず。 8回 1失点(自責 0)でリーグ単独トップの「3勝目」( 0敗)をつかみ、自身の巨人戦も「5連敗」で止めた。 130球を投げ終え、満面の笑みの金本監督に迎えられると、右肩をナデナデされて握手。指揮官は「『スタミナあるじゃないか』とね。『モチロンだ!』といっていたけどね」と高笑いだ。

 鳥谷敬内野手がポロリ。味方に足を引っ張られてもランディ・メッセンジャー投手は動じなかった=東京ドーム

 タテジマに袖を通して 8年。“自分の中の日本人”を発見することすらある。リフォームした米テネシー州の自宅で、広大な庭にミニチュアホースを走らせていたオフのある日。小さな虫を見つけた長女のフランチェスカちゃんが「ダンゴムシだ」と日本語で叫んだ。DANGOMUSHIか、よく見つけたね…と思ったメッセパパだったが、ふと気づいた。「あれっ!? ダンゴムシって英語で何て言うんだっけ」。少しして思い出したが、それほどまでにメッセ一家は日本に親しみ、虎が大好きだ。

 好投のランディ・メッセンジャー投手(右)を出迎える金本知憲監督=東京ドーム

 「本当にいつもどおり、応援ありがとうございます。みなさんのことが大好きです!」  ヒーローインタビューの最後も虎への愛があふれ、深くお辞儀をした。虎をセ界一へ導くまで、投げて投げて投げまくる。

☆メッセンジャーについて阪神・香田勲男投手コーチ

 「リリーフのことを考えたら、非常に十分。われわれの願っているところまで投げてくれた」

 試合後、ファンに笑顔を見せるランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

☆メッセンジャーをリードした阪神・梅野隆太郎捕手

 「緩急も使えましたし、勝負どころできっちりコースへ投げてくれました」

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーは巨人戦で通算11勝 6敗。昨年 4月 7日の東京ドーム以来の白星だった。昨年 5月11日に甲子園で黒星がついて以来、 5連敗していた。

 

 横山雄哉投手が21日、今季初となる 1軍合流を果たした。

 藤浪が16日にインフルエンザで出場登録を外されたことに伴い先発要員を補うための合流。

 「 1軍で投げることを目標にやってきた。チャンスをものにできるようにしたい」と意気込んだ。23日の巨人戦(東京ドーム)で先発するとみられる。

 

 4月22日の予告先発投手:G田口麗斗-T能美篤史

 

 メッセンジャーがよくやった!今日の先発は能美さんだ!能美さんで「単独2位」に浮上だ!Gを倒して次に進め!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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福留が先制打!怒りの金本監督、巨人・田口に6連敗で阪神「3位」転落…リリーフ陣が痛恨の追加点…

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巨人田口麗斗投手(21)、阪神能美篤史投手(37)が先発。阪神が 1回、福留の右前適時打で 1点を先制。巨人は 3回に坂本勇人内野手(28)の 2点適時打で逆転に成功する。巨人田口と阪神能見の両先発が中盤は得点を許さず、投手戦の展開に。 2- 1と巨人が 1点リードのまま終盤に入った。巨人が 8回にマギーの 2号ソロで突き放し、逆転勝ちを収めた。先発田口は 7回 1失点で 2勝目。阪神は打線が奮わず連勝ならず、先発能見は 2敗目。阪神は巨人に 1- 4で敗れ、「3位」転落。金本知憲監督(49)は、巨人・田口に 6連敗となり「昨年から何敗?」とおかんむりだ。サンケイスポーツ専属評論家の八木裕氏(51)は、これまでとの“違い”が見られないと厳しく指摘した。伝統の一戦で、またも21歳の左腕にひねられた。昨季 5勝(対戦防御率1.67)を献上した田口に、今季初対戦でも軽くあしらわれた。こんな屈辱はない。金本監督の堪忍袋の緒は、切れかかっていた。 1回に福留の適時打で先制も、 3回以降、灯した「H」ランプは 5回の能見の 1塁内野安打のみ。 2塁すら踏めず 7回 1失点の好投を許した。田口の投球パターンは 130キロ台の直球と縦横 2種類のスライダー、チェンジアップを交ぜるぐらい。それでも的を絞れない。各打者に球種やコースへの狙いが感じられず何でもかんでも振ってしまう。昨季と変わらぬ姿…。なんの『違い』もない。バックネット裏から見つめた八木氏がズバッと指摘したのは、そこだ。中谷は昨季、田口に11打数 5安打(打率 0.455)、 1本塁打、 2打点と好相性だったが、 8回にマシソン相手に代打で登場( 2直)しただけ。今季はジョンソン(広島)、前日のマイコラス(巨人)と難敵にひざを折らせた。田口にも、このままやられるわけにはいかない。「3位」に後退したが、幸い広島がナイターで敗れ、 1.5差は変わらず。今こそ虎の対応力を、上がり目を見せていきたい。

福留孝介外野手(39)が先制となる適時打を放った。 1回二死 2塁。追い込まれながらも、巨人田口の内角への速球を振り抜き、しぶとく 1、 2塁間を突破。 2塁走者が生還した。 2試合連続で福留のバットで先取点をもぎ取った。 4番の意地だ。阪神は巨人に 1- 4で敗れたが、福留孝介外野手が 1回に難敵・田口から先制打を放った。前日21日に決勝 3ランなど 4安打を放った主砲が、連日の仕事。23日こそ、勝利に直結する一打でチームを浮上させる。またも“虎キラー”に先制パンチを食らわせた。キャプテン・福留が連日の速攻だ。チームが苦手とする田口が相手でも、低めの厳しいボールでも、四の五の言っていられない。 4番打者としての、意地だった。打球は鮮やかに 1、 2塁間を抜けた。前日も 1回から爆発し、 4安打。来日から 3年にまたがって虎が勝てていなかったマイコラスに先制の 2号 3ランを浴びせ、敵地の伝統の一戦の初戦を奪った。一夜明けても、見事に勢いを持続し“再現”してみせたが、束になってかかることはできず。田口を立ち直らせてしまった。姿勢だけでなく、この日のように結果でも引っ張るが、まだまだ伝えるべきことはある。空振り三振で最後の打者になり 4打数 1安打。敗戦後の通路でも、さらなる団結を望んだ。訴えかけ、ナインに問いかけるような 1安打だった。ここから虎は、もう一度ひとつになる。

北條史也内野手(22)が 1- 0の 2回一死から田口の初球の 139キロをはじき返し、左中間へ 2塁打を放った。この日、チーム唯一となる長打を放ち、 5試合連続安打と状態は上向き。

梅野隆太郎捕手(25)は能見を粘りのリードで支え、「先発の役割としてはうまくいけたのかなと思います」と振り返った。ただ、打では 2打数無安打で、 8回にD 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)を代打におくられた。 7試合連続無安打で打率 0.172と低迷しており、試合後には室内で振り込んで浮上のきっかけを必死に探した。

今季初勝利をかけて先発した能見は 1- 0の 3回、先頭の田口を 1ゴロに打ち取ったが…。原口からの送球をベースカバーに入る際に落球(投手の失策)。その後、四球と犠打で一死 2、 3塁とされ、坂本勇に内角低めのボール球にうまく反応されて、逆転打を浴びた。 3試合連続の好投も報われず、 2敗目を喫して、悔しさを押し殺した。

リリーフ陣が痛恨の追加点を献上した。 1点ビハインドの 7回に 2番手で登板した藤川球児投手(36)は立岡の適時打で 1点を失点。 1週間ぶりの登板による難しさもあったが、言い訳しなかった。 8回を任された松田遼馬投手(23)も先頭のマギーに中越えソロを浴び、登板 2試合連続となる失点。徐々に引き離され、反撃の機運を高められなかった。

新井良太内野手(33)が22日、出場選手登録日数が 8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権を取得した。中日から2010年12月にトレード移籍し、今季でプロ12年目。今季はここまで 5試合に代打で出場し、打率 0.000、 0打点と快音を響かせられていない。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 4- 1阪神>◇22日◇東京ドーム

 巨人田口、阪神能見が先発。阪神が 1回、福留の右前適時打で 1点を先制。巨人は 3回に坂本勇の 2点適時打で逆転に成功する。

 巨人田口と阪神能見の両先発が中盤は得点を許さず、投手戦の展開に。 2- 1と巨人が 1点リードのまま終盤に入った。

 巨人が 8回にマギーの 2号ソロで突き放し、逆転勝ちを収めた。先発田口は 7回 1失点で 2勝目。阪神は打線が奮わず連勝ならず、先発能見は 2敗目。

 また田口に…。ベンチで顔をしかめる金本知憲監督(右)と片岡篤史打撃コーチ=東京ドーム

 いい加減、打とうよ…。阪神は巨人に 1- 4で敗れ、「3位」転落。金本知憲監督は、巨人・田口に 6連敗となり「昨年から何敗?」とおかんむりだ。サンケイスポーツ専属評論家の八木裕氏は、これまでとの“違い”が見られないと厳しく指摘した。

 伝統の一戦で、またも21歳の左腕にひねられた。昨季 5勝(対戦防御率1.67)を献上した田口に、今季初対戦でも軽くあしらわれた。こんな屈辱はない。金本監督の堪忍袋の緒は、切れかかっていた。

 「昨年から何敗しとるんかな? 昨年 5敗? 今年で 6敗? もうちょっといい加減…何かこう対策というか。球筋も散々、見ているわけですから。いくらなんでも( 6連敗は)やられすぎ」

  1回、田口投手(手前)の左手を弾く一打を放った高山俊外野手だが、 2ゴロに=東京ドーム

  1回に福留の適時打で先制も、 3回以降、灯した「H」ランプは 5回の能見の 1塁内野安打のみ。 2塁すら踏めず 7回 1失点の好投を許した。

 田口の投球パターンは 130キロ台の直球と縦横 2種類のスライダー、チェンジアップを交ぜるぐらい。それでも的を絞れない。各打者に球種やコースへの狙いが感じられず何でもかんでも振ってしまう。指揮官が「(変化球は) 2種類ぐらいしかないんでしょ? 特別空振りをとるチェンジアップでもない。打席で迷いがあるのか…」と首をひねれば、片岡打撃コーチは「低めの直球もキレもよかった。球が浮いていた序盤に(点を)とらないといけない」と唇をかむしかなかった。

  8回、三振に倒れ肩を落とす高山俊外野手=東京ドーム

 昨季と変わらぬ姿…。なんの『違い』もない。バックネット裏から見つめた八木氏がズバッと指摘したのは、そこだ。

 「右打者なら、とにかく 2塁手の頭上を狙う。左打者なら確率の高いスライダーを狙う。 1回から各打者が徹すれば、おそらく田口も『ことしの阪神打線は去年までとは違う』と考えたはず」

 さらにオーダーも「高山の状態がよくないので北條を 1番にすえる。または(高山に代えて)中谷も面白かったのではないか」と指摘した。

 曇った表情を見せる金本知憲監督(中央)=東京ドーム

 中谷は昨季、田口に11打数 5安打(打率 0.455)、 1本塁打、 2打点と好相性だったが、 8回にマシソン相手に代打で登場( 2直)しただけ。金本監督は中谷の先発起用について「悩んだのもあったけど、いろんな事情があって」と話すにとどめたが…。前日と同じ並びで、各打者のアプローチも昨年と同じでは、田口は楽だ。いかに相手に余計な意識をさせて乱していくか、そんな工夫が感じられなかった。

 今季はジョンソン(広島)、前日のマイコラス(巨人)と難敵にひざを折らせた。田口にも、このままやられるわけにはいかない。「3位」に後退したが、幸い広島がナイターで敗れ、 1.5差は変わらず。今こそ虎の対応力を、上がり目を見せていきたい。

◇データBOX◇

◎…巨人・田口は昨季、阪神戦 6試合で 5勝 0敗、防御率1.67。自身初の10勝を挙げたが、その半分を阪神から稼いだ。

◎…阪神の 4安打は今季ワーストタイ。16日の広島戦以来、 3度目。

 

  1回表阪神二死 2塁、右前先制適時打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 福留孝介外野手が先制となる適時打を放った。

  1回二死 2塁。追い込まれながらも、巨人田口の内角への速球を振り抜き、しぶとく 1、 2塁間を突破。 2塁走者が生還した。「先制点を取って、優位な試合展開にしたかったですし、いい所に飛んでくれて、上本もよく走ってくれました」とコメントした。前日は先制 2号 3ランを放っており、 2試合連続で福留のバットで先取点をもぎ取った。

  1回 適時打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

  4番の意地だ。阪神は巨人に 1- 4で敗れたが、福留孝介外野手が 1回に難敵・田口から先制打を放った。前日21日に決勝 3ランなど 4安打を放った主砲が、連日の仕事。23日こそ、勝利に直結する一打でチームを浮上させる。

 またも“虎キラー”に先制パンチを食らわせた。キャプテン・福留が連日の速攻だ。チームが苦手とする田口が相手でも、低めの厳しいボールでも、四の五の言っていられない。 4番打者としての、意地だった。

 「難しかろうが、何だろうが、打たなきゃいけない」

  1回一死から上本が左前打。糸井の 2ゴロで二死 2塁となり、絶好の先制機は39歳に託された。昨季阪神戦 5勝 0敗の21歳の左腕にファウル、見逃しストライクと 2球で追い込まれる。 3球目は見送り、ボール。全球ストレートで挑まれた。

  1回に右前適時打を放った福留孝介外野手。 4番が連日、難敵打ちの先制打で打線をけん引したが…=東京ドーム

  4球目。またも 138キロの直球だったが、振り負けない。打球は鮮やかに 1、 2塁間を抜けた。コースも相手も関係ない。「先制点を取って、優位な試合展開にしたかった。いいところに飛んでくれた」と振り返った通り、気持ちだけで一本を出した。

 前日も 1回から爆発し、 4安打。来日から 3年にまたがって虎が勝てていなかったマイコラスに先制の 2号 3ランを浴びせ、敵地の伝統の一戦の初戦を奪った。一夜明けても、見事に勢いを持続し“再現”してみせたが、束になってかかることはできず。田口を立ち直らせてしまった。

 若いチームの中で 1人、相手だけでなく自軍にも目を配るが、まだ“道半ば”だ。それは痛感している。 22月の沖縄・宜野座キャンプ中、若手選手とスタッフを招き、食事会を開いた。焼き肉に舌鼓を打ち、親睦を深める光景を見つめながらも、その目の奥は鋭く光っていた。

  1回、適時打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 「俺はずっと、腕を組んで黙っていた。若手を裏方さんの間に座らせて、どこまで気配りをできるかを見ていたけど、ほとんどできるやつはいなかったな…。野球はチームプレーなんだから、そういうところもちゃんとしないと」

 姿勢だけでなく、この日のように結果でも引っ張るが、まだまだ伝えるべきことはある。

 「チームとして、全員で(田口対策を)やっていかないといけないでしょう」

 空振り三振で最後の打者になり 4打数 1安打。敗戦後の通路でも、さらなる団結を望んだ。訴えかけ、ナインに問いかけるような 1安打だった。ここから虎は、もう一度ひとつになる。

◇データBOX◇

◎…阪神が苦手としている巨人・田口だが、福留は昨季、15打数 7安打(打率0.467)と攻略。チーム内でもっとも高い対戦打率を誇った。2015年は 1打数無安打 1四球。

 

 北條が 1- 0の 2回一死から田口の初球の 139キロをはじき返し、左中間へ 2塁打を放った。この日、チーム唯一となる長打を放ち、 5試合連続安打と状態は上向き。「狙い球を決めて、一発でとらえられた。しっかり(コースに対して)目つけをして、結果につながったと思います」と手応えを口にした。

 

  3回、巨人・坂本勇人内野手に 2点適時打を打たれ肩を落とす能美篤史投手と梅野隆太郎捕手=東京ドーム

 梅野は能見を粘りのリードで支え、「ミスというのは失点につながりやすい。でも粘って、先発の役割としてはうまくいけたのかなと思います」と振り返った。ただ、打では 2打数無安打で、 8回にD 5位・糸原健斗内野手を代打におくられた。 7試合連続無安打で打率 0.172と低迷しており、試合後には室内で振り込んで浮上のきっかけを必死に探した。

 

 坂本勇人内野手(奥)に 2点打を許した能美篤史投手=東京ドーム

 今季初勝利をかけて先発した能見は 1- 0の 3回、先頭の田口を 1ゴロに打ち取ったが…。原口からの送球をベースカバーに入る際に落球(投手の失策)。その後、四球と犠打で一死 2、 3塁とされ、坂本勇に内角低めのボール球にうまく反応されて、逆転打を浴びた。「自分のエラーから始まり、抑えないとという思いが力みにつながった」。 6回を被安打 2も、 2失点(自責 1)。 3試合連続の好投も報われず、 2敗目を喫して、悔しさを押し殺した。

 

  7回 ピンチを迎えた藤川球児投手(中央)=東京ドーム

 リリーフ陣が痛恨の追加点を献上した。 1点ビハインドの 7回に 2番手で登板した藤川は立岡の適時打で 1点を失い、 1日の広島戦(マツダ)以来の失点。 1週間ぶりの登板による難しさもあったが、「それは仕方がない。止めないといけなかった。次、頑張ります」と言い訳しなかった。

  8回を任された松田も先頭のマギーに中越えソロを浴び、登板 2試合連続となる失点。徐々に引き離され、反撃の機運を高められなかった。

  8回、ベンチへ戻る松田遼馬投手=東京ドーム

 

 新井良太内野手が22日、出場選手登録日数が 8年に達し、国内FA権を取得した。

 巨人戦では出番がなく、試合後は「特に何もないですよ。明日もしっかり準備して、目の前の試合に臨むだけです」と冷静に話した。

 新井良太内野手 (2017年 3月26日撮影=京セラドーム)

 新井良太内野手が22日、出場選手登録日数が 8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。この日の巨人戦は出番がなく、試合後は「特に何もないです。いつも通り明日の準備をして目の前の試合に向けてやるだけです」と話すにとどめた。

 中日から2010年12月にトレード移籍し、今季でプロ12年目。今季はここまで 5試合に代打で出場し、打率 0.000、 0打点と快音を響かせられていない。

 

 昨日(22日)は落としたが、今日(23日)は再度「(同率)2位」復活だ全!員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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横山が今季初勝利!横山1勝&福留全2打点!巨人内海2敗目!福留また打った!3試合連続の先制打!

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阪神は初回に福留の右前適時打で先制。 3回にも福留の犠飛で追加点を挙げた。巨人も 3回に村田の中前適時打で 1点を返した。阪神横山は 5回 失点で踏ん張り降板した。阪神が桑原、マテオ、ドリスとつなぎ逃げ切った。ドリスがリーグトップの 9セーブ目。先発の横山が今季初勝利を挙げた。巨人先発内海が 2敗目。阪神が競り勝ち、敵地での巨人戦を 2勝 1敗で勝ち越し。巨人と並ぶ「2位」に浮上した。今季初登板の左腕・横山が先発し、 5回 6安打 1失点で白星を手にした。

福留孝介外野手(39)が先制適時打を放った。 1回二死 3塁。カウント 1- 1から巨人先発・内海の外角へのカットボールをとらえた。鋭いライナーで右前打となり、 3塁走者が生還した。21日は先制 2号 3ラン、22日には先制適時打を放っており、 3試合連続で福留のバットで先取点をもぎ取った。

横山雄哉投手(23)が 5回 1失点で今季初勝利を挙げた。横山は「中継ぎピッチャーの方が踏ん張ってくれて、梅野さんも心強くリードしてくれたのでみなさんに感謝したいです。(先制打の福留は)心強いキャプテンです。甲子園 6連戦、全部勝てるように頑張ります」と話した。藤浪がインフルエンザで登録抹消となり、代役としてマウンドに立った2014年ドラフト 1位左腕が今季初登板で結果を残した。藤浪のインフルエンザで巡ってきたチャンスに、しっかり応えた。伸び盛りの 3年目。 1軍での次回登板は未定だが、香田勲男投手コーチ(51)は期待した。

サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(81)が23日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演し、巨人-阪神(東京ドーム)を分析。 2番手で登板した阪神・桑原謙太朗投手(31)を評価した。この日もボヤキ節は全開だった。 1回、投ゴロに倒れた巨人・村田のサイド部分が広く刈り上げられた髪形をチェック。「村田の頭はなんだ。自分で散髪したのか」と表情を曇らせた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 1- 2阪神>◇23日◇東京ドーム

 阪神は初回に福留の右前適時打で先制。 3回にも福留の犠飛で追加点を挙げた。巨人も 3回に村田の中前適時打で 1点を返した。

 阪神横山は 5回 失点で踏ん張り降板した。巨人は 6回二死 1、 3塁の好機に代打阿部を送るも空振り三振に終わった。

 阪神が桑原、マテオ、ドリスとつなぎ逃げ切った。ドリスがリーグトップの 9セーブ目。先発の横山が今季初勝利を挙げた。巨人先発内海が 2敗目。

 初勝利を挙げた横山雄哉投手=東京ドーム

 阪神が競り勝ち、敵地での巨人戦を 2勝 1敗で勝ち越し。巨人と並ぶ「2位」に浮上した。今季初登板の左腕・横山が先発し、 5回 6安打 1失点で白星を手にした。

  4番・福留が 1回に内海から右前適時打、 3回には中犠飛を放った。巨人は 4番・村田が 3回に適時打を放ち、 1点を返したが、阪神は 2番手・桑原、マテオ、ドリスの救援陣が要所を抑え、リードを守った。

  2回裏巨人一死 1、 2塁、小林を遊ゴロ併殺打に仕留め、雄たけびを上げる横山雄哉投手=東京ドーム

 独特な緊張感が漂う東京ドーム。試合開始からわずか 1分。G倒の号砲が勢いよく鳴った。内海の 3球目をとらえ、試合の流れをもってきたのは 2年ぶりに 1番に座った中谷だ。

 「出たらアピールになると思っていました。よかったです。塁に出たら、後ろはすごい方ばかりです。塁に出ようという気持ちだけでした」

 ファーストストライクを見逃さず、左翼線に鋭い打球が飛ぶ。大きなストライドで悠々 2塁到達。一死後、糸井の一ゴロで 3進し、福留の 3試合連続となる先制打でホームイン。 3回一死での第 2打席、外角直球をコンパクトに中前へ。一死満塁の好機を演出し、福留の中犠飛で 2点目のホームも踏んだ。

 G倒の号砲や!  1回、中谷将大外野手がいきなり左翼線へ 2塁打。先制を演出だ=東京ドーム

 昨季 9勝15敗 1分と大きく負け越した伝統の一戦。何としてもカード勝ち越しを決めたかった金本監督は打順を組み替えた。打撃が下降気味の高山と中谷を入れ替え、しかも 1番に置くと決断した。

 「北條を 1番に上げてというのも頭にあったんだけど。中谷の長打力がね。下の方、 6番においていてもね。投げ勝つ、守り勝つというのももちろん野球だけど、やっぱり勢いをつけるためにはバーンと打ってね。景気よくね」。片岡打撃コーチと合致した起用法がズバッと! 的中。その期待にしっかりと応えてみせた。

  1番で期待に応えた中谷将大外野手(背番60)を、金本知憲監督はハイタッチで出迎えた=東京ドーム

 中谷自身、スタメンは20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、今季 3度目。打席数が少ない中でも集中力がとぎれないことにはワケがある。高卒 7年目。金本監督が就任する直前の2015年まで数年間、年齢の関係から指定強化から外されていた時期があった。自主的にオフの過ごし方を考える中で、筋トレへの意欲は誰にも負けないことに気がついたという。「(意識の高さは)それが大事だと思います」。ガツガツと重量を挙げ、背筋力はチームトップクラス。自らの意識改革で作った下地が、好調キープを支えている。

 25日からは甲子園 6連戦。「試合に出たらアピールすることしか考えていません」と表情を引き締めた男が、ブレークの予感を漂わせる。

☆阪神・金本知憲監督の話

 「投げ勝ったっていいますか、横山も 5回 1失点でしのいでくれて。今日は今日はもう総動員でいく予定だったので、中継ぎ、リリーフよく投げてくれました。(横山は)思ったよりはきちんと投げてくれてたんで、もう少しね、 5回 2、3失点はいかれるかなっていう予想はあったんですけど、逆に 1失点で抑えてくれて。まずまずというか、初登板にしては十分合格点です」

☆初勝利を挙げた横山雄哉投手の話

 「伝統の一戦ということなので、とてもうれしいです。本当はもっと回を投げられればよかったんですけど、中継ぎの方が踏ん張ってくれて、梅野さんも心強くリードしてくれたんで、みなさんに感謝したいです。次があるのであれば、もっと長いイニングを投げられるように頑張ります」

◇データBOX◇

◎…中谷が「1番・左翼」で、今季 3度目のスタメン出場。 1番での先発は2015年 8月 7日のDeNA戦(横浜)以来、 2度目。同戦には「1番・右翼」で遊ゴロ、 3ゴロ、中飛と 3打数無安打。

 

  1回表阪神二死 3塁、右前に先制適時打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 福留孝介外野手が先制適時打を放った。

  1回二死 3塁。カウント 1- 1から巨人先発・内海の外角へのカットボールをとらえた。鋭いライナーで右前打となり、 3塁走者が生還した。「今日は若い横山が先発ですし、早い段階で点を取ってあげたかったので、先制のヒットを打つことができてよかったです」と振り返った。21日は先制 2号 3ラン、22日には先制適時打を放っており、 3試合連続で福留のバットで先取点をもぎ取った。

 

 巨人打線に全力で腕を振った横山雄哉投手。走者を出しながら5回1失点で踏ん張った=東京ドーム

 横山雄哉投手が 5回 1失点で今季初勝利を挙げた。

 横山は「本当にうれしい気持ちでいっぱいです。やはり伝統の一戦ということなのでうれしいです。本当はもっと回を投げられれば良かったんですけど、中継ぎピッチャーの方が踏ん張ってくれて、梅野さんも心強くリードしてくれたのでみなさんに感謝したいです。(先制打の福留は)心強いキャプテンです。次があれば、もっと長い回を投げられるようにしたい。甲子園 6連戦、全部勝てるように頑張ります」と話した。

 藤浪がインフルエンザで登録抹消となり、代役としてマウンドに立った2014年ドラフト 1位左腕が今季初登板で結果を残した。

  1回裏巨人二死 2塁、村田修一内野手を投ゴロに仕留めた横山雄哉投手=東京ドーム

 横山雄哉投手が 5回 1失点で、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 毎回走者を背負っての投球。 5回も巨人立岡に中前打を許し、一死 1塁から巨人坂本勇、村田を迎えたが、遊直と 1邪飛に抑えた。

 「今シーズン初登板でしたが、立ち上がりから緊張することもなく、冷静に投げることができました。梅野さんがうまく引っ張ってくれたので、 5回まで最少失点で抑えることができました。 3回に連続フォアボールが絡んで失点してしまったことは反省点です」と振り返った。

 藤浪のインフルエンザで巡ってきたチャンスに、しっかり応えた。

  5回裏巨人一死 1塁、坂本勇人内野手の打球を好捕した遊撃手北條史也内野手を指さす横山雄哉投手=東京ドーム

 阪神の横山が体調不良の藤浪に代わって今季初登板で先発し、 5回 1失点で勝利した。 2- 0の 3回は二死から連続四球でピンチを招き、村田に適時打されたが、フォークボールを効果的に使ってその後をしのぎ「代役をできるようにしっかり頑張った。うれしい気持ちでいっぱい」と白い歯を見せた。

 伸び盛りの 3年目。 1軍での次回登板は未定だが、香田投手コーチは「アクシデントがあったときにまた力を貸してほしい」と期待した。

 横山雄哉投手とハイタッチした金本知憲監督=東京ドーム

 代役としてまわってきたチャンス。思い切り腕を振って、投げれるとこまで投げてやる。横山がエンジン全開で 5回 1失点の好投を披露し、今季初勝利を手にした。

 「藤浪がインフルエンザにかかって、その代役をしっかりやれるように頑張りました」

 キレのある直球を中心に、一度も先頭打者を許さなかった。 1- 0の 2回一死から連打を浴びて 1、 2塁のピンチを背負うも、小林をチェンジアップで遊ゴロ併殺に打ちとり、「ヨッシャー!!」と雄叫びを上げた。

 マウンドでは攻めの姿勢を貫いたが、香田投手コーチからは毎回「先頭だぞ」と声をかけられていた。「意識することができました」と冷静な一面も保ち、 6安打を浴びたが大崩れすることはなかった。

 今季初勝利の横山雄哉投手=東京ドーム

 “二人三脚”での勝利だ。昨年11月に兵庫県出身の一般女性と結婚し、新婚1勝でもあるのだ。「何も変わっていないですけど…」。そう恥ずかしそうに笑うが、変わっていないことが重要だ。新妻は結婚を機に「アスリートフードマイスター」を取得し、毎晩 5、 6品をテーブルの上に並べてくれる。「寮と同じくらいのものを出してくれるんですよ」。虎風荘の食事といえば、管理栄養士のもと栄養満点、滋養強壮に抜群の“アスリート飯”だ。故障がちな左腕にとって、これ以上ない活力を毎日モリモリ吸収中だ。これで勝てないわけがない。

 「先発として、波をなくしていけばまだまだ成長できる。自信につながるようにやっていきたいです」

 プロ初登板は2015年 5月21日の巨人戦(甲子園)で、 7回 1失点の好投も勝ち星つかず。それ以来のG戦でつかんだウイニングボールは、東京ドームに駆けつけた妻への最高のプレゼント。今後は藤浪の昇格で再びファーム待機の状態になるが、この日の白星の価値は決して色あせない。

★アスリートフードマイスターとは

 アスリートの食のサポートができる人材を育成するための資格。現在は 3つのコースがあり、取 得できればアスリートに応じて必要な食材を提供できるようになる。米大リーグのヤンキース・田中将大投手の妻でタレントの里田まいも資格を取得している。

☆横山雄哉投手のプロ初登板がG戦VTR

 2015年 5月21日の巨人戦(甲子園)でプロ初登板初先発。 1回を三者凡退に抑えると、 0- 0の 5回二死 2、 3塁のピンチでは大田を真っすぐで空振り三振に斬ってみせた。 6回、アンダーソンに適時 2塁打を浴び、プロ初失点。続く井端を遊ゴロに仕留め、 1失点で切り抜けた。 101球の力投で、 7回 5奪三振 6安打 1失点。チームは 8回に逆転し、 2- 1で勝利。横山に勝ち星はつかなかったが、鮮烈デビューにふさわしい投球だった。

◇横山 雄哉(よこやま・ゆうや)

 投手。1994年(平成 6)年 2月21日生まれ、23歳。山形県出身。山形中央高校では高 2春、夏甲子園出場。卒業後、新日鉄住金鹿島に入社。2015年D 1位で阪神に入団。2015年 5月21日の巨人戦(甲子園)で初登板初先発。昨年 5月 4日の中日戦(ナゴヤドーム)で初勝利。昨季は 3試合に登板、 2勝 0敗、防御率2.93。 1メートル83、83キロ。左投げ左打ち。年俸1570万円。背番号「15」。

 

 サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏が23日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演し、巨人-阪神(東京ドーム)を分析。 2番手で登板した阪神・桑原謙太朗投手を「投げっぷりはいいよね」と評価した。

 プロ10年目の右腕・桑原は 1点リードの 6回二死 1、 3塁で代打・阿部を迎えた。野村氏は「高橋監督もここは勝負どころと使っている」と解説。それでも大事な場面で、桑原が阿部を外角直球で空振り三振に仕留めると、「あんまり出たことないピッチャーじゃないかな。(巨人は)資料がないんじゃないの」と指摘した。

 野村克也氏

 この日もボヤキ節は全開だった。 1回、投ゴロに倒れた巨人・村田のサイド部分が広く刈り上げられた髪形をチェック。「村田の頭はなんだ。自分で散髪したのか」と表情を曇らせた。また 2回に併殺打に倒れた小林の打席での構えを疑問視。「背中が反対にそっている。 1割しか打てない原因は構えにある」と語った。

 一方、同氏の野球理論を網羅した「野村克也 野球論集成」(野村克也著、サンケイスポーツ編、徳間書店刊、四六判上製 424ページ、税込み1998円)が全国の書店で絶賛発売中だ。サンスポで昨年 4月から12月まで連載した「ノムラのすべて」の書籍化。プロ野球OBが単独著者として、総論から各論に至るまで体系的に解説した野球理論書を完成させたのは、球界でも初めてとなる。ネットでの購入はamazonなどで。

 

  2勝 1敗で「(同率) 2位」で前進だ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

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 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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藤浪インフルエンザ治り1軍合流!26日先発へ!秋山中5日でDeNA戦先発!26歳祝うぞ!

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左手首腱鞘炎で開幕から出遅れていた阪神の新外国人、エリック・キャンベル内野手(30)が、25日のDeNA戦(甲子園)で 1軍初昇格することが24日、分かった。金本知憲監督(49)は打撃が下降気味の高山俊外野手(24)、原口文仁捕手(25)への“劇薬”として期待。首位広島とは「1・5ゲーム差」。テコ入れで本拠地 6連戦を奪首ウイークとする。さぁ、甲子園6連戦の幕開けだ。東京ドームで巨人をギャフンといわせた金本監督が新たなスパイスを用意する。左手首腱鞘炎を完治させたキャンベルの昇格を決めた。貯金「3」で首位広島とは 1.5ゲーム差の「2位」タイ。その広島は、25日から 2位巨人と 3連戦。虎は本拠地で 4位DeNA、 6位中日を迎え撃つ。つぶしあいをしている間に貯金を増やして奪首ウイークとしたい。そのための“劇薬”注入-というワケなのだ。若手の発奮材料にもなる。原口は最近 5試合で打率 0.125、 1打点。高山は同じく打率 0.188、 1打点で23日の巨人戦でスタメン落ち。 2人にとって助っ人の存在は競争心をあおり、復活への一助となるはずだ。シーズンが始まって約 1カ月経ち、互いに戦力を分析しあったところでまだ“未知数”というところもオイシイ。対戦相手の手持ちのデータは少ないはずでアドバンテージを見込む。C砲はこの日、神戸市内の自宅付近にあるジムなどで汗を流した。まさしく“ジョーカー”。キャンベルを、絶妙なタイミングで送り出す。

インフルエンザ発症で出場選手登録を抹消されていた藤浪晋太郎投手(23)が24日、甲子園で 1軍練習に再合流した。最短10日間での復帰となる26日DeNA戦で先発予定。フル回転中のリリーフ陣を救うべく、腕を振るう。もう心配はいらない。久しぶりの甲子園球場で見せた動きは、軽快そのもの。完全復活した藤浪が出陣する。インフルエンザウイルスの次は、DeNAを撃退する。クールに振る舞いつつも、熱い意気込みを口にした。16日にインフルエンザA型感染の診断結果が発表され、出場選手登録を抹消された。「抹消は悔しかった」。そんな思いを胸に秘めて、20日から鳴尾浜で調整してきた。開幕から中継ぎ陣に負担がかかっており、初戦に登板する秋山同様、23歳には長いイニングを投げ抜くことが求められる。鳴尾浜での練習中には福原忍 2軍育成コーチから「縦のライン、体の軸」についてのアドバイスももらったという。感じた悔しさ、申し訳なさはマウンド上で晴らすしかない。藤浪がチームに勢いをつけ、ブルペン陣を救う特効薬にもなる。

秋山拓巳投手(25)が、25日のDeNA戦(甲子園)に先発する。24日は甲子園でキャッチボールやショートダッシュで汗を流した。前回は19日の中日戦で先発し、 6回 2失点で勝ち負けなし。26日は自身26回目のバースデーだけに、最高の前祝いにしたいところだ。

糸井嘉男外野手(35)が24日、あと 3個に迫っている史上45人目となる通算 250盗塁について「マジで…? がんばるわ!」と“達成”宣言。本拠地・甲子園に戻っての 6連戦。足に優しい土のグラウンドのアシストでDeNA、中日をかき回し、チームに勢いをつける。通算 250盗塁まで、あと「3」。 1つの節目に向かって糸井が突っ走ることを誓った。移籍 1年目、19試合でまだ 2盗塁。大丈夫? という声もチラホラ。でも、オリックス時代の昨年、53盗塁で史上最年長盗塁王に輝いたが、 4月は 6盗塁。 5月も 6盗塁。ところが 7月以降の 3カ月で41盗塁。ギアチェンジ。大好きな“スーパーサイヤ人”に変身した。それが糸井だ。ナゴヤドーム、東京ドームのビジター 6連戦から、本拠地 6連戦へと舞台も変わる。足に優しい甲子園の土が、天然芝が待っている。人工芝続きで両膝に疲れがたまってきているだけに、ありがたい。スピードが出やすいのは人工芝だが、頼もしき環境が走りまくる舞台をおぜん立てだ。達成すれば史上45人目。現役では川崎宗則内野手(35=ソフトバンク)に続き 6人目、阪神で現役を終えた選手に限っても 6人目。虎の歴史にその名前が刻まれる瞬間が、早くも近づいている。記事をまとめてみました。

 

 左手首腱鞘炎で開幕から出遅れていた阪神の新外国人、エリック・キャンベル内野手が、25日のDeNA戦(甲子園)で 1軍初昇格することが24日、分かった。金本知憲監督は打撃が下降気味の高山俊外野手、原口文仁捕手への“劇薬”として期待。首位広島とは「1・5ゲーム差」。テコ入れで本拠地 6連戦を奪首ウイークとする。

 さぁ、甲子園6連戦の幕開けだ。東京ドームで巨人をギャフンといわせた金本監督が新たなスパイスを用意する。左手首腱鞘炎を完治させたキャンベルの昇格を決めた。

 「上げる。左投手(相手)が多いやろ、今週」

 貯金「3」で首位広島とは 1.5ゲーム差の「2位」タイ。その広島は、25日から 2位巨人と 3連戦。虎は本拠地で 4位DeNA、 6位中日を迎え撃つ。つぶしあいをしている間に貯金を増やして奪首ウイークとしたい。そのための“劇薬”注入-というワケなのだ。

 効果は多岐にわたる。まず、今週 6連戦のうち 4戦が左腕の見通し。DeNAはドラフト 1位・浜口遥大投手(神奈川大)と今永、中日は大野とバルデス。右打者は中谷が好調だが、原口らが波に乗り切れない。C砲はウエスタン・リーグと練習試合で26打数 7安打(打率 0.269)、 2打点と回復をアピール。 0本塁打ながら、シュアな打撃に左腕攻略を託す。

 「高山や原口も調子が悪いし、完全に…」

 若手の発奮材料にもなる。原口は最近 5試合で打率 0.125、 1打点。高山は同じく打率 0.188、 1打点で23日の巨人戦でスタメン落ち。 2人にとって助っ人の存在は競争心をあおり、復活への一助となるはずだ。

 エリック・キャンベル内野手がついに1軍初昇格。金本知憲監督は“起爆剤”として期待する

 「高山がダメで、(対)左投手で(福留)孝介を休ませるときとか。中谷を右翼にして、キャンベルを左翼にしたり」

 守備位置をきちんと埋められる点も心強い。キャンベルは 2軍調整中、本職の 1、 3塁に加えて左翼も守った。高山が不振でスタメン落ちし、なおかつ福留が週1度の積極的休養をとれば外野は中堅・糸井以外の 2枠が空く。それでも中谷とキャンベルで埋められる。25日は「5番・左翼」での出場が見込まれる。掛布 2軍監督も「打つ方は悪くない。 1塁、 3塁、左翼も守らせた。迷惑をかけることはないと思うよ」とニヤリと笑って太鼓判を押した。

 「どっかで、ノッていかんとな。接戦(をとること)も大事やけど」

 将は得点力アップにも期待をかける。巨人との前カードは勝ち越したとはいえ、先制してもなかなか追加点が取れないもどかしい展開が続いた。キャンベルはメジャー通算7発と破壊力はないが、もともと金本監督が開幕「4番・3塁」の候補にあげていた。勝負強くタイムリーを打ってくれれば言うことはない。

 シーズンが始まって約 1カ月経ち、互いに戦力を分析しあったところでまだ“未知数”というところもオイシイ。対戦相手の手持ちのデータは少ないはずで「いいかもわからんな。そういう意味でも価値あるかもわからんな」とアドバンテージを見込む。

 C砲はこの日、神戸市内の自宅付近にあるジムなどで汗を流した。まさしく“ジョーカー”。キャンベルを、絶妙なタイミングで送り出す。

★ 2軍戦で調整、外野守備も!

 キャンベルは沖縄・宜野座の 1軍春季キャンプ終盤に左手首腱鞘炎を発症し、リハビリ組で開幕を迎えた。徐々に回復して、12日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦に復帰。これまで 8試合で23打数 6安打、打率 0.261、 0本塁打、 2打点をマークした。練習試合にも出場して18日のカナフレックス戦(同)では「5番・左翼」で先発。 1軍での出場に備えて、外野守備にもついていた。

☆エリック・キャンベル(Eric・Campbell)

 内野手。1987年 4月 9日生まれ、30歳。米コネティカット州出身。ボストン大を経て、2008年D 8巡目でメッツ入団。2014年 5月10日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。昨季メジャー40試合で打率 0.173、 1本塁打、 9打点。通算 196試合で打率 0.221、 7本塁打、44打点。 1メートル91、98キロ。右投げ右打ち。年俸7000万円。背番号「29」。

 

 インフルエンザ発症で出場選手登録を抹消されていた藤浪晋太郎投手が24日、甲子園で 1軍練習に再合流した。

 最短10日間での復帰となる26日DeNA戦で先発予定。「週の最初の方に投げるということになるので、できるだけ長いイニングを少ない失点で、というのが先発の一番の仕事だと思う。徹底してできるようにしたいなと思います」と力を込めた。

 ウオーミングアップを行う藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 インフルエンザA型に感染し、戦線を離脱していた藤浪晋太郎投手が24日、 1軍に合流。甲子園での投手指名練習に参加した。16日の出場選手登録抹消後、最短復帰となる26日のDeNA戦(甲子園)に先発予定で「長いイニングを最少失点で抑える先発の役割をできるように」と気合。フル回転中のリリーフ陣を救うべく、腕を振るう。

 もう心配はいらない。久しぶりの甲子園球場で見せた動きは、軽快そのもの。完全復活した藤浪が出陣する。インフルエンザウイルスの次は、DeNAを撃退する。

 「体のだるさはありません。週の最初の方に投げるので、長いイニングを最少失点で抑える、先発の役割をできるようにしたい」

 クールに振る舞いつつも、熱い意気込みを口にした。16日にインフルエンザA型感染の診断結果が発表され、出場選手登録を抹消された。「ローテーションに穴をあけないに越したことはない。抹消は悔しかった」。そんな思いを胸に秘めて、20日から鳴尾浜で調整してきた。

 藤浪晋太郎投手はバント練習でマーリンズ・イチローの真似をする=阪神甲子園球場

 復帰登板で任されたのは、26日のDeNA 2戦目。接戦になる試合が多いこともあり、現在、リリーフ陣はフル回転している。 8回のマテオ、守護神のドリスは19試合を消化した時点で登板数はともにセ・リーグトップの「12」。競った場面でマウンドに上がる桑原も11試合に登板している。開幕から中継ぎ陣に負担がかかっており、初戦に登板する秋山同様、23歳には長いイニングを投げ抜くことが求められる。

 “ノルマ達成”に向けてデータも後押しする。DeNA戦は2015年 6月28日(甲子園)から 7連勝中。前回13日(横浜)には 8回を 6安打 1失点で今季初白星を手にした。登板間隔は開いたが、状態は上々。この日はブルペン投球で調整し、見守った香田投手コーチも「感覚のなかではいいモノを持ち続けている」とうなずいた。

 鳴尾浜での練習中には福原 2軍育成コーチから「縦のライン、体の軸」についてのアドバイスももらったという。

 「『(出場選手登録を)抹消されてよかった』といえる期間にしないといけない」

 感じた悔しさ、申し訳なさはマウンド上で晴らすしかない。藤浪がチームに勢いをつけ、ブルペン陣を救う特効薬にもなる。

 

 守備練習で 1塁ベースカバーに入る秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が、25日のDeNA戦(甲子園)に先発する。

 24日は甲子園でキャッチボールやショートダッシュで汗を流した。中 5日での先発に「頑張るだけだと思っています。長いイニングを投げることも大事ですけど、 1人 1人、イニングの先頭を抑えたい」と引き締めた。

 前回は19日の中日戦で先発し、 6回 2失点で勝ち負けなし。26日は自身26回目のバースデーだけに、最高の前祝いにしたいところだ。

 

 糸井嘉男外野手が24日、あと 3個に迫っている史上45人目となる通算 250盗塁について「マジで…? がんばるわ!」と“達成”宣言。本拠地・甲子園に戻っての 6連戦。足に優しい土のグラウンドのアシストでDeNA、中日をかき回し、チームに勢いをつける。

 通算 250盗塁まで、あと「3」。 1つの節目に向かって糸井が突っ走ることを誓った。

 「マジで…? がんばるわ!」

 もともと記録を頭に入れてプレーするタイプではない。当然ながら「 250盗塁」も気にしていなかった。でも、根がマジメ。報道陣からオイシイ? 情報を教えてもらうと、素直に記録達成を脳内にインプットした。

 糸井嘉男外野手はあと「3」で通算 250盗塁。阪神甲子園球場で走りまくって到達だ

 移籍 1年目、19試合でまだ 2盗塁。大丈夫? という声もチラホラ。でも、オリックス時代の昨年、53盗塁で史上最年長盗塁王に輝いたが、 4月は 6盗塁。 5月も 6盗塁。ところが 7月以降の 3カ月で41盗塁。「今年のモチベーションが盗塁。それしかあらへんやん」と定めた瞬間に、ギアチェンジ。大好きな“スーパーサイヤ人”に変身した。それが糸井だ。

 セの投手陣もビデオ研究している? と問われると、即答した。

 「もちろん」

 ナゴヤドーム、東京ドームのビジター 6連戦から、本拠地 6連戦へと舞台も変わる。足に優しい甲子園の土が、天然芝が待っている。人工芝続きで両膝に疲れがたまってきているだけに、ありがたい。スピードが出やすいのは人工芝だが、頼もしき環境が走りまくる舞台をおぜん立てだ。

 ヨッさんに続くで!

 一気に貯金を増やしたいタテジマ軍団。糸井がバットだけでなく足でも相手をかき回せば、チャンスはより大きくなる。もともと「250」を意識してなどいなかった男だ。走ってチームの白星が呼び込めれば、大満足だろう。  達成すれば史上45人目。現役では川崎宗則(ソフトバンク)に続き 6人目、阪神で現役を終えた選手に限っても 6人目。虎の歴史にその名前が刻まれる瞬間が、早くも近づいている。

☆糸井の今季盗塁VTR

★ 4月14日・広島戦(甲子園、○ 4- 2)  1回に出塁すると、続く福留の打席の 4球目でスタートを切り、成功。移籍後初の盗塁に「決められて良かったです」。

 赤星憲広に続くで!

★18日・中日戦(ナゴヤドーム、○ 3- 1)  5回二死 1、 2塁から先制となる左前適時打を放って出塁。すかさず今季 2個目の盗塁を決めた。この日は 4打数 3安打 1打点 1盗塁と大活躍。

◇データBOX◇

◎…糸井が 250盗塁を達成すれば史上45人目。現役では川崎宗則内野手(ソフトバンク)の 267盗塁(国内のみ)に次ぐ 6人目。阪神で現役を終えた選手では島野育夫氏に次ぐ 6人目。盗塁数歴代 1位は福本豊氏(阪急)の1065。現役 1位は荒木雅博内野手(中日)の 374。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

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糸井、7回ノーヒット阻止打!秋山7回途中自己最多11K好投も味方の援護なく黒星…

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DeNAは 1回、二死 3塁から筒香が右前適時打を放ち先制。阪神はDeNA先発浜口の前に 3回まで無安打に抑えられる。阪神先発秋山は 2回以降は立ち直り、 6回まで無安打、自己最多の10奪三振。しかしDeNA浜口も 6回まで無安打投球を続ける。阪神は 7回、糸井がチーム初安打も後続が凡退。今季初の 0封負けを喫した。DeNA先発浜口が 2勝目を挙げた。まさに裏目で今季初の完封負け!! 金本知憲監督(49)はDeNAのD 1位左腕・浜口遥大投手(22=神奈川大學)対策として、「5番・1塁」に中谷将大外野手(24)を起用したが、 1回の決勝点につながる守りのミスに加えて、 4打席連続三振。精彩を欠いた若虎を最後までグラウンドに立たせた将は「悔しさを出してほしい」とゲキを飛ばした。不動の 5番だった原口を今季初めてスタメンから外し、数少ない打撃好調の元気印を今季初めて 1塁で起用した。だが、待っていたのは想像を超える惨状だった。 9回の 4打席目も代えなかった。 2球で追い込まれ、甲子園には重苦しいため息が充満した。カウント 2- 2まで持ちこたえたが、パットンの 148キロ真っすぐに見逃し三振。悪夢の 4打席 4三振-。打線が今季ワーストの 3安打と沈黙し、11三振を奪い、 7回 2/3を 1失点と好投した秋山を見殺しに。首位と 1.5差のままだが、 3位に後退した。「超変革」から始まり、「挑む」 2年目。金本監督のイバラの道には、時に「超裏目」もある。そう割り切るしかないのかも。そして、中谷が爆発した時、この 1敗を笑って振り返ればいい。

糸井嘉男外野手(35)が 7回にチーム初安打を放った。先頭で打席に入ると、カウント 2- 2からの 5球目。外角直球をたたきつけて 3遊間を破った。波に乗るDeNAのルーキー浜口にきつい一撃をお見舞いし、甲子園の重い空気を吹き飛ばした。淡々と進む劣勢に、必死で「待った!」をかけた。虎を変えることを期待され、虎にやってきた糸井が、沈み切っていた聖地の雰囲気を一変させた。ノーヒットノーラン阻止打を含む、マルチ安打& 1盗塁だ。糸井がいなければ、プロ 4戦目の登板だったDeNAのD 1位左腕・浜口遥大(はるひろ)投手に「無安打無得点試合」を許していた可能性すらあった。チームにあと一本は出なかった。ただ、糸井にハッスルプレーが飛び出したことは、虎の光だ。

阪神先発の秋山拓巳投手(25)が 7回途中 3安打 失点で降板した。初回こそ 2安打で 1点を失ったが、その後は11三振を奪うなど力強い投球を見せた。打線の援護がなく、自身の誕生日前日に 2個目の白星とはならなかった。 1回。先頭の桑原に 2球続けたカットボールを中前に弾き返され、続く石川の犠打で一死 2塁。梶谷の 2ゴロで三進され、 4番・筒香の強烈なゴロを 1塁手・中谷が弾き(結果は安打)、 1点を失った。だが、追加点は許さない。最速 148キロの直球で内角、外角を突き、 7回まで 6イニング連続で三者凡退。今季 4戦目で 1度も投げきれなかった“7回の壁”を乗り越え、 8回もマウンドに立った。二死 2塁とされたところで 2番手・岩崎にバトンタッチ。 8回を投げきることは出来なかったが、最高の投球内容だた。 7回 2/3を 3安打 1失点。今季初黒星( 1勝)を喫したが、ゲームを作った右腕に、金本監督も「もう、完ぺき」とうなった。先発としての手応えを自分自身でつかんだ。背番号「46」がまた 1段、大人の階段を上がった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 0- 1DeNA>◇25日◇阪神甲子園球場

 DeNAは 1回、二死 3塁から筒香が右前適時打を放ち先制。阪神はDeNA先発浜口の前に 3回まで無安打に抑えられる。

 阪神先発秋山は 2回以降は立ち直り、 6回まで無安打、自己最多の10奪三振。しかしDeNA浜口も 6回まで無安打投球を続ける。

 阪神は 7回、糸井がチーム初安打も後続が凡退。今季初の 0封負けを喫した。DeNA先発浜口が 2勝目を挙げた。

 DeNAパットンが 3セーブ。阪神秋山は今季初黒星。

  1点を追う 7回一死 1塁で 3打席連続の 3球三振を喫し、ベンチに戻る中谷将大外野手。 4三振 を喫した=阪神甲子園球場

 まさに裏目で今季初の完封負け!! 金本知憲監督はDeNAのD 1位左腕・浜口遥大投手対策として、「5番・1塁」に中谷将大外野手を起用したが、 1回の決勝点につながる守りのミスに加えて、 4打席連続三振。精彩を欠いた若虎を最後までグラウンドに立たせた将は「悔しさを出してほしい」とゲキを飛ばした。

 「裏目」と表現するしか、言葉が浮かばない。あえて言うなら「超裏目」か。本拠地・甲子園に戻って 6連戦の初戦。打撃不振がズラリと並ぶ攻撃陣のてこ入れとして、金本監督が選択したのは「5番・中谷」。不動の 5番だった原口を今季初めてスタメンから外し、数少ない打撃好調の元気印を今季初めて 1塁で起用した。だが、待っていたのは想像を超える惨状だった。

 攻守で精彩を欠いた中谷将大外野手を最後まで出場させた金本知憲監督(左)。試合後、ゲキを飛 ばした=阪神甲子園球場

 「初回のミスを後悔しているような」

 指揮官がそう指摘した悲劇の序幕は 1回。二死 3塁から筒香の強烈なゴロをはじく。記録は安打だったが、止めてほしい打球だった。しまった、の思いは察する。そこから歯車が大きく狂う。

  2回。新人左腕浜口のチェンジアップに 3球三振。四回は追い込まれてから真っすぐに手が出ないオール見逃しの 3球三振。あまりの惨状に、 7回の 3打席目は代打か、と思われたが金本監督は動かなかった。後続の 7、 8番の 2人には代打攻勢だったのに。が、結果はチェンジアップにバットが空を切る 3度目の 3球三振。  金本監督は試合後に中谷にゲキを飛ばした。

  1回二死 3塁で、筒香嘉智外野手の打球を弾いた中谷将大外野手。このミスが決勝点につながった =阪神甲子園球場

 「そこを、殻を破っていかないと。いつも言うけれど、引きずっているようではダメだし、良い意味で引きずるというか、取り返すんだという…。悔しさを出してほしい。マイナスマイナスに引きずっているようにみえた。いい経験というか、これから同じようなことがあった時にたくましさを見せてほしい」

 だから 9回の 4打席目も代えなかった。 2球で追い込まれ、甲子園には重苦しいため息が充満した。カウント 2- 2まで持ちこたえたが、パットンの 148キロ真っすぐに見逃し三振。悪夢の 4打席 4三振-。打線が今季ワーストの 3安打と沈黙し、11三振を奪い、 7回 2/3を 1失点と好投した秋山を見殺しに。首位と 1.5差のままだが、 3位に後退した。

  1回、筒香嘉智外野手の打球を捕れなかった中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 「自分のミスです。ちゃんとやらないといけない」。 1回の守備、そして、 4三振を問われた中谷の答えがこれ。そして-。

 「全部、やっていきたい」

 すべての面で出直しを誓ったが、当然ながら、意気消沈していた。

 昨年の交流戦後。坂井オーナーと話し合いの席を持った金本監督は「期待する若手」として 4人の名前を挙げた。高山、北條、原口、そして中谷だった。「超変革」を掲げた指揮官が、育て上げると約束した選手の 1人が中谷。だから途中で代えなかった。交代させるのは簡単だ。それでは「殻を破る」ことにはつながらない。

 「超変革」から始まり、「挑む」 2年目。金本監督のイバラの道には、時に「超裏目」もある。そう割り切るしかないのかも。そして、中谷が爆発した時、この 1敗を笑って振り返ればいい。

☆浜口について片岡打撃コーチ

 「各打者がなかなか自分の打撃をさせてもらえなかった。(中谷は)状態はよかったんだけど、何と言うかな…。こういうのを乗り越えていかないと。1打席ずつの切り替えをしていかないといけない」

◇データBOX◇

◎…阪神・中谷がプロ初の 1試合 4三振。 4打席連続三振になると昨年 9月15-17日のDeNA戦(甲子園)以来、 2度目。

 

 糸井嘉男外野手が 7回にチーム初安打を放った。先頭で打席に入ると、カウント 2- 2からの 5球目。外角直球をたたきつけて 3遊間を破った。波に乗るDeNAのルーキー浜口にきつい一撃をお見舞いし、甲子園の重い空気を吹き飛ばした。

  8回にも左前打を放ちマルチ安打をマーク。試合後はチームが敗戦したこともあり「悔しいです」と話した。

  7回裏阪神無死、糸井嘉男外野手は左前打を放った。投手濱口遥大=阪神甲子園球場

 淡々と進む劣勢に、必死で「待った!」をかけた。虎を変えることを期待され、虎にやってきた糸井が、沈み切っていた聖地の雰囲気を一変させた。ノーヒットノーラン阻止打を含む、マルチ安打& 1盗塁だ。

 「悔しいです」

 反撃が届かず、 0- 1で敗れては、 3試合ぶりの安打にも当然いつものスマイルはない。無念さをかみ殺し、一言ポツリとこぼした。ただ、難敵が威勢よく投げ込んできた苦境で、百戦錬磨の超人の対応力が際立った。糸井がいなければ、プロ 4戦目の登板だったDeNAのD 1位左腕・浜口遥大(はるひろ)投手に「無安打無得点試合」を許していた可能性すらあった。

  8回には今季 3個目の盗塁を決めた糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

  6回の攻撃前に円陣を組み、 3巡目に差しかかっても、虎打線は一度も「H」ランプを灯せていなかった。 0- 1のまま迎えた 7回先頭。糸井が 3打席目に入った。第 1打席は 7球目でフェンス手前への左飛に倒れ、 2打席目も痛烈な遊ゴロだった。球数も多く見て、ついに対応した。 3球目の 142キロ直球を流し打って左前打。待ってました! というように、地鳴りのような歓声が起きた。糸井自身 3戦11打席ぶりの安打だった。

  8回二死 1塁でもライナーで左前打。今季 6度目のマルチ安打をマークすると、続く福留の打席で自身 7試合ぶりとなる今季 3盗塁目に成功。通算 250盗塁にあと「2」と迫る黄金の足で、一打逆転のチャンスに変えてみせた。右膝関節炎で 2月のキャンプは別メニューで過ごし、今も試合前練習では入念に両膝をケアし温める。室内練習場や外野で十分にほぐしてから、守備練習や走塁練習へ向かう。だが試合になれば、言い訳ナシ。全力でチームを引っ張る。

 チームにあと一本は出なかった。ただ、糸井にハッスルプレーが飛び出したことは、虎の光だ。

 

 DeNA戦に先発した秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の秋山拓巳投手が 7回途中 3安打 失点で降板した。

 初回こそ 2安打で 1点を失ったが、その後は11三振を奪うなど力強い投球を見せた。打線の援護 がなく、自身の誕生日前日に 2個目の白星とはならなかった。

 快調に飛ばした秋山拓巳投手。プロ入り最多の11三振を奪ったが、 1回の 1点に泣き、今季初黒星を喫した=阪神甲子園球場

 ベンチに下がるその身には、虎党から大声援が降り注いだ。球場中に響き渡る割れんばかりの拍手。誰もが秋山の快投をたたえた。力強い真っすぐをコースに丁寧に投げ分け、DeNA打線から奪った三振はプロ入り最多の11個。マウンド上で必死に右腕を振り続けた。

 「立ち上がりだけですね…。 1回先頭は同じ球を続けてヒットにされたので、そういうところを減らしていきたい。これまでに比べると、 1点で止まるようになった。先に点を取られたらいけないんですけど、それ以上に取られないように」

  1回。先頭の桑原に 2球続けたカットボールを中前に弾き返され、続く石川の犠打で一死 2塁。梶谷の 2ゴロで三進され、 4番・筒香の強烈なゴロを 1塁手・中谷が弾き(結果は安打)、 1点を失った。

  7回、投球する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 だが、追加点は許さない。最速 148キロの直球で内角、外角を突き、 7回まで 6イニング連続で三者凡退。今季 4戦目で 1度も投げきれなかった“7回の壁”を乗り越え、 8回もマウンドに立った。二死 2塁とされたところで 2番手・岩崎にバトンタッチ。 8回を投げきることは出来なかったが、最高の投球内容だた。 7回 2/3を 3安打 1失点。今季初黒星( 1勝)を喫したが、ゲームを作った右腕に、金本監督も「もう、完ぺき」とうなった。

 配球に変化をつけた。今季対戦打率 0.344と、右の 0.316に比べて打ち込まれていた左打者への攻め方を変えた。決め手は外への真っすぐ。以前はシュートの割合が多かったが、それを逆手に取り直球勝負。石川、梶谷、筒香ら左打者から計 6三振を奪い、自己最多の11奪三振につながった。

 「気持ちよく投げることができた。左の抑え方が増えた。この抑え方を覚えていきたい」

 26日が26歳のバースデー。誕生日を前祝いすることはできなかったが、どんなプレゼントよりもうれしい、先発としての手応えを自分自身でつかんだ。背番号「46」がまた 1段、大人の階段を上がった。

☆好投むなしく黒星がついた秋山について香田勲男投手コーチ

 「どの投手も立ち上がりは難しい。 1回ですね」

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

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福留40歳誕生日も試合中止!高山再生へマル秘メス!福留&金本監督が熱血打撃指導!藤浪スライド登板

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福留孝介外野手が40歳のバースデーを迎えた。室内練習場で行われたこの日の練習後には誕生日ですが? の質問に「そういう日もあるよ」とにやりと笑った。試合は中止となってしまったが今季は19試合に出場し、64打数19安打、打率 2割 9分 7厘、 2本塁打、11打点。「4番」として役割を果たしている。金本監督は自身が40歳(2008年)で残した打率 0.307、27本塁打、 108打点について「上にいってください。お願いします。抜いてください」と期待を込めた。

DeNA戦(甲子園)が雨天中止となった26日、高山俊外野手(24)が甲子園室内で、福留孝介外野手、金本知憲監督(49)から次々と打撃指導を受けた。目下 3試合連続無安打だが、27日もスタメン出場が濃厚。下降気味の打線を引っ張る姿を、誰もが待っている!福留が声をかける。高山がすぐに反応する。身ぶり手ぶりを交えての15分間。朝から降り続いていた雨により、野手も投手もところ狭しと集まった室内練習場の奥で、静かに、そして濃密な“塾”が開校された。練習も終盤の午後 2時55分、高山が最終組のフリー打撃に向け、打撃マシン相手にバットを振っていたときだった。福留が近づく。そして右足を踏み込んだ際の手の位置や、肘の使い方など一連の流れを指導。自ら手本も示すと、球をあえて見送らせ、トップの形が崩れていないか、確認する場面もあった。フリー打撃では将も自ら指導。復調へのヒントを与えた。強く振る意識が強すぎるのか。差し込まれて、窮屈なスイングが目につく。ティー打撃の際にも置きティーでポイントを確認するなど、修正を図っているが、福留、金本監督と偉大な左のスラッガーからのアドバイスは何よりの薬だろう。午後 4時10分。阪神の練習終了後、中止が決まった。雨降って、地固まれ! そのための“突貫工事”だ。福留も指揮官も、高山の価値を、類い稀な能力を認めるからこそ、本気になる。

藤浪晋太郎投手(23)は26日DeNA戦(甲子園)の雨天中止を受け、翌27日同戦にスライド先発する。16時10分に中止が決まると、ブルペンに移動して投球。インフルエンザを発症し、16日に出場選手登録を抹消。最短10日間で26日に再登録された。この日はブルペン投球で調整。インフルエンザA型感染からの復帰登板は 1日先延ばしとなったが、得意のベイ斬りへ気合を入れ直した。11日のDeNA戦(横浜)に続き、はやくも今季 2度目の登板日の雨天中止。ただ今回は“病み上がり”だけに、よけい、マウンドに飢えていた。雨音が響き渡るクラブハウスへ続く通路。スライド登板の決定に気持ちを切り替えた。これで中13日。ベイ打線とは、2015年から 7連勝中という好相性だ。一方で、今季初登板となる本拠地・甲子園では、昨年から 9試合、白星から遠ざかっている。体がうずくはずだ。恨めしそうに天を見上げた背番号「19」。ためにためた思い、そしてエネルギーは、すべてマウンド上で晴らす。

虎伝説のストッパーになる! ここまでセ・リーグトップの9セーブを挙げている阪神のラファエル・ドリス投手(29)が26日、あと「1」に迫った球団月間最多セーブ記録「10」へ「チャンスがあれば頑張るよ!」と頼もしく話した。今月は、あと 4試合。更新も十分に可能だ。接戦に強い、今季の虎の象徴だ。失敗しないドミニカン、ドリスが、さらなるセーブの上積みを目指す。月間最多セーブの球団記録更新も、月間MVP獲得も、射程圏内だ。陽気な振る舞いと、献身的な働きぶり。ここまでの全20試合のうち、12試合に登板しリーグ単独トップの 9セーブを挙げた。 143試合に換算すると、驚異の「85.8試合登板」「64セーブ」ペースでのロケットスタートだ。降雨ノーゲームも含めると、この日でチームの試合中止は 3度目。またも試合を流したのは、休養になった反面、“チャンス減”でもある。だが、これだけ中止があっても記録に迫っているのは、今季の虎がドリスに救われてきた、何よりの証拠だ。月間セーブ記録のセ・リーグ記録(日本記録)は、1997年 8月に佐々木主浩(横浜)が挙げた14セーブで、こちらは届かない。だが、リーグ「2位」の記録は、2007年 8月の上原(巨人)らの11セーブで、虎が接戦をモノにし続けるようなら、単独「2位」も見えてくる。月間最多セーブで肩を並べつつある藤川、呉昇桓と、同列に語られる日もそう遠くはないはずだ。ニッコリと意気込む。月間MVP争いでライバルとなるのは 4月すでに 3勝の菅野(巨人)や同僚のメッセンジャーらか。前にも後ろにも頼もしい助っ投がいる。 4月を最高のフィニッシュで突き抜け、ドリスは成功を積み重ね続ける。記事をまとめてみました。

 

 

 福留孝介外野手が40歳のバースデーを迎えた。

 室内練習場で行われたこの日の練習後には誕生日ですが? の質問に「そういう日もあるよ」とにやりと笑った。試合は中止となってしまったが今季は19試合に出場し、64打数19安打、打率 2割 9分 7厘、 2本塁打、11打点。「4番」として役割を果たしている。

 打撃練習を行う福留孝介外野手=阪神甲子園室内練習場

 高山を指導した福留は、26日で40歳の誕生日を迎えた。祝福の声に「おぉ、ありがとうな」と笑うと「そういう日もあるよ」と独特の“ドメ節”で周囲を笑わせた。現在、打率 0.297、 2本塁打、11打点。前カードの巨人戦では 3試合連続先制打など 6打点と大暴れした。金本監督は自身が40歳(2008年)で残した打率 0.307、27本塁打、 108打点について「全然(福留が)上にいってください。お願いします。抜いてください」と期待を込めた。

 

 室内で打撃練習を行う高山俊外野手と、後ろから見守る福留孝介外野手。先輩からの特別レッスンだった=阪神甲子園室内練習場

 主将が、指揮官が、熱血メス! DeNA戦(甲子園)が雨天中止となった26日、高山俊外野手が甲子園室内で、福留孝介外野手、金本知憲監督から次々と打撃指導を受けた。目下 3試合連続無安打だが、27日もスタメン出場が濃厚。下降気味の打線を引っ張る姿を、誰もが待っている!

 福留が声をかける。高山がすぐに反応する。身ぶり手ぶりを交えての15分間。朝から降り続いていた雨により、野手も投手もところ狭しと集まった室内練習場の奥で、静かに、そして濃密な“塾”が開校された。

 「(福留さんとは)打撃の話をしました。全体的なことです」

 フリー打撃の際には金本知憲監督(右)から指導を受けた高山俊外野手=阪神甲子園室内練習場

 そこは企業秘密。高山は多くを語ることなくクラブハウスへ戻ったが…。練習も終盤の午後 2時55分、高山が最終組のフリー打撃に向け、打撃マシン相手にバットを振っていたときだった。

 福留が近づく。そして右足を踏み込んだ際の手の位置や、肘の使い方など一連の流れを指導。自ら手本も示すと、球をあえて見送らせ、トップの形が崩れていないか、確認する場面もあった。

 昨季の新人王は現在、打率 0.247、 4打点。スタメン落ちも 2度。21日の巨人戦(東京ドーム)の第 1打席で右前に落としてから 3試合&13打席連続無安打中だ。打線もここ 3試合連続で 5安打以下、 2得点以下。 1番・高山の影響が出ているといっていい。だからこそ主将が動いた。

 高山俊外野手の構え

 指導についての質問には無言を貫いたが、この日で40歳となった最年長は「(ナインに)言うことは言う」と公言している。心構えも技術も、勝つためにすべてを伝授するつもりだ。金本監督も「言えばいい。俺は別に構わない。選手同士の意見とかもいいと思う。どうぞ、どうぞ」と大歓迎。選手同士だからこそ伝わることがある。何より指揮官も現役時代、チームのため若手へ助言を惜しまい選手だった。

 さらにフリー打撃では将も自ら指導。復調へのヒントを与えた。

 「(左)肘の使い方というか。ま、構えかな。(自ら構えて)後ろ(左)の肘がちょっと…こう…開きすぎていて、ちょっと不自然に感じたから。それがもしかしたら(バットが)波打ってる、下から出ている原因かな。自然体で構えるように試してみたら、と」

 強く振る意識が強すぎるのか。差し込まれて、窮屈なスイングが目につく。ティー打撃の際にも置きティーでポイントを確認するなど、修正を図っているが、福留、金本監督と偉大な左のスラッガーからのアドバイスは何よりの薬だろう。

 高山俊外野手の構え

 午後 4時10分。阪神の練習終了後、中止が決まった。雨降って、地固まれ! そのための“突貫工事”だ。23日の巨人戦でスタメン落ちした際、「死ぬ気で頑張ります」と決意を語った高山。指揮官は「昨年、経験を積んだ若い選手が、それを生かして。昨年より絶対進歩してほしい」と力を込めた。試される上がり目-。福留も指揮官も、高山の価値を、類い稀な能力を認めるからこそ、本気になる。

◇データBOX◇

◎…阪神は21日の巨人戦に10安打(○ 4- 1)して以来、22日は 4安打(● 1- 4)、23日は 5安打(○ 2- 1)、25日のDeNA戦は今季最少の 3安打(● 0- 1)と打線が低迷している。

 

 阪神甲子園球場室内練習場での調整する藤浪晋太郎投手

 藤浪晋太郎投手は26日DeNA戦(甲子園)の雨天中止を受け、翌27日同戦にスライド先発する。

 16時10分に中止が決まると、ブルペンに移動して投球。「今日やれるに越したことはなかったと思いますけど、しっかり調整したいと思います」。

 インフルエンザを発症し、16日に出場選手登録を抹消。最短10日間で26日に再登録された。

 青柳晃洋投手(奥)とダッシュする藤浪晋太郎投手。投げたくてしかたない!=阪神甲子園室内練習場

 26日に先発予定だった藤浪晋太郎投手は、27日のDeNA戦にスライド登板する。この日はブルペン投球で調整。インフルエンザA型感染からの復帰登板は 1日先延ばしとなったが「しっかり調整しています」と、得意のベイ斬りへ気合を入れ直した。

 雨に水を差されても、胸の内で燃えたぎる炎は消えていない。それどころか、より激しさを増した。午後 4時10分に雨天中止が決まり、ブルペンで調整を行った藤浪は、見守った金本監督に、こう言ったという。

 「投げたくて、仕方がないです」

 朝から降り続く雨で、シートに水が溜まった阪神甲子園球場。残念ながら中止となった

 11日のDeNA戦(横浜)に続き、はやくも今季 2度目の登板日の雨天中止。ただ今回は“病み上がり”だけに、よけい、マウンドに飢えていた。雨音が響き渡るクラブハウスへ続く通路。スライド登板の決定に「スライドのときはこんな感じ(の調整)です。しっかり調整はしています。きょうに合わせていましたけど、これ(天気)ばかりは仕方ない」と、気持ちを切り替えた。

 16日にインフルエンザA型感染の診断結果が発表され、その日のうちに出場選手登録を抹消された。 4日のヤクルト戦(京セラ)での 5回 9四死球( 2失点)の大乱調から一転、13日のDeNA戦では 8回を 6安打 1失点の好投で今季初勝利を挙げた矢先だった。

 これで中13日。ベイ打線とは、2015年から 7連勝中という好相性だ。一方で、今季初登板となる本拠地・甲子園では、昨年から 9試合、白星から遠ざかっている。体がうずくはずだ。

 キャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園室内練習場

 ブルペン投球を見守った香田投手コーチは「状態はいいですね。いいボールを投げていた。(影響が)ないと思うからスライドをさせる。相性もいいし」と、大きな期待を込めて、送り出す。

 「きょう、投げられるにこしたことはないんですけど。しようがないです」と恨めしそうに天を見上げた背番号「19」。ためにためた思い、そしてエネルギーは、すべてマウンド上で晴らす。

◇データBOX◇

◎…藤浪は今季、甲子園初登板。昨季は甲子園で1試合に登板し 1勝 4敗、防御率 4.00。通算では20勝 8敗だが、ここ 9試合、勝ち星がない。

◎…藤浪はDeNA戦では、2015年 6月28日(甲子園)から7連勝中。

 

 虎伝説のストッパーになる! ここまでセ・リーグトップの9セーブを挙げている阪神のラファエル・ドリス投手が26日、あと「1」に迫った球団月間最多セーブ記録「10」へ「チャンスがあれば頑張るよ!」と頼もしく話した。今月は、あと 4試合。更新も十分に可能だ。

 接戦に強い、今季の虎の象徴だ。失敗しないドミニカン、ドリスが、さらなるセーブの上積みを目指す。月間最多セーブの球団記録更新も、月間MVP獲得も、射程圏内だ。

 「チャンスがあれば頑張るよ。でも、あまり意識はしていない。自分の仕事をするだけだね」

 陽気な振る舞いと、献身的な働きぶり。ここまでの全20試合のうち、12試合に登板しリーグ単独トップの 9セーブを挙げた。 143試合に換算すると、驚異の「85.8試合登板」「64セーブ」ペースでのロケットスタートだ。

 キャッチボール中、ナックルの握りをするラファエル・ドリス投手。新球マスター!?=阪神甲子園室内練習場

 降雨ノーゲームも含めると、この日でチームの試合中止は 3度目。またも試合を流したのは、休養になった反面、“チャンス減”でもある。だが、これだけ中止があっても記録に迫っているのは、今季の虎がドリスに救われてきた、何よりの証拠だ。

 月間最多セーブの球団記録は、2007、2011年に藤川が、2014には呉昇桓(オ・スンファン)がマークした10セーブで、すでに王手をかける。残りは 4試合で、十分更新も可能だ。月間セーブ記録のセ・リーグ記録(日本記録)は、1997年 8月に佐々木主浩(横浜)が挙げた14セーブで、こちらは届かない。だが、リーグ「2位」の記録は、2007年 8月の上原(巨人)らの11セーブで、虎が接戦をモノにし続けるようなら、単独「2位」も見えてくる。

 阪神・藤川球児投手

 周囲の不安を、剛腕で振り払ってきた。昨年10月に右肘を手術。契約も一旦解除されていたが、 2月の沖縄・宜野座キャンプでのテストから再契約へこぎ着けていた。守護神の地位を勝ち取ると、開幕からは投球内容も日に日に安定。現在も登板 8戦連続セーブ中で、ここ 4試合は 1人の走者も出していない。今季の虎は、 7回終了時にリードしていれば 6勝 0敗。終盤に決勝打が出て、ドリスを中心に逃げ切るという展開も出来上がりつつある。月間最多セーブで肩を並べつつある藤川、呉昇桓と、同列に語られる日もそう遠くはないはずだ。

 「並べたら光栄だね」

 阪神・呉昇桓投手(当時)

 ニッコリと意気込む。月間MVP争いでライバルとなるのは 4月すでに 3勝の菅野(巨人)や同僚のメッセンジャーらか。前にも後ろにも頼もしい助っ投がいる。 4月を最高のフィニッシュで突き抜け、ドリスは成功を積み重ね続ける。

◇データBOX◇

◎…阪神選手の月間最多セーブは「10」。2007年 7月、2011年 8月に藤川球児が、2014年 7月に呉昇桓が記録している。

◎…月間セーブ数のプロ野球記録は、1997年 8月に佐々木主浩(横浜)が記録した「14」。パ・リーグ記録は、昨年 5月のサファテ(ソフトバンク)の「12」。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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阪神2位浮上!上本右前へ適時打!藤浪5回2失点!勝目!ドリス月間10S!藤川らに並ぶ球団最多記録

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阪神は 1回無死 2、 3塁、 3番糸井の右前 2点打で先制。DeNAは 4点を追う 3回、 4番筒香の中前適時打で反撃した。DeNAは 3点を追う 5回、 4番筒香が今季 1号ソロ。阪神先発藤浪は制球に苦しみ、 5回 2失点で降板した。阪神は 7回にキャンベルが左前適時打を放ち、DeNAを突き放した。救援陣も失点せず逃げ切って「2位」に浮上した。阪神藤浪が「2勝目」、ドリスは「10セーブ目」。DeNA井納は 2敗目。

怒とう電撃 4連打! 阪神は 1回無死から 4連打の速攻。糸井嘉男外野手(35)の甲子園初タイムリーとなる 2点打などで一挙 3点をあげ、DeNA相手に勝利をぐいっと引き寄せた。巨人が敗れ、「2位」に浮上。虎が甲子園で再加速や!いきなり連打を食らった井納の乱れる心を見透かしたように、糸井コンパクトなスイングで白球を捉え、電光石火の先制劇を演出だ。自身 7試合ぶりの打点で、序盤で勝利をグイッとたぐり寄せた。カウント 1- 1から内角の直球をはじき返して右前への先制 2点打を放った。 1塁ベース上でニコリともしなかったが、聖地初のお立ち台で感情を爆発させた。16日の広島戦で甲子園初打点も、 1ゴロの間に走者がかえったもの。甲子園26打席目で待望の適時打で、得点圏打率は驚異の 0.444(18打数 8安打)!チームは貯金「3」で「2位」に浮上し、首位・広島とは「2ゲーム差」。竜相手にもここぞの場面で打ちまくり、虎を頂点まで引き上げる。

上本博紀内野手(30)が追加点の適時打を放った。 2回二死 2、 3塁の好機で井納の直球を右前へ運んだ。走・攻・守。上本が3拍子で勝利に大きく貢献した。 2回二死 2、 3塁。追い込まれてから井納の外角直球を右前へ。 3塁から北條が生還。リードを 4点に広げ、試合の流れを譲らなかった。 1回無死 1塁でも 9球粘って左翼線 2塁打を放ち、先制を演出。 7回には四球で出塁すると、 2盗成功。攻撃型 2番の機能ぶりに金本監督がニンマリとした。守備でも 6回に桑原の中前に抜けそうなゴロを逆シングルで捕球し、 1塁送球アウト。苦労を重ねてつかんだポジションを簡単には手放さない。

エリック・キャンベル内野手(30)が来日初スタメンで初タイムリーを放った。「5番・1塁」で先発出場し 3回には左翼へ初安打を放った。迎えた 7回二死 3塁、田中健のカーブを左前適時打にした。代走の荒木郁也内野手(29)と交代しベンチに帰ると、ハイタッチの嵐と大声援に迎えられた。バットの先でとらえた打球が飛ぶ。ダッシュした左翼・筒香があきらめる。その瞬間、地鳴りのような歓声がわいた。欲しかった「1」を刻んだのは初スタメンの新外国人のキャンベルだった。メジャー通算 7発も、「4番・3塁」として期待された。しかし、頓挫ばかりの日々だった。春季キャンプでは中旬に疲れと睡眠不足により、ウイルス性胃腸炎。それが治ると 2月下旬に左手首腱鞘炎になった。焦燥感だけが募る中、実はこの日の練習で金本監督のハートを射止めていたことが判明した。指揮官が明かした。近年まれにみる、便利屋助っ人になりそうだ。

26日DeNA戦の雨天中止を受けて、スライド先発した藤浪晋太郎投手(23)が 5回 5安打 2失点で降板した。失点はいずれも 4番筒香によるものだった。 3回に中前適時打、 5回にはセンターへ本塁打を許した。インフルエンザを発症し16日に出場選手登録を抹消。前回13日のDeNA戦から中13日での復帰マウンドだったが思うような投球は出来なかった。球場中が黄色に染まり、虎党の声援が銀傘にこだまする。インフルエンザ感染から復帰の舞台は黒土のマウンドだった。“病み上がり”の藤浪が粘りの投球で、約 1年ぶりの甲子園星。出血もいとわない。チームの勝利だけを求めた。昨年 4月12日のDeNA戦以来となる甲子園での白星。その向上心が、背番号「19」をさらに進化させていく。

阪神の守護神を務めるラファエル・ドリス投手(29)が月間「10セーブ」に達し、藤川球児、呉昇桓に並ぶ球団最多記録になった。 3点リードの 9回に登板。 3者から落差の激しいフォークで空振り三振を奪う圧巻の投球だった。もちろん、「10セーブ」はリーグ最多だ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神5-2DeNA>◇27日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回無死 2、 3塁、 3番糸井の右前 2点打で先制。DeNAは 4点を追う 3回、 4番筒香の中前適時打で反撃した。

 DeNAは 3点を追う 5回、 4番筒香が今季 1号ソロ。阪神先発藤浪は制球に苦しみ、 5回 2失点で降板した。

 阪神は 7回にキャンベルが左前適時打を放ち、DeNAを突き放した。救援陣も失点せず逃げ切って「2位」に浮上した。

 阪神藤浪が「2勝目」、ドリスは「10セーブ目」。DeNA井納は 2敗目。

 DeNA戦に先発した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 

 怒とう電撃 4連打! 阪神は 1回無死から 4連打の速攻。糸井嘉男外野手の甲子園初タイムリーとなる 2点打などで一挙 3点をあげ、DeNA相手に勝利をぐいっと引き寄せた。巨人が敗れ、「2位」に浮上。虎が甲子園で再加速や!

 大歓声とは対照的にひとり冷静だった。いきなり連打を食らった井納の乱れる心を見透かしたように、糸井コンパクトなスイングで白球を捉え、電光石火の先制劇を演出だ。自身 7試合ぶりの打点で、序盤で勝利をグイッとたぐり寄せた。

  1回、甲子園初タイムリーとなる 2点打を放った糸井嘉男外野手。怒とうの 4連打で主導権を握った=阪神甲子園球場

 「サイコーです! 甲子園でタイムリーを打てていなかったので、タイムリーを打ちたいと思って打席に入りました。高山、上本がチャンスで回してくれているので、絶対に(自分も後ろへ(回すぞ、と思っています」

  1回、高山、上本の連打で無死 2、 3塁の好機を作ると、カウント 1- 1から内角の直球をはじき返して右前への先制 2点打を放った。 1塁ベース上でニコリともしなかったが、聖地初のお立ち台で感情を爆発させた。16日の広島戦で甲子園初打点も、 1ゴロの間に走者がかえったもの。甲子園26打席目で待望の適時打で、得点圏打率は驚異の 0.444(18打数 8安打)!

 (右から)ラファエル・ドリス投手、エリック・キャンベル内野手とのお立ち台で糸井嘉男外野手も笑顔=阪神甲子園球場

 自身を何に重ね合わせてモチベーションにするかは十人十色。パ・リーグで首位打者'2014年)や盗塁王(2016年)などのタイトルを獲得してきた超人にとっては、米メジャーのスーパースター、バリー・ボンズ(元ジャイアンツ)だ。 2月の沖縄・宜野座キャンプで鏡の前でグリップを揺らして構える、ボンズ独特の動きをマネする糸井がいた。

 米大リーグ歴代 1位の通算 762本塁打、史上唯一の 500本塁打& 500盗塁など、その伝説的な足跡を感じられる“お宝”を球場にまで持ち込んでいる。ボンズモデルのバットだ。しかし、素振りにも使わない。ただ、あるだけでいい。キャリアを重ねても、まだ遙か先に高みがある。頂に達した大先輩の重みを感じながら、チームの勝利のために汗を流し続けている。

  1回  2走DeNA・桑原将志外野手の 3塁進塁を阻止した糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 金本監督は 1回の打線のつながりに「久しぶりやねぇ(笑)、なんか。ここ何試合かあまり(チームの)打撃の調子もよくなかったし、そろそろ上向くころかなというのはあったけど」。高山、上本が出塁し、背番号「7」がつなぎ役にも点取り屋にもなる。今季21試合で 1回は計20得点。立ち上がりに先制パンチを食らわす得点パターンが、再び確立されつつある。

 「あしたからの中日戦も、必死にがんばります。応援よろしくお願いします!」

 チームは貯金「3」で「2位」に浮上し、首位・広島とは「2ゲーム差」。竜相手にもここぞの場面で打ちまくり、虎を頂点まで引き上げる。

 

  2回裏阪神二死 2、 3塁、上本博紀内野手は右前適時打を放った=阪神甲子園球場

 上本博紀内野手が追加点の適時打を放った。 2回二死 2、 3塁の好機で井納の直球を右前へ運んだ。

 「追加点のほしい場面でまわってきた打席でしたし、追い込まれてしまったのですが少し逆方向に意識を置いて、打ち返すことができました」。上本は初回の第 1打席でも左前安打を放っていた。

  2回、適時打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 走・攻・守。上本が3拍子で勝利に大きく貢献した。

 「追加点のほしい場面でまわってきた打席でしたし、追い込まれてしまったのですが、少し逆方向に意識をおいて、打ち返すことができました。走者をかえすことができてよかったです」

  2回二死 2、 3塁。追い込まれてから井納の外角直球を右前へ。 3塁から北條が生還。リードを 4点に広げ、試合の流れを譲らなかった。 1回無死 1塁でも 9球粘って左翼線 2塁打を放ち、先制を演出。 7回には四球で出塁すると、 2盗成功。攻撃型 2番の機能ぶりに金本監督がニンマリとした。

 「最初の打席でのツーベースが本当に大きかったですね。( 2回も)しぶとくライト線にもっていってね。本当、きょうの勝因の大きな 1つじゃないかなと思います」

 守備でも 6回に桑原の中前に抜けそうなゴロを逆シングルで捕球し、 1塁送球アウト。苦労を重ねてつかんだポジションを簡単には手放さない。

 

 リリーフカーに乗って手を振るエリック・キャンベル内野手(後方)と糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 エリック・キャンベル内野手が来日初スタメンで初タイムリーを放った。

 「5番・1塁」で先発出場し 3回には左翼へ初安打を放った。迎えた 7回二死 3塁、田中健のカーブを左前適時打にした。代走の荒木郁也内野手(29)と交代しベンチに帰ると、ハイタッチの嵐と大声援に迎えられた。

 初めてのお立ち台では「ナイスバッティングでした」とインタビュアーに声を掛けられて「アリガトウゴザイマス」。左手首けんしょう炎を発症し 2軍での調整が続いていたが、25日に 1軍に初昇格すると代打で初出場。 2戦目のこの日に初スタメン、初安打、初適時打と上り調子だ。「ファンのみなさんにたくさんの声援をもらえてうれしい。素晴らしいところでやらせてもらってるのでチームとしても勝って、もっとファンの方を喜ばせたい」と穏やかに笑った。

  3回 安打を放ったエリック・キャンベル内野手=阪神甲子園球場

 バットの先でとらえた打球が飛ぶ。ダッシュした左翼・筒香があきらめる。その瞬間、地鳴りのような歓声がわいた。欲しかった「1」を刻んだのは初スタメンの新外国人のキャンベルだった。

 「(日本語で)アリガトウゴザイマス! 長い野球人生の中で最高のファンの方だと思います」

 ハイライトは 2点リードの 7回二死 3塁。 2回以降、追加点が取れずに苦しんでいた中で、田中健の低めカーブを拾った。 3回先頭でも左前打を放っており、マルチ安打の鮮烈デビューを飾った。

 「日本にきて、何とかチームの勝利に貢献したかった」

 メジャー通算 7発も、「4番・3塁」として期待された。しかし、頓挫ばかりの日々だった。春季キャンプでは中旬に疲れと睡眠不足により、ウイルス性胃腸炎。それが治ると 2月下旬に左手首腱鞘炎になった。次第にスタメン権も剥奪。 1、 3塁、外野を守ることができるものの鳥谷、中谷、原口、高山らの椅子を奪うまでは時間がかかった。焦燥感だけが募る中、実はこの日の練習で金本監督のハートを射止めていたことが判明した。指揮官が明かした。

  7回、貴重なダメ押し打を放ったエリック・キャンベル内野手。鮮烈なスタメンデビューだ=阪神甲子園球場

 「きょう練習で一番状態がよかったから。練習の状態がいい選手で埋めようかということで、 5番だけカッコをしていたんだけど。練習の状態をみて、これでいこうと」

 (○○)に“ダメ押し打回答”。しかも虎将は「『一番得意なのは外野』と言っていたから」とつけ加えた。エッ、マジ!? こうなりゃ、高山も中谷も油断できない。

 「チームとして勝って、またファンを喜ばせたい」。近年まれにみる、便利屋助っ人になりそうだ。

◇エリック・キャンベル(Eric Campbell)

 内野手。1987年 4月 9日生まれ、30歳。米コネティカット州出身。ボストン大學を経て、2008年D 8巡目でメッツ入団。2014年 5月10日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。今季から阪神に加入。昨季メジャー40試合で打率 0.173、 1本塁打、 9打点。通算 196試合で打率 0.221、 7本塁打、44打点。 1メートル91、98キロ。右投げ右打ち。年俸7000万円。背番号「29」。

 

  4回表DeNA二死 1塁、井納翔一投手に四球を与えマウンドで息を整える藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 26日DeNA戦の雨天中止を受けて、スライド先発した藤浪晋太郎投手が 5回 5安打 2失点で降板した。

 失点はいずれも 4番筒香によるものだった。 3回に中前適時打、 5回にはセンターへ本塁打を許した。

 インフルエンザを発症し16日に出場選手登録を抹消。前回13日のDeNA戦から中13日での復帰マウンドだったが「序盤から野手の方に点を取ってもらい、投げやすい状況を作ってもらったのですが、フォームやタイミングが定まらず、フォアボールを出してしまい、いいリズムを作ることができませんでした」と思うような投球は出来なかった。

  3回、 2塁へ悪送球した藤浪晋太郎投手。 1年ぶりの甲子園勝利も悔しさが残った=阪神甲子園球場

 球場中が黄色に染まり、虎党の声援が銀傘にこだまする。インフルエンザ感染から復帰の舞台は黒土のマウンドだった。“病み上がり”の藤浪が粘りの投球で、約 1年ぶりの甲子園星。出血もいとわない。チームの勝利だけを求めた。

 「野手の方に先に点をパンパンと取ってもらって、守備でも助けていただきました。(血は)ちょっと爪が引っかかって出血したぐらいで、投球には問題なかったです」

 試合後、感謝の言葉を口にしたが、ユニホームのズボンには血の痕。“手負い”の状況でも奮闘し 2勝目を手にしたが、「悔しいですし、情けない」と悔やんだ。

 制球が不安定だった。 1回から 2四球を与える立ち上がり。 4点リードの 3回一死 2塁では、梶谷の投ゴロを 2塁へ悪送球し、 1、 3塁から筒香に中前適時打を許した。

  4- 1の 5回にも二死から筒香に 1号ソロを被弾。 6回から 2番手・岩崎にバトンタッチし「きょうの(点差)内容なら 7回までは投げて中継ぎの人に休んでもらうのが仕事。それができなくて悔しい」。だが、13日のDeNA戦(横浜)以来、中13日の実戦。間隔が空いたなかで 5回を 5安打 2失点(自責 1)は十分な数字だ。

 出血した藤浪晋太郎の手=阪神甲子園球場

 16日にインフルエンザで戦線離脱して以降も準備をしてきた。買いだめしていた食料で自宅療養を乗り切ると、18日には始動。 1人、甲子園で練習を再開した。「(20日の)中日戦でもいけたと思うんですけど」と苦笑いするほど、体は動いた。高熱が出なかったことも幸いしたが、鍛え上げてきた肉体も真価を発揮した。

 今年は自ら約 2万円のトレーニング用チェーンを購入するなど、トレーニング知識を増やしている。現在は前鋸筋(ぜんきょきん)をビルドアップ中。肩甲骨を前方へ滑らせる際に使用される筋肉で、投球時に右腕を体に引きつける動作につながるという。壁にぶつかりながらも、パワーアップして着実に前へと進んでいる。

 昨年 4月12日のDeNA戦以来となる甲子園での白星。「甲子園で勝ち星がなかったとかは特に。勝ち星はどこでついてもいい」と気にしない。それよりも「次回以降は試合中に(修正9できるように」。常に上へ上へ-。その向上心が、背番号「19」をさらに進化させていく。

 

 月間「10セーブ目」をあげ梅野隆太郎捕手(右)とハイタッチして喜ぶラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 阪神の守護神を務めるラファエル・ドリス投手が月間「10セーブ」に達し、藤川、呉昇桓に並ぶ球団最多記録になった。

  3点リードの 9回に登板。 3者から落差の激しいフォークで空振り三振を奪う圧巻の投球だった。お立ち台では「とにかく各バッター集中して、しっかりと投げることだけ考えました。(記録に)実を言うと知らなかったけど、いつもチームに貢献したいという思いだけで一生懸命やっていましたので聞いたときびっくりしたけど、これからも頑張っていきたい」と声を張り上げた。 9試合連続セーブで防御率0.73と安定感も抜群だ。金本監督が「本当に安心して見ていられる。コントロール、フォークがいい。おそらくセ・リーグで一番、安定しているクローザーだと思う」と話せば、香田投手コーチも「絶対な信頼がある。チームの顔ですね。ストライク先行でいっている。球の角度がいいから、打者に振らせる。見極めが難しいし、追い込んでからの、ストライクからボールになる変化球はすごく有効だね」と分析する。もちろん、「10セーブ」はリーグ最多だ。

 

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

 まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!

 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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阪神連勝!メッセンジャー7回6安打無失点で4勝目!藤川アクシデント降板!右手に痛烈な打球直撃!

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両先発がまずまずの立ち上がり。阪神メッセンジャーは 3回を 3安打無失点。中日大野は 3回を 1安打無失点に抑えた。阪神が 4回にキャンベルの適時 2塁打で先制。北條の左犠飛で 1点を追加した。 5回には中谷の 1号ソロも飛び出した。金本知憲監督(49)の采配がズバッと! 的中した。「5番・1塁」として送り出したキャンベルも 4回に 2夜連続の適時打。金本監督のタクトがさえ渡っている。阪神は 7回にも上本、糸井の適時打で 3点を追加。先発メッセンジャーは 7回 6安打無失点で「4勝目」を挙げた。前日に初スタメンを飾った新外国人・キャンベルは 2試合連続の適時打を放った。 5回、一死から中谷が左翼席へ 1号ソロを放ち、 3- 0とリードを広げた。さらに 7回、先頭の梅野の中前打などで一死 1、 2塁とし、上本の右前適時打で 1点を追加。一死 1、 2塁で続く糸井が左翼線 2塁打を放ち、さらに 2点を奪い、突き放した。

エリック・キャンベル内野手(30)が、 2戦連続でタイムリーヒットを放った。 0- 0で迎えた 4回一死 1、 2塁、中日大野のストレートを右翼へはじき返す先制適時 2塁打。27日のDeNA戦で初先発し、 2安打 1打点。連日の活躍だ。阪神の新外国人、エリック・キャンベル内野手の勢いが止まらない。28日の中日戦(甲子園)。「5番・1塁」で先発出場し、 0- 0の 4回一死 1、 2塁で右翼線に適時 2塁打。来日初の長打& 2日連続の適時打で貴重な先制点をもぎとった。春季キャンプ中、ウイルス性胃腸炎に感染し、左手首腱鞘炎などで出遅れていたが、25日に初昇格し、巻き返している。

北條史也内野手(22)が、犠飛で貴重な追加点を奪った。 4回、キャンベルの適時 2塁打で 1点を先制し、なお一死 2、 3塁の好機に、スライダーをとらえた。左翼フェンス手前への大きな飛球を打ち上げ、 3塁から糸井嘉男外野手(35)を迎え入れた。確信のスイングが外角 131キロ直球をジャストミート。 7回一死 1、 2塁から浜風に乗せた左翼越えの 2点 2塁打が竜にトドメを刺した。“陰の主役”は、糸井だ。北海道日本ハム時代の2011年。リーグトップの19個の死球を受け、右手小指を骨折もした。そんな苦闘の日々で身につけた法則。タテジマにやってきても役立てた。パ・リーグの男が移籍してきて、開幕から 1カ月。もう戸惑いもない。「セ界の糸井」が快調な猛虎を引っ張る。

夜空に弧が描かれる。カクテル光線に照らされた白球がキラリとしながら左翼席に吸い込まれた。中谷将大外野手(24)が、今季初本塁打を放った。 2点リードの 5回、一死から打席に入ると、中日大野のツーシームを左翼席へ運ぶソロアーチ。待望の 1発を喜んでいた。試合の流れを手放さない、貴重な追加点。23日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目の 1番に抜擢した金本監督もベンチ前で大喜びで出迎えた。勝ちに貢献できたからこそ、プラスに反省できる。それが血肉になる。長打力という最大の武器を、思いきって、振りかざせばいい。

梅野隆太郎(25)が盗塁を 2度阻止し、先発メッセンジャーを援護した。 1回、 4番平田への変化球を捕球後、 2盗を狙った大島を刺した。 4回は大島を空振り三振に仕留めた球をすぐに送球し、 1塁走者の工藤の盗塁を許さなかった。開幕から先発でマスクをかぶり続ける25歳。高い守備力を見せた。梅野がリードだけでなく、肩でもメッセンジャーの今季「4勝目」を強力に後押しした。立ち上がりは不安定だったメッセンジャーを勇気づけると、次は 4回無死 1塁だ。今度は工藤の 2盗を阻み、大島が空振り三振で、ゲッツーを完成。 0- 0のエース対決で、機動力を使って先取点を奪おうとした中日にダメージを与えた。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が無失点投球で試合を作った。立ち上がりから走者を許し、 2 回は連打で一死 1、 2塁、 2回も二死 1、 3塁のピンチを迎えたが、いずれも後続を打ち取りしのいだ。 4回までに 5安打されたが、 5回以降は立ち直った。 7回を投げ 6安打無失点にまとめ、「4勝目」の権利をもって降板した。苦しい投球だった。三者凡退は 3度だけ。 4回には二死から平田に右翼フェンス直撃の 3塁打を打たれ、ビシエドは敬遠気味の四球。 1、 3塁から堂上を 121キロのカーブで遊ゴロに仕留めた。このカーブを軸に、緩急をうまく使い、なんとか竜打線を封じ込めた。梅野の 2度の盗塁阻止や、キャンベルの先制打にも助けられ、開幕 4連勝。 5連勝した2013年以来の快進撃で、自身 2度目の月間MVPの可能性も高まった。ライバルは10セーブの同僚、ドリスなのだから、虎党はうれしい悲鳴だ。普段から験担ぎはあまりしないが、試合後は「験担ぎはチームメートの存在そのものだ」と胸を張った。「4連勝」は自分 1人の力じゃない。メッセはこれまでも、これからも、仲間の思いをボールに込め、右腕を振り続けていく。

藤川球児投手(36)が右手に打球を受けるアクシデントのため降板した。 9回からマウンドに上がり、先頭大島の打球が投手強襲に。とっさの動きで右手を出し、痛烈な打球が当たった。ショート北條がカバーし、 1塁は間一髪アウトになったが、藤川は治療のためベンチへ下がった。そのままマウンドに戻ることなく、松田遼馬投手(23)が緊急リリーフした。松田は 2人を抑え、ゲームセット。 6- 0で無失点リレーが完成した。金本監督は「無理はさせられなかった」と説明した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 6- 0中日>◇28日◇阪神甲子園球場

 両先発がまずまずの立ち上がり。阪神メッセンジャーは 3回を 3安打無失点。中日大野は 3回を 1安打無失点に抑えた。

 阪神が 4回にキャンベルの適時 2塁打で先制。北條の左犠飛で 1点を追加した。 5回には中谷の 1号ソロも飛び出した。

 阪神は 7回にも上本、糸井の適時打で 3点を追加。先発メッセンジャーは 7回 6安打無失点で「4勝目」を挙げた。

  7回表中日二死、ランディ・メッセンジャー投手は京田陽太内野手を遊ゴロに打ち取り ガッツポーズ=阪神甲子園球場

 メッセンジャーが 7回 6安打無失点の好投で「4勝目」を挙げた。前日に初スタメンを飾った新外国人・キャンベルは 2試合連続の適時打を放った。

 阪神は 4回、上本の右翼線 2塁打と糸井の死球で無死 1、 2塁。一死後、キャンベルが右翼線 2塁打を放ち 1点を先制した。なお 2、 3塁から北条が左犠飛を放ち、 2点目を奪った。続く 5回、一死から中谷が左翼席へ 1号ソロを放ち、 3- 0とリードを広げた。

 さらに 7回、先頭の梅野の中前打などで一死 1、 2塁とし、上本の右前適時打で 1点を追加。一死 1、 2塁で続く糸井が左翼線 2塁打を放ち、さらに 2点を奪い、突き放した。

 お立ち台で手を振るランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 ヒーローインタビューでメッセンジャーは「ちょっと苦しんだんですが、チームメートに助けてもらい、頑張れたと思います」と感謝。セ・リーグ単独トップの「4勝目」に「うれしいですけれど、自分 1人では勝てないのでタイムリーヒットを打ってくれるチームメートや後ろで守ってくれるチームメートもいるので、皆さんに助けてもらった勝ちだと思います」と謙虚だった。

 先制の適時打を放ったキャンベルは 2夜連続のお立ち台。「勝つことが一番大事なので、本当にこういう形でここに来られてうれしいと思います」と満足そうな表情を浮かべた。

  4回、ベンチの金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督の采配がズバッと! 的中した。

 28日の中日戦(甲子園)で打撃不振の高山に代え、「1番・左翼」として中谷をスタメン起用。今季 5度目の先発になった中谷は 2- 0の 5回一死の第 3打席で大野のシュートを一閃。左翼席に今季 1号を放り込んだ。

 「追い込まれてしまったので、三振しない事だけ考えて振りました。打った瞬間いい感触があったので『入れ!』と思いながら走りました。 1、 2打席凡退していたので、まず 1本打つことができてよかったです」と中谷。

 「5番・1塁」として送り出したキャンベルも 4回に 2夜連続の適時打。金本監督のタクトがさえ渡っている。

 

  4回裏阪神一死 1、 2塁、エリック・キャンベル内野手は先制の右適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場

 エリック・キャンベル内野手が、 2戦連続でタイムリーヒットを放った。   0- 0で迎えた 4回一死 1、 2塁、中日大野のストレートを右翼へはじき返す先制適時 2塁打。27日のDeNA戦で初先発し、 2安打 1打点。連日の活躍だ。

 キャンベルは「追い込まれたカウントだったので、手元までボールを呼び込んで逆方向への意識も頭に置きながら打ちにいったんだ。それがいい結果につながったね」とゴキゲンだった。

  4回 適時 2塁打を放ったエリック・キャンベル内野手=阪神甲子園球場

 阪神の新外国人、エリック・キャンベル内野手の勢いが止まらない。

 28日の中日戦(甲子園)。「5番・1塁」で先発出場し、 0- 0の 4回一死 1、 2塁で右翼線に適時 2塁打。来日初の長打& 2日連続の適時打で貴重な先制点をもぎとった。

 「追い込まれたカウントだったので、手元までボールを呼び込んで逆方向への意識も頭に置きながら打ちにいったんだ。それがいい結果につながったね」

 春季キャンプ中、ウイルス性胃腸炎に感染し、左手首腱鞘炎などで出遅れていたが、25日に初昇格し、巻き返している。

 

  4回裏阪神一死 2、 3塁、北條史也内野手は低めを拾って左犠飛を放った=阪神甲子園球場

 北條史也内野手が、犠飛で貴重な追加点を奪った。

  4回、キャンベルの適時 2塁打で 1点を先制し、なお一死 2、 3塁の好機に、スライダーをとらえた。左翼フェンス手前への大きな飛球を打ち上げ、 3塁から糸井を迎え入れた。

 北條は「追い込まれてしまったので、空振りだけしないことを心掛けて打ちました。最低限ですが犠牲フライになってくれてよかったです」とコメントした。

  7回、 2点適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 確信のスイングが外角 131キロ直球をジャストミート。 7回一死 1、 2塁から浜風に乗せた左翼越えの 2点 2塁打が竜にトドメを刺した。“陰の主役”は、糸井だ。

 「良かったですね。続けていきたい」

 言葉少なにロッカーへ消えたが、 2戦連続タイムリーに気分が悪いはずがない。打点を挙げればチームは「7連勝」。何より虎の難敵・大野を対戦17試合目でワースト 6失点と沈める一打だ。 1回にも右前打を放って今季 7度目のマルチ安打とし、打率も 0.304と“定位置”の 3割に復帰した。

 天然すぎる言動ばかりに目が行くが、野球の思考は緻密。「糸井の法則」の一端を明かしたのはオリックス・福良監督だ。北海道日本ハム、オリックスを通じての超人の恩師は言った。「死球の後のヨシオを見てたらすごいぞ。外角しか来ないと確信して振るから。集中力はすごい」。

  7回、 2試合連続タイムリーとなるダメ押し 2塁打を放った糸井嘉男外野手は、この笑顔!=阪神甲子園球場

 この日もそうだった。 4回、右脇腹付近に当てられた。一歩間違えば大けがになりそうな死球も、驚異の動体視力で“最悪”を回避する。そして、ハンターと化し、次の打席から外角狙い一本槍。相手の心理を読み切って。大野の心も案の定だった…。 5回は打ち損じたが、走者がいる肝心の 7回は見事に「外」を仕留めた。

 北海道日本ハム時代の2011年。リーグトップの19個の死球を受け、右手小指を骨折もした。そんな苦闘の日々で身につけた法則。タテジマにやってきても役立てた。

 パ・リーグの男が移籍してきて、開幕から 1カ月。もう戸惑いもない。「セ界の糸井」が快調な猛虎を引っ張る。

◇データBOX◇

◎…糸井が打点を挙げた試合は、これで11試合で 8勝 3敗。 4月 5日のヤクルト戦(京セラ)から 7連勝となった。

 

  5回裏阪神一死、中谷将大外野手は左越えソロ本塁打を放った=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が、今季初本塁打を放った。

  2点リードの 5回、一死から打席に入ると、中日大野のツーシームを左翼席へ運ぶソロアーチ。「打った瞬間、いい感触があったので『入れ!』と思いながら走りました」と中谷。この日は「1番・左翼」でスタメン出場も 1、 2打席は凡退(いずれも左飛)していただけに「まず 1本打つことができてよかったです」と待望の 1発を喜んでいた。

 ドカンと一発、中谷将大外野手が 5回に今季 1号! 悔しさをバットに込めた=阪神甲子園球場

 夜空に弧が描かれる。カクテル光線に照らされた白球がキラリとしながら左翼席に吸い込まれた。長距離砲独特の放物線。これを待っていた。

 「三振しないことだけ考えて振りました。打った瞬間、いい感触があったので『入れ!』と思いながら走りました」

 中谷は心の中で叫んでいた。昨年 9月 2日のDeNA戦(甲子園)以来となる今季 1号ソロを放ったのは 2- 0の 5回一死。中盤から制球に苦しみ始めた大野のツーシームをフルスイングした。

 試合の流れを手放さない、貴重な追加点。23日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目の 1番に抜擢した金本監督も「すごい当たりでしたね。彼らしさが出て。本当によかった」とベンチ前で大喜びで出迎えた。

 「それはそれで…そりゃ…悔しいです」

 中谷将大外野手(手前)の豪快弾にスタンドの虎党も大興奮だ=阪神甲子園球場

 25日のDeNA戦(甲子園)。好調をかわれ、「5番・1塁」を任されるも全 4打席連続三振。うち 2つが見逃しだった。さらに 1回には記録はヒットながら筒香の痛烈なゴロを後ろにそらし、失点。今季初の零封負けにつながり、まさに泣きっ面にハチだった。

 中谷は常に周囲に気を配ることができる。チーム関係者が口をそろえていう。会食の席では空気を読み、盛り上げ役に徹することもある。屈辱の一夜を味わっても、試合後の室内練習場での打ち込みで、できるだけ周りに迷惑をかけないように平静を装っていたが、どうやら金本監督だけはごまかせなかった。

 「引きずったような顔をしているけどね」と虎将は苦笑いし、「( 4三振は)そんなん忘れたらいいんですよ。悔しさだけ(をもって)。秘めたものをプラスに変えていくようにね」と話した。

  7回無死 1、 2塁では犠打を失敗し、三振。中谷は「もう 1点欲しいところでバントを決められなかった。反省しないといけない。課題が多い試合でした」としたが、勝ちに貢献できたからこそ、プラスに反省できる。それが血肉になる。

 スタメンに起用してくれた金本知憲監督(左)に出迎えられ、笑顔の中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 「 1試合 1試合、しっかりやっていくだけです」。自信をもってやればいい。長打力という最大の武器を、思いきって、振りかざせばいい。

★中谷、前回スタメンVTR  25日のDeNA戦(甲子園)に「5番・1塁」で出場。今季初めてスタメンを外れた原口に代わる抜てきだったが、 1回二死 3塁の守備で筒香の強烈な 1ゴロを弾く(記録は右前適時打)と、打っては 4打席連続三振。チームも 0- 1で敗れた。「全部やっていきたい」と唇をかみ、金本監督は「初回のミスを後悔しているような…。殻を破ってほしい。ミスを引きずっているようじゃダメ」と痛烈なゲキを送った。

◇データBOX◇

◎…中谷は今季 5試合目のスタメン出場。 1番での出場は 4月23日の巨人戦(東京D)以来、今季 2度目。 ◎…中谷は今季初本塁打。昨年 9月 2日のDeNA戦(甲子園)以来、通算 5本目。

 

 阪神の捕手梅野が盗塁を 2度阻止し、先発メッセンジャーを援護した。 1回、 4番平田への変化球を捕球後、 2盗を狙った大島を刺した。 4回は大島を空振り三振に仕留めた球をすぐに送球し、 1塁走者の工藤の盗塁を許さなかった。

 27日までの打率は 1割台と低迷するが、開幕から先発でマスクをかぶり続ける25歳。盗塁阻止で「投手を助けられるようにしたい」との言葉どおり、高い守備力を見せた。

  4回、ランディ・メッセンジャー投手に声をかける梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 ついに盗塁阻止率 4割!! 梅野がリードだけでなく、肩でもメッセンジャーの今季「4勝目」を強力に後押しした。

 まずは 1回二死 1塁で大島の 2盗を阻止。立ち上がりは不安定だったメッセンジャーを勇気づけると、次は 4回無死 1塁だ。今度は工藤の 2盗を阻み、大島が空振り三振で、ゲッツーを完成。 0- 0のエース対決で、機動力を使って先取点を奪おうとした中日にダメージを与えた。

 「(刺せて)大きかったです。でもメッセンジャーも走者を気にしてクイックで投げてくれたから。最高のパフォーマンスができてよかった」

  4回に 1走・工藤隆人外野手の 2盗を刺した梅野隆太郎捕手(左は空振り三振の大島)=阪神甲子園球場

 リード面で成長した姿をみせているが、今季は肩でも、20度の盗塁企図で 8つ刺している。盗塁阻止率 0.400はもちろんリーグ捕手トップ。金本監督も「(梅野が 2つ刺したのは)大きいよ、本当に」と大絶賛だ。

 打っても 7回先頭の中前打で追加点をアシストし、快勝に貢献。正捕手の座を確かなものにしつつある男は「今年は(走者が)『走ってこい』と思ってやっている。それも、いい結果にもつながっているのでは。これからも(盗塁阻止を)続けていきたい」と力を込めた。

 

 阪神先発ランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 ランディ・メッセンジャー投手が無失点投球で試合を作った。

 立ち上がりから走者を許し、 2回は連打で一死 1、 2塁、 2回も二死 1、 3塁のピンチを迎えたが、いずれも後続を打ち取りしのいだ。 4回までに 5安打されたが、 5回以降は立ち直った。 7回を投げ 6安打無失点にまとめ、「4勝目」の権利をもって降板した。

  7回無失点と好投したランディ・メッセンジャー投手。これで開幕「4連勝」!=阪神甲子園球場

 お立ち台に上がった 1メートル98の大きな体に無数のフラッシュがたかれた。黄色一色に染まった甲子園。胸が熱くなるこの景色を、戦友と 2人で眺めた。先発したメッセンジャーが 7回をゼロ封。チームを今季初の無失点勝利に導く無傷の「4勝目」をマークし、ハーラー単独トップに立った。

 「アリガトゴザイマース! きょうはちょっと苦しんだんですけど、とにかくチームメート、後ろのみなさんが助けてくれたので、こういう形でがんばれたと思います」

 苦しい投球だった。三者凡退は 3度だけ。 4回には二死から平田に右翼フェンス直撃の 3塁打を打たれ、ビシエドは敬遠気味の四球。 1、 3塁から堂上を 121キロのカーブで遊ゴロに仕留めた。このカーブを軸に、緩急をうまく使い、なんとか竜打線を封じ込めた。

 梅野の 2度の盗塁阻止や、キャンベルの先制打にも助けられ、開幕 4連勝。 5連勝した2013年以来の快進撃で、自身 2度目の月間MVPの可能性も高まった。ライバルは10セーブの同僚、ドリスなのだから、虎党はうれしい悲鳴だ。

 お立ち台でエリック・キャンベル内野手(右)と肩を組むランディ・メッセンジャー投手。投打の助っ人がチームを連勝に導いた=阪神甲子園球場

 金本監督も「頭が下がる思いですね」と絶賛。そんな右腕の快投の原動力の 1つは、新しい仲間の存在だ。

 「きのう(27日)も初安打を打って、きょうも活躍してくれた。これを続けてくれると思う。キャンベルの助けは大切だったよ」

 今年から加わったキャンベルを来日後、すぐに食事へ連れて行った。ともに異国の地で戦う立場。「頑張って欲しい」と日常生活のコツやオススメの店を伝えたという。日本生活 8年目の大先輩として、仲間が力を発揮できるよう、手を差し伸べている。

 普段から験担ぎはあまりしないが、試合後は「験担ぎはチームメートの存在そのものだ。リードしている状況で投げさせてくれる」と胸を張った。「4連勝」は自分 1人の力じゃない。メッセはこれまでも、これからも、仲間の思いをボールに込め、右腕を振り続けていく。

 

 藤川球児投手が右手に打球を受けるアクシデントのため降板した。

  9回からマウンドに上がり、先頭大島の打球が投手強襲に。とっさの動きで右手を出し、痛烈な打球が当たった。ショート北條がカバーし、 1塁は間一髪アウトになったが、藤川は治療のためベンチへ下がった。そのままマウンドに戻ることなく、松田遼馬投手が緊急リリーフした。松田は 2人を抑え、ゲームセット。 6- 0で無失点リレーが完成した。

  9回表中日無死、大島の打球を右手に当てる藤川球児投手=阪神甲子園球場

 阪神の藤川が負傷で途中交代した。 9回から登板し、先頭大島の投手強襲の当たりに右手で反応。遊撃手がカバーし、打ち取ったが、治療のためベンチに下がり、マウンドに戻らず松田と代わった。金本監督は「投げる手に当たった。多少腫れがあった。無理はさせられなかった」と説明した。

 

 DeNA,Dragonsと連勝だ!これからも呑竜で、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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糸井“浜神風”弾!甲子園で初アーチ!4号2ラン!中谷が背走&横っ跳び好捕、虎ファンうならせた!

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中日が初回に平田の中前適時打などで 2点を先行。阪神も糸井の 4号 2ランで追いついた。その後は両軍 1点を追加した。中日バルデスは 7回を 6安打 3失点に抑えた。試合は同点のまま終盤に突入した。中日は同点の 9回、藤井の中前適時打で勝ち越し。さらに 2点を入れて突き放した。三ツ間が「2勝目」。阪神ドリスが「2敗目」。ゴールデンウイーク初日の甲子園で、阪神は中日に 3- 6で敗戦。 9回、内野陣の連係ミスで 3失点して、金本知憲監督(49)は驚き、あきれた。 6回無死 2、 3塁の大ピンチでは岩崎優投手(25)が気迫の投球で得点を許さなかったのに…。あぁ、もったいない!名物・浜風以上の暴風が甲子園に吹き荒れた。その名は“守乱の嵐”。ベンチの金本監督は呆然とし、天を仰ぎ、表情を歪め、何か叫んだ。 9回。記録上は失策は「0」。でも、お粗末なプレーのオンパレードは目を覆うばかりだった。同点の一死 1、 2塁からビシエドが 3遊間へのゴロ。処理した遊撃手・北條は 3塁封殺を狙う動きに見えた。が、 3塁ベース上にカバーに入るはずの鳥谷の姿がない。直後。藤井のフラフラッと上がった中堅前方への打球。懸命ダッシュの糸井も、必死バックの上本も届かない。転がった打球を処理した糸井が 2塁ベースへ返球。ところが、捕球した北條はベースから離れていた。しっかりベースカバーしていれば、 2封できていた。「忘れました」北條はそう言い残した。前を向きたい…。そんな若虎の思いは理解できる。でも、ファン目線で言わせてもらえれば、忘れてもらっては困る。北條は 1回にも 2点目につながる悪送球(失策)があった。北條だけではない。この試合、上本も、青柳も失策した。今季、23試合を経過して22失策は12球団ワースト。 1試合で 3失策以上は 3月31日、 4月 1日の広島戦(マツダ)に続いて今季 3度目だ。さらに、指揮官が指摘したように、記録にならない失策を含めると…。“守乱の嵐”だけは名物にしてもらっては困る。

糸井嘉男外野手(35)が本拠地甲子園で初本塁打となる 4号 2ランを放った。 1回一死 1塁。フルカウントから中日バルデスの低めの速球を振り抜いた。高々と舞い上がった打球は強く吹く浜風に負けず、右中間席に入った。試合を振り出しに戻した 1発は移籍後、本拠地甲子園で初アーチにもなった。チームは土壇場の 9回に拙守で勝ち越され、 3- 6で敗れたが、ゴールデンウイーク初日に詰めかけた 4万5500人のファンにメモリアルアーチを披露した。甲子園の上空に、糸井が一直線に白球を打ち上げた。右翼・平田が一度は捕球体勢に。自身も打席から走り出すのを少しためらった。フライ…。誰もがそう思ったが、打球は浜風に流されて右中間へ。そして“神風”の後押しを受けてスタンド最前列に飛び込んだ。反撃の 4号 2ランは、移籍後甲子園初弾となった。青柳が 1回に味方の拙守もあって 2失点。いきなり漂った嫌なムードをひと振りで払った。一死 1塁、バルデスの 133キロ直球を高々と打ち上げる。風速 6メートルとはいえ、バックスクリーン上の球団旗がはためくほどの強風だった。打球は右翼方向。これは入らない-。だが、上空では超人ならぬ超浜風が渦巻いていた!? 見る者すべての予想を超えてスタンドイン。虎党もヤンヤの喝采だ。阪神移籍後、打点をあげた試合では 7連勝。そんな“吉兆”もあったものの、 9回にチームは守りで自滅して敗戦。糸井自身も 3回の第 2打席以降は無安打。 9回一死 1塁では 1ゴロ併殺と、チャンスを拡大できなかった。 5日のヤクルト戦(京セラ)以来の一発にも厳しい表情で引き揚げた。首位広島とは再び「2ゲーム差」。巨人が負けて 3位転落はなかったが、もっともっとスタンドに驚弾をブチ込み、黄金週間に球場に駆けつけた虎党のハートを熱くする。

中谷将大外野手(24)が初回のビッグプレーで、先発の青柳を救った。遊撃・北條の 1塁悪送球などで 2点を失い、なおも二死 1、 3塁。中日堂上が左中間に放った強烈なライナーを、左翼の中谷が背走しながら最後は横っ跳びしてつかみ取った。マウンドの青柳が手をたたいて感謝し、球場を埋めたタイガースファンも拍手でねぎらった超美技。25日DeNA戦(甲子園)は 1塁守備でDeNA筒香の打球を後ろにそらして決勝打にしてしまうミスに泣いたが、この日は好守で甲子園をわかせた。悲鳴に包まれたスタンドが一転して、歓声にわいた。 1回、 2点を奪われてなお二死 1、 3塁。堂上の左中間への痛烈な打球を、左翼の中谷が必死のダイビングキャッチ。追加点を阻止して拍手を浴びた。 2試合連続「 1番・左翼」で起用され、どん欲に結果を求めていた。

球場に漂い始めた嫌な空気を吹き飛ばした。スコアボードに刻んだ「0」。重たい敗戦のなかで、岩崎が光を放った。 3- 3の 6回無死 2、 3塁のピンチで先発・青柳からバトンを受け取った。打順は 1番・亀沢から。まずはスライダーで空振り三振。続く代打・荒木は 143キロの真っすぐで空振り三振。大島は遊ゴロで無失点と、傾きかけた流れを断った。これまで対左での起用では高橋に負担がかかっていたが、今後は岩崎と高橋の二枚看板。サウスポーコンビで、勝ち星を拾っていく。

桑原謙太朗投手(31)は岩崎のあとを受けて 7回に登板。先頭の平田をスライダーで空振り三振に斬ると、ビシエドは 152キロ直球で右飛。藤井もスライダーで空振り三振に仕留め、連続無失点を10試合にのばした。

ラファエル・ドリス投手(29)が今季 2敗目。 3- 3の 9回に登板したが一死 1、 2塁で、ビシエドの打ち取った打球が北條と鳥谷の連係ミスで遊撃内野安打に。さらに 2安打と犠飛で 3失点した。 9日の巨人戦(甲子園)から登板 9試合連続セーブを挙げていたが、ストップ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 6中日>◇29日◇阪神甲子園球場

 中日が初回に平田の中前適時打などで 2点を先行。阪神も糸井の 4号 2ランで追いついた。その後は両軍 1点を追加した。

 阪神青柳は 5回 0/3を 6安打 3失点で降板した。中日バルデスは 7回を 6安打 3失点に抑えた。試合は同点のまま終盤に突入した。

 中日は同点の 9回、藤井の中前適時打で勝ち越し。さらに 2点を入れて突き放した。三ツ間が「2勝目」。阪神ドリスが「2敗目」。

 金本知憲監督は拙守の連発に思わずのけぞって声をあげる=阪神甲子園球場

 またミスで負けた…。ゴールデンウイーク初日の甲子園で、阪神は中日に 3- 6で敗戦。 9回、内野陣の連係ミスで 3失点して、金本知憲監督は驚き、あきれた。 6回無死 2、 3塁の大ピンチでは岩崎優投手が気迫の投球で得点を許さなかったのに…。あぁ、もったいない!

 名物・浜風以上の暴風が甲子園に吹き荒れた。その名は“守乱の嵐”。ベンチの金本監督は呆然とし、天を仰ぎ、表情を歪め、何か叫んだ。聞こえないから代弁しよう。

 「何をやってるんや」

 多分、当たらずとも遠からずだろう。

  9回。記録上は失策は「0」。でも、お粗末なプレーのオンパレードは目を覆うばかりだった。

 同点の一死 1、 2塁からビシエドが 3遊間へのゴロ。処理した遊撃手・北條は 3塁封殺を狙う動きに見えた。が、 3塁ベース上にカバーに入るはずの鳥谷の姿がない。

 「打球を追ってしまった。どういう入り方をするのか、打ち合わせしていなかった」

 敗戦後、選手ロッカーへの通路。鳥谷は悔しそうに振り返った。

 北條史也内野手は 3塁に投げようとするが…=阪神甲子園球場

 直後。藤井のフラフラッと上がった中堅前方への打球。懸命ダッシュの糸井も、必死バックの上本も届かない。転がった打球を処理した糸井が 2塁ベースへ返球。ところが、捕球した北條はベースから離れていた。しっかりベースカバーしていれば、 2封できていた。

 「忘れました」

 北條はそう言い残した。前を向きたい…。そんな若虎の思いは理解できる。でも、ファン目線で言わせてもらえれば、忘れてもらっては困る。北條は 1回にも 2点目につながる悪送球(失策)があった。北條だけではない。この試合、上本も、青柳も失策した。

 「まぁ、記録に 3つ。見えないヤツもいくつか。しんどいわな、続くと」

 金本監督だ。怒れる将は、忘れることなど許さない。

 「開幕当初から比べると減ってきてはいるけれど、ナゴヤドーム2試合といい、きょうといい、守りのミスが負けにつながっている。しっかり反省していかないと。選手も自覚して」

 今季、23試合を経過して22失策は12球団ワースト。 1試合で 3失策以上は 3月31日、 4月 1日の広島戦(マツダ)に続いて今季 3度目だ。さらに、指揮官が指摘したように、記録にならない失策を含めると…。

 “守乱の嵐”だけは名物にしてもらっては困る。

 鳥谷敬内野手(右)のベースカバーが遅れて投げられず=阪神甲子園球場

☆阪神・前回中日戦(ナゴヤドーム)拙守VTR

★ 4月19日  3- 3の 9回二死 2、 3塁で京田の打球を 3塁・鳥谷がファンブル。 1塁へ送球もセーフとなり、 3走が生還してサヨナラ負け。

★同20日  1- 1の 7回二死満塁で 2塁・上本は京田の打球をまわり込むように追って捕れず、右前勝ち越し打にしてしまった。直前の 1、 2塁でもゴロを握り直して送球し、アウトを取れず。 2- 5で敗れた。

◇データBOX◇

◎…阪神はこれで今季22失策。北海道日本ハムの「20」を上回り、12球団ワーストだ。昨季は23試合終了時点で10失策だったので倍増ペース。 ◎…阪神は昨季、セ・リーグワーストの97失策を記録。12球団でも西武の「101」に続く 2番目に悪い数字だった。

◎…今季、阪神は土曜日の試合で●(雨天中止)●●●とまだ勝ちがない。

 

  1回裏阪神一死 1塁、糸井嘉男外野手は右越え 2点本塁打を放った=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が本拠地甲子園で初本塁打となる 4号 2ランを放った。 1回一死 1塁。フルカウントから中日バルデスの低めの速球を振り抜いた。高々と舞い上がった打球は強く吹く浜風に負けず、右中間席に入った。

 「打った瞬間、角度が上がりすぎかなと思いましたが、スタンドまで届きました。振り出しに戻ったので追い越せるように頑張ります」と振り返った。試合を振り出しに戻した 1発は移籍後、本拠地甲子園で初アーチにもなった。

 糸井嘉男外野手は 1回、 4号 2ランを放った。虎移籍後、初の甲子園での本塁打となった=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が29日、中日戦(甲子園)の 1回一死 1塁でFA移籍後、甲子園初ホームランとなる 4号 2ランを放った。チームは土壇場の 9回に拙守で勝ち越され、 3- 6で敗れたが、ゴールデンウイーク初日に詰めかけた 4万5500人のファンにメモリアルアーチを披露した。

 甲子園の上空に、糸井が一直線に白球を打ち上げた。右翼・平田が一度は捕球体勢に。自身も打席から走り出すのを少しためらった。フライ…。誰もがそう思ったが、打球は浜風に流されて右中間へ。そして“神風”の後押しを受けてスタンド最前列に飛び込んだ。反撃の 4号 2ランは、移籍後甲子園初弾となった。

 「角度が上がりすぎかなと思いましたが、スタンドまで届きました。風はあったんかな」

  1回  2点本塁打を放った糸井嘉男外野手を迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 ゴールデンウイーク初日で 4万5500人のファンが詰めかけていた。青柳が 1回に味方の拙守もあって 2失点。いきなり漂った嫌なムードをひと振りで払った。一死 1塁、バルデスの 133キロ直球を高々と打ち上げる。風速 6メートルとはいえ、バックスクリーン上の球団旗がはためくほどの強風だった。打球は右翼方向。これは入らない-。だが、上空では超人ならぬ超浜風が渦巻いていた!? 見る者すべての予想を超えてスタンドイン。虎党もヤンヤの喝采だ。

 試合中、球団広報に「振り出しに戻ったので、追い越せるように頑張ります」とコメントを託したが、中盤以降はあと 1本が出ない。阪神移籍後、打点をあげた試合では 7連勝。そんな“吉兆”もあったものの、 9回にチームは守りで自滅して敗戦。糸井自身も 3回の第 2打席以降は無安打。 9回一死 1塁では 1ゴロ併殺と、チャンスを拡大できなかった。

 阪神甲子園球場はゴールデンウイーク初日とあって大勢のファンで満員になった

 甲子園での本塁打は2012年 5月16日の北海道日本ハム時代以来 2本目。当時はスタンリッジ(現ロッテ)から先頭打者弾というプレミアムな一発だった。今回も敗戦のなかでファンの記憶に残るアーチになったはずだ。

 「次、やるだけです」

  5日のヤクルト戦(京セラ)以来の一発にも厳しい表情で引き揚げた。首位広島とは再び「2ゲーム差」。巨人が負けて 3位転落はなかったが、もっともっとスタンドに驚弾をブチ込み、黄金週間に球場に駆けつけた虎党のハートを熱くする。

  9回 内野ゴロの併殺打で、最後の打者となった糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…糸井が阪神移籍後甲子園で初本塁打。甲子園での本塁打は北海道日本ハム時代の2012年 5月16日の阪神戦に続き 2本目。このときは先発・スタンリッジ(現ロッテ)から先頭打者本塁打を放った。12球団の現本拠地では京セラの36本が最も多く、 2番目は札幌ドームの27本。横浜とナゴヤドームの各 1本が最も少ない。

 

 中谷将大外野手は 1回、必死のパッチでダイビングキャッチ。スタンドをわかせた=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が初回のビッグプレーで、先発の青柳を救った。

 遊撃・北條の 1塁悪送球などで 2点を失い、なおも二死 1、 3塁。中日堂上が左中間に放った強烈なライナーを、左翼の中谷が背走しながら最後は横っ跳びしてつかみ取った。

 マウンドの青柳が手をたたいて感謝し、球場を埋めたタイガースファンも拍手でねぎらった超美技。25日DeNA戦(甲子園)は 1塁守備でDeNA筒香の打球を後ろにそらして決勝打にしてしまうミスに泣いたが、この日は「ああいうプレーを(これからに)つなげていきたい」と好守で甲子園をわかせた。

  1回表中日二死 1、 3塁、堂上直倫内野手の飛球をダイビングキャッチした中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 悲鳴に包まれたスタンドが一転して、歓声にわいた。 1回、 2点を奪われてなお二死 1、 3塁。堂上の左中間への痛烈な打球を、左翼の中谷が必死のダイビングキャッチ。追加点を阻止して拍手を浴びた。

 「いいプレーだったと思います。ああいうのを(次に)つなげていけたら」

  1回、先頭の亀沢の打球は 3塁・鳥谷のグラブをすり抜けて左前へ。北條の失策もからんで、嫌な形で 2点目を奪われた直後だった。下手をすればもう 2点奪われていたところを、猛ダッシュからジャンプ一閃。気分よく 1回の打席に立つと中前打で出塁し、糸井の 2ランにつなげた。ただ、その後はヒットが出ず「 1本出たら 2、 3本と打てないと」。 2試合連続「 1番・左翼」で起用され、どん欲に結果を求めていた。

 

 岩崎優投手は 6回無死 2、 3塁のピンチを三者凡退で切り抜けた=阪神甲子園球場

 球場に漂い始めた嫌な空気を吹き飛ばした。スコアボードに刻んだ「0」。重たい敗戦のなかで、岩崎が光を放った。

 「自分の力をしっかり出すことを考えた。それはできたと思います」

  3- 3の 6回無死 2、 3塁のピンチで先発・青柳からバトンを受け取った。打順は 1番・亀沢から。まずはスライダーで空振り三振。続く代打・荒木は 143キロの真っすぐで空振り三振。大島は遊ゴロで無失点と、傾きかけた流れを断った。

 今季 7試合目。開幕から状態が上向かず、出番はビハインドでの状況ばかり。27日のDeNA戦(甲子園)で初めてリードした場面でマウンドへ。 1回を三者凡退で仕留め、勢いに乗った。

 これまで対左での起用では高橋に負担がかかっていたが、今後は岩崎と高橋の二枚看板。サウスポーコンビで、勝ち星を拾っていく。

 

 投球する桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 桑原は岩崎のあとを受けて 7回に登板。先頭の平田をスライダーで空振り三振に斬ると、ビシエドは 152キロ直球で右飛。藤井もスライダーで空振り三振に仕留め、連続無失点を10試合にのばした。「真っすぐで押せました。変化球もキレていたと思う。きょうは 3人で終われたことが何よりです」と振り返った。

 

  9回 降板するラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 ドリスが今季 2敗目。 3- 3の 9回に登板したが一死 1、 2塁で、ビシエドの打ち取った打球が北條と鳥谷の連係ミスで遊撃内野安打に。さらに 2安打と犠飛で 3失点した。 9日の巨人戦(甲子園)から登板 9試合連続セーブを挙げていたが、ストップ。「フォーク自体はよかったけど、ツーシームがしっくりこない部分があった」と唇を噛んだ。

 

 ドリスが最後に頑張っても野手のミスで敗戦とは…。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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福留ジョーダン撃ち!ホンマに勝負強い満塁打!能見6回2失点「粘り強く」好投も初勝利お預け!

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阪神は 3回二死満塁で福留が中前に同点打を放った。阪神が 6回の追加点機を逃した。先頭の糸井が左中間を破る 2塁打で出塁。だが福留、原口が内野ゴロに倒れ、勝ち越せなかった。阪神は 8回、北條が試合を決める適時打を放った。今季 5度目のカード勝ち越しを決めた。 3番手桑原が「2勝目」、高橋が今季初セーブ。祖父江が今季初黒星。

今季最多 4万6351人もウオーッ!! 阪神は北條史也内野手(22)が 8回に千金の決勝打を放ち、中日に 3- 2で勝利。今季最多タイの貯金「4」で 3、 4月を終えた。首位広島とも、再び「1ゲーム差」。虎のゴールデンウイークは、ここからもっともっと熱い!!欲しかったのは結果だけ。最悪の追い込まれ方から、最高の一打を絞り出した。言葉にならない叫びを発しながら 1塁へ走る北條の姿に、今季最多 4万6351人が震えた。千金の決勝打。お立ち台では笑顔と、偽らざる本音が弾け出た。 2- 2で迎えた 8回。二死 1、 3塁で代打・高山。ネクストの北條の“願い”とは裏腹にカウントは 3ボール。腹は決まった。四球で二死満塁。ところが初球の甘い球を見送った。ベンチで金本監督が顔をしかめる。 2球目はボール球を空振り。もう指揮官は苦笑い。ところが… 3球目。祖父江が外そうとした高め 147キロが甘くきた。無心で一閃! 打球が右前に跳ね、自身 3戦連続の打点が決勝点となった。虎を日曜 4連勝に導く殊勲打にも、危機感とともに次へ踏み出す。必ず打ち続けて、もっと勝たせる。

福留孝介外野手(40)が同点の 2点打を放った。 0- 2で迎えた 3回、二死満塁の場面。先発ジョーダンの直球を振り抜き、 2遊間を破った。「4番」らしく、キャプテンらしく-。福留がひと振りでチームを導いた。自身 5試合ぶりの打点となる同点の 2点打で、重かった試合の空気を、一変させた。 0- 2で迎えた 3回だ。一死から投手の能見が四球。二死後、上本も 9球粘って、四球を選んだ。糸井はしぶとく 1塁内野安打。みんなが必死に作った二死満塁、逃せるわけがなかった。ジョーダンの 143キロをとらえた打球が中前へ抜けると、 1塁ベース上で力強くこぶしを握った。右肩には硬い高反発の枕を敷き、左肩には柔らかい方を使う。 2日からは神宮に遠征してのヤクルト 3連戦だが、どんな場所でも、大丈夫だ。勝てただけではまだ足りない。チームのため、家族のため、40代も打ち続ける。

鳥谷敬内野手(35)が今季初めてスタメン落ちした。 3塁には新助っ人エリック・キャンベル内野手(30)が入った。

能見篤史投手(37)の今季初勝利はまたもお預けとなった。 1回一死から荒木に中前打を許し、平田、ビシエドと 2者連続四球で満塁。直後の藤井の内野ゴロを 3塁手キャンベルがファンブルして先制点を献上した。続く堂上にも中前適時打を浴びた。 2回以降は無失点に抑え、 6回 5安打 2失点で降板した。開幕から 5試合で 0勝 2敗とまだ勝ち星が手に出来ていない。 6試合目となる次回こそ、初勝利をつかみたい。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 2中日>◇30日◇阪神甲子園球場

 中日が初回に 2点を先制した。一死満塁から敵失と堂上の適時打で先手。阪神は 3回二死満塁で福留が中前に同点打を放った。

 阪神が 6回の追加点機を逃した。先頭の糸井が左中間を破る 2塁打で出塁。だが福留、原口が内野ゴロに倒れ、勝ち越せなかった。

 阪神は 8回、中日祖父江の 3四球で二死満塁とし、北條が試合を決める適時打を放った。今季 5度目のカード勝ち越しを決めた。 3番手桑原が「2勝目」、高橋が今季初セーブ。祖父江が今季初黒星。

 

  8回裏阪神二死満塁、北條史也内野手は右前適時打を放ち 1塁ベース上でベンチに向かいガッツポーズ=阪神甲子園球場

 若虎もウオーッ! 今季最多 4万6351人もウオーッ!! 阪神は北條史也内野手(22)が 8回に千金の決勝打を放ち、中日に 3- 2で勝利。今季最多タイの貯金「4」で 3、 4月を終えた。首位広島とも、再び「1ゲーム差」。虎のゴールデンウイークは、ここからもっともっと熱い!!

 欲しかったのは結果だけ。最悪の追い込まれ方から、最高の一打を絞り出した。言葉にならない叫びを発しながら 1塁へ走る北條の姿に、今季最多 4万6351人が震えた。千金の決勝打。お立ち台では笑顔と、偽らざる本音が弾け出た。

 「めっちゃうれしいで~す! いや、もう(直前の)高山さんで決めてくれ! と思ってたんですけど。片岡コーチに声をかけてもらって、絶対に決めてやるという気持ちになりました」

  8回、北條史也内野手が適時打を放った=阪神甲子園球場

 前日同様にもつれ、 2- 2で迎えた 8回。二死 1、 3塁で代打・高山。ネクストの北條の“願い”とは裏腹にカウントは 3ボール。ここで片岡打撃コーチが歩み寄り、「2」の背中に手を当てささやいた。「(満塁になれば)内角はないんやから踏み込んでいけ。おいしいとこやんけ!」。

 腹は決まった。四球で二死満塁。ところが初球の甘い球を見送った。ベンチで金本監督が顔をしかめる。 2球目はボール球を空振り。もう指揮官は苦笑い。ところが… 3球目。祖父江が外そうとした高め 147キロが甘くきた。無心で一閃! 打球が右前に跳ね、自身 3戦連続の打点が決勝点となった。

 執念のひと振り!  8回二死満塁で北條史也内野手が右前へ決勝打を放った=阪神甲子園球場

 一喜一憂!? の金本監督も「失投だろうけれどね。そうは言っても追い込まれた場面で…。場面も場面だしカウントも追い込まれているし、なかなかヒットは打てない。よく打ってくれました」と賛辞だ。首位広島と「1ゲーム差」とし、 2日にも奪首。貯金も今季最多タイの「4」となり、ナインを「( 3、 4月を)貯金「4」で終わるのと「2」で終わるのとでは全く違う。本当によく頑張ってくれた」とねぎらった。

 この日はセパの 6試合すべて同じ得点差( 1点差)。20年ぶりの珍事の中で、悩みに悩んできた22歳が、接戦を制す一打を放ち、 2カードぶりの勝ち越しをもたらした。

 北條史也内野手=阪神甲子園球場

 この打席まで、得点圏打率 0.059(17打数 1安打)だった。力んで凡打を繰り返し、直前の 5試合も打率 0.133(15打数 2安打)。ある日のベンチ裏で上本を問いただした。「どうやって、あんなふうにうまく右方向へ打つんですか?」。先輩の粘りとチームを勝たせるつなぎの打撃が心底、うらやましかった。

 前日は 1失策に加え、記録に残らないミスも犯した。試合後は室内練習場で汗をかいて、悔しさを紛らわした。もがき苦しむ若虎。しかし一夜明け、勝利の女神がプレゼントを用意していた。

 「最後もたぶん、普通やったら代打を出されるところで、使ってもらった。前もキッカケ(にすると)言うて全然ダメやったんで。もっと打率も上げていきたい」 ベース上からベンチへガッツポーズした北條史也内野手  ベース上から 1塁ベンチへガッツポーズした北條史也内野手(手前)。最高の瞬間だ!=阪神甲子園球場  虎を日曜 4連勝に導く殊勲打にも、危機感とともに次へ踏み出す。必ず打ち続けて、もっと勝たせる。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最多タイの貯金「4」。

◎…北條はこれで得点圏で18打数 2安打(打率 0.111)、 5打点、 6三振、 4四球。前日29日の 3回の適時打が、得点圏での初安打だった。

◎…阪神は今季これで 1点差試合は 5勝 3敗。昨年は17勝21敗だった。

◎…阪神は 2日のヤクルト戦に勝てば、15勝10敗で勝率 0.600。広島が 2日の中日戦に負けると16勝11敗 1分けで勝率 0.593となり、阪神が上回る。

 

 福留孝介外野手が同点の 2点打を放った。 0- 2で迎えた 3回、二死満塁の場面。先発ジョーダンの直球を振り抜き、 2遊間を破った。

 福留は「前のバッターが粘ってつないでくれたので、なんとかランナーをかえそうと思い、バットをコンパクトに出しました。タイムリーになってよかったです」とコメントした。

  3回裏阪神二死満塁、中前に同点となる 2点適時打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 「4番」らしく、キャプテンらしく-。福留がひと振りでチームを導いた。自身 5試合ぶりの打点となる同点の 2点打で、重かった試合の空気を、一変させた。

 「(前の)バッターがよく粘って、塁に出てチャンスを作ってくれたので。なんとか返したかった」

  0- 2で迎えた 3回だ。一死から投手の能見が四球。二死後、上本も 9球粘って、四球を選んだ。糸井はしぶとく 1塁内野安打。みんなが必死に作った二死満塁、逃せるわけがなかった。ジョーダンの 143キロをとらえた打球が中前へ抜けると、 1塁ベース上で力強くこぶしを握った。

 「先に点を取られたのだって、野手のミスなんだから。能見に勝ちをつけてあげたかった」

 みんなが作ったチャンス-。同点打の福留孝介外野手が力強く右こぶしを握った=阪神甲子園球場

 前日の 2戦目は、 3失策など守乱で敗れた。この日も、 1回に失策が出ていきなり 2点を失った。なんとかしなければ…。チームを引っ張る身として、バットに一層、力を込めていた。

  4月26日に40歳の誕生日を迎えた。当日のDeNA戦(甲子園)は、雨天中止。「もう40(歳)なのに、誕生日なんてめでたいかなぁ」とつぶやきながら帰宅したのだが…。自宅で待っていたのは家族によるバースデーパーティーだった。

 食卓に並んだ肉料理に、いちごの乗ったホールケーキ。子どもたちから「ハッピーバースデー」と歌も贈られた。さらに翌朝目覚めると、机には子どもたちが前夜に渡しそこねたバースデーカードが-。お祝いの言葉とともに長男・颯一(はやと)くん( 9)からは「ぼくも勉強がんばる」と約束の一言。「本当かよ~」と笑ったが、がんばる父の背中を、愛する家族にも見せつけた。

  3回二死満塁で中前へはじき返した福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 もちろん40歳として、体のケアには人一倍気を使う。 4月15日の広島戦(甲子園)では、右翼線の飛球をダイビングキャッチ。超美技の代償に、左肩を痛めていた。それでもなんとかするのが、ベテランの技。遠征先の宿舎では枕を 2つ、使い分ける。右肩には硬い高反発の枕を敷き、左肩には柔らかい方を使う。 2日からは神宮に遠征してのヤクルト 3連戦だが、どんな場所でも、大丈夫だ。 「次は僕ら野手が、能見に借りを返す番」  勝てただけではまだ足りない。チームのため、家族のため、40代も打ち続ける。

◇データBOX◇

◎…福留の打点は、 4月23日の巨人戦(東京ドーム)で 2打点(先制打&犠飛)を挙げて以来、 5試合ぶり。甲子園では 7日の巨人戦以来、 9試合ぶり。

 

  7回裏阪神二死、左前安打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が今季初めてスタメン落ちした。 3塁には新助っ人エリック・キャンベル内野手が入った。  鳥谷は 7回二死走者なしの場面で代打で出場。祖父江の初球を捉えて左前打を放ち、直後に盗塁も記録した。

 

  6回、中日打線相手に粘投する能見篤史投手=阪神甲子園球場

 能見篤史投手の今季初勝利はまたもお預けとなった。

  1回一死から荒木に中前打を許し、平田、ビシエドと 2者連続四球で満塁。直後の藤井の内野ゴロを 3塁手キャンベルがファンブルして先制点を献上した。続く堂上にも中前適時打を浴びた。 2回以降は無失点に抑え、 6回 5安打 2失点で降板した。

 能見は「立ち上がりどうしても慎重になってしまった部分はありましたが、中盤から投球テンポを意識的にあげてゲームのリズムを作ることを心がけました。初回以降は低めにボールを集める事で、 6イニングでしたが粘り強く投げる事ができました」とコメント。開幕から 5試合で 0勝 2敗とまだ勝ち星が手に出来ていない。

 阪神先発の阪神能見篤史投手=阪神甲子園球場

 またまた、能見の今季初勝利はお預けだ。 1回一死満塁、併殺かと思われた藤井の 3ゴロをキャンベルがファンブルするなど、いきなり 2失点。それでも 2回以降はしっかり無失点に抑え、 6回 112球、 5安打 2失点(自責 1)と試合を作った。「 1回に43球でしたっけ。立ち上がりは慎重になりすぎたが、中盤以降はテンポを意識的にあげて試合のリズムを作ることができた」。 6試合目となる次回こそ、初勝利をつかみたい。

☆能見を粘り強くリードした梅野隆太郎捕手

 「( 3回以降は)真っすぐの使い方を変えようと思い、能見さんも(その通り)投げてくれた。とにかく粘ること。自分としてはうまく配球できた」。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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藤浪、因縁燕戦へ無心で挑む!“スーパー糸井”で奪首や!阪神と「DB超」の夢コラボ実現!

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4月を貯金「4」の 2位で終えた金本知憲監督(49)は 1日、「月に 3つ(の貯金)を目標に。 3個× 6カ月=18よ」と優勝争いに加わるための計算式を披露。 2日から始まる 5月戦線も貯金「3」以上の上積みがノルマだ。そのための策は、ズバリ、高山俊外野手(24)の 1番復帰!!誰にだってわかる数式も、金本阪神には大きな大きな意味がある。具体的な目標や数字の話をあまりしない鉄人が、あえて明かした皮算用だ。サラリと明かしたが、「18」の貯金は、すなわちAクラスは当然で、優勝争いにも間違いなく加われる成績だ。 1カ月で 3つずつ貯金を積み重ねれば、その先に栄光が見え隠れしてくる。 3、 4月を14勝10敗、金本政権最多タイの貯金「4」。戦いの厳しさを知り尽くした指揮官にすれば、計算通りにいかない結果が「プラス1」だったのは、うれしい誤算か。 2年目の天才肌の若虎の爆発を予感した。打率 0.247は“らしくない”し、 4打点は寂しい。何より本塁打ゼロは信じられない。自身の若き日とダブらせて、高山の大躍進を願った。

●藤浪晋太郎投手(23)が 1日、甲子園で投手指名練習に参加し、 4日のヤクルト 3戦目(神宮)の先発へ調整を行った。 4月 4日の同カード(京セラ)では畠山和洋内野手(34)への死球から両軍の乱闘に発展。あの一件以来、ちょうど 1カ月ぶりの燕戦だが無心で挑む。この日、甲子園で行われた投手指名練習でもキャッチボール、ポールセンター間走などで黙々と調整。晴れ晴れとした表情で打撃練習も行った。金村投手コーチも太鼓判を押す。  2勝 1敗、防御率2.00ながら、試練続きで規定投球回にも達していない。投球も数字も、これでは藤浪ではない。何もかも払拭し、藤浪らしく、敵地のマウンドに仁王立ちする。

●超・糸井で奪首や! 阪神は 1日、 5日の広島戦(甲子園)を「ドラゴンボール超(スーパー)デー」として開催すると発表。人気アニメとのコラボで、糸井嘉男外野手(35)は主人公の最大のライバル、ベジータ風のイラストに。虎の超人が夢をかなえ、 2日からのヤクルト、広島との 5連戦で暴れまくる。金色の髪が逆立ち、黄金のオーラが筋骨隆々の体を包み込む。 5月 5日のこどもの日、「ドラゴンボール超」との夢コラボが実現し、作中の最強キャラに憧れる男が“スーパー糸井”に変身。これで、どんな相手もへっちゃらだ!!金色の髪が逆立ち、黄金のオーラが筋骨隆々の体を包み込む。 5月 5日のこどもの日、「ドラゴンボール超」との夢コラボが実現し、作中の最強キャラに憧れる男が“スーパー糸井”に変身。これで、どんな相手もへっちゃらだ!!虎でも「超人」と呼ばれる男が、自らのコラボキャラに選んだのも必然だった。金髪にキラリと光る青い目、そして鋼のような体の“超・超人”が、GW後半も大暴れの予感だ。類を見ないセ界一強い“スーパー糸井”が、虎を頂点へ押し上げる。

記事をまとめてみました。

 

  4月を貯金「4」の 2位で終えた金本知憲監督は 1日、「月に 3つ(の貯金)を目標に。 3個× 6カ月=18よ」と優勝争いに加わるための計算式を披露。 2日から始まる 5月戦線も貯金「3」以上の上積みがノルマだ。そのための策は、ズバリ、高山俊外野手の 1番復帰!!

 誰にだってわかる数式も、金本阪神には大きな大きな意味がある。具体的な目標や数字の話をあまりしない鉄人が、あえて明かした皮算用だ。

 「月に 3つ(の貯金)を目標にしていたらいいやろ。そんな計算通りにはいかないと思うけれど。 3つを目標にした 3× 6=18よ。目標は」

 サラリと明かしたが、「18」の貯金は、すなわちAクラスは当然で、優勝争いにも間違いなく加われる成績だ。 1カ月で 3つずつ貯金を積み重ねれば、その先に栄光が見え隠れしてくる。

 金本知憲監督がスタメン復帰を示唆した高山俊外野手。対右腕で5月貯金のキーマンや

  3、 4月を14勝10敗、金本政権最多タイの貯金「4」。戦いの厳しさを知り尽くした指揮官にすれば、計算通りにいかない結果が「プラス1」だったのは、うれしい誤算か。

  2日のヤクルト戦(神宮)からスタートする 5月戦線も、目標は貯金「3」。そこへ向けてのノビシロもある。というよりは、「ノビシロにしたい」と願うのが守備だ。 4月は12球団ワーストの23失策。ほぼ 1試合 1個ペースで守備が乱れた。

 「守りで何試合落としたか。きのうも数えた」

 笑った。逆に言えば、それだけ落としても、投打の踏ん張りで拾った試合の方が多かった。守備面を整備すれば、の思いは強い。

 V争いに加わるため、貯金「3」を 1カ月のノルマに掲げた金本知憲監督

 そして、攻撃面のキーマンに指名するのが高山だ。 4月は巡り合わせか、相手先発が左腕が多かった。が、風向きは変わった。 5月最初のヤクルト、広島 6連戦では、石川(ヤクルト)以外は右腕が先発予定。

 「(スタメンで)行くんじゃないか。だいぶ、良くなってきているから」

  2年目の天才肌の若虎の爆発を予感した。打率 0.247は“らしくない”し、 4打点は寂しい。何より本塁打ゼロは信じられない。

 「俺も 4年目、 3月はムチャクチャ打ったけれど、開幕からずっと 1割台やからね。結局、 1カ月は 2割 3分か 4分。だいたい 4月は悪かったから。波ってあるからね。とくに若い時は」

 自身の若き日とダブらせて、高山の大躍進を願った。

 遠征に出発する高山俊外野手=鳴尾浜「虎風荘」

 月に 3つずつ。小さなことからコツコツと。秋が近づいた頃、「 3× 6=18」はV方程式と呼ばれているかもしれない。

◇データBOX◇

◎…2000年以降、阪神の貯金「18」以上は2003年の36(87勝51敗 2分け、優勝)、2005年の33(87勝54敗 5分け、優勝)、2006年の26(84勝58敗 4分け、 2位)、2008年の23(82勝59敗 3分け、 2位)と 4度。いずれも 2位以内には入っている。

 

 阪神甲子園球場で調整する藤浪晋太郎投手。因縁の対戦も自然体で臨む

 藤浪晋太郎投手が 1日、甲子園で投手指名練習に参加し、 4日のヤクルト 3戦目(神宮)の先発へ調整を行った。 4月 4日の同カード(京セラ)では畠山和洋内野手への死球から両軍の乱闘に発展。あの一件以来、ちょうど 1カ月ぶりの燕戦だが「この前は自分の投球ができていなかった。(打線も)印象にないです」と無心で挑む。

 因縁うんぬんは、周囲が言うことだ。藤浪はただ、目の前の打者と戦うことに集中している。“あれ以来”のヤクルト戦でも関係ない。

 「この前は自分の投球ができていなかった。(打線も)印象にないです」

 今季初登板だった 4月 4日の同カードでは、畠山への死球を引き金に、両軍入り乱れてのもみ合いに発展させてしまった。問題のボール以外にも 8四球を与え、相手と戦う以前の問題だった。

  4月 4日のヤクルト戦で、藤浪晋太郎投手の死球に激怒した畠山和洋内野手=京セラドーム大阪

 もちろん同じ過ちは繰り返さない。「自分の投球」だけが、勝つために集中すべきことだ。インフルエンザ感染を挟んだこともあり、前回 4月27日のDeNA戦(甲子園)では 2勝目( 1敗)を挙げながらフォームの安定性を欠いた。 5回 5安打 2失点(自責 1)で降板せざるを得なかった。必ず修正し、今度こそヤクルト打線に自分自身の姿を見せる。

 この日、甲子園で行われた投手指名練習でもキャッチボール、ポールセンター間走などで黙々と調整。晴れ晴れとした表情で打撃練習も行った。金村投手コーチも「これまでは登板も空いていた。(今季初めて)普通に中 6日で投げられる。不安もないんじゃないか。ブルペンでの状態もいい」と太鼓判を押す。

  2勝 1敗、防御率2.00ながら、試練続きで規定投球回にも達していない。投球も数字も、これでは藤浪ではない。

 ここから両軍入り乱れての乱闘になった=京セラドーム大阪

 「(内角も)配球として使うところもあるが、要らないときは要らない。勝負するところは勝負する。展開、状況次第です」  何もかも払拭し、藤浪らしく、敵地のマウンドに仁王立ちする。

★藤浪の前回ヤクルト戦登板VTR

  4月 4日の京セラで先発。 1回から先頭の大引、 3番・山田、 4番・バレンティンと四球で歩かせ、 5番・雄平の左前打で先制点を献上。 3回には先頭で迎えたバレンティンに 2球目の 146キロの直球を中堅 5階席に被弾。 5回無死 1塁の場面では畠山に投じたツーシームがすっぽ抜け、左肩へ死球。これが引き金となって乱闘騒動となり、バレンティンと矢野作戦兼バッテリーコーチが退場処分となった。藤浪は 5回 5安打 2失点ながらも、自己最多タイの 9四死球で今季初黒星。プロ 5年目で初めて奪三振ゼロでマウンドを降りた。

 

 イラストでベジータのスーパーサイヤ人風になった糸井嘉男外野手。パワー全開で大暴れの予感だ (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 超・糸井で奪首や! 阪神は 1日、 5日の広島戦(甲子園)を「ドラゴンボール超(スーパー)デー」として開催すると発表。人気アニメとのコラボで、糸井嘉男外野手は主人公の最大のライバル、ベジータ風のイラストに。虎の超人が夢をかなえ、 2日からのヤクルト、広島との 5連戦で暴れまくる。

 金色の髪が逆立ち、黄金のオーラが筋骨隆々の体を包み込む。 5月 5日のこどもの日、「ドラゴンボール超」との夢コラボが実現し、作中の最強キャラに憧れる男が“スーパー糸井”に変身。これで、どんな相手もへっちゃらだ!!

 「糸井さんがベジータをお好きだというところから(イラスト化が)スタートしました。あこがれ、子供のころからなじんでいるというところもあったと思います。ご本人もイラストを確認してもらうと、『おぉ~!!』と喜ばれて、一発OKでした」

 鳥谷敬内野手/孫悟空 (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 球団関係者が明かす。漫画家・鳥山明氏の人気漫画「ドラゴンボール」の大ファンでオリックス時代から「スーパーサイヤ人になりたい」と、肉体改造の“目標”にしていたほど。イラストでは物語の主人公、孫悟空の最大のライバルであるベジータになったが、本人の熱い希望だったという。

 ベジータといえば、孫悟空を常にライバル視し、ひたすら強さを追い求め続けた孤高の存在。より強い敵との戦闘を望み、勝利を信じると死の危険すら顧みない。「俺は全世界で一番強いんだぞー!」との名言も。少年時代から、ストイックに高みを目指し続ける男の姿に、糸井も胸を熱くしていた。

 阪神とのコラボ企画に携わった東映関係者は「糸井選手はやはりパワフルで力強い選手であることは間違いない。ベジータの持つ強さと、糸井選手のパワフルさが、くしくも一致したと思います」と証言。虎でも「超人」と呼ばれる男が、自らのコラボキャラに選んだのも必然だった。

 原口文仁内野手/ピッコロ (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 その桁外れな戦闘力は、神宮のグラウンドでは計測不可能な数値に上昇する。 2日からのヤクルト 3連戦を行う敵地ではオリックス時代の昨季、 3試合で打率 0.462(13打数 6安打)、 1本塁打、 4打点と好相性。今年 3月19日のオープン戦で“移籍1号”を放ったのも神宮だった。

  5日からは「ドラゴンボール超デー」が開催される甲子園に戻り、昨季リーグ覇者広島との 3連戦に臨む。ベジータが作中で最強のライバルとしてファンの心をつかんだように、糸井もグラウンドで主役を譲らない。昨年 7月 9日の西武戦(西武プリンスドーム)でも同様のコラボ企画が行われ、一発を含む 2安打 2打点。眠れる戦士の血が騒ぐというのものだ。

  4月30日の中日戦(甲子園)で 3安打を放ち「よっしゃー! つかれた!!」と話していたが、まだまだ何の。金髪にキラリと光る青い目、そして鋼のような体の“超・超人”が、GW後半も大暴れの予感だ。類を見ないセ界一強い“スーパー糸井”が、虎を頂点へ押し上げる。

 高山俊外野手/孫悟飯 (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

★ 5日甲子園・広島戦で展開

 阪神は 5月 5日の広島戦(甲子園)を「ドラゴンボール超デー」として展開することを 1日、発表した。鳥谷が孫悟空のスーパーサイヤ人に変身するなど、阪神の主力選手が主要キャラクターにふんした画像を公開。 5日午前10時からチームショップアルプス、甲子園球場ショップなどでコラボ商品を発売。公式オンラインショップ(T-SHOP)では、一部の商品を除き、 2日正午から先行発売する。  大阪市北区の「阪神百貨店本店8Fタイガースショップ」でも 5日午前10時からアクリルキーホルダー( 800円)、缶バッチセット( 500円)など20種類が発売される。 北條史也内野手/人造人間17号  北條史也内野手/人造人間17号 (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

◇データBOX◇

 ◎…糸井は神宮では北海道日本ハム、オリックス時代に交流戦で通算15試合、打率 0.373(59打数22安打)、 3本塁打、 8打点と好成績。とくに昨季は 3試合で打率 0.462(13打数 6安打)、 1本塁打、 4打点と大暴れ。

☆ドラゴンボール

 1984(昭和59)年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始した鳥山明作の漫画。「サイヤ人」と呼ばれる最強ヒーローたちが、悪の軍団から地球を守る物語。中でも「スーパーサイヤ人」は黄色いオーラをまとった金髪、緑色の目になり、戦闘能力が格段に向上する。コミックスの売り上げは国内 1億2000万部以上。原作は世界21カ国で翻訳出版され、アニメーションも36カ国で放送。現在は「ドラゴンボール超」がカンテレ系で毎週日曜午前 9時から放送されている。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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高山が今季1号!先頭打者弾!福留がブレーキ…阪神6月14日「台湾デー」で郭李建夫氏が始球式!

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阪神は 1回に高山の先頭打者本塁打で先制する。ヤクルトは 2回二死 2塁から谷内の適時打で同点に追いついた。ヤクルト・デビット・ブキャナン投手(27=前フィリーズ)は 2回から 5イニング無失点。阪神秋山は 3回から 6回までを 0に抑える。ヤクルトは 7回一死 3塁から大松の 2塁野選で走者中村が生還し勝ち越し。逃げ切って、今季初の 3連勝で借金を「4」に減らした。ブキャナン「2勝」目、秋吉が3セーブ。阪神秋山は「2敗」目。打線は 8番・谷内亮太内野手(26)が 2安打 3打点の活躍でチームを今季初の 3連勝に導いた。

高山俊外野手(24)が先頭打者弾を決めた。 4試合ぶりに先発復帰し、 1回にバックスクリーン越えの今季 1号ソロ。「いい感触でとらえることができました。結果としてホームランになってくれてよかったです」と白い歯を光らせた。

悔しそうに神宮の夜空を見上げた。ベンチに座ると、がっくりと肩を落とした。福留孝介外野手(40)にしては珍しい光景だった。責任を一身に背負っていた。主砲として、最大の見せ場は 1- 1の 3回一死満塁だった。ブキャナンのカットボールを引っ張ったが、まさかの 1ゴロ併殺。ピンチの後にチャンスありを生かせなかった。さらに 5回二死 1、 3塁では直球をたたきつけて中堅に抜けようかという打球を放ったが、遊撃手・大引が追いつき、 1塁へ好送球。運もなかった。 1点を追う 8回一死 1塁では 3ボールから石山の直球を狙ったが、左飛。 4打席すべて走者を置いた場面だっただけに、悔やまれた。片岡篤史打撃コーチ(47)は「序盤のうちに点をとっておかないといけなかった」と唇をかんだ。勝てば大統領よりエライ、負ければ戦犯-。これが虎の「4番」。もちろん、福留自身が肌で感じている。だからこそ、 4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)で 3度の好機で凡退し、翌21日からの巨人 3連戦(東京ドーム)で計 6打点と猛爆したように、常に悔しさをバネにしてきた。打撃は誰しも波がある。次こそ、やってくれる。

悔しさをかみ殺し、無念の表情でマウンドを降りた。秋山拓巳投手(26)は 6回 1/3で 8安打を浴びながらも 2失点に粘ったが、打線の援護なく「2敗」目を喫した。何度も味方に拙守が飛び出したが、その度に粘りの投球でピンチを切り抜けた。だが、 7回先頭の中村に痛打され、 3塁打に。一死後に代打・大松を 2ゴロに仕留めたかに見えたが、上本の本塁送球がセーフ(記録は上本の野選)となり、勝ち越し点を献上。今回も 7回途中までは投げ、先発ローテのなかで抜けた安定感は披露した。次こそチームに白星をもたらす。

柳瀬明宏投手(33)は厳しいタテジマデビュー戦になった。昨年、ソフトバンクを戦力外になり、新加入。この日は 1点ビハインドの 8回一死 2、 3塁の局面で救援した。谷内への初球速球を狙い打ちされ、ライナーで中前に運ばれる 2点適時打を許した。さらに 2連打されるが、何とか後続を断った。今年は 2軍で13試合に投げて防御率0.87と安定していただけに、巻き返しに期待したいところだ。

阪神は 2日、 6月14、15日の西武戦(甲子園)で「台湾デー」を開催する。14日は、1990年代に阪神に在籍した台湾出身の郭李建夫氏(48)の始球式を予定。その他には台湾グルメの販売や、関空-台湾・台北または高雄の無料航空券の抽選などで盛り上げる。台湾観光局の特別ミッションチームリーダー「Oh! Bear(オー! ベア)」が来場者を出迎える。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 4- 1阪神>◇ 2日◇明治神宮球場

 阪神は 1回に高山の先頭打者本塁打で先制する。ヤクルトは 2回二死 2塁から谷内の適時打で同点に追いついた。

 中盤は両先発が力投を見せる。ヤクルト・ブキャナンは 2回から 5イニング無失点。阪神秋山は 3回から 6回までを 0に抑える。

 ヤクルトは 7回一死 3塁から大松の 2塁野選で走者中村が生還し勝ち越し。逃げ切って、今季初の 3連勝で借金を「4」に減らした。

 ブキャナン「2勝」目、秋吉が3セーブ。阪神秋山は「2敗」目。

  7回 大松尚逸内野手の内野ゴロで生還したヤクルト・中村悠平捕手の判定をめぐり抗議した金本知憲監督=明治神宮球場

 ヤクルトは先発したデビット・ブキャナン投手が 7回 6安打 1失点と好投し、今季「2勝」目。打線は 8番・谷内亮太内野手が 2安打 3打点の活躍でチームを今季初の 3連勝に導いた。

☆金本監督(ブキャナンを打ちあぐね)

 「(理由は)分からんね。いい投手だとは思う」

☆秋山拓巳投手( 7回途中 2失点)

 「一気に崩れなかったのは自信にしたい」

 

  1回表阪神無死、中越え本塁打を放った高山俊外野手=明治神宮球場

  高山俊外野手が先頭打者弾を決めた。

  4試合ぶりに先発復帰し、 1回にバックスクリーン越えの今季 1号ソロ。

 「打ったのはストレート。打った瞬間にホームランだと思えたくらい、いい感触でとらえることができました。 1回表の先頭打者。このゲームの最初の打者ですし、チームに勢いがつけられたらと、塁に出ることだけを考えていました。結果としてホームランになってくれてよかったです」。

  1回、先頭打者本塁打放ち生還生還した高山俊外野手=明治神宮球場

 高山俊外野手が 2日のヤクルト戦(神宮)で自身 2度目の先頭打者アーチを放った。

  1回、 1ボールからの 2球目。ブキャナンの 2球目を強振。今季 1号をバックスクリーンに放り込んだ。

 「打った瞬間にホームランだと思えたぐらい、いい感触でとらえることができました。 1回表の先頭打者で、このゲームの最初の打者ですし、チームに勢いがつけられたらと、塁に出ることだけを考えていました。結果としてホームランになってくれてよかったです」と白い歯を光らせた。

 

 悔しそうに神宮の夜空を見上げた。ベンチに座ると、がっくりと肩を落とした。福留にしては珍しい光景だった。責任を一身に背負っていた。

 「きょうは俺のせい。それだけの打順で打たせてもらっているんだから。それは責任がある」

 温かくも厳しい虎党の声を浴びる、東都の杜ならではの試合後。険しい表情で言葉をつむいだ。

 主砲として、最大の見せ場は 1- 1の 3回一死満塁だった。ブキャナンのカットボールを引っ張ったが、まさかの 1ゴロ併殺。ピンチの後にチャンスありを生かせなかった。さらに 5回二死 1、 3塁では直球をたたきつけて中堅に抜けようかという打球を放ったが、遊撃手・大引が追いつき、 1塁へ好送球。運もなかった。 1点を追う 8回一死 1塁では 3ボールから石山の直球を狙ったが、左飛。「もちろん決めにいったけど、仕留める技術がなかったということ」。 4打席すべて走者を置いた場面だっただけに、悔やまれた。

 福留孝介外野手は 3回一死満塁で 1ゴロ併殺に倒れ、腰に手を当てて渋い表情=明治神宮球場

 ヤクルトの新外国人、ブキャナンには 4月 4日(京セラ)も 8回 5安打で 1得点に抑えられ、来日初勝利を献上。そのとき、金本監督は「次にどう生かすか」と話していたが、この日で 2戦 2敗。片岡打撃コーチは「カットボールは前より多くなかったけれど、序盤のうちに点をとっておかないといけなかった」と唇をかんだ。ジョーダン、バルデス(ともに中日)とこれまで苦手としていた助っ投相手に攻略の手応えを残してからの東上だっただけに、もうこれ以上の難敵出現はゴメンだ。

 勝てば大統領よりエライ、負ければ戦犯-。これが虎の「4番」。もちろん、福留自身が肌で感じている。だからこそ、 4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)で 3度の好機で凡退し、翌21日からの巨人 3連戦(東京ドーム)で計 6打点と猛爆したように、常に悔しさをバネにしてきた。打撃は誰しも波がある。次こそ、やってくれる。

  3回、併殺打に倒れ肩を落とす福留孝介外野手=明治神宮球場

☆福留のアカンかった後は爆発するVTR

 雨天中止となった 4月11日のDeNA戦(横浜)の練習後。直近 5試合で打率0割台と落ち込んでいた福留は「やっぱり俺がもう少し打てば点がとれる。打線として線になる。何とかつなげられるようにしたい」と発言。翌12日に早速、先制 2塁打を放った。20日の中日戦(ナゴヤドーム)も 4打数無安打に終わったが、翌21日からの巨人 3連戦(東京ドーム)では 3試合連続先制打など12打数 6安打 6打点と奮闘した。

 

 秋山拓巳投手は粘りの投球を見せたが 7回途中につかまった=明治神宮球場

 悔しさをかみ殺し、無念の表情でマウンドを降りた。秋山は 6回 1/3で 8安打を浴びながらも 2失点に粘ったが、打線の援護なく「2敗」目を喫した。

 「 1点目は相手がうまかったが、あの 3塁打は防ぎたかった」

  2回二死から中村に左越え 2塁打を許すと、続く谷内に外角低めのカーブをうまく拾われて同点に。振り出しに戻ったものの、集中力は途切れなかった。何度も味方に拙守が飛び出したが、その度に粘りの投球でピンチを切り抜けた。

 だが、 7回先頭の中村に痛打され、 3塁打に。一死後に代打・大松を 2ゴロに仕留めたかに見えたが、上本の本塁送球がセーフ(記録は上本の野選)となり、勝ち越し点を献上。「期待に応えたかった」と自身を責めた。

 金本監督は「 7回、なんとかいってね。途中で代わったけれど、あれだけいい投球をしてくれているから」と右腕の踏ん張りを評価した。秋山は「丁寧に腕は振れた。自信はつきませんが、一気に崩れなくなった」と前を向く。今回も 7回途中までは投げ、先発ローテのなかで抜けた安定感は披露した。次こそチームに白星をもたらす。

 

  4番手で投球した柳瀬明宏投手=明治神宮球場

 柳瀬明宏投手は厳しいタテジマデビュー戦になった。昨年、ソフトバンクを戦力外になり、新加入。この日は 1点ビハインドの 8回一死 2、 3塁の局面で救援した。

 谷内への初球速球を狙い打ちされ、ライナーで中前に運ばれる 2点適時打を許した。さらに 2連打されるが、何とか後続を断った。「力んだのもあったのかもしれない。全体的に球が高かった。腕はしっかり振れていたんですが」。ソフトバンク時代は救援一筋で活躍。 216試合に登板するなど経験豊富だ。今年は 2軍で13試合に投げて防御率0.87と安定していただけに、巻き返しに期待したいところだ。

 

 阪神は 2日、 6月14、15日の西武戦(甲子園)で「台湾デー」を開催する。

 14日は、1990年代に阪神に在籍した台湾出身の郭李建夫氏の始球式を予定。その他には台湾グルメの販売や関空-台湾・台北または高雄の無料航空券の抽選などで盛り上げる。

 郭李建夫氏(1997年 4月17日撮影)

 阪神甲子園球場は 2日、昨年に続き 6月14、15日の西武戦(甲子園)を「台湾デー」として開催すると発表した。14日の始球式には台湾出身で阪神でも活躍した郭李建夫氏が登場。台湾グルメの販売や、台湾観光局の特別ミッションチームリーダー「Oh! Bear(オー! ベア)」が来場者を出迎える。詳細は球団HP(http://hanshintigers.jp/)へ。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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糸井の“黄金の足”で2位キープ!福留今季2度目4安打!頼れる4番が存在感!岩貞6回1失点も反省!

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ヤクルトは 1回二死満塁から中村が押し出しの四球を選び、先制。投げては先発山中が 3回まで 2安打無失点に抑える。阪神は 6回に糸井の内野適時安打で同点、さらに鳥谷の中前適時打で勝ち越した。ヤクルト先発山中は 6回 2失点で降板した。阪神は 8回に代打中谷の 2点適時打などで点差を広げ、そのまま逃げ切った。先発岩貞は「2勝」目。ヤクルトは連勝が「3」で止まった。ヤクルト山中は「3敗」目。阪神が大胆なオーダー変更でヤクルトに打ち勝った。変則右腕の山中対策で、先発岩貞を含め、左打者を 7人もそろえた。金本監督が起用した左打者 6人がヒットを記録。前夜はブキャナンの前に打線は沈黙したが、勢いを取り戻した。

嫌~な負け方から一夜明け。金本知憲監督(49)が動いた。 1番に「1塁」では 2年ぶりスタメンとなる荒木郁也内野手(29)を据え、「遊撃」にはドラフト 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が入って 7番に。 1番から 9番までに 7人の左が並ぶ“超変革”下手投げ対策打線。そして勝利をもぎ取った。試合前。報道陣に「きょうの 1番は誰だと思う? 難しいぞ」とニヤリ。試合後。その男を褒めた。 6回に左前打を放ち、相手守備の乱れを見逃さずに 2塁へ。逆転劇の突破口を開いた走塁が将の琴線に触れた。ずっと控えの戦士を抜てきしたらキラリと光る活躍。監督冥利だ。その一方で反省を求めたのは糸原。山中用に特別な打線を組みながら 2点しか奪えなかった原因の 1つとして挙げたのは 2回の攻め。一死 2、 3塁で相手は前進守備を敷かなかった。が、糸原は最悪の 2飛。とはいえ、穏やかならざる胸中を癒やしてくれるのが白星。ことしの“恒例行事”になりつつある。

鳥谷敬内野手(35)が勝ち越し適時打を放った。 6回、糸井の内野安打で同点とし、なおも二死 1、 2塁。虎の天敵・ヤクルト先発山中のスライダーをしぶとく中前に運んだ。 2塁走者上本が生還し、貴重なタイムリーとなった。 1- 1の 6回二死 1、 2塁で山中のスライダーをコンパクトにはじき返し、中前適時打。 2塁手・山田のグラブの下をしぶとく抜けていっただけに笑顔をみせた。 8回一死 1、 3塁での 1ゴロも糸井の好走塁が相手の野選を誘い、計 2打点。開幕から好調だった打撃は 4月下旬から下降線をたどり、同30日の中日戦(甲子園)ではスタメン落ちも経験したが、ここから再浮上したいところだ。

糸井嘉男外野手(35)が 1点リードの 8回、 3走として鳥谷の 1ゴロでホームを陥れ、貴重な 1点を加えた。 6回にも同点の適時内野安打。右膝に不安を抱えながら激走する超人に導かれ、首位広島をピタリ「2ゲーム差」で追う。ふさぐなら迷いなく突き刺す。恐れなどこの男にあるワケがない。あり得ない“ブロック”も、糸井の前では木っ端みじんだ。土煙とともに弾き飛ばし、球審の両手が広がる。思わず声が出て、捕手をにらみつけた。火が出るような超人の突入から、虎が爆勝だ。昨季「53盗塁」の脚と、ストライク返球との競走。次の瞬間…糸井と、捕手の中村が激しく交錯した。足を引きずるようにベンチへ戻った糸井を、金本監督は直後の守備から下げたが、試合後の本人はしっかりとした足取り。「あの 1点は大事だったと思います」とうなずいた。もちろん一歩間違えれば大けがとあって、指揮官は“抗議”。もっとも 4審判で協議後、「警告なし」と決めた球審の柳田浩一審判(50)にとっても難しい判断だった。試合後は何度も映像を見返したという。それほど新ルール適用下では珍しいプレーだった。けがをも恐れぬ勇気で虎を救い、燕を突き放した超人。中盤までの 0- 1という重い展開を打破したのも糸井の激走だった。 6回無死 1、 3塁。 1塁手前へ高いバウンドのゴロを放ち、適時内野安打に。全力疾走から噴き出す熱気で、ナインに火をつけていた。 1安打 1打点 2激走。終盤のヤクルトの追撃も振り払い、今季最多タイの貯金「4」。首位広島との「2」差を守った。相手を吹っ飛ばした糸井の覚悟と決死の思いが、虎を今まさに変えている。

福留孝介外野手(40)がバットでチームを勝利に導いた。快音とともに、白球が左中間に飛んでいった。ダイビングキャッチを試みた中堅手・坂口も届かない。殴り殴られ、また殴りかえした。試合を決めたのは前夜に雪辱を誓った 4番・福留だった。 9回無死 1塁。ヤクルト原樹の甘く入ったスライダーを逃さなかった。左中間へ伸び、フェンスまで到達。 1塁走者の途中出場から 2塁内野安打を放った大和が快足を飛ばして生還。福留は悠々 2塁に到達だ。 8回に 1点差まで追い上げられていただけに、価値あるタイムリーとなった。前日は 4打席とも走者を置いた場面だったが、いずれも凡打し、ブレーキになっていた。この日は一転。今季 2度目の 4安打で打線を引っ張った。 4月26日に40歳を迎えたばかりだが、頼れる「4番」として存在感を見せた。さらに福留の打席の直前では、江越大賀外野手(24)がスリーバント失敗。それらの“暗雲”を吹き飛ばして、勝利を決定づけた。 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目の 4安打。汚名返上してお釣りがくる活躍に金本監督も「大きかった」と目を細めた。まさに、不惑の姿。頼りになる40歳の主砲だ。

岩貞祐太投手(25)が 6回 1失点で、勝ち投手の権利を持ってマウンドを下りた。初回にいきなり押し出し四球を出す嫌な展開。それでも尻上がりにリズムを取り戻し、 6回を投げ切った。雨天中止などの影響で18日中日戦以来となる中14日での先発マウンド。しっかりと役目を果たした。周囲をハラハラさせたが、自身の心は最後まで折れなかった。立ち上がりから苦しんでも、弱気は封印。岩貞が粘って粘って、 6回 1失点。試合のなかで高い修正能力を発揮し、今季「2勝」目をゲットした。 1回に二死満塁から中村に押し出し四球を与えるなど、 2回までに52球と苦しんだが、最少失点でしのぎ、そこから立ち直った。直球に得意のスライダーを効果的に織り交ぜ、 4、 5、 6回は三者凡退。リズムを作った。序盤の内容を見たら、 6回 106球は上出来だ。同門対決に燃えていた。相手の山中は地元熊本の必由館高校の先輩。昨季、投げ合った 2試合は 1勝 1敗。31歳の先輩の胸を借りて“必由館シリーズ”を勝ち越し25歳の後輩は笑った。中14日という機会を有効に使い、一度負荷を下げ、メリハリをつけたトレーニングを導入。この日の一戦で生かせたことは、長いシーズンを戦う上で大きな収穫になったはずだ。終盤は乱打戦になったが、岩貞の粘りがなければ、この日の勝利はない。10勝を挙げた昨季も好不調の波の大きさが課題だった左腕。調子が悪くても抑える術を磨き、さらに上を目指す。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 4- 8阪神>◇ 3日◇明治神宮球場

 ヤクルトは 1回二死満塁から中村が押し出しの四球を選び、先制。投げては先発山中が 3回まで 2安打無失点に抑える。

 阪神は 6回に糸井の内野適時安打で同点、さらに鳥谷の中前適時打で勝ち越した。ヤクルト先発山中は 6回 2失点で降板した。

 阪神は 8回に代打中谷の 2点適時打などで点差を広げ、そのまま逃げ切った。先発岩貞は「2勝」目。ヤクルトは連勝が「3」で止まった。

 ヤクルト山中は「3敗」目。

 先発で登板し力投した岩貞祐太投手=明治神宮球場

 阪神が大胆なオーダー変更でヤクルトに打ち勝った。

 変則右腕の山中対策で、先発岩貞を含め、左打者を 7人もそろえた。 6回には今季初スタメンの荒木が俊足を生かし、逆転劇を演出。「とにかく塁に出ることを考えた。点につながってよかった」。金本監督が起用した左打者 6人がヒットを記録。前夜はブキャナンの前に打線は沈黙したが、勢いを取り戻した。

 

 山中浩史投手対策で、大きく打線を入れ替えた金本知憲監督=明治神宮球場

 嫌~な負け方から一夜明け。金本監督が動いた。 1番に「1塁」では 2年ぶりスタメンとなる荒木を据え、「遊撃」にはドラフト 5位・糸原健斗内野手が入って 7番に。 1番から 9番までに 7人の左が並ぶ“超変革”下手投げ対策打線。そして勝利をもぎ取った。

 試合前。報道陣に「きょうの 1番は誰だと思う? 難しいぞ」とニヤリ。試合後。その男を褒めた。 6回に左前打を放ち、相手守備の乱れを見逃さずに 2塁へ。逆転劇の突破口を開いた走塁が将の琴線に触れた。

 「よく目でみれたというかね。バレンティンのアレ(打球処理)をね。自分の目でみるというのがね。打った後も目を離さないというのがね。そういう小さいプレーが生きてくるんだから」

 ずっと控えの戦士を抜てきしたらキラリと光る活躍。監督冥利だ。

 スタメンに左打者が 7人も並んだ=明治神宮球場

 その一方で反省を求めたのは糸原。山中用に特別な打線を組みながら 2点しか奪えなかった原因の 1つとして挙げたのは 2回の攻め。一死 2、 3塁で相手は前進守備を敷かなかった。が、糸原は最悪の 2飛。

 「糸原が遊ゴロか 2ゴロを狙ってゴロ 1つ打っておけば。 1点をあげるって(相手は)言っているんだから。それでフライを打ち上げるというのはやっぱ…」

 よほど悔しかったのだろう。糸原への注文は続いた。

 「追い込まれたら 2ゴロという感じでいいんだから。若いカウントではあそこらへんにヒットを打ちにいく、というね。それぐらい…。いくらルーキーでも社会人で経験を積んでいるわけですから。取れるところで取れなかったというのがね」

  6回表阪神無死、左前打を放ち、左翼手バレンティン外野手が失策をする間に 2塁へすべり込む荒木郁也内野手=明治神宮球場

 とはいえ、穏やかならざる胸中を癒やしてくれるのが白星。「ま、勝った気がしませんね。疲れました、きょうは」。そう言って笑う姿が、ことしの“恒例行事”になりつつある。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季ナイター明けのデーゲームはここまで 4戦 4敗で、 5試合目でようやく勝った。

◎…荒木のスタメン出場は昨年 9月19日の巨人戦(甲子園)での「2番・2塁」以来。 1塁は2015年 6月13日のオリックス戦(京セラ、 9番)以来で、 1番は2014年 5月 9日の巨人戦(甲子園、 2塁)以来。また山中にはこれで通算13打数 4安打(打率 0.308)。

◎…糸原のスタメンは 4月16日の広島戦(甲子園)以来、 4度目。

◎…高山の 5番は、昨年 6月 5日の西武戦(甲子園)以来。昨季は 2試合で 7打数 2安打(打率 0.286)、 2打点。

 

  6回にしぶとく勝ち越し打を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 鳥谷敬内野手が勝ち越し適時打を放った。   6回、糸井の内野安打で同点とし、なおも二死 1、 2塁。虎の天敵・ヤクルト先発山中のスライダーをしぶとく中前に運んだ。 2塁走者上本が生還し、貴重なタイムリーとなった。「抜けてくれてよかったです。ラッキーでした」と振り返った。

  6回表阪神二死 1、 2塁、勝ち越し適時打を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 決勝点をたたき出したのは 6番・鳥谷だ。 1- 1の 6回二死 1、 2塁で山中のスライダーをコンパクトにはじき返し、中前適時打。 2塁手・山田のグラブの下をしぶとく抜けていっただけに「抜けてくれてよかったです。ラッキーでした」と笑顔をみせた。

  4月14日の広島戦(甲子園)以来、自身15試合ぶりの打点。チームとして苦手としている山中に対しては、これで通算33打数10安打(打率 0.303)、 2本塁打、 6打点と好相性だ。

  8回一死 1、 3塁での 1ゴロも糸井の好走塁が相手の野選を誘い、計 2打点。開幕から好調だった打撃は 4月下旬から下降線をたどり、同30日の中日戦(甲子園)ではスタメン落ちも経験したが、ここから再浮上したいところだ。

 

  6回 適時内野安打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場

 決死の突入! 気合の生還!! 阪神はヤクルトに 8- 4で勝利。糸井嘉男外野手が 1点リードの 8回、 3走として鳥谷の 1ゴロでホームを陥れ、貴重な 1点を加えた。 6回にも同点の適時内野安打。右膝に不安を抱えながら激走する超人に導かれ、首位広島をピタリ「2ゲーム差」で追う。

 ふさぐなら迷いなく突き刺す。恐れなどこの男にあるワケがない。あり得ない“ブロック”も、糸井の前では木っ端みじんだ。土煙とともに弾き飛ばし、球審の両手が広がる。思わず声が出て、捕手をにらみつけた。火が出るような超人の突入から、虎が爆勝だ。

 「もう、勝ってよかった。(ねじ込んだ右膝は)チョー痛い!」

 バスまでの長い道中、ホッとしたような笑顔がこぼれた。 2- 1の 8回一死 1、 3塁。 3走として、鳥谷の 1ゴロに迷わずスタートを切った。昨季「53盗塁」の脚と、ストライク返球との競走。次の瞬間…糸井と、捕手の中村が激しく交錯した。

  6回、適時内野安打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場

 「コリジョン(衝突)ルール」にも関わらず、中村の左足が走路をふさいでいた。糸井は差し出した右足を刺し込むしかない。右膝は 2月の沖縄・宜野座キャンプで終始別メニューとなった要因の関節炎を患った箇所。だが、そんなことは言っていられなかった。真っ向からぶつかり、野選で貴重な貴重な追加点だ。

 足を引きずるようにベンチへ戻った糸井を、金本監督は「足がちょっとね…。いけるみたいだけど、大事をとって」と直後の守備から下げたが、試合後の本人はしっかりとした足取り。「あの 1点は大事だったと思います」とうなずいた。

 もちろん一歩間違えれば大けがとあって、指揮官は「あれは(審判が捕手へ)警告の判断をして欲しかった。捕球動作に入る流れという疑いがあったみたいだけど、 1塁から(の送球)なんで、絶対にありえない」と“抗議”。もっとも 4審判で協議後、「警告なし」と決めた球審の柳田浩一審判にとっても難しい判断だった。

  8回、鬼気迫る表情でホームに突入した糸井嘉男外野手。中村悠平捕手(左)の足をはじき飛ばした=明治神宮球場

 「ブロックはしていないが、走路に足があったことが問題。糸井選手のスライディングに弾かれて膝が落ちて、ブロックしたような形になった。(過去に似たケースは)なかった。難しい。警告を取るためにリプレー検証をするわけにもいかない。我々も反省して次へ生かします」と神妙に話した。試合後は何度も映像を見返したという。それほど新ルール適用下では珍しいプレーだった。

 けがをも恐れぬ勇気で虎を救い、燕を突き放した超人。中盤までの 0- 1という重い展開を打破したのも糸井の激走だった。 6回無死 1、 3塁。 1塁手前へ高いバウンドのゴロを放ち、適時内野安打に。「どんな当たりでも同点打になってうれしい」。全力疾走から噴き出す熱気で、ナインに火をつけていた。

  1安打 1打点 2激走。終盤のヤクルトの追撃も振り払い、今季最多タイの貯金「4」。首位広島との「2」差を守った。相手を吹っ飛ばした糸井の覚悟と決死の思いが、虎を今まさに変えている。

  8回 福留孝介外野手の安打で 3塁へ進む糸井嘉男外野手=明治神宮球場

★コリジョンルール

 本塁突入による危険な衝突(コリジョン)を回避するため、昨季から導入。ボールを持たない捕手が本塁をブロックすることが禁止され、ホームベースを空けておかなければならない。コリジョンルールに伴い、昨季から本塁でのクロスプレーにもリプレー検証が導入された。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最多タイの貯金「4」。貯金「5」は昨季からここまで 5度、失敗しており、 4日が 6度目の挑戦。

◎…糸井はこの日も得点圏で 1打数 1安打 1打点。今季は得点圏で22打数11安打(打率 0.500)、 1本塁打、17打点。

◎…パ・リーグ時代から神宮と好相性の糸井。これで通算17試合、打率 0.385(65打数25安打)、 3本塁打、 9打点。

 

 福留孝介外野手がバットでチームを勝利に導いた。

  9回無死 1塁。ヤクルト原樹の甘く入ったスライダーを逃さなかった。左中間へ伸び、フェンスまで到達。 1塁走者の大和を生還させた。「昨日チャンスで僕自身打ててなくて、チームに迷惑かけてたんで。まあその前に、江越がミスあったんですけど、なんとか取り返してやろうと思って、それだけで入りました」。 8回に 1点差まで追い上げられていただけに、価値あるタイムリーとなった。

 前日は 4打席とも走者を置いた場面だったが、いずれも凡打し、ブレーキになっていた。この日は一転。今季 2度目の 4安打で打線を引っ張った。「毎日、試合がある。次の日、次の日と思ってやっている」。 4月26日に40歳を迎えたばかりだが、頼れる「4番」として存在感を見せた。

  9回表阪神一死 1塁、適時 2塁打を放った福留孝介外野手=明治神宮球場

 快音とともに、白球が左中間に飛んでいった。ダイビングキャッチを試みた中堅手・坂口も届かない。殴り殴られ、また殴りかえした。試合を決めたのは前夜に雪辱を誓った 4番・福留だった。 「とりあえず、勝ててほっとしています」

  5- 4。リードを 1点に縮められた直後の 9回一死 1塁だった。 1ボールから 2球目、原樹のスライダーを見逃さなかった。途中出場から 2塁内野安打を放った大和が快足を飛ばして生還。福留は悠々 2塁に到達だ。

  4点リードの 8回にマテオが自らのお手玉(失策)ありの 3失点と大崩れ。さらに福留の打席の直前では、江越がスリーバント失敗。それらの“暗雲”を吹き飛ばして、勝利を決定づけた。

 「昨日はチャンスで僕自身打ててなかったので、その前に江越のミスがあったんですけど、取り返してやろうと思って、それだけで打席に入りました」

  9回に貴重な適時 2塁打を放った福留孝介外野手。嫌な流れだっただけに、大きかった=明治神宮球場

 ファンに、チームに恩返しがしたい。その一心だった。前日 2日は 4打席すべて走者をおいた状況で凡退。「きょうは俺のせい」と唇をかみながら帰りのバスへと歩を進めた。この日は 2回先頭で日本通算1600安打となる右前打を放つと、 4回先頭、 8回無死 1塁でも右前打をかっ飛ばし、 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目の 4安打。汚名返上してお釣りがくる活躍に金本監督も「大きかった」と目を細めた。

 新緑の 5月。阪神園芸関係者によると、甲子園は昨年10月頃に巻いた冬芝が最も元気になる時期だという。「芝が密集してきましたね」といつも気づくのが福留。「エアレーション(芝生に穴を開けて、新しい土壌を作る作業)しました?」などと専門用語を使って確認するという。「孝介は本当に詳しい。さすが」と関係者。自らのプレーに細心の注意をはらい、勉強する。今も引き出しを増やし続けているからこそ大舞台にも強いわけだ。

 「 1日 1本ずつ打てれば、いいんですけど。ぜいたくは言えないですね。また明日もいいプレーができるように頑張ります」

 まさに、不惑の姿。頼りになる40歳の主砲だ。

  2回、安打を放った福留孝介外野手=明治神宮球場

★福留孝介外野手、汚名返上VTR

  1- 4で敗れた前日のヤクルト戦は 3回一死満塁で併殺打に倒れるなど 4タコ。「それだけの打順で打たせてもらっているんだから、責任がある」と自身を責めた。ただ、その後に活躍するのが福留。雨天中止となった 4月11日のDeNA戦(横浜)の練習後に「やっぱり俺がもう少し打てば点がとれる」と発言すれば、翌12日に先制 2塁打。20日の中日戦(ナゴヤドーム)で 4打数無安打に終わると、翌21日からの巨人 3連戦(東京ドーム)では 3試合連続先制打を放った。

◇データBOX◇

◎…福留が 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目の 1試合 4安打。日本通算では中日時代を含めて15度目。猛打賞( 3安打以上)は今季 3度目。

◎… 1試合13安打は、 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)で16安打して以来。 2桁安打は 5試合ぶりで今季 8度目。

 

 力投した阪神先発の岩貞祐太投手=明治神宮球場

 岩貞祐太投手が 6回 1失点で、勝ち投手の権利を持ってマウンドを下りた。

 初回にいきなり押し出し四球を出す嫌な展開。それでも尻上がりにリズムを取り戻し、 6回を投げ切った。「良く言えば粘れたと言えるかもしれませんが、悪く言えばなんとかゲームを作れたというレベルの投球でした。チームに流れを呼び込めるような、力で押したり変化球でかわしたりするようなメリハリのある投球がしたかったのですができませんでした。また、立ち上がりにランナーを出してしまい、球数が多くなってしまったことも反省です」と振り返った。

 雨天中止などの影響で18日中日戦以来となる中14日での先発マウンド。しっかりと役目を果たした。

 尻上がりに調子を上げた岩貞祐太投手。フォームに躍動感も出て来た=明治神宮球場

 周囲をハラハラさせたが、自身の心は最後まで折れなかった。立ち上がりから苦しんでも、弱気は封印。岩貞が粘って粘って、 6回 1失点。試合のなかで高い修正能力を発揮し、今季「2勝」目をゲットした。

 「長いイニングは投げられなかったが、キャッチャーがうまくリードしてくれました。軸になる球をお互いに、わかり合っていたので」

 雨天中止の影響で 4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、中14日となったマウンド。 1回に二死満塁から中村に押し出し四球を与えるなど、 2回までに52球と苦しんだが、最少失点でしのぎ、そこから立ち直った。直球に得意のスライダーを効果的に織り交ぜ、 4、 5、 6回は三者凡退。リズムを作った。

 降板直後の広報コメントで「良く言えば粘れたと言えるかもしれませんが、悪く言えば何とかゲームを作れたというレベルの投球」と反省も、序盤の内容を見たら、 6回 106球は上出来だ。

 先発としてマウンドにあがった岩貞祐太投手=明治神宮球場

 同門対決に燃えていた。相手の山中は地元熊本の必由館高の先輩。昨季、投げ合った 2試合は 1勝 1敗。31歳の先輩の胸を借りて“必由館シリーズ”を勝ち越し「勝ててよかったです」と25歳の後輩は笑った。

 新たな調整法も奏功した。今年 2月の沖縄・宜野座キャンプ中から熱心にウエートに取り組み、強靱な肉体作りに精を出したが、今季 3試合を投げ終えたところで、蓄積疲労によってコンディション不良に陥る事態となっていたという。だが、ただでは転ばない。中14日という機会を有効に使い、一度負荷を下げ、メリハリをつけたトレーニングを導入。この日の一戦で生かせたことは、長いシーズンを戦う上で大きな収穫になったはずだ。

 「背伸びするわけではなく、自分の投球を心がけようと思っていました」

 終盤は乱打戦になったが、岩貞の粘りがなければ、この日の勝利はない。10勝を挙げた昨季も好不調の波の大きさが課題だった左腕。調子が悪くても抑える術を磨き、さらに上を目指す。

◇データBOX◇

◎…岩貞は今季、ヤクルト戦初登板。昨季は 4試合で 2勝 1敗、防御率0.96と好相性だった。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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金本監督就任以来最多の貯金「5」!福留、石川撃ち先制打!中谷が今季初の猛打賞!藤浪が3勝!

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3回二死 2塁から阪神の 4番・福留に中前適時打。 1点を先取された。阪神は 4回に梅野がソロ。 5回には中谷のソロと福留の 2ランなどで突き放した。ヤクルトは藤浪から 6回までで 1得点のみ。阪神藤浪は自身「3連勝」。貯金は金本監督就任以来最多の「5」。 6度目の挑戦で「貯金5の壁」を破った。

福留孝介外野手(40)が先制打を放った。 3回表二死 3塁。 3ボール 1ストライクからヤクルト石川の低めのシュートを中前に運び、 3塁走者の中谷を生還させた。前日は 4安打 1打点。この日もしっかり「4番」の仕事をした。福留孝介外野手が 3号 2ランを含む 3安打 3打点の大暴れ。ヤクルトに連勝し、 6度目の挑戦で金本知憲監督(49)としては初となる貯金「5」の壁を突破した。 5日からは甲子園に戻り、 2ゲーム差で追う首位広島との 3連戦。鯉のぼりの季節を虎の祝賀イベントに変えてみせる。不惑の主砲が大型連休で確変モードに入った。先制打に中押し弾。打つわ打つわ、「六甲おろし」も止まらない。 3- 0の 5回一死 1塁。石川が投じた内角高めのスライダーを強振した。高々と舞い上がった打球は右翼席最前列へ。 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来の 3号に「風」を繰り返したが、それを利用してコースをしぼったのもさすがだ。前日から 2試合またいでの 5打席連続安打となった。ゴールデンウイーク、まっただ中。神宮は 3万 629人の観衆が詰めかけ、パンパンにふくれあがった。福留がアーチを描けば昨季から 5連勝。 3回二死 3塁では中前に先制打を放った。金本監督も感謝しきり。打線がつながって 2試合連続の 2桁安打。 2カード連続の勝ち越しに納得顔だった。福留は 1回二死 1塁でも中前に運び、今季初の 2試合連続猛打賞。打率も 0.323まで急上昇させた。 5日からは甲子園に戻り、 2ゲーム差で追う広島との首位攻防戦だ。昨季から 6度目の挑戦で就任以来初の貯金「5」に到達した金本監督はチームを引き締めた。あくまでも冷静な分析に徹する「4番」が怖い。 3連戦すべてチケット完売の本拠地でちびっ子たちを喜ばせるイメージはできている。

中谷将大外野手(24)は、 5回無死に 2号ソロを放つなど猛打賞で 3試合ぶりの 1番起用の期待に応えた。 5回の先頭打者として迎えた 3打席目。カウント 3- 1でヤクルト先発の石川の甘く入った直球を見逃さなかった。大きなフォロースイングから放たれた打球は、鋭さを失わないまま左翼席に一直線に突き刺さった。前日は代打で 2点適時打を放ち、この日は 3安打 1打点。連日に渡ってバットで大暴れした。美しい弧を描いた打球が、虎党で黄色く染まった左翼席に突き刺さる。 5回。先頭打者・中谷が 2号ソロを放ち、笑顔でベンチに凱旋。前のイニングで 1号弾を放っていた梅野と、福岡工業大学附属城東高校の先輩後輩のアベックアーチ完成だった。 3安打は今季初。昨年 7月 6日の巨人戦( 4安打)以来 3度目の固め打ち。 3塁打が出れば、サイクル安打…と期待してしまうほどの暴れっぷりだった。開幕以降、「1番」は 2年目・高山の定位置だった。だが、今は相手先発の左右によって、使い分けが定着しつつある。 3試合ぶりの「1番」での出場。「 1番」打率は 0.318。役目はキッチリ果たしている。

梅野隆太郎捕手(25)が 1号ソロを放った。 4回二死でヤクルト石川の真っすぐを思いっきり振り抜いた。高々と舞った打球はそのまま左翼席に吸い込まれていった。本塁打は2015年 8月25日に広島大瀬良から放って以来 2年ぶり。開幕スタメンを勝ち取った今季だが、打率が 1割台と低迷。前日はスタメン落ちをしていた。先発復帰試合でさっそく結果を残した。梅野隆太郎捕手の攻守に渡る活躍がワンサイドゲームを呼び込んだ。 1点リードの 4回二死後、石川の速球をとらえて、左翼席の最前列に2015年以来、 2年ぶりの今季 1号ソロ本塁打を放った。その裏は守備でも魅せる。一死後に出塁した雄平の 2盗を阻む、強肩を披露した。 5回には技ありの右前適時打を放ち、今季 2度目の猛打賞をマークした。打率はまだ 2割に満たないが、今後も攻守の両立を目指す。前日( 3日)、今季初めてスタメン落ちした扇の要のバットが、 2年ぶりのアーチを含む 3安打 2打点とついに弾けた。昨年12月、福岡工大城東高校の 1学年後輩・中谷とともに恩師の杉山繁俊監督(60=現・東海大學付属福岡高校監督)を訪ね、食事をした。この日も打だけでなく 4回に雄平の 2盗を阻止。盗塁阻止率は変わらずセ界トップの 0.391だ。制球に苦しむ藤浪も懸命にリードした。チームと投手を勝たせる、信頼できる捕手は、日に日に頼もしく、たくましくなっている。

梅野と中谷、教え子 2人がそろって一発を含む猛打賞と大暴れ。福岡工業大学附属城東高校時代の恩師・杉山繁俊氏はよろんだ。まだ高校生だった梅野は、打たれたときに「逆球だったので」と説明してきたことがあったという。今も「投手に信頼される捕手になれ」と言い続けている。高校時代は捕手だった中谷については「当時から 3塁や外野を守らせたりもしました」と、懐かしそうに振り返っていた。

藤浪晋太郎投手(23)は 7回 1/3を被安打 4の 1失点で今季 3勝目を飾った。前回ヤクルトと戦った 4月 4日は 9四死球と乱れ、畠山への死球で大乱闘を引き起こしていた。この日はボールが抜けると罵声を浴びせられるシーンもあった。今回も 7四球と苦しんだが、粘り腰の投球で自身「3連勝」。

剛腕・藤浪の後を託されても、もう誰も不思議に思わない。岩崎優投手(25)が 8回一死 1、 2塁からマウンドへ。雄平には 1塁への内野安打を許したが、続く代打・藤井は外角低めの 146キロで見逃し三振。中村も遊ゴロでヤクルトの反撃を許さなかった。 4月中旬から 5試合連続無失点を続けていたが、前回登板の 2日のヤクルト戦は打撃妨害などの味方のミスも重なって 2点を失った(自責はゼロ)。同じ相手に、しっかりリベンジを果たした。

5日の広島戦(甲子園)には阪神のランディ・メッセンジャー投手(35)が先発する。 4日は神宮で調整後、帰阪。首位を走る昨季リーグ覇者との一戦を前に「自分の仕事に集中したい」と冷静に話した。今季 4勝のうち、 2つは開幕戦を含む広島戦であげたもの。対戦 2試合で防御率2.25の相性をいかし鯉打線を三度抑えこむつもりだ。 2戦目は37歳のベテラン能見が続き、 3戦目はドラフト 6位・福永春吾投手(22=四国IL・徳島インディゴソックス)がプロ初登板初先発する。もともとは 4月23日の巨人戦(東京ドーム)で今季初勝利を挙げた横山の先発が予定されていたが、腰を痛めて、別メニュー調整に。そこで今季ウエスタンで 6試合に登板し、 3勝 2敗、防御率2.32の数字を残している新人右腕に白羽の矢が立った。前回登板の 4月30日の巨人とのファーム交流戦(ジャイアンツ球場)でも 7回 5安打無失点と好投していた。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 1- 7阪神>◇ 4日◇明治神宮球場

 ヤクルト先発の石川は、今季初の中 5日で登板した。 3回二死 2塁から阪神の 4番・福留に中前適時打。 1点を先取された。

 阪神は 4回に梅野がソロ。 5回には中谷のソロと福留の 2ランなどで突き放した。ヤクルトは藤浪から 6回までで 1得点のみ。

 阪神藤浪は自身「3連勝」。チームは「2連勝」で、貯金は金本監督就任以来最多の「5」。 6度目の挑戦で「貯金5の壁」を破った。ヤクルト石川は「3敗目」。

 先発で登板し力投した藤浪晋太郎投手=明治神宮球場

 

 福留孝介外野手が先制打を放った。

  3回表二死 3塁。 3ボール 1ストライクからヤクルト石川の低めのシュートを中前に運び、 3塁走者の中谷を生還させた。

 「チャンスで回ってきた打席だったので、まずは先制点を取るんだと思って打席に入りました。先頭の中谷が塁に出てくれて、ウエポン(上本選手)も右打ちして作ってくれたチャンスでしたし、無駄にせずにランナーをかえすバッティングができてよかったです」と振り返った。

 前日は 4安打 1打点。この日もしっかり「4番」の仕事をした。

  3回表阪神二死 3塁、中前適時打を放った福留孝介外野手=明治神宮球場

 さあ、大一番の 3連戦や!! 福留孝介外野手が 3号 2ランを含む 3安打 3打点の大暴れ。ヤクルトに連勝し、 6度目の挑戦で金本知憲監督としては初となる貯金「5」の壁を突破した。 5日からは甲子園に戻り、 2ゲーム差で追う首位広島との 3連戦。鯉のぼりの季節を虎の祝賀イベントに変えてみせる。

 福留ウイークにようこそ! 不惑の主砲が大型連休で確変モードに入った。先制打に中押し弾。打つわ打つわ、「六甲おろし」も止まらない。

 「風、風。風に助けられました。風のおかげです。あの打席は低めを捨てたのがよかったです」

 先発・藤浪が 8回途中で 1失点も 7四球。肝を冷やしっぱなしの虎党が勝利の美酒を味わえたのは、福留の中押し弾があったからだ。

  5回、本塁打を放った福留孝介外野手=明治神宮球場

  3- 0の 5回一死 1塁。石川が投じた内角高めのスライダーを強振した。高々と舞い上がった打球は右翼席最前列へ。 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来の 3号に「風」を繰り返したが、それを利用してコースをしぼったのもさすがだ。前日から 2試合またいでの 5打席連続安打となった。

 ゴールデンウイーク、まっただ中。神宮は 3万 629人の観衆が詰めかけ、パンパンにふくれあがった。練習中。グラウンドとベンチを行き来する際、阪神グッズに身を包んだ男の子から声をかけられた。

 「福留選手、ホームラン打ってください」

 サングラス越しにピクッと体が反応した。そして返した答えは…。

  5回、右越えに本塁打を放った福留孝介外野手=明治神宮球場

 「たぶん、無理!」

 つぶやくわけでもなく、相手に届くように声を出すのがベテランのエライところ。まさかの返答に少年は苦笑い。ところが、フタを開けてみると、子供の日の前祝いとばかりに、少年に届ける千金の 2ラン。こんな“裏切り”ならば、ちびっ子も大歓迎だ。

 福留がアーチを描けば昨季から 5連勝。 3回二死 3塁では中前に先制打を放った。

 「先頭の中谷が塁に出てくれて、ウエポン(上本)も右打ちして作ってくれたチャンスだったし、走者をかえす打撃ができてよかった」

  5回、右越えに 3号 2ランを放った福留孝介外野手。 5日からの広島との首位攻防戦も任せろ!!=明治神宮球場

 初球に手を出した直前の糸井の 1ゴロを帳消しにした。金本監督も「あれで糸井も救われるわけよ」と感謝しきり。打線がつながって 2試合連続の 2桁安打。 2カード連続の勝ち越しに納得顔だった。

 福留は 1回二死 1塁でも中前に運び、今季初の 2試合連続猛打賞。打率も 0.323まで急上昇させた。 5日からは甲子園に戻り、 2ゲーム差で追う広島との首位攻防戦だ。昨季から 6度目の挑戦で就任以来初の貯金「5」に到達した金本監督はチームを引き締めた。

 「違う気持ちをもって挑まないと。上のチームには気合を倍に入れてほしい」と闘魂注入。今季、鯉戦で打率 0.471、 1本塁打、 3打点と猛爆している福留にかかる期待は大きい。

 「毎日こうなればいいけど、そうもいかない」

  5回、本塁打を放ち生還した福留孝介外野手

 あくまでも冷静な分析に徹する「4番」が怖い。おそらく、闘志メラメラ。 3連戦すべてチケット完売の本拠地でちびっ子たちを喜ばせるイメージはできている。

★食事は本能のまま

 福留は自ら「和食党」だというが、基本的には好き嫌いなく、なんでも食べる。大事にしていることは「自分が食べたいものを食べるということ。それって、体が最も欲しているものが入っているということでしょ」という。シーズン中は控えているが、生モノでも平気。サプリメントに頼りすぎることなく、本能むき出しに摂取している栄養分が、いつまでも若い体を支えている。

 福留孝介外野手(右)と勝利のハイタッチを交わす金本知憲監督=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…阪神・金本監督が就任 2年目で初の貯金「5」に到達。貯金「5」は2015年 9月15日以来。

◎… 2試合連続の 2桁安打となる15安打。 2桁安打は 9度目で、今季最多は開幕戦の 3月31日の広島戦(マツダ)の16安打。

◎…梅野、中谷、福留がアーチを放ち、 1試合 3本塁打。 1試合 3本塁打は北條「2」、上本「1」の 4月 9日の巨人戦(甲子園)以来、 2度目。

 

 中谷将大外野手は、 5回無死に 2号ソロを放つなど猛打賞で 3試合ぶりの 1番起用の期待に応えた。

  5回の先頭打者として迎えた 3打席目。カウント 3- 1でヤクルト先発の石川の甘く入った直球を見逃さなかった。大きなフォロースイングから放たれた打球は、鋭さを失わないまま左翼席に一直線に突き刺さった。「カウント 3- 1とバッター有利のカウントだったので、思い切っていきました」。中谷の 1発を皮切りに打者一巡し、この回だけで 7安打 5得点を呼び込んだ。

 前日は代打で 2点適時打を放ち、この日は 3安打 1打点。連日に渡ってバットで大暴れした。

  5回表阪神無死、中谷将大外野手は左越えソロ本塁打を放った=明治神宮球場

 美しい弧を描いた打球が、虎党で黄色く染まった左翼席に突き刺さる。 5回。先頭打者・中谷が 2号ソロを放ち、笑顔でベンチに凱旋。前のイニングで 1号弾を放っていた梅野と、福岡工業大学附属城東高校の先輩後輩のアベックアーチ完成だった。

 「打ったのはシュート。打者有利のカウント( 3- 1)だったので、思い切っていきました」

 持ち味の思い切りの良さは、第 1打席からフル稼働。 1回の先頭打者安打(中前打)は得点に結びつかなかったが、 3回無死からのフェンス直撃の右翼線 2塁打では、内野ゴロで進塁し、福留の適時打で先制のホームを踏んだ。そして一発…。 3安打は今季初。昨年 7月 6日の巨人戦( 4安打)以来 3度目の固め打ち。 3塁打が出れば、サイクル安打…と期待してしまうほどの暴れっぷりだった。

  5回、左翼席に今季 2号ソロを放った中谷将大外野手。 1番に座り、 3安打の大爆発=明治神宮球場

 開幕以降、「1番」は 2年目・高山の定位置だった。だが、今は相手先発の左右によって、使い分けが定着しつつある。 3試合ぶりの「1番」での出場。「 1番」打率は 0.318。役目はキッチリ果たしている。

 「( 1番は)特に何も考えていません。しっかりと結果が出ているので、おごらず、やっていきたいです」

 一度だけ「5番」に座った 4月25日のDeNA戦(甲子園)は、まさかの 4打席 4三振。屈辱を味わった若虎は謙虚だった。

◇データBOX◇

◎…中谷が昨年 7月 6日の巨人戦(東京ドーム)以来( 4安打)となる今季初の猛打賞を記録。中谷の猛打賞は通算 3度目。昨年は出場 6試合目で猛打賞を記録したが、今季は出場21試合目。

 

 梅野隆太郎捕手が 1号ソロを放った。

  4回二死でヤクルト石川の真っすぐを思いっきり振り抜いた。高々と舞った打球はそのまま左翼席に吸い込まれていった。

 「上がりすぎたかなと思ったのですが、風に乗って入ってくれました。晋太郎を助ける意味でも追加点が取れてよかったです」とコメントした。

 本塁打は2015年 8月25日に広島大瀬良から放って以来 2年ぶり。開幕スタメンを勝ち取った今季だが、打率が 1割台と低迷。前日はスタメン落ちをしていた。先発復帰試合でさっそく結果を残した。

 ヒーローインタビューを終え声援に応える梅野隆太郎捕手=明治神宮球場

 梅野隆太郎捕手の攻守に渡る活躍がワンサイドゲームを呼び込んだ。

  1点リードの 4回二死後、石川の速球をとらえて、左翼席の最前列に2015年以来、 2年ぶりの今季 1号ソロ本塁打を放った。その裏は守備でも魅せる。一死後に出塁した雄平の 2盗を阻む、強肩を披露した。 5回には技ありの右前適時打を放ち、今季 2度目の猛打賞をマークした。

  4回表阪神二死、左越え本塁打を放ち、ベンチ前でナインとハイタッチする梅野隆太郎捕手=明治神宮球場

 「 1、 2塁間が広いなと思っていて、その方向を意識して打ちにいった結果、抜けてくれる打球になってよかった」。打率はまだ 2割に満たないが、今後も攻守の両立を目指す。「メリハリです。切り替えてやるようにしている。今日も(盗塁を)刺した後に、打線が点を取れました」と手応えを口にした。神宮球場のお立ち台でも沸かせる。先発藤浪の好リードに触れ「まずはストライクが入るように、なんとかストライクが入る球を選びながら。皆さんの『あ~』という声も聞こえてくるけど、結果はよかったので晋太郎を褒めてあげてほしいですね」と振り返った。

  4回、左翼席に今季 1号ソロを放った梅野隆太郎捕手。打った瞬間は打球を見ずに全力疾走したが、スタンドイン=明治神宮球場

 うつむき、全力疾走した。だれより梅野自身が左飛かと思った打球は、ジリジリとフェンスに迫り、そのまま越えた。前日( 3日)、今季初めてスタメン落ちした扇の要のバットが、 2年ぶりのアーチを含む 3安打 2打点とついに弾けた。

 「芯には当たったんですが、こすったんで、風が押してくれました。最初入ったかどうか分からなかったんですが、久々で気持ちよかったです」

 神風に乗った? 梅野隆太郎捕手の 2年ぶりアーチが飛び込んだ左翼席の虎党はお祭り騒ぎ=明治神宮球場

  1- 0の 4回二死。石川の甘く入った 136キロを左翼席へ運び去った。もちろん今季「1号」。2015年 8月26日の広島戦(マツダ)で左越え 2ランを放って以来 2年、何と 227打席ぶりのサク越え。長打自体が同年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)で右越え 2塁打を放って以来だった。続く 5回も 6点目の右前適時打を放って、開幕 2戦目以来、25試合ぶりとなる今季 2度目の猛打賞。“打てる捕手”がいれば、打線はこんなにもつながる。金本監督は「(本塁打は)まぁ、風、風」と笑いながらも「( 2回の)センター前もいい当たりがあったし」とたたえた。

  5回、適時打を放った梅野隆太郎捕手=明治神宮球場

 昨季は原口、坂本の台頭を許しプロ 3年目で最低の出場37試合、打率 0.135、 0本塁打、 4打点にとどまった。 2軍暮らしが続いたが、下は向かず。時間を見つけてはサインを書いた。ファンへの対応はいつもチームトップクラス。「矢野さん(作戦兼バッテリーコーチ)から言われたんです。『輝けるのは今のうちだぞ』って」。自分を見失うことはなかった。

  4回、梅野隆太郎捕手は素早い 2塁送球=明治神宮球場

 昨年12月、福岡工大城東高校の 1学年後輩・中谷とともに恩師の杉山繁俊監督を訪ね、食事をした。中谷が「なんとか打ってアピールするしかないな」とハッパをかけられた一方で、梅野は「捕手として生きるなら、打つことよりも『勝てる捕手』になれ」と諭された。この日も打だけでなく 4回に雄平の 2盗を阻止。盗塁阻止率は変わらずセ界トップの 0.391だ。制球に苦しむ藤浪も懸命にリードした。

 試合に勝利し、梅野隆太郎捕手を迎える金本知憲監督=明治神宮球場

 ヒーローインタビューでは「(四球を出すと)みなさんのアーッという声も聞こえてくるんですが、なんとか結果はよかったんで、晋太郎をほめてあげてほしいですね」と、虎党へのお願いも。  チームと投手を勝たせる、信頼できる捕手は、日に日に頼もしく、たくましくなっている。

◇データBOX◇

◎…梅野の猛打賞は 4月 1日の広島戦(マツダ)以来、今季 2度目で通算 3度目。

◎…梅野の長打は2015年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)で 2塁打を放って以来、 2年ぶり。

◎…梅野の本塁打は2015年の 8月26日の広島戦(マツダ)以来、 2年ぶりで、通算12本目の本塁打。

 

 ヒーローインタビューを終え、声援に応える梅野隆太郎捕手=明治神宮球場

 梅野と中谷、教え子 2人がそろって一発を含む猛打賞と大暴れ。福岡工業大学附属城東高校時代の恩師・杉山繁俊氏は「試合でゲームは見られていなかった。本当ですか! よかった」とよろんだ。

 まだ高校生だった梅野は、打たれたときに「逆球だったので」と説明してきたことがあったという。「そういうことがある投手だということも分かってリードをするんだ」と説き、今も「投手に信頼される捕手になれ」と言い続けている。

 高校時代は捕手だった中谷については「上(プロ)では捕手より野手だと思っていた。当時から 3塁や外野を守らせたりもしました」と、懐かしそうに振り返っていた。

 

 ヤクルト打線に力投し、「3勝」目を挙げた藤浪晋太郎投手=明治神宮球場

 藤浪晋太郎投手は 7回 1/3を被安打 4の 1失点で今季 3勝目を飾った。

 前回ヤクルトと戦った 4月 4日は 9四死球と乱れ、畠山への死球で大乱闘を引き起こしていた。この日はボールが抜けると罵声を浴びせられるシーンもあった。今回も 7四球と苦しんだが、粘り腰の投球で自身「3連勝」。

 「ヤジとかはありましたけど、そこを気にしていたら勝負できないので。それなりに強い覚悟を持って投げたつもりです」。 5回には今季初安打を中前適時打で記録した。

 

 ピリッとしない藤浪の後を受け、 8回途中から登板した岩崎優投手。目の覚めるような外角低めの直球で三振を奪った=明治神宮球場

 剛腕・藤浪の後を託されても、もう誰も不思議に思わない。岩崎が 8回一死 1、 2塁からマウンドへ。雄平には 1塁への内野安打を許したが、続く代打・藤井は外角低めの 146キロで見逃し三振。中村も遊ゴロでヤクルトの反撃を許さなかった。

 「(藤浪)晋太郎の出した走者がいたので、抑えられたらいいなと思って投げました」

 中村への 3球目は 149キロを計測。快速球が冴えたが、本人は「ずっといい感覚はないですが、体は動いています」と振り返った。

  8回 投球する岩崎優投手=明治神宮球場

  4月中旬から 5試合連続無失点を続けていたが、前回登板の 2日のヤクルト戦は打撃妨害などの味方のミスも重なって 2点を失った(自責はゼロ)。同じ相手に、しっかりリベンジを果たした。

 「(登板直後の)最初の打者を出塁させることが多いので、次はしっかり抑えたい」

 流れを断ち切った左腕は、次を見据えた。

 

 前半戦最初の天王山だ!!  5日の広島戦(甲子園)には阪神のランディ・メッセンジャー投手が先発する。 4日は神宮で調整後、帰阪。首位を走る昨季リーグ覇者との一戦を前に「広島と対戦するということは(重要性を)重々わかっているが、自分の仕事に集中したい」と冷静に話した。

 今季 4勝のうち、 2つは開幕戦を含む広島戦であげたもの。対戦 2試合で防御率2.25の相性をいかし鯉打線を三度抑えこむつもりだ。

  7日の広島戦でプロ初登板初先発することが決まったD 6位福永春吾投手

  2戦目は37歳のベテラン能見が続き、 3戦目はドラフト 6位・福永春吾投手がプロ初登板初先発する。もともとは 4月23日の巨人戦(東京ドーム)で今季初勝利を挙げた横山の先発が予定されていたが、腰を痛めて、別メニュー調整に。そこで今季ウエスタンで 6試合に登板し、 3勝 2敗、防御率2.32の数字を残している新人右腕に白羽の矢が立った。

 鳴尾浜で練習した福永は「楽しみですね。準備はしていたので、 1軍でも変わらずやっていきます」と話した。前回登板の 4月30日の巨人とのファーム交流戦(ジャイアンツ球場)でも 7回 5安打無失点と好投していた。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 

 

 

   

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阪神逆転3連勝!首位広島に「1ゲーム」差迫る!梅野かめはめ波!決勝打&3打点!バットで存在感!

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こどもの日の 5日、甲子園球場で行われたプロ野球阪神-広島で、スコアボードの選手や審判員の名前がひらがなで表示された。「いとい」「ふくどめ」…。ゴールデンウイーク中のイベントの一環で、来場した子どもたちが、活躍した選手の名前を少しでも覚えやすく、言葉にしやすいようにとの狙いがある。大型ビジョンによる阪神の選手紹介では、それぞれが子どもの頃に憧れたヒーローも紹介された。

広島は 2回、二死無走者からエルドレッドが左中間へ 5号ソロを放ち先制。阪神は 3回まで広島先発加藤の前に 2安打無得点。広島は 4回、西川の適時 3塁打とエルドレッドの 2打席連続 6号 2ランで 3点を追加。阪神も 4回に 1点、 6回に 2点を返す。阪神は 7回、梅野の 2点適時 3塁打などで大量 5点を奪い逆転、「3連勝」で首位広島に「1差」に迫った。広島の連勝は「3」でストップ。阪神先発のメッセンジャーは広島・エルドレッドに 2発を浴びたが、 6回 6安打 4失点。その後は岩崎、高橋、桑原、ドリスとつなぎ、逃げ切った。岩崎が初勝利、ドリス11セーブ。広島一岡が今季初黒星。金本知憲監督(49)は 「みんながつないで、チャンスでも打ってくれて反発力を見せてくれましたね。(梅野は) 8番が打つと大きい。糸井も、(福留)孝介も、すべてが全部大きいタイムリーでした。この時期なんで、順位とかは全く考えていない。離されないように、ということだけですね」と振り返った。

開幕から全試合でスタメン出場している上本博紀内野手(30)が、右足を負傷するアクシデントに見舞われた。 1回一死から、広島安部の 1、 2塁間へのゴロに飛びついて捕球し 1塁へ送球した上本は、その後、その場に倒れたまま動けなくなった。トレーナーがかけつけ、担架が運び込まれる事態となった。結局、そのまま交代となり、 2塁には遊撃の糸原が、遊撃に北條が入り試合は再開された。

北條史也内野手(22)が緊急出場に応えた。上本博紀内野手が、試合開始早々の 1回一死に守備で故障、担架で運び出されるアクシデント。詳細は不明。その後、車いすに乗せられて、クラブハウスに戻った。病院に直行したとみられる。 2塁には遊撃の糸原が回り、遊撃に北條が入った。北條は急な出場でも慌てることなくプレー。 3点を追う 6回には左前適時打を放ち、追い上げムードを作り、 7回の猛攻では四球を選んで 6点目のホームも踏んだ。上本は今季、主に「2番打者」として、27試合に出場。打率 0.300、 1本塁打、 7打点。打線のつなぎ役として十分すぎるほどの働きをしてきたが、痛すぎるアクシデントとなった。

梅野隆太郎捕手(25)が反撃となる適時打を放った。 4点を追う 4回二死 2、 3塁で広島加藤が投じた外角への 151キロ真っすぐを食らいついた。打球は 1、 2塁間をしぶとく抜け、 3塁走者が生還。 1点を返した。前日は 2シーズンぶりの本塁打を放つなど 3安打 2打点。この日も 3回にも安打を放っており、バットで存在感を見せた。梅野隆太郎捕手が逆転の決勝 3塁打を含む 3安打 3打点の活躍で、 2日連続のヒーローとなった。

糸井嘉男外野手(35)が適時打で追い上げた。 6回二死 1、 3塁で広島一岡の高めの速球を打ち上げた。強く吹く浜風で打球が流され、中前へポテン。 3塁走者の高山が生還し、 1点差まで追い上げた。この日の試合前時点の得点圏打率が 4割 7分 8厘。この日も勝負強さを見せた。

4連勝で無敗を誇ったランディ・メッセンジャー投手(35)は 6回 6安打 4失点、 8奪三振でマウンドを下りた。 2、 4回に広島エルドレッドにいずれも本塁打を許すなど、リードを許して交代した。その後味方が逆転し、負けは消えた。 3月31日に広島との開幕戦で白星を挙げるなど、 2戦 2勝だった。

阪神は 5日、写真共有アプリ「インスタグラム」の球団公式アカウントを開設した。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 8- 5広島>◇ 5日◇阪神甲子園球場

 こどもの日の 5日、甲子園球場で行われたプロ野球阪神-広島で、スコアボードの選手や審判員の名前がひらがなで表示された。「いとい」「ふくどめ」…。ゴールデンウイーク中のイベントの一環で、来場した子どもたちが、活躍した選手の名前を少しでも覚えやすく、言葉にしやすいようにとの狙いがある。

 大型ビジョンによる阪神の選手紹介では、それぞれが子どもの頃に憧れたヒーローも紹介された。元阪神捕手の城島健司氏の名前を挙げた梅野捕手はこの日 3安打の活躍。ヒーローインタビューでは「将来、憧れのヒーローのところに『梅野』と書かれるように頑張りたい」と笑顔だった。

 スタメンがひらがなで表記されたスコアボード=阪神甲子園球場

☆こどもの日

 日本における国民の祝日の一つ。端午の節句である 5月 5日で、1948年に制定された。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」(祝日法第2条)の趣旨。この日から11日までの 1週間は児童福祉週間に制定されている。

 

 広島は 2回、二死無走者からエルドレッドが左中間へ 5号ソロを放ち先制。阪神は 3回まで広島先発加藤の前に 2安打無得点。

  広島は 4回、西川の適時 3塁打とエルドレッドの 2打席連続 6号 2ランで 3点を追加。阪神も 4回に 1点、 6回に 2点を返す。

 阪神は 7回、梅野の 2点適時 3塁打などで大量 5点を奪い逆転、「3連勝」で首位広島に「1差」に迫った。広島の連勝は「3」でストップ。

 阪神岩崎が初勝利、ドリス11セーブ。広島一岡が今季初黒星。

  7回裏阪神1死 3塁、梅野隆太郎捕手は代打・原口文仁内野手の適時打で生還し、ベンチのナインと笑顔でタッチ=阪神甲子園球場

 阪神が終盤 7回に 5点を奪い逆転勝利、「3連勝」で首位広島に「1ゲーム」差まで迫った。

 金本知憲監督は 「いやほんとね、みんながつないで、チャンスでも打ってくれて反発力を見せてくれましたね。終盤危ない場面もあったけど、抑え込んでくれる中継ぎ陣とか、みんなで勝った試合だと思います。(梅野は) 8番が打つと大きい。糸井も、(福留)孝介も、すべてが全部大きいタイムリーでした。(故障の上本は)足をひねったみたいでね、今後は明日、ちょっと様子を見ます。この時期なんで、順位とかは全く考えていない。離されないように、ということだけですね」と振り返った。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、糸井嘉男外野手は右前適時打を放って代走と交代、金本知憲監督(右から 2人目)の拍手を受ける=阪神甲子園球場

 阪神は 1点を追う 7回に 8番・梅野、代打・原口の連続適時打などで 5点を奪って逆転勝ち。 3連勝とし、首位・広島に「1ゲーム」差に迫った。

 甲子園に集まった子供たちの前で阪神打線がつながった。 3- 4で迎えた 7回、一死 2、 3塁のチャンスを作ると梅野が左中間に逆転 3塁打を放ち、逆転。さらに続く原口の 2塁後方へ落ちる適時打、糸井、福留にも適時打が飛び出し、この回一挙 5点を奪った。

 先発のメッセンジャーは広島・エルドレッドに 2発を浴びたが、 6回 6安打 4失点。その後は岩崎、高橋、桑原、ドリスとつなぎ、逃げ切った。

 

  7回、 2点 3塁打を放った梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 開幕から全試合でスタメン出場している上本博紀内野手が、右足を負傷するアクシデントに見舞われた。

  1回一死から、広島安部の 1、 2塁間へのゴロに飛びついて捕球し 1塁へ送球した上本は、その後、その場に倒れたまま動けなくなった。トレーナーがかけつけ、担架が運び込まれる事態となった。結局、そのまま交代となり、 2塁には遊撃の糸原が、遊撃に北條が入り試合は再開された。

 試合後、金本監督は今後について「足をひねったよう。様子を見ます。あした( 6日)判断する」と話した。

 1回表広島1死、上本博紀内野手は安部友裕内野手の打球を捕球した際に左腕を負傷し退場した=阪神甲子園球場

 北條史也内野手が緊急出場に応えた。上本博紀内野手(30)が、試合開始早々の 1回一死に守備で故障、担架で運び出されるアクシデント。 2塁には遊撃の糸原が回り、遊撃に北條が入った。

 北條は急な出場でも慌てることなくプレー。 3点を追う 6回には左前適時打を放ち、追い上げムードを作り、 7回の猛攻では四球を選んで 6点目のホームも踏んだ。北條は「(急な出場も)試合が始まったばかりだったので大丈夫でした。何があるか分からないので。いい経験になりました」と話した。

  6回裏阪神、北條史也内野手は左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 上本博紀内野手が 5日の広島戦(甲子園)で故障離脱した。 1回一死で安部が 1、 2塁間に放ったゴロにダイビングキャッチし、 1塁送球した(記録は内野安打)が、その際に故障し、担架でベンチ裏へ。詳細は不明。その後、車いすに乗せられて、クラブハウスに戻った。病院に直行したとみられる。

 上本は今季、主に「2番打者」として、27試合に出場。打率 0.300、 1本塁打、 7打点。打線のつなぎ役として十分すぎるほどの働きをしてきたが、痛すぎるアクシデントとなった。

  1回、打者広島・安部の打球を 1塁へ送球した後、その場でうずくまる上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 

 阪神は 1点を追う 7回に 3点を入れて逆転した。一死 2、 3塁の好機を作ると、梅野が左中間に 2点 3塁打を放ち逆転。なおも一死 3塁から原口の 2塁後方への適時打で 1点を追加。さらに糸井、福留も適時打を放ち、 8- 4とリードした。

 広島は 2回にエルドレッドのソロで先制。 4回にはエルドレッドが 2打席連続となる 2ランを放つなど 4点をリードした。

 阪神はその裏に梅野の適時打で 1点をかえすと、 6回には北條、糸井の連続適時打を放ち、甲子園を沸かせた。

  4回裏阪神、梅野隆太郎捕手は右前適時打を放った=阪神甲子園球場

 梅野隆太郎捕手が反撃となる適時打を放った。

  4点を追う 4回二死 2、 3塁で広島加藤が投じた外角への 151キロ真っすぐを食らいついた。打球は 1、 2塁間をしぶとく抜け、 3塁走者が生還。 1点を返した。

 前日は 2シーズンぶりの本塁打を放つなど 3安打 2打点。この日も 3回にも安打を放っており、バットで存在感を見せた。

 孫悟空(右)とかめはめ波をくり出す梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 梅野隆太郎捕手が逆転の決勝 3塁打を含む 3安打 3打点の活躍で、 2日連続のヒーローとなった。

 梅野はお立ち台で「やりました。(甲子園のお立ち台は)今シーズン初めてで、何とか甲子園で立ちたいと思っていたんですけど、今日立ててうれしいです。たくさんの方が応援に来てくれて、試合が始まる前から隙間のないくらい人がいて、すごいなと思っていた。今日お立ち台に立ててうれしいです。今日がこどもの日で、子どもたちが喜んでる姿を見たいとミーティングで話していてその通りになった。将来、子どもたちに(ヒーローは)梅野と書いてもらえるように頑張りたい」と話した。

  2点適時 3塁打を放った梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 ちびっこファンも大興奮! 今季最多 4万6593人の前で、阪神が“逆転の広島”を豪快にうっちゃりだ!! 序盤に 4点のビハインドを背負ったが、 7回に梅野隆太郎捕手が逆転の 2点 3塁打を放つなど 8- 5で勝利。「3連勝」で貯金を今季最多「6」とし、首位広島と「1ゲーム差」。 6日も鯉を倒し、首位に立つ!!

 いけ、ぎゃくてんだ! ちびっこらの願いに、声に、梅野の背中はグイグイ押された。飛び跳ねるように滑り込み、ほえる。最大 4点差からの逆転を完成させる、 2点 3塁打だ。こいのぼりの日に鯉を落とし、ついに「1ゲーム差」。虎は 6日にも首位に立つ。

 よっしゃ、抜けろぉ!!  7回に逆転打を放った梅野隆太郎捕手は、鬼気迫る表情で駆けだした=阪神甲子園球場

 「やりました~!! 今シーズン初めてで、なんとか甲子園でヒーローインタビューに立ちたいと、きのう思っていたんですけど。きょう本当に立ててうれしいです!」

  3- 4の 7回一死 2、 3塁。これまでなら代打の可能性もあったが、前日 4日のヤクルト戦(神宮)でも、 2年ぶりアーチを含む 3安打 2打点でヒーローになっていた。こどもの日とあって、甲子園のスコアボードは特別表記。「うめの」の 3文字に、ベンチと聖地の期待が集中した。

 ネクストで片岡打撃コーチから「とにかく思い切って積極的にいってこい」と耳打ちされ、一岡の初球から振った。そしてカウント 2- 1から 4球目を振り抜き、左中間を真っ二つに破った。 2者がかえり、逆転だ。今季最多 4万6593人が詰めかけた聖地。子供たちもナインも両手を突き上げ、この回一挙 5点。“逆転の広島”のお株を奪う痛快勝利となった。

  7回、 3塁へ向かう梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

  0- 4の 4回にも右前適時打で反撃ののろしをあげるなど、自身初の 2試合連続猛打賞。女房役の活躍でチームは今季 2度目の 3連勝、貯金は金本政権最多を更新する「6」。しかも昨年 5月 1日のDeNA戦(甲子園)で 1- 6をひっくり返して以来の 4点ビハインドの逆転勝利に、指揮官も「今年は終盤に追いついたり、ひっくり返したりする試合ができている。梅野の最初のタイムリーでいけるんじゃないかと」と目を細めた。

 セ最強のチーム打率 0.275を誇る鯉をリードで必死に封じ、 1回には安部の二盗を阻止。リーグトップの盗塁阻止率は 0.400だ。扇の要を目指し、プロ入りから一貫して取り組んできたことが実を結び始めた。

  4回、適時打を放った梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 試合がある日は 1時間以上早く起き、スコアラー室でビデオをチェック。スコアラーに「一番よかった配球は?」「この回のこの打者にはどういう配球をした?」とクイズを出してもらうことを日課にしてきた。苦い経験もし、女房らしくなってきた。この 2日間で10打数 6安打 5打点。子供たちに夢を見せた。

 「きょうヒーローになったので、将来、子供たちに『(自分にとってのヒーローは)梅野』と書いてもらえるくらい、頑張っていきたいと思います!」

 梅野が子供のころ憧れたのは同じ九州出身で、通算 244本塁打などメジャーでも活躍した名捕手、城島健司(元阪神など)。まだ遠い背中でも、打ちまくり、勝たせ続ける。夢はかなうと子供たちに示し続ける。

 

  6回裏阪神二死 1、 3塁、糸井嘉男外野手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が適時打で追い上げた。

  6回二死 1、 3塁で広島一岡の高めの速球を打ち上げた。強く吹く浜風で打球が流され、中前へポテン。 3塁走者の高山が生還し、 1点差まで追い上げた。  この日の試合前時点の得点圏打率が 4割 7分 8厘。この日も勝負強さを見せた。

  7回、内角低めの難しいボールをはじき返した糸井嘉男外野手(投手は一岡竜司)。さすが超人!=阪神甲子園球場

 苦境に立てば立つほど潜在能力が覚醒する。それこそ戦闘民族のサイヤ人!?  2- 4の 6回二死 1、 3塁。血が騒ぐ。糸井は両手に持つバットに気を込め、思い切り振り抜いた。舞い上がった打球は、中堅・丸の前にポトリと落ちた。

 「よかったね」

 試合後、多くは語らない。だが、確かに敗色ムードを一掃した。 1- 4から北條の左前適時打で 1点を返し、なおもチャンスの場面。 4番手・一岡の 144キロの真っすぐにバットを出し、ついに 1点差。梅野の 2点 3塁打などで 6- 4と逆転した 7回は、なお二死 1、 2塁で右前適時打だ。

 「ドラゴンボール超デー」として登場した孫悟空は、イニングの合間にかめはめ波!=阪神甲子園球場

  2安打 2打点で、リーグトップの得点圏打率は 0.500。 9試合連続安打で、今季10度目のマルチ安打もマークした。

 年に 1度のこどもの日。この日は人気アニメ「ドラゴンボール超デー」として開催され、主人公・孫悟空が球場を訪れた。いまでは憧れる選手となった糸井も、少年時代は超戦士に目を奪われた。テレビ画面内で繰り広げられる熱いバトル。なかでも、孫悟空のライバルで、負けても負けても立ち向かうベジータに夢中だった。

 大型ビジョンにも、糸井嘉男外野手の子供の頃の憧れとして「スーパーベジータ」が表示された=阪神甲子園球場

 サイヤ人の王子、エリートとしてプライドが高いが努力を惜しまない。孫悟空の天才ぶりに嫉妬しながらもガムシャラにその背中を追い、トレーニングに励む。今回はそんなヒーローとのコラボも実現。ベジータと糸井が“フュージョン”したグッズも完成し、喜んでいた。そんな日に、燃えないわけがない。

 試合前にはベジータについて問われると「ハァハァハァ…以上」と汗をしたたらせながら肩で息をし、厳しい修行の様子を表現!? 集中して気を集め、戦いの場へと向かっていた。

 「(状態の継続は)出来そうで出来ないんだよ。あしたもがんばります」

 継続だけではなく、常にさらなる高みを求める。孫悟空に打ち勝つべく強敵との戦いに明け暮れたベジータのように-。これからも糸井は鍛錬を積んでいく。

 サンケイスポーツ2日付1面

◇データBOX◇

◎…糸井は今季自身最長の 9試合連続安打。マルチ(複数)安打は10度目。

◎…糸井は得点圏で 3打数 2安打。リーグトップの得点圏打率を、再び 5割(26打数13安打、19打点)に乗せた。

☆ドラゴンボール

 1984(昭和59)年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始した鳥山明作の漫画。「サイヤ人」と呼ばれる最強ヒーローたちが悪の軍団から地球を守る物語。中でも「スーパーサイヤ人」は黄色いオーラをまとった金髪、緑色の目になり、戦闘能力が格段に向上する。コミックスの売り上げは国内 1億2000万部以上。原作は世界21カ国で翻訳出版され、アニメーションも36カ国で放送。現在は「ドラゴンボール超」がカンテレ系で毎週日曜午前 9時から放送されている。

 

  4連勝で無敗を誇ったランディ・メッセンジャー投手は 6回 6安打 4失点、 8奪三振でマウンドを下りた。

  2、 4回に広島エルドレッドにいずれも本塁打を許すなど、リードを許して交代した。その後味方が逆転し、負けは消えた。

  3月31日に広島との開幕戦で白星を挙げるなど、 2戦 2勝だった。

  4回表広島二死 3塁、ブラッド・エルドレッド内野手に 2打席連続の中越え 2点本塁打を浴びたランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最多の貯金「6」。2015年 9月10日の巨人戦(甲子園)以来。 3連勝は今季 2度目。

◎…10安打で 3試合連続、今季10度目の 2桁安打。

◎…今季 6度目の逆転勝ち。リーグトップは広島の11度で、 2位は巨人の 7度。

◎…梅野が前日 4日に続き、今季 3度目の猛打賞。通算 4度目で、 2試合連続は自身初。 3塁打は 2年ぶり 4本目。

 

 キー太

 阪神は 5日、写真共有アプリ「インスタグラム」の球団公式アカウント(https://www.instagram.com/hanshintigers_official)を開設した。本日から運用開始され、イベント情報や選手の練習風景、球場の様子などが随時更新される。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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