29日阪神甲子園球場で阪神-西武第 2回戦が行われ、西武は13得点の大勝。先発菊池は今季 2勝目を挙げた。阪神はリリーフ陣が踏ん張りきれずに 2連敗を喫した。
マット・マートン外野手(32)が 1回一死満塁で打席が回ってきて、先制の 2点適時打を放った。
猛虎列伝の仲間入り!鳥谷敬内野手(32)が通算1500安打を達成した。生え抜き戦士で1453試合目での達成は掛布に次いで 6番目のスピード。
先発のD 6位・岩崎優投手(22)がまた 5回に打たれた。 5回に歯車が狂った。一死から金子侑、秋山に連打を浴び、 1点差に詰め寄られると、二死とした後、栗山に右前適時打を浴び同点にされ、鶴直人投手(27)の救援を仰いだ。
2- 2の 6回に 2番手・鶴が、 2者連続の適時 3塁打を浴びて勝ち越しを許すと、後を継いだ加藤康介(35)も適時打を浴びた(鶴の 3失点)。以降は金田和之(23)が 2失点( 7回)、小嶋達也(28)が 5失点( 8回)、岩本輝(21)が 1失点( 9回)と総崩れとなった。記事をまとめてみました。
<阪神 2-13西武>◇29日◇甲子園◇第 2回戦
阪神29日に出場選手登録されたルーキー岩崎と西武菊池の同い年の投げ合い。阪神は 1回一死満塁からマートンの 2点中前適時打で先制した。
2点を追いかける西武は 5回に同点に追いついた。さらに 6回には二死 1塁から炭谷の適時 3塁打で勝ち越した。
西武は13得点の大勝。先発菊池は今季 2勝目を挙げた。阪神はリリーフ陣が踏ん張りきれずに 2連敗を喫した。
1回裏阪神一死満塁、マット・マートン外野手は中前適時打を放った
マット・マートン外野手が先制の 2点適時打を放った。
1回一死満塁で打席が回ってきた。西武の先発菊池の内角への直球を、センター前へ打ち返した。
約 1カ月、白星から遠ざかっている先発のルーキー岩崎に、援護点をプレゼントした。
5回、菊池投手から通算1500安打を放った鳥谷敬内野手
猛虎列伝の仲間入り!鳥谷敬内野手が通算1500安打を達成した。
1回の第 1打席に右前安打を放ち、1499本を数えた。 5回の第 3打席。フルカウントからの 7球目の真ん中高めへの直球を打ち返した。打球は 3遊間を抜けた。プロ11年目で節目の通算1500安打を記録した。プロ11年目での到達は生え抜きでは最速。球団在籍時だけでの到達は 8人目だが、うち 6人は阪神監督を務めており、偉大なる猛虎戦士の仲間入りだ。
1塁ベース上で花束を受け取ると、ヘルメットを取り声援に応えた。
試合は 2-13の惨敗。交流戦初の連敗で 3位後退も、 4安打を放ち、気を吐いた。
5回、鳥谷敬内野手は左前安打を放ち通算1500安打達成で花束を受ける
屈辱的な大敗を喫したゲームで、聖地が一体となった瞬間があった。オーロラビジョンに映った「祝 通算15000安打」の文字。 5回、鳥谷敬内野手が1500本安打!鳥谷が 1塁ベース上で祝福のシャワーを浴びながら、ヘルメットを脱いだ。花束を手に四方へ頭を下げた。戦いの最中。表情を変えないクールな振る舞いがどこまでも尊かった。
「1500本を打つためにやっているわけではない。そのとき、そのときの仕事をしているだけ。その積み重ねです」
1回の中前打で王手をかけると、迎えた 5回二死走者なし。先発・菊池の 143キロ直球を捉え、 3遊間をしぶとく破った。史上 115人目。阪神では、生え抜きではない真弓明信を含めて 8人目の大台だ。しかも、掛布雅之(現GM付育成&打撃コーディネーター)をのぞく 6人が監督経験者という猛虎の歴史に名を連ねた。
5回、鳥谷敬内野手が1500本安打!
生え抜き戦士で1453試合目での達成は掛布に次いで 6番目のスピード。しかしプロ11年目での到達は虎唯一の2000本安打を成し遂げた藤田平らを抜き、最速だ。
ルーキー時代から試合に出続けた証である。和田監督が「遊撃でほとんどフル出場しながらの1500本」と称賛したように、2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から続く連続試合出場は1374試合。今季に入り、知人に明かしたポリシーに凝縮される。
「 1試合や 1年に対してコンディションを整えるという考え方もあるけど、それではシーズンが終わったときに強くなっていかない。強くなるために自分を追い込む」
花束を手にする鳥谷敬内野手。阪神では 8人目の到達となった
長期スパンで己を見つめる。現状維持を嫌い、常に進化を求める。その努力は怠らない。自宅周辺の早朝ランニングに始まり、本拠地のナイターゲームでも、球場入りは全体練習より 4時間近く早い午前10時半頃。人影少ないウエートルームで黙々と汗を流す。
そんな姿勢に新井良太は「見習わないといけない」と、早出練習を取り入れた。 1人、また 1人と“門下生”が増えた。多くを語らず、背中で示す-。「鳥谷にとって、トレーニングは趣味と同じ」とまで言われる姿が若手に意識改革すらをも、もたらしている。
「 1打席に 1本しか打てないので、そういう意味では。これからも初心を忘れずにやりたい」
今季 6度目の猛打賞を記録。11点を追う 9回にはこの日 4本目となる右前打を放ち、最後まで闘志をみせた。交流戦初の連敗でリーグ3位に転落したが、猛虎にはこれ以上ない、お手本がいる。名だたる先輩の領域に足を踏み入れても、キャプテンにとってはあくまで通過点だ。
阪神・先発の岩崎優投手
先発のD 6位・岩崎優投手がまた 5回に打たれた。
一死 2塁から 1番秋山にセンターの頭を越す 2塁打を打たれ 1点差。二死 3塁で、 3番栗山に右前に運ばれ同点に追いつかれた。 2点の援護を守りきれず、 5回途中でベンチに下がった。 4試合連続で 5回に失点を許し、降板している。「 2点を先制してもらいましたが追いつかれてしまい、申し訳ないです。もう少し長いイニングを投げないといけませんでした」とうなだれた。
5回表西武一死 2塁、秋山翔吾に適時打を打たれた先発の岩崎優投手
「大事なところで甘く入ってしまった」。
奪った12個のアウトのうち、飛球が 6個。実に半分を占めた。奪った三振こそ 2つだが、いずれも得点圏に走者を置いた場面でのもの。しかし、 5回に歯車が狂った。一死から金子侑、秋山に連打を浴び、 1点差に詰め寄られると、二死とした後、栗山に右前適時打を浴び同点にされ、鶴の救援を仰いだ。
これで 5月は登板した 4試合すべてで 5回に失点。無失点に抑えたのは 4月24日の中日戦(ナゴヤD)までさかのぼる。「そういうことも頭に入れながらマウンドに上がった」というが、課題は明白。 5回の壁を乗り越えたところに白星量産の結果が付いてくる。
6回、連続で 3塁打を浴び、勝ち越しを許した 2番手・鶴直人投手(右)
1人、また 1人と席を立つ。最後はガラガラの聖地となった。それも、当然か。とても見てはいられない。またも中継ぎ陣が崩壊した。鶴や小嶋ら 2番手以降の 5投手で計13被安打の11失点。これでは、和田監督も嘆き節を展開するしかない。
「 2番手ということもあるが、ビハインドになると歯止めが効かなくなる」
2点を失った 5回途中で先発岩崎を見切ると、地獄のような光景が待っていた。 2- 2の 6回に 2番手・鶴が、 2者連続の適時 3塁打を浴びて勝ち越しを許すと、後を継いだ加藤も適時打を浴びた(鶴の 3失点)。以降は金田が 2失点( 7回)、小嶋が 5失点( 8回)、岩本が 1失点( 9回)と総崩れとなった。
試合の大勢が決していただけに、皮肉にも若手にとって絶好のアピールの場だったはず。思いを裏切られた指揮官は「そういうことや。点差うんぬんじゃないんだから」と目尻をつり上げた。
6回、降板する鶴直人投手
涙目でロッカールームに引き揚げた小嶋は「四球のあとの初球を打たれたんで…。まだまだです」とうなだれて、直後に 2軍行きが決定。筒井との入れ替えとなった。
中継ぎ陣の崩壊は止まらず、ついに「壊滅的」と言ってもおおげさではない状況にまで陥った。福原の故障離脱以降、ベテランの安藤&加藤がイニングまたぎの登板を迫られて、これといった若手の台頭もない。先発が序盤で降板する展開にはロングリリーフに耐えられる人材に乏しく、試合が一気に壊れる。19被安打、13失点は今季ワーストタイだ。
チーム総失点( 240点)と防御率(4.11)はともにリーグ 4位で、上位をうかがう虎の“足枷”となっている。和田監督からは「ここまで踏ん張れてこれたが、そうずっと思うようにいかない」と悲壮感がにじみ始めた。福原は 3日の楽天戦(コボスタ)から戻ってくる予定だが、球団はトレードも含めた投手補強を画策しており、早急な手当てを施さなければ、あっという間に 4つある貯金すらも枯渇してしまう。
【データBOX】
◎…阪神・鳥谷が 5回に西武・菊池から左前打を放ち、11年目、6119打席目で通算1500安打を達成した。通算 115人目、現役では19人目。
◎…阪神在籍中だけの達成は 8人目。生え抜きでは 7人目で、プロ11年目での到達は最速。生え抜きは藤田平、吉田義男、和田豊、藤村富美男、掛布雅之、金田正泰が達成しており、真弓明信は阪神在籍時のみの成績。
◎…阪神では、現監督の和田豊の1998年 5月23日の横浜戦(甲子園)以来、の達成。和田は14年目、5810打席目での到達だった。
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2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 5月
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