7日阪神甲子園で阪神-オリックス 4回戦が行われ、阪神先発岩田稔投手(30)は 4回に併殺崩れ、 5回途中 4失点で降板した。オリックス東明大貴投手(24)が、先発ではプロ勝利となる 2勝目を挙げ、オリックスは貯金を「14」とした。
阪神は気づけば最大「9」あった貯金は「2」。背後には竜が 1差と迫り、 8日にも、 4位へ転落する可能性がある。このままでは優勝どころか、クライマックス・シリーズ(CS)に進出できる 3位すら、本当に危うい。
先発岩田稔投手の 5勝目はならなかった。山口投手コーチは「( 8日に先発する)榎田を入れなあかんからね」と話しており、岩田はいったん登録抹消される見通しだ。
阪神の 2年目緒方凌介外野手(23)が 5回一死走者なしの場面でオリックス東明の 140キロを右中間最前列に運び、プロ初本塁打を放った。
福留孝介外野手(37)、スタメンも四球のみ…1カ月長打なし…
8日のソフトバンク戦(甲子園)に先発する榎田大樹投手(27)は今季 6試合に先発し、今季初勝利を目指す。記事をまとめてみました。
<阪神 1- 4オリックス>◇ 7日◇甲子園◇ 4回戦
阪神は先発岩田が序盤 3回をパーフェクト投球。打線はチャンスを作るも、 1本が出ず。オリックス東明との投手戦で試合が進む。
阪神先発岩田は 4回に併殺崩れ、内野安打の間に 2失点。 5回途中 4失点で降板した。打線は緒方のプロ初本塁打で 1点を返した。
オリックス東明は初回二死から鳥谷、ゴメスを歩かせるなど 4回以外は走者を背負ったが、 5回を 2安打 1失点。直球の最速は 150キロをマークした。甲子園で投げるのはキャリア初。
阪神は岩田の後を受けた筒井、金田が無失点投球も打線が奮起せず。 1点止まりで甲子園 4連敗。オリックスのドラフト 2位の東明が、先発ではプロ勝利となる 2勝目を挙げ、オリックスは貯金を「14」とした。
チーム力の差を見せつけられる完敗で、関西ダービーは2年連続で負け越しとなった。これで貯金は「2」となり、 4位中日ともわずか 1ゲーム差に…。これじゃあ優勝どころか、Aクラスさえも危うい。
9回二死、ベンチで思わず目をつぶる和田豊監督…。オリックスにねじ伏せられた 2連戦だった
オリックスにはひっくり返せても、虎には出来ない…。満員の甲子園のファンの深いため息が“証人”だ。まざまざと現状の力差を見せつけられたカード 2連敗。和田監督の顔に、苦悩の表情が浮かんだ。
「(オリックスは) 7回以降の投手がいいだけにね。そこまでに詰めとかないと、 7回以降は簡単ではない」
前日 6日は 3- 0の 8回に 4点を奪われて、屈辱の逆転負けを喫した。この日は逆に 3点を追って終盤へ。しかし12球団No.1のチーム防御率2.23を支える岸田、馬原、佐藤達、平野佳を 6回から 1回ずつ継投され、反撃すら出来なかった。
関西ダービーは 2年連続で 1勝 3敗となり、 5年間勝ち越し無し。『関西の雄』が泣く数字だ。指揮官は「今から言っても、もう(レギュラーシーズンではオリックスと)当たらない」と前を向こうと必死だが…。
中継ぎ陣を整備するなど、 5年連続Bクラスからの脱却へ確かな歩を進めてきたオリとの対照的なチーム状況こそ、虎の根本的な課題だ。
9回、併殺に倒れた福留孝介外野手。快音は響かなかった
先発の駒不足に加え、中継ぎの弱さを解消できないまま臨んだつけが、確実に押し寄せている。さらにそれを補ってきた打線も、 4月絶好調だったマートンの下降線とともに停滞。 1日の北海道日本ハム戦(札幌D)で“懲罰交代”を受けたM砲は 2日に和田監督に謝罪し、再出発を誓ったが、以降4試合で16打数 2安打 0打点。この日も 4タコで13打席ヒットなしだ。
「自分としては打席の感覚はいい状態」と言うが、いまだショック療法の効果は出ていない。気づけば最大「9」あった貯金は「2」。背後には竜が 1差と迫り、 8日にも、 4位へ転落する可能性がある。
本拠地・甲子園でも 4連敗。追い打ちをかけるように、 3戦連続 2桁得点中のソフトバンクが乗り込んでくる。「あした( 8日)どうするかだけを考える。マイナスのことから考えるんではなく日々新たで、とにかく初戦を取るという気持ちでやります」と指揮官。10カード連続で黒星の初戦へ向け、決意を込めたが…。トレードなどの改革を狙ってはいるが交渉事だけに流動的だ。このままでは優勝どころか、クライマックス・シリーズに進出できる 3位すら、本当に危うい。
5回裏阪神一死、緒方凌介外野手は右中間にプロ初打点となる本塁打を放った
プロ通算44打席目で待望の初本塁打。大卒 2年目の若虎が、また起用に応えた。
阪神の 2年目緒方凌介外野手がプロ初本塁打を放った。
5回一死走者なしの場面でオリックス東明の 140キロを右中間最前列に運んだ。「いい感じでとらえられた。まさか行くとは思わなかった。今日はいい風が吹いていた。いつもは甲子園であっち(右中間)にはなかなか入らないので。しっかりボールを見て、振り切れた結果です」と自身も驚きの表情で振り返った。
同時にプロ初打点も記録。直後の攻守交代時には、 4万2946人の観衆による「緒方コール」が巻き起こった。
大阪・PL学園高校-東洋大學からドラフト 6位で入団した。昨季は 2試合の出場だったが、今季は先発の機会も増えた。本塁打の記念球が手元になかった中、ことしの母の日にプロ初安打の球を贈った緒方は「もうすぐ父の日。戻ってきてほしい」と初々しく話した。
緒方凌介外野手が甲子園の右中間最深部にドカン!!(手前は東明)。パンチ力もアピールした
5回一死。オリックス・東明の内角寄りの直球を振り抜いた。決して大きくはない 1メートル76の体から放たれた打球は、深い甲子園の右中間席まで届いた。 1号ソロでプロ初打点。普段の「浜風」とは逆の、左から右への緩やかな風も味方した。
「これだけチャンスを頂いているので、毎日いいモチベーションできています」
最近 6試合で 5度のスタメン。この日は不振の大和の代わりに中堅に入った。もちろん、自分でつかみとったチャンスだ。打率 0.333(36打数12安打)は立派。猛アピール中の背番号「65」は、まだ手元に戻っていない記念球の行き先を決めた。
「もうすぐ父の日(15日)なので。返ってきてほしいですね」
5回、プロ 1号となるソロ本塁打を放った緒方凌介外野手
5月13日の広島戦(米子)で放った初安打のボールは、 2日遅れで「母の日」の贈り物にした。今度は父親孝行。父・裕士さんは北陽高校(現関西大學北陽高校)出身で、同い年にPL学園高校の清原、桑田がいたという。圧倒的な力を誇ったライバル校で息子にプレーしてほしい-。緒方がPL学園に進んだのは、そんな願いに応えたから。プロ入りも果たした23歳の親孝行は、まだまだ続く。
「いい日も悪い日もあるけど、積み重ねでポジションを取れるように、しっかりやりたいです」
福留、大和ら本来は不動だった外野陣。高い壁に手をかけた新星が、このまま登り切る。
4回、三振に倒れた福留孝介外野手
福留孝介外野手、スタメンも四球のみ…1カ月長打なし…
「 7番・右翼」で 5試合ぶり、 6月は初めてのスタメン出場となった福留だが、初回に四球を選んだのみ。 3点を追う 9回無死 1塁では 2ゴロ併殺に倒れるなど、その後の 3打席は凡退した。打点は 5月27日のロッテ戦(甲子園)以来なく、長打も 4月29日の広島戦(甲子園)以来 1カ月以上遠ざかっており、なかなか快音が響かない。
5回表途中でKOされ、悔しさのあまりロジンをたたきつけた岩田稔投手
先発岩田稔投手の 5勝目はならなかった。
序盤からテンポの良い投球で 3回までパーフェクト。しかし 4回、一死から 2番平野恵に 2塁打を許すと、 3番糸井、 4番ペーニャに連続四球。そこから 2失点につながった。
「一番ダメ。際どいところを狙いすぎて、無駄なフォアボールを出してしまいました。大胆に投げられませんでした」。 3回まで無安打投球も、 4回から制球が乱れ、 5回にも糸井に適時打を浴びるなど 2安打 2四球で 2点を失い、この回途中で降板。 4回 2/3を投げ、 4安打 4四球 4失点だった。山口投手コーチは「( 8日に先発する)榎田を入れなあかんからね」と話しており、岩田はいったん登録抹消される見通しだ。
5回、制球が定まらず汗を拭う阪神先発の岩田稔投手。この後降板となる
8日のソフトバンク戦(甲子園)に先発する榎田大樹投手は 7日、「能見さんからは『大丈夫だから』と言われた。自分の投球をするだけです」と気合をにじませた。今季 6試合に先発し、いまだ白星なし。今季初勝利を目指すが、対する鷹打線は目下絶好調だ。特に李大浩にはオリックス時代の昨年 5月15日の対戦(甲子園)で 2ランを浴びただけに「走者を出したときは気をつけていきたい」と細心の注意を払う。
オリックスに対しては、誰が向かってもダメ…
そんな事は無いでしょう。必ず誰かが負かしてくれる。そう信じていたが、その期待はむなしい結果となったような気がする。
このままでは、本当に勝利の女神は逃げて行ってしまう。すでに半分逃げている。これ以上逃がすわけにはいかないだろう。
今日( 8日)から始まるソフトバンクとの試合では、先発が阪神:榎田 - ソフトバンク:オセゲラとなっている。これで連敗ストップとなるのだろうか…
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村
↧
阪神甲子園で 4連敗…緒方プロ 1号!初本塁打!岩田 5回途中 4失点KO 2敗、無駄な四球反省
↧