8日阪神甲子園で阪神-ソフトバンク 3回戦があ行われ、阪神は18安打14得点で乱打戦を制し、カード初戦連敗を「10」で止めた。
打った、打った、また打った! 阪神は 1回、鳥谷敬内野手(32)の逆転 2ランなど打者14人の猛攻で、今季最多の 1イニング 9得点を奪った。
助っ人コンビが合わせて 7安打、うち 4本がタイムリー。 4番マウロ・ゴメス内野手(29)& 5番マット・マートン外野手(32)のバットが火を噴いた。
怒涛の 9得点にルーキーも加わった。ドラフト 4位・梅野隆太郎捕手(22=福岡大學)が 1回、走者一掃の 3点適時打を放ち、満員のスタンドから割れんばかりの拍手を受けた。
大和外野手(26)が 1回に 8点目の適時打を放った。
先発の榎田大樹投手(27)が 3回途中 6失点でマウンドを降りた。予測のつかない乱打戦に蓋をした。安藤優也投手(36)、加藤投手(35)、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が 4イニングを無失点リレー。執拗(しつよう)に食い下がるソフトバンク打線をシャットアウトした。
7日オリックス戦(甲子園)で、右中間へ初アーチを放った緒方凌介外野手のプロ初本塁打のボールが、 9日から甲子園歴史館で展示される。記事をまとめてみました。
<阪神14- 8ソフトバンク>◇ 8日◇甲子園◇ 3回戦
阪神は 1点を追う 1回、 8安打 9点で逆転。 3回、ソフトバンクに 5点を返されたが、その裏に 1点を追加し10点目。
阪神、ソフトバンクとも 4、 5回に 1点ずつ入れ、阪神も 4点リードで終盤に入った。
阪神は18安打14得点で乱打戦を制し、カード初戦連敗を「10」で止めた。ソフトバンクは12安打を放ちながらも投手陣が崩れた。
7回、適時 2塁打を放ったマット・マートン外野手(右)はマウロ・ゴメス内野手とハイタッチした
ソフトバンクの連勝が「4」でストップした。先発オセゲラが初回に 9失点など、投手陣が今季ワーストの14失点と踏ん張れず。
好調な打線が一時は 3点差まで迫ったが、追いつくには至らなかった。秋山幸二監督(52)は「本当だよ。いきなり 9点も…」と嘆いた。
鳥谷敬内野手が 1回に右翼へ逆転 2ラン。絶好調の主将が打線に火をつけた
打った、打った、また打った! 阪神は 1回、鳥谷敬内野手の逆転 2ランなど打者14人の猛攻で、今季最多の 1イニング 9得点を奪った。タカ打線のお株を奪う先制攻撃で、今季 6試合目の 2桁得点。11カードぶりの初戦白星で、広島に代わって首位に立った巨人とは 1.5差。さあ、虎の進撃開始や!
満員の大歓声をもかき消す、激しい打球音が聖地を支配した。「始まりの合図」は、逆風を切り裂く弾丸ライナーだ。先制された直後に、鳥谷が逆転弾。主将の快音で、タテジマの猛打ショーが開演した。
「初回に点を取られて嫌な雰囲気になりかけたけど、すぐに返せたし、その後もつながってよかったです」
ジェット風船を飛ばす虎ファンも笑顔
1点を追う 1回一死二塁の初球だ。真ん中のシュートを、低い弾道で右翼席に運んだ。 5号 2ランで簡単にひっくり返すと、ここから打線は 5連打などを集中。一挙 9点は、2010年10月 5日のヤクルト戦(神宮)以来、 4年ぶりとなった。
着火したのは、ソフトバンク・オセゲラと初対戦とは思えない、鳥谷の迷いのないスイング。ミーティングでは左腕への対策より、チーム打撃の重要性を確認した。「自分の役割、状況に応じた打撃をしよう」。背番号「1」のアーチも、ケース打撃を徹底的に意識した結果だった。
「大和が右に打って( 2ゴロで)つないでくれたので。内野も前にいたし、バットに当てれば何とかなると思った」
3回の適時打も、逆転弾と同等の価値がある。二死 3塁で左前へ。 5点を返された直後、再び突き放した。和田監督は「 3回の鳥谷の 1点が大きかった。あそこで取れるか、取れないかで風向きが変わっていた」と、最敬礼した。頼れる 3番は、 2度も勝利への流れを作った。
1回、阪神・鳥谷が逆転の 2ランホームランを放った!
「(投手と野手で)カバーのしあいだし、好機なら返すのがクリーンアップの仕事なので」
6回の右前打で 8試合ぶりの猛打賞。打率は 0.342に上昇した。交流戦 0.458と合わせてダブル首位打者。特に最近 5試合は20打数10安打、 3本塁打と好調だが、ひけつは“交流戦用”に意識を変えたことだ。
「知らない投手が多いし、ストライクはどんどんいこうと思います」
そのために、打つ球の選球が重要。それに伴い打撃もアレンジした。“肝”は脱力だ。「力を抜くというか、自然体に構えようと」。見極めも、 1球で仕留める確率も抜群。面白いように安打を量産し始めた。
3戦39得点で甲子園に乗り込んできた鷹打線に打ち勝ち、チームはカード初戦の連敗を「10」で止めた。Bクラス陥落の危機だったが、逆に首位・巨人と 1.5差。何より、 4月25日のDeNA戦(横浜)以来の 2桁得点は景気がいい。主役は、お立ち台で約束した。
「今日だけでなく、明日も野手が先に点をとれるように頑張ります」
1回、 2塁打でチャンスを拡大させたマット・マートン外野手
18安打14得点。 1回だけで先発全員が得点した。猛打の 4月を連想させる1勝が快進撃を予感させる。チームリーダーのひと振りで、猛虎が目覚めた。
助っ人コンビが合わせて 7安打、うち 4本がタイムリー。 4番マウロ・ゴメス内野手& 5番マット・マートン外野手のバットが火を噴いた。でも、強打で甲子園に乗り込んできた荒れ狂うタカを沈めたのは、 2人のタイムリーではない連打だった。
1回、ゴメスがポトリと落ちる右前打を放つと、続くマートンが左翼へ 2塁打。鳥谷の逆転弾の直後に、攻撃の手を緩めないチャンスメークこそが、大量 9点を呼び、悪夢のカード初戦連敗を止めたポイントだ。
「最近、調子は悪くなかったんだ。不運が続いていただけさ」
7回、適時打を放ったマット・マートン外野手
3試合13打席、快音から遠ざかっていたマートンだが、本人の感覚は、いい打球が野手の正面をついていただけ-。そんな男が 1打席の 2塁打で波に乗った。 4回に中前打を放つと、続く新井貴浩の 2塁打で生還。 5回の右前適時打を放ち、リードを再び 4点差と広げた。二死 1、 2塁。初球の真ん中への 150キロの直球を見逃さず、右前に運び猛打賞をマークした。「こういう展開だし、点差を詰められた直後に走者をかえすバッティングができてよかったよ」。 7回の左翼線 2塁打はいずれもタイムリーとなり、 5月29日(西武戦)以来、今月になって初の打点もマークした。 4安打は神がかり的に打ちまくった 4月 6日(ヤクルト戦)以来だ。
ただ、打撃以上に光ったのは守備。 5回、大和が見失って 3塁打にした打球を、マートンは懸命にカバーに走っていた。もしランニング本塁打にしていたら、試合は別の展開を歩んでいたかも。
5回裏阪神二死 1、 2塁、マット・マートン外野手は右適時打を放った
ゴメスも 1回のポテン安打で勢いに乗って、一巡後に 9点目の左前タイムリー。これで節目の通算50打点。51打点目となる 7回の右前打で猛打ショーも完成! 3安打は 4月26日以来のゴブサタだ。
「落ち着いて打席に立てているのが、いい結果につながっている」
調子が下降線のゴメスにも笑顔が戻ってきた。
9日はスタンリッジと対決する。「ストライクを打つよ」。ゴキゲンのマートンが昨年までの僚友撃ちを約束した。助っ人コンビが打てば、負けるはずがない。
1回裏阪神一死満塁、梅野隆太郎捕手は左中間に 3点適時 3塁打を放った
怒涛の 9得点にルーキーも加わった。ドラフト 4位・梅野隆太郎捕手が 1回、走者一掃の 3点適時打を放ち、満員のスタンドから割れんばかりの拍手を受けた。
3点リードの 1回一死満塁で打席が回った。「先輩方がチャンスを作ってくださって、押せ押せのいい流れで回してくださったので、絶対にランナーをかえすんだと思って打席に立ちました。楽に(投手に)投げてもらいたいという気持ちでした。 1本打ててよかったです」。
外角低めへのチェンジアップを捉え、左中間を抜ける 3塁打を放った。 3試合ぶりの打点をマークした。
梅野隆太郎捕手は三塁に滑り込んだとき、手を広げて「セーフ」とアピールした
鳥谷の逆転 2ラン、新井貴浩の 2点打で 4得点。なおも 1回一死満塁からオセゲラの投じた 122キロのチェンジアップを迷わず振り抜くと、打球は左中間を抜けた。
「しっかりとコンパクトに打つことができました」
梅野は福岡大學出身。 5月23-24日のソフトバンク 2連戦は、昨年11月の九州大学野球選手権以来のヤフオクドームがい旋だった。試合前には「雰囲気はいいですし、テンションも上がります」と意気込んでいたが、出番はなかった。その悔しさを本拠地でぶつけた。
3点差に迫られた 3回も先頭で 2番手・山中から中越え 2塁打。 5月29日の西武戦(甲子園)以来、今季 4度目のマルチ安打を達成。鳥谷の左前打で10点目のホームを踏んだ。打つ方は 4
打数 2安打 3打点も本職のリードでは課題を残した。
1回、走者一掃の 3塁打を放った梅野隆太郎捕手
9- 1の 3回に四死球と連打が絡み 5失点。続く 4、 5回にも、それぞれ1失点。虎ファンをハラハラドキドキさせた。梅野を 6試合連続でスタメン起用している和田監督は「本来は、そういうもの(打撃力)をもっている選手。捕手としては、きょうのゲームは悔しいだろう。打つ方だけに集中できないと思うが、いい捕手になるための道筋なんで、とことん苦労してほしい」とエールを送った。
「ビッグイニングを作ってしまい、 1点の重みを知りました」
梅野は喜びと悔しさを糧にして虎の正捕手の座をつかむ。
1回裏阪神二死 3塁、大和外野手は左適時打を放った
大和外野手が 1回に 8点目の適時打を放った。
二死 3塁でこの回、 2度目の打席が回った。ソフトバンク先発オセゲラの真ん中低めへのカーブを打ち返し、左前に落とした。
「ラッキーヒットです。 1イニングに 1人で 2アウトになるのが嫌だったので、必死で打ちました」と意地を見せた。
塁に出ると、 2盗を決めた。チャンスを広げ 9点目のホームを踏んだ。
5回表ソフトバンク二死 1塁、江川の打球を見失った大和外野手
大和外野手が打球を見失うハプニングがあった。 5回二死 1塁。代打江川が放った打球は、中堅大和の頭上に高々と上がった。
ところが「打球がまったく見えなかった」と両手を広げ、上空を見上げて立ち止まっていた。ボールは左後方に大きくバウンドし、適時 3塁打となった。「投手に申し訳ない」と反省した。
3回表ソフトバンク無死満塁、阪神先発の榎田大樹投手は李大浩に 2点適時打を浴びた
先発の榎田大樹投手が 3回途中 6失点でマウンドを降りた。
先制を許したが、味方の援護で 8点のリードをもらった 3回。先頭の中村に四球を与えると、投球が乱れた。無死満塁で、 4番李大浩の当たりが 2塁と中堅の間に落ち 2点。その後も後続を抑えることができず、この回 4点目を失ったところで交代した。
「 3回は点差を気にしないで投げないといけなかったのに、大事にいきすぎて先頭打者に四球を出してしまい、自分の投球ができませんでした。たくさん点を取ってくれた野手のみなさんに申し訳ないです」と反省を口にした。
9回、打者 3人をピシャリと抑えた呉昇桓投手。仙台の悪夢を振り払った
予測のつかない乱打戦に蓋をした。安藤優也投手(36)、加藤投手(35)、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が 4イニングを無失点リレー。執拗(しつよう)に食い下がるソフトバンク打線をシャットアウトした。
6点差で 9回のマウンドに上がった呉昇桓は 3人斬り。圧巻の投球を見せた。
「点差が開いていたが(普段と)同じ状態で同じ気持ちじゃないといけない。しっかりと抑えることだけを考えている」
詰めかけた韓国メディアが待つ李大浩(イ・デホ)との対決はなかったが、わずか 6球のタカ料理。 2失点でサヨナラ負けを喫した 3日の楽天戦(コボスタ宮城)以来の登板だったが、心の“無傷”を証明した。
ウイニングボールを勝ち投手になった鶴投手(背番号49)に投げる呉昇桓投手
結局は、大差をつけて守護神にバトンを渡したが、道中は苦難を極めた。先発・榎田の乱調などで 5回までに 8失点。突き放しては迫られる、追いかけっこの展開に、ストップをかけたのが安藤&加藤だった。
安藤は 5月31日の北海道日本ハム戦(札幌D)の同点の 9回に登板し、ミランダにサヨナラ 2ランを打たれた。それ以来のマウンドだったが、 6回から 1回 2/3を無失点に、加藤も 1回 1/3を無失点で切り抜けた。
7回二死 3塁のピンチから登場した加藤は「左(打者)が続く展開だったし、抑えられてよかった」と安堵。 3試合連続 2桁得点の強力打線の勢いを止めたリリーフ陣には、和田監督も「そこに行くまでが大変だったが、 6回以降しっかりと締めてくれた」とたたえた。
3日の楽天戦、 6日のオリックス戦(甲子園)と短期間で終盤に 3点差をひっくり返される展開が連続した。この日も 3回途中からロングリリーフを託された鶴が 3与四球で 2失点。依然、中継ぎ陣に課題は残る。ただ、とにもかくにも「逃げ切った 1勝」が、今の虎には大きい。
緒方凌介外野手のプロ初本塁打のボールが、 9日から甲子園歴史館で展示される。
7日オリックス戦(甲子園)で、右中間へ初アーチを放った。試合後に手もとに戻ってきた記念ボールにサインと日付を入れ、現在行われている企画展「猛虎復活V特集」の一角に期間限定で飾られる。
能見が 4月12日巨人戦で達成した1000投球回の記念ボールやゴメスの開幕10試合連続安打の記念バットも展示されている。
「やればできる。やらなきゃできない何事も」を実際に行ってくれた様な試合でしたね。
これを弾みにしてこれからも頑張って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
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打った、打った、また打った! 阪神は 1回、鳥谷敬内野手(32)の逆転 2ランなど打者14人の猛攻で、今季最多の 1イニング 9得点を奪った。
助っ人コンビが合わせて 7安打、うち 4本がタイムリー。 4番マウロ・ゴメス内野手(29)& 5番マット・マートン外野手(32)のバットが火を噴いた。
怒涛の 9得点にルーキーも加わった。ドラフト 4位・梅野隆太郎捕手(22=福岡大學)が 1回、走者一掃の 3点適時打を放ち、満員のスタンドから割れんばかりの拍手を受けた。
大和外野手(26)が 1回に 8点目の適時打を放った。
先発の榎田大樹投手(27)が 3回途中 6失点でマウンドを降りた。予測のつかない乱打戦に蓋をした。安藤優也投手(36)、加藤投手(35)、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が 4イニングを無失点リレー。執拗(しつよう)に食い下がるソフトバンク打線をシャットアウトした。
7日オリックス戦(甲子園)で、右中間へ初アーチを放った緒方凌介外野手のプロ初本塁打のボールが、 9日から甲子園歴史館で展示される。記事をまとめてみました。
<阪神14- 8ソフトバンク>◇ 8日◇甲子園◇ 3回戦
阪神は 1点を追う 1回、 8安打 9点で逆転。 3回、ソフトバンクに 5点を返されたが、その裏に 1点を追加し10点目。
阪神、ソフトバンクとも 4、 5回に 1点ずつ入れ、阪神も 4点リードで終盤に入った。
阪神は18安打14得点で乱打戦を制し、カード初戦連敗を「10」で止めた。ソフトバンクは12安打を放ちながらも投手陣が崩れた。
7回、適時 2塁打を放ったマット・マートン外野手(右)はマウロ・ゴメス内野手とハイタッチした
ソフトバンクの連勝が「4」でストップした。先発オセゲラが初回に 9失点など、投手陣が今季ワーストの14失点と踏ん張れず。
好調な打線が一時は 3点差まで迫ったが、追いつくには至らなかった。秋山幸二監督(52)は「本当だよ。いきなり 9点も…」と嘆いた。
鳥谷敬内野手が 1回に右翼へ逆転 2ラン。絶好調の主将が打線に火をつけた
打った、打った、また打った! 阪神は 1回、鳥谷敬内野手の逆転 2ランなど打者14人の猛攻で、今季最多の 1イニング 9得点を奪った。タカ打線のお株を奪う先制攻撃で、今季 6試合目の 2桁得点。11カードぶりの初戦白星で、広島に代わって首位に立った巨人とは 1.5差。さあ、虎の進撃開始や!
満員の大歓声をもかき消す、激しい打球音が聖地を支配した。「始まりの合図」は、逆風を切り裂く弾丸ライナーだ。先制された直後に、鳥谷が逆転弾。主将の快音で、タテジマの猛打ショーが開演した。
「初回に点を取られて嫌な雰囲気になりかけたけど、すぐに返せたし、その後もつながってよかったです」
ジェット風船を飛ばす虎ファンも笑顔
1点を追う 1回一死二塁の初球だ。真ん中のシュートを、低い弾道で右翼席に運んだ。 5号 2ランで簡単にひっくり返すと、ここから打線は 5連打などを集中。一挙 9点は、2010年10月 5日のヤクルト戦(神宮)以来、 4年ぶりとなった。
着火したのは、ソフトバンク・オセゲラと初対戦とは思えない、鳥谷の迷いのないスイング。ミーティングでは左腕への対策より、チーム打撃の重要性を確認した。「自分の役割、状況に応じた打撃をしよう」。背番号「1」のアーチも、ケース打撃を徹底的に意識した結果だった。
「大和が右に打って( 2ゴロで)つないでくれたので。内野も前にいたし、バットに当てれば何とかなると思った」
3回の適時打も、逆転弾と同等の価値がある。二死 3塁で左前へ。 5点を返された直後、再び突き放した。和田監督は「 3回の鳥谷の 1点が大きかった。あそこで取れるか、取れないかで風向きが変わっていた」と、最敬礼した。頼れる 3番は、 2度も勝利への流れを作った。
1回、阪神・鳥谷が逆転の 2ランホームランを放った!
「(投手と野手で)カバーのしあいだし、好機なら返すのがクリーンアップの仕事なので」
6回の右前打で 8試合ぶりの猛打賞。打率は 0.342に上昇した。交流戦 0.458と合わせてダブル首位打者。特に最近 5試合は20打数10安打、 3本塁打と好調だが、ひけつは“交流戦用”に意識を変えたことだ。
「知らない投手が多いし、ストライクはどんどんいこうと思います」
そのために、打つ球の選球が重要。それに伴い打撃もアレンジした。“肝”は脱力だ。「力を抜くというか、自然体に構えようと」。見極めも、 1球で仕留める確率も抜群。面白いように安打を量産し始めた。
3戦39得点で甲子園に乗り込んできた鷹打線に打ち勝ち、チームはカード初戦の連敗を「10」で止めた。Bクラス陥落の危機だったが、逆に首位・巨人と 1.5差。何より、 4月25日のDeNA戦(横浜)以来の 2桁得点は景気がいい。主役は、お立ち台で約束した。
「今日だけでなく、明日も野手が先に点をとれるように頑張ります」
1回、 2塁打でチャンスを拡大させたマット・マートン外野手
18安打14得点。 1回だけで先発全員が得点した。猛打の 4月を連想させる1勝が快進撃を予感させる。チームリーダーのひと振りで、猛虎が目覚めた。
助っ人コンビが合わせて 7安打、うち 4本がタイムリー。 4番マウロ・ゴメス内野手& 5番マット・マートン外野手のバットが火を噴いた。でも、強打で甲子園に乗り込んできた荒れ狂うタカを沈めたのは、 2人のタイムリーではない連打だった。
1回、ゴメスがポトリと落ちる右前打を放つと、続くマートンが左翼へ 2塁打。鳥谷の逆転弾の直後に、攻撃の手を緩めないチャンスメークこそが、大量 9点を呼び、悪夢のカード初戦連敗を止めたポイントだ。
「最近、調子は悪くなかったんだ。不運が続いていただけさ」
7回、適時打を放ったマット・マートン外野手
3試合13打席、快音から遠ざかっていたマートンだが、本人の感覚は、いい打球が野手の正面をついていただけ-。そんな男が 1打席の 2塁打で波に乗った。 4回に中前打を放つと、続く新井貴浩の 2塁打で生還。 5回の右前適時打を放ち、リードを再び 4点差と広げた。二死 1、 2塁。初球の真ん中への 150キロの直球を見逃さず、右前に運び猛打賞をマークした。「こういう展開だし、点差を詰められた直後に走者をかえすバッティングができてよかったよ」。 7回の左翼線 2塁打はいずれもタイムリーとなり、 5月29日(西武戦)以来、今月になって初の打点もマークした。 4安打は神がかり的に打ちまくった 4月 6日(ヤクルト戦)以来だ。
ただ、打撃以上に光ったのは守備。 5回、大和が見失って 3塁打にした打球を、マートンは懸命にカバーに走っていた。もしランニング本塁打にしていたら、試合は別の展開を歩んでいたかも。
5回裏阪神二死 1、 2塁、マット・マートン外野手は右適時打を放った
ゴメスも 1回のポテン安打で勢いに乗って、一巡後に 9点目の左前タイムリー。これで節目の通算50打点。51打点目となる 7回の右前打で猛打ショーも完成! 3安打は 4月26日以来のゴブサタだ。
「落ち着いて打席に立てているのが、いい結果につながっている」
調子が下降線のゴメスにも笑顔が戻ってきた。
9日はスタンリッジと対決する。「ストライクを打つよ」。ゴキゲンのマートンが昨年までの僚友撃ちを約束した。助っ人コンビが打てば、負けるはずがない。
1回裏阪神一死満塁、梅野隆太郎捕手は左中間に 3点適時 3塁打を放った
怒涛の 9得点にルーキーも加わった。ドラフト 4位・梅野隆太郎捕手が 1回、走者一掃の 3点適時打を放ち、満員のスタンドから割れんばかりの拍手を受けた。
3点リードの 1回一死満塁で打席が回った。「先輩方がチャンスを作ってくださって、押せ押せのいい流れで回してくださったので、絶対にランナーをかえすんだと思って打席に立ちました。楽に(投手に)投げてもらいたいという気持ちでした。 1本打ててよかったです」。
外角低めへのチェンジアップを捉え、左中間を抜ける 3塁打を放った。 3試合ぶりの打点をマークした。
梅野隆太郎捕手は三塁に滑り込んだとき、手を広げて「セーフ」とアピールした
鳥谷の逆転 2ラン、新井貴浩の 2点打で 4得点。なおも 1回一死満塁からオセゲラの投じた 122キロのチェンジアップを迷わず振り抜くと、打球は左中間を抜けた。
「しっかりとコンパクトに打つことができました」
梅野は福岡大學出身。 5月23-24日のソフトバンク 2連戦は、昨年11月の九州大学野球選手権以来のヤフオクドームがい旋だった。試合前には「雰囲気はいいですし、テンションも上がります」と意気込んでいたが、出番はなかった。その悔しさを本拠地でぶつけた。
3点差に迫られた 3回も先頭で 2番手・山中から中越え 2塁打。 5月29日の西武戦(甲子園)以来、今季 4度目のマルチ安打を達成。鳥谷の左前打で10点目のホームを踏んだ。打つ方は 4
打数 2安打 3打点も本職のリードでは課題を残した。
1回、走者一掃の 3塁打を放った梅野隆太郎捕手
9- 1の 3回に四死球と連打が絡み 5失点。続く 4、 5回にも、それぞれ1失点。虎ファンをハラハラドキドキさせた。梅野を 6試合連続でスタメン起用している和田監督は「本来は、そういうもの(打撃力)をもっている選手。捕手としては、きょうのゲームは悔しいだろう。打つ方だけに集中できないと思うが、いい捕手になるための道筋なんで、とことん苦労してほしい」とエールを送った。
「ビッグイニングを作ってしまい、 1点の重みを知りました」
梅野は喜びと悔しさを糧にして虎の正捕手の座をつかむ。
1回裏阪神二死 3塁、大和外野手は左適時打を放った
大和外野手が 1回に 8点目の適時打を放った。
二死 3塁でこの回、 2度目の打席が回った。ソフトバンク先発オセゲラの真ん中低めへのカーブを打ち返し、左前に落とした。
「ラッキーヒットです。 1イニングに 1人で 2アウトになるのが嫌だったので、必死で打ちました」と意地を見せた。
塁に出ると、 2盗を決めた。チャンスを広げ 9点目のホームを踏んだ。
5回表ソフトバンク二死 1塁、江川の打球を見失った大和外野手
大和外野手が打球を見失うハプニングがあった。 5回二死 1塁。代打江川が放った打球は、中堅大和の頭上に高々と上がった。
ところが「打球がまったく見えなかった」と両手を広げ、上空を見上げて立ち止まっていた。ボールは左後方に大きくバウンドし、適時 3塁打となった。「投手に申し訳ない」と反省した。
3回表ソフトバンク無死満塁、阪神先発の榎田大樹投手は李大浩に 2点適時打を浴びた
先発の榎田大樹投手が 3回途中 6失点でマウンドを降りた。
先制を許したが、味方の援護で 8点のリードをもらった 3回。先頭の中村に四球を与えると、投球が乱れた。無死満塁で、 4番李大浩の当たりが 2塁と中堅の間に落ち 2点。その後も後続を抑えることができず、この回 4点目を失ったところで交代した。
「 3回は点差を気にしないで投げないといけなかったのに、大事にいきすぎて先頭打者に四球を出してしまい、自分の投球ができませんでした。たくさん点を取ってくれた野手のみなさんに申し訳ないです」と反省を口にした。
9回、打者 3人をピシャリと抑えた呉昇桓投手。仙台の悪夢を振り払った
予測のつかない乱打戦に蓋をした。安藤優也投手(36)、加藤投手(35)、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が 4イニングを無失点リレー。執拗(しつよう)に食い下がるソフトバンク打線をシャットアウトした。
6点差で 9回のマウンドに上がった呉昇桓は 3人斬り。圧巻の投球を見せた。
「点差が開いていたが(普段と)同じ状態で同じ気持ちじゃないといけない。しっかりと抑えることだけを考えている」
詰めかけた韓国メディアが待つ李大浩(イ・デホ)との対決はなかったが、わずか 6球のタカ料理。 2失点でサヨナラ負けを喫した 3日の楽天戦(コボスタ宮城)以来の登板だったが、心の“無傷”を証明した。
ウイニングボールを勝ち投手になった鶴投手(背番号49)に投げる呉昇桓投手
結局は、大差をつけて守護神にバトンを渡したが、道中は苦難を極めた。先発・榎田の乱調などで 5回までに 8失点。突き放しては迫られる、追いかけっこの展開に、ストップをかけたのが安藤&加藤だった。
安藤は 5月31日の北海道日本ハム戦(札幌D)の同点の 9回に登板し、ミランダにサヨナラ 2ランを打たれた。それ以来のマウンドだったが、 6回から 1回 2/3を無失点に、加藤も 1回 1/3を無失点で切り抜けた。
7回二死 3塁のピンチから登場した加藤は「左(打者)が続く展開だったし、抑えられてよかった」と安堵。 3試合連続 2桁得点の強力打線の勢いを止めたリリーフ陣には、和田監督も「そこに行くまでが大変だったが、 6回以降しっかりと締めてくれた」とたたえた。
3日の楽天戦、 6日のオリックス戦(甲子園)と短期間で終盤に 3点差をひっくり返される展開が連続した。この日も 3回途中からロングリリーフを託された鶴が 3与四球で 2失点。依然、中継ぎ陣に課題は残る。ただ、とにもかくにも「逃げ切った 1勝」が、今の虎には大きい。
緒方凌介外野手のプロ初本塁打のボールが、 9日から甲子園歴史館で展示される。
7日オリックス戦(甲子園)で、右中間へ初アーチを放った。試合後に手もとに戻ってきた記念ボールにサインと日付を入れ、現在行われている企画展「猛虎復活V特集」の一角に期間限定で飾られる。
能見が 4月12日巨人戦で達成した1000投球回の記念ボールやゴメスの開幕10試合連続安打の記念バットも展示されている。
「やればできる。やらなきゃできない何事も」を実際に行ってくれた様な試合でしたね。
これを弾みにしてこれからも頑張って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
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