9日阪神甲子園で阪神-ソフトバンク 4回戦が行われ、ソフトバンクは 9回に柳田の左翼への犠飛でダメ押しの 6点目。スタンリッジは 3安打完封で今季 6勝目を挙げた。阪神は昨季まで所属していたソフトバンクのジェイソン・スタンリッジ投手(35)に沈黙し、屈辱の完敗。サンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏(52)は、工夫のない打撃と、勝負出来なかった采配を厳しく指摘した。
4回一死 1、 2塁からマウロ・ゴメス内野手(29)、マット・マートン外野手(32)は外角のボール球のスライダーを強引に振り、三振に倒れた。
マット・マートン外野手(32)が元同僚スタンリッジに 4打数無安打に抑えられ、昨年まで 4年間ともにプレーした右腕に 2三振を奪われるなど沈黙した
やっと盛り上がれた虎党の大歓声が、一瞬でどよめきに、そして厳しいヤジに変わった。緒方凌介外野手(23)が 5点を追う 6回、まさかの 2塁踏み忘れ。 3塁へ向かっている途中で戻って踏み直し、 3塁にストップする痛恨のミスを犯した。
先発したランディ・メッセンジャー投手(32)が 5回 7安打 5失点で、 6敗目を喫した。記事をまとめてみました。
<阪神 0- 6ソフトバンク>◇ 9日◇甲子園◇ 4回戦
試合前のファーストピッチセレモニーに阪神電鉄のCMに出演する佐藤江梨子(32)とお笑いコンビ・ハマカーンの神田伸一郎(37)と浜谷健司(36)が登場した。
駅員の姿をした浜谷が合図をすると、CM中の役名「YUKO」と書かれたピンクのユニホームを着た佐藤が大きく振りかぶった。投じた球は、ツーバウンドしてミットへ。
「TATSUYA」と書かれたタテジマのユニホーム姿で打席に入った神田がスイングした。
投じたボールを手に「悔しい。でもバウンドしてくれたおかげで土がついた。土は甲子園球児しか持って帰れないものなのでうれしい」と佐藤。また「マートンが大好きです! 同い年なので。いい選手だなと思います」と笑顔で話した。
始球式を行った佐藤江梨子
ソフトバンクは 1回、李大浩の中前適時打などで 2点を先制。 3回にも松田の適時 2塁打で 2点追加。スタンリッジは 3回無失点。
ソフトバンクは 5回、先頭の柳田が左中間へ 7号ソロを放った。阪神の先発メッセンジャーは 5回 7安打 5失点で降板。
ソフトバンクは 9回に柳田の左翼への犠飛でダメ押しの 6点目。スタンリッジは 3安打完封で今季 6勝目を挙げた。
最後の打者、マット・マートン外野手の凡退を見届ける和田監督(右)。こんな屈辱の負けはない
放出した相手に完封されるなんて…。阪神は昨季まで所属していたソフトバンクのジェイソン・スタンリッジ投手に沈黙し、屈辱の完敗。サンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏は、工夫のない打撃と、勝負出来なかった采配を厳しく指摘した。これで貯金はわずか「2」、首位巨人と 2.5差。こんな情けない試合、虎党は見たくない!
6回、大和外野手は外角の球を引っかけ、工夫なく 3ゴロに倒れた
なぜだっ!? 甲子園は怒気を込めたため息に包まれた。熟知している元虎スタンリッジに赤子同然に捻られた。しかも外国人枠 4人の関係とはいえ、残留を熱望されながらリリースした相手に、散発 3安打完封負け…。こんな屈辱はない。
「野手陣は(阪神のとき)ずっと後ろから見ていたんだけど…。きょうはスライダーに手が出なかった。ボール球にバットが止まらなかった」
赤っ恥の和田監督は、脱帽するしかなかった。昨季まで 4年間、阪神に在籍。 3月 4日にはオープン戦で対戦( 3回無失点)もしている。ところが 1回の 3番鳥谷からの 7者連続を含む、ゴロアウトは実に16個。淡泊な打撃を繰り返した。
スライダーがいい。走者が出るといら立つ悪癖もある。わかっているのに完封された。果たして万全の策を練っていたのか。サンケイスポーツ専属評論家の小早川氏は指摘した。
4回、三振に倒れたマウロ・ゴメス内野手
「阪神はスタンリッジの投球パターンを熟知はしていたが、その力を知っているからこそ、落とし穴があった。打者は力負けしたくないと意識過剰になる傾向がある。ゴメス、マートン、新井という中軸が引っ張りにかかり、スライダーに抑えられた」
4回の攻撃前は円陣も組んだ。しかしどんな指示が出たのか。一死 1、 2塁からマウロ・ゴメス内野手、マット・マートン外野手は外角のボール球のスライダーを強引に振り、三振に倒れた。
「ソフトバンクはメッセンジャーに対してセンター返しを心がけた。力のある投手にお手本の打撃をしたソフトバンクと、落とし穴にはまった阪神との差が出た」
工夫のない打撃。さらに 0- 5の 6回無死 2、 3塁での采配にも疑問を呈した。直前に緒方の走塁ミスがあり、流れをつかむには絶対に得点したい場面だったが…。 2打席凡退の大和をそのまま打席へ。
「私なら福留を含めて左の代打を送る。大和の状態がよくないし、左打者を送ってもソフトバンクはスタンリッジを絶対交代させない。代打で勝負して欲しかった」
4回、チャンスに三振に倒れたマット・マートン外野手
結局、大和は外角スライダーを引っかけ、 3ゴロ。この回、無得点に終わった。まさに勝負どころで勝負できず。和田監督は「(前日 3安打で)状態が上がってきていたし、(得点より)チャンスを広げたいケースだった」と説明したが…。ここで仕掛けなければ、どこで仕掛けるのか。
無策と言われても仕方ない敗戦で、貯金は再び「2」。首位巨人には 2.5差に離された。18安打14得点で11カードぶりに初戦を取った前日の勢いはパッタリ消滅。こんな淡泊な攻撃では、優勝など望めない。
9回裏阪神2死、マット・マートン外野手は遊ゴロに倒れた。投手スタンリッジ投手
マット・マートン外野手が元同僚スタンリッジに 4打数無安打に抑えられた。
昨年まで 4年間ともにプレーした右腕に 2三振を奪われるなど沈黙したM砲は「素晴らしかった。今日のジェイソン(スタンリッジ)と戦って、今年対戦した投手の中で一番、素晴らしかった」と相手をたたえた。
普段から連絡を取り合っているという間柄で対戦を楽しみにしていたマートンだが、チームも完封を許すなど勝負には敗れた。
上本博紀内野手の 2塁打で 3塁に向かった 1走・緒方凌介外野手は 2塁ベースを踏み忘れ、あわてて戻る
やっと盛り上がれた虎党の大歓声が、一瞬でどよめきに、そして厳しいヤジに変わった。緒方凌介外野手が痛恨のミスを犯した。
5点を追う 6回、先頭で四球を選ぶと、続く上本は右中間を破った。一気に本塁生還の打球だったが、まさかの 2塁踏み忘れ。 3塁へ向かっている途中で戻って踏み直し、 3塁にストップした。
チームは無死 2、 3塁の好機をものにできず、昨季までの同僚スタンリッジに完封負けした。緒方は「自分のミスなので、しっかり反省して、結果で取り返せるように頑張ります」と反省しきり。高代内野守備走塁コーチが「論外や、論外。小さい頃からベースを踏めと教わっとるやろ」とあきれれば、和田監督も「流れがこっちに来そうなところを放棄してしまった」。直後の守りから交代させられた。
6回裏阪神、緒方凌介外野手は 2塁ベースを踏み忘れ、いったん戻り 3塁へ向かう
5月半ばに 1軍に昇格した緒方は、活躍が目立った。 7日のオリックス戦(甲子園)では右中間にプロ初本塁打を放ち、打率も 3割前後をキープして 4試合連続スタメン。そんな、いま最も期待されている若虎が、信じられない落とし穴に落ちた。ただ、光っていたからこそ、これで沈んでしまうことの方がチームにとっては痛手だ。
「反省して、結果で取り返せるように頑張るしかありません」
23歳は涙をこらえるように言い残した。時間は戻らないが戦いは続く。期待の新星がミスを取り返すことを、誰もが信じている。
5回、柳田(奥)に一発を浴びたランディ・メッセンジャー投手。ボールを追う表情もうつろだ
先発したランディ・メッセンジャー投手が 5回 7安打 5失点で、 6敗目を喫した。
1回からソフトバンク打線につかまった。一死から明石、柳田に四球を与え 1、 2塁。 4番李大浩に 136キロの変化球を中前に運ばれるなど、 2点を先制された。 3回には松田に左中間へ 2点適時打。 5回には先頭の柳田に左中間へ 7号ソロを打たれた。
マウンド上で何度も首をかしげた。つのっていくイライラ。そのいらだちが身を滅ぼした。 5回を 7安打 5失点で、甲子園今季初黒星。無類の強さを誇る聖地で崩れ落ちた。
試合中に広報を通じ、「「ピンチの場面で踏ん張りきれませんでした。ゲームの流れを引き寄せるピッチングができず、悔しいです」とコメント。元同僚のソフトバンク先発スタンリッジとの対決は、先にメッセンジャーがマウンドを降りた。
今季 6敗目。 5月23日の対戦でも李大浩に逆転3ランを浴びて 6回 4失点など、ソフトバンクには通算 4戦 4敗だ。ただ、もう対戦はないのが救い。ローテの大黒柱だけに何とか本来の姿を取り戻し、剛腕を振るって欲しい。
4回表を終え、円陣を組むナインの横をベンチに戻るランディ・メッセンジャー投手
試合後は顔を真っ赤させ、猛スピードでクラブハウスへ続く階段を駆け上がった。踊り場で報道陣に囲まれると、目を見開き、立ち止まった。
「微妙な判定で投球が苦しくなったか」と問われると「その点に関しては何もありません」とぽつり。「イライラしていたのでは」と聞かれても「別に…」。「ファウルで粘られた」という質問にも「それも全然、別に…」とだけ。そのまま、ロッカーへと消えた。
明らかに憤っていた。序盤からきわどいコースをボールと判定され、普段はすぐさま捕手に返球を求める右腕が、しばらく本塁に背を向けるシーンも。結果、制球を乱し、 1回は一死から明石、柳田に連続四球。 1、 2塁と自らピンチを広げ、 4番李大浩に先制中前打を許した。なおも 1、 3塁の状況から、長谷川には中犠飛で、いきなり2失点だ。その後も制球は定まらず、 5回には柳田に被弾。今季試合前まで 5試合 4勝無敗、防御率0.64を誇った甲子園で 5点を失った。
言うこと無しの完封負け…
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村
4回一死 1、 2塁からマウロ・ゴメス内野手(29)、マット・マートン外野手(32)は外角のボール球のスライダーを強引に振り、三振に倒れた。
マット・マートン外野手(32)が元同僚スタンリッジに 4打数無安打に抑えられ、昨年まで 4年間ともにプレーした右腕に 2三振を奪われるなど沈黙した
やっと盛り上がれた虎党の大歓声が、一瞬でどよめきに、そして厳しいヤジに変わった。緒方凌介外野手(23)が 5点を追う 6回、まさかの 2塁踏み忘れ。 3塁へ向かっている途中で戻って踏み直し、 3塁にストップする痛恨のミスを犯した。
先発したランディ・メッセンジャー投手(32)が 5回 7安打 5失点で、 6敗目を喫した。記事をまとめてみました。
<阪神 0- 6ソフトバンク>◇ 9日◇甲子園◇ 4回戦
試合前のファーストピッチセレモニーに阪神電鉄のCMに出演する佐藤江梨子(32)とお笑いコンビ・ハマカーンの神田伸一郎(37)と浜谷健司(36)が登場した。
駅員の姿をした浜谷が合図をすると、CM中の役名「YUKO」と書かれたピンクのユニホームを着た佐藤が大きく振りかぶった。投じた球は、ツーバウンドしてミットへ。
「TATSUYA」と書かれたタテジマのユニホーム姿で打席に入った神田がスイングした。
投じたボールを手に「悔しい。でもバウンドしてくれたおかげで土がついた。土は甲子園球児しか持って帰れないものなのでうれしい」と佐藤。また「マートンが大好きです! 同い年なので。いい選手だなと思います」と笑顔で話した。
始球式を行った佐藤江梨子
ソフトバンクは 1回、李大浩の中前適時打などで 2点を先制。 3回にも松田の適時 2塁打で 2点追加。スタンリッジは 3回無失点。
ソフトバンクは 5回、先頭の柳田が左中間へ 7号ソロを放った。阪神の先発メッセンジャーは 5回 7安打 5失点で降板。
ソフトバンクは 9回に柳田の左翼への犠飛でダメ押しの 6点目。スタンリッジは 3安打完封で今季 6勝目を挙げた。
最後の打者、マット・マートン外野手の凡退を見届ける和田監督(右)。こんな屈辱の負けはない
放出した相手に完封されるなんて…。阪神は昨季まで所属していたソフトバンクのジェイソン・スタンリッジ投手に沈黙し、屈辱の完敗。サンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏は、工夫のない打撃と、勝負出来なかった采配を厳しく指摘した。これで貯金はわずか「2」、首位巨人と 2.5差。こんな情けない試合、虎党は見たくない!
6回、大和外野手は外角の球を引っかけ、工夫なく 3ゴロに倒れた
なぜだっ!? 甲子園は怒気を込めたため息に包まれた。熟知している元虎スタンリッジに赤子同然に捻られた。しかも外国人枠 4人の関係とはいえ、残留を熱望されながらリリースした相手に、散発 3安打完封負け…。こんな屈辱はない。
「野手陣は(阪神のとき)ずっと後ろから見ていたんだけど…。きょうはスライダーに手が出なかった。ボール球にバットが止まらなかった」
赤っ恥の和田監督は、脱帽するしかなかった。昨季まで 4年間、阪神に在籍。 3月 4日にはオープン戦で対戦( 3回無失点)もしている。ところが 1回の 3番鳥谷からの 7者連続を含む、ゴロアウトは実に16個。淡泊な打撃を繰り返した。
スライダーがいい。走者が出るといら立つ悪癖もある。わかっているのに完封された。果たして万全の策を練っていたのか。サンケイスポーツ専属評論家の小早川氏は指摘した。
4回、三振に倒れたマウロ・ゴメス内野手
「阪神はスタンリッジの投球パターンを熟知はしていたが、その力を知っているからこそ、落とし穴があった。打者は力負けしたくないと意識過剰になる傾向がある。ゴメス、マートン、新井という中軸が引っ張りにかかり、スライダーに抑えられた」
4回の攻撃前は円陣も組んだ。しかしどんな指示が出たのか。一死 1、 2塁からマウロ・ゴメス内野手、マット・マートン外野手は外角のボール球のスライダーを強引に振り、三振に倒れた。
「ソフトバンクはメッセンジャーに対してセンター返しを心がけた。力のある投手にお手本の打撃をしたソフトバンクと、落とし穴にはまった阪神との差が出た」
工夫のない打撃。さらに 0- 5の 6回無死 2、 3塁での采配にも疑問を呈した。直前に緒方の走塁ミスがあり、流れをつかむには絶対に得点したい場面だったが…。 2打席凡退の大和をそのまま打席へ。
「私なら福留を含めて左の代打を送る。大和の状態がよくないし、左打者を送ってもソフトバンクはスタンリッジを絶対交代させない。代打で勝負して欲しかった」
4回、チャンスに三振に倒れたマット・マートン外野手
結局、大和は外角スライダーを引っかけ、 3ゴロ。この回、無得点に終わった。まさに勝負どころで勝負できず。和田監督は「(前日 3安打で)状態が上がってきていたし、(得点より)チャンスを広げたいケースだった」と説明したが…。ここで仕掛けなければ、どこで仕掛けるのか。
無策と言われても仕方ない敗戦で、貯金は再び「2」。首位巨人には 2.5差に離された。18安打14得点で11カードぶりに初戦を取った前日の勢いはパッタリ消滅。こんな淡泊な攻撃では、優勝など望めない。
9回裏阪神2死、マット・マートン外野手は遊ゴロに倒れた。投手スタンリッジ投手
マット・マートン外野手が元同僚スタンリッジに 4打数無安打に抑えられた。
昨年まで 4年間ともにプレーした右腕に 2三振を奪われるなど沈黙したM砲は「素晴らしかった。今日のジェイソン(スタンリッジ)と戦って、今年対戦した投手の中で一番、素晴らしかった」と相手をたたえた。
普段から連絡を取り合っているという間柄で対戦を楽しみにしていたマートンだが、チームも完封を許すなど勝負には敗れた。
上本博紀内野手の 2塁打で 3塁に向かった 1走・緒方凌介外野手は 2塁ベースを踏み忘れ、あわてて戻る
やっと盛り上がれた虎党の大歓声が、一瞬でどよめきに、そして厳しいヤジに変わった。緒方凌介外野手が痛恨のミスを犯した。
5点を追う 6回、先頭で四球を選ぶと、続く上本は右中間を破った。一気に本塁生還の打球だったが、まさかの 2塁踏み忘れ。 3塁へ向かっている途中で戻って踏み直し、 3塁にストップした。
チームは無死 2、 3塁の好機をものにできず、昨季までの同僚スタンリッジに完封負けした。緒方は「自分のミスなので、しっかり反省して、結果で取り返せるように頑張ります」と反省しきり。高代内野守備走塁コーチが「論外や、論外。小さい頃からベースを踏めと教わっとるやろ」とあきれれば、和田監督も「流れがこっちに来そうなところを放棄してしまった」。直後の守りから交代させられた。
6回裏阪神、緒方凌介外野手は 2塁ベースを踏み忘れ、いったん戻り 3塁へ向かう
5月半ばに 1軍に昇格した緒方は、活躍が目立った。 7日のオリックス戦(甲子園)では右中間にプロ初本塁打を放ち、打率も 3割前後をキープして 4試合連続スタメン。そんな、いま最も期待されている若虎が、信じられない落とし穴に落ちた。ただ、光っていたからこそ、これで沈んでしまうことの方がチームにとっては痛手だ。
「反省して、結果で取り返せるように頑張るしかありません」
23歳は涙をこらえるように言い残した。時間は戻らないが戦いは続く。期待の新星がミスを取り返すことを、誰もが信じている。
5回、柳田(奥)に一発を浴びたランディ・メッセンジャー投手。ボールを追う表情もうつろだ
先発したランディ・メッセンジャー投手が 5回 7安打 5失点で、 6敗目を喫した。
1回からソフトバンク打線につかまった。一死から明石、柳田に四球を与え 1、 2塁。 4番李大浩に 136キロの変化球を中前に運ばれるなど、 2点を先制された。 3回には松田に左中間へ 2点適時打。 5回には先頭の柳田に左中間へ 7号ソロを打たれた。
マウンド上で何度も首をかしげた。つのっていくイライラ。そのいらだちが身を滅ぼした。 5回を 7安打 5失点で、甲子園今季初黒星。無類の強さを誇る聖地で崩れ落ちた。
試合中に広報を通じ、「「ピンチの場面で踏ん張りきれませんでした。ゲームの流れを引き寄せるピッチングができず、悔しいです」とコメント。元同僚のソフトバンク先発スタンリッジとの対決は、先にメッセンジャーがマウンドを降りた。
今季 6敗目。 5月23日の対戦でも李大浩に逆転3ランを浴びて 6回 4失点など、ソフトバンクには通算 4戦 4敗だ。ただ、もう対戦はないのが救い。ローテの大黒柱だけに何とか本来の姿を取り戻し、剛腕を振るって欲しい。
4回表を終え、円陣を組むナインの横をベンチに戻るランディ・メッセンジャー投手
試合後は顔を真っ赤させ、猛スピードでクラブハウスへ続く階段を駆け上がった。踊り場で報道陣に囲まれると、目を見開き、立ち止まった。
「微妙な判定で投球が苦しくなったか」と問われると「その点に関しては何もありません」とぽつり。「イライラしていたのでは」と聞かれても「別に…」。「ファウルで粘られた」という質問にも「それも全然、別に…」とだけ。そのまま、ロッカーへと消えた。
明らかに憤っていた。序盤からきわどいコースをボールと判定され、普段はすぐさま捕手に返球を求める右腕が、しばらく本塁に背を向けるシーンも。結果、制球を乱し、 1回は一死から明石、柳田に連続四球。 1、 2塁と自らピンチを広げ、 4番李大浩に先制中前打を許した。なおも 1、 3塁の状況から、長谷川には中犠飛で、いきなり2失点だ。その後も制球は定まらず、 5回には柳田に被弾。今季試合前まで 5試合 4勝無敗、防御率0.64を誇った甲子園で 5点を失った。
言うこと無しの完封負け…
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村