宜野座春季キャンプ さあ、再出発や! 右手首痛を抱える阪神ドラフト 1位の伊藤隼太外野手(22=慶応大学)が21日、宜野座ドーム内で打撃練習を再開させた。
22日の練習試合・楽天戦(宜野座)に「 2番・左翼」で出場することが濃厚になった。まだオープン戦は始まったばかり。猛アピールへ、黄金ルーキーが巻き返しを図る。
久保康友投手(31)が21日、右肩の張りのため、キャンプ本隊を離脱した。記事をまとめてみました。
右手首痛を抱える伊藤隼太外野手が21日、宜野座ドーム内で打撃練習を再開させた。ウオーミングアップ開始前に片岡打撃コーチの前で10回、素振りして状態を確認。その後、19日巨人戦で慶応大学の先輩である高橋由伸から手渡されたバットでティー打撃を行った。午後からは本隊での打撃練習に参加予定。14日に沖縄市内の病院で右手首のガングリオン(良性腫瘍)の穿刺(せんし)処置を受け、18日には同箇所の痛みを訴えて、打撃練習を回避していた。
右手首痛が癒えた伊藤隼太は、22日の楽天戦でスタメン出場。アピール再開だ
待ち望んでいた時が来た。右手首痛で打撃を控えていた伊藤隼が完全復活。練習試合・楽天戦で、バッターボックスへ戻ってくる。
「全然問題ないです。大丈夫です」
練習後、周囲を安心させる言葉を残し、帰りの車に乗り込んだ。14日に良性腫瘍を除去した影響からか、17日の打撃練習中に右手首に痛みを覚え、打撃を控えていた。19日のオープン戦・巨人戦(沖セル)ではスタメン回避。代走のみの出場に終わっていた。
この日は、早出練習からティー打撃を行い「問題なし」を確認。フリー打撃などの通常のメニューを消化。練習後にもドーム内で居残りのマシン打撃で 177スイング。全快を印象づけた。
中堅での定位置奪取が期待されるルーキーにとっては今後が正念場。実戦 3試合で 9打数 2安打。センター争いには内野手の大和も“参戦”してくるだけに、実戦は生き残りをかけての大事なアピールチャンスだ。
打撃練習を再開しフリーで打ち込む伊藤隼太
巨人戦では慶応大学の先輩・高橋由にあいさつに出向いた。その際に譲り受けたバットを練習で使った。
「この間もらったので、ちょっと使ってみようと思いました」
同じ大学、そして同じ強打の外野手として、ドラフト前から何かと比較されることも多かった大先輩からの贈り物の感触を確かめての実戦復帰だ。
前日20日のオフには、母・孝江さん(52)をはじめ、故郷・愛知から駆けつけていた親族と、10分ほどではあったが水入らずのときを過ごした。父・成人(なると)さん(54)には「心配せんでええよ」と言葉をかけていた。両親のためにも14日の広島戦(沖縄)以来 8日ぶりの実戦の打席で、朗報を届けたいところだ。
もう立ち止まれない。開幕スタメンへ、猛デモを再開する。
和田虎に思わぬ誤算…。久保康友投手が沖縄・宜野座キャンプの第 5クール初日の21日、右肩の張りを訴え、ノースロー調整を余儀なくされた。実戦登板の遅れは確実で、山口高志投手コーチ(61)は「(調整の)メドは立てていない段階。だいぶ遅れるけど、開幕は間に合うと思う」と話した。
久保康友投手が21日、右肩の張りのため、キャンプ本隊を離脱した。宜野座でキャッチボールを行う投手陣から離れて、別メニューのノースロー調整。久保は「様子を見て、という感じです」と話した。数日間はノースローになる予定で、今後は右肩の回復度から本隊への復帰時期を探る。
和田虎に予想外の事態が起こった。虎投の中心を担う久保が右肩の張りを訴え、ノースロー調に…。投手陣のキャッチボール集団に背番号「34」の姿はなかった。
右肩に張りを訴えた久保康友投手。先発ローテの調整プランに誤算が生じた
「自分の状態はいつも把握しています。(張りが)長いなという感じ。そのうち、とれるでしょう」
本人のいつも通りの冷静なコメントとは裏腹に、山口投手コーチは「(調整の)メドは立てていない段階。いつ投げ出すかはわからない」と現状を明かした。
和田監督も「どれぐらい長引くか。ただ痛めたというわけではないんでね。大事をとっての様子見なんで。それは 1日 1日、トレーナーの報告が入ってになる。現時点では何ともいえない」と話すにとどめた。
右腕はすでに、チームドクターのもと、患部の検査を受けており「悪いところはない。キャンプ中はいつも(肩が)張るもの。その回復が遅いというだけ。だいぶ(実戦は)遅れるけど、開幕は間に合うやろ」と山口コーチ。実戦登板がずれ込むことは確実でも、大きな心配はしていないよう。
ただ、ここまで、大きな離脱者がいなかった状況。先発ローテは能見、岩田、メッセンジャー、スタンリッジの 4人はほぼ当確だが、基本線は先発の一角として、大きな期待を背負う久保だけに、不測の事態に楽観視できない。
それでも、当人は実戦マウンドが遅れることを問われても、「ずれ込んだら、そのときなりの調整をするだけ」と淡々したものだった。右肩に負担のかからない投手ノックなどで汗を流した右腕。大事にならないことを祈るばかりだ。
新人伊藤隼太が高橋由伸から頂いたバットで打撃練習再開したが、今度はベテラン久保康友投手が右肩の張りを訴えてお休み…。確かにこの時期に怪我はつきものだろうが、できるだけ怪我の無いように頑張って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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伊藤隼太が由伸バットで打撃練習再開実戦復帰へ、センター争い激化!久保康友投手が右肩に張り…
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