19日阪神甲子園球場で阪神-中日22回戦が行われ、 7回 3失点の藤浪は 2年連続 2桁となる10勝目でチームは連勝。中日は 6回まで毎回失点で連勝が 2で止まった。山井は 5敗目。
藤浪晋太郎投手(20)が 7回 9安打 3失点で江夏豊(阪神)以来46年ぶり10勝目を挙げた。 2位広島に 0.5差と肉薄し、クライマックスシリーズ(CS)甲子園開催も見えてきた!
上本博紀内野手(28)がバットで汚名返上だ。上本が 3安打を放ち、今季11度目の猛打賞だ。
福留孝介外野手(37)が同点適時打を放った。福留が 1回の一時同点の中前適時打に続き、 8号ソロを放った。
鳥谷敬内野手(33)が 4回に中前適時打を放ち、 6点目を加えた。
マウロ・ゴメス内野手(30)がまた打点を刻んだ。豪快にバットを振り抜いて 100打点に王手や!!
藤浪晋太郎投手(20)が打撃で自らを助けた。
松田遼馬投手(20)がいきなり自己最速タイ 152キロをたたき出し、 1軍復帰のマウンドで豪快に 3者凡退に斬った。 2位へ、CS突破へ。待ちわびた救世主がアナウンスされると甲子園に「リョーマ」コールが沸き起こった。長いリハビリを経て今季初、 346日ぶりの 1軍の舞台だ。記事をまとめてみました。
<阪神 9- 3中日>◇19日◇甲子園◇22回戦
阪神は 3- 3の 2回二死 1、 2塁からゴメスの適時打で勝ち越し、 3回に福留のソロ本塁打で 2点のリードを奪った。
阪神は 4回に 1点、 5回に 2点、 6回にも福留の適時打で加点し、リードを 6点に広げる。藤浪は 3回以降追加点を許さない。
7回 3失点の藤浪は 2年連続 2桁となる10勝目でチームは連勝。中日は 6回まで毎回失点で連勝が 2で止まった。山井は 5敗目。
6回、荒木の打球が直撃したが、根性で投げ続けた藤浪晋太郎投手
藤浪晋太郎投手が 7回 9安打 3失点で江夏豊以来46年ぶり10勝目を挙げた。メモリアル星で自力「2位」復活だ!阪神は中日に 9- 3と快勝。 2位広島に 0.5差と肉薄し、CS甲子園開催も見えてきた!
高卒から 2年連続 2桁勝利は2000年西武松坂以来の快挙。阪神では1968年江夏以来 2人目となった。序盤は 2回までに 3失点するなど苦しんだが、 3回以降は立て直した。「たくさん点を取ってもらって、楽な展開で投げさせてもらえた。(立ち直れたのは)テークバックが大きかったり、横ぶりになっていたり、自分のフォームとか、メカニック的な要因にいち早く気づけたことだと思います」と振り返った。
聖地に勝利のジェット風船が舞う。藤浪は松田から渡された10個目のウイニングボールをそっと左ポケットにしまった。セ・リーグ46年ぶりの高卒新人から 2年連続 2桁勝利。20歳の若者がまた 1つ歴史の扉を開いた。
お立ち台上で両手を広げ「10勝」のポーズを取る藤浪晋太郎投手(左)。右は福留孝介外野手
「初回からいきなり四球を出して、いきなり先制点を与えてしまって…。ここに立っていていいのかな、という気持ちですが、たくさん点を取っていただいた野手の方に感謝したいです」
お立ち台で申し訳なさそうに話した。内容に満足できないのは、ローテ投手のプライドだ。 1回に先頭打者の四球をきっかけに、上本の悪送球で 2失点。 2回にも1点を失うなどバタついたが、ここから崩れなかった。
フォームを微修正し、闘志むき出しに剛腕を振るった。 6回二死 1、 2塁では荒木の打球が左ふともも付近を直撃。治療後に再びマウンドへ。満塁で大島を空振り三振に斬り
「よっしゃ!!」と咆えた。 7回 9安打 3失点(自責 1)で10勝目。高卒 1年目から 2年連続 2桁星は2000年の松坂、セ・リーグでは1968年の江夏以来だ。
「タイガースで高卒で何かをするたびに、江夏さんという大先輩の名前が付いてまわる。少しでも近づけるように、がんばりたい」
一方で「もっと勝てた」とも…。24度目の先発。 2年目は試行錯誤の日々だ。研究されるプロは、同じことをしていたら勝てない-。ブルペンでは「今のは体が開いていますか?」「シュート回転は?」など、より細かく相手に聞いているという。さらに昨年はサイン通り投げたが、今年は「いろいろ考えている。迷うこともあるけれど、勉強して、上のレベルにいきたい」と、自分の意思を配球に込めた。
阪神先発の藤浪晋太郎投手
結果、思うように成績が出ない。 5月20日のオリックス戦ではプロワースト 2回 6失点で首脳陣から最後通告を突きつけられた。知人に「 2軍に落ちるかも」とも漏らした。昨季は感じなかった弱気、悩める日々。それでも己で乗り越えた。
支えたのは、強じんな体だ。 1年間を戦い抜くべく、今年は球団トレーナーと話し合い、ウエートの方法を変えた。上半身の日、下半身の日と細かく分け、計画。 6月末からは夏バテとけが予防のため、試合前練習が始まる1時間前から誰もいない聖地を走った。「暑くなる前に走らせることで体が暑さに慣れやすくなるし、つったりということがなくなる」と土屋トレーナー。ここまで投球回数は「157」。シーズンの規定投球回「144」を、初めて超えた。
ローテの中心で出した結果を和田監督も「昨年と立場が違う中での10勝は価値がある」と評価。藤浪は「CSを勝ち上がって日本シリーズ 0.5差。自力「2位」が復活した。CS甲子園開催、そして-。猛虎のシーズンは、藤浪が終わらせない。
5回裏阪神二死 1塁、上本博紀内野手は左翼線に 2塁打を放った
上本博紀内野手がバットで汚名返上だ。上本が 3安打を放ち、今季11度目の猛打賞だ。
セカンド守備では 1回一死 1、 2塁で 2ゴロを処理し、足を滑らせて 2塁へ悪送球。 3塁ファウルゾーンを転々とする間に、 2者の生還を許し先制点を献上した。
リーグトップの17個目の失策となった。「しっかりアウトにしないといけない」と唇をかんだが、直後の打席で左前打を放ち、すぐさま逆転のおぜん立て。それでも打撃では直後に先頭で左前打を放ち、一時逆転を演出。計 2得点で、見事に名誉を挽回した。 4、 5回にもそれぞれ 2塁打を放ち、 2試合連続の猛打賞を記録した。守備のミスを挽回する結果にも「特にはないです」と心から喜ぶことはできなかった。
1回裏、福留孝介外野手は中前適時打を放った
福留孝介外野手が同点適時打を放った。福留が 1回の一時同点の中前適時打に続き、 8号ソロを放った。 1点差に迫った 1回一死満塁の好機で、中日山井の 143キロを捉えた。強烈なライナーを中前に運び、適時打で同点に追いついた。
スタンドに向けて、何度、腰を折ったのかわからない。度重なるコールと太鼓音が、やけに福留の胸に響いた。ファンは正直。背を向けたくなる日もあった。でも今、この地鳴りのような歓声が支えてくれている。タテジマに袖を通し、初めての感触かもしれない。
「ツヨシ(西岡)が『ホームラン、打てそうやなあ』と言ってくれたおかげで、ホームランを打てました。ツヨシの“予告ホームラン”です。冗談のようだったけど、まさか本当に打てるとは。ベンチに帰ったら(西岡が)『俺、予言者だ』っていっていたよ。予言してくれたから、打てた」。
3回、福留孝介外野手が 8号ソロで追加点をもたらした。シーズン終盤になって絶好調だ
4- 3の 3回に先頭で打席に入った。カウント 1- 1からの 3球目。中日山井の 129キロのスライダーを捉えた。低い弾道は右翼スタンドに着弾した。予告した西岡にベンチ前で「ナイスバッティングです! 福留さんが打つ前からホームランになるって僕は言ってたんです!」と出迎えられた。
「いつもと同じように、自分としては後ろへつないでいこうということだけを考えていました」。これで16日ヤクルト戦から3試合連続の打点をマークし、好調を維持している。
8月 8日広島戦(京セラドーム)以来の 2打席連続で打点をマークした。
3回裏阪神無死、福留孝介外野手は右越えソロ本塁打を放った
「しっかりとらえられたけど、この球場だしね…。(日本球界復帰初の猛打賞は)遅いですね。本当に遅いですね。盆と正月が一緒にきた感じ(笑)。いいタイミングで入れているというのはあるし、そういう打席が増えてきている」
4- 3で迎えた 3回先頭。次の 1点の行方が勝敗を左右する場面だった。制球に苦しむ中日・山井の高めスライダーを見逃さなかった。夜空に美しい放物線が描かれる。右翼・平田がフェンスにへばりついた段階で虎党も確信した。ここ5試合で 3本目となる 8号ソロ。日米通算 900打点を豪快に演出した。
福留孝介外野手(右)は気分よくベンチに凱旋した
1点を追う 1回一死満塁では「何とか後ろにつなごうと思った」と同点の中前適時打を放ち、 6回二死 2塁では 1、 2塁間を破り、リードを 6点に広げた。中日時代の2007年 6月10日のロッテ戦(ナゴヤD)以来、実に 7年、2658日ぶりの日本球界での猛打賞。チームの失速が叫ばれる 9月での成績を、打率 0.333(39打数13安打)、 3本塁打、 6打点と、さらに伸ばした。
虎打線の鍵はクリーンアップの後を打つ 6番。和田監督は「福留の状態が上がってきて、つながりが出ている。しかもただの本塁打ではなく『ここ』というときの一発。上り調子。もっともっと打ってもらいたい」と熱い期待を口にした。
「相手がどうこうじゃなく、自分たちは残り10試合、全部勝てるようにやっていきます」と福留。CSを甲子園で-。この歓声を味方にする。ヤジが背中に突き刺さるような苦しみを、豊富な練習量や経験で乗り越えた。勝負根性は誰にも負けない。汚名返上の場は、いくらでもある。
鳥谷敬内野手が 4回に中前適時打を放ち、 6点目を加えた。
一死 3塁。カウント 2- 2から外角低め直球を打ち返した。打球は中日先発山井のグラブをかすめ、センター前に抜けた。
「 1点 1点取っていくことが大事だと思っていたので、追加点を取れてよかったです」と胸をなで下ろした。
5回裏阪神二死 2塁、藤浪晋太郎投手は左前適時打を放った
藤浪晋太郎投手が打撃で自らを助けた。
7- 3で迎えた 5回二死 2塁で、中日山井の 142キロを左前にはじき返した。この適時打で今季 6打点目。打率も 1割 6分とした。
藤浪晋太郎投手は大島から三振を奪いマウンド上で気合いの雄たけびを上げた
藤浪晋太郎投手が 2年連続 2桁勝利へ粘投を見せた。
1回に 2塁手上本の適時失策などで 2点の先制を許し、 3点を入れて逆転した直後の 2回にも 1失点。 3回以降は立ち直り、 7回を投げ 9安打 3失点(自責 1)でまとめた。
6回には2番荒木の打球を左足に受けて、 1度ベンチに下がるアクシデントもあった。それでも再びマウンドに上がり、2死満塁のピンチを空振り三振で脱した。
藤浪晋太郎投手がほえた。 6回だ。打球が左足の付け根に当たるアクシデント。母明美さんが「見たことがない」というベンチでの治療だったが、すぐに戻ってきた。二死満塁のピンチも、最後は大島をフォークで空振り三振に仕留めた。小さなガッツポーズとともに「(よ)っしゃー!」と叫んだ。
藤浪:イメージしていたボールが投げられたのでよかった。初回にいきなり四球で失点してしまった。野手に感謝したい。
形は悪くとも、白星は手元に届いた。 1回の先頭打者にいきなり四球。内野安打と失策で 2点先制を許した。 2回にも失点したが、 3回以降は立て直した。 7回 9安打 3失点(自責 1)。高卒から 2年連続2桁勝利となる10勝目だ。2000年西武松坂以来、阪神では1968年江夏以来の快挙だった。
開幕前、大阪桐蔭のグラウンドで「今年は10勝できるかな…。去年みたいにうまくいかないと思うんですよね」と漏らした。西武森らに囲まれ、素に戻れる時間でこぼれた本音だった。相手の研究が進み、イニングも伸びる。不安があった。しかし、すぐに言い直した。「後退するのは嫌。何とかなります。負けも減らしたい」。目標を「昨年以上」に定めた。期待を背負うことを受け入れ、有言実行のシーズンが始まった。
目標は達成した。しかし「投げている回数もゲーム数も違うし、なんとも言えない。とりこぼしている試合が多いので。もっと勝てていたと思います」と反省の言葉ばかりだ。あとは繰り返し口にする「CSを突破して日本一」に向かうだけだ。
9回に登板し無失点ピッチングを披露した松田遼馬投手
2位へ、CS突破へ。待ちわびた救世主がアナウンスされると甲子園に「リョーマ」コールが沸き起こった。長いリハビリを経て今季初、 346日ぶりの 1軍の舞台だ。
松田遼馬投手がいきなり自己最速タイ 152キロをたたき出し、 1軍復帰のマウンドで豪快に 3者凡退に斬った。
「(声援に)気合が入りましたし、うれしかったです。思いきって(ストライク)ゾーンで勝負しようと思っていました。スピードではなく、ゼロに抑えられたことがよかったです」
9- 3の 6点リードで 9回に登場。大歓声に包まれながら、初球に自己最速タイのMAX 152キロを記録した。
中日相手に勝利し、松田遼馬投手からウイニングボールを受け取る藤浪晋太郎投手
荒木をオール直球で遊飛にねじ伏せると、続く代打・ルナには 150キロを連発し、最後はスライダーで見逃し三振、森野を三飛と中軸を封じ、竜打線をピシャリと片付けた。
「点差が開いていたので、フォアボールとかランナーをためないように、思い切りゾーンを狙っていこうと思った。そのとおりいけてよかった」と笑顔で振り返った。
昨年、中継ぎで飛躍をした 3年目右腕だったが、 2月のキャンプ中に右肘痛で離脱。リハビリを重ね 1軍復帰した。
ただいま。松田遼馬投手が 150キロ台の速球を連発。 9回を 3人で締めた!
高卒 2年目の昨季にデビューし、27試合に登板( 1勝 2敗、防御率4.25)。期待された今季は春の沖縄キャンプで右肘を痛めた。 3カ月は投げることも許されない重傷。リハビリ期間には約 100種類におよぶリハビリメニューをこなし、黙々と走り込んで下半身を強化した。トレーナーには「投げたいな」と苦しい胸の内を漏らした。それでも、オフから続けている体幹トレに加え、リハビリで筋肉が鍛えられたことで150キロ台が安定して出せるように。その成果が、復帰戦ですぐに表れた。
和田監督は「すばらしいボールだった。救世主? そうなってほしい。やっとイキのいい投手が出てきてくれた。楽しみ」と目を細めた。中継ぎ陣は福原が37歳、安藤が36歳。ベテランに疲れが見えるだけに、ここにきての20歳右腕の復活は頼もしい限りだ。
「残り試合は少ないですが、しっかり投げられるようにがんばります」と松田。ひとまわり大きくなったリョーマが虎を救う。
一丸になれば何でもできる!それを実証するような試合だった。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 9月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村
↧
福留8号ソロ!2打席連続打点!ゴメス99打点、大台の3桁に王手!鳥谷が適時打!藤浪自力で援護打!
↧