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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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青学大が往路初V!神野大地が「新山の神」! 1区は駒澤大學中村が区間賞!花の 2区は東洋大學!

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  2日に「第91回箱根駅伝往路/東京-箱根( 5区間 107.5キロ)」が行われ、青山学院大學が 5時間23分58秒で往路初優勝を飾った。山登りの 5区(23.2キロ)で、エース神野(かみの)大地( 3年)が 1時間16分15秒の区間新記録で快走した。コースが変更されたが、 1時間16分15秒は2012年に柏原竜二(東洋大學-富士通)がマークした 1時間16分39秒を上回る好記録だ。
 66年ぶりの総合優勝を狙う明治大學は、「最強世代」と呼ばれた 4年生の安定した走りで 2位で往路をゴールした。昨年覇者の東洋大學は 5時間30分47秒の 3位で終えた。
 大本命だった駒澤大學がまさかのブレーキに見舞われ、総合優勝が絶望的となる 1位と 7分25秒差の 4位で往路を終えた。中央学院大學は 5位に入る大健闘を見せた。
 大会後、勇退を表明している渡辺康幸監督が指揮を執る早稲田大學が、トップの青山学院大學に 9分 4秒の大差をつけられ往路は 6位に終わった。 2年連続42回目出場の東海大學はシード圏内の 7位だった。初出場の創価大學は 5時間44分45秒の20位だった。
記事をまとめてみました。

 <第91回箱根駅伝>◇ 2日◇往路◇東京-箱根( 5区間 107.5キロ)
 青山学院大學が 5時間23分58秒で往路初優勝を飾った。山登りの 5区(23.2キロ)で、エース神野大地( 3年)が 1時間16分15秒の区間新記録で快走した。
 45秒差の 2位でタスキを受け取ると、 1位駒澤大學を猛追。10.2キロで駒大・馬場に追いつくと、そのまま並走、力をためて10.5キロで馬場を抜いてトップに立った。力強く、大きな腕振りで山をグングン登り、勢いは最後まで衰えなかった。ガッツポーズで往路優勝のゴールテープを切った。


山登りでガッツポーズする青学大・神野大地
  5区の山登りで青山学院大學・神野大地は往路優勝を果たしガッツポーズする

 コースが変更されたが、 1時間16分15秒は2012年に柏原竜二(東洋大學-富士通)がマークした 1時間16分39秒を上回る好記録だ。
 神野は「いい流れで来ていたので、自分の力を全部出そうと思っていた。ゴールテープを切るのは想像していたが、現実になって夢を見ているんじゃないか、という気持ち。山に入ってからが勝負だと思っていたが、調子が良かったので流れに乗っていった」と振り返った。
 名前の「大地」は、父敏道さんが1988年ソウル五輪競泳男子 100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地氏にあやかって命名された。その名に負けぬ、大活躍だった。今井正人(順天堂大學-トヨタ自動車九州)、柏原ら歴代大会で伝説の“山の神”を輩出した往路 5区で、新たなヒーローが誕生した。

◆往路の 5区、復路の 6区で通過する箱根の函嶺洞門が2014年 2月から通行止めとなり、その脇に開通したバイパスを今回から走行。別ルートとなるため距離にして約20メートルの差が出る。前回までの記録は参考記録となり今回からの記録が新規記録となる。
◆神野大地(かみの・だいち):1993年(平 5) 9月13日、愛知県津島市出身。神守中学校-中京大學中京高校。箱根駅伝は前回 2年生でデビューし花の 2区で区間 6位。11月の全日本はアンカー 8区で区間 3位。自己ベストは5000メートル14分 4秒58、 1万メートル28分41秒48。ハーフマラソン 1時間 2分42秒は青山学院大學記録。原監督いわく「チームの模範生」。家族は父敏道さん、母恭子さん、兄翼さん。名前の「大地」は、父敏道さんが1988年ソウル五輪競泳男子 100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地氏にあやかって命名された。 164センチ、44キロ。


 66年ぶりの総合優勝を狙う明治大學は、「最強世代」と呼ばれた 4年生の安定した走りで 2位で往路をゴールした。
  2区の大六野秀畝が区間 5位、 3区の有村優樹主将が同 2位、 4区の松井智靖が同 3位、 5区の文元慧が同 6位の走り。 2年連続で 1区を任されて、今大会は山登りを志願して臨んだ文元は「後半は足が止まってしまった。芦ノ湖で 1番でゴールする気持ちがかなわなくて残念」と肩を落とした。トップの青山学院大學とは 4分59秒差。西弘美監督(62)は「優勝を諦めない。 2位でいいという考えはない。あと 5区間ありますから、 5人でしっかり追っていきたい」と、復路での逆転に期待した。


3位でゴールする5区の東洋大學・五郎谷俊
  3位でゴールする 5区の東洋大學・五郎谷俊

 昨年覇者の東洋大學は 5時間30分47秒の 3位で終えた。
 最初の 1区では田口雅也主将( 4年)が積極的なレースを展開。優勝候補の駒澤大學、青山学院大學、明治大學と激しく争って12秒差の 4位で、 2区のエース服部勇馬( 3年)にタスキをつなぐ。服部は区間賞の走りで、チームをトップに引き上げ、エースの意地を見せた。その後も 4区までは首位争いをしたものの、 5区の五郎谷俊( 4年)が区間11位と伸び悩み、往路 3位にとどまった。
 酒井俊幸監督(38)は「 2区まではまずまずだったが、 3、 4区で、流れをつくれなかった」と話した。最近 6年間で優勝 4回、 2位 2回。首位青学大とは 6分49秒差。「非常に厳しい差だが、箱根は何が起こるかわからない。最後まであきらめない」と復路優勝を狙う。


4位でゴールする駒澤大學・馬場翔大
 ゴール直前で倒れながらも起き上がり、 4位でゴールする駒澤大學・馬場翔大

 大本命だった駒澤大學がまさかのブレーキに見舞われ、総合優勝が絶望的となる 1位と 7
分25秒差の 4位で往路を終えた。
  1区で主将の中村匠吾( 4年)が首位発進すると、良い流れのままタスキをつなぎ、 1位で 5区の馬場翔大( 3年)へ。しかし、芦ノ湖へ向けた山登りで、箱根の山の寒さに馬場が低体温症(大八木監督)を発症。 2位を走っていた20キロ過ぎで転倒すると、残りの約 3キロはフラフラ状態で芦ノ湖へ。ゴール直前でも 2度の転倒があったが、倒れ込むようになんとかゴールに飛び込んだ。
 大八木監督は「最後はよく頑張りました。意識がなくなっていた。山に入って急に寒くなり、体が動かなくなったようだ」と話した。この日の箱根は前日から雪が降り、朝から冷え込んでいた。


5位でフィニッシュした中央学院大學・及川佑太
 往路 5位でフィニッシュした中央学院大學・及川佑太

 中央学院大學は 5位に入る大健闘を見せた。 5区を走り、区間 3位に入った及川佑太( 4年)は「自分のリズムでいけた」と納得顔。予選会を 5位で通過したチームの目標は総合 6位。2009年の 4位以来となる往路一桁順位にも川崎勇二監督は「上出来ですが(復路は)厳しいと思う。危機感しかない」と表情を引き締めていた。

早稲田大學5区・山本修平主将
 往路 6位でゴールする早稲田大學 5区・山本修平主将

 大会後、勇退を表明している渡辺康幸監督が指揮を執る早稲田大學が、トップの青山学院大學に 9分 4秒の大差をつけられ往路は 6位に終わった。
  3区を終わってトップと約 2分差の 5位。渡辺監督も「ここまでは想定内。設定タイムとほぼ同じだった」。しかし、この日、起用した 4区の平( 2年)が差を広げられた。 1、 2年次に、区間 3位となった山登り 5区の山本修平主将( 4年)も、 2週間前に足を痛め、中央学院大學に抜かれ 6位に沈んだ。
 復路は、渡辺監督最後の箱根駅伝となる。「 3~ 4番ぐらいまでは狙いたい。どこか 2つで区間賞も取りたい」。13度の優勝を誇る伝統のエンジのタスキは、このままでは終われない。


7位でゴールする東海大學5区・宮上翔太
  7位でゴールする東海大學 5区・宮上翔太

  2年連続42回目出場の東海大學はシード圏内の 7位だった。 1区は12位と出遅れたが、 2区の川端千都( 1年)が区間 7位と好走。 5区では宮上翔太( 3年)が区間 5位の走りを見せた。
 両角速監督(48)は「川端には失敗を恐れずに、先輩の胸を借りて来いと送り出したが、チームに好影響を与えてくれた」と笑顔。前回は 8区までは 7位も、復路の残り 3区間で失速し13位だったが「今年は粘れる選手をそろえているので去年みたいなことはないはず。きっちりつないで欲しい」と、 4年ぶりのシード健獲得を願った。


20位の創価大學・セルナンド祐慈
 20位の創価大學・セルナンド祐慈

 初出場の創価大學は 5時間44分45秒の20位だった。
  3年生主将の山口修平が 1区で、首位と46秒差の13位と健闘。だが、 2区の後沢広大( 3年)と 5区のセルナルド祐慈( 2年)が区間最下位のブレーキ。往路はトップから20分以上の差をつけられ最下位に沈んだ。
 昨年10月の予選会で出場切符を獲得。当初は 2年計画での箱根出場をもくろんでいただけに、 5区の山登りを含めた準備不足は否めなかった。
 瀬上監督は「選手たちは良くやってくれたが、指導者陣に甘さがあったかもしれない。うちは 1つ 1つが勉強」と振り返った。 3日の復路は、 1つでも順位を上げることが目標だ。


日本大學5区のダニエル・M・キトニー
 日本大學 5区のダニエル・M・キトニー(左)は苦しそうな表情で芦ノ湖の大鳥居を通過する

 日本大學のダニエル・M・キトニー( 3年)が山登りの 5区で 6人抜きの快走を見せた。 1時間18分45秒は区間 2位。18位でタスキを受け取り、シード圏が見える12位に押し上げた。
 昨年の 5区では寒さ対策として厚着しすぎたことで走りが鈍く、区間10位に終わった。そこで、今回は薄着で勝負。「今年はちょっと頑張りました」と笑ったが、ケニア出身のキトニーにとって、沿道に雪が積もる今年の箱根は寒すぎるようで、レース後は「COLD」(寒い)と、仲間に大量の服を着させてもらいながら、ずっと体を震わせていた。


駒澤大學は1位で2区へたすきをつなぐ
 駒澤大學は 1位で 1区中村匠吾(左)から 2区村山謙太へたすきをつなぐ

  1区(21.3キロ)は駒澤大學・中村匠吾( 4年=上野工業高校)が 1時間 2分00秒で区間賞を取った。
 途中、先頭集団から何度か遅れたがすぐに追いつきラスト 1キロでスパートし突き放した。
 「もう少し後続に差をつけたかったがいい流れをつくれた。 4年生の意地です」と話した。


戸塚中継所へ先頭で走る東洋大學・服部勇馬
 東洋大學 2区服部勇馬(中央)は、たすきを手に戸塚中継所へ先頭で走る。後方左は駒澤大學・村山謙太、同右は青山学院大學・一色恭志

 花の2区(23.1キロ)は東洋大學・服部勇馬( 3年=仙台育英高校)が 1時間 7分32秒で取った。
  4位でタスキを受けると 5キロ過ぎの地点で駒澤大學に追いつき首位並走。その後駒澤大學のエース村山謙太にリードを許したが19キロ過ぎの下り坂を利用して一気に追いつくと抜き去った。最後の登り坂に苦しみながらも 1秒差で 1位でタスキリレーした。
 「最低限の仕事ができました。今まで勝てなかった選手にも勝てたし今後の陸上人生に生かしたい」と話した。
 区間 2位は 8人抜きの快走を見せた城西大學・村山紘太( 4年=明成高校)。 3位に青山学院大學・一色恭志( 2年=豊川高校)が入り、駒澤大學・村山謙太( 4年=明成高校)は 4位。注目の双子対決は弟の紘太に軍配が上がった。
  3区(21.4キロ)は駒澤大學・中谷圭佑( 2年=西脇工業高校)が 1時間 2分40秒で区間賞を取った。
  8.2キロ付近で仕掛けてトップに立つと、独走。 2位明大に17秒差をつけて首位でタスキ
を渡した。
 「 2年連続で区間賞を取れてうれしい。最後に差を広げられてよかった。自分の力を発揮できてよかった」と喜んだ。
  4区(18.5キロ)は青山学院大學の 1年生、田村和希(西京高校)が区間新記録で区間賞を取った。
 タイムは54分28秒。直前に同じ 1年生の駒澤大學・工藤が54分32秒の区間新をマークしたが、すぐに塗り替えた。
 「 4区を走ることは昨日言われたので、緊張せず楽しんで走ることができました。監督に『区間新のペースだ』と言ってもらったので意識しました」と話した。
 青山学院大學で区間記録をマークしたのは今回が初めてとなった。


5区の区間賞を取った青山学院大學・神野大地
  5区の区間賞を取った青山学院大學・神野大地

《箱根駅伝往路5区間》の区間賞は以下の通り。
【1区=21.3キロ】駒澤大學・中村匠吾( 4年=上野工業高校) 1時間 2分00秒
【2区=23.1キロ】東洋大學・服部勇馬( 3年=仙台育英高校) 1時間 7分32秒
【3区=21.4キロ】駒澤大學・中谷圭佑( 2年=西脇工業高校) 1時間 2分40秒
【4区=18.5キロ】青山学院大學・田村和希( 1年=西京高校) 54分28秒※区間新
【5区=23.2キロ】青山学院大學・神野大地( 3年=中京大學中京高校) 1時間16分15秒


第91回箱根駅伝往路順位表

 駒澤大學・馬場翔大が箱根に入ってから何回も転んだが、最後までストップがかかった身体ながらも最後まで行ったのは凄いことだと思う。原因が、雪が降った後の神の悪戯としか思えない低体温症(大八木監督)を発症させていたとは皮肉なモノだと思いました。まだ 3年だから、来年も有る!来年は。完全な体調で万全な走りを見せて欲しいですね。
 しかし、神と自分の限界との戦いに勝った馬場に「アッパレ]を贈りたいですね。












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