14日QVCマリンフィールドでオープン戦:ロッテ-阪神が行われ、“代打の神様”は元気いっぱい!!19年目の関本賢太郎内野手(36)が元気だ。「 4番 1塁」でスタメン出場すると 2打席連続タイムリー。 1回 1、 3塁でロッテ唐川から中前適時打。 3回二死 2塁でも唐川から右前へ 3点目の適時打を決めた。改めて勝負強さを見せつけた。
福留孝介外野手(37)が虎 1年目の2013年 9月15日のヤクルト戦以来となる 3番に入り、 2試合連続で適時打を放った。
今年は 1番鳥谷で戦う-。和田豊監督(52)が13日「 1番鳥谷」の新打線で今季を戦う方針を明かした。故障者が戦列に戻ってきた時、和田構想の全容が明らかになる。ここまでは12球団で 2位となるオープン戦打率 2割 8分 2厘で 6勝 3敗と好調。さらなる破壊力を求めて、指揮官は挑戦を決めた。
3走・新井良太内野手(31)がスタートを切る。打者・大和外野手(27)がバットを寝かせる。白球が転がった。 1者が“生還”。さらに 2走のD 3位・江越大賀外野手(22=駒澤大學)まで 3塁を猛然と蹴った-。まさに勝負手。オープン戦にもかかわらず、和田監督が勝利への執念を見せた。大和の打球が打席内で本人に当たったという大和貴弘主審(31)のジャッジで、ファウルの判定に。すると今度は指揮官自ら、 3塁ベンチを飛び出した。これまた、オープン戦では非常に珍しい抗議。それだけ、追加点を奪いとることにこだわった。シーズンではないからという概念など、頭には 1ミリもなかった。過去、微妙な判定に飛び出さず、腰が重いと揶揄されたこともあったが、それだけ就任 4年目の今季に勝負をかけていた。
渡辺亮投手(33)がチームの窮地を救った。 2点リードの 7回に高宮が 2失点。遊撃北條の失策なども絡み、流れは同点に追いついたロッテにあった。 1塁走者岡田に 2盗を決められ 2、 3塁になるも、最後は 137キロ直球で見逃し三振を奪い役割を果たした。
昨年11月に支配下選手登録された島本浩也投手(22)が開幕 1軍入りすることが14日、決定的となった。この日のロッテ戦は 9回に登板し、 1回をピシャリ。対外試合は 9試合すべて無失点で、防御率は0.00。中西清起投手コーチ(52)は試合後、中継ぎの左投手について明言した。育成 4年目の昨年11月に、支配下登録された22歳。初めて迎えた 1軍キャンプでは江夏豊臨時コーチ(66)からMVPに選ばれるなど、大きな躍進を遂げた。「これからも結果を出せるように頑張りたい」と島本。育成から、わずか 4カ月で駆け上がった“サクセスストーリー”は、まだ始まったばかりだ。記事をまとめてみました。
<オープン戦:ロッテ 4- 4阪神= 9回規定により引き分け>◇14日◇QVCマリンフィールド
“代打の神様”は元気いっぱい!!19年目の関本賢太郎内野手(36)が元気だ。「 4番 1塁」でスタメン出場すると 2打席連続タイムリー。 1回 1、 3塁でロッテ唐川から中前適時打。 3回二死 2塁でも唐川から右前へ 3点目の適時打を決めた。改めて勝負強さを見せつけた。西岡剛内野手(30)が右肘の張りで欠場するなか、いぶし銀のベテランは「(スタメンは)ウエルカム!!」と頼もしい限りだ。
「得点圏で打てたのはよかったですね。(スタメンなので)いろいろな投手を見られるのはいいことですね」
ベテランの貫禄たっぷりに話していた。
1回表阪神無死 1、 3塁、関本賢太郎内野手は左前に適時打を放った=QVCマリンフィールド
頼りになる。虎の縁の下の力持ちとは、この男のことだ。勝負強い打撃は今年も健在。 2打席連続適時打を放ち、関本ここにあり-を改めて証明してみせた。
「オープン戦だから、結果はあまり気にしない。でも、得点圏で打てたことはよかった」
納得の表情で振り返ったのは、 1点を先制し、なおも 1回無死 1、 3塁の好機。押せ押せムードの流れに乗った。先発・唐川の初球、高めに浮いたスライダーを一閃し、左前に運んだ。
さらに 3回二死 2塁では追い込まれてから、低めの速球を中前へ。スコアボードに 3点目を刻んだ。左脇腹の張りでゴメスが欠場するなか、“代役 4番”に座り、 2試合連続のマルチ安打。天理高校OBとして、今オフから「奈良県人会」の活動を本格的に始めたが、メンバーのロッテ・荻野(郡山高校OB)の 3安打に負けじと、先輩の威厳を保った。
3回に適時打を放った関本賢太郎内野手=QVCマリンフィールド
「投手によって、いろんなアプローチの仕方がある。いろんなタイプの投手を見られているのはいいと思います」
昨年はシーズンを通して代打の切り札として活躍。驚異の勝利打点「6」をたたき出すなど“神様”の地位を確立した。今季もメーンで期待されるのは、ここ一番での一打。それでも心に誓い続ける思いがある。
「レギュラーを目指してやる」-。年明けに能見らと行う沖縄合同自主トレでは、自ら後輩の分まで練習メニューを作って、下半身強化を徹底。オープン戦中も試合前練習の開始時間より一足早く、体を動かす。たとえ、途中出場でも、万全の準備を怠らない。
正 3塁手筆頭の西岡は右肘の不調を訴え、遠征組から外れている。17日にも復帰予定で、和田監督は27日の中日との開幕戦には間に合う見通しを示しているが、堅実な守備でホットコーナーも任せられるベテランの存在は、心強い限りだ。
7回、安打を放った江越大賀外野手。手前は交錯するロッテ・鈴木と中村=QVCマリンフィールド
指揮官は「 3塁もうまい選手。だから 3塁にするとかではなく、シーズンで何かあったときは十分そういうところを担ってくれる選手だからね」と多大な信頼を口にした。実際、昨年のソフトバンクとの日本シリーズでも、西岡に代わって 2試合、スタメンで 3塁の守備についた。頭から出ても良し、切り札でも良し。もちろん本人も、準備はOKだ。
「(スタメンは)いつでも。ウエルカムですね!!」
阪神在籍19年目は生え抜き選手では現役最長。こんな36歳がいるから、猛虎は強い。今年こそ2005年以来のリーグVを…と、胸が躍る。
3番もOK。 1回に福留孝介外野手が 2戦連続の適時打を放った(投手は唐川)
福留孝介外野手が虎 1年目の2013年 9月15日のヤクルト戦以来となる 3番に入り、 2試合連続で適時打を放った。
「ボールが見えている。徐々に反応して、ついていけている」
1回無死 1、 3塁から中前へ先制打。「( 3番は)経験がないわけじゃないし、大きく変わらない。いま(打順を)どうこう考える必要はない」と力強く話した。
西岡を基本線に、マートンを含めて 3番を試している和田監督は「 1、 2番がいい流れを作っているから、その後が大事になってくる。そういう意味では初回みたいな攻撃ができるように」と笑顔で話した。
穏やかな表情で甲子園で練習する選手を見つめる和田豊監督
今年は 1番鳥谷で戦う-。和田豊監督が13日「 1番鳥谷」の新打線で今季を戦う方針を明かした。
「 1番鳥谷? 基本的にそれでいこうと思っている。基本的にはね」
甲子園での全体練習後に、鳥谷を 1番に置く新打線が基本構想と話した。ゴメス、西岡が実戦復帰できそうな17日のDeNA戦から開幕までは 6試合。このラスト実戦をベストオーダーで戦うプランを示した。
「最後の何試合か、これでいくぞというオーダーが組めるように。明日、明後日くらいまで試して、あとはこれでいくぞというような打線を組んで」
昨季は 4番ゴメスの故障出遅れ、鳥谷の開幕直前の故障などで、最後までベストオーダーを組めなかった。今年はオープン戦最後の 1週間をしっかりベストメンバーで戦うつもりだ。
オープン戦を解説した評論家などからは鳥谷は 3番がいいという声も挙がっているが、指揮官はずっと秘めてきた構想を貫くつもりだという。
「いろいろな考えはあるよ。どっちがいい、悪いじゃない。正解か不正解かじゃないわけだから」
故障者が戦列に戻ってきた時、和田構想の全容が明らかになる。ここまでは12球団で 2位となるオープン戦打率 2割 8分 2厘で 6勝 3敗と好調。さらなる破壊力を求めて、指揮官は挑戦を決めた。
地面すれすれのボールに食らいついた大和外野手。判定はファウルも、 1点への執念を見せた
3走・新井良太がスタートを切る。打者・大和がバットを寝かせる。白球が転がった。 1者が“生還”。さらに 2走のD 3位・江越大賀外野手まで 3塁を猛然と蹴った-。まさに勝負手。オープン戦にもかかわらず、和田監督が勝利への執念を見せた。
「どうしても 1点が欲しいときは、ああいうこともあるだろうし。(大和は)難しい球をよく当てたかな」
ハイライトは 1点リードの 7回だ。新井、江越の連打で無死 1、 2塁。 8番・梅野にバントをさせ、一死 2、 3塁で打席には 9番・大和。 2ボールから、スクイズのサインを出した。
地面にバウンドするような低い直球に、大和が食らいつく。一瞬、成功したかに見えたが…。大和の打球が打席内で本人に当たったという大和貴弘主審(31)のジャッジで、ファウルの判定に。すると今度は指揮官自ら、 3塁ベンチを飛び出した。
本当にファウル? ベンチを飛び出し、審判に抗議する和田豊監督(中)
これまた、オープン戦では非常に珍しい抗議。それだけ、追加点を奪いとることにこだわった。シーズンではないからという概念など、頭には 1ミリもなかった。過去、微妙な判定に飛び出さず、腰が重いと揶揄されたこともあったが、それだけ就任 4年目の今季に勝負をかけていた。
その後、打ち直しから 2塁へ適時内野安打を放った大和は「スクイズは成功しないといけなかったです。打順的に、何でもしないといけないですから」と猛省も、和田監督は納得顔。自己判断で 3塁を蹴った江越も含め「あそこで 2ランスクイズをやってやろうという形(意図)は見えているから」とうなずいた。
3月27日の中日との開幕戦(京セラD)まで 2週間を切り、この関東遠征からは戦闘態勢。その意気込みを自ら示した。試合前練習でもバント練習の投手役を務めて、ナインを鼓舞。「 1番・鳥谷」「 2番・上本」で始まる上位打線が機能することは分かっている。あとはいかにつなげて『線』とするか。それを下位でテストした形だ。
「(大和は)必死になって食らいつく姿勢は出ている。公式戦では何とか成功させてほしいな」
10年ぶりのリーグVへ。 4年目の“和田イズム”は確実に根づいている。
阪神 4番手の渡辺亮投手
渡辺亮投手がチームの窮地を救った。 2点リードの 7回に高宮が 2失点。遊撃北條の失策なども絡み、流れは同点に追いついたロッテにあった。
なおも二死 1、 3塁のピンチでバトンを受けると、 7番サブローに対峙(たいじ)。 1塁走者岡田に 2盗を決められ 2、 3塁になるも、最後は 137キロ直球で見逃し三振を奪い役割を果たした。
中継ぎサバイバルが激化する中で、渡辺はオープン戦 4試合に登板し 3回 1/3を無失点。安打や四球も許さないパーフェクト投球を続けている。「これまでと違い、セットポジションでのスタートだったので、いい練習になった。そういう場面で抑えられて良かったです」と充実感を漂わせた。
島本浩也投手は 9回をピシャリで防御率は0.00。シンデレラボーイが虎の中継ぎを担う=QVCマリンフィールド
昨年11月に支配下選手登録された島本浩也投手が開幕 1軍入りすることが14日、決定的となった。この日のロッテ戦は 9回に登板し、 1回をピシャリ。対外試合は 9試合すべて無失点で、防御率は0.00。中西清起投手コーチは試合後、中継ぎの左投手について「もう絞りました」と明言した。
またスコアボードに「0」を刻んだ。 9回に登板した島本は打者 3人を10球で片付け、ドローゲームを締めくくった。
「低めにボールを集めようと思っていて、それができました」
一死から大嶺翔に右翼フェンス近くまで運ばれ「一発が出たら終わってしまうので反省したい」と話したが、これでオープン戦6試合を含め、登板した対外試合は 9試合すべて無失点だ。
中継ぎで登板した榎田大樹投手=QVCマリンフィールド
和田監督は「ずっといいものをみせてくれているし、キレがある」と納得の表情。中西投手コーチは「開幕 1軍に前進か?」と問われると「そうだな」とうなずいた。さらに 2人としている左の中継ぎ枠について「もう絞りました」と明言。事実上の合格通知だ。
この日は島本のほか、榎田( 1回無失点)と高宮( 0回 2/3 2失点、自責 0)も登板。中継ぎ左腕 3人の直接対決となったが、走者を 1人も許さなかったのは島本だけ。「安定した投球をしている。 2イニングを投げさせるケースも出てくる」と同コーチ。対左打者のワンポイントで起用されることが多かったが、もう左右、関係ない。今後はロングリリーフも試されることになった。
育成 4年目の昨年11月に、支配下登録された22歳。初めて迎えた 1軍キャンプでは江夏豊臨時コーチからMVPに選ばれるなど、大きな躍進を遂げた。
「これからも結果を出せるように頑張りたい」と島本。育成から、わずか 4カ月で駆け上がった“サクセスストーリー”は、まだ始まったばかりだ。
オープン戦も残り 6試合となってきた。今回の様に、 9回規定により引き分けも有るだろう。しかし、それが今後の糧になるのだ。
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2015年 練習試合・オープン戦 日程と結果( 2月)
2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
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福留孝介外野手(37)が虎 1年目の2013年 9月15日のヤクルト戦以来となる 3番に入り、 2試合連続で適時打を放った。
今年は 1番鳥谷で戦う-。和田豊監督(52)が13日「 1番鳥谷」の新打線で今季を戦う方針を明かした。故障者が戦列に戻ってきた時、和田構想の全容が明らかになる。ここまでは12球団で 2位となるオープン戦打率 2割 8分 2厘で 6勝 3敗と好調。さらなる破壊力を求めて、指揮官は挑戦を決めた。
3走・新井良太内野手(31)がスタートを切る。打者・大和外野手(27)がバットを寝かせる。白球が転がった。 1者が“生還”。さらに 2走のD 3位・江越大賀外野手(22=駒澤大學)まで 3塁を猛然と蹴った-。まさに勝負手。オープン戦にもかかわらず、和田監督が勝利への執念を見せた。大和の打球が打席内で本人に当たったという大和貴弘主審(31)のジャッジで、ファウルの判定に。すると今度は指揮官自ら、 3塁ベンチを飛び出した。これまた、オープン戦では非常に珍しい抗議。それだけ、追加点を奪いとることにこだわった。シーズンではないからという概念など、頭には 1ミリもなかった。過去、微妙な判定に飛び出さず、腰が重いと揶揄されたこともあったが、それだけ就任 4年目の今季に勝負をかけていた。
渡辺亮投手(33)がチームの窮地を救った。 2点リードの 7回に高宮が 2失点。遊撃北條の失策なども絡み、流れは同点に追いついたロッテにあった。 1塁走者岡田に 2盗を決められ 2、 3塁になるも、最後は 137キロ直球で見逃し三振を奪い役割を果たした。
昨年11月に支配下選手登録された島本浩也投手(22)が開幕 1軍入りすることが14日、決定的となった。この日のロッテ戦は 9回に登板し、 1回をピシャリ。対外試合は 9試合すべて無失点で、防御率は0.00。中西清起投手コーチ(52)は試合後、中継ぎの左投手について明言した。育成 4年目の昨年11月に、支配下登録された22歳。初めて迎えた 1軍キャンプでは江夏豊臨時コーチ(66)からMVPに選ばれるなど、大きな躍進を遂げた。「これからも結果を出せるように頑張りたい」と島本。育成から、わずか 4カ月で駆け上がった“サクセスストーリー”は、まだ始まったばかりだ。記事をまとめてみました。
<オープン戦:ロッテ 4- 4阪神= 9回規定により引き分け>◇14日◇QVCマリンフィールド
“代打の神様”は元気いっぱい!!19年目の関本賢太郎内野手(36)が元気だ。「 4番 1塁」でスタメン出場すると 2打席連続タイムリー。 1回 1、 3塁でロッテ唐川から中前適時打。 3回二死 2塁でも唐川から右前へ 3点目の適時打を決めた。改めて勝負強さを見せつけた。西岡剛内野手(30)が右肘の張りで欠場するなか、いぶし銀のベテランは「(スタメンは)ウエルカム!!」と頼もしい限りだ。
「得点圏で打てたのはよかったですね。(スタメンなので)いろいろな投手を見られるのはいいことですね」
ベテランの貫禄たっぷりに話していた。
1回表阪神無死 1、 3塁、関本賢太郎内野手は左前に適時打を放った=QVCマリンフィールド
頼りになる。虎の縁の下の力持ちとは、この男のことだ。勝負強い打撃は今年も健在。 2打席連続適時打を放ち、関本ここにあり-を改めて証明してみせた。
「オープン戦だから、結果はあまり気にしない。でも、得点圏で打てたことはよかった」
納得の表情で振り返ったのは、 1点を先制し、なおも 1回無死 1、 3塁の好機。押せ押せムードの流れに乗った。先発・唐川の初球、高めに浮いたスライダーを一閃し、左前に運んだ。
さらに 3回二死 2塁では追い込まれてから、低めの速球を中前へ。スコアボードに 3点目を刻んだ。左脇腹の張りでゴメスが欠場するなか、“代役 4番”に座り、 2試合連続のマルチ安打。天理高校OBとして、今オフから「奈良県人会」の活動を本格的に始めたが、メンバーのロッテ・荻野(郡山高校OB)の 3安打に負けじと、先輩の威厳を保った。
3回に適時打を放った関本賢太郎内野手=QVCマリンフィールド
「投手によって、いろんなアプローチの仕方がある。いろんなタイプの投手を見られているのはいいと思います」
昨年はシーズンを通して代打の切り札として活躍。驚異の勝利打点「6」をたたき出すなど“神様”の地位を確立した。今季もメーンで期待されるのは、ここ一番での一打。それでも心に誓い続ける思いがある。
「レギュラーを目指してやる」-。年明けに能見らと行う沖縄合同自主トレでは、自ら後輩の分まで練習メニューを作って、下半身強化を徹底。オープン戦中も試合前練習の開始時間より一足早く、体を動かす。たとえ、途中出場でも、万全の準備を怠らない。
正 3塁手筆頭の西岡は右肘の不調を訴え、遠征組から外れている。17日にも復帰予定で、和田監督は27日の中日との開幕戦には間に合う見通しを示しているが、堅実な守備でホットコーナーも任せられるベテランの存在は、心強い限りだ。
7回、安打を放った江越大賀外野手。手前は交錯するロッテ・鈴木と中村=QVCマリンフィールド
指揮官は「 3塁もうまい選手。だから 3塁にするとかではなく、シーズンで何かあったときは十分そういうところを担ってくれる選手だからね」と多大な信頼を口にした。実際、昨年のソフトバンクとの日本シリーズでも、西岡に代わって 2試合、スタメンで 3塁の守備についた。頭から出ても良し、切り札でも良し。もちろん本人も、準備はOKだ。
「(スタメンは)いつでも。ウエルカムですね!!」
阪神在籍19年目は生え抜き選手では現役最長。こんな36歳がいるから、猛虎は強い。今年こそ2005年以来のリーグVを…と、胸が躍る。
3番もOK。 1回に福留孝介外野手が 2戦連続の適時打を放った(投手は唐川)
福留孝介外野手が虎 1年目の2013年 9月15日のヤクルト戦以来となる 3番に入り、 2試合連続で適時打を放った。
「ボールが見えている。徐々に反応して、ついていけている」
1回無死 1、 3塁から中前へ先制打。「( 3番は)経験がないわけじゃないし、大きく変わらない。いま(打順を)どうこう考える必要はない」と力強く話した。
西岡を基本線に、マートンを含めて 3番を試している和田監督は「 1、 2番がいい流れを作っているから、その後が大事になってくる。そういう意味では初回みたいな攻撃ができるように」と笑顔で話した。
穏やかな表情で甲子園で練習する選手を見つめる和田豊監督
今年は 1番鳥谷で戦う-。和田豊監督が13日「 1番鳥谷」の新打線で今季を戦う方針を明かした。
「 1番鳥谷? 基本的にそれでいこうと思っている。基本的にはね」
甲子園での全体練習後に、鳥谷を 1番に置く新打線が基本構想と話した。ゴメス、西岡が実戦復帰できそうな17日のDeNA戦から開幕までは 6試合。このラスト実戦をベストオーダーで戦うプランを示した。
「最後の何試合か、これでいくぞというオーダーが組めるように。明日、明後日くらいまで試して、あとはこれでいくぞというような打線を組んで」
昨季は 4番ゴメスの故障出遅れ、鳥谷の開幕直前の故障などで、最後までベストオーダーを組めなかった。今年はオープン戦最後の 1週間をしっかりベストメンバーで戦うつもりだ。
オープン戦を解説した評論家などからは鳥谷は 3番がいいという声も挙がっているが、指揮官はずっと秘めてきた構想を貫くつもりだという。
「いろいろな考えはあるよ。どっちがいい、悪いじゃない。正解か不正解かじゃないわけだから」
故障者が戦列に戻ってきた時、和田構想の全容が明らかになる。ここまでは12球団で 2位となるオープン戦打率 2割 8分 2厘で 6勝 3敗と好調。さらなる破壊力を求めて、指揮官は挑戦を決めた。
地面すれすれのボールに食らいついた大和外野手。判定はファウルも、 1点への執念を見せた
3走・新井良太がスタートを切る。打者・大和がバットを寝かせる。白球が転がった。 1者が“生還”。さらに 2走のD 3位・江越大賀外野手まで 3塁を猛然と蹴った-。まさに勝負手。オープン戦にもかかわらず、和田監督が勝利への執念を見せた。
「どうしても 1点が欲しいときは、ああいうこともあるだろうし。(大和は)難しい球をよく当てたかな」
ハイライトは 1点リードの 7回だ。新井、江越の連打で無死 1、 2塁。 8番・梅野にバントをさせ、一死 2、 3塁で打席には 9番・大和。 2ボールから、スクイズのサインを出した。
地面にバウンドするような低い直球に、大和が食らいつく。一瞬、成功したかに見えたが…。大和の打球が打席内で本人に当たったという大和貴弘主審(31)のジャッジで、ファウルの判定に。すると今度は指揮官自ら、 3塁ベンチを飛び出した。
本当にファウル? ベンチを飛び出し、審判に抗議する和田豊監督(中)
これまた、オープン戦では非常に珍しい抗議。それだけ、追加点を奪いとることにこだわった。シーズンではないからという概念など、頭には 1ミリもなかった。過去、微妙な判定に飛び出さず、腰が重いと揶揄されたこともあったが、それだけ就任 4年目の今季に勝負をかけていた。
その後、打ち直しから 2塁へ適時内野安打を放った大和は「スクイズは成功しないといけなかったです。打順的に、何でもしないといけないですから」と猛省も、和田監督は納得顔。自己判断で 3塁を蹴った江越も含め「あそこで 2ランスクイズをやってやろうという形(意図)は見えているから」とうなずいた。
3月27日の中日との開幕戦(京セラD)まで 2週間を切り、この関東遠征からは戦闘態勢。その意気込みを自ら示した。試合前練習でもバント練習の投手役を務めて、ナインを鼓舞。「 1番・鳥谷」「 2番・上本」で始まる上位打線が機能することは分かっている。あとはいかにつなげて『線』とするか。それを下位でテストした形だ。
「(大和は)必死になって食らいつく姿勢は出ている。公式戦では何とか成功させてほしいな」
10年ぶりのリーグVへ。 4年目の“和田イズム”は確実に根づいている。
阪神 4番手の渡辺亮投手
渡辺亮投手がチームの窮地を救った。 2点リードの 7回に高宮が 2失点。遊撃北條の失策なども絡み、流れは同点に追いついたロッテにあった。
なおも二死 1、 3塁のピンチでバトンを受けると、 7番サブローに対峙(たいじ)。 1塁走者岡田に 2盗を決められ 2、 3塁になるも、最後は 137キロ直球で見逃し三振を奪い役割を果たした。
中継ぎサバイバルが激化する中で、渡辺はオープン戦 4試合に登板し 3回 1/3を無失点。安打や四球も許さないパーフェクト投球を続けている。「これまでと違い、セットポジションでのスタートだったので、いい練習になった。そういう場面で抑えられて良かったです」と充実感を漂わせた。
島本浩也投手は 9回をピシャリで防御率は0.00。シンデレラボーイが虎の中継ぎを担う=QVCマリンフィールド
昨年11月に支配下選手登録された島本浩也投手が開幕 1軍入りすることが14日、決定的となった。この日のロッテ戦は 9回に登板し、 1回をピシャリ。対外試合は 9試合すべて無失点で、防御率は0.00。中西清起投手コーチは試合後、中継ぎの左投手について「もう絞りました」と明言した。
またスコアボードに「0」を刻んだ。 9回に登板した島本は打者 3人を10球で片付け、ドローゲームを締めくくった。
「低めにボールを集めようと思っていて、それができました」
一死から大嶺翔に右翼フェンス近くまで運ばれ「一発が出たら終わってしまうので反省したい」と話したが、これでオープン戦6試合を含め、登板した対外試合は 9試合すべて無失点だ。
中継ぎで登板した榎田大樹投手=QVCマリンフィールド
和田監督は「ずっといいものをみせてくれているし、キレがある」と納得の表情。中西投手コーチは「開幕 1軍に前進か?」と問われると「そうだな」とうなずいた。さらに 2人としている左の中継ぎ枠について「もう絞りました」と明言。事実上の合格通知だ。
この日は島本のほか、榎田( 1回無失点)と高宮( 0回 2/3 2失点、自責 0)も登板。中継ぎ左腕 3人の直接対決となったが、走者を 1人も許さなかったのは島本だけ。「安定した投球をしている。 2イニングを投げさせるケースも出てくる」と同コーチ。対左打者のワンポイントで起用されることが多かったが、もう左右、関係ない。今後はロングリリーフも試されることになった。
育成 4年目の昨年11月に、支配下登録された22歳。初めて迎えた 1軍キャンプでは江夏豊臨時コーチからMVPに選ばれるなど、大きな躍進を遂げた。
「これからも結果を出せるように頑張りたい」と島本。育成から、わずか 4カ月で駆け上がった“サクセスストーリー”は、まだ始まったばかりだ。
オープン戦も残り 6試合となってきた。今回の様に、 9回規定により引き分けも有るだろう。しかし、それが今後の糧になるのだ。
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