4日東京ドームで巨人-阪神 2回戦が行われ、巨人は 4日、阪神 2回戦(東京ドーム)に 9- 5で勝ち、1936年の初対戦以来80年目にして、同カード通算1000勝( 778敗67分け)を挙げた。カード別の対戦成績で、通算1000勝の大台を達成したのはプロ野球史上初めて。 6回に阿部慎之助内野手(36)が決勝の右前適時打。巨人の 4番が、「伝統の一戦」での節目の勝利を呼び込み、チームの連敗を「4」で止めた。「球団創設81周年」の巨人と、「80周年」の阪神。80年目の伝統の一戦で、巨人の勝ち星が、同一カードではプロ野球初となる「1000」に達した。前日 3日から捕手に戻った。昨秋の決断と同様、迷いはなかった。 2日の中日戦(ナゴヤドーム)で、阿部の穴を埋めるために補強した相川亮二捕手(38)が、右太ももを肉離れ。ポレダの球を受けたのも、この日が初めて。巧みなリードで、左腕を来日初勝利へと導いた。
不振のため、 5番から 8番に打順変更となった巨人・村田修一内野手(34)は、 3回に左前打を放ち、片岡の先制 3ランを呼び込んだ。
新たな「虎キラー」誕生だ。巨人・片岡治大(やすゆき)内野手(32)が、 3回に先制 3ラン。開幕から先発を外れて崖っぷちに立たされていた男は、前日 3日の今季初スタメンから 2試合目で今季初安打初本塁打。移籍 1年目だった昨年も阪神戦で 1号 3ランを放っており、虎撃ちで名誉を回復した。まるでデジャビュのようだった。西武からフリーエージェントで移籍 1年目だった昨年 3月28日の開幕戦。同じ東京ドームでの伝統の一戦。「 2番・ 2塁」で先発した片岡は、移籍初安打初本塁打となる 3ランを放っていた。記事をまとめてみました。
<巨人 9- 5阪神> 2回戦◇ 4日◇東京ドーム
巨人の 4番は、伝統の一戦で多くの勝利に貢献してきた。川上、長嶋、王、原、松井…。現在は阿部慎之助内野手だ
巨人は 4日、阪神 2回戦(東京ドーム)に 9- 5で勝ち、1936年の初対戦以来80年目にして、同カード通算1000勝( 778敗67分け)を挙げた。カード別の対戦成績で、通算1000勝の大台を達成したのはプロ野球史上初めて。 6回に阿部慎之助内野手が決勝の右前適時打。巨人の 4番が、「伝統の一戦」での節目の勝利を呼び込み、チームの連敗を「4」で止めた。
勝つも負けるも 4番の責任-。巨人と阪神の 4番打者は、バットで数々のドラマを演じてきた。形を崩されようが、タイミングを狂わされようが、打てばいい。同点の 6回一死 1、 3塁。阿部が岩田の外角スライダーに執念で食らいついた。
「シュートを意識しながら、外の変化に何とかついていけた。形はきれいではないけれど、状況をイメージした中でのスイングができた」
阪神戦100勝に大喜びの右翼席。阿部のユニホーム、応援ボードも数多く掲げられた=東京ドーム
右前に決勝打を運んだヒーローから白い歯がこぼれた。 3月31日の中日戦(ナゴヤドーム)から続いていた連敗を 4で止めた。「球団創設81周年」の巨人と、「80周年」の阪神。80年目の伝統の一戦で、巨人の勝ち星が、同一カードではプロ野球初となる「1000」に達した。
「多くのOBの方々が積み上げてこられた数字」と阿部。初勝利は1936年 9月25日、沢村栄治のプロ野球初のノーヒットノーラン。1959年 6月25日、長嶋茂雄が後楽園での天覧試合でサヨナラ本塁打。1985年 4月17日の甲子園、バース、掛布雅之、岡田彰布が「バックスクリーン 3連発」。昭和から平成へ、20世紀から21世紀へ。名勝負が歴史を彩ってきた。
4回、右前安打で出塁する巨人・阿部慎之助=東京ドーム
「この試合でしか球場に来ることができない人もいる。毎日、毎試合でグラウンドに立つのがプロだと思う」
かつて長嶋が語った同じ言葉を、いま阿部は口にする。2001年入団の阿部は、1000うち 167勝を知っている。川上、長嶋、王、原、松井…。巨人の 4番の伝統と栄誉を、確かに受け継いできた。
昨年11月。 1塁転向を受け入れたのは、常勝軍団の 4番を務める自覚とプライドから。首痛を抱えながら捕手を続ければ毎試合出続けられず、 4番を全うできない。勝利の責任を負う者としての決断だった。
阪神相手に勝利し、ファンの声援に応える巨人・原辰徳監督=東京ドーム
前日 3日から捕手に戻った。昨秋の決断と同様、迷いはなかった。 2日の中日戦(ナゴヤドーム)で、阿部の穴を埋めるために補強した相川が、右太ももを肉離れ。試合後、原監督に「キャッチャー、いけます」と自ら申し出た。ポレダの球を受けたのも、この日が初めて。「変化球の軌道もわからなかった。何とかなるもんですね」。巧みなリードで、左腕を来日初勝利へと導いた。
「数々の歴史に刻まれて、非常に重い勝負をやってきた。1000勝に立ち会うことができてよかった。今後、1000勝に恥じないような、いい勝負をしていきたい」
自らも 4番として勝敗の責任を背負った原監督も、決意を新たにした。「リーグV4」には、虎を避けては通れない。阪神なくして、巨人なし-。これからも続くライバル対決は、プロ野球の歴史そのものだ。
5回、空振り三振に倒れた巨人・村田修一内野手=東京ドーム
不振のため、 5番から 8番に打順変更となった村田修一内野手は、 3回に左前打を放ち、片岡の先制 3ランを呼び込んだ。 6回には押し出し四球を選んで今季 2打点目。この日は早出特打を行うなど必死にもがくが「まだまだです。( 8番については)何もないですね」と淡々としていた。
うっぷん晴らしの一発。出番に恵まれなかった片岡は、 3ランを放って坂本勇人内野手(手前)とハイタッチした片岡治大内野手=東京ドーム
新たな「虎キラー」誕生だ。巨人・片岡治大内野手が、 3回に先制 3ラン。開幕から先発を外れて崖っぷちに立たされていた男は、前日 3日の今季初スタメンから 2試合目で今季初安打初本塁打。移籍 1年目だった昨年も阪神戦で 1号 3ランを放っており、虎撃ちで名誉を回復した。一方、阪神は投手陣が踏ん張れず、屈辱の1000敗目を喫した。
手応え十分で打球の行方を見つめた。 3回二死 1、 2塁。バットを短く持った片岡が、岩田の高めに抜けた直球を一閃。左翼席に先制の 1号 3ランをたたき込んだ。
「もちろんヒットは欲しかったですけど、こういう形で出るとは思わなかった。バットがうまく内から出ました」
3回、左越えに先制の 3点本塁打を放った片岡治大内野手=東京ドーム
まるでデジャビュのようだった。西武からフリーエージェントで移籍 1年目だった昨年 3月28日の開幕戦。同じ東京ドームでの伝統の一戦。「 2番・ 2塁」で先発した片岡は、移籍初安打初本塁打となる 3ランを放っていた。
悔しさをぶつけた。今季は開幕戦のスタメンから外れた。「もう僕のことは忘れられたのかと思っていた。トレードに出されるんじゃないかと…」。阿部の捕手復帰に伴い、井端が 1塁に回ったことで、再び巡ってきた先発のチャンス。今度こそ逃すわけにはいかなかった。
「彼の小力(こぢから)が出た。練習でとにかく振り込んでいますし、一生懸命やってね、結果として出たのはよかった」と原監督。復活のきっかけをつかんだ片岡は「連敗も止められてよかった」と言いつつ、「移籍してきた相川さん、金城さんに優勝を味わわせてあげたい」。伝統の一戦の重みだけでなく、移籍組の苦労も知った。
阪神を相手に積み上げてきた1000勝には、 4番だけでなく、生え抜きだけでもなく、外から刺激を与え続けるプロフェッショナルも貢献している。
◆データBOX◆
巨人が、阪神戦通算1000勝( 778敗67分け、勝率 0.562)を挙げた。同一カード通算1000勝は史上初。 阪神(当時は大阪タイガース)との初対戦は1936年 7月15日、名古屋市の山本球場(のちのJR東海八事球場、現在は閉鎖)で 7- 8と惜敗した。初勝利は対戦 2試合目となる同年 9月25日(甲子園)で、沢村栄治がプロ野球史上初となるノーヒットノーランを達成した。
1リーグ時代は阪神が85勝84敗 3分けとわずかにリード。 2リーグ制となった1950年以降は巨人が 916勝 693敗64分けと大きく勝ち越している。
◆数々の名勝負生んだGT戦◆
★沢村vs景浦(1936年12月、洲崎):プロ野球史上初の王者を懸けた優勝決定戦。初戦は巨人・沢村が阪神・景浦との投げ合いを制した。第 2戦は阪神が連投の沢村を攻略。巨人が最終戦を 4- 2で制し、初優勝を果たした。
★天覧試合(1959年 6月255日、巨○ 5x- 4、後楽園):プロ野球史上初めて天皇、皇后両陛下を迎えた一戦。巨人は 2点を追う 7回に王が同点 2ラン。 9回先頭の長嶋が阪神 2番手の村山実から左翼ポール際にサヨナラ本塁打を放った。(ポールを巻いてホームランになったことになっているが、球の着地位置で実際にはファールだった事が確認されている)
★大乱闘:(1968年 9月18日、巨○10- 2、甲子園) 4回、阪神先発のバッキーが投じた初球が、この日死球を受けていた王の頭上を通過。王が 2球目も内角を厳しく突かれると、両軍入り乱れバッキーと荒川コーチが暴力行為で退場処分に。
★最終戦決戦(0973年10月22日、巨○ 9- 0、甲子園) 勝った方が優勝の一戦。巨人は阪神先発の上田二朗を 2回途中 4失点KO。先発の高橋一三も 9回 4安打無失点で「V9」を達成。逆転V逸に怒った阪神ファンがグラウンドになだれ込んだ。
★江川vs小林(1980年 8月16日、巨○ 5- 3、後楽園):前年に「空白の一日」を経て巨人に入団した江川卓とその際、阪神にトレードされた小林茂の因縁の対決。強い雨が降る中、小林は 5回 4失点。江川は10安打を浴びたものの、 176球完投勝利。
★バックスクリーン 3連発(1985年 4月17日、神○ 6- 5、甲子園):阪神は 2点を追う 7回に槙原から 3番バースがバックスクリーンに逆転 3ラン。さらに 4番掛布、 5番岡田も中越えに一発を放ち、阪神はこの年、球団初の日本一に。
※記念試合になったので、簡単にまとめて乗せてみました。
4月 4日現在順位表
4月 4日現在対戦表
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