8日阪神甲子園球場で阪神-DeNA 2回戦が行われ、阪神は中継ぎ陣が追加点を許し、計 6失点でが 6年ぶりの「 4月 4連敗」を喫した。。DeNAは先発モスコーソの粘りの投球に 3回から 6イニング連続得点の援護もあり、 3連勝を飾った。
和田豊監督(52)、打線改造を決断!!DeNAに 1- 6で敗れ、 4連敗。 3カード連続の負け越しで借金「1」となり、 4位に後退した。2度の満塁機でマートンや上本が凡退し、 2試合連続で残塁が 2けたを記録するなど、つながりを欠く打線に和田監督は 4カード目にして、打線改造の事態に直面した。
マウロ・ゴメス内野手(30)に待望のヒットが生まれた。 5回の第 3打席。一死 1塁で打席に向かうと、DeNAモスコーソの内角球を左翼線方向に運んだ。適時 2塁打で 3点のビハインドを 2点に縮めた。久しぶりの快音に甲子園は大歓声に包まれた。
マット・マートン外野手(33)が、1968年から1973年にかけて在籍したカークランドが持つ外国人の球団史上最多 703試合出場記録に並んだ。
岩本輝投手(22)の開幕から 2試合連続勝利はならなかった。毎回安打を許す苦しい展開で、 6回途中 8安打 4失点。先制点を奪われた 3回は二死から 3番梶谷に 2塁打を浴び、 4番筒香へ四球。 1、 2塁で 5番ロペスに左前適時打を許す、もったいない展開だった。記事をまとめてみました。
<阪神 1- 6DeNA> 2回戦◇ 8日◇阪神甲子園球場
阪神は 1回一死満塁、 2回二死満塁を逃して無得点。先発岩本は 3回二死 1、 2塁で 5番ロペスに左前適時打を浴び先制点を献上した。
DeNAは 4回に石川の適時打で加点。 5回にもバルディリスの犠飛で得点を加えた。阪神先発の岩本は 6回途中 4失点で降板。
阪神は中継ぎ陣が追加点を許し、計 6失点で 4連敗。DeNAは先発モスコーソの粘りの投球に 3回から 6イニング連続得点の援護もあり、 3連勝を飾った。
笑顔でナインを出迎えるDeNA・中畑清監督=阪神甲子園球場
阪神が 6年ぶりの「 4月 4連敗」を喫した。
1日巨人戦(東京ドーム)から 4試合連続で敗戦。 4月までの 4連敗は、2009年 4月 9日広島戦~15日中日戦以来 6年ぶり(このときは 1分け挟み)。ストレート 4連敗は、2006年 4月16日広島戦~22日巨人戦 5連敗以来 9年ぶりだ。
和田監督は「立て直しというか、マイナス 1になったけれど、深みにはまる前にもう 1回立て直す。個々の状態を上げていかないといけないし、つながりも考えていかないといけない。 1回目の踏ん張りどころ」と話した。
9回裏阪神二死、最後は上本が三振に倒れベンチで厳しい顔の和田豊監督=阪神甲子園球場
和田豊監督、打線改造を決断!!DeNAに 1- 6で敗れ、 4連敗。 3カード連続の負け越しで借金「1」となり、 4位に後退した。2度の満塁機でマートンや上本が凡退し、 2試合連続で残塁が 2けたを記録するなど、つながりを欠く打線に和田監督は「このままじゃいけない」と明言。 4カード目にして、打線改造の事態に直面した。
気温 9度の寒さが身に染みた。チャンスで打てない。打線がつながらない。 4連敗でついに借金生活に突入。打撃陣の調子が上がらない中、和田監督が決断を下した。
「もちろん、このままじゃいけないと思っている。何らかの対策をとりたいと思っている」
試合後、「打順変えるのも状態を上げるひとつの方法か」と問われると、首を縦に振った。
2回二死満塁で空振り三振に倒れた上本博紀内野手=阪神甲子園球場
深刻な打線に、早期の打線改造を口にした。それほど深刻だ。 1回一死満塁で 5番・
マートンは、モスコーソの 145キロの外角直球に投ゴロ併殺。 2回には鳥谷が敬遠されて二
死満塁となり、 2番・上本が空振り三振に倒れた。 2度目の満塁機をものにできず、残留は
10。
「どうしても(状態が)悪いところにチャンスがくる流れになっている」
中日との開幕カードに 3連勝したが、それ以降は 3カード連続負け越し。 4月中の 4連敗は2006年以来となった。「深みにはまる前に個々の状態も上げていかないといけないし、つながりも考えていかないといけない」と指揮官。打開するには打線改造しかない。
今季はキャンプ中から「 1番・鳥谷」を軸にすることを明言してきた。 1年契約で臨む 4年目。“命がけ”で決めたことだが、こだわっている場合ではない。
1回一死満塁で、マット・マートン外野手は投ゴロ併殺に倒れた=阪神甲子園球場
不振の上本を 2番から 6番に下げれば、福留を 3番、そして好調の 3番・西岡を 2番に回すことも可能。上本を 1番に回せば、西岡を 2番、ここまで 1番で 3割を打っていながら、打点 0の鳥谷に 3番を託すプランも描ける。
もちろん上本の復調が第一となる。上本はこれで14打席連続快音なし。打率は 0.132と低迷している。 5番を打つマートンも打率 0.227と本調子ではない。通算出場試合数を 703とし、1968~1973年に在籍したカークランドが持つ球団の外国人選手最多記録に並んだが、勝負強さを発揮できていない。
和田監督は上本について「下から伸び上がっている感じだな。本来、勝負強い選手なんだけど、状態を上げるしかない」。マートンには「ストライクゾーンが合っていない。全部振りにいってしまっている。打席の中で冷静にならないとな」と奮起を促した。
「第 1回の踏ん張りどころ。(対戦カードが)一回りするまでは踏ん張らないといけないな」
これ以上負けられない。チーム打率は 0.217、チーム防御率は4.45でいずれもリーグワーストに転じた。“大シャッフル打線”でなりふり構わず勝利を奪いにいく。
5回裏阪神、適時 2塁打を放ち塁上で天を仰ぎ手をたたくマウロ・ゴメス内野手=阪神甲子園球場
マウロ・ゴメス内野手に待望のヒットが生まれた。
5回の第 3打席。一死 1塁で打席に向かうと、DeNAモスコーソの内角球を左翼線方向に運んだ。適時 2塁打で 3点のビハインドを 2点に縮めた。ゴメスは 4日巨人戦(東京ドーム)の第 1打席から数え、この日の第 2打席まで13打席安打なし。久しぶりの快音に甲子園は大歓声に包まれた。
連夜の大敗を喫したなか、唯一の救いは4番の復調気配だ。阪神・ゴメスが 2安打 1打点。自らのバットで久しぶりにスコアボードに得点を刻み、孤軍奮闘した。
マウロ・ゴメス内野手は 5回一死 1塁、左翼へ適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場
「唯一の収穫というか、状態が上向いている感じはあるよな」
敗戦後、問いかけに無言を貫いた本人に代わり、和田監督が光明を見出した。
助っ人の快音は 3点を追う 5回一死 1塁に生まれた。制球に苦しむ先発・モスコーソの 3球目。高めに浮いた 134キロスライダーを捉えた。打球は鋭いライナーで左翼線へ。ボールがフェンス際を転がる間に、 1走・上本がホームを駆け抜けた。
待望の適時 2塁打。G砲はベース上で天に人差し指を突き上げ、ポンと手をたたいた。少しだけ、安堵の表情を浮かべた。14打席ぶりに「H」ランプを灯し、 3月29日の中日戦(京セラD)以来、 8試合ぶりの打点を記録。前日 7日はバント処理を失敗するなど、攻守に精彩を欠いていただけに、ファンにとっても数少ない見せ場になったに違いない。
試合前、マウロ・ゴメス内野手(右)はオマリー打撃コーチ補佐に指導を受けた=阪神甲子園球場
本拠地の利点を生かした連日の打ち込みの成果が出た。この日はフリー打撃の前に室内練習場の一角を独占し、マシン打撃を敢行。指揮官がときに熱視線を送り、オマリー打撃コーチ補佐のマンツーマン指導を受けた。余計なボールに手を出している現状の打破へ、改善に取り組んだのは上体が投手方向に突っ込む悪癖。何度も助言にうなずきながら、約40分間、振り込んだ。
効果てきめんとばかりに 1回には低めの変化球を見極め、 4試合ぶりの四球を選んだ。 7回にも左中間 2塁打を放ち、マルチ安打をマーク。立ち直りの予感を漂わせた。
ゴメスは常々「チームの勝利に貢献したい気持ちでやっている」と口にする。 4連敗の苦境を乗り越えるには主砲の力は必要不可欠。昨季の打点王は静かに燃えていた。
1回裏一死満塁、マット・マートン外野手は投ゴロ併殺打を放ち先制のチャンスをつぶした=阪神甲子園球場
マット・マートン外野手が、1968年から1973年にかけて在籍したカークランドが持つ外国人の球団史上最多 703試合出場記録に並んだ。
3回二死から中前打を放ったが、初回一死満塁は投ゴロ併殺に倒れ、 5回一死 2塁、 7回二死 2塁の得点機は三振と、この日は目立った活躍を見せられず。ただ、最多出場記録は優良助っ人の証明。試合後は「それだけたくさんのチャンスを頂けたことに感謝します」と語った。
3回表DeNA二死 1、 2塁、ロペスに先制適時打を浴びがっくりする岩本輝投手=阪神甲子園球場
岩本輝投手の開幕から 2試合連続勝利はならなかった。毎回安打を許す苦しい展開で、 6回途中 8安打 4失点。先制点を奪われた 3回は二死から 3番梶谷に 2塁打を浴び、 4番筒香へ四球。 1、 2塁で 5番ロペスに左前適時打を許す、もったいない展開だった。「 6イニングで 5回も先頭バッターを出してしまい、ゲームのリズムを作ることができませんでした」。約 2年半ぶりの勝利となった 1日ヤクルト戦(神宮)に続く連勝を逃した。
5回、バルディリスに犠飛を許した岩本輝投手=阪神甲子園球場
岩本は降板を告げられると悔しさをにじませてベンチへ下がった。連敗ストップを目指した岩本が 5回 0/3を 8安打 4失点で今季初黒星。甲子園での自身初星はお預けとなった。
「毎回先頭を出してしまった。自分ではきっちり投げていたつもりでした。球が甘かった」
3回二死から梶谷に右翼線 2塁打、 4番・筒香を四球で歩かせ 1、 2塁のピンチでロペスと対峙した。フルカウントから甘く入った直球を左前に弾き返され、与えたくなかった先制点を許した。
その後も 4回二死 2塁で石川に左前適時打、 5回一死 1、 3塁でバルディリスの中犠飛でさらに追加点。 6回に先頭の黒羽根に左中間 2塁打を打たれたところで、タオルが投入された。
6回途中まで投げ、先頭打者の出塁を許したのは 5度。中西投手コーチも「あれだけ先頭打者を許したらな。(走者を)スコアリングに背負うと苦しくなる」。 3回以降、 6イニング連続失点は2013年以来の屈辱となった。
この日は持ち味の緩いカーブをあまり使えなかった。「常にピンチの状態だったので。次はそこを使っていければ」と岩本。次回は悔しさを晴らすはずだ。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」ゲットだ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
4月 8日現在順位表
4月 8日現在対戦表
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
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決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
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和田豊監督(52)、打線改造を決断!!DeNAに 1- 6で敗れ、 4連敗。 3カード連続の負け越しで借金「1」となり、 4位に後退した。2度の満塁機でマートンや上本が凡退し、 2試合連続で残塁が 2けたを記録するなど、つながりを欠く打線に和田監督は 4カード目にして、打線改造の事態に直面した。
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<阪神 1- 6DeNA> 2回戦◇ 8日◇阪神甲子園球場
阪神は 1回一死満塁、 2回二死満塁を逃して無得点。先発岩本は 3回二死 1、 2塁で 5番ロペスに左前適時打を浴び先制点を献上した。
DeNAは 4回に石川の適時打で加点。 5回にもバルディリスの犠飛で得点を加えた。阪神先発の岩本は 6回途中 4失点で降板。
阪神は中継ぎ陣が追加点を許し、計 6失点で 4連敗。DeNAは先発モスコーソの粘りの投球に 3回から 6イニング連続得点の援護もあり、 3連勝を飾った。
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阪神が 6年ぶりの「 4月 4連敗」を喫した。
1日巨人戦(東京ドーム)から 4試合連続で敗戦。 4月までの 4連敗は、2009年 4月 9日広島戦~15日中日戦以来 6年ぶり(このときは 1分け挟み)。ストレート 4連敗は、2006年 4月16日広島戦~22日巨人戦 5連敗以来 9年ぶりだ。
和田監督は「立て直しというか、マイナス 1になったけれど、深みにはまる前にもう 1回立て直す。個々の状態を上げていかないといけないし、つながりも考えていかないといけない。 1回目の踏ん張りどころ」と話した。
9回裏阪神二死、最後は上本が三振に倒れベンチで厳しい顔の和田豊監督=阪神甲子園球場
和田豊監督、打線改造を決断!!DeNAに 1- 6で敗れ、 4連敗。 3カード連続の負け越しで借金「1」となり、 4位に後退した。2度の満塁機でマートンや上本が凡退し、 2試合連続で残塁が 2けたを記録するなど、つながりを欠く打線に和田監督は「このままじゃいけない」と明言。 4カード目にして、打線改造の事態に直面した。
気温 9度の寒さが身に染みた。チャンスで打てない。打線がつながらない。 4連敗でついに借金生活に突入。打撃陣の調子が上がらない中、和田監督が決断を下した。
「もちろん、このままじゃいけないと思っている。何らかの対策をとりたいと思っている」
試合後、「打順変えるのも状態を上げるひとつの方法か」と問われると、首を縦に振った。
2回二死満塁で空振り三振に倒れた上本博紀内野手=阪神甲子園球場
深刻な打線に、早期の打線改造を口にした。それほど深刻だ。 1回一死満塁で 5番・
マートンは、モスコーソの 145キロの外角直球に投ゴロ併殺。 2回には鳥谷が敬遠されて二
死満塁となり、 2番・上本が空振り三振に倒れた。 2度目の満塁機をものにできず、残留は
10。
「どうしても(状態が)悪いところにチャンスがくる流れになっている」
中日との開幕カードに 3連勝したが、それ以降は 3カード連続負け越し。 4月中の 4連敗は2006年以来となった。「深みにはまる前に個々の状態も上げていかないといけないし、つながりも考えていかないといけない」と指揮官。打開するには打線改造しかない。
今季はキャンプ中から「 1番・鳥谷」を軸にすることを明言してきた。 1年契約で臨む 4年目。“命がけ”で決めたことだが、こだわっている場合ではない。
1回一死満塁で、マット・マートン外野手は投ゴロ併殺に倒れた=阪神甲子園球場
不振の上本を 2番から 6番に下げれば、福留を 3番、そして好調の 3番・西岡を 2番に回すことも可能。上本を 1番に回せば、西岡を 2番、ここまで 1番で 3割を打っていながら、打点 0の鳥谷に 3番を託すプランも描ける。
もちろん上本の復調が第一となる。上本はこれで14打席連続快音なし。打率は 0.132と低迷している。 5番を打つマートンも打率 0.227と本調子ではない。通算出場試合数を 703とし、1968~1973年に在籍したカークランドが持つ球団の外国人選手最多記録に並んだが、勝負強さを発揮できていない。
和田監督は上本について「下から伸び上がっている感じだな。本来、勝負強い選手なんだけど、状態を上げるしかない」。マートンには「ストライクゾーンが合っていない。全部振りにいってしまっている。打席の中で冷静にならないとな」と奮起を促した。
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これ以上負けられない。チーム打率は 0.217、チーム防御率は4.45でいずれもリーグワーストに転じた。“大シャッフル打線”でなりふり構わず勝利を奪いにいく。
5回裏阪神、適時 2塁打を放ち塁上で天を仰ぎ手をたたくマウロ・ゴメス内野手=阪神甲子園球場
マウロ・ゴメス内野手に待望のヒットが生まれた。
5回の第 3打席。一死 1塁で打席に向かうと、DeNAモスコーソの内角球を左翼線方向に運んだ。適時 2塁打で 3点のビハインドを 2点に縮めた。ゴメスは 4日巨人戦(東京ドーム)の第 1打席から数え、この日の第 2打席まで13打席安打なし。久しぶりの快音に甲子園は大歓声に包まれた。
連夜の大敗を喫したなか、唯一の救いは4番の復調気配だ。阪神・ゴメスが 2安打 1打点。自らのバットで久しぶりにスコアボードに得点を刻み、孤軍奮闘した。
マウロ・ゴメス内野手は 5回一死 1塁、左翼へ適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場
「唯一の収穫というか、状態が上向いている感じはあるよな」
敗戦後、問いかけに無言を貫いた本人に代わり、和田監督が光明を見出した。
助っ人の快音は 3点を追う 5回一死 1塁に生まれた。制球に苦しむ先発・モスコーソの 3球目。高めに浮いた 134キロスライダーを捉えた。打球は鋭いライナーで左翼線へ。ボールがフェンス際を転がる間に、 1走・上本がホームを駆け抜けた。
待望の適時 2塁打。G砲はベース上で天に人差し指を突き上げ、ポンと手をたたいた。少しだけ、安堵の表情を浮かべた。14打席ぶりに「H」ランプを灯し、 3月29日の中日戦(京セラD)以来、 8試合ぶりの打点を記録。前日 7日はバント処理を失敗するなど、攻守に精彩を欠いていただけに、ファンにとっても数少ない見せ場になったに違いない。
試合前、マウロ・ゴメス内野手(右)はオマリー打撃コーチ補佐に指導を受けた=阪神甲子園球場
本拠地の利点を生かした連日の打ち込みの成果が出た。この日はフリー打撃の前に室内練習場の一角を独占し、マシン打撃を敢行。指揮官がときに熱視線を送り、オマリー打撃コーチ補佐のマンツーマン指導を受けた。余計なボールに手を出している現状の打破へ、改善に取り組んだのは上体が投手方向に突っ込む悪癖。何度も助言にうなずきながら、約40分間、振り込んだ。
効果てきめんとばかりに 1回には低めの変化球を見極め、 4試合ぶりの四球を選んだ。 7回にも左中間 2塁打を放ち、マルチ安打をマーク。立ち直りの予感を漂わせた。
ゴメスは常々「チームの勝利に貢献したい気持ちでやっている」と口にする。 4連敗の苦境を乗り越えるには主砲の力は必要不可欠。昨季の打点王は静かに燃えていた。
1回裏一死満塁、マット・マートン外野手は投ゴロ併殺打を放ち先制のチャンスをつぶした=阪神甲子園球場
マット・マートン外野手が、1968年から1973年にかけて在籍したカークランドが持つ外国人の球団史上最多 703試合出場記録に並んだ。
3回二死から中前打を放ったが、初回一死満塁は投ゴロ併殺に倒れ、 5回一死 2塁、 7回二死 2塁の得点機は三振と、この日は目立った活躍を見せられず。ただ、最多出場記録は優良助っ人の証明。試合後は「それだけたくさんのチャンスを頂けたことに感謝します」と語った。
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5回、バルディリスに犠飛を許した岩本輝投手=阪神甲子園球場
岩本は降板を告げられると悔しさをにじませてベンチへ下がった。連敗ストップを目指した岩本が 5回 0/3を 8安打 4失点で今季初黒星。甲子園での自身初星はお預けとなった。
「毎回先頭を出してしまった。自分ではきっちり投げていたつもりでした。球が甘かった」
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その後も 4回二死 2塁で石川に左前適時打、 5回一死 1、 3塁でバルディリスの中犠飛でさらに追加点。 6回に先頭の黒羽根に左中間 2塁打を打たれたところで、タオルが投入された。
6回途中まで投げ、先頭打者の出塁を許したのは 5度。中西投手コーチも「あれだけ先頭打者を許したらな。(走者を)スコアリングに背負うと苦しくなる」。 3回以降、 6イニング連続失点は2013年以来の屈辱となった。
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全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」ゲットだ!
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2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
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※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
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視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
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