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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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ゴメスG倒V打!鳥谷の珍し送りバントに 4番が即応えた!能見が今季初勝利!巨人連勝 5でストップ

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 18日阪神甲子園球場で阪神-巨人 5回戦が行われ、能見が 7回 5安打 1失点で今季初勝利。巨人は計 8四球を出した投手陣が粘投するも接戦を落とし、連勝は「5」で止まった。勝つには勝ったが、和田監督(52)は冷や汗をかきっぱなしだった。あと 1点が、相変わらず…遠い。伝統の一戦の緊迫したムードとは、また違う。鉛のような空気が今季最多 4万6438人で埋まった聖地を包んでいた。鳥谷敬内野手(33)にバントさせ、主砲マウロ・ゴメス内野手(30)の適時打で 1点を勝ち越した後の 6回一死満塁。指揮官は代打ではなく、「 7番・中堅」でスタメン出場していた俊介外野手(27)をそのまま打席に送った。最低でも犠飛の場面だったが、浅い右飛に倒れ、追加点を奪えず…。 7回も先頭の代打・狩野恵輔外野手(32)が左前打、上本博紀内野手(28)がバスターで左前打を放ち、無死 1、 2塁としたが、西岡剛内野手(30)が犠打を失敗。続く、 8回も連続四球から一死 2、 3塁の追加点機に代打・関本賢太郎内野手(36)、上本が沈黙。 8四球をもらいながら、11残塁の拙攻だった。
 ゴメスの決勝打を演出したのは、鳥谷敬内野手のバントだ。 6回、先頭の西岡が四球で出塁。鳥谷は、初球のスライダーを投前に。田口のダッシュが遅れた。昨年 3月29日の巨人戦(東京D)以来となる犠打を決めて納得の表情だ。主将が相手の意表を突くバントを決めて、おぜん立てをしてくれた。
 主砲マウロ・ゴメス内野手が先制の適時打を放った。 1回二死 2塁で打席に立つと、初対戦となった巨人田口の外角チェンジアップを中前に運んだ一振りに満員のスタンドは大盛況。 4試合連続安打、 3試合連続打点と一時は不調だった 4番のバットに快音が戻ってきた。同点の 6回だ。先頭の西岡が四球をもぎとった直後、 3番の鳥谷が初球から送りバントを決めて一死 2塁。高卒 2年目左腕の田口の低めのスライダーをジャストミートした。
 先発能見篤史投手(35)が今季初白星を手にした。登板 3試合目にして初めて藤井とバッテリーを組み、 7回 5安打 1失点。 5回まで毎回の 8奪三振を奪うなどボールのキレが目立った。能見篤史投手が、 5連勝中の巨人打線を 7回 5安打1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。ここまで 2戦 2敗の背信続きに、エース左腕は中10日の“充電”。 3度目の正直でたくましく甦った。今季初コンビの藤井のリードを頼りに、 7回 5安打の力投で今季初勝利。かつての左腕エース井川慶(35=現オリックス)と並び、虎歴代 6位タイの巨人戦通算19勝目を挙げた。チームにとっても実に12試合ぶりの先発投手の白星。能見らしさ全開で、ここから突き進む。
 藤井彰人捕手(38)が今季 2度目の先発マスクを被り、能見との今季初バッテリーで好リード。左腕の 1勝目をお膳立てした。
 福原忍投手(38)が敏腕セットアッパーぶりを見せつけた。 1点リードの 8回に登板。 1番から始まる巨人打線を 3者凡退に封じた。
 勝ったから、ジョーク交じりに思い返せる。それでも、“その瞬間”は冷や汗たらたらものだった。マウンド上で無表情なことから「石仏」と呼ばれる男が苦笑いを連発した。呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が後逸にポロリまで…。試合後は猛省するしかなかった。先頭は 4番の坂本だった。出塁を許せば、緊迫する局面。初球の外角スライダーを打たせた。ボテボテのゴロが投前に転がった。本人もラッキー! と、心の中で叫んだはず。しかし…。前進しながら、腰を落とした守護神のグラブの下をすり抜けた。まさかの投失。グラウンドは一気に緊張ムードで包まれた。続く井端の打席。犠打を試みたベテランにインハイの真っすぐを投げ込み、狙い通りの小飛球に。猛然とダッシュし、胸の位置付近でキャッチしようした。傍目には平凡なフライに映った。ところが、今度はグラブで弾いてしまった。
 18日鳴尾浜でウエスタン・リーグ:阪神-広島が行われ、ドラフト 1位横山雄哉投手(21=新日鉄住金鹿島)が、公式戦 4度目の先発でプロ初勝利を挙げた。プロ最長の 7回を 5安打 0封。最速 145キロの真っすぐを主体に三振 6個も奪い、四球も 0だった。期待のドラ 1左腕が甲子園の大歓声まであと一歩に迫っている。
記事をまとめてみました。

2015.04.18 試合結果

 <阪神 2- 1巨人> 5回戦◇18日◇阪神甲子園球場
 阪神は 1回、 4番ゴメスが初対戦の巨人田口から適時中前打を放ち先制。先発能見は 3回 1安打 5奪三振と文句なしの立ち上がり。
 阪神能見は 5回、投手田口に適時左前打を許し同点に追いつかれる。それでも 6回、ゴメスのこの日 2本目の適時打で勝ち越した。
 阪神能見は 7回 5安打 1失点で今季初勝利。巨人は計 8四球を出した投手陣が粘投するも接戦を落とし、連勝は「5」で止まった。


マウロ・ゴメス内野手と能見篤史投手
 お立ち台でポーズを決めるマウロ・ゴメス内野手(左)と能見篤史投手=阪神甲子園球場

 勝つには勝ったが、和田監督は冷や汗をかきっぱなしだった。あと 1点が、相変わらず…遠い。伝統の一戦の緊迫したムードとは、また違う。鉛のような空気が今季最多 4万6438人で埋まった聖地を包んでいた。
 「ここのところ、ずっと接戦でとるかとられるかの試合ばかり。きょうもバントミスや併殺も取れませんでしたので、そういうところをしっかりとチェックしながら、明日の試合に向かいたい」
 鳥谷にバントさせ、ゴメスの適時打で 1点を勝ち越した後の 6回一死満塁。指揮官は代打ではなく、「 7番・中堅」でスタメン出場していた俊介をそのまま打席に送った。最低でも犠飛の場面だったが、浅い右飛に倒れ、追加点を奪えず…。


今季最多の4万6438人が詰めかけた甲子園
 今季最多の 4万6438人が詰めかけた甲子園。G相手に勝つには勝ったが…=阪神甲子園球場

  7回も先頭の代打・狩野が左前打、上本がバスターで左前打を放ち、無死 1、 2塁としたが、西岡が犠打を失敗。続く、 8回も連続四球から一死 2、 3塁の追加点機に代打・関本、上本が沈黙。 8四球をもらいながら、11残塁の拙攻だった。
 「きょうは 3点目をとれば、ほぼとれる試合展開だった。すんなり送れていればダメージ的なものはないんだろうけど、そういうところで進めきれなかった。ミスうんぬんではないけれど、流れを止めてしまったりする」
 ゴメスの決勝打を演出したのは、鳥谷敬内野手のバントだ。 1- 1の 6回、先頭の西岡が四球で出塁。鳥谷は、初球のスライダーを投前に。田口のダッシュが遅れた。「サインです。点につながってよかった」。昨年 3月29日の巨人戦(東京D)以来となる犠打を決めて納得の表情だ。和田監督は「きょうの展開では 1点勝負かな、と。 1点を取りにいきました」と話した。


意表をつくバントを決めた鳥谷敬内野手
 意表をつくバントを決めた鳥谷敬内野手。これが勝ち越し点を呼びこんだ=阪神甲子園球場

 主将が相手の意表を突くバントを決めて、おぜん立てをしてくれた。トリタニのためにも絶対に打つ-。魂のこもったゴメスの打球は、 3遊間をゴロで破った。
 「思いがけないことでビックリしましたが、すばらしいバントで送ってくれたので、なんとか( 2塁走者を)かえしたかった」
 同点の 6回だ。先頭の西岡が四球をもぎとった直後、 3番の鳥谷が初球から送りバントを決めて一死 2塁。高卒 2年目左腕の田口の低めのスライダーをジャストミートした。「田口はいいボールを投げていた。ボールをしっかりと呼び込むことができている」と主砲は自画自賛だ。
  1回二死 2塁ではチェンジアップに体勢を崩されながらも、先制の中前打。 4試合連続安打& 3試合連続適時打と打棒は上昇一途だ。「能見さんがすばらしいピッチングをしていたので、勝たせてあげたかった」。ベテラン左腕のためにも結果を残さなければ…という思いがバットに伝わった。


適時打を放ったマウロ・ゴメス内野手
  1回裏二死 2塁、ゴメスは左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 主砲マウロ・ゴメス内野手が先制の適時打を放った。
  1回二死 2塁で打席に立つと、初対戦となった巨人田口の外角チェンジアップを中前に運んだ。「外角低めの自分から遠いボールだったけれども、うまく前で拾うことができました」という一振りに満員のスタンドは大盛況。 4試合連続安打、 3試合連続打点と一時は不調だった 4番のバットに快音が戻ってきた。
 昨年の打点王、マウロ・ゴメス内野手が完全復活だ。初回の先制適時打に続いて、同点の 6回一死 2塁から再び左前適時打を放った。この回は先頭西岡が出塁し、 3番鳥谷が昨年 3月29日巨人戦(東京ドーム)以来となる送りバントを敢行。好投を続ける巨人田口から一丸となって追加点を奪った。
 ゴメスは「幸運にも野手の間を抜ける打球になったね。ニシオカ、トリタニサンが作ってくれたチャンスで回ってきた打席だったし、ランナーをかえすバッティングができて良かったです」と胸中を語った。


左前適時打を放ったマウロ・ゴメス内野手
  6回裏阪神一死 2塁、マウロ・ゴメス内野手は左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 主将が相手の意表を突くバントを決めて、おぜん立てをしてくれた。トリタニのためにも絶対に打つ-。魂のこもったゴメスの打球は、 3遊間をゴロで破った。
 「思いがけないことでビックリしましたが、すばらしいバントで送ってくれたので、なんとか( 2塁走者を)かえしたかった」
 同点の 6回だ。先頭の西岡が四球をもぎとった直後、 3番の鳥谷が初球から送りバントを決めて一死 2塁。高卒 2年目左腕の田口の低めのスライダーをジャストミートした。「田口はいいボールを投げていた。ボールをしっかりと呼び込むことができている」と主砲は自画自賛だ。
  1回二死 2塁ではチェンジアップに体勢を崩されながらも、先制の中前打。 4試合連続安打& 3試合連続適時打と打棒は上昇一途だ。「能見さんがすばらしいピッチングをしていたので、勝たせてあげたかった」。ベテラン左腕のためにも結果を残さなければ…という思いがバットに伝わった。


勝ち越しのタイムリーを放ったゴメス内野手
  6回、勝ち越しのタイムリーを放ったゴメス。全 2打点をたたき出した=阪神甲子園球場

 和田監督は「(田口に)タイミングがとれていたので、何とか得点圏に進めてゴメスという形をとりたかった。期待に応えてくれた」と鳥谷にバント指令を出した理由を説明。G砲の一打に賭けた策が奏功した。
 この日は試合前、屋外での打撃練習はせずマートン、鳥谷らとともに室内練習場で過ごした。「しっかり打ち込んだよ」。ゴメスだけは、大粒の汗をしたたらせながらグラウンドに姿をみせ、高代作戦兼内野守備走塁コーチのノックを受けた。前日17日の 1回、守備での判断ミスで先制点を許し、メッセンジャーの足を引っ張ったことへの反省だ。それも一夜明ければ、バットで汚名返上…。
 勝利のお立ち台で、全打点をたたき出したG砲は「チームは最高の状態ではないが、踏ん張って、あしたも勝ちたい」と連勝宣言。能見から「あしたもゴメスが打ってくれると思うので、球場に来てください」と激励を受けると、大きくうなずいた。
 借金はまだ「3」だが、不振から脱出し、打率 0.290まで上げてきた 4番の勝負強さは本物だ。


満塁のチャンスに、浅い右飛に倒れた俊介外野手
  6回一死満塁のチャンスに、浅い右飛に倒れた俊介外野手=阪神甲子園球場

  6連敗を脱した12日の広島戦(甲子園)以降の 6試合すべて 2点差以内( 1点差 5試合)と重い展開が続く。犠飛に関しては今季19試合を終えて、わずか「1」。ミーティングで 1点をとりにいく重要性を関川打撃コーチが説いたばかりだが、なかなか実を結ばない。野手陣と投手陣との信頼関係にも影響する。
 「いっぺん打線が爆発してほしいところだが、今は辛抱しながら、とにかくしっかりとした野球をやっていかないと」
 集中力を高めて、きょう開幕以来 6カードぶりの勝ち越しを決める。


春の日差しを浴びて力投する能見篤史投手
 春の日差しを浴びて力投する先発能見篤史投手=阪神甲子園球場

 先発能見篤史投手が今季初白星を手にした。登板 3試合目にして初めて藤井とバッテリーを組み、 7回 5安打 1失点。 5回まで毎回の 8奪三振を奪うなどボールのキレが目立った。
  5回には投手田口に適時打を浴び失点。それでも 6回二死 1、 3塁の正念場では、 6番長野を遊ゴロに打ち取りピンチを脱出した。
 「前回 2試合と比べると、真っすぐが良かった。反省点もあるけど、次につながる。こういうのを続けていきたい」とホッとした表情で話した。


巨人打線相手に粘投をみせた能見篤史投手
 巨人打線相手に粘投をみせた能見篤史投手。今季 3度目で待望の初勝利を手にした=阪神甲子園球場

 能見篤史投手が、 5連勝中の巨人打線を 7回 5安打 1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。ここまで 2戦 2敗の背信続きに、エース左腕は中10日の“充電”。 3度目の正直でたくましく甦った。
 クールな表情の裏で、 1球 1球に闘志を込めた。今季最多 4万6438人で埋まった聖地で、同じ過ちはもう繰り返されない。背水の能見が宿敵相手に牙をむき、 5連勝中の巨人打線を止めた。
 「チームが勝ってくれたらそれでいい。貢献できるように一日一日過ごしていた。良かった」
 中10日でのマウンドで、見違えるようなピッチングをみせた。 1回二死 2塁で坂本をフォークで空振り三振に仕留め、勢いに乗った。 5回まで毎回の 8奪三振。課題だった制球難もほとんどなく、直球とフォークのキレが違う。 5回二死 1、 3塁のピンチは、左打ちの19歳左腕・田口に同点打を浴びるも、崩れなかった。


安堵の笑顔で場内を一周する能見篤史投手
 試合後、安堵の笑顔で場内を一周する能見篤史投手=甲子園球場

  1点を守る 7回一死 1塁でも、走塁のスペシャリスト・鈴木を巧みなけん制で刺した。ベテランならでは勝負勘で、相手に傾きそうな流れを食い止めた。今季初コンビの藤井のリードを頼りに、 7回 5安打の力投で今季初勝利。かつての左腕エース井川慶(現オリックス)と並び、虎歴代 6位タイの巨人戦通算19勝目を挙げた。
 過去 3度の開幕投手も、今季初登板は開幕 4戦目のいわば裏ローテ。相手投手のランクが落ちることから能見で確実に 1勝を-。そんな首脳陣の期待に応えられず、これまで 2戦 2敗だった。10日の広島戦(甲子園)が雨天中止になるとローテ再編に伴い、登板機会を 1度飛ばされた。


鈴木尚広をけん制で刺してみせた
 走塁のスペシャリスト・鈴木尚広をけん制で刺してみせた=甲子園球場

 「自分がふがいなかった…」
 屈辱の時間で自分を追い込んだ。10日間の調整期間に“ミニキャンプ”を敢行。グラウンドでは 1人だけで息を切らしながら、何度もポール間ダッシュを繰り返した。ブルペンでは、試合を想定してシーズン中では異例の 100球以上を投げ込んだ。一部のコーチからは、オーバーワークを不安視する声もあったほど。それも信頼を取り戻すため。一心不乱に腕を振り、自分と向き合い、球のキレとフォームを確認した。
 この日の最速は 142キロどまりだったが、中西投手コーチは「直球が走っていた。スライダーも低めに決まっていた」と復調に納得の表情。和田監督も、試合前の練習から左腕にベタ付きで状態をチェックしていただけに、「能見らしい投球がみれた。きょう 1勝したことで、気分的なところも変わってくると思う」と期待を込めた。
 チームにとっても実に12試合ぶりの先発投手の白星。「反省点があるので。次はそこを気をつけたい」とベテランは表情をひきしめた。能見らしさ全開で、ここから突き進む。


ボールを追いかける藤井彰人捕手
  7回、巨人・実松の送りバントがキャッチャーファールフライ。ボールを追いかける藤井彰人捕手。投手は能見篤史投手=甲子園球場

 藤井彰人捕手が今季 2度目の先発マスクを被り、能見との今季初バッテリーで好リード。左腕の 1勝目をお膳立てした。「 1回は勝っていないな、という(質の)ボールだったけど、 2回以降はバンバンきた。インコースにも(いい球が)きていた」。主戦捕手は 2年目の梅野が担う現状だが、ベテランの存在感が際立った。

阪神2番手で登板した福原忍投手
 阪神 2番手で登板した福原忍投手=阪神甲子園球場

 福原忍投手が敏腕セットアッパーぶりを見せつけた。 1点リードの 8回に登板。「能見の勝ちを消さないように必死でした」と 1番から始まる巨人打線を 3者凡退に封じた。
 今季は右内転筋挫傷で開幕を 2軍でスタートさせた。その間にチーム内では 4年目の松田遼馬投手(21)が新セットアッパー候補として台頭。ベテラン右腕も負けていない。


坂本勇人内野手の打球をトンネルする呉昇桓投手
 坂本勇人内野手の打球をトンネルする呉昇桓投手=阪神甲子園球場

 勝ったから、ジョーク交じりに思い返せる。それでも、“その瞬間”は冷や汗たらたらものだった。マウンド上で無表情なことから「石仏」と呼ばれる男が苦笑いを連発した。呉昇桓投手が後逸にポロリまで…。試合後は猛省するしかなかった。
 「自分がばかなことをした。失敗した。それだけです」
 出番は 1点を守る 9回。先頭は 4番の坂本だった。出塁を許せば、緊迫する局面。初球の外角スライダーを打たせた。ボテボテのゴロが投前に転がった。本人もラッキー! と、心の中で叫んだはず。しかし…。前進しながら、腰を落とした守護神のグラブの下をすり抜けた。まさかの投失。グラウンドは一気に緊張ムードで包まれた。
 だが、これだけでは終わらない。続く井端の打席。犠打を試みたベテランにインハイの真っすぐを投げ込み、狙い通りの小飛球に。猛然とダッシュし、胸の位置付近でキャッチしようした。傍目には平凡なフライに映った。ところが、今度はグラブで弾いてしまった。


井端弘和内野手のバントを落球した呉昇桓投手
 井端弘和内野手のバントを落球した呉昇桓投手。ヒヤヒヤのセーブだった=阪神甲子園球場

 結果的に、打球のカバーに入った捕手・藤井が 2塁送球で封殺し、事なきを得た。その後、中西投手コーチもタイムを取って、ひと呼吸置いた。これで、落ち着いたのか、一死 1塁からはさすがの投球。後続を難なく斬って、白星を守った。 6セーブ目を挙げ、恥ずかしそうに歓喜の輪に加わった。
 勤勉な右腕は、ときに自室に戻ってからも、球団スコアラーにもらった映像や動画投稿サイトなどで自身の登板をチェックする。この日も、きっと、反省点をおさらいしていることだろう。
 「直球はいい感じで開幕より、よくなっています。(守備は)結果的に抑えられたけど、次から気をつけます」
 聖地に詰めかけた 4万超の虎党も最後までヒヤヒヤ、ドキドキした最終回。「オ・スンファン劇場」を笑顔のまま、閉幕できたことが何よりだった。

 <ウエスタン・リーグ:阪神 5- 0広島>◇18日◇鳴尾浜
 ドラフト 1位横山雄哉投手が、公式戦 4度目の先発でプロ初勝利を挙げた。 2回一死 2、 3塁のピンチをしのぐと波に乗り、プロ最長の 7回を 5安打 0封。最速 145キロの真っすぐを主体に三振 6個も奪い、四球も 0だった。横山は「打者の目が慣れてきた 2回り目あたりから、尻上がりによくなった。後半も真っすぐで差し込めたのはすごくよかったです。野手も早い回に点を取ってくれて楽に投げられたし、感謝したいです」と笑顔だった。


シアーホルツを遊直に仕留めた横山雄哉投手
  2回表広島無死、シアーホルツを遊直に仕留めたドラフト 1位横山雄哉投手=鳴尾浜

 ウエスタンリーグ(18日)阪神のドラフト 1位・横山雄哉投手が18日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)に先発し、プロ最長となる 7回を投げ 5安打無失点の快投で“プロ初勝利”。 5月 4日からの中日との 3連戦(甲子園)で、 1軍デビューする可能性が出てきた。
 汗をぬぐう笑顔に充足感が漂った。 1軍が甲子園で伝統の一戦を戦っている間。鳴尾浜では、ドラフト 1位左腕・横山が広島の 2軍を相手に躍動していた。 7回を 5安打無失点の快投。 2軍戦とはいえ、記念すべき 1勝を刻んだ。
 「真っすぐが尻上がりに調子がよくなった。打者が目慣れしたところでも、バットの上をいくような球を投げられました」


鳴尾浜で快投をみせた横山雄哉投手
 鳴尾浜で 7回無失点の快投をみせた横山雄哉投手。早く 1軍デビューがみてみたい

  2回一死 2、 3塁のピンチでは桑原を外角直球で空振り三振。 3回二死 1、 2塁でもシアーホルツを外角カーブで空振り三振と冷静に要所を締めた。ウエスタン 4試合に登板し、防御率1.64。年明けの「左胸鎖関節の炎症」での出遅れを感じさせない好投が続いている。
 そんな左腕に 1軍デビューの可能性が浮上した。甲子園での試合前、中西投手コーチは先発ローテの一角である岩崎について問われると「岩崎は競争になるな。横山、岩貞らとやな」とライバルとして背番号「15」の名前を挙げた。
  2年目左腕・岩崎は今季3試合に登板し、勝ち星なし。 5月 4日からの中日との 3連戦での登板を目指し、調整を進めているが、その枠に横山が入る可能性が出てきたわけだ。
 「呼ばれてもいいように準備はしてますが、早く呼ばれたいとかはないです。土台を作ってやっていきたい」。期待のドラ 1左腕が甲子園の大歓声まであと一歩に迫っている。


 どういう形で有っても、G軍に勝利した!これで良いのだ!これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」ゲットだ!
 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!

2015年 公式戦 日程と結果(4月)
 2015年 公式戦 日程と結果( 4月)

2015年 公式戦 日程と結果(5月)
 2015年 公式戦 日程と結果( 5月)

順位表
  4月18日現在順位表

対戦表
  4月17日現在対戦表

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※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
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