和田豊監督(52)が29日、一戦必勝を誓った。30日からのヤクルト 3連戦(神宮)に備えて東京入り。今週はＤｅＮＡ戦(横浜)も控えており、ビジター 6連戦が待つ。
鳥谷敬内野手(34)が29日、｢マツダオールスターゲーム２０１５｣の選手間投票で 2年連続 2度目の選出となった。すでにファン投票で 4年連続 6度目のオールスター出場を決めており、ダブル選出。首位を走る阪神で不動の遊撃手として活躍している。和田監督は目の前の戦いを見すえた。真価が問われる敵地 6連戦。首位固めへ、鳥谷が痛みの残る背中で懸命に引っ張っていく。
マウロ・ゴメス内野手(30)が29日、30日からのビジター 6連戦(ヤクルト、ＤｅＮＡ)に向けて東京に移動した。現在、 2試合連続本塁打と絶好調をキープしている主砲が、チームが苦手としている敵地で首位固めに奮闘する。午後 6時すぎに東上。新幹線に乗り込む直前までファンにサインをするなど、リラックスムードだった。27、28日の同戦(甲子園)では1987年の真弓明信(61)、ランディ・バース(61)以来、球団28年ぶりとなる同一コンビによる 2者連続弾を含む 7打数 3安打 3打点と大暴れした。今季、対ヤクルト戦は打率 0.314。初戦の先発・小川泰弘投手(25)も今季は初対戦だが、昨季に打率 0.375( 8打数 3安打)、 1本塁打と攻略している。リーグ戦再開後は全試合で安打を放ち、 6試合連続安打中。虎では2013年の新井貴浩内野手(38＝現広島)以来となる自身来日初の 3試合連続本塁打にも挑む。どれだけ打順が変わろうとも、中心は常にゴメス。 4番の誇りとともに、バットでチームに貢献する。
ゴメスと同じく 3試合連続本塁打がかかる福留孝介外野手(38)は29日、新大阪駅から無言を貫き新幹線に乗り込んだ。前カードのＤｅＮＡ 2連戦では27日に 2打席連続本塁打を放つと28日にも12号ソロ。絶好調ぶりを証明する離れ業をやってのけた。
岩田稔投手(31)が、30日のヤクルト戦(神宮)に先発する。29日は甲子園で投手指名練習に参加して調整した。今季、対ヤクルトは 2戦 2勝、防御率1.98と抜群の成績。燕キラーが強打者がズラリと並ぶ打線を抑えて、ビジター 6連戦の初戦を白星で飾る。 5月13日の神宮での初登板は、 6回 2/3を 3失点で白星をマーク。今季 2度目の敵地での試合を控えて、キャッチボールやダッシュで調整した。この 1週間を勝ち越せるかどうかは大きなポイント。大事な初戦、岩田が燕キラーぶりを発揮して虎を勝利に導く。
7月 1日ヤクルト戦(神宮)に先発予定の岩貞祐太投手(23)が29日、甲子園での投手指名練習に参加した。
29日神宮球場で、ユニバーシアード日本代表壮行試合：大学日本代表－ＮＰＢ選抜が行われ、岩本輝投手(22)がＮＰＢ選抜の一員として 9回に登板し、 1回 1安打無失点で勝利に導いた。｢この点差で 9回に(救援で)投げることはなかなかない｣。 2万 649人の大観衆を前にしたストッパー起用だった。試合後は楽天安楽や西武高橋光らと交流。｢みんな球が速くて最後に一番遅い僕だったので、嫌でしたね(笑い)。次は(阪神の一員として戦う)シーズンでここで投げて、チームに貢献したいです｣と貴重な経験を生かす。記事をまとめてみました。
![東京に向かう和田豊監督]()
ヤクルト戦に向けて東京に向かう和田豊監督
和田豊監督が29日、一戦必勝を誓った。30日からのヤクルト 3連戦(神宮)に備えて東京入り。
首位に立って 2位巨人に 2ゲーム差をつける。 3番福留、 4番ゴメス、 5番マートンのクリーンアップは状態を上げており、混セから抜け出しそうな予感も漂う。チームも 6連勝で貯金｢３｣に増えた。
今週はＤｅＮＡ戦(横浜)も控えており、ビジター 6連戦が待つ。今季は、ここまでロードで12勝21敗 1分けと苦戦する。指揮官も｢(ビジターの)勝ち越しとか何とかじゃなく、 1戦 1戦、やっていく｣と腰を据えて臨む。
![ファン投票で選出され笑顔を見せる鳥谷敬内野手]()
26日、ファン投票で選出され笑顔を見せる鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手が29日、｢マツダオールスターゲーム２０１５｣の選手間投票で 2年連続 2度目の選出となった。
すでにファン投票で 4年連続 6度目のオールスター出場を決めており、ダブル選出。今季はここまで全70試合に出場し、打率 2割 5分 8厘の 3本塁打17打点。 502試合連続フルイニング出場中など、首位を走る阪神で不動の遊撃手として活躍している。
鳥谷は球団を通じて｢昨年に続き、選手間投票でも選出していただき光栄です。投票してくださった選手の方々に感謝し、選出に恥じないプレーをお見せしたいと思います｣とコメントした。
![マツダオールスターゲーム2015 選手間投票結果]()
マツダオールスターゲーム2015 選手間投票結果
心配ご無用、虎の鉄人は出る！鳥谷敬内野手(34)が、30日のヤクルト戦(神宮)に28日のＤｅＮＡ戦(甲子園)に続き｢ 7番・遊撃｣で先発出場することが29日、分かった。21日のヤクルト戦(甲子園)で背中に死球を受けた影響で 7番に打順を下げたが、スタメンを外れるほどの重傷でなかったのは何より。キャプテンの奮闘でいざ、首位固めだ。
虎のキャプテンに欠場の 2文字はない。 6連勝で迎える敵地でのヤクルト戦。きょうも鳥谷がスタメンに名を連ねる。和田監督が明言した。
｢出るよ、トリは｣
伊丹空港で、短い言葉に厚い信頼を込めた。
21日のヤクルト戦。 6回、久古から背中に死球を受けた。スタンドがどよめくほどの強烈な当たりだったが、その後も何もなかったかのようにプレーを続行。23、24日の広島戦も、27日のＤｅＮＡ戦も 1番で出場した。
![鳥谷は死球の影響が心配されたが、３０日も先発出場]()
鳥谷敬内野手は死球の影響が心配されたが、30日も先発出場。虎の鉄人が首位固めに奮闘する
異変があったのは28日の同戦。 5年ぶりに 7番に降格し、死球の影響が意外に大きいことが分かった。この試合では 1安打 2四球で 3出塁し、守備で好捕を披露も、試合後に将が｢週明けにはどうなるかわからない｣と語り、緊張が走った。
ただ、“わからない”のは打順のことだったと判明。平田ヘッドコーチも鳥谷を外す選択肢があるか？ と問われて｢全然ない。これからも(スタメンは)変わりません｣と方針を明かした。
｢大丈夫です。ダメといわれなければ出るつもりでやります｣
鳥谷もプレーに影響がないことを強調。30日も、28日に続き｢ 7番・遊撃｣でスタメン起用される予定だ。
もちろん、いつまでも下位にいる打者ではない。しばらくは背中の状態を見ながらになるが、打順は上がっていくのか？ との問いに、和田監督は｢もちろん。基本的にはね｣とキッパリ。順調に回復すれば、近日中に定位置の 1番に復帰するだろう。
![ヤクルト戦で死球を受けた鳥谷敬内野手]()
21日ヤクルト戦で死球を受けた鳥谷敬内野手＝阪神甲子園球場
プロである以上、グラウンドでプレーする姿を見せることこそが役目と公言してきた。お手本は金本知憲氏。自身2004年の入団以来、間近で生き方を目に焼き付けてきた。金本氏の連続フルイニング出場は2010年に1492試合でストップしたが、その後も1766試合まで連続試合出場を延ばした。“鉄人魂”を受け継ぐ鳥谷は、1536試合連続出場＆ 502試合連続フルイニング出場を継続中。少々の痛みで持ち場を放棄することはない。
貯金｢３｣で 2位巨人と 2ゲーム差。首位固めを狙うチームは、苦手なビジター６連戦に臨む。今季はホームで24勝12敗も、ビジターでは12勝21敗 1分けと大きく負け越している。ヤクルト、ＤｅＮＡから貯金を 1つでも増やして甲子園に帰るために、キャプテン鳥谷は欠かせない存在だ。
｢勝ち越しとか何とかじゃなくて一戦一戦、やっていく｣
和田監督は目の前の戦いを見すえた。真価が問われる敵地 6連戦。首位固めへ、鳥谷が痛みの残る背中で懸命に引っ張っていく。
![対ヤクルトは今季、打率・３１４と得意としている]()
対ヤクルトは今季、打率 0.314と得意としているマウロ・ゴメス内野手＝神宮球場
マウロ・ゴメス内野手が29日、30日からのビジター 6連戦(ヤクルト、ＤｅＮＡ)に向けて東京に移動した。今季、対ヤクルトは打率 0.314、対ＤｅＮＡは同 0.351と好相性。現在、 2試合連続本塁打と絶好調をキープしている主砲が、チームが苦手としている敵地で首位固めに奮闘する。
虎の首位固めはこの男にかかっている。 2試合連続アーチと波に乗るゴメスが、 3位タイのヤクルト、ＤｅＮＡ戦を前に力こぶを作った。
｢今がピークかどうか分からないけど、調子はいい。(練習で)室内で打ったりしているのが結果につながっているよ｣
![ゴメス内野手は新神戸駅から東京に向けて出発]()
マウロ・ゴメス内野手は新神戸駅から東京に向けて出発。絶好調の主砲が首位固めに気合をみなぎらせた
午後 6時すぎに東上。新幹線に乗り込む直前までファンにサインをするなど、リラックスムードだった。
鍵は今週の 6連戦が敵地だという点。チームは今季最多 6連勝で貯金３と首位に立っているが、甲子園では 9連勝中でもビジターでは12勝21敗 1分けと大きく負け越している。 7月 8日の中日戦で本拠地に戻ってくるまで、首位固めという意味では重要な 1週間になることは間違いない。内弁慶を克服すれば、10年ぶりのリーグ制覇が見えてくる。
そこで、ゴメスの出番だ。まずは30日からのヤクルト 3連戦。今季、対ヤクルト戦は打率 0.314。初戦の先発・小川も今季は初対戦だが、昨季に打率 0.375( 8打数 3安打)、 1本塁打と攻略している。
![対ＤｅＮＡはもっとも得意としている]()
対ＤｅＮＡは今季、打率 0.351と、セ 5球団のなかではもっとも得意としている＝横浜スタジアム
続くＤｅＮＡ 3連戦もお任せだ。今季はセ 5球団でもっとも好相性の打率 0.351。27、28日の同戦(甲子園)では1987年の真弓、バース以来、球団28年ぶりとなる同一コンビによる 2者連続弾を含む 7打数 3安打 3打点と大暴れした。
リーグ戦再開後は全試合で安打を放ち、 6試合連続安打中。打率 0.409(22打数 9安打)、 9打点と勢いは止まらない。虎では2013年の新井貴浩以来となる自身来日初の 3試合連続本塁打にも挑む。
｢福留さんが打ってくれるのはありがたい。でも、前が福留さんでも鳥谷さんでも、走者をかえすのが自分の仕事。みんながつないでくれることは、ありがたい｣
どれだけ打順が変わろうとも、中心は常にゴメス。 4番の誇りとともに、バットでチームに貢献する。
ゴメスと同じく 3試合連続本塁打がかかる福留孝介外野手は29日、新大阪駅から無言を貫き新幹線に乗り込んだ。前カードのＤｅＮＡ 2連戦では27日に 2打席連続本塁打を放つと28日にも12号ソロ。絶好調ぶりを証明する離れ業をやってのけた。リーグ戦再開後は 2度の猛打賞を記録するなど打率 0.423(26打数11安打)と圧倒的な数字を残す。勢いそのままに神宮でも大暴れだ。
岩田稔投手が、30日のヤクルト戦(神宮)に先発する。29日は甲子園で投手指名練習に参加して調整した。今季、対ヤクルトは 2戦 2勝、防御率1.98と抜群の成績。燕キラーが強打者がズラリと並ぶ打線を抑えて、ビジター 6連戦の初戦を白星で飾る。
ビジター 6連戦の前半は神宮。狭くてホームランが出やすいだけではなく山田、川端の 3割打者に18本塁打、54打点でリーグ首位に立つ畠山ら、強打者がズラリと並ぶ。それだけにヤクルト戦今季 2戦 2勝でも、岩田は表情を引きしめた。
｢(相性が)いいと思ったことは一度もありません。(球場を)気にしても一緒でしょう。どこも(気を)抜いたら打たれるので｣
5月13日の神宮での初登板は、 6回 2/3を 3失点で白星をマーク。今季 2度目の敵地での試合を控えて、キャッチボールやダッシュで調整した。
![岩田稔投手は３０日に先発予定]()
岩田稔投手は30日に先発予定。今季 2戦 2勝の燕キラーが強力打線を抑える＝阪神甲子園球場
敵は他にもいる。梅雨の時期は気圧や気温の変動が激しく、体調の維持が難しい。岩田も前回登板の23日の広島戦(長野)は大雨の中で投げ、 4回 3失点で今季最短ＫＯ。 6月は 1勝 1敗、防御率4.81と苦戦だ。
｢早く梅雨が明けてほしい。体がしんどい。動かなくなる｣
前半戦のヤマ場を越えれば、大好きな暑い季節が待っている。昨季 7月は 5試合で 4勝 1敗、防御率1.25と大活躍。プロ 9年目で初めて月間ＭＶＰも受賞した。｢暑い方が好き｣という夏男。まだギリギリ 6月だが、大好きな季節を前に、チームの首位固めを盤石にするためにも、白星で勢いをつけたいところだ。
チームは今季最長の 6連勝と好調。先発 4本柱の一角は「自分の頑張りがチームにプラスになって、(甲子園に)帰ってくるようにしたい｣とヤル気をみなぎらせた。ビジターは今季12勝21敗 1分けと負け越しているだけに、この 1週間を勝ち越せるかどうかは大きなポイント。大事な初戦、岩田が燕キラーぶりを発揮して虎を勝利に導く。
![中西コーチの指導を受ける岩貞祐太投手]()
ヤクルト戦に向け調整する岩貞祐太投手は、中西コーチ(左)の指導を受ける＝阪神甲子園球場
7月 1日ヤクルト戦(神宮)に先発予定の岩貞祐太投手が29日、甲子園での投手指名練習に参加した。
キャッチボールやダッシュなどで、 2日後に迫った登板に向けて準備した。当初は27日ＤｅＮＡ戦(甲子園)に先発予定だったが、26日の雨天中止を受け出番が延期。｢間隔は空いているけれど、初回、初球からしっかり投げていきたい。相手(投手陣)より 1点少なく抑えて勝ちたい｣と心境を語った。
![力投するＮＰＢ選抜の岩本輝投手]()
ＮＰＢ選抜対大学日本代表 力投するＮＰＢ選抜の岩本輝投手＝神宮球場
＜ユニバーシアード日本代表壮行試合：大学日本代表 2－ 3ＮＰＢ選抜＞◇29日◇神宮
岩本輝投手がＮＰＢ選抜の一員として 9回に登板し、 1回 1安打無失点で勝利に導いた。｢この点差で 9回に(救援で)投げることはなかなかない｣。 2万 649人の大観衆を前にしたストッパー起用だった。
先頭の代打山足(立命館大學)には中前打を献上。それでも続く 6番谷田(慶応大學)の場面で山足が盗塁死し、一死走者なしとなった。
そこから谷田を空振り三振、代打桝沢(亜細亜大學)を中飛に打ち取り｢ 0に抑えられて良かった｣と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
試合後は楽天安楽や西武高橋光らと交流。｢みんな球が速くて最後に一番遅い僕だったので、嫌でしたね(笑い)。次は(阪神の一員として戦う)シーズンでここで投げて、チームに貢献したいです｣と貴重な経験を生かす。
神宮に乗り込み、燕返しで一歩一歩前進だ！全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![2015年 公式戦 日程と結果( 6月)]()
2015年 公式戦 日程と結果( 6月)
![2015年 公式戦 日程と結果( 7月)]()
2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
![順位表]()
6月29日現在順位表
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6月29日現在対戦表
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鳥谷敬内野手(34)が29日、｢マツダオールスターゲーム２０１５｣の選手間投票で 2年連続 2度目の選出となった。すでにファン投票で 4年連続 6度目のオールスター出場を決めており、ダブル選出。首位を走る阪神で不動の遊撃手として活躍している。和田監督は目の前の戦いを見すえた。真価が問われる敵地 6連戦。首位固めへ、鳥谷が痛みの残る背中で懸命に引っ張っていく。
マウロ・ゴメス内野手(30)が29日、30日からのビジター 6連戦(ヤクルト、ＤｅＮＡ)に向けて東京に移動した。現在、 2試合連続本塁打と絶好調をキープしている主砲が、チームが苦手としている敵地で首位固めに奮闘する。午後 6時すぎに東上。新幹線に乗り込む直前までファンにサインをするなど、リラックスムードだった。27、28日の同戦(甲子園)では1987年の真弓明信(61)、ランディ・バース(61)以来、球団28年ぶりとなる同一コンビによる 2者連続弾を含む 7打数 3安打 3打点と大暴れした。今季、対ヤクルト戦は打率 0.314。初戦の先発・小川泰弘投手(25)も今季は初対戦だが、昨季に打率 0.375( 8打数 3安打)、 1本塁打と攻略している。リーグ戦再開後は全試合で安打を放ち、 6試合連続安打中。虎では2013年の新井貴浩内野手(38＝現広島)以来となる自身来日初の 3試合連続本塁打にも挑む。どれだけ打順が変わろうとも、中心は常にゴメス。 4番の誇りとともに、バットでチームに貢献する。
ゴメスと同じく 3試合連続本塁打がかかる福留孝介外野手(38)は29日、新大阪駅から無言を貫き新幹線に乗り込んだ。前カードのＤｅＮＡ 2連戦では27日に 2打席連続本塁打を放つと28日にも12号ソロ。絶好調ぶりを証明する離れ業をやってのけた。
岩田稔投手(31)が、30日のヤクルト戦(神宮)に先発する。29日は甲子園で投手指名練習に参加して調整した。今季、対ヤクルトは 2戦 2勝、防御率1.98と抜群の成績。燕キラーが強打者がズラリと並ぶ打線を抑えて、ビジター 6連戦の初戦を白星で飾る。 5月13日の神宮での初登板は、 6回 2/3を 3失点で白星をマーク。今季 2度目の敵地での試合を控えて、キャッチボールやダッシュで調整した。この 1週間を勝ち越せるかどうかは大きなポイント。大事な初戦、岩田が燕キラーぶりを発揮して虎を勝利に導く。
7月 1日ヤクルト戦(神宮)に先発予定の岩貞祐太投手(23)が29日、甲子園での投手指名練習に参加した。
29日神宮球場で、ユニバーシアード日本代表壮行試合：大学日本代表－ＮＰＢ選抜が行われ、岩本輝投手(22)がＮＰＢ選抜の一員として 9回に登板し、 1回 1安打無失点で勝利に導いた。｢この点差で 9回に(救援で)投げることはなかなかない｣。 2万 649人の大観衆を前にしたストッパー起用だった。試合後は楽天安楽や西武高橋光らと交流。｢みんな球が速くて最後に一番遅い僕だったので、嫌でしたね(笑い)。次は(阪神の一員として戦う)シーズンでここで投げて、チームに貢献したいです｣と貴重な経験を生かす。記事をまとめてみました。
ヤクルト戦に向けて東京に向かう和田豊監督
和田豊監督が29日、一戦必勝を誓った。30日からのヤクルト 3連戦(神宮)に備えて東京入り。
首位に立って 2位巨人に 2ゲーム差をつける。 3番福留、 4番ゴメス、 5番マートンのクリーンアップは状態を上げており、混セから抜け出しそうな予感も漂う。チームも 6連勝で貯金｢３｣に増えた。
今週はＤｅＮＡ戦(横浜)も控えており、ビジター 6連戦が待つ。今季は、ここまでロードで12勝21敗 1分けと苦戦する。指揮官も｢(ビジターの)勝ち越しとか何とかじゃなく、 1戦 1戦、やっていく｣と腰を据えて臨む。
26日、ファン投票で選出され笑顔を見せる鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手が29日、｢マツダオールスターゲーム２０１５｣の選手間投票で 2年連続 2度目の選出となった。
すでにファン投票で 4年連続 6度目のオールスター出場を決めており、ダブル選出。今季はここまで全70試合に出場し、打率 2割 5分 8厘の 3本塁打17打点。 502試合連続フルイニング出場中など、首位を走る阪神で不動の遊撃手として活躍している。
鳥谷は球団を通じて｢昨年に続き、選手間投票でも選出していただき光栄です。投票してくださった選手の方々に感謝し、選出に恥じないプレーをお見せしたいと思います｣とコメントした。
マツダオールスターゲーム2015 選手間投票結果
心配ご無用、虎の鉄人は出る！鳥谷敬内野手(34)が、30日のヤクルト戦(神宮)に28日のＤｅＮＡ戦(甲子園)に続き｢ 7番・遊撃｣で先発出場することが29日、分かった。21日のヤクルト戦(甲子園)で背中に死球を受けた影響で 7番に打順を下げたが、スタメンを外れるほどの重傷でなかったのは何より。キャプテンの奮闘でいざ、首位固めだ。
虎のキャプテンに欠場の 2文字はない。 6連勝で迎える敵地でのヤクルト戦。きょうも鳥谷がスタメンに名を連ねる。和田監督が明言した。
｢出るよ、トリは｣
伊丹空港で、短い言葉に厚い信頼を込めた。
21日のヤクルト戦。 6回、久古から背中に死球を受けた。スタンドがどよめくほどの強烈な当たりだったが、その後も何もなかったかのようにプレーを続行。23、24日の広島戦も、27日のＤｅＮＡ戦も 1番で出場した。
鳥谷敬内野手は死球の影響が心配されたが、30日も先発出場。虎の鉄人が首位固めに奮闘する
異変があったのは28日の同戦。 5年ぶりに 7番に降格し、死球の影響が意外に大きいことが分かった。この試合では 1安打 2四球で 3出塁し、守備で好捕を披露も、試合後に将が｢週明けにはどうなるかわからない｣と語り、緊張が走った。
ただ、“わからない”のは打順のことだったと判明。平田ヘッドコーチも鳥谷を外す選択肢があるか？ と問われて｢全然ない。これからも(スタメンは)変わりません｣と方針を明かした。
｢大丈夫です。ダメといわれなければ出るつもりでやります｣
鳥谷もプレーに影響がないことを強調。30日も、28日に続き｢ 7番・遊撃｣でスタメン起用される予定だ。
もちろん、いつまでも下位にいる打者ではない。しばらくは背中の状態を見ながらになるが、打順は上がっていくのか？ との問いに、和田監督は｢もちろん。基本的にはね｣とキッパリ。順調に回復すれば、近日中に定位置の 1番に復帰するだろう。
21日ヤクルト戦で死球を受けた鳥谷敬内野手＝阪神甲子園球場
プロである以上、グラウンドでプレーする姿を見せることこそが役目と公言してきた。お手本は金本知憲氏。自身2004年の入団以来、間近で生き方を目に焼き付けてきた。金本氏の連続フルイニング出場は2010年に1492試合でストップしたが、その後も1766試合まで連続試合出場を延ばした。“鉄人魂”を受け継ぐ鳥谷は、1536試合連続出場＆ 502試合連続フルイニング出場を継続中。少々の痛みで持ち場を放棄することはない。
貯金｢３｣で 2位巨人と 2ゲーム差。首位固めを狙うチームは、苦手なビジター６連戦に臨む。今季はホームで24勝12敗も、ビジターでは12勝21敗 1分けと大きく負け越している。ヤクルト、ＤｅＮＡから貯金を 1つでも増やして甲子園に帰るために、キャプテン鳥谷は欠かせない存在だ。
｢勝ち越しとか何とかじゃなくて一戦一戦、やっていく｣
和田監督は目の前の戦いを見すえた。真価が問われる敵地 6連戦。首位固めへ、鳥谷が痛みの残る背中で懸命に引っ張っていく。
対ヤクルトは今季、打率 0.314と得意としているマウロ・ゴメス内野手＝神宮球場
マウロ・ゴメス内野手が29日、30日からのビジター 6連戦(ヤクルト、ＤｅＮＡ)に向けて東京に移動した。今季、対ヤクルトは打率 0.314、対ＤｅＮＡは同 0.351と好相性。現在、 2試合連続本塁打と絶好調をキープしている主砲が、チームが苦手としている敵地で首位固めに奮闘する。
虎の首位固めはこの男にかかっている。 2試合連続アーチと波に乗るゴメスが、 3位タイのヤクルト、ＤｅＮＡ戦を前に力こぶを作った。
｢今がピークかどうか分からないけど、調子はいい。(練習で)室内で打ったりしているのが結果につながっているよ｣
マウロ・ゴメス内野手は新神戸駅から東京に向けて出発。絶好調の主砲が首位固めに気合をみなぎらせた
午後 6時すぎに東上。新幹線に乗り込む直前までファンにサインをするなど、リラックスムードだった。
鍵は今週の 6連戦が敵地だという点。チームは今季最多 6連勝で貯金３と首位に立っているが、甲子園では 9連勝中でもビジターでは12勝21敗 1分けと大きく負け越している。 7月 8日の中日戦で本拠地に戻ってくるまで、首位固めという意味では重要な 1週間になることは間違いない。内弁慶を克服すれば、10年ぶりのリーグ制覇が見えてくる。
そこで、ゴメスの出番だ。まずは30日からのヤクルト 3連戦。今季、対ヤクルト戦は打率 0.314。初戦の先発・小川も今季は初対戦だが、昨季に打率 0.375( 8打数 3安打)、 1本塁打と攻略している。
対ＤｅＮＡは今季、打率 0.351と、セ 5球団のなかではもっとも得意としている＝横浜スタジアム
続くＤｅＮＡ 3連戦もお任せだ。今季はセ 5球団でもっとも好相性の打率 0.351。27、28日の同戦(甲子園)では1987年の真弓、バース以来、球団28年ぶりとなる同一コンビによる 2者連続弾を含む 7打数 3安打 3打点と大暴れした。
リーグ戦再開後は全試合で安打を放ち、 6試合連続安打中。打率 0.409(22打数 9安打)、 9打点と勢いは止まらない。虎では2013年の新井貴浩以来となる自身来日初の 3試合連続本塁打にも挑む。
｢福留さんが打ってくれるのはありがたい。でも、前が福留さんでも鳥谷さんでも、走者をかえすのが自分の仕事。みんながつないでくれることは、ありがたい｣
どれだけ打順が変わろうとも、中心は常にゴメス。 4番の誇りとともに、バットでチームに貢献する。
ゴメスと同じく 3試合連続本塁打がかかる福留孝介外野手は29日、新大阪駅から無言を貫き新幹線に乗り込んだ。前カードのＤｅＮＡ 2連戦では27日に 2打席連続本塁打を放つと28日にも12号ソロ。絶好調ぶりを証明する離れ業をやってのけた。リーグ戦再開後は 2度の猛打賞を記録するなど打率 0.423(26打数11安打)と圧倒的な数字を残す。勢いそのままに神宮でも大暴れだ。
岩田稔投手が、30日のヤクルト戦(神宮)に先発する。29日は甲子園で投手指名練習に参加して調整した。今季、対ヤクルトは 2戦 2勝、防御率1.98と抜群の成績。燕キラーが強打者がズラリと並ぶ打線を抑えて、ビジター 6連戦の初戦を白星で飾る。
ビジター 6連戦の前半は神宮。狭くてホームランが出やすいだけではなく山田、川端の 3割打者に18本塁打、54打点でリーグ首位に立つ畠山ら、強打者がズラリと並ぶ。それだけにヤクルト戦今季 2戦 2勝でも、岩田は表情を引きしめた。
｢(相性が)いいと思ったことは一度もありません。(球場を)気にしても一緒でしょう。どこも(気を)抜いたら打たれるので｣
5月13日の神宮での初登板は、 6回 2/3を 3失点で白星をマーク。今季 2度目の敵地での試合を控えて、キャッチボールやダッシュで調整した。
岩田稔投手は30日に先発予定。今季 2戦 2勝の燕キラーが強力打線を抑える＝阪神甲子園球場
敵は他にもいる。梅雨の時期は気圧や気温の変動が激しく、体調の維持が難しい。岩田も前回登板の23日の広島戦(長野)は大雨の中で投げ、 4回 3失点で今季最短ＫＯ。 6月は 1勝 1敗、防御率4.81と苦戦だ。
｢早く梅雨が明けてほしい。体がしんどい。動かなくなる｣
前半戦のヤマ場を越えれば、大好きな暑い季節が待っている。昨季 7月は 5試合で 4勝 1敗、防御率1.25と大活躍。プロ 9年目で初めて月間ＭＶＰも受賞した。｢暑い方が好き｣という夏男。まだギリギリ 6月だが、大好きな季節を前に、チームの首位固めを盤石にするためにも、白星で勢いをつけたいところだ。
チームは今季最長の 6連勝と好調。先発 4本柱の一角は「自分の頑張りがチームにプラスになって、(甲子園に)帰ってくるようにしたい｣とヤル気をみなぎらせた。ビジターは今季12勝21敗 1分けと負け越しているだけに、この 1週間を勝ち越せるかどうかは大きなポイント。大事な初戦、岩田が燕キラーぶりを発揮して虎を勝利に導く。
ヤクルト戦に向け調整する岩貞祐太投手は、中西コーチ(左)の指導を受ける＝阪神甲子園球場
7月 1日ヤクルト戦(神宮)に先発予定の岩貞祐太投手が29日、甲子園での投手指名練習に参加した。
キャッチボールやダッシュなどで、 2日後に迫った登板に向けて準備した。当初は27日ＤｅＮＡ戦(甲子園)に先発予定だったが、26日の雨天中止を受け出番が延期。｢間隔は空いているけれど、初回、初球からしっかり投げていきたい。相手(投手陣)より 1点少なく抑えて勝ちたい｣と心境を語った。
ＮＰＢ選抜対大学日本代表 力投するＮＰＢ選抜の岩本輝投手＝神宮球場
＜ユニバーシアード日本代表壮行試合：大学日本代表 2－ 3ＮＰＢ選抜＞◇29日◇神宮
岩本輝投手がＮＰＢ選抜の一員として 9回に登板し、 1回 1安打無失点で勝利に導いた。｢この点差で 9回に(救援で)投げることはなかなかない｣。 2万 649人の大観衆を前にしたストッパー起用だった。
先頭の代打山足(立命館大學)には中前打を献上。それでも続く 6番谷田(慶応大學)の場面で山足が盗塁死し、一死走者なしとなった。
そこから谷田を空振り三振、代打桝沢(亜細亜大學)を中飛に打ち取り｢ 0に抑えられて良かった｣と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
試合後は楽天安楽や西武高橋光らと交流。｢みんな球が速くて最後に一番遅い僕だったので、嫌でしたね(笑い)。次は(阪神の一員として戦う)シーズンでここで投げて、チームに貢献したいです｣と貴重な経験を生かす。
神宮に乗り込み、燕返しで一歩一歩前進だ！全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2015年 公式戦 日程と結果( 6月)
2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
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