和田豊監督(52)が30日、甲子園で行われた指名練習に参加し、ルーキー江越大賀外野手(22=駒澤大学)に目を細めた。28、29日の中日 2連戦は全 8打席で 2三振したものの、これをしのぐ猛打ぶりだった。この話題を振られると指揮官は「言ってから三振しなくなったな」と冗談を飛ばしていた。ドラフト 3位・江越大賀外野手が30日、甲子園指名練習に参加。首位を争う、31日からのヤクルト 3連戦(甲子園)に向け「ボールが見えている」と気合十分。打点を挙げれば、 7戦 7勝の絶好調ルーキーがプロ初本塁打を放った相手先発・成瀬撃ちを再現し、不敗神話を継続する。もはや、チームに欠かせない存在になりつつある。飛ぶ鳥を落とす勢いの新人が燕をも撃ち落とす。
甲子園指名練習で汗を流した 3塁コンビの新井良太内野手(31)&今成亮太内野手(27)は首位を争うヤクルトとの直接対決にも、平常心を強調。
藤浪晋太郎投手(21)が30日、甲子園で指名練習に参加した。31日ヤクルト戦(甲子園)に先発予定。強力ツバメ打線との対決を前に「打つイメージ、しっかり振ってくるイメージがある。かといって、やりにくいイメージはない。相手どうこうより、自分のピッチングですね」と冷静に意気込んだ。ヤクルト戦は今季 2試合先発で 2勝、防御率1.80と相性がいい。この日の指名練習では、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。リーグ 2位の 8勝目を挙げた前回24日のDeNA戦(甲子園)では、自己最多の 152球で完封。リーグトップの打率 0.260を誇る強力打線を前にもひるむことなく、自信をにじませた。若きエースが聖地のマウンドで、再び歓喜の雄たけびをあげる。記事をまとめてみました。
和田豊監督(左)が見守る前で打撃練習するルーキー江越大賀外野手=阪神甲子園球場
和田豊監督が30日、甲子園で行われた指名練習に参加し、ルーキー江越大賀外野手に目を細めた。
この日もフリー打撃では柵越えを連発するなど好調。プロの配球に苦しんで三振を重ねていた江越に対し、27日に「三振はいくらでもしてくれたらいいよ」と発言したが、直後から一変。28、29日の中日 2連戦は全 8打席で 2三振したものの、これをしのぐ猛打ぶりだった。この話題を振られると指揮官は「言ってから三振しなくなったな」と冗談を飛ばしていた。
汗を滴らせ、ティー打撃をする江越大賀外野手。その目にはボールがはっきりと見えている=阪神甲子園球場
ドラフト 3位・江越大賀外野手が30日、甲子園指名練習に参加。首位を争う、31日からのヤクルト 3連戦(甲子園)に向け「ボールが見えている」と気合十分。打点を挙げれば、 7戦 7勝の絶好調ルーキーがプロ初本塁打を放った相手先発・成瀬撃ちを再現し、不敗神話を継続する。
高々と舞い上がった打球を見て、納得の表情で汗をぬぐった。首位攻防戦へ、準備は整った。ラッキーボーイの江越からは力強いフレーズまで、飛び出した。
「状態はいいと思います。チームに貢献できるようにやっていきたい」
フリー打撃する江越大賀外野手=阪神甲子園球場
打率 0.197だが、 7月21日に再昇格してからは“別人”だ。 7戦連続でスタメン起用され、打率 0.375(24打数 9安打)、 3本塁打、 8打点。前日29日の中日戦(ナゴヤD)では、同点弾に勝ち越しタイムリーを放ち、文句なしのヒーローになった。何より、頼もしいのは、絶好調の要因が分析できている点だ。
「ボールが見えている。ボール球を振ってしまうと、投手有利になって、自分の打撃ができなくなってしまうので」
首脳陣から打席内での「目付け」の重要性を説かれ、手応えを得た。低めの変化球を振らないようにゾーンを上げた。迷いが消えたことで、持ち味のフルスイングが生き、最高の結果につながっている。
和田豊監督の見守る中フリー打撃する江越大賀外野手=阪神甲子園球場
むろん、ルーキーが打てば、虎は勢いづく。打点をマークすれば、 7戦 7勝だ。燕の先陣は 4月28日に本拠地でプロ初本塁打をかました成瀬とあって、その再現に胸も膨らむ。「いいイメージがあります」と不敗神話の継続に腕をぶした。
甲子園での指名練習を見守った和田監督もさらなる進化を促した。対するチームで主軸を張る絶好調男・山田の名前を挙げ、「いろんな部門でたけているというか、ストライクゾーンを打ち損じしない気迫が打席で出ている、そういういいところは見習ってほしい」と期待を寄せた。
和田豊監督と話す江越大賀外野手=阪神甲子園球場
伝え聞いた若武者は同級生との比較に照れ笑いを浮かべ「山田君みたいになれるよう頑張ります」。続けて、意気込みを語った。
「ずっと甘い球を 1球で仕留めることが大事と思ってやってきました。常に心がけて、これからも課題としてやっていきたいです」
もはや、チームに欠かせない存在になりつつある。飛ぶ鳥を落とす勢いの新人が燕をも撃ち落とす。
◆江越の最近の活躍VTR◆
★ 7月22日の巨人戦(甲子園): 4回、左前打。 2点リードの 6回、笠原の外角直球を、左翼席にたたき込んだ。
★24日のDeNA戦(同):両軍無得点で迎えた 7回二死 1塁。先発・井納のフォークをとらえ、均衡を破る 2ラン。
★26日のDeNA戦(同): 2回無死 1塁で左前打。 5回二死 1、 2塁では、左前適時打を放つと、 8回に右中間 2塁打を放ち、プロ初となる猛打賞。
★28日の中日戦(ナゴヤD): 2点を先制された直後の 3回。先頭で四球を選び、チーム最初の出塁で起点となると、同じ回の二死満塁の場面で、先発・山井の初球シュートを中前へ 2点打。
★29日の中日戦(同): 1点を追う 7回、 2番手・田島の 146キロを同点ソロ。 9回一死 2塁の場面では 3番手・又吉のスライダーをしとめ、値千金の勝ち越し 2塁打。接戦にケリをつけた。
新井良太内野手のフリー打撃を見守る和田豊監督=阪神甲子園球場
甲子園指名練習で汗を流した 3塁コンビの新井良太内野手&今成亮太内野手は首位を争うヤクルトとの直接対決にも、平常心を強調。左腕・成瀬対策でスタメンが予想される新井は30日、「目の前の一戦をしっかりやるだけ。出たら頭を整理して、頑張ります」と静かに闘志を燃やした。また、今季ヤクルト戦で打率 0.333(15打数 5安打)を残す今成は「対戦相手というより、自分のスイングができればいい」と力を込めた。
甲子園の外野でキャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
藤浪晋太郎投手が30日、甲子園で指名練習に参加した。31日ヤクルト戦(甲子園)に先発予定。強力ツバメ打線との対決を前に「打つイメージ、しっかり振ってくるイメージがある。かといって、やりにくいイメージはない。相手どうこうより、自分のピッチングですね」と冷静に意気込んだ。ヤクルト戦は今季 2試合先発で 2勝、防御率1.80と相性がいい。
甲子園での指名練習に参加した藤浪晋太郎投手。燕の絶好調男、山田斬りに自信アリだ=阪神甲子園球場
さあ、燕との首位決戦や! 阪神は30日、ヤクルトが敗れたため、 7月 6日以来の単独首位に浮上。31日からは甲子園で首位攻防 3連戦を迎える。初戦を託された藤浪晋太郎投手は指名練習に参加。山田哲人内野手(23)をはじめ、好打者が揃う強力打線封じに自信をみせた。
聖地の昼空に、何度も雷鳴がとどろいた。大荒れを予感させるヤクルトと首位決戦。甲子園では4連勝中の藤浪が、大事な初戦のマウンドに立つ。
「打線のいいチームですね。しっかり振ってくるというイメージです。ただ、やりにくいといえば、そうでもない。自分のピッチングをするだけです」
キャッチボールをする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
この日の指名練習では、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。リーグ 2位の 8勝目を挙げた前回24日のDeNA戦(甲子園)では、自己最多の 152球で完封。リーグトップの打率 0.260を誇る強力打線を前にもひるむことなく、自信をにじませた。
中でもセ界の投手陣を震え上がらせているのが 3番山田だ。打率 0.334、24本塁打、20盗塁、出塁率 0.418の 4部門でリーグトップ。62打点は同 3位。しかも 7月は20試合で打率 0.449(78打数35安打)、10本塁打、24打点。勢いが止まらない。
藤浪も侍ジャパンや球宴などで顔を合わせており、「よく話をします。年も(23歳と)近いので。(母校大阪桐蔭と)同じ大阪の履正社ということもありますから」というが、対峙すれば闘志をむき出しにする。
山田に対して今季 7打数 2安打で、通算では17打数 3安打と抑えている。ヤクルトにも今季 2試合登板し 2戦 2勝、防御率1.80。頼もしい数字が背中を押す。
キャッチボールをする岩崎優投手。右は藤浪晋太郎投手=甲子園球場
「山田さんに限らず、上位やクリーンアップには気をつけないといけない」
そう口にするように、 2番にはリーグ 2位の打率 0.332の川端。 4番は20発&70打点の畠山、 5番には勝負強い雄平。気の抜けない強打者がズラリと並ぶだけに、過信も油断もない。
まずは恐怖の 3番をどう封じるか-。和田監督は「ストライクゾーンを打ち損じしない気迫が打席で出ている。バッテリーはそこをどうやって抑えていくか。配球論とかを考えると楽しくなってくるぐらいでないとね」と注文を付けた。
「いい状態のチーム同士の戦いになる。やることは変わらない。自分のすべきことをやるだけです」
右腕の言葉に力がこもる。広島戦に敗れたヤクルトは 2位に転落し、虎が 7月 6日以来となる単独首位に浮上。 0.5ゲーム差で迎える首位攻防戦は、夏の長期ロード前の甲子園最後の 3連戦。若きエースが聖地のマウンドで、再び歓喜の雄たけびをあげる。
◆データBOX◆
◎…藤浪が24日のDeNA戦(甲子園)に続き、 2戦連続で完封勝利を挙げれば、阪神では昨年のメッセンジャー以来。日本人投手では1992年の野田、湯舟以来で23年ぶり。ちなみにヤクルト戦(甲子園)完封勝利は2013年 9月23日にメッセンジャーが記録して以来となる。
◎…今季阪神は甲子園でヤクルトに 5戦全勝で、昨季も合わせると 6連勝中。甲子園でのヤクルト戦 6連勝は、2003年に 9連勝して以来12年ぶり。
燕軍を打ち落とせ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
7月30日現在順位表
7月30日現在対戦表
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決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
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江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
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甲子園指名練習で汗を流した 3塁コンビの新井良太内野手(31)&今成亮太内野手(27)は首位を争うヤクルトとの直接対決にも、平常心を強調。
藤浪晋太郎投手(21)が30日、甲子園で指名練習に参加した。31日ヤクルト戦(甲子園)に先発予定。強力ツバメ打線との対決を前に「打つイメージ、しっかり振ってくるイメージがある。かといって、やりにくいイメージはない。相手どうこうより、自分のピッチングですね」と冷静に意気込んだ。ヤクルト戦は今季 2試合先発で 2勝、防御率1.80と相性がいい。この日の指名練習では、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。リーグ 2位の 8勝目を挙げた前回24日のDeNA戦(甲子園)では、自己最多の 152球で完封。リーグトップの打率 0.260を誇る強力打線を前にもひるむことなく、自信をにじませた。若きエースが聖地のマウンドで、再び歓喜の雄たけびをあげる。記事をまとめてみました。
和田豊監督(左)が見守る前で打撃練習するルーキー江越大賀外野手=阪神甲子園球場
和田豊監督が30日、甲子園で行われた指名練習に参加し、ルーキー江越大賀外野手に目を細めた。
この日もフリー打撃では柵越えを連発するなど好調。プロの配球に苦しんで三振を重ねていた江越に対し、27日に「三振はいくらでもしてくれたらいいよ」と発言したが、直後から一変。28、29日の中日 2連戦は全 8打席で 2三振したものの、これをしのぐ猛打ぶりだった。この話題を振られると指揮官は「言ってから三振しなくなったな」と冗談を飛ばしていた。
汗を滴らせ、ティー打撃をする江越大賀外野手。その目にはボールがはっきりと見えている=阪神甲子園球場
ドラフト 3位・江越大賀外野手が30日、甲子園指名練習に参加。首位を争う、31日からのヤクルト 3連戦(甲子園)に向け「ボールが見えている」と気合十分。打点を挙げれば、 7戦 7勝の絶好調ルーキーがプロ初本塁打を放った相手先発・成瀬撃ちを再現し、不敗神話を継続する。
高々と舞い上がった打球を見て、納得の表情で汗をぬぐった。首位攻防戦へ、準備は整った。ラッキーボーイの江越からは力強いフレーズまで、飛び出した。
「状態はいいと思います。チームに貢献できるようにやっていきたい」
フリー打撃する江越大賀外野手=阪神甲子園球場
打率 0.197だが、 7月21日に再昇格してからは“別人”だ。 7戦連続でスタメン起用され、打率 0.375(24打数 9安打)、 3本塁打、 8打点。前日29日の中日戦(ナゴヤD)では、同点弾に勝ち越しタイムリーを放ち、文句なしのヒーローになった。何より、頼もしいのは、絶好調の要因が分析できている点だ。
「ボールが見えている。ボール球を振ってしまうと、投手有利になって、自分の打撃ができなくなってしまうので」
首脳陣から打席内での「目付け」の重要性を説かれ、手応えを得た。低めの変化球を振らないようにゾーンを上げた。迷いが消えたことで、持ち味のフルスイングが生き、最高の結果につながっている。
和田豊監督の見守る中フリー打撃する江越大賀外野手=阪神甲子園球場
むろん、ルーキーが打てば、虎は勢いづく。打点をマークすれば、 7戦 7勝だ。燕の先陣は 4月28日に本拠地でプロ初本塁打をかました成瀬とあって、その再現に胸も膨らむ。「いいイメージがあります」と不敗神話の継続に腕をぶした。
甲子園での指名練習を見守った和田監督もさらなる進化を促した。対するチームで主軸を張る絶好調男・山田の名前を挙げ、「いろんな部門でたけているというか、ストライクゾーンを打ち損じしない気迫が打席で出ている、そういういいところは見習ってほしい」と期待を寄せた。
和田豊監督と話す江越大賀外野手=阪神甲子園球場
伝え聞いた若武者は同級生との比較に照れ笑いを浮かべ「山田君みたいになれるよう頑張ります」。続けて、意気込みを語った。
「ずっと甘い球を 1球で仕留めることが大事と思ってやってきました。常に心がけて、これからも課題としてやっていきたいです」
もはや、チームに欠かせない存在になりつつある。飛ぶ鳥を落とす勢いの新人が燕をも撃ち落とす。
◆江越の最近の活躍VTR◆
★ 7月22日の巨人戦(甲子園): 4回、左前打。 2点リードの 6回、笠原の外角直球を、左翼席にたたき込んだ。
★24日のDeNA戦(同):両軍無得点で迎えた 7回二死 1塁。先発・井納のフォークをとらえ、均衡を破る 2ラン。
★26日のDeNA戦(同): 2回無死 1塁で左前打。 5回二死 1、 2塁では、左前適時打を放つと、 8回に右中間 2塁打を放ち、プロ初となる猛打賞。
★28日の中日戦(ナゴヤD): 2点を先制された直後の 3回。先頭で四球を選び、チーム最初の出塁で起点となると、同じ回の二死満塁の場面で、先発・山井の初球シュートを中前へ 2点打。
★29日の中日戦(同): 1点を追う 7回、 2番手・田島の 146キロを同点ソロ。 9回一死 2塁の場面では 3番手・又吉のスライダーをしとめ、値千金の勝ち越し 2塁打。接戦にケリをつけた。
新井良太内野手のフリー打撃を見守る和田豊監督=阪神甲子園球場
甲子園指名練習で汗を流した 3塁コンビの新井良太内野手&今成亮太内野手は首位を争うヤクルトとの直接対決にも、平常心を強調。左腕・成瀬対策でスタメンが予想される新井は30日、「目の前の一戦をしっかりやるだけ。出たら頭を整理して、頑張ります」と静かに闘志を燃やした。また、今季ヤクルト戦で打率 0.333(15打数 5安打)を残す今成は「対戦相手というより、自分のスイングができればいい」と力を込めた。
甲子園の外野でキャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
藤浪晋太郎投手が30日、甲子園で指名練習に参加した。31日ヤクルト戦(甲子園)に先発予定。強力ツバメ打線との対決を前に「打つイメージ、しっかり振ってくるイメージがある。かといって、やりにくいイメージはない。相手どうこうより、自分のピッチングですね」と冷静に意気込んだ。ヤクルト戦は今季 2試合先発で 2勝、防御率1.80と相性がいい。
甲子園での指名練習に参加した藤浪晋太郎投手。燕の絶好調男、山田斬りに自信アリだ=阪神甲子園球場
さあ、燕との首位決戦や! 阪神は30日、ヤクルトが敗れたため、 7月 6日以来の単独首位に浮上。31日からは甲子園で首位攻防 3連戦を迎える。初戦を託された藤浪晋太郎投手は指名練習に参加。山田哲人内野手(23)をはじめ、好打者が揃う強力打線封じに自信をみせた。
聖地の昼空に、何度も雷鳴がとどろいた。大荒れを予感させるヤクルトと首位決戦。甲子園では4連勝中の藤浪が、大事な初戦のマウンドに立つ。
「打線のいいチームですね。しっかり振ってくるというイメージです。ただ、やりにくいといえば、そうでもない。自分のピッチングをするだけです」
キャッチボールをする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場
この日の指名練習では、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。リーグ 2位の 8勝目を挙げた前回24日のDeNA戦(甲子園)では、自己最多の 152球で完封。リーグトップの打率 0.260を誇る強力打線を前にもひるむことなく、自信をにじませた。
中でもセ界の投手陣を震え上がらせているのが 3番山田だ。打率 0.334、24本塁打、20盗塁、出塁率 0.418の 4部門でリーグトップ。62打点は同 3位。しかも 7月は20試合で打率 0.449(78打数35安打)、10本塁打、24打点。勢いが止まらない。
藤浪も侍ジャパンや球宴などで顔を合わせており、「よく話をします。年も(23歳と)近いので。(母校大阪桐蔭と)同じ大阪の履正社ということもありますから」というが、対峙すれば闘志をむき出しにする。
山田に対して今季 7打数 2安打で、通算では17打数 3安打と抑えている。ヤクルトにも今季 2試合登板し 2戦 2勝、防御率1.80。頼もしい数字が背中を押す。
キャッチボールをする岩崎優投手。右は藤浪晋太郎投手=甲子園球場
「山田さんに限らず、上位やクリーンアップには気をつけないといけない」
そう口にするように、 2番にはリーグ 2位の打率 0.332の川端。 4番は20発&70打点の畠山、 5番には勝負強い雄平。気の抜けない強打者がズラリと並ぶだけに、過信も油断もない。
まずは恐怖の 3番をどう封じるか-。和田監督は「ストライクゾーンを打ち損じしない気迫が打席で出ている。バッテリーはそこをどうやって抑えていくか。配球論とかを考えると楽しくなってくるぐらいでないとね」と注文を付けた。
「いい状態のチーム同士の戦いになる。やることは変わらない。自分のすべきことをやるだけです」
右腕の言葉に力がこもる。広島戦に敗れたヤクルトは 2位に転落し、虎が 7月 6日以来となる単独首位に浮上。 0.5ゲーム差で迎える首位攻防戦は、夏の長期ロード前の甲子園最後の 3連戦。若きエースが聖地のマウンドで、再び歓喜の雄たけびをあげる。
◆データBOX◆
◎…藤浪が24日のDeNA戦(甲子園)に続き、 2戦連続で完封勝利を挙げれば、阪神では昨年のメッセンジャー以来。日本人投手では1992年の野田、湯舟以来で23年ぶり。ちなみにヤクルト戦(甲子園)完封勝利は2013年 9月23日にメッセンジャーが記録して以来となる。
◎…今季阪神は甲子園でヤクルトに 5戦全勝で、昨季も合わせると 6連勝中。甲子園でのヤクルト戦 6連勝は、2003年に 9連勝して以来12年ぶり。
燕軍を打ち落とせ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
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7月30日現在順位表
7月30日現在対戦表
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夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
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