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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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マートン左中間に久々5号2ラン!新井豪快弾、バックスクリーンへ一直線!福留、勝ちある満塁2点打!

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 31日阪神甲子園球場で阪神-ヤクルト14回戦が行われ、モデルで2015年アサヒビールイメージガールを務める西田有沙(22)が始球式を行った。
 ヤクルトが 1回から猛攻を見せた。阪神は 8回二死満塁でゴメスの押し出し死球で勝ち越し。マートンも続き 2点適時打。首位攻防戦の初戦は阪神に軍配が上がった。ヤクルトが、首位攻防の第 1ラウンドを落とし、 3位に転落した。真中満監督(44)は「救援陣はこれまでもたくさん投げている。打たれるのは仕方ない」と擁護した。
 マット・マートン外野手(33)が 4回に 5号 2ランを放った。
 新井良太内野手(31)がマートンに続いた。 4回の 5番マートンの 5号 2ランで 3- 6となった直後だった。ヤクルト成瀬のチェンジアップを捉えた。打球はバックスクリーンへ一直線。豪快なアーチで虎党を盛り上げた。打った瞬間、バットを思いっきり、放り投げた。 4回、マートンの 2ランの余韻がさめやらぬ中、新井も続いた。ヤクルトの左腕・成瀬のチェンジアップをフルスイングすると、打球はバックスクリーンに向かって一直線だ。 1日のヤクルトは石山が先発予定。先発ではなくベンチスタートになる可能性は大。代打であろうとスタメンであろうと関係ない。打席に立てば、来た球をフルスイングするだけだ。
 福留孝介外野手(38)が 6回に同点打を放った。 5- 7で迎えた 6回二死満塁で打席に立った。カウント 1- 1からの 3球目、ヤクルト 4番手オンドルセクの外角 150キロ直球を左前に運んだ。 2塁走者の俊介まで本塁にかえり、同点に追いついた。スタンドからは熱い熱い「ワッショイ」コール。オンドルセクが投球動作に入るとマンモスが沸き立った。 3球連続となる外角シュート。福留は狙っていた。甲子園は試合開始直後からほぼ無風に変わった。太陽が沈んでも気温は30度を上回ったままで、選手もファンも、まるでサウナに 4時間14分入りっぱなしのような蒸し暑さだった。汗という汗が皮膚の至るところから噴き出す。左翼後方にみえる満月の美しさも、かすんでしまうほどだった。お立ち台では安藤をたたえた。チームトップの49打点。決めるときゃ、決める。それが男・福留だ。
 阪神は同点の 8回、マウロ・ゴメス内野手(30)のアピール押し出し死球で勝ち越した後、マット・マートン外野手(33)の 2点打でヤクルトにトドメ。首位攻防第 1戦は暑さで足がつりかけた藤浪晋太郎投手(21)の乱調で大量リードを許したが、最大 5点差を逆転。 4連勝で貯金を今季最多の「4」とした。イエローに染まった満員の甲子園の歓喜は、一瞬の間を置いてから大爆発した。息をのむ大観衆に凝視されたゴメスが不敵に手袋を外した。今季初めて 5点差をひっくり返した瞬間は思わぬシーン。赤く腫れたG砲の左手が大逆転の証だった。勝利打点のG砲も同じだ。前の打席は 6回。福留の同点打に続く二死 1、 3塁で空振り三振に倒れた。際どいハーフスイングに、不服の表情。和田監督も声を荒げたが、覆るはずもない。 4番は静かに燃えていた。ナインの視線の先は「優勝」の 2文字だ。全員野球で大逆転。混戦を抜け出す分岐点になる試合だ。
  6回の同点劇と、 8回の勝ち越し劇。ドラマに共通するキーワードは「代打成功」だった。延長の予感も漂い始めた 8回一死。代打で登場した今成亮太内野手(27)は、芸術的なバットコントロールで打球を中前に運んだ。
 鶴岡一成捕手(38)が今季 3度目のマルチ安打をマークした。
 藤浪晋太郎投手(21)が 6安打 6失点で今季最短の 4回途中でKOされた。 1回からヤクルト打線につかまった。比屋根、川端に連続四球を与え無死 1、 2塁のピンチを迎えた。 3番山田に外角 152キロ直球を左前に運ばれ、先制を許した。雄平には左前適時打、デニングに左中間への 2点適時 2塁打を許し、この回 4点を失った。今季最短の 3回 2/3でマウンドを降りた。
 また勝ち呼んだ!虎・安藤優也投手(37)、通算76勝目…小林繁氏にあと「1」。ウル虎イエローに染まったスタンドは絶景だった。暑さのなか、安藤が流れを呼ぶ激投。お立ち台に招かれた投のヒーローは、まさかの“ざんげ”。虎党からは笑いが起こった。2003年以来の登板 2試合連続白星。 7月28日はイニングまたぎで今季初ヒーローインタビュー。翌 7月29日は今季 3勝目と価値ある 3連投だ。連投に次ぐ連投は37歳のベテランには過酷な任務だが、お立ち台への過密登板はファンも大歓迎だろう。今季 4勝目で通算76勝とし、球団歴代17位の小林繁氏(享年57)の77勝にあと「1」に迫った。聖地は気温30度を超え、湿度も90%以上。寝苦しい夜でも細やかなケアのおかげで力を発揮した。
 呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)が、藤川球児投手(35=現独立リーグ・高知)以来の 2年連続30S!阪神では2007、2008年の藤川以来でプロ野球史上 4人目、外国人では来日 1年目からでは初となる 2年連続30セーブをマークした。 6試合連続セーブも、 5試合ぶりの失点を反省した。
記事をまとめてみました。

2015.07.31 試合結果

 <阪神10- 0ヤクルト>14回戦◇31日◇阪神甲子園球場
 モデルで2015年アサヒビールイメージガールを務める西田有沙が始球式を行った。
 阪神の「ウル虎の夏」ユニホームを着用しマウンドに上がると、見事な投球を披露。「アサヒスーパードライは甲子園球場のオフィシャルビールなので、おいしく飲んでいただいて、試合を盛り上げて欲しいです」とPRした。


アサヒビールイメージガールの西田有沙
 始球式で投球する、アサヒビールイメージガールの西田有沙=阪神甲子園球場

 ヤクルトが 1回から猛攻を見せた。山田、雄平、デニングのタイムリーで 4点を先制。阪神は 2回に鶴岡の適時打で 1点を返した。
 阪神は 4回にマートンの 5号 2ラン、新井良太の 2号ソロなどで 4点を加えた。 6回には福留の 2点適時打で同点に追いついた。
 阪神は 8回二死満塁でゴメスの押し出し死球で勝ち越し。マートンも続き 2点適時打。首位攻防戦の初戦は阪神に軍配が上がった。


ゴメスは適時打のマートンと笑顔で握手
  8回裏阪神二死満塁、代走の出たゴメスは適時打のマートンと笑顔で握手=阪神甲子園球場

 ヤクルトが、首位攻防の第 1ラウンドを落とし、 3位に転落した。 7- 7の 8回二死満塁から 5番手ロマンがゴメスに押し出し死球。次打者のマートンには中前へ 2点適時打を許した。 4番手のオンドルセクも、 2点リードの 6回二死満塁から福留に同点の 2点適時打。頼みの救援陣が粘りきれなかった。
 真中満監督は「救援陣はこれまでもたくさん投げている。打たれるのは仕方ない」と擁護した。


舌を出しながら3塁をまわるマット・マートン外野手
  4回裏阪神無死 1塁、左越え 2点本塁打を放ち、舌を出しながら 3塁をまわるマット・マートン外野手=阪神甲子園球場

 マット・マートン外野手が 4回に 5号 2ランを放った。 1- 6で迎えた 4回無死 1塁。フルカウントからの 6球目、ヤクルト成瀬の内角低めへの変化球を一振りし、左中間スタンドへ放り込んだ。 8日中日戦(甲子園)以来の本塁打だった。

中前安打を放った新井良太内野手
  2回裏阪神一死 1塁、新井良太内野手は中前安打を放った=阪神甲子園球場

 新井良太内野手がマートンに続いた。 4回の 5番マートンの 5号 2ランで 3- 6となった直後だった。ヤクルト成瀬のチェンジアップを捉えた。打球はバックスクリーンへ一直線。豪快なアーチで虎党を盛り上げた。 5月 6日中日戦(甲子園)以来の今季 2号ソロだった。
 打った瞬間、バットを思いっきり、放り投げた。 4回、マートンの 2ランの余韻がさめやらぬ中、新井も続いた。ヤクルトの左腕・成瀬のチェンジアップをフルスイングすると、打球はバックスクリーンに向かって一直線だ。
 「しっかりと自分のスイングをしようと思っていました」


4回、2号ソロを放った新井良太内野手
  4回、マートンに続く 2者連続アーチとなる 2号ソロを放った新井良太内野手=阪神甲子園球場

 藤浪の乱調で、 4回表を終了時でスコアは 1- 6。マートンの 2ランで 3点差。これで勢いを途絶えさせなかった。
 「まだ序盤だったので、なんとかしたかった」。
 続く新井は無死走者なしから 5月 6日の中日戦(甲子園)以来の今季 2号ソロ。流れは虎に傾き、敵失でさらに 1点を追加。大逆転劇のお膳立てした。
  2回にも一死からマートンが右前打で出塁すると、中前打で続き、このあと鶴岡に適時打が飛び出した。 7回の打席(三振)を終えると交代。 8回の勝ち越しのシーンはベンチで見つめた。


安打を放った新井良太内野手
  2回、安打を放った新井良太内野手=阪神甲子園球場

 「みんなで勝った試合です。本当に勝ててよかった」
 相手先発が右のときの 3塁スタメンは今成、左のときは新井と出場機会も限られている。「彼は、いつもベンチにいるときは大きな声を出して盛り上げてくれるチームには欠かせない存在」と平田ヘッドコーチ。打率は 1割台。新井も「調子がいいのか悪いのか、自分でもわからない」と、現状に決して満足していないが、打席に立てば迷いはない。
  1日のヤクルトは石山が先発予定。先発ではなくベンチスタートになる可能性は大。「自分のできることをしっかり準備して、明日にのぞみたい」。代打であろうとスタメンであろうと関係ない。打席に立てば、来た球をフルスイングするだけだ。

◆データBOX◆
◎… 4回にマートン、新井が連続本塁打。阪神で 2者連続本塁打は 6月28日のDeNA戦(甲子園)の 4回に福留、ゴメス以来、今季 3度目。
◎… 2アーチなどで10得点を奪い、阪神は今季 302得点。 300得点への到達は12球団で最も遅いペース。


左前に同点となる2点適時打を放った福留孝介外野手
  6回裏阪神二死満塁、福留孝介外野手は左前に同点となる 2点適時打を放った=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が 6回に同点打を放った。 5- 7で迎えた 6回二死満塁で打席に立った。カウント 1- 1からの 3球目、ヤクルト 4番手オンドルセクの外角 150キロ直球を左前に運んだ。 2塁走者の俊介まで本塁にかえり、同点に追いついた。
 スタンドからは熱い熱い「ワッショイ」コール。オンドルセクが投球動作に入るとマンモスが沸き立った。 3球連続となる外角シュート。福留は狙っていた。
 「チャンスだったので何とかしようと思った。きょう勝てたことが大きい。(藤浪も)人間だからうまくいかないこともある。周りの選手がカバーしてあげることができたら、晋太郎にとっても大きい。よかったよ」


左前に2点同点打を放った福留孝介外野手
 また神がかり打!!  6回、左前に 2点同点打を放った福留孝介外野手。試合を振り出しに戻した=阪神甲子園球場

  5- 7の 6回二死満塁。相手が松岡から代わっても意に介さなかった。左前に鋭く運んで、 2走・俊介まで生還だ。これで今季満塁では10打数 5安打11打点。「たまたまじゃない!? 覚えてないよ」。今季神がかり的な勝負強さを発揮している仕事人は「“ウル虎”疲れた!」と照れ笑いを浮かべた。
 甲子園は試合開始直後からほぼ無風に変わった。太陽が沈んでも気温は30度を上回ったままで、選手もファンも、まるでサウナに 4時間14分入りっぱなしのような蒸し暑さだった。汗という汗が皮膚の至るところから噴き出す。左翼後方にみえる満月の美しさも、かすんでしまうほどだった。


お立ち台に上がった福留孝介外野手と安藤優也投手
 お立ち台に上がった福留孝介外野手(中)は安安藤優也投手(左)と笑顔=阪神甲子園球場

 「(この暑さは)無理やでぇ。よく高校生、この中でやっているよな」
 PL学園高校時代の思い出をあえてしまいながら玉の汗をぬぐった。38歳が“泣き”を入れつつも、勝利を呼び込めたのは、確かな下地があるからだ。
 正午前-。甲子園でナイターが始まる 6時間以上も前から、福留は必ずといっていいほどグラウンドに姿をみせる。ジャージー姿で外野芝を走るシルエットが、かげろうのようにもみえる。猛暑の下で追い込んでいる。
  5- 6の 4回二死 1、 2塁では 2ゴロに倒れたが「悪いことは忘れようと思っていた」と切り替えた。お立ち台では「隣にいる安ちゃんが、いい仕事をしてくれていますから」と安藤をたたえた。チームトップの49打点。決めるときゃ、決める。それが男・福留だ。


ロマンの投球が左手に当たったゴメス内野手
 ラッキー!! 同点の 8回二死満塁でロマンの投球が左手に当たったマウロ・ゴメス内野手。この押し出し死球が決勝点=阪神甲子園球場

 まさにウル虎! 神がかり!! こんなん絶対優勝や!! 阪神は同点の 8回、マウロ・ゴメス内野手のアピール押し出し死球で勝ち越した後、マートンの 2点打でヤクルトにトドメ。首位攻防第 1戦は暑さで足がつりかけた藤浪の乱調で大量リードを許したが、最大 5点差を逆転。 4連勝で貯金を今季最多の「4」とした。暑くても強い虎がVへ加速する。
 イエローに染まった満員の甲子園の歓喜は、一瞬の間を置いてから大爆発した。息をのむ大観衆に凝視されたゴメスが不敵に手袋を外した。今季初めて 5点差をひっくり返した瞬間は思わぬシーン。赤く腫れたG砲の左手が大逆転の証だった。


ゴメス内野手は「審判に見せろと言われ」アピール
 ゴメスは「審判に見せろと言われ」アピール=阪神甲子園球場

 「ああいう結果になったけど、チームにとっても大きかったね」
  7- 7の 8回二死満塁。 2球目の内角直球を果敢に狙った。途中で止めると、グリップ付近に当たったボールが転々。バットか左手か、ファウルか押し出しか…。
 「審判に(手を)見せろと言われたよ」
 ゴメスが差し出した左手をチェックした杉本球審は、 1塁を指さした。死球を表すジェスチャー。思わぬ形でついに虎が勝ち越した。
 「( 5点差逆転は)なかなかないことだよね。これで攻撃陣も乗っていきたいよね」


トドメをさしたマット・マートン外野手
  8回、ゴメス内野手の死球の後、マット・マートン外野手は中前 2点打を放ち、トドメをさした=阪神甲子園球場

 ラッキーな形でリードした直後、マット・マートン外野手(33)が文句なしのトドメを差した。中前 2点打で試合を決めた。大逆転へののろしを上げたのもM砲だった。 1- 6の 4回無死 1塁で左越えに 5号 2ラン。一気に流れが変わった。新井の 2者連続アーチなどで、一挙 4点を奪って 1点差に迫った。
 「 1球 1球と、気持ちを切り替えたよ」
 M砲はアーチをそう振り返った。 3ボールから外角球を見送って 1塁へ歩いた。だが、判定はストライク。次の球も際どい低めの球。また足が一歩だけ動いたが、フルカウントへ。開幕直後のようにイライラすることなく集中していた。
 勝利打点のG砲も同じだ。前の打席は 6回。福留の同点打に続く二死 1、 3塁で空振り三振に倒れた。際どいハーフスイングに、不服の表情。和田監督も声を荒げたが、覆るはずもない。 4番は静かに燃えていた。
 「スイングを取られたら仕方ない。悔しかったけど、次の打席でああいう結果でよかったよ」


ナインと喜ぶ代走を送られたゴメス内野手
  8回、代走を送られたマウロ・ゴメス内野手はナインと喜ぶ=阪神甲子園球場

 和田監督はメンタル面で安定している主砲コンビについて「その(精神面の)変化があったから、今の状態。集中力を欠くことなく勝負にいった結果、きょうはよかった」と称えた。
 藤浪が 1回 4失点とまさかの炎上。暑さもあって、右太もも裏がつりそうになり、今季最短で降板したが、神がかり的な粘りでウルトラ勝利。 5度目の挑戦で今季最多の貯金「4」をつかみ、 6月に続き 7月も月間勝ち越しも決めた。ヒーローのマートンは大きな 1勝を強調した。
 「 1番は 1- 6でも、全員が諦めずに勝ったこと。今後もこういう厳しい試合があると思う。優勝するためには、どんな試合でも諦めないで戦っていくことだよ」
 ナインの視線の先は「優勝」の 2文字だ。全員野球で大逆転。混戦を抜け出す分岐点になる試合だ。

◆データBOX◆
◎…阪神は 4回表まで 1- 6。最大 5点差を逆転し、10- 8で勝利した。阪神の 5点差からの逆転は今季初。 5点ビハインドからの逆転勝ちは、2014年 4月19日のヤクルト戦(甲子園)で、 3回表までに 0- 5とリードされたが、 7- 5で勝利している。
◎…阪神はヤクルトに対し甲子園では開幕から 6連勝。球団の甲子園での同一カード開幕 6連勝以上は、2008年中日戦での 7連勝以来 7年ぶり。ヤクルト戦では1985年の 7連勝( 1分けを挟む)に次ぐ30年ぶり 2度目。


生還した今成亮太内野手
  8回代打で出塁し、マウロ・ゴメス内野手の押し出し死球で生還した今成亮太内野手。ベンチはお祭り騒ぎだ=阪神甲子園球場

  6回の同点劇と、 8回の勝ち越し劇。ドラマに共通するキーワードは「代打成功」だった。
 延長の予感も漂い始めた 8回一死。代打で登場した今成亮太内野手は、芸術的なバットコントロールで打球を中前に運んだ。
 「ずっと追いつけそうな気がしていました。準備も出来ていました。でも、あのシーンは、バットが折れてましたよ」
 執念のチャンスメークの今成が笑った。つなぎにつないで死球押し出しあり、タイムリーあり。和田監督が「ベンチにいる全員が総動員で何とかひっくり返す気持ち」と表現した 3点勝ち越しだった。
  6回も一死 1塁からヒットエンドランを決めた代打俊介の中前打も大きかった。好機を広げて、 2盗。福留が同点タイムリーを呼んだ。派手さはないが、指揮官の起用に応えた代打・今成&俊介。まさしく全員野球だ。
 「きょう( 7月31日)は平田ヘッドの誕生日なので、お祝いをしたかったんです」
 陽気な今成が、逆転勝ちへの意外な原動力を明かした。「必ず書いておいてください。平田ヘッドの誕生日です」。ベンチ入りメンバーの力が結集した 1勝だった。


適時打をった鶴岡一成捕手
  2回、適時打をった鶴岡一成捕手。投手はヤクルト・成瀬=阪神甲子園球場

 鶴岡一成捕手が今季 3度目のマルチ安打をマークした。 0- 4の 2回二死 1、 2塁で 3遊間を破る左前適時打。 5- 7の 6回には一死から中前打で出塁し、同点劇の足がかりとなった。乱調の先発・藤浪をうまくリードできなかったが、バットで逆転勝利に貢献した。

比屋根渉に中前適時打を浴びた藤浪晋太郎投手
  4回表ヤクルト二死 2塁、藤浪晋太郎投手は比屋根渉に中前適時打を浴びた=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が 6安打 6失点で今季最短の 4回途中でKOされた。 1回からヤクルト打線につかまった。比屋根、川端に連続四球を与え無死 1、 2塁のピンチを迎えた。 3番山田に外角 152キロ直球を左前に運ばれ、先制を許した。雄平には左前適時打、デニングに左中間への 2点適時 2塁打を許し、この回 4点を失った。
  4回に 2点を失ったところで、交代が告げられた。「思い通りにいかなくて、自分のペースがつかめなかった。調子が全くよくない中で修正することもできず、最低限の仕事も果たせませんでした」。今季最短の 3回 2/3でマウンドを降りた。


歳内に一礼してマウンドを譲った藤浪晋太郎投手
  4回途中KOされ、 2番手の歳内宏明投手(左から 2人目)に一礼してマウンドを譲った藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手は今季最短の 3回 2/3を 6安打 3四球 6失点と炎上した。
  1回は先頭から 2者連続四球を与え、タイムリー 3本を浴びて2014年 9月13日広島戦以来の初回 4失点。 3回の投球練習中に右太もも裏がつりかけるアクシデントもあり、 4回にも 2失点した。
 「それ(右足の状態)と成績は関係ない。それは言い訳にしかならない。力が入ったとか、そういうのも含めて、話にならない状態です。野手のみなさんに助けられた」と感謝した。試合後は不調と患部の因果関係を強く否定し、自らの投球内容をバッサリ切り捨てた。


マウンドに上がった安藤優也投手
  7回からマウンドに上がった安藤優也投手=阪神甲子園球場

 また勝ち呼んだ!虎・安藤優也投手、通算76勝目…小林繁氏にあと「1」。
 ウル虎イエローに染まったスタンドは絶景だった。暑さのなか、安藤が流れを呼ぶ激投。お立ち台に招かれた投のヒーローは、まさかの“ざんげ”。虎党からは笑いが起こった。
 「いや~僕が出て来てすいません。申し訳ないです」
 2003年以来の登板 2試合連続白星。 7月28日はイニングまたぎで今季初ヒーローインタビュー。翌 7月29日は今季 3勝目と価値ある 3連投だ。連投に次ぐ連投は37歳のベテランには過酷な任務だが、お立ち台への過密登板はファンも大歓迎だろう。同点の 7回、先頭の雄平に左前打を浴びたが、小フライとなった大引の送りバントを捕ると、 1塁へ送球。飛び出した 1走も仕留めて、併殺にした。


走者をアウトにした安藤優也投手
  7回、大引のバント失敗の飛球を捕ると飛び出した 1塁走者をアウトにした安藤優也投手。打線が勝ち越し、今季 4勝目だ=阪神甲子園球場

  8回も単打と犠打で一死 2塁とされたが、比屋根の投手強襲打にグラブを伸ばして、 2ゴロ。 7月12日の巨人戦(東京D)以来、今季 2度目の 2イニングを投げ、強打のツバメ打線を 2回 2安打無失点に封じた。
 今季 4勝目で通算76勝とし、球団歴代17位の小林繁氏の77勝にあと「1」に迫った。和田監督は「安藤が 2イニングをゼロで抑えてくれた」とたたえた。
 安藤は試合前の練習から「日焼け止め」を顔、上半身に塗る。「最高のコンディションでマウンドに上がりたいからね」。紫外線を防ぎ、日中の疲れを軽減させるのはもちろんのことだが、皮膚を痛めてヒリヒリした状態で投げるのが嫌だからだという。
 聖地は気温30度を超え、湿度も90%以上。寝苦しい夜でも細やかなケアのおかげで力を発揮した。
 「ラッキーが続いている。このままいきたい」。円熟の右腕が頼もしさを増している。


マウンドに上がった呉昇桓投手
  9回のマウンドに上がった呉昇桓投手=阪神甲子園球場

 呉昇桓投手が、藤川球児投手以来の 2年連続30S! 9回に登板した呉昇桓は 1点を返されたが、逃げ切り。阪神では2007、2008年の藤川以来でプロ野球史上 4人目、外国人では来日 1年目からでは初となる 2年連続30セーブをマークした。「勝ったことが一番」。二死から大引に左翼線に 2塁打を許すと、デニングの適時 2塁打で 2点差。中村を歩かせ、一発が出れば逆転の場面を作られたが、代打・森岡をなんとか 2ゴロに打ち取った。「打たれているのは失投なので、次から気をつけたい」。 6試合連続セーブも、 5試合ぶりの失点を反省した。

 今回の試合は、首位攻防戦だったのでは無かったのか?気がつけば、燕軍が 3位迄落ちた!これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!

2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
 2015年 公式戦 日程と結果( 7月)

 2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
 2015年 公式戦 日程と結果( 8月)

2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
 2015年 公式戦 日程と結果( 9月)

順位表
  7月31日現在順位表

対戦表
  7月31日現在対戦表

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 ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
 まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス 
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!





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