13日京セラドーム大阪で阪神-中日20回戦が行われ、 7回に中日が追いつくも、阪神は 8回に狩野の 3号ソロなど 3点を勝ち越し 5連勝。貯金を今季最「7」に。中日は 4連敗。阪神が 5連勝で首位をがっちりと固めた。和田監督(52)は前を向いた。14日からはヤクルト、巨人と勝負の東京遠征。「目の前の試合を勝つ。全員野球で」と力を込めた。
鳥谷敬内野手(34)が連続フルイニング出場を 536試合に伸ばし、プロ野球歴代単独 5位に躍り出た。
狩野恵輔外野手(32)が決勝の 3号ソロを放った。 1- 1の同点で迎えた 8回二死。この日 3番で先発出場していた狩野は、中日 2番手又吉のスライダーを振り抜いた。打球は左中間スタンドに突き刺さる決勝のソロ本塁打。 7月 1日ヤクルト戦(神宮)以来のスタメン起用に見事応えた。休養の福留に代わって「 3番・右翼」で出場。貯金は今季最多の「7」で、ヤクルト、巨人とも今季最大の 2.5ゲーム差。京セラドームさまさまで、中日戦勝ち越しも決定。福留がスタメン不在時は負けるという“ジンクス”ともおさらばや~。前日12日にV打を放った坂に続く日替わりヒーロー。虎が首位を走る理由は全員野球にある。
試合を確実に決めた。二死から狩野の勝ち越し弾が出た 8回。なお二死満塁のチャンスで、直前の守備から途中出場の今成亮太内野手(27)が千金 2点打だ。直球に鋭く対応した打球は、マウンド上の又吉がグラブで大きく弾いて、中前へ。 1点だけで終わらない波状攻撃が、いまの虎の好調さを物語っていた。
中谷将大外野手(22)が 7日のDeNA戦(横浜)以来、今季 3度目のスタメンを勝ち取ったが守備で状況判断を誤った。 1- 0の 7回一死 1塁でエルナンデスの左中間への打球にダイブしたが、届かず、適時 2塁打にしてしまった。打撃でも 2打数無安打。 2軍降格が決まった。
4番のマウロ・ゴメス内野手(30)が先制の14号ソロを放った。 2回先頭で打席に立つと、カウント 1- 2の 7球目、中日先発大野の外角スライダーを振り抜いた。高々と舞った打球は左中間スタンドに吸い込まれた。ここまで 4試合 0勝 3敗、防御率0.56と苦手にしていた天敵から先制点を奪った。打球は高く舞い上がり、左中間スタンドに消えた。ゴメスの 3試合ぶりとなる14号ソロアーチが、勝利への扉をこじあける号砲だった。大野が先発した試合は、これまで 4戦全敗。ゴメスも13打数 2安打で打点なしと苦手にしていた。しかも、この日は福留が休養のためスタメンから外れた。 1回は鳥谷、大和、狩野が 3者連続三振を奪われてスタンドからはため息。誰がみても阪神不利という空気。そんなムードを一変させ、チームに 9試合連続の先制点をもたらせる一発となった。14日からは敵地でヤクルト、巨人との直接対決だ。最下位・中日を奈落の底に沈めたパワーで、次は、 2.5差で追うライバルをたたき落とす。
海の向こうで中村GMはどういう表情を浮かべていたのだろうか、と考えてしまう。来季契約を含めて、土俵際にまで追い詰められていたマット・マートン外野手(33)がムチャクチャ打つ。 4打数 4安打! 5日の広島戦(マツダ)以来、今季 2度目の 4安打。今成のダメ押し打につなげ、 4月下旬には一時 0.205まで落ち込んでいた打率は 0.296。14日のヤクルト戦で 2打数 2安打で 3割の大台に到達する。京セラドームの駐車場に降りてくると、レプリカユニホームを着た長男・マイカ君( 6)、次男・アンドリュー君( 3)から右膝付近にこびりついた赤土を指さされ、照れくさそうに笑っていた。いい表情だった。ここからが本番だ。
先発の秋山拓巳投手(24)が 7回 4安打 1失点と好投した。初回から緩急を巧みに使い、中日打線に的を絞らせない投球。 6回まで無失点に抑えたが、 1点リードの 7回にエルナンデスに適時 2塁打を浴び同点とされた。その裏の攻撃、二死満塁の好機で代打江越が送られマウンドを下りた。だが勝ち越し点を奪えず、勝利投手の権利はつかなかった。2012年 6月30日ヤクルト戦(神宮)以来、 3年ぶりの勝ち星とはならなかった。 3年ぶりの白星はつかめなかったが、信頼は、確かに得た。勝利の美酒に酔える日も、そう遠くはない。
呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)が 3点リードの 9回に 3番手として登板し、35セーブ目を挙げた。 5戦連続でセーブを挙げた。記事をまとめてみました。
<阪神 4- 1中日>20回戦◇13日◇京セラドーム大阪
阪神は 2回に中日大野から 4番ゴメスの14号ソロで先制した。中日は先発秋山の前に 3回まで 1安打無得点。
中日は 5回に一死 2塁のチャンスを作るが、桂、大野が倒れて無得点。 6回までで 3安打と、阪神先発秋山を打ちあぐねている。
7回に中日が追いつくも、阪神は 8回に狩野の 3号ソロなど 3点を勝ち越し 5連勝。貯金を今季最「7」に。中日は 4連敗。
8回裏阪神二死、狩野恵輔外野手は左中間へ本塁打を放った=京セラドーム大阪
阪神が 5連勝で首位をがっちりと固めた。
中日に 3連勝し、今季 4度目の同一カード 3連勝。貯金は今季最大の「7」となった。ヤクルト、巨人が負けゲーム差も開いたが、和田豊監督は「例年にない混戦。少しでも気を抜くと、いつ転げ落ちるか。周りが勝ったとか負けたとか、まったく左右されず、とにかく目の前の試合をという気持ちでやっていきます」と気を引き締めた。
ファンの声援にこたえる和田豊監督=京セラドーム大阪
勝つには勝ったが、 1- 1の 7回無死満塁でまさかの無得点…。代打・福留が 2ゴロに倒れ、鶴岡が空振り三振、代打・江越も投ゴロに終わった。
和田監督は「あそこで打って秋山に勝ちをつけさせてやりたかったけど」と反省したが、一方で「その中で(点を)とれなくても雰囲気が悪くなることなく、ベンチはそのままの盛り上がりで 8回を迎えた。今、いい雰囲気で野球ができている」と前を向いた。14日からはヤクルト、巨人と勝負の東京遠征。「目の前の試合を勝つ。全員野球で」と力を込めた。
鳥谷敬内野手が連続フルイニング出場を 536試合に伸ばし、プロ野球歴代単独 5位に躍り出た。
前日12日中日戦後、愛甲猛の 535試合に並んでいた。この日は 2三振を喫するなど 4打数無安打。チームが接戦を制して 5連勝したこともあり、穏やかな表情で球場を後にした。/font>
ヒーローインタビューを終え、笑顔を見せた狩野恵輔外野手=京セラドーム大阪
狩野恵輔外野手が決勝の 3号ソロを放った。 1- 1の同点で迎えた 8回二死。この日 3番で先発出場していた狩野は、中日 2番手又吉のスライダーを振り抜いた。
打球は左中間スタンドに突き刺さる決勝のソロ本塁打。 7月 1日ヤクルト戦(神宮)以来のスタメン起用に見事応えた。
ヒーローインタビューで「今日のホームランは本当に興奮しました。これからもっと貯金を増やせるように、みんなで頑張っていきたいと思います」と満面の笑みで話した。
8回、本塁打を放った狩野恵輔外野手=京セラドーム大阪
代役が決めた! 狩野恵輔外野手が、同点の 8回に決勝弾を放ち、今季 2度目の 5連勝に導いた。休養の福留に代わって「 3番・右翼」で出場。貯金は今季最多の「7」で、ヤクルト、巨人とも今季最大の 2.5ゲーム差。京セラドームさまさまで、中日戦勝ち越しも決定。福留がスタメン不在時は負けるという“ジンクス”ともおさらばや~。
よっしゃ~!! 両手に残る確かな感触に思わず、声が出た。打球が左翼フェンスを越えると、今度はダイヤモンドを走りながら、雄たけびを上げた。チームを5連勝に誘う文句なしの決勝アーチ。代役 3番の狩野が接戦に終止符を打った。
行けっ!! 8回、狩野恵輔外野手が又吉(手前)から決勝ソロ。日替わりヒーローだ=京セラドーム大阪
「きょうのホームランは興奮しました!!」
お立ち台で顔を紅潮させ、振り返った打席は同点の 8回二死走者なし。それまで、難敵の大野に凡退してきた原因を頭の中で整理し、 2番手・又吉と対峙した。
「自分はいつもスタメンってわけじゃない。気持ちの部分で違う。代打の感覚でいこう」
7月 1日のヤクルト戦(神宮)以来の先発出場であることを忘れた。主戦場の一振り稼業の感覚を呼び起こした。フルカウントから、 8球目の甘いスライダーを一閃。出場 2試合ぶりの 3号ソロを左翼席に叩き込み、試合を決めた。
4回、ライトへのファウルフライに飛びつくも捕れない狩野恵輔外野手=京セラドーム大阪
価値ある 1勝だ。この日、不動の 3番・右翼の福留が痛めた右手中指のケアと積極的休養から、ベンチスタート。ベテランがスタメンを外れると、今季5戦全敗だった。 7回には無死満塁の好機を逃し、またか…という嫌な空気も漂った。そんなジンクスを自らのバットで打ち破った。
和田監督も「そういう試合を勝てなかったんでね。最後、本当に大きな仕事をしてくれた」と手放しでたたえた。
「死ぬまでが勝負だ。どっちがいい人生を送れるか、勝負しよう」-。
故障に泣き、クビ寸前の恐怖を味わった男がいまも、心の支えにする約束。絶対に負けられない勝負。言葉の主は現独立リーグ・高知の藤川だ。2012年オフ。狩野は腰痛を患い、育成選手としての再契約がまとまると、すぐさま電話を鳴らした。
3番抜てきの狩野恵輔外野手の一発にベンチは大盛り上がり=京セラドーム大阪
「球児さんに最初に電話をして。そのときにそう言ってもらって。捕手のときも、配球とか、困ったときはいつも聞いていた。僕にとっては、いつまでも大先輩だよ」
今年 6月。先輩の高知入団を知り、メールした。「負けませんよ」。プロ15年目の苦労人。幾多の困難を乗り越え、ようやく輝ける場所を見つけた。だが、終わりはない。人生の戦いはこれから先も、ずっと続く。
背番号「99」の働きで中日に早くもシーズン勝ち越し決定。京セラドームでの対竜戦の連勝も「11」に伸ばした。貯金は最多の「7」。 2位ヤクルトに最大 2.5差をつけ、14日から、神宮での燕退治に挑む。
「たまに出る選手が頑張る姿を見せないとチーム一丸とは言えない。必死こいてやっている姿を見せられたらいい」
前日12日にV打を放った坂に続く日替わりヒーロー。虎が首位を走る理由は全員野球にある。
8回、今成亮太内野手がトドメの 2点中前打を放った=京セラドーム大阪
試合を確実に決めた。二死から狩野の勝ち越し弾が出た 8回。なお二死満塁のチャンスで、直前の守備から途中出場の今成亮太内野手(27)が千金 2点打だ。
「狩野さんがいいところで打ってくれたので、僕は気楽に打てました」
直球に鋭く対応した打球は、マウンド上の又吉がグラブで大きく弾いて、中前へ。 1点だけで終わらない波状攻撃が、いまの虎の好調さを物語っていた。
8日のDeNA戦(横浜)の 2回、 2塁内野安打を放った際に 1塁のロペスと交錯。その後、10打席安打がなかっただけに体調面も心配されていたが、 6日の広島戦(マツダ)以来、自身出場 6試合ぶりのタイムリーで不安も一掃した。
6回、中日・大島の打球をダイビングキャッチした中谷将大外野手=京セラドーム大阪
中谷将大外野手が 7日のDeNA戦(横浜)以来、今季 3度目のスタメンを勝ち取ったが守備で状況判断を誤った。 1- 0の 7回一死 1塁でエルナンデスの左中間への打球にダイブしたが、届かず、適時 2塁打にしてしまった。「捕れるかな、と思っていたんですが、判断を間違えました。反省です」。 6回には大島の同じような飛球を好捕していただけに、もったいなかった。打撃でも 2打数無安打。 2軍降格が決まった。
2回裏阪神無死、マウロ・ゴメス内野手は左越え先制本塁打を放った=京セラドーム大阪
4番のマウロ・ゴメス内野手が先制の14号ソロを放った。
2回先頭で打席に立つと、カウント 1- 2の 7球目、中日先発大野の外角スライダーを振り抜いた。高々と舞った打球は左中間スタンドに吸い込まれた。「インパクトの瞬間は捉えた感触があったんだけど、打球が高く上がったからホームランになると思わなかったよ。大野投手からチームとしてなかなか得点出来ていなかったし、先制点を取ることが出来て良かったよ」。ここまで 4試合 0勝 3敗、防御率0.56と苦手にしていた天敵から先制点を奪った。
突破口はマウロ・ゴメス内野手。 2回、難敵大野(左)から先制14号ソロを放った=京セラドーム大阪
打球は高く舞い上がり、左中間スタンドに消えた。ゴメスの 3試合ぶりとなる14号ソロアーチが、勝利への扉をこじあける号砲だった。
「大野投手からチームはあまり点がとれていなかったし、先取点をとれてうれしい」
0- 0の 2回だ。先頭で打席に立つと、カウント 1- 2と追い込まれてからファウルで 3球粘っての 7球目。外角低めのスライダーを思いっきりたたいた。「これまでストライクからボールになる球にやられていたからね。きょうはストライクゾーンのボールを打ったよ」と、してやったりの表情だ。
大野が先発した試合は、これまで 4戦全敗。ゴメスも13打数 2安打で打点なしと苦手にしていた。しかも、この日は福留が休養のためスタメンから外れた。 1回は鳥谷、大和、狩野が 3者連続三振を奪われてスタンドからはため息。誰がみても阪神不利という空気。そんなムードを一変させ、チームに 9試合連続の先制点をもたらせる一発となった。
シェー? 命!? マウロ・ゴメス内野手は今成亮太内野手(左)とベンチ前で新パフォーマンス=京セラドーム大阪
パワーだけではなかった。 7回、同点に追いつかれたが、 8回に 2番手・又吉から、狩野の勝ち越し弾が飛び出した直後だ。きっちりと技ありの右前打を放ち、チャンスメーク。今成のダメ押しの 2点打へと、つながった。「きのうは坂で、きょうは狩野さんがヒーローだった。みんな、チーム一丸で勝った勝利だ」。自分だけの力ではない-と力を込めた。
7月 6日に生まれた次女・アイミーちゃんの存在が、ゴメスの支えであり、大きな発奮材料となっている。日課は、お風呂に入れること。「いつもママに助けてもらうけどね。すごくリフレッシュできるんだ」。
14日からは敵地でヤクルト、巨人との直接対決だ。和田監督は「今、やってもらわないと。ここから頑張ってもらわないと」と言い切った。ゴメスは百も承知だ。「「全力でプレーして、チームの勝利に貢献したい」-。
最下位・中日を奈落の底に沈めたパワーで、次は、 2.5差で追うライバルをたたき落とす。
難敵もなんの。 4安打を放ったマット・マートン外野手。打率も 3割目前だ=京セラドーム大阪
海の向こうで中村GMはどういう表情を浮かべていたのだろうか、と考えてしまう。来季契約を含めて、土俵際にまで追い詰められていたマット・マートン外野手がムチャクチャ打つ。 4打数 4安打!
「投手も頑張っていたし、狩野もいいところで打って、勝ってよかったよ。シター!(お疲れさまでした、の略」
2- 1の 8回二死 1塁。又吉の外角直球を逆らうことなく右方向へ運んだ。 2回に左前打、 4回に中前打、 7回に中前打をマークしていたが、 5日の広島戦(マツダ)以来、今季 2度目の 4安打。今成のダメ押し打につなげ、 4月下旬には一時 0.205まで落ち込んでいた打率は 0.296。14日のヤクルト戦で 2打数 2安打で 3割の大台に到達する。
ヒットを放ったマット・マートン外野手=京セラドーム大阪
バットの状態に合わせるかのように、左翼の守備でも好プレー。秋山がエルナンデスに同点打を許した直後の 7回一死 2塁で藤井の邪飛を好捕。スタンドの虎党に手を振って何度も応えた。
呉昇桓とともに今季で契約切れ。中村GMは 7月下旬から 9日まで渡米し“ポスト・マートン”もチェックしていたが、その間にここまで巻き返すとは…。球団幹部は「マートンの来季契約に関しては最後の最後まで考えさせられることになりそうだ」という。もちろん、フロントからすればうれしい悲鳴だろう。
京セラドームの駐車場に降りてくると、レプリカユニホームを着た長男・マイカ君、次男・アンドリュー君から右膝付近にこびりついた赤土を指さされ、照れくさそうに笑っていた。いい表情だった。ここからが本番だ。
◆データBOX◆
◎…マートンの 4安打は 8月 5日の広島戦(マツダ)以来、今季 2度目で最多タイ。猛打賞( 3安打以上)は、同 6日の広島戦(マツダ)の 3安打以来、今季10度目(通算93度目)。
◎…マートンの打率は 0.296に浮上。次戦で 2打数 2安打なら、 3割ジャストとなる。
6回表中日一死、秋山拓巳投手は大島洋平を中谷将大の好捕で中飛にとり、右手親指をしゃぶる=京セラドーム大阪
先発の秋山拓巳投手が 7回 4安打 1失点と好投した。初回から緩急を巧みに使い、中日打線に的を絞らせない投球。 6回まで無失点に抑えたが、 1点リードの 7回にエルナンデスに適時 2塁打を浴び同点とされた。その裏の攻撃、二死満塁の好機で代打江越が送られマウンドを下りた。だが勝ち越し点を奪えず、勝利投手の権利はつかなかった。「全体的にリズム良く投げられたと思いますが、大事なところできっちりと投げきれるかどうかが、勝てる投手とそうでない投手の差なのかなと感じました」と語った。
2012年 6月30日ヤクルト戦(神宮)以来、 3年ぶりの勝ち星とはならなかった。
7回のピンチも勝ち越しは許さなかった秋山拓巳投手。大野とがっぷり四つに投げ合った=京セラドーム大阪
意表をつくカーブに桂のバットが出なかった。思わず飛び出したガッツポーズ。秋山が 7回のピンチで、勝ち越しだけは許さなかった。勝ち星こそつかなかったが、竜のエース大野と堂々と渡り合った。
「傾斜があるぶん、上から落とすだけという感覚でシンプルにカーブをつかえた」
1- 0の 7回だ。一死後、森野にこの試合初めての四球を与えると、エルナンデスに同点の適時左中間 2塁打を許した。なおも続く逆転のピンチ。ここからもう一段ギアを上げた。藤井を左邪飛に抑え、桂を迎えた。ファウルで粘られ、フルカウントとなった 9球目に外角高めカーブを投げ、見逃し三振に仕留めた。
7回二死 2塁、桂捕手をカーブで見逃し三振に仕留めた秋山拓巳投手
大野は阪神戦には今季 4試合で 3勝 0敗。防御率0.56。 1点も許すことのできない状況で、「思い切ってぶつかっていく。当たって砕けるという意味ではやりやすかった」と開き直った。
前回 7月 9日の登板後、調子を落とした。「球宴明けに、体がしんどかった」とコンディションに苦労したが、走り込みの量を増やしたり、ブルペンでの球数を減らし、体調を整えた。
和田監督も「勝ちをつけてやりたかったが、しっかりと試合を作ってくれた。相手はエース。堂々と投げ合って、 1失点でいうことない」と賛辞。中西投手コーチも「大金星や!」と喜んだが、「(次は)当然あるが、すぐかどうかはわからんけど」と話しており、14日に登録抹消となる。
「次回以降も、小さくならずに 1人、 1人やっていきたいです」
3年ぶりの白星はつかめなかったが、信頼は、確かに得た。勝利の美酒に酔える日も、そう遠くはない。
最後を締めた呉昇桓投手=京セラドーム大阪
呉昇桓投手が 3点リードの 9回に 3番手として登板し、35セーブ目を挙げた。「同点でも、いく準備をしていた。ずっと連勝して、首位を守っているので、みんな楽しんでやれています」。四球と単打で二死 1、 2塁のピンチを背負ったが、代打・赤坂を左飛に斬り、ゲームセット。 5戦連続でセーブを挙げた。
◆データBOX◆
◎…阪神が中日に対し13勝 7敗とし、中日戦は2013年から 3年連続で勝ち越し。 2リーグ制(1950年)以降、阪神が中日戦を 3年連続で勝ち越すのは最多タイで、1968-1970年に次ぐ45年ぶり 2度目。
◎…京セラドーム(1997-2006年 6月まで大阪ドーム)での中日戦は昨年 4月 2日から11連勝。2004年 8月24日-2006年 8月16日の対横浜11連勝( 1分けを挟む)、2010年 8月14日-2013年 8月18日の対ヤクルト11連勝(継続中)と並ぶ同球場での同一カード球団最長の連勝となった。
今回の竜軍との試合は、最後の最後まで呑竜試合で頑張った!このまま行けば、夢が夢で無くなる日も近い!これかも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
8月13日現在順位表
8月13日現在対戦表
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※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
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