新井貴浩好機で一本出ず…先発出場・城島、今季初の 2安打！スタンリッジ、 6失点KO…

　 6失点の直後の 1回、新井貴浩(35)が一死 1、 2塁で中日先発雄太の真ん中低め 126キロスライダーをとらえ、左翼フェンス直撃の 2点 2塁打をマーク。会心の一打で、意気消沈のベンチを奮い立たせた。
　城島健司(35)が今季初の 2安打。鎖骨付近の打撲で途中交代した 8日以来の先発出場を果たした。いずれも変化球に体勢を崩されながらの打撃で｢バットが(後ろに)残っていたから打てた｣と手応えを話した。
　ジェイソン・スタンリッジ投手(33)が 2回 5安打 6失点(自責は 4)でKOされた。記事をまてめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.04.14 試合結果

　先発は阪神がスタンリッジ、中日が雄太。阪神が攻守に精彩を欠いた。中日は 1回、森野の 2点適時 2塁打などでスタンリッジが初回にいきなり 6失点と大誤算。投手の雄太にまで適時打を浴びたのが響き、和田監督も｢追いつこうという気持ちはあったけど重かったね｣と嘆くしかなかった。
　阪神も 1回に新井貴浩の 2点適時打で 2点、 2回にも 1点を返し差を詰める。
　阪神は 3回から 2番手鶴、中日も 3失点の先発雄太を 2回で降ろし、田島を送り防戦。中盤は両投手の踏ん張りで互いに無得点。
　両チームは 7回に 1点を取り合ったが、阪神は 1回の大量失点が最後まで響いた。阪神の連勝は 3、中日の連敗は 5でストップ。
　それでも、一方的な展開になりかねなかった試合で、浅尾と岩瀬を引っ張り出す粘りを見せたのは収穫と言える。反撃ののろしをあげたのは新井貴浩。 6失点の直後の一回、一死 1、 2塁で左越えに 2点 2塁打。会心の一打で、意気消沈のベンチを奮い立たせた。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-三塁でタッチアウトになった新井貴浩

　先制適時打を放った新井貴浩は、 3塁でタッチアウトになった

　最後の反撃機で凡退したのも新井貴浩だった。 7回に鳥谷の適時打で 1点を返し、なお二死満塁。長打が出れば同点の場面を迎えたが、今度は 3球三振。｢( 3球勝負も)頭にあった｣と振り返ったが、大事な終盤での一本が出ず。 4番のバットにファンも一喜一憂の試合となった。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-空振り三振に倒れた新井貴浩

　 7回、満塁で空振り三振に倒れた新井貴浩

　城島が鎖骨付近の打撲で途中交代した 8日以来の先発出場を果たし、今季初の 2安打。いずれも変化球に体勢を崩されながらの打撃で｢バットが(後ろに)残っていたから打てた｣と手応えを話した。
　 1塁を争うブラゼルは打撃の調子が上がらず、前日には途中でベンチに退いた。片岡打撃コーチは｢あしの状態がいまいち｣と説明。城島には定位置奪取の好機が訪れた。

　 1回、安打を放つ城島

　ジェイソン・スタンリッジ投手が 2回 5安打 6失点(自責は 4)でKOされた。初回無死 1、 2塁から森野の中越え 2塁打で 2点の先制を許すと、四死球で無死満塁とし、井端の 2ゴロ間に 1点を追加された。さらに大島の 2塁内野安打などで 6点を献上。 2回は 3者凡退に封じたが、その裏の攻撃で早々と降板し代打を送られた。｢中継ぎ陣に負担をかけてしまうので、先発としてもう少し長いイニングを投げたかった｣と悔やんだ。
　和田監督は｢ちょっと(ビハインドが)重かった｣と乱調を嘆いていた。
　直後の攻撃では新井貴浩が一死 1、 2塁から 2点 2塁打を放ったが、 3塁を狙って憤死し、押せ押せムードに水を差した。気持ちが空回りした形の走塁に、新井貴浩は｢点差もあったし、序盤だったから無理する必要はなかった｣と判断ミスを認めるしかなかった。
　 7回も無死満塁と攻めたが、 2回とともに最少得点と畳み掛けられなかった。