19日東京ドームで巨人-阪神19回戦が行われ、阪神は 3点リードの 5回、球団史上ワーストの 1イニング12失点を記録した。阪神が 3点リードの 5回、12失点して大敗した。球団史上ワースト記録となる大量失点で首位攻防戦に連敗。巨人に 1.5ゲーム差に迫られたが、和田豊監督(52)は「とにかくこんなことでバタバタすることはないんで。明日の一戦に集中するだけ。以上です!」と、第 3戦へ気持ちを切り替えていた。
いつ終わるともしれない、ただただ苦痛な時間…。阪神は 3- 0の 5回、 2位巨人に猛攻を受け、球団史上ワーストの 1イニング12失点を喫した。首位チームとは思えない屈辱的な試合で、 2連敗。まだ 1.5ゲーム差で上にいるとはいえ、今季は徳俵に足を乗せてから底力を発揮してきた。ファンの失望、怒り、やるせなさ…すべてを受け止め、この悔しさをバネにしよう! 巨人にやり返し、再び抜け出す。それしかない。
2者連続本塁打が、完全にかすんでしまった。巨人(12安打)を上回る13安打も、 2回の 3点のみ。先制弾を放ったマット・マートン外野手(33)は、悔しがった。カウント 1- 1から外角スライダーを再び左翼席へ。 7月31日のヤクルト戦(甲子園)以来のマートン-新井の連弾で、一気に主導権を握った。さらに江越の 3塁打と鶴岡の中前適時打で 4連打。 3点を奪ったが…。そこからが問題だった。和田監督が「 4回に追加点がとれないのが大きく響いた」と悔やんだ 4回の攻撃。無死満塁で、鶴岡が 3ゴロに倒れ、ホームゲッツー。相手の内野は前進守備をとらなかったなかで、最悪の結果に終わった。チャンスを確実に生かし、とにかく 3連敗は阻止しないといけない。
ルーキー江越大賀外野手(22=駒澤大學)が 8日のDeNA戦(横浜)以来となる今季 6度目のマルチ安打で気を吐いた。勝利には結びつかなかったが、若虎のバットがキラリと光った。
鶴岡一成捕手(38)は 5回の12失点について、「みんな抑えようとしている。何とかしないといけなかった。反省しないと」と話した。打撃では、 2回一死 3塁で 3点目となる中前適時打を放ったが、 4回無死満塁で 3ゴロの併殺打。追加点のチャンスをものにできなかった。
メッセンジャー、能見と続けて崩れ、最後の砦となる藤浪晋太郎投手(21)は19日、キャッチボールやダッシュなどで調整した。記事をまとめてみました。
<巨人12- 3阪神>19回戦◇19日◇東京ドーム
阪神は 3点リードの 5回、球団史上ワーストの 1イニング12失点を記録した。
4回までを無安打投球していた先発能見篤史投手(36)が先頭の 5番長野から 4連打を許し、犠飛の 1アウトしか取れず、被安打 6の 6失点で降板。
2番手歳内宏明投手(22)は 1アウトも取れず、被安打 1、 2四球の 3失点。
3番手山本翔也投手(26)が 2者連続で適時 2塁打を浴びた。山本は 2ウト目を取った後、 2四球 1安打で結局 3失点。チームとしてはこの回だけで被安打10となり、悪夢の 5回となった。
5回途中に降板する先発能見篤史投手(左)の奥で険しい表情の和田豊監督=東京ドーム
阪神が 3点リードの 5回、12失点して大敗した。
阪神は 2回1死からマートンと新井が 2者連続ソロを放ち、江越の 3塁打後に鶴岡が適時打で 3点を先制。巨人は 3回まで無安打。
4回まで無安打だった巨人が、 5回に打者17人の猛攻を見せた。 1イニングで球団タイ記録となる10安打。一挙12得点で逆転した。
巨人は 5回に挙げた大量点によるリードを守りきり 2連勝。首位阪神に 1.5ゲーム差に迫った。阪神は先発能見の乱調が響いた。
球団史上ワースト記録となる大量失点で首位攻防戦に連敗。巨人に 1.5ゲーム差に迫られたが、和田豊監督は「とにかくこんなことでバタバタすることはないんで。明日の一戦に集中するだけ。以上です!」と、第 3戦へ気持ちを切り替えていた。
巨人に連敗しバスへ向かう和田豊監督=東京ドーム
巨人が 5回に一挙12点を挙げて逆転勝ちした。阪神先発の能見に 4回まで無安打に抑えられていたが、 5回に長野のチーム初安打を皮切りに打者17人の猛攻。 1イニングで球団タイ記録となる10安打を集めた。先発内海は 4回途中 3失点で降板したが、 2番手土田が 2回を無失点に抑えて今季初勝利を挙げた。試合後、原辰徳監督のコメントは以下の通り。
「( 5回の攻撃は)野球の怖さというんでしょうかね、今日はいい方に出ましたが、あらためて勝負の厳しさを見た感じがします。きっかけというか、 5、 6月ならその言葉を使えるかもしれないけどね。見事ですよ。見事と言うしか、多くの言葉を使うことはできませんね。(土田)しっかりと立て直してくれた。 1点、仮に 2点取られていたらゲームがどうなっていたか。非常に大きかった。見事ですね」
5回、巨人の猛攻を浴び、ぼう然とする能見篤史投手=東京ドーム
いつ終わるともしれない、ただただ苦痛な時間…。阪神は 3- 0の 5回、 2位巨人に猛攻を受け、球団史上ワーストの 1イニング12失点を喫した。首位チームとは思えない屈辱的な試合で、 2連敗。まだ 1.5ゲーム差で上にいるとはいえ、和田監督、こんなんじゃアカン!
きょうこそ絶対に勝ってくれ!
51分30秒、殴られ続けた。ひどい試合だった。惨めだった。オレンジタオルは揺れっぱなし。ベースランニングの練習のように、宿敵の選手たちが駆け回る…。目を背けたくなる現実。左翼席で虎党は凍っていた。
「( 1イニング12失点について)どうのこうのいうことはないんだけど、こんなことでバタバタすることはないんで」
和田監督は必死で前を向いたが、こんな試合では、ファンにお金を払わせるのが申し訳ない。 3- 0で迎えた 5回に、試合が終わった。
5回裏、巨人は打者17人で大量12得点を奪う=東京ドーム
無安打投球だった能見が突如、決壊した。無死から長野、亀井と連続安打を許し、村田、小林に連続適時打。代打・井端に同点犠飛を浴びた。
さらに一死 2、 3塁から片岡の 2点打で勝ち越され、KO。火がついたG打線を歳内、山本も止められず、 9打数連続安打を浴びた。 3アウトをとるのに計72球、打者17人を要し、被安打は 1イニングで「10」。スコアボードの数字は「12」まで達した。信じられないほどボコボコにされた。
1イニング「12」失点は球団史上ワースト。1975に記録した「11」を40年ぶりに更新した。暗黒時代にもなかった屈辱。球団創設80周年で皮肉にも汚点を残してしまった。
このカード、 2勝 1敗以上なら巨人の自力Vを消せた。引導を渡すはずだった。ところが、わずか 1安打で完敗( 1- 8))した前夜に続き、宿敵に勢いをつけさせる記録的ボロ負け…。まだ 2位巨人と 1.55差あるが、首位という冠を忘れそうになる惨劇だった。
引き上げる阪神ナインら=東京ドーム
自身東京ドーム 5連敗で、 2年連続 2桁黒星を喫した能見は「あれだけヒットが続くのは気持ち悪いと思っていた。反省して次に生かさないと。これで終わりじゃない」と猛省。チームも一昨年、昨年と 2年連続 8月の東京ドームで失速し、V逸した。和田監督は戦前に「同じことを繰り返してはいけない」と気合を入れていただけに、これ以上、同じ失態を重ねるわけにはいかない。
「とにかく明日の一戦に集中するだけ。以上!」と指揮官が語気を強めて会見を締めれば、平田ヘッドコーチも「今年はこういうところを乗り越えてきた。選手たちは踏ん張ってきた。明日の頑張りを楽しみにしておいてくれ」とナインの反発力に期待した。20日の先発はハーラートップタイ10勝の藤浪。 3連敗などできない。死にもの狂いで、白星をもぎとるしかない。
今季は徳俵に足を乗せてから底力を発揮してきた。ファンの失望、怒り、やるせなさ…すべてを受け止め、この悔しさをバネにしよう! 巨人にやり返し、再び抜け出す。それしかない。
大敗にも、必死に応援する左翼席の虎党。「20点とれ!」のボードも=東京ドーム
2者連続本塁打が、完全にかすんでしまった。巨人(12安打)を上回る13安打も、 2回の 3点のみ。先制弾を放ったマット・マートン外野手は、悔しがった。
「大事なことは勝つことなので、残念です」
2回一死、カウント 1- 2から内海の内角高めの直球をとらえた。打った瞬間に本塁打とわかる打球は、虎ファンで埋め尽くされた左翼席上段へ。「インコース寄りのボールをうまく打つことができたね」。 5日の広島戦(マツダ)以来、12試合ぶりとなる一発で先制すると、 6番の新井も続いた。「体が反応したという感じ。自分のスイングができた」。カウント 1- 1から外角スライダーを再び左翼席へ。 7月31日のヤクルト戦(甲子園)以来のマートン-新井の連弾で、一気に主導権を握った。
2回にマートンが先制弾を放った=東京ドーム
さらに江越の 3塁打と鶴岡の中前適時打で 4連打。 3点を奪ったが…。そこからが問題だった。和田監督が「 4回に追加点がとれないのが大きく響いた」と悔やんだ 4回の攻撃。無死満塁で、鶴岡が 3ゴロに倒れ、ホームゲッツー。相手の内野は前進守備をとらなかったなかで、最悪の結果に終わった。
続く 5回は一死 1、 2塁からゴメスとマートンが倒れた。「(点を)とれるときにとらないとな」。関川打撃コーチの表情は険しかった。 4、 5回で 1点でも取れていれば、相手に流れが渡らず、悪夢の逆転劇はなかったかもしれない。
「明日のゲームが重要になるので、何とか勝てるように頑張りたい」
マートンが前を向けば、新井も「明日、全力で取れるように強い気持ちで臨みたい」と切り替えた。チャンスを確実に生かし、とにかく 3連敗は阻止しないといけない。
2回、 3塁打を放ったルーキー江越大賀外野手=東京ドーム
ルーキー江越大賀外野手が 8日のDeNA戦(横浜)以来となる今季 6度目のマルチ安打で気を吐いた。「積極的にいこうと思ったのが、いい結果になったと思います」。 2回、マートン、新井の連続アーチが飛び出た直後に右中間を破る 3塁打で続き、 3点目のホームを踏んだ。 4回無死 1、 3塁でも 3塁強襲の内野安打を放ち、好機拡大。勝利には結びつかなかったが、若虎のバットがキラリと光った。
2回、適時打を放った鶴岡一成捕手=東京ドーム
鶴岡一成捕手は 5回の12失点について、「みんな抑えようとしている。何とかしないといけなかった。反省しないと」と話した。流れを断ち切ろうと、必死にリードしたが、相手の勢いを止められなかった。打撃では、 2回一死 3塁で 3点目となる中前適時打を放ったが、 4回無死満塁で 3ゴロの併殺打。追加点のチャンスをものにできなかった。
キャッチボールをする藤浪晋太郎投手=東京ドーム
3連敗は阻止してくれ! メッセンジャー、能見と続けて崩れ、最後の砦となる藤浪晋太郎投手は19日、キャッチボールやダッシュなどで調整した。東京ドームでは自身 5連敗中だが「打たれているときも抑えているときもあるし、運の話。最低限の仕事をすれば、運もくる」ときっぱり。昨季に並ぶ11勝目へ、「プレッシャーは嫌いじゃない。気負わずにいつも通りのピッチングがしたい」と力強く話した。
◆データBOX◆
◎…阪神の 1イニング12失点は1975年 8月26日の大洋戦(甲子園)の 3回の11失点を上回る球団ワースト。この時も 1イニング10被安打だった。プロ野球記録は広島が2009年 6月11日のロッテ戦(千葉)の 6回に喫した15失点。
◎…能見の 1イニング 6失点以上は昨年 6月29日の中日戦(甲子園)の 1回( 8)以来。自責点 6以上は昨年 3月28日の巨人戦(東京D)の 5回( 6)以来。
悪夢のような19日だった…。まず日中は阪神甲子園球場で東京勢が全滅となった。それに対して、反発するような試合が、東京Dで行われるとは誰も思っていなかっただろう…。 2連敗を振り返って、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
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8月19日現在順位表
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悪夢の5回…10安打浴びてワースト12失点…虎、13安打で3点だけ…藤浪、3連敗阻止へ!
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