22日京セラドーム大阪で阪神－ＤｅＮＡ21回戦が行われ、阪神は 7回に今成の犠飛、 8回は鳥谷の適時打などで突き放し 2連勝。首位をキープした。序盤、中盤、終盤と隙なく得点を重ね、12安打 7得点の快勝。投げては先発岩崎優投手(24)が 7回 2失点の好投で盤石な試合運びだった。和田豊監督(52)は｢(巨人戦で) 3タテを食らって帰ってきましたけど、それで逆にチームが一層結束したというか、もう 1回やるぞという気持ちが選手から出ている。 1戦 1戦、 1戦必勝で。明日からも頑張ります｣と話した。
鳥谷敬内野手(34)が今季 7度目の猛打賞。通算 123度は、 2リーグ分立後(1950年以降)では、藤田平の 150、真弓明信の 139、和田豊の 134に次ぐ球団 4位。
鳥谷敬内野手が勝ち越しタイムリー 2塁打を放った。 1－ 1の 4回。二死満塁から初球を狙い打ち、右翼越えの適時 2塁打。前日21日同戦に続いて 2試合連続の打点となった。初回、先頭で中前打。福留の適時 2塁打で先制のホームイン。すると 4回二死満塁には、ライトオーバーの 2点 2塁打。 8回二死 1塁ではセンターオーバーの適時 3塁打を放ち今季 7度目の猛打賞。本塁打が出ればサイクル安打の大活躍だった。チームリーダーの爆発でＶへ再起動。巨人は敗れ、 2位に 1.5差。このまま突っ走るだけだ。
福留孝介外野手(38)が先制タイムリーを放った。初回一死 2塁でＤｅＮＡ先発三嶋から右中間へ適時 2塁打。21日同戦を休養し体調万全のベテランが、いきなり結果を出した。休んだ分だけ仕事する。 2試合ぶりのスタメンの福留が 1回、先制の適時 2塁打。守備だけだった前日の休養日から一夜明けた最初の打席でしっかりと結果を出した。先頭・鳥谷が中前打で出塁し、続く大和が犠打成功。一死 2塁で勝負強さを発揮した。フルカウントから内角のスライダーをとらえ、右中間を真っぷたつ。今季59打点はゴメスと並びチームトップタイとなった。巨人戦で 3連敗した分、ホームで必ず取り返す。23日の第 3戦が大事。福留がチームを 3連勝に導いてみせる。
長いトンネルをようやく抜けた。マウロ・ゴメス内野手(30)が 4試合ぶりに快音を響かせた。 7試合連続で打点なしとなったが、心配はもういらない。
併殺を覚悟した虎党は驚いたに違いない。目を疑うような超高速スライディングで、江越大賀外野手(22)の足が送球よりも先に 2塁ベースに到達した。 4回一死 1、 2塁、藤井の打球は 3遊間の深い所へ。好スタート＆全力疾走で遊撃手・白崎の野選を誘い、満塁の好機を作り出した。二死後、鳥谷の右越え 2点 2塁打につなげた。ピンチを一転、チャンスにかえた。勝ち越し劇の主役は鳥谷でも、立派な助演男優賞だった。平田ヘッドコーチは50メートル 5秒 8の俊足でありながら、走塁の意識が薄れていた長崎・海星高校の後輩をシーズン序盤叱ったことがある。江越はファーム落ちの間、走塁への取り組み方を変えてきた成果を大事な場面で披露。 4回の内野安打も全力疾走でもぎ取った。チームに貢献できるのは、バットだけじゃない－。残り31試合、優勝まで全力で駆け抜ける。
先発の岩崎優投手(24)が 7回 4安打 2失点と好投。 3勝目を挙げた。 1点を先制した直後の 2回。一死満塁から高城に押し出し四球を同点とされる。しかし以降は安定した投球を披露。 7回にバルディリスにソロ本塁打を浴びるも、 7回 2失点にまとめた。岩崎はヒーローインタビューで表情を引き締めた。鳥谷とともに招かれたお立ち台で、試合中には見せることのないとびきりの笑顔を浮かべた。岩崎は控えめに優勝を誓った。遅れてやってきた孝行息子が和田阪神を救う。記事をまとめてみました。
![2015.08.22 試合結果]()
＜阪神 7－ 2ＤｅＮＡ＞21回戦◇22日◇京セラドーム大阪
阪神は初回、一死 2塁から福留が右中間へ適時 2塁打を放ち先制。ＤｅＮＡは 2回、高城の押し出し四球で同点に追いつく。
阪神は 4回、二死満塁から鳥谷の 2点適時 2塁打で勝ち越し。さらに二死 2、 3塁から敵失で加点しこの回 3得点。
ＤｅＮＡは 7回にバルディリスの11号ソロ。阪神は 7回に今成の犠飛、 8回は鳥谷の適時打などで突き放し 2連勝。首位をキープした。
![お立ち台で岩崎とポーズをとる鳥谷]()
お立ち台で岩崎優投手(左)とポーズをとる鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
阪神がＤｅＮＡに連勝し首位キープ、夏の長期ロード勝ち越しも決めた。
序盤、中盤、終盤と隙なく得点を重ね、12安打 7得点の快勝。投げては先発岩崎優投手が 7回 2失点の好投で盤石な試合運びだった。
和田豊監督は｢(巨人戦で) 3タテを食らって帰ってきましたけど、それで逆にチームが一層結束したというか、もう 1回やるぞという気持ちが選手から出ている。 1戦 1戦、 1戦必勝で。明日からも頑張ります｣と話した。
![勝利を祝う和田豊監督ら]()
勝利を祝う、左から和田豊監督、江越大賀外野手、岩崎優投手ら＝京セラドーム大阪
阪神は夏のロードを 4試合残して11勝 6敗とし、勝ち越しが決定。夏のロード勝ち越しは 3年連続で、17戦目での決定は和田政権では最速。就任 1年目の2012年 7勝14敗 3分けと負け越したが、2013年は14勝 9敗、2014年は11勝10敗と健闘している。
阪神は京セラドームでの主催試合は昨年 8月19日の中日戦から11連勝中。今季はオリックス主催試合で 3連敗しており、2015年のここまでの通算成績は 7勝 3敗。
鳥谷敬内野手が今季 7度目の猛打賞。通算 123度は、 2リーグ分立後(1950年以降)では、藤田平の 150、真弓明信の 139、和田豊の 134に次ぐ球団 4位。
![右越えに適時打を放った鳥谷敬内野手]()
4回裏阪神二死満塁、鳥谷敬内野手は右越えに適時 2塁打を放った＝京セラドーム大阪
鳥谷敬内野手が勝ち越しタイムリー 2塁打を放った。 1－ 1の 4回。二死満塁から初球を狙い打ち、右翼越えの適時 2塁打。｢満塁だったので初球から思い切って打ちにいきました。次の 1点を先に取ることが大事だと思っていたので、チャンスで打てて良かったです｣。
前日21日同戦に続いて 2試合連続の打点となった。
![右中間に適時打を放った鳥谷敬内野手]()
8回裏阪神二死 1塁、鳥谷は右中間に適時 3塁打を放った鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
鳥谷敬内野手が 3安打 3打点の活躍で勝利に貢献した。初回、先頭で中前打。福留の適時 2塁打で先制のホームイン。すると 4回二死満塁には、ライトオーバーの 2点 2塁打。 8回二死 1塁ではセンターオーバーの適時 3塁打を放ち今季 7度目の猛打賞。本塁打が出ればサイクル安打の大活躍だった。
ヒーローインタビューで｢( 4回は)チャンスだったのでどんどんいこうという気持ちでした。(チーム状態は)いいときも悪いときもありますけど、今はいい状態で戦えている。明日も勝てるように頑張ります｣。満塁時にはこれで 7打数 5安打12打点。キャプテンの勝負強さが際立ったゲームとなった。
![安打を放った鳥谷敬内野手]()
1回、安打を放った鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
新満塁男や！！ 鳥谷敬内野手が同点の 4回二死満塁から決勝の右越え 2点 2塁打を放つなど、 3安打 3打点の大暴れ。敗れた２位巨人に 1.5差をつけ、首位をキープした。今季満塁打率 0.714を誇るキャプテンの劇打で連勝に導き、18日からの巨人戦 3連敗(東京Ｄ)のショックを一掃。夏のロード勝ち越しも決まった。もう 1回突っ走るで！！
塁上を走者が一斉に駆けまわった。虎の加速を象徴する軽快なシーンで、首位キープの決勝点が刻まれた。試合を大きく動かしたのはチームの顔。鳥谷がタテジマを連勝に導いた。
｢チャンスだったので、どんどん振っていこうという気持ちで打席に入ったのが、いい結果につながりました｣
![鳥谷敬内野手]()
4回、 2点適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
1－ 1の 4回二死満塁。積極打法を決めた背番号｢１｣が三嶋の初球の失投を逃すはずなかった。内角よりの直球を仕留め、あっという間に右翼頭上へ。 2者をかえす勝ち越し 2塁打でリードを奪った。今季は満塁で 7打数 5安打、12打点、打率 0.714。絶好機で、やはりチームリーダーは頼もしかった。
｢(満塁は)たまたまですけど。もっと打てるように頑張ります｣
1回先頭は中前打で先制の起点。 5－ 2の 8回二死 1塁では、右中間を真っ二つに破る適時 3塁打で、ＤｅＮＡにトドメを刺した。今季 7度目の猛打賞となる 3安打 3打点に 6回にはジャンプ一番、ロペスのライナーを好捕。文句なしでお立ち台に上がった。
![ロペスのライナーをキャッチした鳥谷敬内野手]()
6回、鳥谷敬内野手はジャンプ一番、ロペスのライナーをキャッチ。打ってはＶ打＆猛打賞の大暴れ＝京セラドーム大阪
適時打の後の恒例のセリフは健在だ。一方、四球が多いのも特徴。前日21日には通算 820四球で掛布雅之が保持していた球団記録を更新したばかり。状況に応じたスタイルを引き出す熟練の技は、大リーグで何人もの強打者を見てきたマートンまでもが一目置く。
米国では、三振と四球の数の比較で打者を評価する方法があり、ほぼ同数で好打者と認められるという。助っ人は、2010年まで10年連続で打率 0.30、30本塁打・ 100打点を達成したアルバート・プホルス(エンゼルス)らの名前を挙げて力説する。｢彼らでも四球と三振の割合は 1対 1くらい。鳥谷には驚かされるよ｣。虎の主将は今季、58三振に対して61四球。 5年連続で四球の方が多い。類い稀な 1番打者の決勝打で首位を守った。
![適時打を放ち滑り込む鳥谷敬内野手]()
8回、適時 3塁打を放ち滑り込む鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
2勝すれば巨人の自力優勝の可能性を消すことができた東京ドームで一番やってはいけない 3連敗。ダメージは大きいと思われたが、相性のいい準ホームに帰って連勝だ。京セラドームでの主催試合では昨年から11連勝中の和田監督は｢(巨人に) 3タテを食らって帰ってきたけど、逆にそれでチームがより一層結束した。もう 1回やるぞという気持ちが選手たちから出ている｣と力を込めた。夏のロードを11勝 6敗として、勝ち越しを決めた。先頭に立つヒーローも手応えを感じ取った。
｢いまはいい状態で戦えていると思う。目の前の 1戦 1戦を大事に戦っているので。あしたも勝って、 3連勝できるように頑張ります｣
チームリーダーの爆発でＶへ再起動。巨人は敗れ、 2位に 1.5差。このまま突っ走るだけだ。
![中越え先制適時打を放った福留孝介外野手]()
1回裏阪神一死 2塁、福留孝介外野手は中越え先制適時 2塁打を放った＝京セラドーム大阪
福留孝介外野手が先制タイムリーを放った。初回一死 2塁でＤｅＮＡ先発三嶋から右中間へ適時 2塁打。｢打ったのはスライダー。球種どうこうというよりもストライクゾーンに来たボールをたたくことだけを考えていました。走者をかえす打撃が出来て良かったです｣。21日同戦を休養し体調万全のベテランが、いきなり結果を出した。
![福留孝介外野手は休養日明けの第１打席で快音]()
福留孝介外野手は 1回、右越えに先制 2塁打。休養日明けの第 1打席で快音＝京セラドーム大阪
休んだ分だけ仕事する。 2試合ぶりのスタメンの福留が 1回、先制の適時 2塁打。守備だけだった前日の休養日から一夜明けた最初の打席でしっかりと結果を出した。
｢フルカウントだったので、球種どうこうというよりもストライクゾーンに来たボールを叩くことだけを考えていた。 1、 2番がいい形でチャンスメークしてくれた場面だったし、ランナーをかえすバッティングができてよかった｣
![安打を放った福留孝介外野手]()
8回、安打を放った福留孝介外野手＝京セラドーム大阪
先頭・鳥谷が中前打で出塁し、続く大和が犠打成功。一死 2塁で勝負強さを発揮した。フルカウントから内角のスライダーをとらえ、右中間を真っぷたつ。今季59打点はゴメスと並びチームトップタイとなった。チームに勢いをもたらしたが｢いい流れは昨日からチームが作っているわけだから、俺の一打どうこういうのはない｣と控えめだった。
これで19日の巨人戦から 5打数連続安打＆ 7打席連続出塁をマーク。 8回二死 1塁では、カウント 3－ 0から積極的にスイング。右前打を放ち、今季26度目のマルチ安打だ。
｢ホームに帰ってきてから、しっかりと 2つ取れている。せっかく 2つ取ったんだから、明日もそれができるようにやるだけ｣
巨人戦で 3連敗した分、ホームで必ず取り返す。23日の第 3戦が大事。福留がチームを 3連勝に導いてみせる。
![復活をアピールしたマウロ・ゴメス内野手]()
マウロ・ゴメス内野手は 7回、 2安打目となる左前打を放ち、復活をアピール＝京セラドーム大阪
長いトンネルをようやく抜けた。マウロ・ゴメス内野手が 4試合ぶりに快音を響かせた。
｢ストライクゾーンに来た球をしっかり見ることができたし、しっかり振れた｣
5回、先頭で迎えた第 3打席だ。早々と追い込まれたが、ボール球を見極めてフルカウントに持ち込み、 7球目のスライダーを中前に運んだ。15打席ぶりの安打を放つと、 7回無死 1、 2塁でチャンスを広げる左前打。マルチ安打で不振からの脱出をアピールした。
外のスライダーにバットが止まらず、快音が消えていた。試合前の練習では、和田監督から直接指導を受けた。｢楽に打て｣｢肩の開きが早い。引きつけて打て｣。メンタル面と技術面の両方でアドバイスをもらい、すぐに結果を残した。 4番の復調に｢そこが一番の収穫。きょうの一本は本人にとっても大きいんじゃないかな｣と指揮官。価値ある 1勝だった。
｢これを続けていきたい｣。ゴメスは完全に自信を取り戻した様子。指揮官も｢明日以降もやってくれるでしょう｣と期待を寄せた。 7試合連続で打点なしとなったが、心配はもういらない。
![野選を誘い、チャンスを広げた江越大賀外野手]()
4回、 1走・江越大賀外野手は藤井の遊ゴロで全力疾走＆超高速スライディング。 2塁に先着し、野選を誘い、チャンスを広げた＝京セラドーム大阪
併殺を覚悟した虎党は驚いたに違いない。目を疑うような超高速スライディングで、江越大賀外野手の足が送球よりも先に 2塁ベースに到達した。 4回一死 1、 2塁、藤井の打球は 3遊間の深い所へ。好スタート＆全力疾走で遊撃手・白崎の野選を誘い、満塁の好機を作り出した。二死後、鳥谷の右越え 2点 2塁打につなげた。
｢普通のプレーです。全力でやっただけです｣
ピンチを一転、チャンスにかえた。勝ち越し劇の主役は鳥谷でも、立派な助演男優賞だった。
平田ヘッドコーチは｢きょうのポイントだよ。チームプレーだよね。素晴らしいリードオフとスライディングだったよ｣と称賛した。同ヘッドは50メートル 5秒 8の俊足でありながら、走塁の意識が薄れていた長崎・海星高の後輩をシーズン序盤叱ったことがある。
![藤井彰人捕手と笑顔で話す江越大賀外野手]()
4回、大和の内野ゴロの間に生還した藤井彰人捕手と笑顔で話す江越大賀外野手＝京セラドーム大阪
江越はファーム落ちの間、走塁への取り組み方を変えてきた成果を大事な場面で披露。 4回の内野安打も全力疾走でもぎ取った。和田監督も｢全力疾走することで相手の野手を焦らすような走塁が今のところできている。スピードを落とさずスライディングができる選手。一瞬たりとも気を抜かずに全力プレーでやってほしい｣と目を細めた。
猛暑の 8月は、もうすぐ終わるが、背番号｢２５｣は夏バテ知らずだ。伊藤トレーニングコーチは｢しっかりジョグやストレッチをさせて、汗をかかせています｣と説明する。江越ら若手は遠征先では涼しい午前中に打撃練習やウエートトレのメニューを与えられており、息切れとは無縁だ。
チームに貢献できるのは、バットだけじゃない－。残り31試合、優勝まで全力で駆け抜ける。
![抑えた岩崎優投手]()
7回を 2失点に抑えた先発の岩崎優投手＝京セラドーム大阪
先発の岩崎優投手が 7回 4安打 2失点と好投。 3勝目を挙げた。 1点を先制した直後の 2回。一死満塁から高城に押し出し四球を同点とされる。しかし以降は安定した投球を披露。 7回にバルディリスにソロ本塁打を浴びるも、 7回 2失点にまとめた。
岩崎はヒーローインタビューで｢いいところと悪いところが出たと思う。こういう内容でも勝たせてもらったので、またどんどん自分自身乗っていけるように頑張ります｣と表情を引き締めた。
![岩崎優投手]()
岩崎優投手は丁寧に低めをついて、７回２失点で３勝目を挙げた＝京セラドーム大阪
いつものようにひょうひょうとした表情で打者を次々に斬った。岩崎が落ち着いたマウンドさばきでＤｅＮＡ打線に的を絞らせなかった。独特のフォームから腕をしならせ、テンポよく投げ込んだ。
｢自分は 1つも負けられないという気持ち。あと“借金が 2つ”あるので結果を残していかないといけない｣
開幕 5連敗後の自身初の 3連勝。昇り調子の左腕は、借金完済に意欲をみせた。 1－ 0の 2回無死満塁のピンチで踏ん張った。一死後、高城に押し出し四球で同点にされたが、女房役の藤井から｢窮屈になるなよ！！ どんどん来い！！｣と鼓舞された。｢点の取られ方が悪かった。気持ちが逃げていた。藤井さんが励ましてくれました｣。気合を入れ直して、後続をピシャリ。 7回にバルディリスに左翼へソロを浴びたが、この回を最後まで投げきり、 7回 4安打 2失点。今季初の中 5日での先発は88球の省エネ投球だった。
![お立ち台で笑顔を浮かべた岩崎優投手]()
お立ち台で試合中には見せない笑顔を浮かべた岩崎優投手。その理由はもらえたトラッキー人形にあった＝京セラドーム大阪
鳥谷とともに招かれたお立ち台で、試合中には見せることのないとびきりの笑顔を浮かべた。岩崎家はもともと大のヤクルトファンだったが、岩崎が阪神に入団してから、一家で虎党にくら替え。祖母・政子さんは球団マスコットのトラッキーがお気に入りとあり、ヒーロー賞を獲得すればもらえるぬいぐるみを静岡の実家に送ることをモチベーションにしていた。今季 3勝目はうれしい本拠地初勝利。欲しかったヒーロー賞を無事ゲットした。
8月は 4試合で 3勝 1敗、防御率1.42。前カードの巨人 3連戦(東京Ｄ)ではメッセンジャー、能見、藤浪の 3本柱を立てて 3連敗。苦しい時期にローテ 5番手の独り立ちは頼もしい限りだ。和田監督は｢しっかりとゲームを作ってくれた｣とたたえた。
岩崎は｢優勝を目指して 1つ 1つ勝てるように頑張ります｣と控えめに優勝を誓った。遅れてやってきた孝行息子が和田阪神を救う。
やればできる！全員でやったから勝てた！これからも、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![2015年 公式戦 日程と結果( 8月)]()
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
![2015年 公式戦 日程と結果( 9月)]()
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
![2015年 公式戦 日程と結果(10月)]()
2015年 公式戦 日程と結果(10月)
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8月22日現在対戦表
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鳥谷敬内野手(34)が今季 7度目の猛打賞。通算 123度は、 2リーグ分立後(1950年以降)では、藤田平の 150、真弓明信の 139、和田豊の 134に次ぐ球団 4位。
鳥谷敬内野手が勝ち越しタイムリー 2塁打を放った。 1－ 1の 4回。二死満塁から初球を狙い打ち、右翼越えの適時 2塁打。前日21日同戦に続いて 2試合連続の打点となった。初回、先頭で中前打。福留の適時 2塁打で先制のホームイン。すると 4回二死満塁には、ライトオーバーの 2点 2塁打。 8回二死 1塁ではセンターオーバーの適時 3塁打を放ち今季 7度目の猛打賞。本塁打が出ればサイクル安打の大活躍だった。チームリーダーの爆発でＶへ再起動。巨人は敗れ、 2位に 1.5差。このまま突っ走るだけだ。
福留孝介外野手(38)が先制タイムリーを放った。初回一死 2塁でＤｅＮＡ先発三嶋から右中間へ適時 2塁打。21日同戦を休養し体調万全のベテランが、いきなり結果を出した。休んだ分だけ仕事する。 2試合ぶりのスタメンの福留が 1回、先制の適時 2塁打。守備だけだった前日の休養日から一夜明けた最初の打席でしっかりと結果を出した。先頭・鳥谷が中前打で出塁し、続く大和が犠打成功。一死 2塁で勝負強さを発揮した。フルカウントから内角のスライダーをとらえ、右中間を真っぷたつ。今季59打点はゴメスと並びチームトップタイとなった。巨人戦で 3連敗した分、ホームで必ず取り返す。23日の第 3戦が大事。福留がチームを 3連勝に導いてみせる。
長いトンネルをようやく抜けた。マウロ・ゴメス内野手(30)が 4試合ぶりに快音を響かせた。 7試合連続で打点なしとなったが、心配はもういらない。
併殺を覚悟した虎党は驚いたに違いない。目を疑うような超高速スライディングで、江越大賀外野手(22)の足が送球よりも先に 2塁ベースに到達した。 4回一死 1、 2塁、藤井の打球は 3遊間の深い所へ。好スタート＆全力疾走で遊撃手・白崎の野選を誘い、満塁の好機を作り出した。二死後、鳥谷の右越え 2点 2塁打につなげた。ピンチを一転、チャンスにかえた。勝ち越し劇の主役は鳥谷でも、立派な助演男優賞だった。平田ヘッドコーチは50メートル 5秒 8の俊足でありながら、走塁の意識が薄れていた長崎・海星高校の後輩をシーズン序盤叱ったことがある。江越はファーム落ちの間、走塁への取り組み方を変えてきた成果を大事な場面で披露。 4回の内野安打も全力疾走でもぎ取った。チームに貢献できるのは、バットだけじゃない－。残り31試合、優勝まで全力で駆け抜ける。
先発の岩崎優投手(24)が 7回 4安打 2失点と好投。 3勝目を挙げた。 1点を先制した直後の 2回。一死満塁から高城に押し出し四球を同点とされる。しかし以降は安定した投球を披露。 7回にバルディリスにソロ本塁打を浴びるも、 7回 2失点にまとめた。岩崎はヒーローインタビューで表情を引き締めた。鳥谷とともに招かれたお立ち台で、試合中には見せることのないとびきりの笑顔を浮かべた。岩崎は控えめに優勝を誓った。遅れてやってきた孝行息子が和田阪神を救う。記事をまとめてみました。
＜阪神 7－ 2ＤｅＮＡ＞21回戦◇22日◇京セラドーム大阪
阪神は初回、一死 2塁から福留が右中間へ適時 2塁打を放ち先制。ＤｅＮＡは 2回、高城の押し出し四球で同点に追いつく。
阪神は 4回、二死満塁から鳥谷の 2点適時 2塁打で勝ち越し。さらに二死 2、 3塁から敵失で加点しこの回 3得点。
ＤｅＮＡは 7回にバルディリスの11号ソロ。阪神は 7回に今成の犠飛、 8回は鳥谷の適時打などで突き放し 2連勝。首位をキープした。
お立ち台で岩崎優投手(左)とポーズをとる鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
阪神がＤｅＮＡに連勝し首位キープ、夏の長期ロード勝ち越しも決めた。
序盤、中盤、終盤と隙なく得点を重ね、12安打 7得点の快勝。投げては先発岩崎優投手が 7回 2失点の好投で盤石な試合運びだった。
和田豊監督は｢(巨人戦で) 3タテを食らって帰ってきましたけど、それで逆にチームが一層結束したというか、もう 1回やるぞという気持ちが選手から出ている。 1戦 1戦、 1戦必勝で。明日からも頑張ります｣と話した。
勝利を祝う、左から和田豊監督、江越大賀外野手、岩崎優投手ら＝京セラドーム大阪
阪神は夏のロードを 4試合残して11勝 6敗とし、勝ち越しが決定。夏のロード勝ち越しは 3年連続で、17戦目での決定は和田政権では最速。就任 1年目の2012年 7勝14敗 3分けと負け越したが、2013年は14勝 9敗、2014年は11勝10敗と健闘している。
阪神は京セラドームでの主催試合は昨年 8月19日の中日戦から11連勝中。今季はオリックス主催試合で 3連敗しており、2015年のここまでの通算成績は 7勝 3敗。
鳥谷敬内野手が今季 7度目の猛打賞。通算 123度は、 2リーグ分立後(1950年以降)では、藤田平の 150、真弓明信の 139、和田豊の 134に次ぐ球団 4位。
4回裏阪神二死満塁、鳥谷敬内野手は右越えに適時 2塁打を放った＝京セラドーム大阪
鳥谷敬内野手が勝ち越しタイムリー 2塁打を放った。 1－ 1の 4回。二死満塁から初球を狙い打ち、右翼越えの適時 2塁打。｢満塁だったので初球から思い切って打ちにいきました。次の 1点を先に取ることが大事だと思っていたので、チャンスで打てて良かったです｣。
前日21日同戦に続いて 2試合連続の打点となった。
8回裏阪神二死 1塁、鳥谷は右中間に適時 3塁打を放った鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
鳥谷敬内野手が 3安打 3打点の活躍で勝利に貢献した。初回、先頭で中前打。福留の適時 2塁打で先制のホームイン。すると 4回二死満塁には、ライトオーバーの 2点 2塁打。 8回二死 1塁ではセンターオーバーの適時 3塁打を放ち今季 7度目の猛打賞。本塁打が出ればサイクル安打の大活躍だった。
ヒーローインタビューで｢( 4回は)チャンスだったのでどんどんいこうという気持ちでした。(チーム状態は)いいときも悪いときもありますけど、今はいい状態で戦えている。明日も勝てるように頑張ります｣。満塁時にはこれで 7打数 5安打12打点。キャプテンの勝負強さが際立ったゲームとなった。
1回、安打を放った鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
新満塁男や！！ 鳥谷敬内野手が同点の 4回二死満塁から決勝の右越え 2点 2塁打を放つなど、 3安打 3打点の大暴れ。敗れた２位巨人に 1.5差をつけ、首位をキープした。今季満塁打率 0.714を誇るキャプテンの劇打で連勝に導き、18日からの巨人戦 3連敗(東京Ｄ)のショックを一掃。夏のロード勝ち越しも決まった。もう 1回突っ走るで！！
塁上を走者が一斉に駆けまわった。虎の加速を象徴する軽快なシーンで、首位キープの決勝点が刻まれた。試合を大きく動かしたのはチームの顔。鳥谷がタテジマを連勝に導いた。
｢チャンスだったので、どんどん振っていこうという気持ちで打席に入ったのが、いい結果につながりました｣
4回、 2点適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
1－ 1の 4回二死満塁。積極打法を決めた背番号｢１｣が三嶋の初球の失投を逃すはずなかった。内角よりの直球を仕留め、あっという間に右翼頭上へ。 2者をかえす勝ち越し 2塁打でリードを奪った。今季は満塁で 7打数 5安打、12打点、打率 0.714。絶好機で、やはりチームリーダーは頼もしかった。
｢(満塁は)たまたまですけど。もっと打てるように頑張ります｣
1回先頭は中前打で先制の起点。 5－ 2の 8回二死 1塁では、右中間を真っ二つに破る適時 3塁打で、ＤｅＮＡにトドメを刺した。今季 7度目の猛打賞となる 3安打 3打点に 6回にはジャンプ一番、ロペスのライナーを好捕。文句なしでお立ち台に上がった。
6回、鳥谷敬内野手はジャンプ一番、ロペスのライナーをキャッチ。打ってはＶ打＆猛打賞の大暴れ＝京セラドーム大阪
適時打の後の恒例のセリフは健在だ。一方、四球が多いのも特徴。前日21日には通算 820四球で掛布雅之が保持していた球団記録を更新したばかり。状況に応じたスタイルを引き出す熟練の技は、大リーグで何人もの強打者を見てきたマートンまでもが一目置く。
米国では、三振と四球の数の比較で打者を評価する方法があり、ほぼ同数で好打者と認められるという。助っ人は、2010年まで10年連続で打率 0.30、30本塁打・ 100打点を達成したアルバート・プホルス(エンゼルス)らの名前を挙げて力説する。｢彼らでも四球と三振の割合は 1対 1くらい。鳥谷には驚かされるよ｣。虎の主将は今季、58三振に対して61四球。 5年連続で四球の方が多い。類い稀な 1番打者の決勝打で首位を守った。
8回、適時 3塁打を放ち滑り込む鳥谷敬内野手＝京セラドーム大阪
2勝すれば巨人の自力優勝の可能性を消すことができた東京ドームで一番やってはいけない 3連敗。ダメージは大きいと思われたが、相性のいい準ホームに帰って連勝だ。京セラドームでの主催試合では昨年から11連勝中の和田監督は｢(巨人に) 3タテを食らって帰ってきたけど、逆にそれでチームがより一層結束した。もう 1回やるぞという気持ちが選手たちから出ている｣と力を込めた。夏のロードを11勝 6敗として、勝ち越しを決めた。先頭に立つヒーローも手応えを感じ取った。
｢いまはいい状態で戦えていると思う。目の前の 1戦 1戦を大事に戦っているので。あしたも勝って、 3連勝できるように頑張ります｣
チームリーダーの爆発でＶへ再起動。巨人は敗れ、 2位に 1.5差。このまま突っ走るだけだ。
1回裏阪神一死 2塁、福留孝介外野手は中越え先制適時 2塁打を放った＝京セラドーム大阪
福留孝介外野手が先制タイムリーを放った。初回一死 2塁でＤｅＮＡ先発三嶋から右中間へ適時 2塁打。｢打ったのはスライダー。球種どうこうというよりもストライクゾーンに来たボールをたたくことだけを考えていました。走者をかえす打撃が出来て良かったです｣。21日同戦を休養し体調万全のベテランが、いきなり結果を出した。
福留孝介外野手は 1回、右越えに先制 2塁打。休養日明けの第 1打席で快音＝京セラドーム大阪
休んだ分だけ仕事する。 2試合ぶりのスタメンの福留が 1回、先制の適時 2塁打。守備だけだった前日の休養日から一夜明けた最初の打席でしっかりと結果を出した。
｢フルカウントだったので、球種どうこうというよりもストライクゾーンに来たボールを叩くことだけを考えていた。 1、 2番がいい形でチャンスメークしてくれた場面だったし、ランナーをかえすバッティングができてよかった｣
8回、安打を放った福留孝介外野手＝京セラドーム大阪
先頭・鳥谷が中前打で出塁し、続く大和が犠打成功。一死 2塁で勝負強さを発揮した。フルカウントから内角のスライダーをとらえ、右中間を真っぷたつ。今季59打点はゴメスと並びチームトップタイとなった。チームに勢いをもたらしたが｢いい流れは昨日からチームが作っているわけだから、俺の一打どうこういうのはない｣と控えめだった。
これで19日の巨人戦から 5打数連続安打＆ 7打席連続出塁をマーク。 8回二死 1塁では、カウント 3－ 0から積極的にスイング。右前打を放ち、今季26度目のマルチ安打だ。
｢ホームに帰ってきてから、しっかりと 2つ取れている。せっかく 2つ取ったんだから、明日もそれができるようにやるだけ｣
巨人戦で 3連敗した分、ホームで必ず取り返す。23日の第 3戦が大事。福留がチームを 3連勝に導いてみせる。
マウロ・ゴメス内野手は 7回、 2安打目となる左前打を放ち、復活をアピール＝京セラドーム大阪
長いトンネルをようやく抜けた。マウロ・ゴメス内野手が 4試合ぶりに快音を響かせた。
｢ストライクゾーンに来た球をしっかり見ることができたし、しっかり振れた｣
5回、先頭で迎えた第 3打席だ。早々と追い込まれたが、ボール球を見極めてフルカウントに持ち込み、 7球目のスライダーを中前に運んだ。15打席ぶりの安打を放つと、 7回無死 1、 2塁でチャンスを広げる左前打。マルチ安打で不振からの脱出をアピールした。
外のスライダーにバットが止まらず、快音が消えていた。試合前の練習では、和田監督から直接指導を受けた。｢楽に打て｣｢肩の開きが早い。引きつけて打て｣。メンタル面と技術面の両方でアドバイスをもらい、すぐに結果を残した。 4番の復調に｢そこが一番の収穫。きょうの一本は本人にとっても大きいんじゃないかな｣と指揮官。価値ある 1勝だった。
｢これを続けていきたい｣。ゴメスは完全に自信を取り戻した様子。指揮官も｢明日以降もやってくれるでしょう｣と期待を寄せた。 7試合連続で打点なしとなったが、心配はもういらない。
4回、 1走・江越大賀外野手は藤井の遊ゴロで全力疾走＆超高速スライディング。 2塁に先着し、野選を誘い、チャンスを広げた＝京セラドーム大阪
併殺を覚悟した虎党は驚いたに違いない。目を疑うような超高速スライディングで、江越大賀外野手の足が送球よりも先に 2塁ベースに到達した。 4回一死 1、 2塁、藤井の打球は 3遊間の深い所へ。好スタート＆全力疾走で遊撃手・白崎の野選を誘い、満塁の好機を作り出した。二死後、鳥谷の右越え 2点 2塁打につなげた。
｢普通のプレーです。全力でやっただけです｣
ピンチを一転、チャンスにかえた。勝ち越し劇の主役は鳥谷でも、立派な助演男優賞だった。
平田ヘッドコーチは｢きょうのポイントだよ。チームプレーだよね。素晴らしいリードオフとスライディングだったよ｣と称賛した。同ヘッドは50メートル 5秒 8の俊足でありながら、走塁の意識が薄れていた長崎・海星高の後輩をシーズン序盤叱ったことがある。
4回、大和の内野ゴロの間に生還した藤井彰人捕手と笑顔で話す江越大賀外野手＝京セラドーム大阪
江越はファーム落ちの間、走塁への取り組み方を変えてきた成果を大事な場面で披露。 4回の内野安打も全力疾走でもぎ取った。和田監督も｢全力疾走することで相手の野手を焦らすような走塁が今のところできている。スピードを落とさずスライディングができる選手。一瞬たりとも気を抜かずに全力プレーでやってほしい｣と目を細めた。
猛暑の 8月は、もうすぐ終わるが、背番号｢２５｣は夏バテ知らずだ。伊藤トレーニングコーチは｢しっかりジョグやストレッチをさせて、汗をかかせています｣と説明する。江越ら若手は遠征先では涼しい午前中に打撃練習やウエートトレのメニューを与えられており、息切れとは無縁だ。
チームに貢献できるのは、バットだけじゃない－。残り31試合、優勝まで全力で駆け抜ける。
7回を 2失点に抑えた先発の岩崎優投手＝京セラドーム大阪
先発の岩崎優投手が 7回 4安打 2失点と好投。 3勝目を挙げた。 1点を先制した直後の 2回。一死満塁から高城に押し出し四球を同点とされる。しかし以降は安定した投球を披露。 7回にバルディリスにソロ本塁打を浴びるも、 7回 2失点にまとめた。
岩崎はヒーローインタビューで｢いいところと悪いところが出たと思う。こういう内容でも勝たせてもらったので、またどんどん自分自身乗っていけるように頑張ります｣と表情を引き締めた。
岩崎優投手は丁寧に低めをついて、７回２失点で３勝目を挙げた＝京セラドーム大阪
いつものようにひょうひょうとした表情で打者を次々に斬った。岩崎が落ち着いたマウンドさばきでＤｅＮＡ打線に的を絞らせなかった。独特のフォームから腕をしならせ、テンポよく投げ込んだ。
｢自分は 1つも負けられないという気持ち。あと“借金が 2つ”あるので結果を残していかないといけない｣
開幕 5連敗後の自身初の 3連勝。昇り調子の左腕は、借金完済に意欲をみせた。 1－ 0の 2回無死満塁のピンチで踏ん張った。一死後、高城に押し出し四球で同点にされたが、女房役の藤井から｢窮屈になるなよ！！ どんどん来い！！｣と鼓舞された。｢点の取られ方が悪かった。気持ちが逃げていた。藤井さんが励ましてくれました｣。気合を入れ直して、後続をピシャリ。 7回にバルディリスに左翼へソロを浴びたが、この回を最後まで投げきり、 7回 4安打 2失点。今季初の中 5日での先発は88球の省エネ投球だった。
お立ち台で試合中には見せない笑顔を浮かべた岩崎優投手。その理由はもらえたトラッキー人形にあった＝京セラドーム大阪
鳥谷とともに招かれたお立ち台で、試合中には見せることのないとびきりの笑顔を浮かべた。岩崎家はもともと大のヤクルトファンだったが、岩崎が阪神に入団してから、一家で虎党にくら替え。祖母・政子さんは球団マスコットのトラッキーがお気に入りとあり、ヒーロー賞を獲得すればもらえるぬいぐるみを静岡の実家に送ることをモチベーションにしていた。今季 3勝目はうれしい本拠地初勝利。欲しかったヒーロー賞を無事ゲットした。
8月は 4試合で 3勝 1敗、防御率1.42。前カードの巨人 3連戦(東京Ｄ)ではメッセンジャー、能見、藤浪の 3本柱を立てて 3連敗。苦しい時期にローテ 5番手の独り立ちは頼もしい限りだ。和田監督は｢しっかりとゲームを作ってくれた｣とたたえた。
岩崎は｢優勝を目指して 1つ 1つ勝てるように頑張ります｣と控えめに優勝を誓った。遅れてやってきた孝行息子が和田阪神を救う。
やればできる！全員でやったから勝てた！これからも、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
2015年 公式戦 日程と結果(10月)
8月22日現在順位表
8月22日現在対戦表
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