スポニチによると、中日の山本昌とアニキ・金本二人で珍記録達成記事が出ていましたので、整理した記事と共に紹介します。
中日の山本昌が15日、甲子園で行われた阪神戦に先発。 8回 2安打 6三振無失点に抑え、今季初勝利を挙げた。46歳 8カ月 4日での勝利は1948年に浜崎真二(当時=阪急,現在=オリックス)がマークした最年長先発勝利のプロ野球記録(46歳 8カ月)を64年ぶりに塗り替えた。
「投げられない時期が一番つらかった。報われたよ。諦めないで頑張ってきて良かった。いろいろと“最年長”がついているけれど、年齢は関係ない」。 8回 2安打無失点。完封こそ逃したが、2010年 9月11日の横浜戦(ナゴヤドーム)以来 582日ぶりの勝利だ。46歳 8カ月と 4日での白星がセ・リーグ史上最年長記録となるのはもちろん、先発勝利のプロ野球記録。プロ29年目、通算 211勝は球団最多の杉下茂氏(86)に並んだ。
中日・山本昌は 8回無失点でセ最年長勝利を飾る
圧巻だった。 2~ 7回はパーフェクト。 130キロ前後の直球にスライダー、スクリューを織り交ぜた老かいな投球術を披露した。 8回二死 1、 2塁では代打・関本に最速タイとなる 136キロの直球。「低めに、とだけ思った」と左飛に仕留めてピンチを脱すると、ベンチに戻って「もういいです」と高木監督に自ら降板を申し出た。
一時は引退も覚悟した。昨春キャンプで故障した右足首痛が長引き、 9月には球団に進退伺を出した。慰留され、手術をして現役続行を決断したが「もういいかな…」と思ったこともある。それでも昨年末に台湾で開催された名球会イベントで、最多勝を獲得した1993、1994年にチームを率いていた高木監督から「開幕、いくか?」と告げられ、目の色が変わった。
「僕の一番いい時期を知ってくれている人。開幕投手ではなかったけれど、開幕ローテーションに入れただけでうれしかった」。キャンプ、オープン戦から猛アピールを続けた。オフには「駄目ならば辞めればいいだけ」と達観していたが、今は「引退」の2文字を口にすることはない。プロ292年目。頼れるベテランはまだまだやる気満々だ。
≪プロ野球最年長先発勝利記録を64年ぶりに塗り替える≫
46歳 8カ月の山本昌(中日)が 8回無失点で今季初勝利。セでは工藤公康(横浜)が2009年 7月 1日ヤクルト戦でマークした46歳 1カ月を更新する最年長勝利となった。また先発勝利は浜崎真二(阪急)が48年 8月10日南海戦で同じ46歳 8カ月で記録しているが、山本昌はこれを 4日上回り、プロ野球最年長記録を64年ぶりに塗り替えた。なお、通算勝利は 211勝となり杉下茂の持つ球団最多記録に並んだ。
≪金本と合計年齢90歳以上の顔合わせは62年ぶり≫
この日は44歳 0カ月の金本(阪神9と 3打席対戦。合計年齢が90歳以上の顔合わせは珍しく、1950年11月 5日阪急(現オリック)―毎日(現ロッテ)戦でともに48歳だった浜崎真二(阪急)と湯浅禎夫(毎日)以来62年ぶり 2度目。
森野(右)からウイニングボールを受け取る今季初勝利の山本昌
山本昌投手と杉下茂氏のコメントが、報知新聞に出ていたのでこちらも紹介しましょう。
山本昌投手:「頑張ってきてよかった。手術もしたし、お世話になった方に感謝したい。 8回がもうちょっとすっといけば、もう 1回いけたと思う。いろいろ最年長がついて回るが年齢は関係ない。これからも頑張りたい」
杉下茂氏:「自分のことのようにうれしい。あいつなら、もっと早く並ばないといけない。わたしから見れば、まだまだできる。1日でも早く追い抜いてもらいたい」
(山本)昌さんおめでとうございます。これからは、虎をあまり虐めないでくださいね。lol
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中日の山本昌46歳 8カ月 4日での先発勝利…44歳・金本と珍記録も…
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